JP4507655B2 - 高性能セミリジッド同軸ケーブルおよび該同軸ケーブルアセンブリ - Google Patents
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Description
従来のセミリジッド同軸ケーブルは、中心導体の外周をPE(ポリエチレン)樹脂の充実体若しくは発泡体またはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)樹脂の充実体若しくは多孔質体等の絶縁体で被覆すると共に、その絶縁体の外側に銅製パイプを被せダイス引きにより絶縁体に密着させ外部導体を形成した構成になっており、例えば下記特許文献1に記載されている。また図3に比較例1のセミリジッド同軸ケーブル10’aとして、中心導体1:銀めっき銅被覆鋼線(SPCP)、絶縁体2:PTFE樹脂、外部導体3:Cu(銅)の断面図を、図4に比較例2のセミリジッド同軸ケーブル10’bとして、中心導体1:銀めっき銅被覆鋼線(SPCP)、絶縁体2:多孔質PTFE樹脂、外部導体3:Cuの断面図を示す。また、ケーブルに軽量化が求められる用途では、銅製パイプの替わりにアルミ製パイプが、断熱性や耐腐食性が求められる用途では、銅製パイプの替わりにステンレス製パイプが一般的に用いられている(図5に比較例3のセミリジッド同軸ケーブル10’cとして、中心導体1:SPCP、絶縁体2:多孔質PTFE樹脂、外部導体3:AL(アルミニウム)の断面図を示す)。更に低減衰量が求められる用途では、アルミパイプやステンレスパイプの内側に銅や銀や金などの良導電性金属を特殊な方法でメッキしたものが用いられることもある。そして、これらセミリジッド同軸ケーブルを同軸型コネクタにアセンブリする際には、はんだやカシメによる接続手法がとられる。かかるセミリジッド同軸ケーブルアセンブリは、金属製パイプの優れた遮蔽効果と反射特性、減衰特性等から一般的にDC〜40GHz程度までの高周波帯域に使用可能である。
昨今の高周波機器類は装置の小型化や軽量化が進み、セミリジッド同軸ケーブルおよび同軸ケーブルアセンブリにおいても軽量化の要求が強い。そこで従来は、絶縁体に多孔質タイプを用い、セミリジッド同軸ケーブルの外部導体のみを銅製からアルミ製に替え対応していたが、銅の体積固有抵抗は1.72E-06(Ω.cm)であるのに対し、アルミのそれは2.89E-06(Ω.cm)であるため、図6の比較例3に示す通り、特に高周波帯域における挿入損失が悪化してしまうという問題があった。また、絶縁体に充実タイプを用いた場合は、図6の比較例1に示す通り、比較例2、3のような多孔質タイプを用いた場合と比較して高周波帯域における挿入損失が悪く、また温度変化に伴う体積変動が大きいため、電気特性、例えば図7の比較例1に示す通り温度変化に対する位相変動が大きくなってしまうという問題があった。また、同軸ケーブルに断熱性や耐腐食性が求められる場合には、外部導体にステンレス材を使用することがあるが、この場合も上記と同様の問題が生じるという問題があった。なお、挿入損失の改善を目的にアルミパイプやステンレスパイプの内側に銅や銀や金などの良導電性金属をめっきする手法も考えられるが、特殊な下地処理が必要になり、また有害な溶剤を用いるなど、作業工程やコスト面で問題があった。そして、外部導体にアルミやステンレスを選択する場合には、コネクタアセンブリ時に通常の半田加工が行えず、カシメ等の手法をとる必要があり、また高周波帯域における伝送特性の確保が難しいという問題があった。
本発明は、上記従来技術が有する各種問題点を解決するためになされたものであり、セミリジッド同軸ケーブルおよび同軸ケーブルアセンブリの軽量化や断熱性、耐腐食性を図りつつも、ケーブルの温度変化に伴う電気特性の変動(例えば位相変動)が小さく、また65GHzを越える帯域まで良好な伝送特性を有し、自然環境やコスト面にも配慮した高性能セミリジッド同軸ケーブルおよび高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリを提供することを目的とする。
上記第1観点のセミリジッド同軸ケーブルでは、絶縁体として多孔質未焼結PTFE樹脂の押し出し被覆を用いているので、電気特性が良好となり好ましい。また外部導体として良導電性の金属箔、例えば銀めっき圧延軟銅テープ(銀の体積固有抵抗は1.62E-06
Ω.cm)の螺旋巻きにより形成した第一の外部導体(金属箔外部導体)(内側の外部導体)と、金属製パイプを被せダイス引きし金属箔に密着させた第二の外部導体(金属パイプ外部導体)(外側の外部導体)とで構成したものである。ここで、外部導体二層間は確実に密着していることが重要であり、ダイス引きに用いるダイス径は最適なサイズを選定する必要がある。なお、電気特性を決めている外部導体は第一の外部導体の金属箔であり、第二の外部導体の金属パイプは電気特性に影響を与えないため、金属パイプの材質は用途に合わせ任意のものを選定することが出来る。そして、本発明のセミリジッド同軸ケーブルは同軸型コネクタ本体に機械的・電気的に確実に接続を行うことにより、電気特性が良い高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリが得られる。
幅W=1.2×ln(X)+1.6 (許容値±50%) −−(1)
厚さT=0.013×ln(X)+0.02(許容値±50%) −−(2)
但し、0.5<X<4.5
なお、上記(1)、(2)式は、前記第一の外部導体のテープ状金属箔として、どのような幅と厚さのものが好ましいかを絶縁体外径毎に試作して検討し、その結果をグラフにプロットすることにより導出したものである。
上記(1)、(2)式において(許容値±50%)とした理由は、±50%までは特性上問題がなく許容できるためである。なお、金属箔の厚さや幅が上記(1)、(2)式の範囲を超えて大き過ぎると一定の巻き張力での均一な巻き回しが不可能になり、また金属箔の厚さや幅が上記(1)、(2)式の範囲を超えて小さ過ぎると機械的強度が得られないので好ましくない。また絶縁体外径X(mm)を0.5<X<4.5と限定した理由は、この範囲の絶縁体外径が通常のセミリジッド同軸ケーブルの絶縁体外径として好ましいためである。また前記テープ状金属箔の螺旋巻き時の重なりを、該金属箔の幅の27〜48%と限定した理由は、金属箔の重なりが27%未満では、ケーブル屈曲時または振動や衝撃等外的要因に対して重なり部位の接触が不完全となる危険性があり、また金属箔の重なりが48%を超えると、螺旋巻き外部導体が金属箔幅の48%を超えた重なりで強固に形成されてしまうために、周期的な不連続ピッチによる影響が強く現れ、反射スパイクが顕著になる(反射特性が悪化する)ので好ましくないためである。
上記第2観点の同軸ケーブルでは、絶縁体外径をX(mm) とした場合、第一の外部導体の金属箔の幅W(mm)と厚さT(mm)が上記(1)、(2)式を満足するテープ状の金属箔を用い、また該金属箔の螺旋巻き時の重なりを該金属箔の幅の27〜48%の範囲に限定したことで、一定張力による均一な巻き回しが可能になったものである。これにより、金属箔の螺旋巻きによる外部導体の内面の凹凸、すなわち絶縁体表面の凹凸は48%を超える重ね巻き時に比べ分散し且つ滑らかになるため、周期的な不連続ピッチが緩和され特定周波数の反射スパイクが低減できる。なお上記第1観点の同軸ケーブルと同様の作用・効果を奏するのは勿論である。
上記第3観点の同軸ケーブルでは、第二の外部導体の金属製パイプの材質がアルミニウムなので同軸ケーブルの軽量化が計れるので好ましい。なお、中心導体もアルミ材として構わないが、ケーブル全体に占めるウエイトが低いためアルミ以外の金属、合金、めっき線を選択しても十分軽量化が図れる。なお上記第1、2観点の同軸ケーブルと同様の作用・効果を奏するのは勿論である。
上記第4観点の同軸ケーブルでは、外部導体の金属製パイプの材質がステンレスからなるので断熱性や耐腐食性が良くなり好ましい。またベリリウム銅やリン青銅を用いても断熱効果が得られる。さらにリン青銅や黄銅を用いた場合には非磁性対応になる。なお上記第1、2観点の同軸ケーブルと同様の作用・効果を奏するのは勿論である。
上記第5観点の同軸ケーブルでは、前記二層の外部導体の外周に絶縁シースを被覆したので同軸ケーブルが絶縁された構造となり好ましい。なお上記第1、2、3または4観点の同軸ケーブルと同様の作用・効果を奏するのは勿論である。
上記第二外部導体の外周表面の螺旋状凹凸加工は、例えばGroove DiceによるSpiral Groove加工、すなわち、専用ねじ切りダイスを用いた粗雄ねじ加工を用いることができる。また接着剤は第二外部導体の先端面(フランジの内壁に突き当てる面)には塗布しないものとする。なお、同軸ケーブルのコネクタ接続先端部の段差加工は、中心導体、絶縁体、第二外部導体が順次露出するようにしても良い。
上記第6観点の同軸ケーブルアセンブリでは、セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続する際、従来からの半田接続方式ではなく、同軸ケーブルの段差・螺旋状凹凸加工接続先端部と内面螺旋状凹凸加工金属製シェルの螺旋状凹凸接合と接着剤を併用し、シェル先端部のフランジ内壁にケーブルの二層の外部導体先端面を突き当て、二層の外部導体およびシェルを機械的に固着させ電気的に接続した方式であるので、従来のような半田接続に起因する問題点が生じることはなく、65GHzを越える高周波帯域まで良好な伝送特性が得られる。
上記第7観点の同軸ケーブルアセンブリでは、セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続する際、従来からの半田接続方式ではなく、内面に突起を備え、好ましくはフランジに向かって先細りとなるテーパー付きの穴を有する金属製シェルを用い、接着剤を併用し、シェル先端部のフランジ内壁にケーブルの二層の外部導体先端面を突き当て、二層の外部導体およびシェルを機械的に固着させ電気的に接続した方式であるので、従来のような半田接続に起因する問題点が生じることはなく、65GHzを越える高周波帯域まで良好な伝送特性が得られる。
上記第8観点の同軸ケーブルアセンブリでは、セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続する際、従来からの半田接続方式ではなく、フランジを有しない筒状の金属製シェルを用い、接着剤を使用して二層の外部導体およびシェルを機械的に固着させた方式であるので、従来のような半田接続に起因する問題点が生じることはなく、65GHzを越える高周波帯域まで良好な伝送特性が得られる。
上記第9観点の同軸ケーブルアセンブリでは、上記各観点の同軸型コネクタ本体として、プラグタイプの同軸型コネクタ本体、ジャックタイプの同軸型コネクタ本体、またはケーブル導体を直に中心コンタクトに用いたプラグタイプの同軸型コネクタ本体を用い、これらのコネクタ本体に前記シェル装着ケーブル体を挿入し、金属製クランプにて締め付け固定することにより優れた電気的特性を有し、且つ多彩なシリーズ化が可能な同軸ケーブルアセンブリとすることができる。
また、良導電性金属箔の幅W(mm)と厚さT(mm)を特定した本発明のセミリジッド同軸ケーブルにおいては、一定張力による均一な巻き回しが可能となり、これにより金属箔の螺旋巻きによる外部導体の内面の凹凸、すなわち絶縁体表面の凹凸が分散し且つ滑らかになるため、周期的な不連続ピッチが緩和され特定周波数の反射スパイクが低減出来る。また前記第二外部導体の金属製パイプの材質をアルミニウムとした場合は、同軸ケーブルの軽量化が計れるので好ましい。また第二外部導体の金属製パイプの材質をステンレスとした場合は、同軸ケーブルの断熱性や耐腐食性が良くなるので好ましい。なお、ベリリウム銅やリン青銅を用いても断熱効果が期待でき、リン青銅や黄銅を用いた場合には非磁性化が計れ、その用途に有用である。
更に本発明による同軸ケーブルアセンブリにおいては、コネクタ接続先端部はセミリジッド同軸ケーブルを中心導体、第二外部導体が順次露出するよう段差加工し、また場合によっては前記特定加工を施し、また接着剤と併用し、外部導体外周上に前記特定構造の金属製シェルを装着後、同軸型コネクタ本体に機械的・電気的に確実に接続した方式であるので、従来のような半田接続に起因する問題点が生じることはなく、65GHzを越える高周波帯域まで良好な伝送特性が得られる。
従って、本発明は産業上に寄与する効果が極めて大である。
図1は、本発明のセミリジッド同軸ケーブルの第1実施形態(実施例1)を示す断面図である。図2は、本発明のセミリジッド同軸ケーブルの第2実施形態(実施例2)を示す断面図である。図6はセミリジッド同軸ケーブルの外部導体材質、絶縁体材質の違いによる挿入損失特性を示すチャートである。図7はセミリジッド同軸ケーブルの絶縁体材質の違いによる温度変化に伴う位相変動を示すチャートである。図8は、本発明に係る同軸ケーブルアセンブリにおいて、セミリジッド同軸ケーブルおよび接続先端部を説明するための略図であり、左方部は段差・螺旋状凹凸加工接続先端部の構成、また右方部はケーブルの構成を示す(実施例1の同軸ケーブルの外周に絶縁シースを被覆した構造)。図9は、本発明に係る同軸ケーブルアセンブリの第1実施形態(実施例3)を説明するための略図であり、段差・螺旋状凹凸加工接続先端部を設けたセミリジッド同軸ケーブルを、フランジ・螺旋状凹凸加工有の金属製シェルに装着したシェル装着ケーブル体と、中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタとの同軸ケーブルアセンブリを示す要部縦断面図である。図10は、本発明に係る同軸ケーブルアセンブリの第2実施形態(実施例4)を説明するための略図であり、段差加工接続先端部を設けたセミリジッド同軸ケーブルを、フランジ・内面突起有の金属製シェルに装着したシェル装着ケーブル体と、中心コンタクト繋ぎ替えジャックタイプの同軸型コネクタとの接続構造を示す要部縦断面図である。また図11は、本発明に係る同軸ケーブルアセンブリの第3実施形態(実施例5)を説明するための略図であり、段差加工接続先端部を設けたセミリジッド同軸ケーブルを、フランジ無の筒状の金属製シェルに装着したシェル装着ケーブル体と、中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタとの同軸ケーブルアセンブリを示す要部縦断面図である。
これらの図において、1は中心導体、2は絶縁体、3は外部導体、3aは第一外部導体(金属箔外部導体)、3bは第二外部導体(金属パイプ外部導体)、4は絶縁シース、10a、10b、10cは本発明の高性能セミリジッド同軸ケーブル、10tは接続先端部(段差・螺旋状凹凸加工接続先端部)(段差加工接続先端部)、11は金属製シェル、11aはシェル装着ケーブル体、12は金属製クランプ、13はケーブル保護パイプ部、14はテーパー部、15はカップリングナット、16はガスケット、17はリティニングリング、23a、23bは熱収縮チューブ、30は高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタアセンブリ)、31は中心コンタクト繋ぎ替え部を備えたプラグコネクタ本体、32は中心コンタクト繋ぎ替え部、40は高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(中心コンタクト繋ぎ替えジャックタイプの同軸型コネクタアセンブリ)、41はジャックタイプ変換部を備えたジャックコネクタ本体、42はジャックタイプ変換部、50は高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタアセンブリ)、51は中心コンタクト繋ぎ替え部を備えたプラグコネクタ本体、52は中心コンタクト繋ぎ替え部、fはフランジ、gは外部導体先端面、hは中心導体嵌合部、iは相手側中心コンタクト嵌合部、jはねじ山部、kは中心コンタクトピン、rは螺旋状凹凸加工面、r’は螺旋状凹凸加工、sは接着剤、またtは突起である。
本発明のセミリジッド同軸ケーブルの実施例1について図1を用いて説明する。
外径0.510mmの銀めっき銅被覆鋼線(SPCP)を中心導体1とし、中心導体1の外周に多孔質未焼結PTFE樹脂(気孔率35%)の絶縁体2を厚さ0.49mmで形成し、その外側に外部導体3として、先ず、幅W(mm)と厚さT(mm)が前記(1)、(2)式を満足するテープ状の金属箔、即ち、幅2.0mm厚さ0.033mmの銀めっき圧延軟銅テープを、定テンションテーピングマシンを用い、重なりおよそ37%にて一定の巻き張力、例えば500g±30gで螺旋巻きして第一外部導体(金属箔外部導体)3aを設け、更にその外側にアルミ製パイプを被せダイス引きして該外部導体3aに密着させ、厚さ0.29mmの第二外部導体(金属パイプ外部導体)3bを設け外径2.19mmの高性能セミリジッド同軸ケーブル10aを得た。本実施例の同軸ケーブル10aは、電気特性に優れ、軽量化が計られているので高周波機器類用として好適である。
ここで、中心導体1には外径0.510mmの銀めっき銅被覆鋼線を用いたが、用途に合わせ他の外径サイズや構成、材質、めっき品でも良い。絶縁体2は多孔質未焼結PTFE樹脂以外の電気特性に優れた絶縁材料に変更可能で、適用方法は押し出し被覆の他、テープ巻きでも良い。また、第一外部導体3aの金属箔はスリット品や良導電性の他のめっき品、蒸着品、金属箔にプラスチックフィルムをラミネートした片面・両面金属ラミネートテープ、金属めっきテープでも良い。また、第一外部導体3aの金属箔は螺旋巻き以外に縦添えでも良い。また、第二外部導体3bのサイズや材質の変更も可能である。更に必要に応じ第二外部導体3bの外周に絶縁シースを施してもよい。
本発明のセミリジッド同軸ケーブルの実施例2について図2を用いて説明する。
外径0.287mmの銀めっきベリリウム銅線(ベリリウム銅+青化銅めっき下地処理0.5μm+銀めっき5μm)を中心導体1とし、中心導体1の外周に多孔質未焼結PTFE樹脂の絶縁体2を厚さ0.27mmで形成し、その外側に外部導体3として、先ず、幅W(mm)と厚さT(mm)が前記(1)、(2)式を満足するテープ状の金属箔、即ち、幅0.8mm厚さ0.015mmの圧延銀めっき軟銅箔を、定テンションテーピングマシンを用い、重なりおよそ35%にて一定の巻き張力で均一に螺旋巻きして第一外部導体3aを設け、更にその外側にステンレス製パイプを被せダイス引きして該外部導体3aに密着させ厚さ0.16mmの第二外部導体3bを設け高性能セミリジッド同軸ケーブル10bを得た。なお本実施例の同軸ケーブルは、高周波用途の細径の特殊なタイプで、極低温での使用、嫌磁性、耐腐食性、最大110GHzまでの超高周波且つ低損失要求の対応品として好適である。
本発明の同軸ケーブルアセンブリの第1実施形態(実施例3)について図8、9を用いて説明する。なお本実施例はセミリジッド同軸ケーブルと中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタとのアセンブリである。
先ず、段差・螺旋状凹凸加工接続先端部を設けたセミリジッド同軸ケーブルについて図8を用いて説明する。
実施例1(図1)に示す同軸ケーブル10aの外周に絶縁シース4としてFEP(テトラフルオロエチレンヘキサフルオロプロピレン共重合体)を0.25mm厚さ被覆した構造の同軸ケーブル10cの接続先端部を形成するため、シース4を剥離して第二外部導体3bを露出した。次いで、中心導体1が露出するよう段差剥離した。この際、第一外部導体3aと絶縁体2は第二外部導体3bと面一とした。次いで、第二外部導体3b表面には専用ねじ切りダイス(Groove
Dice)を用いた粗雄ねじ加工(Spiral Groove加工)を施して螺旋状凹凸加工面rを設けて段差・螺旋状凹凸加工接続先端部10tとし、更に螺旋状凹凸加工面rには接着剤sを塗布した。該接着剤sとしては、エポキシ系接着剤、例えば、エポキシ・テクノロジー社(ビレリカ.マサチューセッツ)によって「EPO-TEK
353ND」の商品名で市販されている非導電性2液型接着剤などが好ましい。なお、接着剤sは第一外部導体3aと第二外部導体3bからなる外部導体3の先端面(フランジの内壁に突き当てる面)g付近には塗布しなかった。
なお、上記螺旋状凹凸接合のみでも金属製シェル11先端部のフランジf内壁にケーブルの外部導体先端面gが圧着するため、良好な伝送特性は得られるが、機械的強度を確保する意味で接着剤は必要である。また上記エポキシ系接着剤「EPO-TEK
353ND」の硬化条件は、70℃×60分の他150℃×1分、60℃×90分が選択可能である。むろん接着剤には「EPO-TEK 353ND」以外の、これと同等性能以上の機械的強度や耐環境性を有するエポキシ系接着剤(2液タイプの他、1液タイプや導電性タイプ)、その他の接着剤を用いても何ら問題はない。ただし、導電タイプは非導電タイプに比べ一般的に接着強度は劣るうえに、本発明の接着箇所は導電性能を必要としない。
本発明の同軸ケーブルアセンブリの第2実施形態(実施例4)について図10を用いて説明する。なお本実施例はセミリジッド同軸ケーブルとジャックタイプの同軸型コネクタとの接続構造である。なお上述の実施例3のプラグタイプに対してジャックタイプは、ケーブル装着シェル体11aを、片側に中心導体1の嵌合部hを備え、別の片側に相手側プラグコネクタの中心コンタクトの嵌合部iを有するジャックタイプ変換部42をコネクタ本体中に備えたジャックコネクタ本体41とした構造である。
先ず図8のセミリジッド同軸ケーブル10cの接続先端部を形成するため、上記実施例3と同様にして第二外部導体3bと中心導体1が露出するよう段差加工し、螺旋状凹凸加工は施さずに段差加工接続先端部10tとし、また実施例3と同様、露出した第二外部導体3bの外周表面に接着剤sを塗布し、先端部が内側に向かって延設されたフランジfを有し且つ内面に突起tを備えた金属製シェル11に前記フランジfの内壁に外部導体3の先端面gが突き当たり圧着されるまで挿入し、フランジf内壁と先端面gの突き当たり圧着部を電気的接続部とした。続いて、塗布された接着剤sを70℃×60分の硬化条件で硬化し、前記段差加工接続先端部10tと金属製シェル11を機械的に固着してシェル装着ケーブル体11aとした。次いで、シェル装着ケーブル体11aは、別の片側に相手側中心コンタクト嵌合部iを有するジャックタイプ変換部42を備えたジャックコネクタ本体41(Jack(female)connector)に挿入し、金属製クランプ12にてきつく締め付け固定し、そして、ジャックコネクタ本体41の片端に施されたねじ山部jにより、相手側プラグコネクタのカップリングナット(図示せず)とねじ嵌合して機械的・電気的に確実に接続可能な、高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ40を完成させた。なおこれ以外については、前記実施例3と同様とした。
本発明の同軸ケーブルアセンブリの第3実施形態(実施例5)について図11を用いて説明する。なお本実施例は実施例3と同様、セミリジッド同軸ケーブルと中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタとの接続構造である。但し、フランジを有しない筒状の金属製シェル11を用い、先ず図8のセミリジッド同軸ケーブル10cの接続先端部を形成するため、上記実施例3と同様にして第二外部導体3bと中心導体1が露出するよう段差加工し、螺旋状凹凸加工を施し、段差螺旋状凹凸加工接続先端部10tとし、また実施例3と同様、露出した第二外部導体3bの外周表面に接着剤sを塗布し、金属製シェル11先端面よりも外部導体3の先端面gが若干突き出た状態で塗布された接着剤sを70℃×60分の硬化条件で硬化し、前記段差加工接続先端部10tと金属製シェル11を機械的に固着してシェル装着ケーブル体11aとした。次いでシェル装着ケーブル体11aを、中心コンタクト繋ぎ替え部52を備えたプラグコネクタ本体51(Plug(male)connector)に装着し、金属製クランプ12にてきつく締め付け固定して機械的・電気的に確実に接続し、高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ50とした。なおこれ以外については、前記実施例3と同様とした。
本発明実施例の高性能セミリジッド同軸ケーブルと、外部導体の構成が異なる従来型のセミリジッド同軸ケーブルとの電気特性を比較して試験した。なお試験方法は、上記同軸ケーブルをベクトル・ネットワーク・アナライザのport1およびport2に接続し、セミリジッド同軸ケーブルの外部導体材質、絶縁体材質の違いによる挿入損失特性試験(図6)、およびセミリジッド同軸ケーブルの絶縁体材質の違いによる温度変化に伴う位相変動試験(図7)を行ったものである。
第6図の結果から、本発明実施例1のセミリジッド同軸ケーブルは第二外部導体3bにアルミ材を使用し同軸ケーブルの軽量化を図ったが、比較例2の外部導体に銅材を用いたタイプと同等以上の優れた特性が得られたことが分かる。また外部導体にアルミ材を使用した比較例3のセミリジッド同軸ケーブルと比較すると、実施例1のセミリジッド同軸ケーブルは約0.5dB/m(at65GHz)低減衰であることが分かる。また第7図の結果から、本発明実施例1のセミリジッド同軸ケーブルは比較例2のセミリジッド同軸ケーブルとほぼ同等の安定した好特性が得られたことが分かる。一方、絶縁体材質がPTFEの充実体である比較例1は、温度変化に対する絶縁体の体積変動が大きく、温度変化に伴う位相変動が非常に大きいことが分かる。
また本発明による同軸ケーブルアセンブリにおいても、上記セミリジッド同軸ケーブルと同様、数十GHz,例えば65GHzを越える高周波帯域まで良好な伝送特性が得られる。また高周波機器類の小型化や軽量化等に好適となり、高温から極低温までの使用環境に適合できる。
2 絶縁体(多孔質未焼結PTFE樹脂)
3 外部導体
3a 第一外部導体(金属箔外部導体)
3b 第二外部導体(金属パイプ外部導体)
4 絶縁シース
10a、10b、10c 本発明の高性能セミリジッド同軸ケーブル
10’a、10’b、10’c 比較例のセミリジッド同軸ケーブル
10t 接続先端部(段差・螺旋状凹凸加工接続先端部)(段差加工接続先端部)
11 金属製シェル
11a シェル装着ケーブル体
12 金属製クランプ
13 ケーブル保護パイプ部
14 テーパー部
15 カップリングナット
16 ガスケット
17 リティニングリング
23a、23b 熱収縮チューブ
30 高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタアセンブリ)
31 中心コンタクト繋ぎ替え部を備えたプラグコネクタ本体
32 中心コンタクト繋ぎ替え部
40 高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(ジャックタイプの同軸型コネクタアセンブリ)
41 ジャックタイプ変換部を備えたジャックコネクタ本体
42 ジャックタイプ変換部
50 高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ(中心コンタクト繋ぎ替えプラグタイプの同軸型コネクタアセンブリ)
51 中心コンタクト繋ぎ替え部を備えたプラグコネクタ本体
52 中心コンタクト繋ぎ替え部
f フランジ
g 外部導体先端面
h 中心導体嵌合部
i 相手側中心コンタクト嵌合部
j ねじ山部
k 中心コンタクトピン
r 螺旋状凹凸加工面
r’ 螺旋状凹凸加工
s 接着剤
t 突起
Claims (9)
- 中心導体と、この中心導体の外側に被覆される絶縁体と、この絶縁体の外側に形成される外部導体を備えたセミリジッド同軸ケーブルであって、
前記絶縁体は、多孔質の未焼結ポリテトラフルオロエチレン樹脂の押し出し被覆からなり、また外部導体は、先ず絶縁体の外周に良導電性の金属箔を螺旋巻きした第一の外部導体(金属箔外部導体)と、次いでその外側に金属製パイプを被せダイス引きにより該パイプを第一の外部導体に密着させた第二の外部導体(金属パイプ外部導体)の二層の外部導体からなることを特徴とする高性能セミリジッド同軸ケーブル。 - 前記絶縁体の外径をX(mm) とした場合、前記第一の外部導体の良導電性金属箔として幅W(mm)と厚さT(mm)が下記(1)、(2)式を満足するテープ状の金属箔を用い、また、該テープ状金属箔の螺旋巻き時の重なりが、該金属箔の幅の27〜48%で、一定の巻き張力で均一に巻き回されていることを特徴とする請求項1記載の高性能セミリジッド同軸ケーブル。
幅W=1.2×ln(X)+1.6 (許容値±50%) −−(1)
厚さT=0.013×ln(X)+0.02(許容値±50%) −−(2)
但し、0.5<X<4.5 - 前記第二の外部導体の金属製パイプの材質がアルミニウムからなることを特徴とする請求項1または2記載の高性能セミリジッド同軸ケーブル。
- 前記第二の外部導体の金属製パイプの材質がステンレス、またはベリリウム銅やリン青銅、黄銅からなることを特徴とする請求項1または2記載の高性能セミリジッド同軸ケーブル。
- 前記二層の外部導体の外周に絶縁シースを被覆したことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の高性能セミリジッド同軸ケーブル。
- 請求項1、2、3または4および5記載の高性能セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続した構造のセミリジッド同軸ケーブルアセンブリであって、
前記セミリジッド同軸ケーブルのコネクタ接続先端部は、中心導体、第二の外部導体(第一の外部導体および絶縁体とは面一(それぞれの端面が同一面))が所定長、順次露出するよう段差加工され、また第二外部導体の外周表面は螺旋状凹凸加工が施されて段差・螺旋状凹凸加工接続先端部とされ、また第一外部導体と第二外部導体からなる外部導体の先端面付近を除いた螺旋状凹凸加工外周表面に接着剤が塗布され、先端部が内側に向かって延設されたフランジを有し且つ内面に螺旋状凹凸加工が施された金属製シェルの該フランジ内壁に、前記段差・螺旋状凹凸加工接続先端部の外部導体先端面が突き当たり圧着されるまで回転挿入され、フランジ内壁と該先端面の突き当たり圧着部を電気的接続部とし、前記塗布された接着剤が硬化され、段差・螺旋状凹凸加工接続先端部および金属製シェルが機械的に固着され、電気的に接続されたシェル装着ケーブル体とし、これを同軸型コネクタ本体に装着した事を特徴とする高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ。 - 請求項1、2、3または4および5記載の高性能セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続した構造のセミリジッド同軸ケーブルアセンブリであって、
前記セミリジッド同軸ケーブルのコネクタ接続先端部は、中心導体、第二の外部導体(第一の外部導体および絶縁体とは面一(それぞれの端面が同一面))が所定長、順次露出するよう段差加工され、また第二外部導体の外周表面は未加工のままで段差加工接続先端部とされ、また第一外部導体と第二外部導体からなる外部導体の先端面付近を除いた第二外部導体の外周表面に接着剤が塗布され、先端部が内側に向かって延設されたフランジを有し且つ内面に突起を備え、好ましくはフランジに向かって先細りとなるテーパー付きの穴を有する金属製シェルの該フランジ内壁に、前記段差加工接続先端部の外部導体先端面が突き当たるまで圧入され、フランジ内壁と該先端面の突き当たり圧着部を電気的接続部とし、前記塗布された接着剤が硬化され、段差加工接続先端部および金属製シェルが機械的に固着され、電気的に接続されたシェル装着ケーブル体とし、これを同軸型コネクタ本体に装着した事を特徴とする高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ。 - 請求項1、2、3または4および5記載の高性能セミリジッド同軸ケーブルと同軸型コネクタとを接続した構造のセミリジッド同軸ケーブルアセンブリであって、
前記セミリジッド同軸ケーブルのコネクタ接続先端部は、中心導体、第二の外部導体(第一の外部導体および絶縁体とは面一(それぞれの端面が同一面))が順次露出するよう段差加工され、また第二の外部導体の外周表面は螺旋状凹凸加工が施されて段差・螺旋状凹凸加工接続先端部とされ、また第一外部導体と第二外部導体からなる外部導体の先端面付近を除いた第二外部導体の外周表面に接着剤が塗布され、フランジを有しない筒状の内面に螺旋状凹凸加工が施された金属製シェルの該シェル先端面よりも第二外部導体の先端面が若干突き出る状態まで回転挿入され、塗布された接着剤が硬化され、前記段差加工接続先端部および金属製シェルが機械的に固着され、シェル装着ケーブル体とし、これを同軸型コネクタ本体に装着した事を特徴とする高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ。 - 前記同軸型コネクタ本体が、プラグタイプの同軸型コネクタ本体、ジャックタイプの同軸型コネクタ本体、またはケーブル導体を直に中心コンタクトに用いたプラグタイプの同軸型コネクタ本体であり、これらのコネクタ本体にケーブル装着シェル体が挿入され、金属製クランプにて締め付け固定されていることを特徴とする請求項6、7または8記載の高性能セミリジッド同軸ケーブルアセンブリ。
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