JPH10282863A - 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ - Google Patents

画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ

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JPH10282863A
JPH10282863A JP9089190A JP8919097A JPH10282863A JP H10282863 A JPH10282863 A JP H10282863A JP 9089190 A JP9089190 A JP 9089190A JP 8919097 A JP8919097 A JP 8919097A JP H10282863 A JPH10282863 A JP H10282863A
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昌弘 米川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジを出し入れするための
把手を見た目で把手であると分かる形状とし、装着が確
実であるかどうかが簡単に識別できる画像形成装置を得
る。 【解決手段】 作像位置に装着された状態でのプロセス
カートリッジ6の上面はほぼ平に形成され、この上面か
ら突出した把手39が形成されている。プロセスカート
リッジ6は、装置本体1内部の作像位置に出し入れ自在
に装着され、装置本体1に開閉自在に設けられたカバー
33を開放して抜き出され又は挿し入れられる。プロセ
スカートリッジ6が作像位置に装着された状態では、把
手39の先端はカバー33の内面に近接する。従って、
プロセスカートリッジ6が作像位置まで挿し入れられて
おらず中途半端な位置に装着されている場合には、把手
39の先端とカバー33の内面とが干渉して、カバー3
3を完全に閉じることができない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
これに用いられるプロセスカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】近来の画像形成装置では、感光体の価格
の低下などの理由から、トナーカートリッジだけでなく
感光体も、消耗品として交換されるようになってきてい
る。このことから、トナーカートリッジと共に感光体を
も交換するように、トナーカートリッジや帯電部等の画
像形成プロセスユニットや感光体を組み込んだプロセス
カートリッジを用いるものが多くなってきている。
【0003】また、画像形成装置を余裕のないスペース
に設置して用いるユーザからは、なるべく小型の画像形
成装置が要求される。この要求に答えるため、小型化を
ねらう画像形成装置では、各部品が装置本体内部に高密
度に配置されて収納されている。従って、プロセスカー
トリッジも狭い空間に収納される。
【0004】また、従来、プロセスカートリッジが作像
位置に装着されると、プロセスカートリッジと装置本体
とが弾発的に係合し、画像形成装置の稼動中にプロセス
カートリッジが位置ずれすることを防止するものがあ
る。操作者は、係合時に発せられる音によって、プロセ
スカートリッジが作像位置に確実に装着されたことを確
認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】小型化をねらう画像形
成装置では、装置本体内部に収納されるものを高密度に
配置し、装置本体をできるだけ小さくすることが優先さ
れるため、プロセスカートリッジの把手にまで配慮が及
びにくく、つかみ易い把手を設ける等のことは優先され
ず二次的な扱いを受けがちである。従って、プロセスカ
ートリッジの把手が大きく形成されている例はあまり見
られず、場合によってはどれが把手であるのかが分かり
にくいこともある。このため、不慣れな操作者は、プロ
セスカートリッジを容易に交換することができない。
【0006】また、プロセスカートリッジと装置本体と
が弾発的に係合するものでは、プロセスカートリッジが
確実に装着された際には音が発せられるということを操
作者が知らない場合には、操作者はプロセスカートリッ
ジの装着が不確実なまま装着作業を終了し、画像形成装
置を稼動させてしまうことがある。
【0007】そこで本発明では、プロセスカートリッジ
の把手を見た目だけで把手であると認識できる形状と
し、また、この把手と装置本体内部の配置とを利用し
て、プロセスカートリッジの装着が確実であるかどうか
が簡単に識別できる画像形成装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成装置では、装置本体に開閉自在にカバーが設けら
れ、装置本体内部の作像位置に出し入れ自在に装着され
るプロセスカートリッジは、作像位置に装着された状態
での上面はほぼ平に形成されており、この上面から突出
した把手を有し、作像位置に装着された状態では把手の
先端がカバーの内面に近接する。
【0009】従って、プロセスカートリッジの把手は平
面から突出した形状であるため、平面との対比から目に
止まり易く、把手であることが認識され易い。また、把
手の先端はカバーの内面に近接するため、プロセスカー
トリッジが作像位置まで挿し入れられておらず中途半端
な位置に装着されていると、把手の先端とカバーの内面
とが干渉して、カバーを完全に閉じることができず、こ
のことから、プロセスカートリッジが作像位置に装着さ
れていないことが簡単に識別できる。
【0010】請求項2記載の発明の画像形成装置では、
把手は、プロセスカートリッジの長手方向に沿って長く
形成されている。従って、より目に止まり易く、把手で
あることがより認識され易くなり、また、把持できる範
囲が広いので、操作者は装置本体の周囲の任意の位置か
ら把手をつかむことができ、さらに、操作者は把手を両
手でも片手でもつかむことができる。
【0011】請求項3記載の発明の画像形成装置では、
把手は、プロセスカートリッジの出し入れ案内方向に沿
って突出している。従って、把手が突出している方向に
引っ張ることによってプロセスカートリッジをスムーズ
に抜き出すことができる。
【0012】請求項4記載の発明の画像形成装置では、
定着部はプロセスカートリッジの把手の下方近傍に設け
られ、前記把手には孔が形成されている定着部はプロセ
スカートリッジの把手の下方近傍に設けられ、前記把手
には孔が形成されている。従って、定着部が発生する熱
が把手の下にこもることなく対流するので、把手が大き
いために熱が発散しにくくなることを防ぐことができ
る。
【0013】請求項5記載の発明の画像形成装置では、
プロセスカートリッジの把手は、カバーを定位置に閉塞
したときに前記カバーの内面に押圧されて前記プロセス
カートリッジが装置本体内における作像位置にセットさ
れる位置に設けられている。従って、プロセスカートリ
ッジの装着が不完全なままカバーが閉じられても、カバ
ーの内面が把手を押圧し、プロセスカートリッジが作像
位置に装着される。
【0014】請求項6記載の発明のプロセスカートリッ
ジでは、画像形成装置本体内部の作像位置に装着された
状態での上面はほぼ平に形成され、前記上面から突出し
た把手を有する。従って、この把手は平面から突出した
形状であるため、平面との対比から目に止まり易く、把
手であることが認識され易い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図5は、プロセスカートリッジが作像
位置に装着された本実施の形態の画像形成装置の構造を
示す縦断右側面図であり、図5における左側が画像形成
装置の正面側である。この画像形成装置は、装置本体1
内の下部に用紙搬送路2を有し、用紙搬送路2を搬送さ
れる用紙に印字出力するプリンタ部3を用紙搬送路2の
上部に、原稿の画像を読み取るスキャナ部4をプリンタ
部3の上部に設けたものである。
【0016】プリンタ部3は、潜像形成部5とプロセス
カートリッジ6と定着部7とからなる。まず、プロセス
カートリッジ6は、ユニット本体8に、感光体9を回転
自在に設けるとともに、画像形成プロセスユニットであ
る帯電部材10と現像部11とを感光体9の周囲に配置
して取り付けることにより形成されている。感光体9
は、装置本体1内部に設けられている転写部12に圧接
する。現像部11は、ユニット本体8に一体に形成され
た現像剤容器13と、この現像剤容器13の内部に収納
された現像剤を撹拌する回転自在の撹拌器14と、感光
体9に接触する現像ローラ15と、この現像ローラ15
に現像剤を供給する供給ローラ16と、現像ローラ15
に接触されたブレード17とを有する。
【0017】潜像形成部5は、プロセスカートリッジ6
の上部に設けられており、画像信号に基づいて変調され
たレーザ光を感光体9の帯電部分に走査することにより
静電潜像を形成するものである。
【0018】装置本体1の背面側には、スキャナ部4に
より読み取られた原稿を支持するとともに、用紙Sを斜
めに載置する給紙トレイ18が設けられている。この給
紙トレイ18の下方には、回転駆動される給紙ローラ1
9と、一方向に付勢されて給紙トレイ18上の用紙Sを
給紙ローラ19に圧接させる押圧板20と、それぞれ給
紙ローラ19に弾性的に接触することにより用紙Sの重
送を阻止する分離パッド21及びピンチローラ22とが
設けられている。ここで、給紙部23は、給紙トレイ1
8と給紙ローラ19と押圧板20と分離パッド21とピ
ンチローラ22とからなる。
【0019】給紙ローラ19、分離パッド21、ピンチ
ローラ22は用紙搬送路2の入口側に配置されている。
この用紙搬送路2には、給紙ローラ19よりも下流側に
位置するボトムパス24が連通されている。本実施の形
態の画像形成装置では、装置本体と別体である給紙装置
(図示せず)の上に装置本体1を載せて、給紙装置から
給紙することも可能である。給紙装置内の用紙が使用さ
れる場合には、ボトムパス24を通って用紙が給送され
る。
【0020】用紙搬送路2の下流側には、用紙S上に転
写された画像を定着する定着部7が配置されている。定
着部7の下流には、第一排紙ローラ25が設けられ、装
置本体1の正面に、用紙Sを水平方向に排出するストレ
ート排紙口26が設けられている。
【0021】また、定着部7の上方には、用紙スタッカ
27が設けられ、装置本体1の上面に開口している。用
紙スタッカ27は、底部28と、装置本体1の内部に収
納されているプリンタ部3との間を隔てると共に用紙S
を支える受け板29とを備えている。
【0022】ストレート排紙口26の上流側には、回動
自在な切替爪30が設けられている。この切替爪30
は、選択的に回動されて第一排紙ローラ25とストレー
ト排紙口26とをつなぐ線上に位置し、第一排紙ローラ
25で送られる用紙Sの進行方向をストレート排紙口2
6からそらして上方へ向けるものである。
【0023】切替爪30と用紙スタッカ27との間に
は、用紙Sをガイドする反転排紙路31が設けられてい
る。この反転排紙路31は、一対の反転排紙ガイド31
a,31bにより形成されている。反転排紙路31の上
端には、用紙Sを用紙スタッカ27へ送り出す第二排紙
ローラ32が設けられている。この第二排紙ローラ32
は、一対のローラ32a,32bからなる。
【0024】ここで、装置本体1の正面は、開閉自在な
カバー33である。このカバー33は、回動支点34に
よって回動自在に支持されている。また、用紙スタッカ
27の底部28及び受け板29と、反転排紙ガイド31
aと、上の方のローラ32aとは、カバー33に設けら
れていて共に回動する。
【0025】装置本体1の上部に設けられたスキャナ部
4は、原稿の画像を読み取る読取部35と、この読取部
35に供給する原稿が載置される原稿テーブル36とを
有する。この原稿テーブル36は、支点軸37を中心に
回動自在に支持されている。
【0026】原稿テーブル36は、原稿ガイド位置と排
紙受け位置との間を回動するように支持されている。原
稿ガイド位置に位置する原稿テーブル36は、図5に実
線で示されており、スキャナ部4の原稿送り方向に沿っ
ている。原稿テーブル36は、原稿ガイド位置ではテー
ブル支え38によって安定するように構成されている。
このテーブル支え38は、カバー33に形成されてい
る。
【0027】排紙受け位置に位置する原稿テーブル36
を図5に仮想線で示す。装置本体1には図示しないスト
ッパが設けられており、このストッパによって原稿テー
ブル36は排紙受け位置で安定するように構成されてい
る。原稿テーブル36が排紙受け位置に位置するとき、
原稿テーブル36の裏面は、用紙スタッカ27の奥壁す
なわち受け板29の用紙Sの排出方向に沿った上方仮想
延長面上に位置し、補助的な排紙受けとして用いられ
る。
【0028】スキャナ部4の外筐の上面には、パネル状
の操作部(図示せず)が設けられている。この操作部
は、コピーモードを選択した場合には、コピー枚数、用
紙のサイズ指定、コピーの変倍率などの設定を行い、フ
ァクシミリモードを選択した場合には送信先の電話番号
を入力したりする機能を備えている。また、操作部の片
側に寄せて、電源表示,エラー表示,ジャムの発生,パ
ーソナルコンピュータと交信中であることなど、プリン
タ部3の動作状態を示す表示部(図示せず)が設けられ
ている。
【0029】次に、本実施の形態のプロセスカートリッ
ジ6について、図2ないし図4を用いて説明する。プロ
セスカートリッジ6のユニット本体8は、ほぼ平な上面
8aから突出した把手39を有している。この把手39
は、プロセスカートリッジ6を装置本体1から抜き出す
ときや装置本体1に装着するときに手を掛けるためのも
のである。この把手39は、ユニット本体8の長手方向
に長く形成されており、中央部には孔40を有してい
る。さらに、この把手39の高さは、プロセスカートリ
ッジ6が装置本体1内の作像位置に装着された状態で丁
度カバー33の内面すなわち受け板29の裏面に接する
程度の高さに設定されている。
【0030】また、ユニット本体8の両側面には、第一
突出部41と第二突出部42とが設けられている。第一
突出部41は、感光体9の回転軸の近傍に設けられ、第
二突出部42は、現像剤容器13に形成されている。ま
た、第一突出部41は、装置本体1内部に形成された第
一案内溝43に摺動自在に係合する。同じく、第二突出
部42は、装置本体1内部に形成された第二案内溝44
に摺動自在に係合する。
【0031】第一案内溝43及び第二案内溝44は、プ
ロセスカートリッジ6の出し入れ案内方向に沿って形成
された溝であって、第一突出部41及び第二突出部42
を導くものである。さらに、把手39のユニット本体8
の上面8aに対する角度は、これらの第一案内溝43及
び第二案内溝44が導く方向に対応している。
【0032】ユニット本体8には、プロセスカートリッ
ジ6が装置本体1内部に装着されていないときに、感光
体9などを覆うシャッタ45が設けられる。シャッタ4
5は、両端に、長手方向に垂直に設けられたアーム46
を有する。それぞれのアーム46は、一端をシャッタ4
5に回動自在に取り付けられ、他端を支軸47によって
ユニット本体8の両側面に回動自在に取り付けられてい
る。また、アーム46は、支軸47に巻きつけられたバ
ネ48によってシャッタ45を閉じる方向に付勢されて
いる。
【0033】アーム46とシャッタ45との取り付け部
分には、シャッタ45の先端をユニット本体8に押し付
ける方向に付勢するバネ49が設けられている。また、
アーム46のシャッタ45に取り付けられている部分の
近傍には、外側に突出した係合部50が設けられてい
る。
【0034】このような構成において、原稿の画像を読
み取る場合には、原稿テーブル36を水平な原稿ガイド
位置に維持して、原稿を読取部35に供給する。供給さ
れた原稿は読取部35により画像が読み取られ、給紙ト
レイ18の上部に立てかけ状態で支持される。読み取ら
れた画像は、ファクシミリの送信モードとしての使用形
態において外部に送信され、或いは、コピーモードとし
ての使用形態において給紙トレイ18から用紙Sを給紙
してこの用紙Sに印字される。或いは、ファクシミリの
受信モードとしての使用形態において外部から送信され
た画像が用紙Sに印字される。
【0035】用紙Sに画像が印字される場合には、ま
ず、感光体9が図5における時計方向に回転される過程
においてその表面が帯電部材10により帯電され、原稿
の読取画像又は外部から受信した画像に基づいて潜像形
成部5によって感光体9の帯電部分に静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像部11により現像される。こ
の現像画像は、給紙ローラ19により給紙トレイ18か
ら給紙された用紙Sに転写される。画像が転写された用
紙Sは定着部7を通過するときに定着され、排出され
る。
【0036】用紙Sの排出方向は、原稿テーブル36が
排紙受け位置にある状態で印字が行われる場合には、操
作者が選択することができる。ここで、装置本体1の全
高寸法が小さくされたために用紙スタッカ27が浅くな
り、受け板29だけでは用紙Sの支えとして充分な長さ
がない場合でも、原稿テーブル36が受け板29の上方
仮想延長面上に位置しているので、排出された用紙Sは
原稿テーブル36の裏面と受け板29とによって支えら
れる。
【0037】原稿テーブル36が原稿ガイド位置へ回動
されると、原稿テーブル36が原稿ガイド位置に位置し
たことを図示しないセンサが検知し、切替爪30に取り
付けられた図示しないソレノイドが駆動され、切替爪3
0が自動的にストレート排紙口26へ向けて切替えられ
る。よって、原稿テーブル36が原稿ガイド位置にあっ
て用紙スタッカ27が塞がれている状態では、操作者の
選択によらず、用紙Sはストレート排紙口26から排出
される。
【0038】なお、実施にあたっては、原稿テーブル3
6と切替爪30とが連結レバー(図示せず)によって連
結され、原稿テーブル36が回動されると連結レバーが
切替爪30を回動させるように形成されていてもよい。
このように形成されていても、原稿テーブル36が原稿
ガイド位置へ回動されるのにしたがって切替爪30が回
動され、用紙Sの排出方向を自動的にストレート排紙口
26へ向けて切替えることができる。
【0039】本実施の形態の画像形成装置では、プロセ
スカートリッジ6を交換する際には、操作者はまずカバ
ー33を開き、プロセスカートリッジ6の把手39をつ
かみ、プロセスカートリッジ6を抜き出す。ここで、操
作者は、本能的に把手39が突出している方向に把手3
9を抜き出すと考えられるので、本実施の形態の把手3
9は、第一案内溝43及び第二案内溝44が示す出し入
れ案内方向に突出して形成されている。従って、操作者
はプロセスカートリッジ6の抜き出し方向を誤ることな
く、スムーズに抜き出すことができる。取り出されたプ
ロセスカートリッジ6では、バネ48の付勢によりシャ
ッタ45が閉じて、感光体9が覆われる。
【0040】そして操作者は、新たなプロセスカートリ
ッジ6を装着する。新たなプロセスカートリッジ6が装
着されると、係合部50が装置本体1内部の図示しない
係合部に係合し、シャッタ45が回動されて開かれ、装
置本体1の中で感光体9が露出する。作像位置にプロセ
スカートリッジ6が装着されたら、カバー33が閉じら
れ、図1(a)に示される状態になる。ここで、図1
(b)に示されるように、第一案内溝43及び第二案内
溝44の突き当たりまで挿し入れられていない場合は、
カバー33の内面すなわち受け板29の裏面が把手39
の先端に干渉する。このことにより、プロセスカートリ
ッジ6が作像位置に装着されていないことを簡単な構造
によって認識することができる。従って、プロセスカー
トリッジ6の装着位置を確認するためのセンサや、作像
位置に装着されていないことを操作者に知らせるための
表示部を設ける必要がない。また、プロセスカートリッ
ジ6が作像位置に装着されていない場合に、操作者がカ
バー33を閉じる方向へ押圧すると、受け板29の内面
が把手39を押圧し、プロセスカートリッジ6が作像位
置に装着される。
【0041】さらに、把手39が大きく形成されている
ので、操作者は必ずしも正面からでなくても把手39を
つかむことができる。ここで、把手39が大きく形成さ
れているが、把手39には孔40が形成されているの
で、プロセスカートリッジ6と近接配置された定着部7
が発生する熱は把手39の下にこもることなく対流で
き、把手39が大きいために熱が発散しにくくなるとい
うことがない。さらに、孔40が形成されていること
で、把手39を操作者がつかみ易くなっている。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像形成装置で
は、装置本体に開閉自在に設けられたカバーの内面に、
作像位置に装着されたプロセスカートリッジの把手の先
端が近接するので、プロセスカートリッジの把手を平面
から突出した形状とすることによって平面との対比から
操作者の目に止まり易い把手とすることができ、従っ
て、操作者が把手であることを認識し易くすることがで
き、また、把手の先端はカバーの内面に近接するため、
プロセスカートリッジが作像位置まで挿し入れられてお
らず中途半端な位置に装着されていれば、把手の先端と
カバーの内面とが干渉して、カバーを完全に閉じること
ができず、このことから、プロセスカートリッジが作像
位置に装着されていないことを簡単に識別することがで
きる。
【0043】請求項2記載の発明の画像形成装置では、
把手は、プロセスカートリッジの長手方向に沿って長く
形成されているので、より目に止まり易く、把手である
ことを認識し易くすることができ、また、把持できる範
囲が広いので、操作者は装置本体の周囲の任意の位置か
ら把手をつかむことができ、さらに、操作者は把手を両
手でも片手でもつかむことができる。
【0044】請求項3記載の発明の画像形成装置では、
把手は、プロセスカートリッジの出し入れ案内方向に沿
って突出しているので、把手が突出している方向に引っ
張ることによってプロセスカートリッジをスムーズに抜
き出すことができる。
【0045】請求項4記載の発明の画像形成装置では、
定着部はプロセスカートリッジの把手の下方近傍に設け
られ、前記把手には孔が形成されているので、定着部か
ら発生する熱が把手の下にこもることなく対流でき、把
手が大きいために熱が発散しにくくなることを防ぐこと
ができる。
【0046】請求項5記載の発明の画像形成装置では、
プロセスカートリッジの把手は、カバーを定位置に閉塞
したときに前記カバーの内面に押圧されて前記プロセス
カートリッジが装置本体内における作像位置にセットさ
れる位置に設けられているので、プロセスカートリッジ
の装着が不完全なままカバーが閉じられても、カバーの
内面が把手を押圧し、プロセスカートリッジを確実に作
像位置に装着することができる。
【0047】請求項6記載の発明のプロセスカートリッ
ジでは、画像形成装置本体内部の作像位置に装着された
状態での上面はほぼ平に形成され、前記上面から突出し
た把手を有するので、この把手を平面から突出した形状
とすることによって平面との対比から目に止まり易い把
手とすることができ、把手であることを認識し易くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の画像形成装置の実施の一形態
を示す縦断右側面図であり、(b)はプロセスカートリ
ッジが作像位置に装着されていない状態を示す縦断右側
面図である。
【図2】本発明のプロセスカートリッジの実施の一形態
の斜視図である。
【図3】その側面図である。
【図4】その正面図である。
【図5】本発明の画像形成装置の実施の一形態の内部構
造を示す縦断右側面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 6 プロセスカートリッジ 7 定着部 10,11 画像形成プロセスユニット 33 カバー 39 把手 40 孔 S 用紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に開閉自在に設けられたカバー
    と、 感光体と少なくとも一つの画像形成プロセスユニットと
    を内蔵し、前記装置本体内部の作像位置に出し入れ自在
    に装着され、前記作像位置に装着された状態での上面は
    ほぼ平に形成され、前記上面から突出した把手を有し、
    前記作像位置に装着された状態では前記把手の先端が前
    記カバーの内面に近接するプロセスカートリッジと、を
    備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 把手は、プロセスカートリッジの長手方
    向に沿って長く形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 把手は、プロセスカートリッジの出し入
    れ案内方向に沿って突出していることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 定着部はプロセスカートリッジの把手の
    下方近傍に設けられ、前記把手には孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 プロセスカートリッジの把手は、カバー
    を定位置に閉塞したときに前記カバーの内面に押圧され
    て前記プロセスカートリッジが装置本体内における作像
    位置にセットされる位置に設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体と少なくとも一つの画像形成プロ
    セスユニットとを内蔵し、画像形成装置本体内部の作像
    位置に装着された状態での上面はほぼ平に形成され、前
    記上面から突出した把手を有することを特徴とするプロ
    セスカートリッジ。
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