JPH10279436A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH10279436A
JPH10279436A JP9663597A JP9663597A JPH10279436A JP H10279436 A JPH10279436 A JP H10279436A JP 9663597 A JP9663597 A JP 9663597A JP 9663597 A JP9663597 A JP 9663597A JP H10279436 A JPH10279436 A JP H10279436A
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JP
Japan
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hair
poe
nonionic
silicone
hair cosmetic
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JP9663597A
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Tomoko Maruyama
朋子 円山
Sanae Kubo
早苗 久保
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪にハリ・コシを与え、かつ耐シャンプー
性に優れ、さらに毛髪へのなじみがよく、毛髪の使用感
触向上およびつやを付与し得る毛髪化粧料ヲ提供する。 【解決手段】 ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂と、
ノニオン性シリコーンおよび/またはノニオン界面活性
剤を含有してなる毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は毛髪化粧料に関し、さら
に詳しくは、毛髪にハリ・コシを与え、かつ耐シャンプ
ー性に優れ、さらに毛髪へのなじみがよく、毛髪の使用
感触向上およびつやを付与し得る毛髪化粧料に関する。
本発明の毛髪化粧料は、パーマ処理時のコンディショナ
ー、ヘアーセット剤用助剤、ムース剤、ブローローショ
ン等に適用される。
【0002】
【従来の技術】毛髪化粧品には、シャンプー、リンス等
の洗髪用化粧品と、ヘアムース、ヘアリキッド、ポマー
ド等の毛髪仕上げ用化粧品とに大別されるが、近年はこ
れら両者の機能を併せ持った毛髪化粧品やこれら両者の
範疇以外のコンセプトを有する毛髪化粧料の提供に向け
て努力がなされている。
【0003】このような試みの中でも、毛髪にハリ・コ
シを付与する毛髪化粧料を提供することは、特に近年の
ようなストレス社会においては毛髪の基礎である毛根の
働きが脆弱になりつつあることは否めないことからも、
極めて意義深い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いまだ
十分な形で毛髪にハリ・コシを与える手段が提供されて
いないのが現状である。すなわち、例えば毛髪にハリ・
コシを与えることができても、耐シャンプー性が不十分
なゆえに、シャンプー後には毛髪が元の状態にもどって
しまう等の問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、毛髪にハリ・コシを与え、かつ耐シャンプー性に優
れ、さらに毛髪へのなじみがよく、毛髪の使用感触向上
およびつやを付与し得る毛髪化粧料にを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、羊毛加工時の防縮剤や化粧品の皮膜形成
剤等として使用されているポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂とノニオン性のシリコーンおよび/または界面活
性剤とを組み合わせることにより、上記課題を解決し得
ることを見出し、これに基づいて本発明を完成するに至
った。
【0007】すなわち本発明は、ポリアミドエピクロル
ヒドリン樹脂と、ノニオン性シリコーンおよび/または
ノニオン界面活性剤を含有してなる毛髪化粧料に関す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0009】本発明に用いられるポリアミドエピクロル
ヒドリン樹脂は、アジピン酸とジエチルトリアミンから
なるポリアミドとエピクロルヒドリンを付加・縮合して
得られる樹脂である。ポリアミドエピクロルヒドリン樹
脂は、羊毛加工時の防縮剤等に使用されるほか、化粧品
分野では皮膜形成剤として用いられている。ポリアミド
エピクロルヒドリン樹脂の分子量は一般に1000〜5
0000程度であるが、本発明毛髪化粧料では、水に容
易に溶解する等の理由から、分子量5000〜1000
0程度のものが好ましく用いられ、特には分子量750
0程度のものが好ましい。
【0010】本発明では、ポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂は、下記式(I)
【0011】
【化2】
【0012】(式中、R1、R2は、それぞれ独立に炭素
原子数2〜4のアルキル基を表し;kは2〜170の整
数である)で表される構造単位を有するものが好ましく
用いられる。例えば粧配基名:ポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂である。なかでも、R1、R2がともにエチル
基のものが好ましい。また、kは10〜35の整数のも
のが好ましい。
【0013】本発明では、このポリアミドエピクロルヒ
ドリン樹脂を水に溶解させて水溶液の形で用いるのが好
ましく、好ましくは5〜30%水溶液として、より好ま
しくは10〜15%水溶液として用いる。
【0014】このポリアミドエピクロルヒドリン樹脂の
本発明毛髪化粧料における配合量は、毛髪化粧料全量
中、有効成分として0.01〜7重量%が好ましく、よ
り好ましくは0.02〜5重量%である。配合量が少な
すぎると本発明の所期の効果を発揮させるのが困難であ
り、一方、配合量が多すぎるとハリ・コシ感よりも、む
しろべたついて重い感触が目立つ傾向にあり好ましくな
い。
【0015】本発明では、さらにノニオン性シリコーン
および/またはノニオン界面活性剤が配合される。
【0016】ノニオン性シリコーンとしては、下記式
(II)
【0017】
【化3】 (式中、R3は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル
基を表し;mは5〜60の整数であり;nは1〜10の
整数であり;lは2〜13の整数である)で表されるシ
リコーンが好ましく用いられる。
【0018】炭素原子数1〜6のアルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソプロ
ピル基等が挙げられる。
【0019】これらのなかで、実用性の点から、R3
しては特に水素原子、メチル基が好ましく用いられる。
またmは5〜60の整数を示し、好ましくは5〜15で
ある。lは2〜13の整数を示し、好ましくは7〜3で
ある。
【0020】このようなシリコーンとしては、具体的に
は、例えばポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン
共重合体等が挙げられる。また、分子量は2000〜8
000程度のものが好ましく、より好ましくは3000
〜6000程度である。
【0021】なお、ノニオン性シリコーンは、例えば
「シリコーンSC1014M」(信越化学(株)製)
や、「トーレシリコーンSH−3771」(トーレ・ダ
ウコーニング社)等として市販されている。
【0022】ノニオン界面活性剤としては、例えば、P
OEソルビタンモノオレエート、POEソルビタンモノ
ステアレート、POEソルビタンモノラウレート、PO
Eソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン脂
肪酸エステル類;POEソルビットモノラウレート、P
OEソルビットモノオレエート、POEソルビットペン
タオレエート、POEソルビットモノステアレート等の
POEソルビット脂肪酸エステル類;POEグリセリン
モノステアレート、POEグリセリンモノイソステアレ
ート、POEグリセリントリイソステアレート等のPO
Eグリセリン脂肪酸エステル類;POEモノオレエー
ト、POEジステアレート、POEモノジオレエート等
のPOE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、
POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、
POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシル
エーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEア
ルキルエーテル類;POEオクチルフェニルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニ
ルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;プ
ルロニック等のプルロニック型類;POE・POPセチ
ルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシルエ
ーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE・
POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエーテ
ル等のPOE・POPアルキルエーテル類;テトロニッ
ク等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン縮
合物類;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、POE
硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマシ
油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピロ
グルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、POE
硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマシ
油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツロ
ウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロ
パノールアミド等のアルカノールアミド;POEプロピ
レングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミ
ン、POE脂肪酸アミド;ショ糖脂肪酸エステル;PO
Eノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物;アルキルエ
トキシジメチルアミンオキシド;トリオレイルリン酸等
が挙げられる。これらのなかでもPOEアルキルエーテ
ル類が好ましく用いられ、なかでもPOEオレイルエー
テル、POEステアリルエーテルが特に好ましく用いら
れる。
【0023】特には下記式(III)
【0024】
【化4】R4O(CH2CH2O)qH (III) (式中、R4は炭素原子数8〜22の炭化水素基を表
し;;qは1〜150の整数を表す)で表される化合物
が好ましく用いられる。R4は、特には炭素原子数10
〜18の炭化水素基が好ましい。また、q=1〜150
の整数を示すが、特には15〜30が好ましい。ここ
で、炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基等
が好ましい。この炭化水素基は、直鎖、分岐、不飽和、
飽和のいずれでもよいが、特に直鎖不飽和が望ましい。
【0025】このようなノニオン性界面活性剤は、例え
ば「エマレックス520−P」(日本エマルジョン)、
「エマレックス715−P」(日本エマルジョン)等と
して市販されている。
【0026】本発明では、これらノニオン性シリコー
ン、ノニオン界面活性剤の中から1種または2種以上が
用いられる。
【0027】これらノニオン性シリコーン、ノニオン性
界面活性剤の配合量は、本発明化粧料中に0.01〜5
重量%であるのが好ましく、より好ましくは0.05〜
2重量%である。配合量が低すぎると本発明の所期の効
果を発揮させることが困難であり、一方、配合量が高す
ぎるとべたついた使用感を伴ったり、髪の感触が重くな
る傾向にあり好ましくない。
【0028】本発明では、ポリアミドエピクロルヒドリ
ン樹脂水溶液とノニオン性シリコーン若しくはノニオン
性界面活性剤を組み合わせることによって初めて、毛髪
にハリ・コシを与え、耐シャンプー性も付与し、さらに
髪の感触やつやを向上させることができる。
【0029】なお、本発明の毛髪化粧料は、上記必須成
分に加えて、必要に応じて毛髪化粧料で一般に使用され
る他の成分を本発明の効果を損なわない質的、量的範囲
内で使用することができる。例えば、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高
級アルコール;流動パラフィン、ワセリン、スクワラン
等の炭化水素;イソプロピルミリステート、イソプロピ
ルパルミテート等のエステル油;ツバキ油、オリーブ
油、アボガド油等の植物油;メチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース等のセルロース誘導体;カチオン
化セルロース等のカチオン化ポリマー;カチオン性シリ
コーン;カチオン性活性剤;ノニオン性ポリマー;ポリ
ペプチド;グリセリン、プロピレングリコール等の保湿
剤;防腐剤;キレート剤;pH調整剤;着色剤;香料等
が挙げられ、これらの中から1種または2種以上を任意
に配合することができる。
【0030】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明はこれによってなんら限定される
ものではない。なお、配合量は重量%である。
【0031】I.毛髪の純曲げ強度(曲げ剛性(=B
値))の測定 本発明毛髪化粧料の毛髪の純曲げ強度を評価するため
に、以下の方法でB値を求めた。
【0032】(1)B値の測定方法 毛髪100本を平行にコシ感テスター(KES−FB2
−S:カトーテック(株)製)の固定チャックおよび移
動チャックに毛髪をゆるまないように載置し、それぞれ
の毛髪の両端を固定した。次いでサンプルサイズを3c
mに設定し、測定を行った。一般に弾性体の一方を固定
し等速で曲げた場合、曲げ具合は曲率に比例することか
ら、下記数1で示される数式
【0033】
【数1】M=Bk (M: 曲げに要する力、B: 曲げ剛性、k: 曲
率)の関係式が成り立つ。
【0034】この比例定数B(B値)を毛髪のハリ・コ
シの指標とした。すなわち、このB値が大きければ毛髪
にハリ・コシが付与されているものとして評価すること
ができる。逆に小さければ毛髪がハリ・コシを失ってい
る状態であると評価される。
【0035】 (2)試料の調製 (試料1) 「ポーラミンE−125」(東邦化学(株)製) 40 (ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂12.5重量%含有)(有効分5重量%) エタノール 20 エチルパラベン 0.1 「シリコーンSC1014M」(信越化学工業(株)製) 0.5 精製水 残 余 (試料2) 「ポーラミンE−125」(東邦化学(株)製) 40 (ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂12.5重量%含有)(有効分5重量%) エタノール 20 エチルパラベン 0.1 「エマレックス520−P」(日本エマルジョン(株)製) 0.5 精製水 残 余 (3)毛髪への被膜特性の付与の検討 試料1、試料2を塗布した毛髪の繰り返し曲げ回数に応
じたB値の変化率を測定した。結果を図1に示す。
【0036】図1において、縦軸はB値の変化率、横軸
はB値の測定回数(繰り返し曲げ回数に対応)黒丸印は
試料1を、黒菱形印は試料2を、白三角印は無塗布を表
す。図1から明らかなように、試料1、試料2とも、3
0回の繰り返し曲げにおけるB値の変化率が無塗布のも
のとほとんど変らなかったことから、両試料の形成する
皮膜は可塑性が非常に大きいことがわかる。
【0037】(4)毛髪へのハリ・コシおよび耐シャン
プー性の検討 試料1、試料2について、乾燥・湿潤を繰り返したとき
のB値の変化率を求め、これら試料による毛髪へのハリ
・コシの付与について検討した。
【0038】また、シャンプーを用いて処理をした後に
水洗して、乾燥処理を施し、その後もう一度湿潤させ、
再び乾燥処理を施したときのB値の変化率を求めた。
【0039】なお、乾燥処理は、毛髪を50℃で1時間
乾燥することにより行い、湿潤処理は精製水中、毛髪サ
ンプルを1時間浸漬することにより行った。
【0040】結果を図2に示す。図中、横軸はB値の変
化率を示す。
【0041】図2に示すように、試料1については、乾
燥後のB値が塗布前の約2.6倍でシャンプー後も塗布
前の約1.2〜1.4倍であった。また、試料2につい
ては、乾燥後のB値が塗布前の約3倍でシャンプー後も
塗布前の1.2〜1.5倍であった。これらのことか
ら、試料1、試料2とも、ハリ・コシを毛髪に十分与
え、かつシャンプー処理後もハリ・コシを示し、優れた
耐シャンプー性を有することがわかる。
【0042】II.実使用テスト 以下の組成の本発明品1、2を調製した。
【0043】 (本発明品1) (配合成分) (重量%) 95%ブルシン変性アルコール 20 エチルパラベン 0.1 「ポーラミンE−125」 40 (有効分5重量%) 「シリコーンSC1014M」 0.5 精製水 残 余
【0044】 (本発明品2) (配合成分) (重量%) 95%ブルシン変性アルコール 20 エチルパラベン 0.1 「ポーラミンE−125」 40 (有効分5重量%) 「エマレックス520−P」 0.5 精製水 残 余
【0045】 (比較品) (配合成分) (重量%) 95%ブルシン変性アルコール 20 エチルパラベン 0.1 「ポーラミンE−125」 40 (有効分5重量%) 精製水 残 余 上記の本発明品1、2および比較品について、以下の要
領で実使用テストIを行った。 [実使用テスト1]パネル(男性5人、女性15人)に
市販のシャンプー、リンスを用いて洗髪させ、タオルド
ライ後上記試料を塗布し、ブローを行い、毛髪の「滑ら
かさ」「つや」「ハリ・コシ」「ボリューム感」を評価
した。なお、評価は7段階評価として、いずれもよい方
から順にA、B、C、D、E、F、Gとした。結果を表
1に示す。
【0046】
【表1】表 1 本発明品1については、これを用いることにより頭髪に
ハリ・コシが認められ、髪の感触も非常によく、つやも
あった。
【0047】本発明品2については、これを用いること
により毛髪にハリ・コシが認められ、髪の感触も良好
で、バランスがとれていた。
【0048】比較品については、髪のハリ・コシが十分
得られたが、髪の感触は本発明品1および本発明品2に
比べ若干劣っていた。
【0049】以上のプレテストとしての実使用テスト1
の結果において、本発明品1と本発明品2についてさら
に軟毛専門パネルを用いて、以下に示すように実使用テ
ストIIを行った。 [実使用テスト2]軟毛専門パネル20人に対して、デ
ィスペンサー付きミスト容器に上記の本発明品を入れた
用いて、Half Head法(右頭部に本発明品1
を、左頭部に本発明品2を塗布)により、塗布直後、ブ
ロー中、ブロー後、シャンプー後、の各段階につき、下
記に示す各評価項目について美容技術者が評価した。な
お、評価は7段階評価として、いずれもよい方から順に
A、B、C、D、E、F、Gとした。
【0050】 <評価項目> 霧の広がり: 広がる A>B>C>D>E>F>G 広がらない 霧の大きさ: 大きい A>B>C>D>E>F>G 小さい 霧の量: 多い A>B>C>D>E>F>G 少ない 塗布直後の髪のしっとりさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない 塗布直後の髪のしなやかさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない 塗布直後の髪の滑らかさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー中の髪のべたつき: べたつかない A>B>C>D>E>F>G べたつく ブロー中の髪の櫛通り: よい A>B>C>D>E>F>G 悪い ブロー中の髪のテンションのかかり: よい A>B>C>D>E>F>G 悪い ブロー後の髪のしっとりさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪の滑らかさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪のしなやかさ: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪の軽さ: 軽い A>B>C>D>E>F>G 重い ブロー後の髪のつや: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪のはり: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪のセット力: ある A>B>C>D>E>F>G ない ブロー後の髪のボリューム感: ある A>B>C>D>E>F>G ない 1回目シャンプー タオルドライ後のはり: ある A>B>C>D>E>F>G ない ドライ後のはり: ある A>B>C>D>E>F>G ない 2回目シャンプー タオルドライ後のはり: ある A>B>C>D>E>F>G ない ドライ後のはり: ある A>B>C>D>E>F>G ない 実使用テスト2の結果を表2に示す。
【0051】
【表2】表 2 表2の結果から明らかなように、実使用テスト2におい
て、前述の実使用テスト1の結果をさらに裏付けること
がわかった。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、毛
髪にハリ・コシを与え、かつ耐シャンプー性に優れ、さ
らに毛髪へのなじみがよく、毛髪の使用感触向上および
つやを付与し得る毛髪化粧料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】毛髪の折り曲げ回数に応じたB値の変化率を示
すグラフである。
【図2】毛髪処理後の毛髪のB値の変化率を示すグラフ
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミドエピクロルヒドリン樹脂と、
    ノニオン性シリコーンおよび/またはノニオン界面活性
    剤を含有してなる毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 水溶性ポリアミドエピクロルヒドリン樹
    脂が、下記式(I) 【化1】 (式中、R1、R2は、それぞれ独立に炭素原子数2〜4
    のアルキル基を表し;kは2〜170の整数である)で
    表される構造単位を有する、請求項1記載の毛髪化粧
    料。
  3. 【請求項3】 式(I)において、R1、R2がともにエ
    チル基である、請求項2記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 毛髪化粧料全量中に、ポリアミドエピク
    ロルヒドリン樹脂を有効成分として0.01〜7重量
    %、ノニオン性シリコーンおよび/またはノニオン界面
    活性剤を0.01〜5重量%含有してなる、請求項1記
    載の毛髪化粧料。
JP9663597A 1997-03-31 1997-03-31 毛髪化粧料 Withdrawn JPH10279436A (ja)

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