JP2000507238A

JP2000507238A - ヘアケア組成物

Info

Publication number: JP2000507238A
Application number: JP9533099A
Authority: JP
Inventors: ビンスキー，ポール; マイナー，フイリツプ・エドワード
Original assignee: ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date: 1996-03-18
Filing date: 1997-03-07
Publication date: 2000-06-13
Also published as: EP0889712A1; AR006265A1; ES2183157T3; DE69715390D1; AU2287297A; BR9708056A; WO1997034570A1; EP0889712B1; US5776443A; DE69715390T2

Abstract

(57)【要約】状態調整性および整髪適性を改善するための方法並びに整髪適性を有するヘアケア組成物が提供される。該組成物は、フィタントリオールおよびシリコーン化合物を併せ持つ。

Description

【発明の詳細な説明】ヘアケア組成物本発明の背景本発明の分野本発明は、シャンプー、スタイリングジェルおよびムースのような頭髪の状態調整（コンディショニング）および整髪（スタイリング）用の組成物に関する。関連技術汚れおよび皮脂が、経時的に頭髪上に集まる。魅力のない不潔な触感がもたらされる。シャンプーでの定期的処置により、蓄積された汚れおよび皮脂が除去される。或る欠点が、シャンプー過程に伴う。例えば、頭髪は、もつれていて扱いにくい湿った状態にされる。くし通し適性は、損なわれる。ヘアコンディショナーは、くし通し適性を改善して頭髪を扱いやすい状態に戻すために、シャンプー後の施用のために開発されてきた。別個の工程でのコンディショナーの施用は、通常不便である。１０年以上も前に、二重作用のコンディショニングシャンプーが、市場に導入された。初期の参入物は、状態調整機能を助勢するためにジメチコンおよび第４級アンモニウム化合物（グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドのような）と共に処方された米国特許４，３６４，８３７（パダー）に記載されている製品であるジメンション（Ｄｉｍｅｎｓｉｏｎ）（登録商標）であった。米国特許４，７４１，８５５（グロート等）に記載されているパート・プラス・ツウ・イン・ワン（ＰｅｒｔＰ１ｕｓ（登録商標）２−ｉｎ−１）は、頭髪上へのシリコーン物質の状態調整性付着を達成するためにエチレングリコールジステアレートまたは長鎖脂肪酸の他のエステルにより懸濁された水不溶性非揮発性シリコーンの組合わせを用いる。パーマがかけられた頭髪用のパート・プラス（ＰｅｒｔＰｌｕｓ）（登録商標）の変型は、それらのラベル上に、ポリブテン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドおよび二水素化牛脂アミドエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートのような更なる成分を列挙している。レイヴ・プラス（ＲａｖｅＰｌｕｓ）（登録商標）シャンプーは、米国特許５，０８５，８５７（レイド等）に記載されているようなシリコーン微細エマルジョンとグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドの組合わせにより状態調整効果を得る。整髪適性は、頭髪用製品にとっての別の望ましい特性である。米国特許５，２５６，４０７（ゴフ）は、この特性をペルアルキル（アルケニル）炭化水素物質特にポリブテンの混入により達成する。残念なことに、ポリブテンの高疎水性特質が、適合性の難点を呈しそしてそれ故処方物内のその濃度レベルを制限する。従って、本発明の目的は、整髪適性の特徴を有するコンディショニングヘアケア組成物であって、公知の技術についての問題を克服する該組成物を提供することである。本発明の別の目的は、整髪適性の特徴を有するコンディショニングヘアケア組成物であって、単一施用にて頭髪に施用され得る該組成物を提供することである。本発明のこれらのおよび他の目的は、次の要約、詳細な記載および例の考慮から一層容易に明らかになろう。本発明の要約ヘアケア組成物であって、（ｉ）０．００１〜１重量％のフィタントリオール、（ｉｉ）０．００１〜１０重量％のシリコーン化合物、および（ｉｉｉ）化粧上受容され得る担体を含む上記組成物が提供される。特に好ましいものは、シリコーンがジメチコンおよび／またはシクロメチコンであるシャンプーである。グアーヒドロキシプロピルトリモニウム塩のような陽イオン性グアーガムは、状態調整の有効性を促進する。高められた性能が、ケラチンアミノ酸の包含でもって達成される。本発明の詳細な記載フィタントリオールおよびシリコーン化合物の組合わせがヘアケア組成物特にシャンプーに状態調整性および整髪適性の両方を与えることが、今般見出された。ＣＴＦＡ名により知られているフィタントリオールは、３，７，１１，１５− テトラメチル−１，２，３−ヘキサデカントリオールと化学的に同定される疎水性分枝状トリオールである。商業的には、それは、二ュージャージー州ナットレーのホフマン−ラ・ロッシェ・インク社から入手できる。本発明の目的のために、フィタントリオールの量は、０．００１〜１重量％好ましくは０．０１〜０．５重量％最適には０．０５〜０．２重量％の範囲にある。シリコーン化合物は、揮発性および非揮発性シリコーン流体から選ばれ得る。揮発性シリコーン流体は、好ましくは、３〜９個好ましくは４〜５個のケイ素原子を含有する環式または線状ポリジメチルシロキサンから選ばれた油である。シクロメチコンが、最も好ましい環式揮発性シリコーンである。線状揮発性シリコーン油は一般に２５℃において約５センチストークスより小さい粘度を有し、一方環式流体は典型的には約１０センチストークスより小さい粘度を有する。本発明にとって有用な非揮発性シリコーン油は、ポリアルキルシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサンおよびポリエーテルシロキサンコポリマーを含む。ここにおいて有用な非揮発性ポリアルキルシロキサンは（例えば、２５℃において５〜１００，０００センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロキサンを含む。好ましい非揮発性シリコーンの中に、２５℃において１０〜４００センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロキサンがある。これらのシロキサンは、例えば、ジェネラル・エレクトリック・カンパニー社からＳＦ１０７５メチルフェニル流体としてまたはダウ・コーニング社から５５６化粧品等級流体として入手できる。用いられ得る非揮発性ポリアルキルアリールシロキサン流体は、例えば、２５ ℃において約１５〜３０，０００センチストークスの粘度を有するポリメチルフェニルシロキサンを含む。最も好ましいものは、ジメチコン特に水性相内に粒子として分散されたジメチコンのエマルジョンである。この種の好ましいシリコーンエマルジョンは、ダウ・コーニング・コーポレーション社から商標ＤＣ１７８４下で入手できる。これらの油のレベルは、０．１〜１０重量％好ましくは０．５〜５重量％最適には０．８〜２．５重量％の範囲にあり得る。陽イオン性グアーガムもまた、補助的状態調整剤として利用され得る。好ましいグアーガムについてのＣＴＦＡ名は、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドである。この物質は、ローヌープーラン社から商標ジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）下で入手できる。例示的なものは、陽イオン基の低程度の置換および高粘度を有するジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１３Ｓである。他の適当な種類は、中程度の置換および低粘度を有するジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１５，高度の置換および高粘度を有するジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１７，および低レベルの置換基並びに陽イオン性第４級アンモニウム基を含有するヒドロキシプロピル化陽イオン性グアー誘導体であるジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１６である。低程度の置換を有する高透明性で中粘度のグアーであるジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）１６２もまた適当である。特に好ましいものは、ジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１３Ｓである。陽イオン性グアーガムの量は、０．００１〜１重量％好ましくは０．０５〜０．５重量％最適には０．０８〜０．２重量％の範囲にあり得る。本発明の組成物は、必然的に、化粧上受容され得る担体を含む。一般に、この担体は水である。時には、担体は、炭化水素のような噴射剤であり得る。低級アルコール（例えば、エタノール）のような揮発性溶媒が、水の代わりにまたは水に加えて用いられ得る。担体の量は、１〜９９．９重量％好ましくは２０〜９９．５重量％最適には４０〜８０重量％の範囲にあり得る。本発明のヘアケア組成物は好ましくはシャンプーの形態にあるが、しかしコンディショナー、スタイリングジェルおよびムースの形態にもあり得る。それ故、これらの組成物は、液体、ジェルおよびスプレー（エアゾールおよび非エアゾール）の処方物に従う。アミノ酸もまた、本発明の組成物中に含まれ得る。ケラチンタイプのアミノ酸は、クロダ・インク社から商標クロテイン（Ｃｒｏｔｅｉｎ）ＨＫＰ下で入手できる。この物質のレベルは、０．０１〜２重量％好ましくは０．１〜１．５重量％最適には０．３〜０．８重量％の範囲にあり得る。本発明による組成物は、シャンプーとして意図されるとき、陰イオン性、非イオン性、両性、ツビッターイオン性および陽イオン性界面活性剤並びにそれらの混合物から選択された１種またはそれ以上の界面活性剤を含む。適当な陰イオン性界面活性剤は、アルキルサルフェート、アルキルエーテルサルフェート、アルカリールスルホネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、Ｎ−アルコイルサルコシネート、アルキルホスフェート、アルキルエーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレートおよびα−オレフィンスルホネート、特にそれらのナトリウム、マグネシウム、アンモニウムおよびモノー、ジーおよびトリエタノールアミンの塩である。それらのアルキル基は、一般に８〜１８個の炭素原子を含有しそして不飽和であってもよい。アルキルエーテルサルフェート、アルキルエーテルホスフェートおよびアルキルエーテルカルボキシレートは、１分子当たり１〜１０個のエチレンオキシドユニットまたはプロピレンオキシドユニットを含有し得そして好ましくは１分子当たり２〜３個のエチレンオキシドユニットを含有する。更なる適当な陰イオン性界面活性剤の例は、ナトリウムオレイルスクシネート、アンモニウムラウリルスルホスクシネート、アンモニウムラウリルサルフェート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネート、トリエタノールアミンドデシルベンゼンスルホネートおよびナトリウムＮ−ラウリルサルコシネートを含む。最も好ましい陰イオン性界面活性剤は、ナトリウムラウリルサルフェート、トリエタノールアミンラウリルサルフェート、トリエタノールアミンモノラウリルホスフェート、ナトリウムラウリルエーテルサルフェート１ＥＯ、２ＥＯおよび３ＥＯ、アンモニウムラウリルサルフェート並びにアンモニウムラウリルエーテルサルフェート１ＥＯ、２ＥＯおよび３ＥＯである。本発明のシャンプーにおいて用いるのに適した非イオン性界面活性剤は、脂肪族（Ｃ₈〜Ｃ₁₈）第１級もしくは第２級線状もしくは分枝鎖アルコールまたはフェノールとアルキレンオキシドとの縮合生成物（通常エチレンオキシドとの縮合生成物であり、そして一般に６〜３０個のＥＯ基を有する）を含み得る。他の適当な非イオン性界面活性剤は、モノまたはジアルキルアルカノールアミド、アルキルポリグルコシドおよびポリヒドロキシ脂肪酸アミド（例えば、メチルグルカミド）を含む。それらの例は、ココモノまたはジエタノールアミド、ココモノイソプロパノールアミドおよびココポリグルコシドである。本発明において用いるのに適した両性界面活性剤は、アルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート、アルキルアンホプロピオネート、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウレートおよびアシルグルタメートを含み得、しかしてそれらのアルキルおよびアシル基は８〜１８個の炭素原子を有する。それらの例は、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタイン並びに好ましくはラウリルベタイン、ココアミドプロピルベタインおよびナトリウムココアンホプロピオネートを含む。陽イオン性界面活性剤の例は、第４級アンモニウム水酸化物およびそれらの塩例えばセチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、セチルビリジニウムクロライド、クォターニウム−５、−３１、−１８、およびそれらの混合物を含む。界面活性剤物質のレベルは、本組成物の１〜４０重量％好ましくは２〜３５重量％最適には５〜３０重量％の範囲にあり得る。本発明のヘアケア組成物中に有利に混入され得る別の成分は、脂肪アルコール物質である。コンディショニング組成物における脂肪アルコール物質と陽イオン性界面活性剤の併用は特に有利であると信じられ、何故ならこれは、陽イオン性界面活性剤が分散されているラメラ相の形成に通じるからである。好ましい脂肪アルコールは、８〜２２個の炭素原子一層好ましくは１６〜２０個の炭素原子を含有する。好ましい脂肪アルコールの例は、セチルアルコールおよびステアリルアルコールである。脂肪アルコール物質のレベルは、組成物の０．１〜１０重量％好ましくは０．５〜５重量％の範囲にあり得る。抗細菌剤、抗フケ剤（例えば、亜鉛ピリジンチオンまたはオクトピロックス（Ｏｃｔｏｐｉｒｏｘ）（登録商標））、起泡増進剤、香料、染料、着色剤、保存剤、粘度調整剤、ポリマー、緩衝剤、ポリオールおよび他の潤い付与剤、ハーブエキス、ミンク油または蜂蜜のような、ヘアケア組成物中に普通見られる小量の他の成分もまた含まれ得る。不透明剤または真珠光沢剤もまた、本発明の組成物中に配合され得る。適当なものは、約１６〜２２個の炭素原子を有する脂肪酸のエチレングリコールエステルである。好ましいものはエチレングリコールステアレート（モノおよびジステアレートの両方共、しかし特にジステアレート）である。しかしながら、最も好ましいものは、チミロン（Ｔｉｍｉｒｏｎ）（登録商標）ＭＰ１００１として商業的に入手できる二酸化チタン被覆雲母である。シャンプー形態における本発明の組成物は、一般に１〜５０ｍｌ好ましくは３〜５ｍｌの量にて湿潤頭髪に施用される。シャンプーを施用した後、湿潤頭髪は、泡が生じるように扱われる。泡はすすぐ前に手の上に短時間例えば１〜４分保持され得、あるいは直ちにすすがれ得る。かかる処置は、必要とされるなら繰り返され得る。次の例は、本発明の範囲内の好ましい具体的態様を例示する。これらの例は単に例示の目的のためであり、本発明を限定するものと解釈されるべきでなく、何故ならそれらの数多くの変型が本発明の範囲および精神から逸脱することなく可能であるからである。例１〜４本発明の例示的処方物が、表Ｉ下に列挙されている。これらの例は、それぞれ、普通用型、細用型、乾性用型およびパーマ用型のシャンプーを代表する。例５〜９コンディショナー処方物の例が、表ＩＩ下に与えられている。これらの例は、それぞれ、普通用、細用、乾性用、パーマ用および強力用のコンディショナーを代表する。例１０この例は、湿潤くし通しの状態調整性を改善するためのフィタントリオールおよびシリコーン油の組合わせの有益性を示す。化学的に未処置の欧州人の褐色毛髪を、６インチの長さの５グラムの入れ髪に形成した。各々を４８時間内で２回漂白して、化学的に損傷された毛髪を代表するようにした。１２個の入れ髪のサンプル規模を、各シャンプー処置について用いた。例１の処方物と同一のシャンプー基剤（ＤＣ１７８４、クロティン（Ｃｒｏｔｅｉｎ）ＨＫＰ（登録商標）、チミロン（Ｔｉｍｉｒｏｎ）（登録商標）ＭＰ１００１およびジャグアー（Ｊａｇｕａｒ）（登録商標）Ｃ１３Ｓの不存在）を、４０℃の水中に１分間の浸漬１分間のシャンプー３０秒間の流水下でのすすぎ１分間のシャンプー３０秒間の流水下でのすすぎから成る処置において入れ髪に施用した。すすぎの後、入れ髪のくし通し適性を評価した。湿潤くし通し適性を、マサチューセッツ州キャントンのインストロン・コーポレーション社のインストロン・ユニヴァーサル・テスティング・インストルメント（ＩＮＳＴＲＯＮＵｎｉｖｅｒｓａｌＴｅｓｔｉｎｇＩｎｓｔｒｕｍｅｎｔ）型式４５０１を用いて測定した。この器具は、適用歪みの関数として力を測定するよう設計されたコンピューター制御式電気機械装置である。入れ髪を該器具の負荷セルから吊し、一方該器具の可動クロスヘッドに取り付けられたくしを５ｃｍ／ｍｉｎの速度にて該入れ髪に通した。コンピューターにより、データか集められそして入れ髪をくし通しするのに必要とされる仕事量に変換された。このデータが、表ＩＩＩに示されている。 “仕事”についてのより低い値は、湿潤くし通しの改善即ち髪をくし通しするのにより小さい力を指摘する。サンプルすべてについての標準偏差は、一般に１０％であった。これらの結果は、フィタントリオールが湿潤くし通し仕事を減じるのを助けたこと並びにそのレベルを増大すると該仕事を低減したことを指摘している。サンプル５において示されているようにシリコーンもまた、効果を有していた。フィタントリオールおよびシリコーンの組合わせは、湿潤くし通し適性を高めることに対して格別大きい効果を有する。本発明は特定の例に関して記載されてきたけれども、様々な改変が示唆され、しかしてそれらはすべて本発明の精神および範囲内にある、ということが当業者に明らかであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ

Claims

【特許請求の範囲】１．ヘアケア組成物であって、（ｉ）０．００１〜１重量％のフィタントリオール、（ｉｉ）０．００１〜１０重量％のシリコーン化合物、および（ｉｉｉ）化粧上受容され得る担体からなる上記組成物。２．シリコーン化合物が、２ミクロン未満の平均粒子サイズでもって水中のシリコーンエマルジョンとして存在する、請求の範囲第１項に記載の組成物。３．陽イオン性グアーガムを更に含む、請求の範囲第１項に記載の組成物。４．陽イオン性グアーガムが、グアーヒドロキシプロピルトリモニウム塩である、請求の範囲第３項に記載の組成物。５．０．００１〜１重量％のアミノ酸を更に含む、請求の範囲第１項に記載の組成物。６．シリコーン化合物が、ジメチコンおよびシクロメチコンから成る群から選択される、請求の範囲第１項に記載の組成物。７．頭髪を状態調整および整髪する方法であって、次の工程即ち（ａ）頭髪に（ｉ）０．００１〜１重量％のフィタントリオール、（ｉｉ）０．００１〜１０重量％のシリコーン化合物、および（ｉｉｉ）化粧上受容され得る担体からなるヘアケア組成物を施用し、（ｂ）頭髪を濡らして泡を生じせしめ、（ｃ）泡を湿潤頭髪からすすぎ、そして（ｄ）すすがれた頭髪に熱を適用して整髪を達成することからなる上記方法。