JPH10278648A - 自動車用鞭打ち症防止機構付ヘッドレスト - Google Patents
自動車用鞭打ち症防止機構付ヘッドレストInfo
- Publication number
- JPH10278648A JPH10278648A JP9127765A JP12776597A JPH10278648A JP H10278648 A JPH10278648 A JP H10278648A JP 9127765 A JP9127765 A JP 9127765A JP 12776597 A JP12776597 A JP 12776597A JP H10278648 A JPH10278648 A JP H10278648A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- whiplash
- head rest
- car
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/80—Head-rests
- B60N2/888—Head-rests with arrangements for protecting against abnormal g-forces, e.g. by displacement of the head-rest
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 追突等の車両後方からの衝撃に対応し、鞭打
ち症を防止する機能を持つ自動車用ヘッドレストを提供
する。 【解決手段】 追突等の車両後方からの衝撃が発生する
と、おもりの慣性により固定具が解除され、ヘッドレス
ト上部ががばねの力により乗っている人の後頭部を支え
るように前倒し、鞭打ち症を防止する。
ち症を防止する機能を持つ自動車用ヘッドレストを提供
する。 【解決手段】 追突等の車両後方からの衝撃が発生する
と、おもりの慣性により固定具が解除され、ヘッドレス
ト上部ががばねの力により乗っている人の後頭部を支え
るように前倒し、鞭打ち症を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この考案は自動車用シートの
背もたれの上部に取り付けるヘッドレストに関するもの
である。
背もたれの上部に取り付けるヘッドレストに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来よりヘッドレストはあるが、車内で
の休眠時に使う以外、乗車時に頭部を接触させているこ
とはほとんど無い。実際、特に追突事故において鞭打ち
症が多発している事実を鑑みると、従来のヘッドレスト
は鞭打ち症を防止するには不十分である。
の休眠時に使う以外、乗車時に頭部を接触させているこ
とはほとんど無い。実際、特に追突事故において鞭打ち
症が多発している事実を鑑みると、従来のヘッドレスト
は鞭打ち症を防止するには不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は自動車事故、
中でも追突事故において多発する鞭打ち症を防止するた
めになされたものである。
中でも追突事故において多発する鞭打ち症を防止するた
めになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】追突等、車両後方から衝
撃が発生するとシート上部に固定された支柱(1)は車
両とともに前方に移動するが、おもり(3)は慣性によ
りその場所に留まろうとするため、支柱(1)に対し振
子状に動くフレーム(2)に取り付けられた固定具
(5)が支柱(1)から後方にはずれ、同時にクッショ
ン材(6)で覆われたフレーム(2)上部が引きばね
(4)により前倒する。これにより乗っている人の後頭
部にクッション材(6)の上部があてがわれ、乗ってい
る人の頭部が後方に反り返るのを防ぎ、鞭打ち症を防止
する。
撃が発生するとシート上部に固定された支柱(1)は車
両とともに前方に移動するが、おもり(3)は慣性によ
りその場所に留まろうとするため、支柱(1)に対し振
子状に動くフレーム(2)に取り付けられた固定具
(5)が支柱(1)から後方にはずれ、同時にクッショ
ン材(6)で覆われたフレーム(2)上部が引きばね
(4)により前倒する。これにより乗っている人の後頭
部にクッション材(6)の上部があてがわれ、乗ってい
る人の頭部が後方に反り返るのを防ぎ、鞭打ち症を防止
する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (イ)下部におもり(3)を有するフレーム(2)を支
柱(1)に振子状に動くように取り付ける。 (ロ)収縮時にフレームが前倒するように引きばね
(4)の両端を支柱(1)、フレーム(2)それぞれに
固定する。この時、引きばね(4)両端の固定位置はフ
レーム(2)が確実に前倒するようにそれぞれ前後にず
らすと良い。また、引きばね(4)のかわりにキックば
ねを支柱(1)とフレーム(2)の結合部に用いても良
い。 (ハ)フレーム(2)左右下端には引きばね(4)に抵
抗し、フレーム(2)を直立させ、支柱(1)に固定す
るように固定具(5)を設ける。この時、固定具(5)
はフレーム(2)下部が支柱(1)より前に出ないよう
に支柱(1)の後部に固定するように設けると良い。ま
た、固定具(5)には磁石が好適である。 (ニ)フレーム(2)をクッション材(6)で包み込
む。なお、クッション材は作動時に後頭部を包み込むよ
うに上部を谷状にすると良い。また、支柱(1)の下部
はクッション材(6)で覆ったフレーム(2)が確実に
前倒し、同時にシート背もたれからの高さ調整が可能な
ようにクッション材を被せない。なお、フレーム(2)
が前倒する際に支柱(1)が干渉しないようにクッショ
ン材には切れ目を入れるか、フレーム(2)のみをクッ
ション材(6)覆うと良い。上記のように構成されるヘ
ッドレストを支柱(1)の下部をシート上部に差し込ん
で固定する。
する。 (イ)下部におもり(3)を有するフレーム(2)を支
柱(1)に振子状に動くように取り付ける。 (ロ)収縮時にフレームが前倒するように引きばね
(4)の両端を支柱(1)、フレーム(2)それぞれに
固定する。この時、引きばね(4)両端の固定位置はフ
レーム(2)が確実に前倒するようにそれぞれ前後にず
らすと良い。また、引きばね(4)のかわりにキックば
ねを支柱(1)とフレーム(2)の結合部に用いても良
い。 (ハ)フレーム(2)左右下端には引きばね(4)に抵
抗し、フレーム(2)を直立させ、支柱(1)に固定す
るように固定具(5)を設ける。この時、固定具(5)
はフレーム(2)下部が支柱(1)より前に出ないよう
に支柱(1)の後部に固定するように設けると良い。ま
た、固定具(5)には磁石が好適である。 (ニ)フレーム(2)をクッション材(6)で包み込
む。なお、クッション材は作動時に後頭部を包み込むよ
うに上部を谷状にすると良い。また、支柱(1)の下部
はクッション材(6)で覆ったフレーム(2)が確実に
前倒し、同時にシート背もたれからの高さ調整が可能な
ようにクッション材を被せない。なお、フレーム(2)
が前倒する際に支柱(1)が干渉しないようにクッショ
ン材には切れ目を入れるか、フレーム(2)のみをクッ
ション材(6)覆うと良い。上記のように構成されるヘ
ッドレストを支柱(1)の下部をシート上部に差し込ん
で固定する。
【0006】
【発明の効果】本発明により、追突等の車両後方からの
衝撃により多発する鞭打ち症を防ぐことができる。ま
た、物理的作用により動作するので電力を必要とせず、
軽度の事故や誤動作においても手で簡単に作動前の状態
に復帰することがが可能である。
衝撃により多発する鞭打ち症を防ぐことができる。ま
た、物理的作用により動作するので電力を必要とせず、
軽度の事故や誤動作においても手で簡単に作動前の状態
に復帰することがが可能である。
【図1】本発明の未作動時正面図(中央線より左側はク
ッション材(6)装着時、右側はクッション材(6)未
装着時)
ッション材(6)装着時、右側はクッション材(6)未
装着時)
【図2】本発明の未作動時側面図(クッション材(6)
は断面図)
は断面図)
【図3】本発明の作動後正面図(中央線より左側はクッ
ション材(6)装着時、右側はクッション材(6)未装
着時)
ション材(6)装着時、右側はクッション材(6)未装
着時)
【図4】本発明の作動後側面図(クッション材(6)は
断面図)
断面図)
1 支柱 2 フレーム 3 おもり 4 引きばね 5 固定具 6 クッション材
Claims (1)
- 【請求項1】 下部におもり(3)を有するフレーム
(2)を振子状に動くように支柱(1)に取り付け、収
縮時にフレーム(2)を前倒させる引きばね(4)と、
引きばね(4)に抵抗しフレーム(2)を直立させ支柱
(1)に固定させる固定具(5)を設け、少なくとも頭
部に接触する部分をクッション材(6)覆った自動車用
ヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127765A JPH10278648A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 自動車用鞭打ち症防止機構付ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9127765A JPH10278648A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 自動車用鞭打ち症防止機構付ヘッドレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10278648A true JPH10278648A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14968150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9127765A Pending JPH10278648A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 自動車用鞭打ち症防止機構付ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10278648A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623073B2 (en) | 2001-02-24 | 2003-09-23 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
US7070235B2 (en) | 2002-12-21 | 2006-07-04 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7108320B2 (en) | 2002-04-05 | 2006-09-19 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
US7195313B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-03-27 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7344191B2 (en) | 2004-07-22 | 2008-03-18 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active head restraint |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP9127765A patent/JPH10278648A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6623073B2 (en) | 2001-02-24 | 2003-09-23 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
US7108320B2 (en) | 2002-04-05 | 2006-09-19 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Head restraint for a vehicle seat |
US7070235B2 (en) | 2002-12-21 | 2006-07-04 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7195313B2 (en) | 2003-06-05 | 2007-03-27 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active headrest |
US7344191B2 (en) | 2004-07-22 | 2008-03-18 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Crash-active head restraint |
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