JPH1027820A - 異方性導電体貼付装置及び異方性導電体貼付方法 - Google Patents

異方性導電体貼付装置及び異方性導電体貼付方法

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JPH1027820A
JPH1027820A JP18034596A JP18034596A JPH1027820A JP H1027820 A JPH1027820 A JP H1027820A JP 18034596 A JP18034596 A JP 18034596A JP 18034596 A JP18034596 A JP 18034596A JP H1027820 A JPH1027820 A JP H1027820A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異方性導電体を精度よく圧着できる異方性導
電体貼付装置を提供する。 【解決手段】 走行路の下流に配置され供給リール14
からくり出されたテープ3をガイド体20,21に沿っ
て送る送りローラ22と、走行路の途中に配置されテー
プに張力を付与する張力発生部と、張力発生部よりも下
流に配置され異方性導電体4を所定長さに切断するカッ
タ17と、切断部とテープ送り部との間に配置されテー
プの他方の面を吸着して保持した状態でワークに前進し
てこのテープの一方の面にある異方性導電体4をワーク
に圧着する圧着ツール19と、圧着ツールに保持される
異方性導電体がワークに着地するときに予めテープ送り
部を駆動してテープの戻し動作を行う制御部とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異方性導電体貼付
装置及び異方性導電体貼付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルなどのワークに電子部品を実
装する工法において、異方性導電体をワークに貼付ける
異方性導電体貼付装置が用いられる。この異方性導電体
貼付装置のうちには、ワークの長さとほぼ等しい異方性
導電体を一括して貼付けるものと、電子部品の1個分又
は数個分の長さに短く切断された異方性導電体をワーク
の1辺に対して複数回くり返し貼付けるものとがある。
【0003】後者のタイプの異方性導電体貼付装置を例
に従来技術の問題点を図12を参照しながら説明する。
【0004】図12において、1は基板であり、この長
さよりも短い異方性導電体が貼付けられるべきワークに
相当する。2は圧着ツールであって、一方の面に所定長
さに切断された異方性導電体4が貼着けられたテープ3
を、矢印N1方向に下降して基板1に貼付けるものであ
る。そして、圧着ツール2によって所定長さに切断され
た異方性導電体4が貼付けられる際、異方性導電体4が
水平な姿勢となるように、圧着ツール2の両側部には、
テープ3を水平に保持するガイド体5,6が設けてあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで実は、このタ
イプの異方性導電体貼付装置によると、図12(a)に
示すように、圧着ツール2とガイド体5,6を常に水平
に位置させ、一体的に下降させることはできない。なぜ
ならこのような構成を採用すると、ガイド体5,6が基
板1に衝突して基板1が損傷を受けてしまうからであ
る。因みに、基板1は通常ガラス等の傷付きやすい材料
で構成されているため、ガイド体5,6が直に接触する
ようなことは避けなければならないのである。
【0006】このため、必然的に図12(b)に示すよ
うに、ガイド体5,6を基板1から高さHだけ浮かせて
おき、鎖線で示すように、圧着ツール2のみを下降させ
て貼付けを行うことになる。ところが、このようにする
と、所定長さに切断された異方性導電体4は、貼付け前
(実線参照)に圧着ツール2に対して位置決めされてお
り、テープ3はガイド体5側で拘束されているので、圧
着ツール2が下降したときずれΔLが発生してしまう。
【0007】このように、従来の異方性導電体貼付装置
では、貼付けられる異方性導電体が位置ずれしてしまう
という問題点があった。そこで本発明は、異方性導電体
の位置ずれを防止できる異方性導電体貼付装置を提供す
ることを第1の目的とする。
【0008】また従来の異方性導電体貼付装置では、異
方性導電体の貼付け専用の異方性導電体貼付装置と貼付
け結果を検査する検査装置を別体に構成し、異方性導電
体貼付装置ですべての貼付けが完了した後検査装置で検
査を行っていた。
【0009】しかしながら、このような構成によると、
2つの装置を独立して用意し施設規模が大きくなるだけ
でなく、ワークを位置決めする時間が、貼付時と検査時
とで二重にかかってしまうことになり、ロスタイムが多
いという問題点もあった。そこで本発明は、コンパクト
で短時間に貼付けと検査とを完了できる異方性導電体貼
付装置を提供することを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の異方性導電体貼
付装置は、第1の目的を達成するため、テープを供給す
る供給リールと、テープの走行路に配置されたガイド体
と、走行路の下流に配置され供給リールからくり出され
たテープをガイド体に沿って送るテープ送り部と、走行
路の途中に配置されテープに張力を付与する張力発生部
と、張力発生部よりも下流に配置され異方性導電体を所
定長さに切断する切断部と、切断部とテープ送り部との
間に配置されテープの他方の面を吸着して保持した状態
でワークに前進してこのテープの一方の面にある異方性
導電体をワークに圧着する圧着ツールと、圧着ツールに
保持される異方性導電体がワークに着地した際異方性導
電体がワーク上で所定の位置となるようにテープ送り部
を駆動してテープの位置を補正する制御部とを備えてい
る。
【0011】また第2の目的を達成するため、走行路に
沿ってテープを送るテープ送り部と、走行路上のテープ
の他方の面側に配置された圧着ツールと、圧着ツールを
ワークに対して進退させて異方性導電体をワークへ貼付
ける進退機構と、異方性導電体を貼付けて圧着ツールが
後退した直後にテープとワークとの間に進入して貼付け
の成否を検知する検出手段を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1記載の異方性導電体貼付
装置は、テープを供給する供給リールと、テープの走行
路に配置されたガイド体と、走行路の下流に配置され供
給リールからくり出されたテープをガイド体に沿って送
るテープ送り部と、走行路の途中に配置されテープに張
力を付与する張力発生部と、張力発生部よりも下流に配
置され異方性導電体を所定長さに切断する切断部と、切
断部とテープ送り部との間に配置されテープの他方の面
を吸着して保持した状態でワークに前進してこのテープ
の一方の面にある異方性導電体をワークに圧着する圧着
ツールと、圧着ツールに保持される異方性導電体がワー
クに着地した際異方性導電体がワーク上で所定の位置と
なるようにテープ送り部を駆動してテープの位置を補正
する制御部とを備えている。したがって、圧着ツールの
前進に伴うずれを解消して、貼付動作の位置精度を高く
保持することができる。
【0013】また請求項3記載の異方性導電体貼付装置
は、走行路に沿ってテープを送るテープ送り部と、走行
路上のテープの他方の面側に配置された圧着ツールと、
圧着ツールをワークに対して進退させて異方性導電体を
ワークへ貼付ける進退機構と、異方性導電体を貼付けて
圧着ツールが後退した直後にテープとワークとの間に進
入して貼付けの成否を検知する検出手段を備えている。
したがって、異方性導電体の貼付けと並行して検査を行
うことができ、検査装置専用のスペースを確保する必要
がなくまた検査のためだけにワークを位置決めする時間
を節約できる。
【0014】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけ
る異方性導電体貼付装置の斜視図である。図1におい
て、7は基台であり、基台7上には基板10の下面中央
部を保持する基板ホルダ9と、基板ホルダ9をXYθ方
向自在に移動させる基板位置決めテーブル8が設けられ
ている。したがって、基板位置決めテーブル8を駆動す
ると、基板10を自在に位置決めできる。
【0015】また、12は基板10の下面縁部を下受け
する下受台、13は基台7の後部に立設される支持台で
あって、支持台13の前面には、異方性導電体4の供給
手段と供給された異方性導電体4を基板10に貼付ける
装着ヘッド部18とが設けられている。
【0016】供給手段のうち、14は一方の面に異方性
導電体4が貼着されたテープ3を巻回する供給リール、
15は供給リール14からテープ3をくり出す引出ロー
ラ、16は引出されたテープ3をU字状になるように内
部に吸引することで、テープ3に張力を付与する張力発
生部としての吸引体である。また、支持台13の前面に
は、テープ3を案内するガイド体29,30,20,2
1が所定位置に配置されており、テープ3の走行路が規
定されている。
【0017】17はテープ3の一方の面に貼着された異
方性導電体4を所定長さごとに切断する切断部としての
カッタ、22はテープ3を上述の走行路に沿って送るテ
ープ送り部としての送りローラ、23は送りローラ22
からテープ3を巻取る回収部としての巻取リールであ
る。そして、圧着ツール19の下方において、所定長さ
に切断された異方性導電体4はガイド体20,21に案
内されることで水平に保持されており、従来の技術の項
で述べたように、これらのガイド体20,21は、ワー
クとしての基板10に直接触れないように、基板から一
定の高さHだけ上方に浮かせてある。また24は、所定
長さに切断された異方性導電体4の貼着直後に基板10
に貼付けられた異方性導電体4からテープ3を剥がすテ
ープ剥離部である。
【0018】次に、図2〜図4を参照しながら、さらに
構造を詳述する。図2に示すように、供給手段における
引出ローラ15は第1のモータ25により駆動されてお
り、吸引体16は、透明な樹脂から構成され、その形状
は上端部が開口し縦長の深い箱状となっている。そし
て、吸引体16の下端部には、吸引ユニット26が接続
され、吸引体16内から空気を引き込むことで、テープ
3を吸引体16内でU字状にたわませテープ3に張力を
付与するようになっている。また、吸引体16の側部に
は、上方に第1のセンサ27が、下方に第2のセンサ2
8が配設されている。そして、第1のセンサ27がテー
プ3を検出しなくなると、テープ切れ等の異常があると
解釈される。また第2のセンサ28がテープ3を検出す
ると、テープ3が最大長さだけ吸引体16内に引き込ま
れていると解釈して引出ローラ15によるテープ3の繰
り出しを停止するようになっている。また、カッタ17
よりもやや下流側には、第3のセンサ31が配置され、
異方性導電体4の有無をチェックしている。この第3の
センサ31が、異方性導電体4が無いことを検知する
と、テープ3の終端部に達したものと解釈される。
【0019】また、34は送りローラ22を駆動する第
2のモータ、35は送りローラ22と対面しスプリング
36で付勢されてテープ3を挟持する付勢ローラ、37
は後述する伝動系38を介して巻取リール23を駆動す
る第3のモータである。
【0020】次に、圧着ヘッド部18には、圧着ツール
19と、圧着ツール19をロッド33によって昇降(即
ち、基板10に対して進退)させる進退機構としてのシ
リンダ32が設けてある。また、圧着ツール19には、
異方性導電体4を加熱するためにヒータHが内蔵されて
おり、テープ3を吸着するために図外の吸引装置に接続
される吸引路19aが形成されている。この吸引路19
aは、圧着ツール19の下面に開口している。
【0021】そして、テープ剥離部24は、ブロック4
1を水平に突没させるシリンダなどの駆動部40と、ブ
ロック41の先端部に回転自在に軸支されるローラ42
を備える。またブロック41の上部には、異方性導電体
4の有無を検知する検知手段としての異方性導電体検知
センサ43が装着されている。したがって、テープ3を
基板10に貼付けられた異方性導電体4から剥離するた
めに、ローラ42を移動させると、それと共に異方性導
電体検知センサ43が一体的に移動する。このように、
本形態の異方性導電体貼付装置では、検出手段と剥離手
段とが、一体的に移動するように構成されている。
【0022】そして、図3に示すように、第1のセンサ
27、第2のセンサ28、第3のセンサ31及び異方性
導電体検出センサ43の出力は、制御部44に入力され
ており、上述した各解釈は全て制御部44が行う。ま
た、第1のモータ25、第2のモータ34及び第3のモ
ータ37も全て制御部44にコントロールされ、何らか
の異常が発生したときは、報知部45を用いて作業者に
異常が通知される。制御部44は、各モータ25,3
4,37をコントロールしているが、そのうちでも重要
なのは、圧着ツール19に保持される所定長さに切断さ
れた異方性導電体4が基板10に着地した際、所定長さ
に切断された異方性導電体4が基板10上で所定の位置
になるように、第2のモータ34を制御する点、より詳
しくは、圧着ツール19の前進直前に、上述したずれΔ
Lをキャンセルするようにテープ3の戻し動作を行う点
である。
【0023】次に、図4を参照しながら、伝動系38の
詳細を説明する。図4において、47は支持台13に装
着された軸受46により回転自在に軸支された第1のシ
ャフトであり、第1のシャフト47の左端部には巻取リ
ール23のボス部が軸着され、右端部には磁性体からな
る円板47aが設けられている。また48は、第3のモ
ータ37の回転力が、プーリ49、タイミングベルト5
0及びプーリ51を介して付与される第2のシャフトで
ある。ここで、第3のモータ37は制御部44によって
常時駆動されている。
【0024】そして、第1のシャフト47と第2のシャ
フト48との間には、すべりクラッチ52が介装され
る。即ち、第1のシャフト47は、すべりクラッチ52
のハウジング53に設けられた軸受54により、ハウジ
ング53の左側に回転自在に軸支されており、ハウジン
グ53の右側には、第2のシャフト48に軸着された円
板状のマグネット55が設けてある。そして円板47a
とマグネット55は、隙間が開いた状態で同軸的に対面
している。
【0025】したがって、第1のシャフト47の円板4
7aは、マグネット55に吸引されており、第2のシャ
フト48が回転すると、マグネット55の吸引力によっ
て、通常第1のシャフト47は第2のシャフト48と同
一の回転速度で回転し、巻取リール23も同様に回転す
る。
【0026】しかし、送りローラ22が停止してテープ
3がピンと張っている場合のように、第1のシャフト4
7の回転に対する負荷が大きくなると、マグネット55
の吸引力が負けて第2のシャフト48と第1のシャフト
47とに回転差が発生する。即ち、すべりクラッチ52
を介装したことで、第3のモータ37を常時駆動すると
いう簡単な制御を採用しても、巻取リール23に巻取ら
れるテープ3に過大な張力が作用しないようにすること
ができる。
【0027】次に、図5〜図11を参照しながら、本形
態の異方性導電体貼付方法の各過程を説明する。まず、
図5に示すように、異方性導電体4の切断を行う。この
とき、シリンダ32のロッド33は引き込まれており、
圧着ツール19の下面は、ガイド体20,21とほぼ同
じ高さにあり、圧着ツール19は吸引路19aによって
テープ3の他方の面を吸着している。したがって、圧着
ツール19の下方のテープ3は水平な姿勢をとる。そし
て、矢印M1で示すように、カッタ17を作動させ、所
定長さごとに異方性導電体4を切断する。なお、図5に
示すように、カッタ17が作動する前の状態では、既
に、カッタ17の位置よりも下流側で、2枚の異方性導
電体4x,4yが切断され、最前列の異方性導電体4x
が圧着ツール19の真下にあるように、送りローラ22
で送られて位置決めされている。このとき圧着ツール1
9は、ヒータHの発熱によって高温になっており、異方
性導電体4xは予め加熱されている。
【0028】次に、図6に示すように、矢印N2で示す
ように、送りローラ22を逆転させ、圧着ツール19と
送りローラ22との間のテープ3を、上述したずれΔL
だけたるませる(矢印M3)。
【0029】そして、図7に示すように、シリンダ32
を駆動して、圧着ツール19を基板10側へ前進させ、
異方性導電体4xを熱と圧力で基板に仮付けする(矢印
M4)。このとき、圧着ツール19の上流側のテープ3
は吸引体16による張力で吸引体16側へ引張られてい
るが圧着ツール19による吸引力(保持力)のほうが張
力より強いので圧着ツール19の下降に伴って矢印M6
で示すようにΔLだけ移動する。また下流側のテープ3
はすでに送りローラ22の戻し動作によって圧着ツール
19の下流にΔLだけたるませているので圧着ツール1
9が下降しても矢印M5で示すよう引張られることがな
い。従って圧着ツール19に吸着・保持されている部分
のテープ3に過大な張力が作用してこの部分のテープ3
を圧着ツール19に対してずらしてしまうことがなくな
り、異方性導電体4xが基板10に着地する際には、図
5のように、異方性導電体4xは圧着ツール19に対し
て位置決めされたときと同じ位置関係となる。即ち、予
めΔずれL分だけ逆方向に戻しておくことで、従来の技
術の項で述べたずれΔLをキャンセルし、圧着ツール1
9が下降するときにこの圧着ツール19に吸着されてい
るテープ3がずれないようにしたものである。
【0030】この圧着が済んだら、図8に示すように、
圧着ツール19をガイド体20,21とほぼ同じ高さま
で後退させる。それと同時に、第2のモータ34を停止
させ、送りローラ22と付勢ローラ35でテープ3の下
流側をクランプしておき、駆動部40を作動させ、矢印
M8で示すように、ローラ42を用いてテープ3のみを
下流側に押し込む。一方、異方性導電体4xは基板10
に圧着されているから、ローラ42が圧着ツール19の
下部を通過すると、ローラ42の移動によって基板10
に圧着された異方性導電体4xからテープ3がきれいに
剥がされることになる(図9)。
【0031】そしてこのとき、ブロック41は圧着ツー
ル19の下面の真下に位置する。このとき、図10に示
すように、ブロック41に設けられた異方性導電体検出
センサ43で真上のテープ3を検査する。この検査の結
果、テープ3に異方性導電体4xが検出されなければ圧
着が成功したものと解釈し、異方性導電体4xが検出さ
れれば圧着が失敗し動作に異常があったものと解釈され
る。なお、圧着の成否を検査するため、センサ43をブ
ロック41に上下逆向きに取り付け基板10をセンサ4
3で検査し、基板10上に異方性導電体4xが存在すれ
ば正常、なければ異常と解釈してもよい。ここで、図
9、図10に示す状態では、圧着ツール19でテープ3
の他方の面を吸着しておく。また、吸引体16の張力に
よりテープ3の上流側は、基板10上の異方性導電体4
xから剥がされた直後に矢印M9で示すように距離2・
ΔLだけ上流側へ移動する。
【0032】次に図11に示すように、次に圧着動作へ
の準備を行う。即ち、ブロック41及びローラ42を引
き込ませると共に、送りローラ22を矢印M10で示す
ように、正方向へ回転させてテープ3を下流側へ送る。
このときの送り量は、異方性導電体4x(4y)の長さ
をLとするとL+ΔLである。これにより、次回の異方
性導電体4yが圧着ツール19に対して位置決めされ
る。また、基板位置決めテーブル8を駆動して、矢印M
11で示すように、次の異方性導電体4yを圧着すべき
箇所が圧着ツール19の真下になるように、基板10を
移動させる。これで、図5に示した位置関係となり、以
上の動作をくり返すことで次々に異方性導電体4を基板
10に圧着することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の異方性導電体貼付装置は、テー
プを供給する供給リールと、テープの走行路に配置され
たガイド体と、走行路の下流に配置され供給リールから
くり出されたテープをガイド体に沿って送るテープ送り
部と、走行路の途中に配置されテープに張力を付与する
張力発生部と、張力発生部よりも下流に配置され異方性
導電体を所定長さに切断する切断部と、切断部とテープ
送り部との間に配置されテープの他方の面を吸着して保
持した状態でワークに前進してこのテープの一方の面に
ある異方性導電体をワークに圧着する圧着ツールと、圧
着ツールに保持される異方性導電体がワークに着地した
際異方性導電体がワーク上で所定の位置となるようにテ
ープ送り部を駆動してテープの位置を補正する制御部と
を備えているので、異方性導電体のずれを解消して貼付
位置精度を向上できる。
【0034】また、走行路に沿ってテープを送るテープ
送り部と、走行路上のテープの他方の面側に配置された
圧着ツールと、圧着ツールをワークに対して進退させて
異方性導電体をワークへ貼付ける進退機構と、異方性導
電体を貼付けて圧着ツールが後退した直後にテープとワ
ークとの間に進入して貼付けの成否を検知する検出手段
を備えることにより、タクトタイムを短縮もでき貼付直
後の検査を実施して貼付動作の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付装置の正面図
【図3】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付装置のブロック図
【図4】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付装置の伝動系の断面図
【図5】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付方法の工程説明図
【図6】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付方法の工程説明図
【図7】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付方法の工程説明図
【図8】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付方法の工程説明図
【図9】本発明の一実施の形態における異方性導電体貼
付方法の工程説明図
【図10】本発明の一実施の形態における異方性導電体
貼付方法の工程説明図
【図11】本発明の一実施の形態における異方性導電体
貼付方法の工程説明図
【図12】(a)従来の異方性導電体貼付装置の動作説
明図 (b)従来の異方性導電体貼付装置の動作説明図
【符号の説明】
3 テープ 4 異方性導電体 14 供給リール 17 カッタ 19 圧着ツール 20,21 ガイド体 22 送りローラ 44 制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの一方の面に貼着された異方性導電
    体をワークに貼付ける異方性導電体貼付装置であって、
    テープを供給する供給リールと、テープの走行路に配置
    されたガイド体と、前記走行路の下流に配置され前記供
    給リールからくり出されたテープを前記ガイド体に沿っ
    て送るテープ送り部と、前記走行路の途中に配置されテ
    ープに張力を付与する張力発生部と、前記張力発生部よ
    りも下流に配置され異方性導電体を所定長さに切断する
    切断部と、前記切断部と前記テープ送り部との間に配置
    されテープの他方の面を吸着して保持した状態でワーク
    に前進してこのテープの一方の面にある異方性導電体を
    ワークに圧着する圧着ツールと、前記圧着ツールに保持
    される異方性導電体がワークに着地した際に前記圧着ツ
    ールに保持されたテープがこの圧着ツールに対して位置
    ずれしないように予め前記テープ送り部を駆動してテー
    プの戻し動作を行う制御部とを備えたことを特徴とする
    異方性導電体貼付装置。
  2. 【請求項2】テープの一方の面に貼着され、所定長さに
    切断された異方性導電体を、ワークに貼付ける異方性導
    電体貼付方法であって、テープ送り部でテープを送って
    所定長さに切断された異方性導電体をこのテープ送り部
    よりもテープ送り方向における上流側で且つテープの他
    方の面側に位置する圧着ツールに対して位置決めする工
    程と、前記圧着ツールでテープを吸着して保持する工程
    と、前記テープ送り部でテープを逆方向に送ってテープ
    をこのテープ送り部と前記圧着ツールの間に所定量戻す
    工程と、前記圧着ツールをワークへ向けて前進させてテ
    ープの一方の面にある所定長さに切断された異方性導電
    体をワークに貼付ける工程と、前記圧着ツールを後退さ
    せワークに貼付けられた異方性導電体からテープを剥が
    す工程を含むことを特徴とする異方性導電体貼付方法。
  3. 【請求項3】テープの一方の面に貼着された異方性導電
    体をワークに貼付ける異方性導電体貼付装置であって、
    走行路に沿ってテープを送るテープ送り部と、前記走行
    路上のテープの他方の面側に配置された圧着ツールと、
    前記圧着ツールをワークに対して進退させて異方性導電
    体をワークへ貼付ける進退機構と、異方性導電体を貼付
    けて前記圧着ツールが後退した直後にテープとワークと
    の間に進入して貼付けの成否を検知する検出手段を備え
    たことを特徴とする異方性導電体貼付装置。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、テープの一方の面もしく
    はワーク上の異方性導電体の有無を検出することを特徴
    とする請求項3記載の異方性導電体貼付装置。
  5. 【請求項5】前記検出手段は、ワークに貼付けられた異
    方性導電体からテープを剥がす剥離手段と一体的に移動
    することを特徴とする請求項3記載の異方性導電体貼付
    装置。
  6. 【請求項6】テープの一方の面に貼着され、所定長さに
    切断された異方性導電体をワークに貼付ける異方性導電
    体貼付方法であって、テープを送って所定長さに切断さ
    れた異方性導電体をテープの他方の面側に位置する圧着
    ツールに対して位置決めする工程と、前記圧着ツールを
    ワークに向かって前進させ所定長さに切断された異方性
    導電体をワークに貼付ける工程と、前記圧着ツールを後
    退させワークに貼付けられた異方性導電体からテープを
    剥がす工程と、剥がされたテープとワークの間に検出手
    段を進入させ貼付けの成否を検知する工程とを含むこと
    を特徴とする異方性導電体貼付方法。
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