JPH10276850A - 自動車の座席 - Google Patents

自動車の座席

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JPH10276850A
JPH10276850A JP10081974A JP8197498A JPH10276850A JP H10276850 A JPH10276850 A JP H10276850A JP 10081974 A JP10081974 A JP 10081974A JP 8197498 A JP8197498 A JP 8197498A JP H10276850 A JPH10276850 A JP H10276850A
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突事故時にも安全なロック機構を有した自
動車の座席を提供すること。 【解決手段】 自動車の座席は、シート枠と、該シート
枠上で枢軸運動できるように据え付けられた背もたれ枠
と、該背もたれ枠の位置をロックするための機構(4)
からなっている。該機構は枢軸軸線の周りで互いに他に
関して回転することのできる2つの半体ハウジング(1
0、20)からなり、該ハウジングがそれぞれシート側
フランジ(5)と背もたれ側フランジ(6)に対して取
りつけられている。該2つの半体ハウジングの内の少な
くとも1つの該半体ハウジングが対応するフランジ
(5)における孔の中へ挿入されたスタッド(15b)
を有しており、少なくとも1つのスタッド(15b)と
対応する孔(51)との間に空間(E)が形成され、該
空間の中へ溶接ビードが貫通して、半体ハウジング(1
0)をフランジ(5)に結合させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の座席に関す
るものであり、特に、背もたれの揺動調節を行う機構を
用いたシートと背もたれとの間の結合部分に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来においては、これらの機構は、シー
トの枠の後部部分を構成しているシート側フランジと、
背もたれの枠の下側部分を構成する背もたれ側フランジ
との間において、シートの両側に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの機構は背もた
れの回転ロックを確保し、従って非常に大きな枢軸運動
トルクを支持しなければならない。
【0004】衝突事故が発生して、座席の背もたれに非
常に大きな荷重が発生した時には、前記機構にかかる枢
軸トルクは約200ないし250mNの値にまで達する
かもしれない。シートに取り付けられたシートベルトを
具備した座席の場合、即ち、ベルトの機械的な取り付け
が座席の背もたれの上側部分において行われている場合
には、前端部衝突事故の間における乗員の体にかかる慣
性力が付加的な荷重を発生させ、背もたれにかかる全荷
重が2倍になることがある。
【0005】従って、この機構は大きな応力を支持する
ことができなければならず、特に、ヒンジを各フランジ
に取り付ける装置は特に補強しなければならない。
【0006】背もたれの位置的なロック機構は既に知ら
れており、特にドキュメントFR−A−2729108
によって知られている。このタイプの機構は、以下この
書類では単純化のために“ヒンジ”と呼び、かなり平旦
な円筒状ハウジング4の形態になっており、これは2つ
の半体ハウジング10、20を収納しているスウェージ
加工された外周リング30を有し、前記ハウジングは互
いに他に関して回転できるようになっており、それぞれ
シート側フランジ5と背もたれ側フランジ6に取り付け
られている。ハウジングの底部を構成している前記半体
ハウジング20は、その外周部において、ハウジングの
内側に向かって位置した表面において、内側の歯21を
備えた同心状のリングを有している。ハウジングのカバ
ーを構成している、前記半体ハウジング10は、ハウジ
ングの内側に向かって位置したその内面において、スタ
ンピング12を有しており、該スタンピングはそれらの
間においてロック用の歯付きプレート40を半径方向に
案内する溝を画定している。これらの歯付きプレートは
一般的には3個であって120度間隔で配置され、半径
方向外側に向かった端部において、前記リングの歯21
と合致する形状になった歯41を有している。前記ハウ
ジングの中心部に偏心体31が位置しており、その上に
はばね32が回転トルクをかけていて、該偏心体が歯付
きプレートを前記リングの方へ押しつけてロック状態を
確保している。制御ハンドル(図示せず)が該偏心体を
反対方向に枢軸回転させることができ、歯付きプレート
をフリーにし、背もたれを枢軸駆動させることができ
る。
【0007】ヒンジの底部20とカバー10とを、それ
ぞれ背もたれ側フランジとシート側フランジとに位置決
めして取り付ける作業は、各々の半体ハウジングに形成
された、幾つかの、従来的には6個の、円筒状のスタン
プ加工されたスタッド15、16によって確定される。
該スタッドは各々のフランジに形成された孔の中へ挿入
されるように設計されている。カバー10と底部20と
がそれぞれのフランジにおいて所定位置に位置される
と、溶接ビード19がスタッド上に形成され、これが又
フランジ上に重ねられる。この結合作業によってヒンジ
によって必要とされる機械強度が得られ、非常に大きな
枢軸トルクを支持することができる。
【0008】この溶接作業はハウジングの底部20とカ
バー10を局部的に変形させることがあり、特に、案内
溝の高さのところに位置されたスタッドに対して溶接が
行われた時には該案内溝を変形させることがある。この
ように案内溝が局部的に変形されると、歯付きプレート
が引っ掛かって正常なロック作用を妨げることがあり、
少なくとも衝突事故の時にロック装置が誤動作すること
がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はこれらの
課題を解決することにあり、特に歯付きプレートが引っ
掛かって、その結果として生じる誤ったロック状態にな
る危険性をなくすことによってよりよい安全性を提供す
ることにある。このために、必要とされる機械強度を減
少させることなく、必要な溶接個所の数を減少させるこ
とも、本発明の目的である。
【0010】これらの目的を考慮しながらいうと、本発
明の主題は、自動車の座席において、シート枠と、該シ
ート枠上で枢軸運動できるように据え付けられた背もた
れ枠と、該背もたれ枠の位置をロックするための機構で
あって、該機構が枢軸軸線の周りで互いに他に関して回
転することのできる2つの半体ハウジングからなり、該
ハウジングがそれぞれシート側フランジと背もたれ側フ
ランジに対して取りつけられ、少なくとも1つの該半体
ハウジングが対応するフランジにおける孔の中へ挿入さ
れ、かつ該フランジに溶接されたスタッドを有してい
る、そのロック機構とを具備し、少なくとも1つのスタ
ッドと該スタッドが貫通する孔との間に空間が形成さ
れ、該空間の中で、半体ハウジングをフランジに結合す
る溶接ビードが形成されることを特徴とする自動車の座
席を提供することにある。
【0011】本発明は、そのようにして形成された溶接
のおかげによって、溶接されるスタッドの数を減少する
ことができ、従って、もっと詳細にいうと、歯付きプレ
ートの案内溝の高さ位置に位置した付加的なスタッドに
溶接を施す必要がなくなり、あるいは更に、そのような
付加的なスタッドの必要性がなくなる。
【0012】本発明は又、従来技術と比較した場合、案
内溝の高さ位置に位置したスタッドの溶接をなくすこと
によって、スタッド溶接作業中に生じる案内溝の局部的
な変形をなくすことができる。同一の機械強度を保つた
めに、前記スペースは案内溝の高さ位置に位置していな
いスタッドの近くに設けられ、従って、溶接ビードがこ
のスペースの中へ貫通し、他のスタッドの高さ位置にお
ける溶接ビードをなくすことの補償となる。
【0013】本発明の特別な場合に関していうと、前記
孔に挿入されたスタッドは円筒状になっており、溶接し
ようとするスタッドに対応してスペースを有した該孔
は、少なくとも1つの半径方向において、スタッドの直
径より大きな寸法を有している。
【0014】好ましくは、前記孔の巾は該スタッドの直
径と多かれ少なかれ同一である。従って、該スタッド
は、該孔が拡大されている方向とは直交する方向におい
ては、十分な隙間なしに孔の中へ貫通している。もし前
記孔がスタッドの軸線を通過するような円の円周方向に
おいて拡大されていなければ、たとえ角度付き位置決め
を確実なものにしようとする付加的な溶接なしのスタッ
ドあるいはその他の手段が存在しなくても、フランジに
対してヒンジを角度を付して位置決めすることは、据え
付け中も正確に維持される。
【0015】本発明の他の特徴及び利点は、本発明によ
る自動車の座席に関する説明の中で明らかになるであろ
う。
【0016】
【発明の実施の形態】自動車のための座席1は、図1に
示したように、背もたれ2と、シート3と、ヒンジ4と
からなっており、その非錠止制御装置50が図1に示さ
れている。
【0017】前記座席にはいわゆる“組込み式”のシー
トベルトが備えられており、即ち、該ベルトの背もたれ
2の上側部分への機械的な取り付けが、背もたれ2の上
側エッジに対して直接的になされている。そのような配
置になっているので、事故が発生した時には、ヒンジの
位置において大きな枢軸運動トルクが発生することにな
るが、本発明を適用することができるのはこのタイプの
座席に限られるものではない。
【0018】図2から図5はここでは再び見ることはな
いであろう。これらの図は従来タイプのヒンジを示して
おり、これは又本発明の設計例においても用いられてい
て、その全般的な説明は既知の技術の説明の中で既に行
った。
【0019】簡単に復習しておくと、このヒンジは、ヒ
ンジのハウジング4の底部20とカバー10とのそれぞ
れに位置した円筒状のスタッド16、15を有してい
る。これらのスタッドは該ハウジングの外側へ向かって
突出しており、据付時には、シート側のフランジ5と背
もたれ側のフランジ6とに設けられた孔の中へ挿入され
る。前にも説明したが、従来技術によると、ヒンジの両
側において従来から用いられている6個のスタッドが、
溶接ビード14によって該フランジ5、6に対して溶接
され、該ビードはスタッドとそれらが挿入される円形状
の孔との間の接合面において形成される。既に述べたよ
うに、歯付きプレート40の案内溝に位置したスタッド
15aは、この溶接作業の間に、該案内溝を変形させて
しまうことがある。
【0020】この欠点を克服するために、溶接しようと
するスタッド15bを収納するための孔51が大きくな
っていて、溶接しようとする各々のスタッドとそれに対
応した孔のエッジとの間に空間(E)を形成している。
【0021】図6は本発明の好ましい設計を示してお
り、ヒンジ4が配置された据え付け領域しか示されてい
ない。この図には、シート3の枠の後側部分を構成し、
かつシートの外側へ向かって横方向に位置したシート側
のフランジ5と、背もたれ2の枠の下側部分を構成した
背もたれ側のフランジ6と、該フランジ5と6との間に
挿入されたヒンジ4とが示されている。該フランジは、
カバー10において円周方向に隔置された6個の円筒状
のスタッド15a,15bと、底部20において同様に
隔置された6個のスタッド16とからなっている。該カ
バー10と底部20とは、それぞれシート側フランジ5
と、背もたれ側フランジ6に取り付けられている。
【0022】これから、前記シート側フランジ5に対す
るカバー10の取り付けについてさらに詳しく説明する
が、背もたれ側フランジ6に対する底部20の取り付け
も同様にして行われるものと考えてよい。しかしなが
ら、上述した案内溝の変形の問題は、背もたれ側フラン
ジ6への底部20の取り付けに関して関係がないので、
この取り付け作業は早期段階において実行される。
【0023】シート側フランジ5は本発明に従って製作
された3個の孔51を有しており、その内側には3個の
スタッド15bが挿入され、それらは歯付きプレートの
案内溝の高さと同じ高さには位置していない。これらの
孔51の巾は多かれ少なかれ対応するスタッドの直径に
等しく、半径方向において該スタッドの直径より大きな
長さにわたって延在している。これらの孔は対応するス
タッドが挿入される内側においては半円形状になってお
り、又半径方向外側へ向かって矩形形状部分が延在し、
従って該孔のエッジと対応するスタッドとの間に空間
(E)が存在している。次に、図7に示したように、各
スタッド15bのために形成された空間(E)の内部に
おいて溶接14がなされ、これによってシート側フラン
ジ5へのカバー10の限定的な取り付けが可能となる。
このようにして形成された溶接によって、スタッド15
bはフランジを含む金属板に結合され、又、図7におい
て明瞭にわかるように、空間(E)の中へ貫通すること
によって、この開口を介して近接できるようになったス
タッドの近傍のカバー部分に対して直接的に取り付けら
れる。溶接が直接的に到達できる表面積は従来技術に比
べてかなり増加し、特に各スタッドにおける溶接部分の
機械的強度を増加させることになる。
【0024】カバー10はまた歯付きプレートの案内溝
の高さと同じ高さに位置したスタッド15aを有し、該
スタッドは円筒状の孔52の中へすき間なしに挿入され
ており、該孔は多かれ少なかれ対応するスタッドの直径
に等しい直径を有している。すべてのスタッド15aと
15bには、カバー10とフランジ5との間の結合部に
対して枢軸運動トルクがかかった時に、剪断応力がかか
る。図7で示したように、前記スタッド15aは溶接さ
れていないので、フランジ5とカバー10との間の結合
部の剪断強度を増加させることができる。
【0025】しかしながら、他のスタッドに施された溶
接によって既に強度が増加されているので、そのような
付加的なスタッドは、前記カバー10が案内溝領域の外
側に位置した3個のスタッド15bのみからなっている
場合には、使用されないであろう。
【0026】図4に示したように、前記6個のスタッド
15aと15bとは同一のものであり、スタッド15b
を対応する孔51に挿入するために、ヒンジの据え付け
のための位置決め装置が必要である。ピン17が“フー
ルプルーフ装置 foolproof device”
として作用し、カバー10のスタッド15a,15bを
シート側フランジ5に形成された対応的な孔51,52
の中で確実に正しく位置決めし、従って据え付け中に間
違ったスタッドを溶接してしまう危険性がなくなる。
【0027】図8の(a)から(g)までは、フランジ
5の中で切削形成される孔51のための異なった設計変
更を示している。図8(a)は前述した設計例に対応
し、図8(d)は長円形になった孔51dを示し、これ
は巾が対応するスタッドの巾と多かれ少なかれ同一であ
り、両端が半円形状になって丸くなっている。図8
(b)と図8(c)は2つの他の設計変更を示してい
る。
【0028】一般的にいうと、孔51の形状、寸法は、
ヒンジとフランジとの間の接合部に必要な強度、及び孔
51に関して特定の形状を選択する場合に影響を与えが
ちな幾何学的特性の制約事項に従って画定されるであろ
う。
【0029】図8(e)は特別な場合であり、この場
合、空間(E)は円形孔51eをそのままにして、スタ
ッド15bを平旦にすることによって得られる。
【0030】図8(f)に示したような特殊な場合に
は、孔51fは円形で、対応するスタッド15bの直径
よりも大きな直径を有している。このような形状の孔
は、溶接中の熱に起因する変形を、スタッドの周囲で一
定に分布させるようにすることができる。そのような場
合には、溶接の前にヒンジ4をフランジ5上に正確に位
置付けるために、付加的なスタッドあるいは少なくとも
ピンが必要となるであろう。
【0031】カバー10をフランジ5上に据え付ける時
には、ヒンジを角度を付した位置決めをできるようにす
ることがしばしば有効である。このために、図8(g)
で示したように、孔51gと52は円周方向に長くなっ
た長円形状になっている。溶接しようとしているスタッ
ド15bを内部に挿入している孔51gは、半径方向外
側に向かって延在した長方形状になっている。このよう
な取り合わせによって、最終的な取り付けの前にヒンジ
をフランジ5に据え付ける時に、カバー10を角度を付
した位置決めをすることが可能となる。
【0032】本発明は単なる例示として上述してきた設
計に限定されるものではない。
【0033】特に、上述した各種の形状の孔をすべて組
み合わせることが可能である。又異なったロック装置に
関しては、溶接されるスタッド15bの数は3個でなく
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートに関して背もたれの位置を調節固定する
ためのヒンジを有した自動車の座席の全体的な透視図。
【図2】初期段階の技術によるヒンジ機構の、一部切り
取った全面図。
【図3】図2の線(II−II)から見た断面図。
【図4】取り付け装置と位置決めピンとを示したハウジ
ングのカバーの外面の透視図。
【図5】歯付きプレートの案内溝を形成する押し型を示
すカバーの内面の透視図。
【図6】本発明による座席の詳細な透視図で、背もたれ
側フランジとシート側フランジをそれぞれ示し、本発明
によるヒンジをシート側フランジに取り付け状態を示し
ている。
【図7】シート枠に取り付けられたカバーだけの直径方
向断面図で、フランジ内のスタッドと孔との間に形成さ
れたスペースが溶接ビードによって充填されていること
とを示している。
【図8】(a)〜(g)は前記スペースの各種設計変更
例の図。
【符号の説明】
1 座席 4 ロック機構 5 シート側フランジ 6 背もたれ側フランジ 10、20 ハウジング 14 溶接ビード 15a、15b スタッド 17 ピン 51、52 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リュドビク シャユルー フランス国 マッシイ,アブニュ ド ラ ガール 90

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の座席において、シート枠と、該
    シート枠上で枢軸運動できるように据え付けられた背も
    たれ枠と、該背もたれ枠の位置をロックするための機構
    (4)であって、該機構が枢軸軸線の周りで互いに他に
    関して回転することのできる2つの半体ハウジング(1
    0、20)からなり、該ハウジングがそれぞれシート側
    フランジ(5)と背もたれ側フランジ(6)に対して取
    りつけられ、少なくとも1つの該半体ハウジングが対応
    するフランジ(5)における孔の中へ挿入されたスタッ
    ド(15b)を有している、そのロック機構とを具備
    し、少なくとも1つのスタッド(15b)と該スタッド
    が貫通する孔(51)との間に空間(E)が形成され、
    該空間(E)の中で、半体ハウジング(10)をフラン
    ジ(5)に結合する溶接ビード(4)が形成されること
    を特徴とする自動車の座席。
  2. 【請求項2】 自動車の座席において、前記孔(51)
    に挿入されたスタッド(15b)が円筒状になってお
    り、空間を有する該孔(51)が、少なくとも1方向に
    おいて、スタッドの直径より大きな寸法を有しているこ
    とを特徴とする自動車の座席。
  3. 【請求項3】 前記孔(51a,51b,51c,51
    d)の巾が対応するスタッド(15a)の直径と多かれ
    少なかれ同一であり、かつ半径方向には該スタッドの直
    径より大きな長さだけ延在している請求項2に記載され
    た自動車の座席。
  4. 【請求項4】 前記孔(51d)が長円形になっている
    請求項2または請求項3に記載された自動車の座席。
  5. 【請求項5】 前記孔(51a)が、スタッドを収納す
    る半円形状になった一側部と、長方形になった他側部と
    を有している請求項2または請求項3に記載された自動
    車の座席。
  6. 【請求項6】 前記孔が円形であって、その直径がスタ
    ッド(15b)の直径より大きく、近傍に前記空間の形
    成されていない付加的なスタッド(15a)を有してい
    る請求項2に記載された自動車の座席。
  7. 【請求項7】 前記孔(51g)が円形であって、その
    直径がスタッド(15b)の直径と多かれ少なかれ同一
    であり、該スタッドの側部が平旦になっている請求項2
    に記載された自動車の座席。
  8. 【請求項8】 前記半体ハウジングが付加的な溶接なし
    のスタッド(15a)と、フールプルーフ装置として作
    用するピン(17)とからなり、スタッド(15a)と
    (15b)とをフランジ(5)に形成された対応する孔
    (52)、(51)の中で正確に位置決めすることがで
    きる請求項1に記載された自動車の座席。
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