JPH10275053A - 座標情報入力装置 - Google Patents
座標情報入力装置Info
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- JPH10275053A JPH10275053A JP9642897A JP9642897A JPH10275053A JP H10275053 A JPH10275053 A JP H10275053A JP 9642897 A JP9642897 A JP 9642897A JP 9642897 A JP9642897 A JP 9642897A JP H10275053 A JPH10275053 A JP H10275053A
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- JP
- Japan
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- coordinate information
- axis
- screen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ平面に直交す
る方向（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸座標情報を入力
すること、又は、画面をスクロールさせる指示を入力す
ることのできるマウス等の座標情報入力装置を提供す
る。 【解決手段】画面上でカーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ
平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情報の入力に供
される、例えばマウスの形態をとり、前記画像対象物を
前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ軸座標
情報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせ
る指示を入力するために供すべく、自動復帰型のスライ
ドボリューム１２を有するスライド操作式入力部１０を
備えてなる。
る方向（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸座標情報を入力
すること、又は、画面をスクロールさせる指示を入力す
ることのできるマウス等の座標情報入力装置を提供す
る。 【解決手段】画面上でカーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ
平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情報の入力に供
される、例えばマウスの形態をとり、前記画像対象物を
前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ軸座標
情報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせ
る指示を入力するために供すべく、自動復帰型のスライ
ドボリューム１２を有するスライド操作式入力部１０を
備えてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを操
作するために使用される、マウス、トラックボール、ト
ラックパッド等の座標情報入力装置に係り、より詳細に
は、コンピュータに接続されたモニターの画面上でカー
ソル等の画像対象物を動かすための座標情報の入力に供
されるものに関する。
作するために使用される、マウス、トラックボール、ト
ラックパッド等の座標情報入力装置に係り、より詳細に
は、コンピュータに接続されたモニターの画面上でカー
ソル等の画像対象物を動かすための座標情報の入力に供
されるものに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近、コンピュータを操作するための入
力装置として、キーボードの他に、入力・指示操作を簡
便化及び高度化するため、マウス，トラックボール、ト
ラックパッド等のポインティングデバイスと呼ばれる座
標情報入力装置が用いられることが多い。
力装置として、キーボードの他に、入力・指示操作を簡
便化及び高度化するため、マウス，トラックボール、ト
ラックパッド等のポインティングデバイスと呼ばれる座
標情報入力装置が用いられることが多い。
【０００３】このような座標情報入力装置は、マウスを
例にとって説明すれば、通常、人の手で握り得る程度の
大きさのネズミに似た形状の本体ケースと、該本体ケー
スの底面部にその一部を露出させた状態で転動可能に配
設されたボール及びこのボールの回転状態（回転速度、
回転方向）を検出するロータリエンコーダ等の回転検出
部を有するＸ軸及びＹ軸座標情報入力部と、１個又は複
数個の押しボタンスイッチと、備えている。
例にとって説明すれば、通常、人の手で握り得る程度の
大きさのネズミに似た形状の本体ケースと、該本体ケー
スの底面部にその一部を露出させた状態で転動可能に配
設されたボール及びこのボールの回転状態（回転速度、
回転方向）を検出するロータリエンコーダ等の回転検出
部を有するＸ軸及びＹ軸座標情報入力部と、１個又は複
数個の押しボタンスイッチと、備えている。
【０００４】そして、このマウスを手で握り前記ボール
の転がり運動に乗って平面上を移動させると、前記Ｘ軸
及びＹ軸座標情報入力部により、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物をＸ−
Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情報が入力さ
れるとともに、前記画像対象物が画面上の希望した位置
に移動したとき前記押しボタンスイッチを押す（又は離
す）ことにより、コンピュータに次の指示（例えばカー
ソルが指しているもの）が伝えられる。
の転がり運動に乗って平面上を移動させると、前記Ｘ軸
及びＹ軸座標情報入力部により、コンピュータに接続さ
れたモニターの画面上でカーソル等の画像対象物をＸ−
Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情報が入力さ
れるとともに、前記画像対象物が画面上の希望した位置
に移動したとき前記押しボタンスイッチを押す（又は離
す）ことにより、コンピュータに次の指示（例えばカー
ソルが指しているもの）が伝えられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来のマウ
ス等の座標情報入力装置においては、カーソル等の画像
対象物をＸ−Ｙ平面上でしか動かすことができない。言
い換えれば、Ｘ軸及びＹ軸座標情報の入力しか行えず、
前記画像対象物を前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向（通常
は、画面の奥行き方向及び手前方向＝Ｚ軸方向）に動か
すためのＺ軸座標情報の入力や前記画面をスクロールさ
せる指示（表示画面を上下方向や左右方向に移動させる
命令）を入力することはできなかった。
ス等の座標情報入力装置においては、カーソル等の画像
対象物をＸ−Ｙ平面上でしか動かすことができない。言
い換えれば、Ｘ軸及びＹ軸座標情報の入力しか行えず、
前記画像対象物を前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向（通常
は、画面の奥行き方向及び手前方向＝Ｚ軸方向）に動か
すためのＺ軸座標情報の入力や前記画面をスクロールさ
せる指示（表示画面を上下方向や左右方向に移動させる
命令）を入力することはできなかった。
【０００６】なお、このような問題は、上述のようなマ
ウスだけでなく、前記マウスを裏返しにした形態のトラ
ックボールや平板上のパッドを指でなぞる形態のトラッ
クパッド等の他の座標情報入力装置においても同様に生
じる。
ウスだけでなく、前記マウスを裏返しにした形態のトラ
ックボールや平板上のパッドを指でなぞる形態のトラッ
クパッド等の他の座標情報入力装置においても同様に生
じる。
【０００７】本発明は、上述の如き問題を解消するため
になされたもので、その目的とするところは、比較的簡
単な構成のもとで、カーソル等の画像対象物を前記Ｘ−
Ｙ平面に直交する方向（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸
座標情報を入力すること、又は、前記画面をスクロール
させる指示を入力することのできるマウス等の座標情報
入力装置を提供することにある。
になされたもので、その目的とするところは、比較的簡
単な構成のもとで、カーソル等の画像対象物を前記Ｘ−
Ｙ平面に直交する方向（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸
座標情報を入力すること、又は、前記画面をスクロール
させる指示を入力することのできるマウス等の座標情報
入力装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る座標情報入力装置は、基本的には、コ
ンピュータに接続されたモニターの画面上でカーソル等
の画像対象物をＸ−Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ
軸座標情報の入力に供されるもので、前記画像対象物が
画面上の希望した位置に移動したときコンピュータに次
の指示を入力するために供される１個又は複数個の押し
ボタンスイッチを備えるとともに、前記画像対象物を前
記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ軸座標情
報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせる
指示を入力するために供すべく、両側に第１及び第２の
押圧部を持つシーソー型操作部とこのシーソー型操作部
の第１及び第２の押圧部が択一的に圧接せしめられる感
圧抵抗素子等からなる圧電センサとを有するシーソー式
感圧入力部を備えていることを特徴としている。
く、本発明に係る座標情報入力装置は、基本的には、コ
ンピュータに接続されたモニターの画面上でカーソル等
の画像対象物をＸ−Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ
軸座標情報の入力に供されるもので、前記画像対象物が
画面上の希望した位置に移動したときコンピュータに次
の指示を入力するために供される１個又は複数個の押し
ボタンスイッチを備えるとともに、前記画像対象物を前
記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ軸座標情
報を入力するため、又は、前記画面をスクロールさせる
指示を入力するために供すべく、両側に第１及び第２の
押圧部を持つシーソー型操作部とこのシーソー型操作部
の第１及び第２の押圧部が択一的に圧接せしめられる感
圧抵抗素子等からなる圧電センサとを有するシーソー式
感圧入力部を備えていることを特徴としている。
【０００９】より好ましい具体例としては、マウスの形
態をとるもので、人の手で握り得る程度の大きさの本体
ケースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させ
た状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの
回転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部
を有するＸ軸及びＹ軸座標情報入力部と、を備え、前記
１個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケース
の前部上面に配設されるとともに、前記スライド操作式
入力部が前記本体ケースの前部上面又は側面に配設され
てなる。
態をとるもので、人の手で握り得る程度の大きさの本体
ケースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させ
た状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの
回転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部
を有するＸ軸及びＹ軸座標情報入力部と、を備え、前記
１個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケース
の前部上面に配設されるとともに、前記スライド操作式
入力部が前記本体ケースの前部上面又は側面に配設され
てなる。
【００１０】上述の如くの構成とされた本発明に係る座
標情報入力装置においては、スライド操作式入力部に備
えられるスライドボリュームを、原点（中立点）から、
それを付勢するバネ等の付勢力に抗して指等で前後いず
れかに摺動させることにより、前記スライドボリューム
が摺動せしめられた方向とその移動距離とが検知され、
それらの検知情報が画像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する
方向に動かすためのＺ軸座標情報として、あるいは、画
面をスクロールさせる情報として、コンピュータに入力
される。
標情報入力装置においては、スライド操作式入力部に備
えられるスライドボリュームを、原点（中立点）から、
それを付勢するバネ等の付勢力に抗して指等で前後いず
れかに摺動させることにより、前記スライドボリューム
が摺動せしめられた方向とその移動距離とが検知され、
それらの検知情報が画像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する
方向に動かすためのＺ軸座標情報として、あるいは、画
面をスクロールさせる情報として、コンピュータに入力
される。
【００１１】したがって、本発明の座標情報入力装置で
は、Ｘ軸、Ｙ軸、及びＺ軸の三次元座標情報を同時にコ
ンピュータに入力することができる。このため、例え
ば、フライトシュミレーションゲーム等のゲームソフト
を起動しているとき等において、画像対象物のキャラク
ター（例えば飛行機）をＸ−Ｙ平面上だけでなくそれに
直交するＺ軸方向（例えば画面の奥行き−手前方向）に
移動させることができ、しかも、その移動速度（又は移
動距離）もスライドボリュームを摺動させる速度（又は
距離）を変えることで自在に変化させることができる。
は、Ｘ軸、Ｙ軸、及びＺ軸の三次元座標情報を同時にコ
ンピュータに入力することができる。このため、例え
ば、フライトシュミレーションゲーム等のゲームソフト
を起動しているとき等において、画像対象物のキャラク
ター（例えば飛行機）をＸ−Ｙ平面上だけでなくそれに
直交するＺ軸方向（例えば画面の奥行き−手前方向）に
移動させることができ、しかも、その移動速度（又は移
動距離）もスライドボリュームを摺動させる速度（又は
距離）を変えることで自在に変化させることができる。
【００１２】また、コンピュータで起動しているアプリ
ケーションプログラム（ソフトウエア）の仕様によっ
て、スライドボリュームを前後いずれかの方向に摺動さ
せることによって、例えば画面を上下方向にスクロール
させることができ、さらに、例えばキーボードのいずれ
かのキーを押しながら前記スライドボリュームを前後い
ずれかに摺動させることにより、例えば画面を左右方向
にスクロールさせることができる。この場合も、スクロ
ール速度（又はスクロール量）をスライドボリュームを
摺動させる速度（又は距離）を変えることで自在に変化
させることができる。
ケーションプログラム（ソフトウエア）の仕様によっ
て、スライドボリュームを前後いずれかの方向に摺動さ
せることによって、例えば画面を上下方向にスクロール
させることができ、さらに、例えばキーボードのいずれ
かのキーを押しながら前記スライドボリュームを前後い
ずれかに摺動させることにより、例えば画面を左右方向
にスクロールさせることができる。この場合も、スクロ
ール速度（又はスクロール量）をスライドボリュームを
摺動させる速度（又は距離）を変えることで自在に変化
させることができる。
【００１３】さらに、例えばキーボードの他のキーを併
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
を参照しつつ説明する。
【００１５】図１及び図２は、本発明に係る座標情報入
力装置である２ボタン式のマウスの一実施形態を示す斜
視図及び側面図である。
力装置である２ボタン式のマウスの一実施形態を示す斜
視図及び側面図である。
【００１６】本実施形態のマウス１は、従来のものと同
様に、人の手で握り得る程度の大きさのネズミに似た形
状の本体ケース２と、該本体ケース２の底面部にその一
部を露出させた状態で転動可能に配設されたボール５及
びこのボール５の回転状態（回転速度、回転方向）を検
出するロータリエンコーダ等の既知の回転検出部を有す
るＸ軸及びＹ軸座標情報入力部（図示省略）と、２個の
押しボタンスイッチ６，７と、を備えている。
様に、人の手で握り得る程度の大きさのネズミに似た形
状の本体ケース２と、該本体ケース２の底面部にその一
部を露出させた状態で転動可能に配設されたボール５及
びこのボール５の回転状態（回転速度、回転方向）を検
出するロータリエンコーダ等の既知の回転検出部を有す
るＸ軸及びＹ軸座標情報入力部（図示省略）と、２個の
押しボタンスイッチ６，７と、を備えている。
【００１７】このマウス１を手で握り前記ボールの転が
り運動に乗って平面上を移動させると、前記Ｘ軸及びＹ
軸座標情報入力部により、例えば図３に例示される如く
の、コンピュータに接続されたモニター５０の画面Ｇ上
でカーソル等の画像対象物（ここでは、例えば飛行機
Ｅ）をＸ−Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情
報が入力されるとともに、前記画像対象物（例えば飛行
機Ｅ）が画面Ｇ上の希望した位置に移動したとき前記押
しボタンスイッチ６又は７を押す（又は離す）ことによ
り、コンピュータに次の指示（例えば爆弾投下命令）が
伝えられる。
り運動に乗って平面上を移動させると、前記Ｘ軸及びＹ
軸座標情報入力部により、例えば図３に例示される如く
の、コンピュータに接続されたモニター５０の画面Ｇ上
でカーソル等の画像対象物（ここでは、例えば飛行機
Ｅ）をＸ−Ｙ平面上で動かすためのＸ軸及びＹ軸座標情
報が入力されるとともに、前記画像対象物（例えば飛行
機Ｅ）が画面Ｇ上の希望した位置に移動したとき前記押
しボタンスイッチ６又は７を押す（又は離す）ことによ
り、コンピュータに次の指示（例えば爆弾投下命令）が
伝えられる。
【００１８】上記に加え、本実施形態のマウス１では、
画像対象物Ｅを前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かす
ためのＺ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面Ｇ
をスクロールさせる指示を入力するために供すべく、前
記本体ケース２の前部上面中央に、スライド操作式入力
部１０が配設されている。
画像対象物Ｅを前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かす
ためのＺ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面Ｇ
をスクロールさせる指示を入力するために供すべく、前
記本体ケース２の前部上面中央に、スライド操作式入力
部１０が配設されている。
【００１９】このスライド操作式入力部１０は、本体ケ
ース２の前部上面中央に配設されたＬ形カバー１５に形
成された矩形窓１５ａから上方に突出するツマミ部１２
ａを有するスライドボリューム１２を備えている。
ース２の前部上面中央に配設されたＬ形カバー１５に形
成された矩形窓１５ａから上方に突出するツマミ部１２
ａを有するスライドボリューム１２を備えている。
【００２０】このスライドボリューム１２は、図４をも
参照すればよくわかるように、前記Ｌ形カバー１５とそ
の下に配設された長穴２１ａ付きの摺動支持板２１との
間に挟まれて水平方向に摺動可能とされた、前記ツマミ
部１２ａが立設されたスライダ１６、このスライダ１６
の下側に突設配置された断面矩形の角筒体１７、及び、
この角筒体１７に上部が挿入されるとともに、前記角筒
体１７に内蔵されたバネにより下向きに付勢されてその
下端が前記摺動支持板２１の下側に配設されたボリュー
ム調整部材２０に摺動自在に圧接せしめられた接点部材
１８、からなっている。
参照すればよくわかるように、前記Ｌ形カバー１５とそ
の下に配設された長穴２１ａ付きの摺動支持板２１との
間に挟まれて水平方向に摺動可能とされた、前記ツマミ
部１２ａが立設されたスライダ１６、このスライダ１６
の下側に突設配置された断面矩形の角筒体１７、及び、
この角筒体１７に上部が挿入されるとともに、前記角筒
体１７に内蔵されたバネにより下向きに付勢されてその
下端が前記摺動支持板２１の下側に配設されたボリュー
ム調整部材２０に摺動自在に圧接せしめられた接点部材
１８、からなっている。
【００２１】前記スライドボリューム１２は、前記角筒
体１７が前記摺動支持板２１の長穴２１ａに挿入され、
かつ、前記スライダ１６が前記Ｌ形カバー１５と摺動支
持板２１とに当接支持され、さらに、前記接点部材１８
が前記ボリューム調整部材２０に圧接せしめられた状態
で前後方向に摺動できるようになっている。
体１７が前記摺動支持板２１の長穴２１ａに挿入され、
かつ、前記スライダ１６が前記Ｌ形カバー１５と摺動支
持板２１とに当接支持され、さらに、前記接点部材１８
が前記ボリューム調整部材２０に圧接せしめられた状態
で前後方向に摺動できるようになっている。
【００２２】また、前記スライドボリューム１２は、自
動復帰型とされており、解放（自然）状態では、常時、
Ｌ形カバー１５の上面中央に施された三角マーク３０が
示す原点（中立位置）に復帰するように、前記角筒体１
７の前後に復帰用コイルバネ２５，２６が縮装あるいは
張装されるとともに、前記原点位置においては、前記接
点部材１８の先細り状の先端部が前記ボリューム調整部
材２０に形成された断面三角形状の凹部２０ａに落とし
込まれるようになっている。
動復帰型とされており、解放（自然）状態では、常時、
Ｌ形カバー１５の上面中央に施された三角マーク３０が
示す原点（中立位置）に復帰するように、前記角筒体１
７の前後に復帰用コイルバネ２５，２６が縮装あるいは
張装されるとともに、前記原点位置においては、前記接
点部材１８の先細り状の先端部が前記ボリューム調整部
材２０に形成された断面三角形状の凹部２０ａに落とし
込まれるようになっている。
【００２３】このような構成とされた本実施形態のマウ
ス１においては、スライド操作式入力部１０に備えられ
るスライドボリューム１２を、三角マーク３０の原点か
ら、それを付勢する復帰用コイルバネ２５，２６の付勢
力に抗して指等で前後いずれかに摺動させることによ
り、前記スライドボリューム１２が摺動せしめられた方
向とその移動距離とが検知され、それらの検知情報が画
像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ
軸座標情報として、あるいは、画面をスクロールさせる
情報として、コンピュータに入力される。
ス１においては、スライド操作式入力部１０に備えられ
るスライドボリューム１２を、三角マーク３０の原点か
ら、それを付勢する復帰用コイルバネ２５，２６の付勢
力に抗して指等で前後いずれかに摺動させることによ
り、前記スライドボリューム１２が摺動せしめられた方
向とその移動距離とが検知され、それらの検知情報が画
像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する方向に動かすためのＺ
軸座標情報として、あるいは、画面をスクロールさせる
情報として、コンピュータに入力される。
【００２４】なお、マウス１からの信号、つまり、前記
Ｘ軸及びＹ軸座標情報入力部、押しボタンスイッチ６，
７、及び、前記スライド操作式入力部１０からの信号
は、マウス１の前端部に取り付けられたケーブル９を介
して直接、あるいはキーボードもしくはモニター５０を
介してコンピュータに供給される。
Ｘ軸及びＹ軸座標情報入力部、押しボタンスイッチ６，
７、及び、前記スライド操作式入力部１０からの信号
は、マウス１の前端部に取り付けられたケーブル９を介
して直接、あるいはキーボードもしくはモニター５０を
介してコンピュータに供給される。
【００２５】したがって、本実施形態のマウス１では、
Ｘ軸、Ｙ軸、及びＺ軸の三次元座標情報を同時にコンピ
ュータに入力することができる。このため、例えば、図
３に示される如くに、フライトシュミレーションゲーム
等のゲームソフトを起動しているとき等において、画像
対象物のキャラクター（例えば飛行機Ｅ）をＸ−Ｙ平面
上だけでなくそれに直交するＺ軸方向（例えば画面の奥
行き−手前方向）に移動させることができ、しかも、そ
の移動速度（又は移動距離）もスライドボリューム１２
を摺動させる速度（又は距離）を変えることで自在に変
化させることができる。
Ｘ軸、Ｙ軸、及びＺ軸の三次元座標情報を同時にコンピ
ュータに入力することができる。このため、例えば、図
３に示される如くに、フライトシュミレーションゲーム
等のゲームソフトを起動しているとき等において、画像
対象物のキャラクター（例えば飛行機Ｅ）をＸ−Ｙ平面
上だけでなくそれに直交するＺ軸方向（例えば画面の奥
行き−手前方向）に移動させることができ、しかも、そ
の移動速度（又は移動距離）もスライドボリューム１２
を摺動させる速度（又は距離）を変えることで自在に変
化させることができる。
【００２６】また、コンピュータで起動しているアプリ
ケーションプログラム（ソフトウエア）の仕様によっ
て、スライドボリューム１２を前後いずれかの方向に摺
動させることによって、例えば画面を上下方向にスクロ
ールさせることができ、さらに、例えばキーボードのい
ずれかのキーを押しながら前記スライドボリューム１２
を前後いずれかに摺動させることにより、例えば画面を
左右方向にスクロールさせることができる。この場合
も、スクロール速度（スクロール量）をスライドボリュ
ーム１２を摺動させる速度（又は距離）を変えることで
自在に変化させることができる。
ケーションプログラム（ソフトウエア）の仕様によっ
て、スライドボリューム１２を前後いずれかの方向に摺
動させることによって、例えば画面を上下方向にスクロ
ールさせることができ、さらに、例えばキーボードのい
ずれかのキーを押しながら前記スライドボリューム１２
を前後いずれかに摺動させることにより、例えば画面を
左右方向にスクロールさせることができる。この場合
も、スクロール速度（スクロール量）をスライドボリュ
ーム１２を摺動させる速度（又は距離）を変えることで
自在に変化させることができる。
【００２７】さらに、例えばキーボードの他のキーを併
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
用することで上記以外の様々な機能を付加することがで
きる。
【００２８】なお、上に述べた実施形態では、スライド
操作式入力部１０を本体ケース２の前部上面中央に縦向
きに配設したが、これに限られることはなく、スライド
操作式入力部１０を、本体ケース２の例えば側面に縦向
きあるいは横向きに配設してもよい。
操作式入力部１０を本体ケース２の前部上面中央に縦向
きに配設したが、これに限られることはなく、スライド
操作式入力部１０を、本体ケース２の例えば側面に縦向
きあるいは横向きに配設してもよい。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る座標情報入力装置は、比較的簡単な構成のもとで、
カーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する方向
（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸座標情報の入力や前記
画面をスクロールさせる指示を入力することができると
いう優れた効果を奏する。
係る座標情報入力装置は、比較的簡単な構成のもとで、
カーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ平面に直交する方向
（Ｚ軸方向）に動かすためのＺ軸座標情報の入力や前記
画面をスクロールさせる指示を入力することができると
いう優れた効果を奏する。
【図１】本発明に係る座標情報入力装置であるマウスの
一実施形態を示す斜視図。
一実施形態を示す斜視図。
【図２】図１に示されるマウスの左側面図。
【図３】図１に示されるマウスの動作説明に供されるモ
ニタ画面を示す概略図。
ニタ画面を示す概略図。
【図４】図１に示されるマウスのスライド操作式入力部
を示す拡大断面図。
を示す拡大断面図。
１ マウス ２ 本体ケース ５ ボール ６，７ 押しボタンスイッチ ９ ケーブル １０ スライド操作式入力部 １２ スライドボリューム
Claims (2)
- 【請求項１】 コンピュータに接続されたモニターの画
面上でカーソル等の画像対象物をＸ−Ｙ平面上で動かす
ためのＸ軸及びＹ軸座標情報の入力に供される座標情報
入力装置であって、 前記画像対象物が画面上の希望した位置に移動したとき
コンピュータに次の指示を入力するために供される１個
又は複数個の押しボタンスイッチを備えるとともに、前
記画像対象物を前記Ｘ−Ｙ平面に直交する方向に動かす
ためのＺ軸座標情報を入力するため、又は、前記画面を
スクロールさせる指示を入力するために供すべく、自動
復帰型のスライドボリュームを有するスライド操作式入
力部を備えていることを特徴とする座標情報入力装置。 - 【請求項２】 人の手で握り得る程度の大きさの本体ケ
ースと、該本体ケースの底面部にその一部を露出させた
状態で転動可能に配設されたボール及びこのボールの回
転状態を検出するロータリエンコーダ等の回転検出部を
有するＸ軸及びＹ軸座標情報入力部と、を備え、前記１
個又は複数個の押しボタンスイッチが前記本体ケースの
前部上面に配設されるとともに、前記スライド操作式入
力部が前記本体ケースの前部上面又は側面に配設されて
いることを特徴とする請求項１に記載の座標情報入力装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9642897A JPH10275053A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 座標情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9642897A JPH10275053A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 座標情報入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10275053A true JPH10275053A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14164731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9642897A Pending JPH10275053A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 座標情報入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10275053A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525713B1 (en) | 1999-05-10 | 2003-02-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Coordinate input device capable of inputting z-coordinate of image object |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9642897A patent/JPH10275053A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6525713B1 (en) | 1999-05-10 | 2003-02-25 | Alps Electric Co., Ltd. | Coordinate input device capable of inputting z-coordinate of image object |
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