JPH10271390A - 信号切換装置 - Google Patents

信号切換装置

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Publication number
JPH10271390A
JPH10271390A JP7136597A JP7136597A JPH10271390A JP H10271390 A JPH10271390 A JP H10271390A JP 7136597 A JP7136597 A JP 7136597A JP 7136597 A JP7136597 A JP 7136597A JP H10271390 A JPH10271390 A JP H10271390A
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JP
Japan
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signal
video signal
input
supplied
video
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Pending
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JP7136597A
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English (en)
Inventor
Ken Tsuchiya
研 土屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオ信号の入力が無くなり、モニタがフリ
ーラン状態となったときに、隣接するモニタに与える妨
害を抑える。 【解決手段】 ビデオ信号が入力端子11を介して入力
ビデオ検出回路13、スイッチ14へ供給される。シス
テムSYNC信号が入力端子12を介して微小電源取り出し
回路18、抵抗16を介してスイッチ15へ供給され
る。入力ビデオ検出回路13では、ビデオ信号が入力さ
れているか否かが検出される。その検出結果に基づい
て、スイッチ14、15は制御される。ビデオ信号が検
出された場合、スイッチ14がオン状態とされ、スイッ
チ15がオフ状態とされ、出力端子19からビデオ信号
が出力される。また、ビデオ信号が検出されなかった場
合、スイッチ14がオフ状態とされ、スイッチ15がオ
ン状態とされ、出力端子19からシステムSYNC信号が出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、それぞれビデオ
信号が供給される隣接する複数のモニタの中の1つのビ
デオ信号が途切れても、隣接するモニタの画面が乱れる
ことがないようにした信号切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像スタジオや放送中継車等映像用のモ
ニタ(モニタTV)を多数並べて使用するシステムにお
いて、各映像モニタには、隣接するモニタどうしで電磁
的な干渉が発生する。すなわち、同期している種々の映
像をモニタする場合には問題ないが、1つのモニタの入
力信号が無くなった場合には、そのモニタは、フリーラ
ン状態となって、隣接する動作中のモニタに垂直同期周
期の横線の妨害を与えることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決すべ
く、モニタ間の電磁シールドを強化したり、入力回路の
結線を工夫して無入力状態にならないようにしてきた
が、根本的な解決には、ならなかった。
【0004】従って、この発明の目的は、モニタに供給
するビデオ信号が無くなった場合でも、そのモニタがフ
リーラン状態とならないようにすることができる信号切
換装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、モニタに対して信号を出力するようにした信号切換
装置において、ビデオ信号が供給される第1の入力端子
と、ビデオ信号と同期する同期信号が供給される第2の
入力端子と、モニタに対して信号を出力する出力端子と
を備え、ビデオ信号が入力されているか否かを検出する
ビデオ信号検出手段と、ビデオ信号検出手段の検出結果
に基づいてビデオ信号と同期信号とを切り換えるて出力
端子に出力する切換手段と、ビデオ信号検出手段を動作
させるための電源電圧を同期信号から取り出す電源取り
出し手段とからなることを特徴とする信号切換装置であ
る。
【0006】モニタに入力されたビデオ信号が途切れた
時に、モニタに入力される信号をビデオ信号からシステ
ムシンク信号(コンポジットシンク信号)へ切り換える
ことによって、フリーラン状態を抑えることができ、さ
らにシステムシンク信号から電源電圧を取り出すことに
よって、電力が無くても信号を切り換える動作が可能な
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、この発明を適用し
た一例の概略図を示す。入力端子1を介してビデオ信号
が、この発明が適用された切換回路3に入力され、入力
端子2を介してビデオ信号と同期したシステムシンク信
号(コンポジットシンク信号)が切換回路3に入力され
る。切換回路3で選択された信号は、映像用のモニタ4
へ供給される。モニタ4には、供給された信号が表示さ
れる。この図1の基本動作としては、入力ビデオ信号が
存在する時には、切換回路3を介して入力ビデオ信号が
モニタ4に供給され、入力ビデオ信号がなくなった時
に、自動的に切換回路3を介してシステムシンク信号が
モニタ4に供給される。
【0008】この切換回路3の一実施例のブロック図を
図2に示す。入力端子11からは、ビデオ信号が供給さ
れ、入力端子12からは、システムシンク信号が供給さ
れる。入力されたビデオ信号は、入力ビデオ信号検出回
路13およびスイッチ14へ供給される。入力ビデオ信
号検出回路13では、ビデオ信号が入力されているか否
かが検出される。ビデオ信号が入力されていると検出さ
れた場合、スイッチ14をオンとし、スイッチ15をオ
フとする。それによって、ビデオ信号は、出力端子19
から出力される。また、入力ビデオ信号検出回路13に
よって、ビデオ信号が入力されていないと検出された場
合、スイッチ14をオフとし、スイッチ15をオンとす
ることで、システムシンク信号が出力端子19から出力
される。
【0009】入力端子12から供給されたシステムシン
ク信号は、微小電源取り出し回路18およびアッテネー
タ16を介してスイッチ15へ供給される。微小電源取
り出し回路18では、供給されたシステムシンク信号か
ら微小電源(例えば、−3V)を取り出し、取り出した
微小電源は、入力ビデオ信号検出回路13に供給され
る。抵抗17は、入力端子12と微小取り出し回路18
との接続点と接地間に接続される。
【0010】この切換回路3の動作を説明する。ビデオ
信号のみが切換回路3に入力された場合には、そのまま
ビデオ信号が出力される。ビデオ信号およびシステムシ
ンク信号が切換回路3に入力された場合には、ビデオ信
号が選択され、出力される。入力ビデオ信号検出回路1
3の検出によって、ビデオ信号が供給されなくなり、シ
ステムシンク信号のみが切換回路3に入力された場合に
は、システムシンク信号がビデオ信号のSYNC信号位まで
アッテネータ16によって小さくされ、出力される。
【0011】このように、ビデオ信号およびシステムシ
ンク信号が切換回路3に入力されたときには、ビデオ信
号を選択する必要がある。よって、ビデオ信号を選択す
るための能動回路と、この能動回路を動作させるための
電源が必要であり、微小電源取り出し回路18によっ
て、システムシンク信号(4Vp-p )から、例えば−3
Vの電源が作り出される。これらの条件を満たすための
更に基本的な回路条件として微小電力で動作するFET
(電界効果トランジスタ)やCMOS回路素子で回路を
構成しなくてはならない。
【0012】その回路構成の一実施例を図3に示す。入
力端子11から供給されるビデオ信号は、Nチャンネル
型のFET21からなるスイッチ14へ供給され、FE
T21がオン状態とされると、出力端子19から出力さ
れる。また、入力端子12から供給されるシステムシン
ク信号は、Pチャンネル型のFET22からなるスイッ
チ15へ供給され、FET22がオン状態とされると、
出力端子19から出力される。FET21および22
は、入力ビデオ検出回路13から供給される制御信号に
応じてオン/オフされる。その制御信号は、抵抗39お
よび40を介してFET21および22へ供給される。
【0013】抵抗41と、整流回路を構成するコンデン
サ42、43およびダイオード44、45とからなる微
小電源取り出し回路18では、4Vp-p のシステムシン
ク信号から−3Vの電源電圧が取り出される。微小電源
取り出し回路18の整流回路は、コンデンサ42の+側
と、ダイオード44のアノードおよびダイオード45の
カソードとが接続され、ダイオード44のカソードおよ
びダイオード45のアノードの間にコンデンサ43が接
続される。また、ダイオード44のカソードとコンデン
サ43の+側の接続点は、接地される。
【0014】取り出された−3Vの電源電圧は、入力ビ
デオ検出回路13に供給される。入力ビデオ検出回路1
3は、入力されたビデオ信号を検出する抵抗25、2
8、コンデンサ26およびIC27と、倍電圧整流回路
を構成するコンデンサ29、30、31、32およびダ
イオード33、34、35、36と、抵抗37とから構
成される。
【0015】入力ビデオ検出回路13の倍整流回路は、
ダイオード33、34、35、36が直列に接続され、
ダイオード33のアノードは、ダイオード45のアノー
ドに接続され、ダイオード36のカソードは、抵抗39
および40の接続点に接続される。一方がIC27の出
力方と接続されたコンデンサ29の他方は、ダイオード
35のカソードと接続され、同様に一方がIC27の出
力方と接続されたコンデンサ30の他方は、ダイオード
33のカソードと接続される。また、一方がダイオード
45のアノードと接続されたコンデンサ31の他方は、
ダイオード36のカソードと接続され、同様に一方がダ
イオード45のアノードと接続されたコンデンサ32の
他方は、ダイオード34のカソードと接続される。
【0016】この回路構成の動作を説明する。入力端子
21にビデオ信号の入力があり、入力端子12からシス
テムシンク信号が入力されていない場合、FET21
は、ゲート電圧が0Vとなるためオン状態となる。この
ため、出力端子19からビデオ信号が出力される。FE
T22は、ゲート電圧が0Vのとなるためオフ状態とな
る。また、抵抗25は、ビデオ信号を取り出すが、イン
ピーダンスが高いため、影響しない。
【0017】ビデオ信号およびシステムシンク信号共に
入力された場合には、先ずシステムシンク信号(コンポ
ジットSYNC信号、4Vp-p )が抵抗41を経由して、コ
ンデンサ42、43とダイオード44、45から構成さ
れる整流回路において、−3Vがコンデンサ43の−端
子に出力される。この出力は、抵抗37を通してFET
21および22のゲートに供給されると共に、IC27
の電源としても供給される。IC27は、アンバッファ
ードCMOSロジックICであるが、ここでは、微小電
流動作のアナログ反転アンプとして動作し、入力端子1
1からのビデオ信号が抵抗25およびコンデンサ26を
経由して、このIC27の入力端に印加される。IC2
7の出力は、水平同期周期の矩形波となる。
【0018】IC27からの矩形波出力は、ダイオード
33、34、35、36およびコンデンサ29、30、
31、32から構成される倍電圧整流回路で整流され
る。整流された信号は取り出され、ダイオード36のカ
ソードと抵抗37の接続点へ供給される。すなわち、F
ET21および22のゲートへ供給する電圧は、+1〜
2Vとなる。これによって、FET21をオン状態と
し、FET22をオフ状態とする。その結果、出力端子
19にビデオ信号が出力される。
【0019】ビデオ信号およびシステムシンク信号が供
給されている状態からビデオ信号が供給されなくなった
場合、IC27の矩形波出力が無くなるため、FET2
1および22のゲートへ供給する電圧は、抵抗37を経
て、約−3Vが供給され、これによりFET21はオフ
状態となり、FET22はオン状態となる。その結果、
出力端子19にはシステムシンク信号が出力される。こ
の出力されたシステムシンク信号は、抵抗23および2
4で分圧するため、0.3Vp-p 、75Ωの信号となっ
て出力される。これにより、モニタ4は、システムシン
ク信号に同期した状態となる。
【0020】図4に示すように、この切換回路3の一例
の外観は、幅が約54mm、奥行きが約50mm、高さ
が約23mmとなる。一辺には、ビデオ信号とシステム
シンク信号を入力するためのBNC端子が2つ配置さ
れ、その向かい合う一辺には、選択された信号を出力す
るためのBNC端子が1つ配置される。また、上述した
ように、電源が不要であり、位相安定度が非常に高く、
入出力ともに75Ωであり、小形・軽量となる。
【0021】
【発明の効果】この発明に依れば、ビデオ信号とシステ
ムシンク信号を切り換える小さな切換回路をモニタの入
力側に付けることで、それぞれビデオ信号が供給される
隣接する複数のモニタの中の1つのビデオ信号が途切れ
ても、自動的にシステムシンク信号が供給されるように
切り換えられるので、そのモニタがフリーラン状態にな
らないため、隣接するモニタの画面に干渉が発生するこ
とを防止できる。
【0022】さらに、この発明に依れば、供給されるシ
ステムシンク信号から電源電圧を取り出すことができる
ので、コストを安く抑えることができ、電源が不要なた
め省エネルギーでありその効果は、大きい。また、シス
テムシンク信号が入力されなくなると、切換回路の動作
はしないが、ビデオ信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した概略図である。
【図2】この発明の画像信号切換装置の一実施例のブロ
ック図である。
【図3】この発明の画像信号切換装置の一実施例の回路
図である。
【図4】この発明の画像信号切換装置の一例の外観図で
ある。
【符号の説明】
13・・・入力ビデオ検出回路、14、15・・・スイ
ッチ、16・・・アッテネータ、17・・・抵抗、18
・・・微小電源取り出し回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタに対して信号を出力するようにし
    た信号切換装置において、 ビデオ信号が供給される第1の入力端子と、上記ビデオ
    信号と同期する同期信号が供給される第2の入力端子
    と、モニタに対して信号を出力する出力端子とを備え、 上記ビデオ信号が入力されているか否かを検出するビデ
    オ信号検出手段と、 上記ビデオ信号検出手段の検出結果に基づいて上記ビデ
    オ信号と上記同期信号とを切り換えるて上記出力端子に
    出力する切換手段と、 上記ビデオ信号検出手段を動作させるための電源電圧を
    上記同期信号から取り出す電源取り出し手段とからなる
    ことを特徴とする信号切換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の信号切換装置におい
    て、 上記ビデオ信号検出手段の検出結果より、上記ビデオ信
    号が検出された場合、上記ビデオ信号を出力し、 上記ビデオ信号が検出されなかった場合、上記同期信号
    を出力するように上記切換手段を制御することを特徴と
    する信号切換装置。
JP7136597A 1997-03-25 1997-03-25 信号切換装置 Pending JPH10271390A (ja)

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