JPH10271312A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH10271312A JPH10271312A JP9088887A JP8888797A JPH10271312A JP H10271312 A JPH10271312 A JP H10271312A JP 9088887 A JP9088887 A JP 9088887A JP 8888797 A JP8888797 A JP 8888797A JP H10271312 A JPH10271312 A JP H10271312A
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- JP
- Japan
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- facsimile
- signal
- cng signal
- cng
- telephone
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- Pending
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- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数種類の自動受信切換モードを有するファ
クシミリ装置において、ＣＮＧ信号の誤検出を無くし
て、ファクシミリ装置の誤動作を有効に防止する。 【解決手段】 複数の自動受信切換モードに各々対応さ
せた状態で、ＣＮＧ信号であるか否かを判定するための
複数の判定条件を記憶する。記憶された判定条件からフ
ァクシミリ装置にセットされている自動受信切換モード
に対応する１つの判定条件を読み出して設定し、設定さ
れた自動受信切換モードに対応する判定条件を用いて、
ＣＮＧ信号か否かを判定する。これによって、各種の自
動受信切換モードに応じた最適なＣＮＧ判定条件を設定
することができ、ＣＮＧ信号の誤検出を有効に防止する
ことが可能になる。
クシミリ装置において、ＣＮＧ信号の誤検出を無くし
て、ファクシミリ装置の誤動作を有効に防止する。 【解決手段】 複数の自動受信切換モードに各々対応さ
せた状態で、ＣＮＧ信号であるか否かを判定するための
複数の判定条件を記憶する。記憶された判定条件からフ
ァクシミリ装置にセットされている自動受信切換モード
に対応する１つの判定条件を読み出して設定し、設定さ
れた自動受信切換モードに対応する判定条件を用いて、
ＣＮＧ信号か否かを判定する。これによって、各種の自
動受信切換モードに応じた最適なＣＮＧ判定条件を設定
することができ、ＣＮＧ信号の誤検出を有効に防止する
ことが可能になる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電話／ファクシミリ
等の自動受信切換モードを有するファクシミリ装置にか
かり、特にファクシミリ通信であることを示す送信側か
らのＣＮＧ信号の着信側における検出レベルを着信側に
おいて調整可能に構成することにより、電話通信時にお
いて電話通信からファクシミリ通信に切り換わったり、
逆に、ファクシミリ通信時においてファクシミリ通信か
ら電話通信に切り換わる等の誤動作を防止するのに好適
なファクシミリ装置に関する。
等の自動受信切換モードを有するファクシミリ装置にか
かり、特にファクシミリ通信であることを示す送信側か
らのＣＮＧ信号の着信側における検出レベルを着信側に
おいて調整可能に構成することにより、電話通信時にお
いて電話通信からファクシミリ通信に切り換わったり、
逆に、ファクシミリ通信時においてファクシミリ通信か
ら電話通信に切り換わる等の誤動作を防止するのに好適
なファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術では、例えば特開昭６２−１１
６０７７号公報に記載されているように、ファクシミリ
装置にＣＮＧ信号検出回路を設け、ＣＮＧ信号が検出さ
れたとき、自動的にファクシミリ通信に切り換えるよう
に構成されたファクシミリ装置が提案されている。
６０７７号公報に記載されているように、ファクシミリ
装置にＣＮＧ信号検出回路を設け、ＣＮＧ信号が検出さ
れたとき、自動的にファクシミリ通信に切り換えるよう
に構成されたファクシミリ装置が提案されている。
【０００３】また、特開平３−２９５３９６号公報に
は、ＣＮＧ信号と他の信号とを検出可能に構成し、ＣＮ
Ｇ信号だけが検出された場合に限ってファクシミリ受信
と判別して、ファクシミリ通信を行う自動選択着信装置
が記載されている。
は、ＣＮＧ信号と他の信号とを検出可能に構成し、ＣＮ
Ｇ信号だけが検出された場合に限ってファクシミリ受信
と判別して、ファクシミリ通信を行う自動選択着信装置
が記載されている。
【０００４】また、ファクシミリ通信と電話通信の自動
切換において、電話通信優先自動切換モードとファクシ
ミリ通信優先自動切換モードの２つのモードを備えたフ
ァクシミリ装置が存在する。このようなファクシミリ装
置においては、電話通信優先自動切換モードでの運用時
には、回線を電話機に接続している。そのため、着信が
あるとまず電話機のベルが鳴る。この状態で電話機をと
ると、電話回線に接続されたＣＮＧ検出回路がＣＮＧ信
号の検出を行い、ＣＮＧ信号が検出されることによりフ
ァクシミリ端末に切り換える。
切換において、電話通信優先自動切換モードとファクシ
ミリ通信優先自動切換モードの２つのモードを備えたフ
ァクシミリ装置が存在する。このようなファクシミリ装
置においては、電話通信優先自動切換モードでの運用時
には、回線を電話機に接続している。そのため、着信が
あるとまず電話機のベルが鳴る。この状態で電話機をと
ると、電話回線に接続されたＣＮＧ検出回路がＣＮＧ信
号の検出を行い、ＣＮＧ信号が検出されることによりフ
ァクシミリ端末に切り換える。
【０００５】ファクシミリ通信優先自動切換モードでの
運用時には、回線をファクシミリ端末に接続している
（回線は電話機に接続されていない）。そのため、着信
があっても電話機は鳴らずに、ファクシミリ端末に着信
する。この状態において、音声メッセージを流しながら
ＣＮＧ信号の検出を行う。ＣＮＧ信号が検出された場合
には、ファクシミリ受信を行う。一定時間ＣＮＧ信号が
検出されない場合には、送信側がファクシミリではない
と判断して、電話機をならし、オペレータを呼び出す動
作を実行する。
運用時には、回線をファクシミリ端末に接続している
（回線は電話機に接続されていない）。そのため、着信
があっても電話機は鳴らずに、ファクシミリ端末に着信
する。この状態において、音声メッセージを流しながら
ＣＮＧ信号の検出を行う。ＣＮＧ信号が検出された場合
には、ファクシミリ受信を行う。一定時間ＣＮＧ信号が
検出されない場合には、送信側がファクシミリではない
と判断して、電話機をならし、オペレータを呼び出す動
作を実行する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
ファクシミリ通信と電話通信の自動受信切換を誤りなく
行うためには、ＣＮＧ信号を正確に検出しなければなら
ない。ＣＮＧ信号以外の信号等をＣＮＧ信号と判別して
しまうと、相手がファクシミリではないのにファクシミ
リ受信になってしまう。即ち、人間の音声をＣＮＧ信号
と誤検出してしまうと、電話で話をしている最中に、突
然、電話通信からファクシミリ通信に切り換わってしま
うという不具合が発生する。
ファクシミリ通信と電話通信の自動受信切換を誤りなく
行うためには、ＣＮＧ信号を正確に検出しなければなら
ない。ＣＮＧ信号以外の信号等をＣＮＧ信号と判別して
しまうと、相手がファクシミリではないのにファクシミ
リ受信になってしまう。即ち、人間の音声をＣＮＧ信号
と誤検出してしまうと、電話で話をしている最中に、突
然、電話通信からファクシミリ通信に切り換わってしま
うという不具合が発生する。
【０００７】また、送信側からＣＮＧ信号が来ているの
にも係わらず、ＣＮＧ信号を検出できない場合には、本
来ファクシミリ通信をするすべきところ、誤って電話通
信を行い、電話機を鳴らしてしまうという不具合が発生
する。
にも係わらず、ＣＮＧ信号を検出できない場合には、本
来ファクシミリ通信をするすべきところ、誤って電話通
信を行い、電話機を鳴らしてしまうという不具合が発生
する。
【０００８】本発明は上記した従来技術の不具合に鑑み
成されたものであり、電話優先自動切換モード、ファク
シミリ優先自動切換モード等の複数種類の自動受信切換
モードを有するファクシミリ装置において、各モードに
適したＣＮＧ信号の検出が行われるように構成したファ
クシミリ装置を提供し、ＣＮＧ信号の誤検出を無くし
て、ファクシミリ装置の誤動作を有効に防止することに
ある。
成されたものであり、電話優先自動切換モード、ファク
シミリ優先自動切換モード等の複数種類の自動受信切換
モードを有するファクシミリ装置において、各モードに
適したＣＮＧ信号の検出が行われるように構成したファ
クシミリ装置を提供し、ＣＮＧ信号の誤検出を無くし
て、ファクシミリ装置の誤動作を有効に防止することに
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本願発明の第１のファク
シミリ装置は、複数の自動受信切換モードを有し、回線
を介して受信した信号からＣＮＧ信号が検出されたと
き、ファクシミリ通信であると判定するファクシミリ装
置に適用されるものであり、次のような特徴を有してい
る。すなわち、ＣＮＧ信号であるか否かの判定条件を複
数個記憶している記憶手段と、上記記憶手段から読み出
された１つの判定条件を設定し、設定された判定条件を
用いて、回線を介して受信した信号がＣＮＧ信号か否か
を判定する判定手段とを備えたことを特徴としている。
シミリ装置は、複数の自動受信切換モードを有し、回線
を介して受信した信号からＣＮＧ信号が検出されたと
き、ファクシミリ通信であると判定するファクシミリ装
置に適用されるものであり、次のような特徴を有してい
る。すなわち、ＣＮＧ信号であるか否かの判定条件を複
数個記憶している記憶手段と、上記記憶手段から読み出
された１つの判定条件を設定し、設定された判定条件を
用いて、回線を介して受信した信号がＣＮＧ信号か否か
を判定する判定手段とを備えたことを特徴としている。
【００１０】本願発明の第２のファクシミリ装置は、前
記第１のファクシミリ装置における記憶手段に記憶され
た複数個の判定条件が、ファクシミリ装置の外部から変
更可能であることを特徴としている。
記第１のファクシミリ装置における記憶手段に記憶され
た複数個の判定条件が、ファクシミリ装置の外部から変
更可能であることを特徴としている。
【００１１】本願発明の第３のファクシミリ装置は、複
数の自動受信切換モードを有し、回線を介して受信した
信号からＣＮＧ信号が検出されたとき、ファクシミリ通
信であると判定するファクシミリ装置に適用されるもの
であり、次のような特徴を有している。すなわち、上記
複数の自動受信切換モードに各々対応させた状態で、Ｃ
ＮＧ信号であるか否かを判定するための複数の判定条件
を記憶している記憶手段と、上記記憶手段からファクシ
ミリ装置にセットされている自動受信切換モードに対応
する１つの判定条件を読み出して設定し、設定された自
動受信切換モードに対応する判定条件を用いて、ＣＮＧ
信号か否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴と
している。
数の自動受信切換モードを有し、回線を介して受信した
信号からＣＮＧ信号が検出されたとき、ファクシミリ通
信であると判定するファクシミリ装置に適用されるもの
であり、次のような特徴を有している。すなわち、上記
複数の自動受信切換モードに各々対応させた状態で、Ｃ
ＮＧ信号であるか否かを判定するための複数の判定条件
を記憶している記憶手段と、上記記憶手段からファクシ
ミリ装置にセットされている自動受信切換モードに対応
する１つの判定条件を読み出して設定し、設定された自
動受信切換モードに対応する判定条件を用いて、ＣＮＧ
信号か否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴と
している。
【００１２】本願発明の第４のファクシミリ装置は、前
記第３のファクシミリ装置における記憶手段に記憶され
た複数個の判定条件が、ファクシミリ装置の外部から変
更可能であることを特徴としている。
記第３のファクシミリ装置における記憶手段に記憶され
た複数個の判定条件が、ファクシミリ装置の外部から変
更可能であることを特徴としている。
【００１３】上記した発明は、次のような原理に基づい
ている。すなわち、一般的に、従来の技術の欄に記載し
た電話通信優先自動切換モードは、通常はファクシミリ
よりも電話が掛かってくる確率が高いときに使用するモ
ードであり、着信があるとまず電話機が鳴る。受話器を
取って相手が電話機であればそのまま話を続ける。
ている。すなわち、一般的に、従来の技術の欄に記載し
た電話通信優先自動切換モードは、通常はファクシミリ
よりも電話が掛かってくる確率が高いときに使用するモ
ードであり、着信があるとまず電話機が鳴る。受話器を
取って相手が電話機であればそのまま話を続ける。
【００１４】相手がファクシミリであれば、ＣＮＧ信号
を検出して自動的にファクシミリに切り換える。このと
き、ＣＮＧ信号を検出しやすい設定にしておくと、相手
と電話で話をしている最中に、その音声をＣＮＧ信号と
誤検出してしまい、話中にファクシミリに切り換えられ
てしまう不具合が発生する。逆に、ファクシミリ通信優
先自動切換モードは、通常は電話着信よりもファクシミ
リ着信の確率が高い場合に使用するモードであり、着信
があると電話機を鳴らさずにファクシミリ端末が受信す
る。このとき、ファクシミリ端末は、音声メッセージを
返しながらＣＮＧ信号の検出を行うか、又は疑似的にリ
ングバックトーンを返しながらＣＮＧ信号の検出を行
う。
を検出して自動的にファクシミリに切り換える。このと
き、ＣＮＧ信号を検出しやすい設定にしておくと、相手
と電話で話をしている最中に、その音声をＣＮＧ信号と
誤検出してしまい、話中にファクシミリに切り換えられ
てしまう不具合が発生する。逆に、ファクシミリ通信優
先自動切換モードは、通常は電話着信よりもファクシミ
リ着信の確率が高い場合に使用するモードであり、着信
があると電話機を鳴らさずにファクシミリ端末が受信す
る。このとき、ファクシミリ端末は、音声メッセージを
返しながらＣＮＧ信号の検出を行うか、又は疑似的にリ
ングバックトーンを返しながらＣＮＧ信号の検出を行
う。
【００１５】ＣＮＧ信号が検出された場合には、ファク
シミリ受信モードにセットされる。しかし、一定の期間
に亙ってＣＮＧ信号が検出されない場合には、相手が電
話機であると判断して、外付け電話機鳴動回路を使用し
て外付け電話を鳴らし、オペレータを呼び出す。上記し
たように、ファクシミリ通信優先自動切換モードでは、
音声メッセージ又はリングバックトーンを返しながらＣ
ＮＧ信号の検出を行うため、これらの信号が回り込み信
号としてＣＮＧ検出回路に入力されてしまう。このた
め、ＣＮＧ信号の検出レベルを厳しくするとＣＮＧ信号
を検出できなくなり、ファクシミリ受信であるのにもか
かわらず、電話が鳴ってオペレータを呼び出してしまう
という不具合が発生する。
シミリ受信モードにセットされる。しかし、一定の期間
に亙ってＣＮＧ信号が検出されない場合には、相手が電
話機であると判断して、外付け電話機鳴動回路を使用し
て外付け電話を鳴らし、オペレータを呼び出す。上記し
たように、ファクシミリ通信優先自動切換モードでは、
音声メッセージ又はリングバックトーンを返しながらＣ
ＮＧ信号の検出を行うため、これらの信号が回り込み信
号としてＣＮＧ検出回路に入力されてしまう。このた
め、ＣＮＧ信号の検出レベルを厳しくするとＣＮＧ信号
を検出できなくなり、ファクシミリ受信であるのにもか
かわらず、電話が鳴ってオペレータを呼び出してしまう
という不具合が発生する。
【００１６】そこで、本発明では、複数種の自動受信切
換モードのそれぞれに最適な複数のＣＮＧ信号の検出レ
ベルを記憶しておき、各自動受信切換モードに合わせて
判定回路のＣＮＧ信号の検出レベルを設定することによ
り、ＣＮＧ信号の誤検出を無くして、ファクシミリ装置
の誤動作を有効に防止する。
換モードのそれぞれに最適な複数のＣＮＧ信号の検出レ
ベルを記憶しておき、各自動受信切換モードに合わせて
判定回路のＣＮＧ信号の検出レベルを設定することによ
り、ＣＮＧ信号の誤検出を無くして、ファクシミリ装置
の誤動作を有効に防止する。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に示す一実施の
形態により、更に詳細に本発明について説明する。図１
は、本発明の一実施の形態を示すブロック図である。図
１において、ｌは回線Ｌ１をファクシミリに接続するた
めのリレーであり、具体的にはフォトカブラ等のスイッ
チで構成される。また、２は、回線Ｌ１，Ｌ２とファク
シミリ端末間において信号を送受するために必要なトラ
ンスである。３は、回線Ｌ１，Ｌ２を介して伝送される
呼出信号を検出するためのリンギング検出回路である。
４は、回線Ｌ１，Ｌ２または外付け電話１４からのトー
ン信号を検出する機能を備えているトーン検出回路であ
る。
形態により、更に詳細に本発明について説明する。図１
は、本発明の一実施の形態を示すブロック図である。図
１において、ｌは回線Ｌ１をファクシミリに接続するた
めのリレーであり、具体的にはフォトカブラ等のスイッ
チで構成される。また、２は、回線Ｌ１，Ｌ２とファク
シミリ端末間において信号を送受するために必要なトラ
ンスである。３は、回線Ｌ１，Ｌ２を介して伝送される
呼出信号を検出するためのリンギング検出回路である。
４は、回線Ｌ１，Ｌ２または外付け電話１４からのトー
ン信号を検出する機能を備えているトーン検出回路であ
る。
【００１８】トーン検出回路１０は、回線Ｌ１，Ｌ２を
介して入力される信号からＣＮＧ信号成分を抽出する機
能を有している。さらに、５は外付け電話１４を回線Ｌ
１，Ｌ２に接続するか、または外付け電話１４を外付け
鳴動回路７に接続するかを切り換えるリレー等のスイッ
チである。６は、回線Ｌ１，Ｌ２からの信号をリンギン
グ検出回路３及びトーン検出回路４に接続するのか、ま
たは外付け電話１４からの信号をリンギング検出回路３
及びトーン検出回路４に接続するのかを切り換えるため
のリレー等のスイッチである。
介して入力される信号からＣＮＧ信号成分を抽出する機
能を有している。さらに、５は外付け電話１４を回線Ｌ
１，Ｌ２に接続するか、または外付け電話１４を外付け
鳴動回路７に接続するかを切り換えるリレー等のスイッ
チである。６は、回線Ｌ１，Ｌ２からの信号をリンギン
グ検出回路３及びトーン検出回路４に接続するのか、ま
たは外付け電話１４からの信号をリンギング検出回路３
及びトーン検出回路４に接続するのかを切り換えるため
のリレー等のスイッチである。
【００１９】また、７は外付け電話１４を鳴らすための
外付け電話鳴動回路である。８は、回線Ｌ１，Ｌ２に音
声メッセージまたはリングバックトーンを送出するため
の信号生成回路である。９は、ファクシミリ送受信信号
を送受するために変復調するファクシミリ送受信回路
（モデム）である。１０は、トランス２から出力される
トーンを検出するためのトーン検出回路であり、トーン
検出回路４と同じ機能を有している。
外付け電話鳴動回路である。８は、回線Ｌ１，Ｌ２に音
声メッセージまたはリングバックトーンを送出するため
の信号生成回路である。９は、ファクシミリ送受信信号
を送受するために変復調するファクシミリ送受信回路
（モデム）である。１０は、トランス２から出力される
トーンを検出するためのトーン検出回路であり、トーン
検出回路４と同じ機能を有している。
【００２０】１１は、トーン検出回路４，１１から出力
される信号がＣＮＧ信号であるか否かを判別する判定回
路である。１２は、各電話優先自動切換モードやファク
シミリ優先自動切換モード等の各モードにおける最適な
ＣＮＧ信号の判定条件を各モード対応に記憶し、記憶さ
れた判定条件の一つをＣＰＵ１３を介して判定回路１１
に設定する条件記憶回路である。１３は、ファクシミリ
装置全体を制御する制御回路であり、ＣＰＵから構成さ
れている。
される信号がＣＮＧ信号であるか否かを判別する判定回
路である。１２は、各電話優先自動切換モードやファク
シミリ優先自動切換モード等の各モードにおける最適な
ＣＮＧ信号の判定条件を各モード対応に記憶し、記憶さ
れた判定条件の一つをＣＰＵ１３を介して判定回路１１
に設定する条件記憶回路である。１３は、ファクシミリ
装置全体を制御する制御回路であり、ＣＰＵから構成さ
れている。
【００２１】次に、図１に示す一実施の形態の動作につ
いて、電話優先自動切換モードとファクシミリ優先自動
切換モードに分けて説明する。
いて、電話優先自動切換モードとファクシミリ優先自動
切換モードに分けて説明する。
【００２２】（電話優先自動切換モード）電話優先自動
切換モード時においては、スイッチ５は外付け電話１４
と回線Ｌ１，Ｌ２を接続している。この状態において着
信があり、回線Ｌ１，Ｌ２を介して呼出信号がくると、
外付け電話１４が鳴動し、オペレータを呼び出す。ま
た、スイッチ６は回線Ｌ１，Ｌ２に接続されているた
め、リンギング検出回路３はリンギング信号を検出し、
一定回数のリンギング信号をカウントするまでこの状態
を保つ。オペレータが電話を取ると回線Ｌ１，Ｌ２と外
付け電話１４が接続され、通話可能な状態となる。送信
側が電話であれば、そのまま話を続けることができる。
切換モード時においては、スイッチ５は外付け電話１４
と回線Ｌ１，Ｌ２を接続している。この状態において着
信があり、回線Ｌ１，Ｌ２を介して呼出信号がくると、
外付け電話１４が鳴動し、オペレータを呼び出す。ま
た、スイッチ６は回線Ｌ１，Ｌ２に接続されているた
め、リンギング検出回路３はリンギング信号を検出し、
一定回数のリンギング信号をカウントするまでこの状態
を保つ。オペレータが電話を取ると回線Ｌ１，Ｌ２と外
付け電話１４が接続され、通話可能な状態となる。送信
側が電話であれば、そのまま話を続けることができる。
【００２３】トーン検出回路４は回線Ｌ１，Ｌ２を介し
て送られてくるトーン信号を監視し、トーン検出を行っ
ている。送信側がファクシミリの場合には、ＣＮＧ信号
が送られてくるので、判定回路１１によりＣＮＧ信号を
検出し、スイッチ１により回線Ｌ１，Ｌ２とトランス２
（ファクシミリ端末側）を接続し、スイッチ５により外
付け電話１４と回線Ｌ１，Ｌ２を切り離し、ファクシミ
リ受信モードに入る。すなわち、自動的にファクシミリ
に切り換えられる。
て送られてくるトーン信号を監視し、トーン検出を行っ
ている。送信側がファクシミリの場合には、ＣＮＧ信号
が送られてくるので、判定回路１１によりＣＮＧ信号を
検出し、スイッチ１により回線Ｌ１，Ｌ２とトランス２
（ファクシミリ端末側）を接続し、スイッチ５により外
付け電話１４と回線Ｌ１，Ｌ２を切り離し、ファクシミ
リ受信モードに入る。すなわち、自動的にファクシミリ
に切り換えられる。
【００２４】電話優先自動切換モード時において、ＣＮ
Ｇ信号と判定する判定条件は条件記憶回路１２に記憶さ
れており、電話優先自動切換モードに対応する判定条件
がＣＰＵ１３を介して判定回路１１に設定されている。
電話優先自動切換モードにおける上記判定条件として
は、例えば検出周波数１１００Ｈｚ±１００Ｈｚ、１１
００Ｈｚオン時間５００ｍＳ±１０％、１１００Ｈｚオ
フ時間３０００ｍＳ±１０％、検出回数３回等の厳しい
パラメータを設定する。このようなパラメータに基づい
て、判定回路１１は検出した信号がＣＮＧ信号か否かを
判定する。これによって、電話優先自動切換モードに最
適な判定条件でＣＮＧ信号であるか否かの判定が行われ
るため、相手と電話で話をしている最中に、その音声を
ＣＮＧ信号と誤検出してしまい、話中にファクシミリに
切り換えられてしまうという不具合を有効に防止するこ
とが可能になる。
Ｇ信号と判定する判定条件は条件記憶回路１２に記憶さ
れており、電話優先自動切換モードに対応する判定条件
がＣＰＵ１３を介して判定回路１１に設定されている。
電話優先自動切換モードにおける上記判定条件として
は、例えば検出周波数１１００Ｈｚ±１００Ｈｚ、１１
００Ｈｚオン時間５００ｍＳ±１０％、１１００Ｈｚオ
フ時間３０００ｍＳ±１０％、検出回数３回等の厳しい
パラメータを設定する。このようなパラメータに基づい
て、判定回路１１は検出した信号がＣＮＧ信号か否かを
判定する。これによって、電話優先自動切換モードに最
適な判定条件でＣＮＧ信号であるか否かの判定が行われ
るため、相手と電話で話をしている最中に、その音声を
ＣＮＧ信号と誤検出してしまい、話中にファクシミリに
切り換えられてしまうという不具合を有効に防止するこ
とが可能になる。
【００２５】（ファクシミリ優先自動切換モード）ファ
クシミリ優先自動切換モードにおいては、スイッチ５に
よって回線Ｌ１，Ｌ２と外付け電話１４とは切り離され
ている。スイッチ６は回線Ｌ１，Ｌ２と接続されてお
り、呼出信号が来るとリンギング検出回路３によりこれ
を検出し、スイッチ１をオンして回線Ｌ１とトランス２
を接続する。これにより、信号生成回路８は音声メッセ
ージまたは擬以リングバックトーンを出力し、この状態
において、トーン検出回路１０は回線Ｌ１，Ｌ２を介し
て送られてくるトーン信号を監視し、トーン検出を行
う。判定回路１１がＣＮＧ信号を検出すると、ファクシ
ミリ受信モードに入る。ここで、ＣＮＧ信号と判定する
判定条件は条件記憶回路１２に記憶されており、ファク
シミリ優先自動切換モードに対応する判定条件がＣＰＵ
１３を介して判定回路１１に設定されている。
クシミリ優先自動切換モードにおいては、スイッチ５に
よって回線Ｌ１，Ｌ２と外付け電話１４とは切り離され
ている。スイッチ６は回線Ｌ１，Ｌ２と接続されてお
り、呼出信号が来るとリンギング検出回路３によりこれ
を検出し、スイッチ１をオンして回線Ｌ１とトランス２
を接続する。これにより、信号生成回路８は音声メッセ
ージまたは擬以リングバックトーンを出力し、この状態
において、トーン検出回路１０は回線Ｌ１，Ｌ２を介し
て送られてくるトーン信号を監視し、トーン検出を行
う。判定回路１１がＣＮＧ信号を検出すると、ファクシ
ミリ受信モードに入る。ここで、ＣＮＧ信号と判定する
判定条件は条件記憶回路１２に記憶されており、ファク
シミリ優先自動切換モードに対応する判定条件がＣＰＵ
１３を介して判定回路１１に設定されている。
【００２６】一定期間ＣＮＧ信号が検出できないと、Ｃ
ＰＵ３は送信側が電話であると判断する。これにより、
外付け電話鳴動回路７が駆動され、外付け電話１４のベ
ルを鳴動させ、オペレータを呼び出す。外付け電話１４
の受話器が上げられるとスイッチ５により、回線Ｌ１，
Ｌ２と外付け電話１４とを接続し、スイッチ１をオフし
てファクシミリを切り離す。
ＰＵ３は送信側が電話であると判断する。これにより、
外付け電話鳴動回路７が駆動され、外付け電話１４のベ
ルを鳴動させ、オペレータを呼び出す。外付け電話１４
の受話器が上げられるとスイッチ５により、回線Ｌ１，
Ｌ２と外付け電話１４とを接続し、スイッチ１をオフし
てファクシミリを切り離す。
【００２７】一般的に、ファクシミリ優先自動切換モー
ドにおけるＣＮＧ信号の検出時には、ＣＮＧ信号に信号
生成回路８から出力される音声メッセージや疑似リング
バックトーンが回り込んでしまい、ＣＮＧ信号と認識で
きないケースがある。このため、条件記憶回路１２記憶
するファクシミリ優先自動切換モードに対応したＣＮＧ
信号の判定条件は、例えば検出周波数１１００Ｈｚ±２
００Ｈｚ、１１００Ｈｚオン時間５００ｍＳ±２０％、
１１００Ｈｚオフ時間３０００ｍＳ：±２０％、検出回
数１回等のゆるい判定条件とする。これによって、ファ
クシミリ優先自動切換モードに対して最適な判定条件で
ＣＮＧ信号であるか否かの判定が行われるため、本来フ
ァクシミリ通信をするすべきところ、誤って電話通信を
行い、電話機を鳴らしてしまうという不具合を有効に防
止することが可能になる。
ドにおけるＣＮＧ信号の検出時には、ＣＮＧ信号に信号
生成回路８から出力される音声メッセージや疑似リング
バックトーンが回り込んでしまい、ＣＮＧ信号と認識で
きないケースがある。このため、条件記憶回路１２記憶
するファクシミリ優先自動切換モードに対応したＣＮＧ
信号の判定条件は、例えば検出周波数１１００Ｈｚ±２
００Ｈｚ、１１００Ｈｚオン時間５００ｍＳ±２０％、
１１００Ｈｚオフ時間３０００ｍＳ：±２０％、検出回
数１回等のゆるい判定条件とする。これによって、ファ
クシミリ優先自動切換モードに対して最適な判定条件で
ＣＮＧ信号であるか否かの判定が行われるため、本来フ
ァクシミリ通信をするすべきところ、誤って電話通信を
行い、電話機を鳴らしてしまうという不具合を有効に防
止することが可能になる。
【００２８】上記した実施の形態においては、条件記憶
回路１２にあらかじめ複数の判定条件が記憶されている
ものとして説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、キーボード等の入力装置から各種の
条件を入力可能に構成し、判定条件を変更可能に構成し
てもよい。
回路１２にあらかじめ複数の判定条件が記憶されている
ものとして説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、キーボード等の入力装置から各種の
条件を入力可能に構成し、判定条件を変更可能に構成し
てもよい。
【００２９】なお、この実施の形態においては、電話優
先自動切換モードおよびファクシミリ優先自動切換モー
ドの両方においてオペレータが応答しない場合、自動的
にファクシミリ受信モードとなる。
先自動切換モードおよびファクシミリ優先自動切換モー
ドの両方においてオペレータが応答しない場合、自動的
にファクシミリ受信モードとなる。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。 （１）請求項１に対応する効果 請求項１に記載のファクシミリ装置によれば、ＣＮＧ信
号の判定条件を複数個設定できるので、各種の自動受信
切換モードに応じて最適なＣＮＧ判定条件を設定するこ
とができる。したがって、誤検出を有効に防止すること
が可能なファクシミリ装置を提供することができる。
号の判定条件を複数個設定できるので、各種の自動受信
切換モードに応じて最適なＣＮＧ判定条件を設定するこ
とができる。したがって、誤検出を有効に防止すること
が可能なファクシミリ装置を提供することができる。
【００３１】（２）請求項２に対応する効果 請求項２に記載のファクシミリ装置によれば、請求項１
に記載のファクシミリ装置の外部から記憶手段に記憶し
ているＣＮＧ信号の判定条件を変更することができるの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
に記載のファクシミリ装置の外部から記憶手段に記憶し
ているＣＮＧ信号の判定条件を変更することができるの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
【００３２】（３）請求項３に対応する効果 請求項３に記載のファクシミリ装置によれば、複数の自
動受信切換モードに各々対応させた状態で、ＣＮＧ信号
であるか否かを判定するための複数の判定条件を記憶
し、ファクシミリ装置にセットされている自動受信切換
モードに対応する１つの判定条件を読み出し、読み出さ
れた判定条件を用いてＣＮＧ信号か否かを判定するの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
動受信切換モードに各々対応させた状態で、ＣＮＧ信号
であるか否かを判定するための複数の判定条件を記憶
し、ファクシミリ装置にセットされている自動受信切換
モードに対応する１つの判定条件を読み出し、読み出さ
れた判定条件を用いてＣＮＧ信号か否かを判定するの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
【００３３】（４）請求項４に対応する効果 請求項４に記載のファクシミリ装置によれば、請求項３
に記載のファクシミリ装置の外部から記憶手段に記憶し
ているＣＮＧ信号の判定条件を変更することができるの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
に記載のファクシミリ装置の外部から記憶手段に記憶し
ているＣＮＧ信号の判定条件を変更することができるの
で、各種の自動受信切換モードに応じて最適なＣＮＧ判
定条件を設定することができる。したがって、誤検出を
有効に防止することが可能なファクシミリ装置を提供す
ることができる。
【図１】図１は本発明の一実施の形態を示すブロック
図。
図。
１，５，６ スイッチ ２ トランス ３ リンギング検出回路 ４，１０ トーン検出回路 ７ 外付け電話鳴動回路 ８ 信号生成回路 ９ ファクシミリ送受信回路 １１ 判定回路 １２ 条件記憶回路 １３ 制御回路（ＣＰＵ） １４ 外付け電話
Claims (4)
- 【請求項１】複数の自動受信切換モードを有し、回線を
介して受信した信号からＣＮＧ信号が検出されたとき、
ファクシミリ通信であると判定するファクシミリ装置に
おいて、 ＣＮＧ信号であるか否かの判定条件を複数個記憶してい
る記憶手段と、 上記記憶手段から読み出された１つの判定条件を設定
し、設定された判定条件を用いて、回線を介して受信し
た信号がＣＮＧ信号か否かを判定する判定手段とを備え
たことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】前記記憶手段に記憶された複数個の判定条
件は、ファクシミリ装置の外部から変更可能であること
を特徴とする請求項１記載のファクシミリ装置。 - 【請求項３】複数の自動受信切換モードを有し、回線を
介して受信した信号からＣＮＧ信号が検出されたとき、
ファクシミリ通信であると判定するファクシミリ装置に
おいて、 上記複数の自動受信切換モードに各々対応させた状態
で、ＣＮＧ信号であるか否かを判定するための複数の判
定条件を記憶している記憶手段と、 上記記憶手段からファクシミリ装置にセットされている
自動受信切換モードに対応する１つの判定条件を読み出
して設定し、設定された自動受信切換モードに対応する
判定条件を用いて、ＣＮＧ信号か否かを判定する判定手
段とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項４】前記記憶手段に記憶された複数個の判定条
件は、ファクシミリ装置の外部から変更可能であること
を特徴とする請求項３記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088887A JPH10271312A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9088887A JPH10271312A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10271312A true JPH10271312A (ja) | 1998-10-09 |
Family
ID=13955495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9088887A Pending JPH10271312A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10271312A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011071883A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Brother Industries Ltd | 通信装置 |
-
1997
- 1997-03-24 JP JP9088887A patent/JPH10271312A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011071883A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Brother Industries Ltd | 通信装置 |
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