JP3344244B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発信者の電話番号
の受信が可能な電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にISDN網等のデジタル交換網で
は、着信時に発信者の電話番号を着信端末側に通知する
機能を有しているが、近年は、アナログ交換網において
もこのような発信者電話番号(以下、発ID)の通知サ
ービスが検討されている。こうしたアナログ交換網にお
ける発信者番号の通知シーケンスは以下の通りである。
即ち、発呼者が着信先に発呼すると、交換機側ではまず
転極信号を着信端末に送信すると共に、16Hzの周波
数の端末起動信号を短い時間送出する。着信端末側でこ
の転極信号及び起動信号を検出し外線の直流ループを閉
結して一次応答すると、交換機側では発IDをモデム信
号により着信端末へ送信する。そして、この発IDを受
信した着信端末側で閉結していた外線の直流ループを開
放すると、交換機側では発IDの受信完了と判断して着
信端末に対し16Hzの着信信号(呼出信号)を送出す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような発IDの通
知機能を有する複数の外線を電話装置に収容しようとす
る場合、各外線毎に交換機側からの発IDを受信する発
ID受信回路が必要となり装置の大型化やコストアップ
を招くという問題があった。従って本発明は、発ID通
知機能を有する複数の外線を収容する電話装置におい
て、発IDを受信する発ID受信回路の数を、収容外線
数より少なくして装置の大型化及びコストアップを抑制
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、外線毎に設けられ外線に到来する端
末起動信号をそれぞれ検出する複数の検出回路と、発I
Dを受信する発ID受信回路と、複数の外線と発ID受
信回路との間に設けられたスイッチ回路と、複数の検出
回路のうち端末起動信号を検出した検出回路に対応する
外線を選択する第1の選択手段と、スイッチ回路を制御
して第1の選択手段により選択された外線と発ID受信
回路とを接続し、選択された外線から発IDを発ID受
信回路に受信させる制御手段とを設けたものである。従
って、複数の外線からの発IDを受信する場合にその外
線数より少ない数の発ID受信回路で対処することがで
き、装置の大型化及びコストアップを防止できる。ま
た、外線の転極及び復極を検出する監視回路と、複数の
外線と監視回路との間に設けられたスイッチ手段と、ス
イッチ手段を制御し、監視回路を複数の外線に順次選択
的に接続し、監視回路に転極を検出させるとともに、転
極が検出された外線を選択する第2の選択手段と、第2
の選択手段により選択された外線に設けられた検出回路
による端末起動信号の検出の有無を判定する判定手段と
を設け、第1の選択手段は、判定手段により端末起動信
号の検出有りと判定された検出回路に対応する外線を選
するものである。また、外線毎に設けられ外線の転極
及び復極をそれぞれ検出する複数の監視回路と、複数の
監視回路のうち転極を検出した監視回路を選択する第2
の選択手段と、第2の選択手段により選択された監視回
路に対応する外線に設けられた検出回路による端末起動
信号の検出の有無を判定する判定手段とを設け、第1の
選択手段は、判定手段により端末起動信号の検出有りと
判定された検出回路に対応する外線を選択するものであ
る。また、制御手段は発ID受信回路が発IDを受信し
ていない状態のときに第1の選択手段により選択された
外線と発ID受信回路と続するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係る電話装置の構成を
示す図である。この電話装置は、複数の外線L1〜Ln
を収容すると共に、複数のボタン電話機TEL1〜TE
Lmを収容して外線とボタン電話機間、或いは各ボタン
電話機間の交換接続を行うボタン電話装置である。
【0006】このボタン電話装置には、各外線L1〜L
nに接続され着信検出や外線捕捉或いはダイヤル発信等
を行う外線インタフェース11 〜1n が設けられ、各
外線インタフェースは通話路スイッチや電話機インタフ
ェースなどからなる回線交換回路2を経由して各ボタン
電話機TEL1〜TELmに接続される構成となってい
る。そして、CPU3により、外線インタフェース11
〜1n や回線交換回路2が制御され、外線とボタン電
話機間、或いは各ボタン電話機間の交換接続処理が行わ
れる。
【0007】また、各外線L1〜Lnにはスイッチ回路
4,6が接続され、スイッチ回路4,6の出力側がそれ
ぞれ外線状態監視回路5及び発番号受信回路7に接続さ
れる構成となっている。ここで外線状態監視回路5は外
線Lの転極及び復極を検出する回路であり、また発番号
受信回路7はモデムにより構成され、着信時に図示しな
い交換機側から送出される発IDを受信するものであ
る。
【0008】即ち、このボタン電話装置は、交換機側か
ら着信時に発IDが通知される複数の外線L1〜Lnを
収容するものである。ここで、発呼者が着信先に発呼す
ると、交換機側ではまず転極信号を外線Lに送出すると
共に、16Hzの周波数の端末起動信号を短い時間送出
する。するとCPU3は、スイッチ回路4を順次選択す
ることにより外線状態監視回路5を介し転極信号を検出
する。そしてこの転極信号の検出後、CPU3は該当の
外線に接続される外線インタフェース1の着信検出回路
を介して端末起動信号を検出すると、同外線インタフェ
ース1を制御してその外線のループを閉結することによ
り、一次応答信号を交換機側へ返送する。
【0009】これに対し交換機側では発IDをモデム信
号によりその外線に送出する。すると、CPU3は、ス
イッチ回路6を選択することにより該当外線からの発I
Dを発番号受信回路7で受信させ、この受信した発ID
を図示しないメモリに記憶すると共にボタン電話機に対
してその番号の表示を行わせる。そして発IDの受信が
完了すると、該当外線のループを開放する。この場合、
交換機側では発IDの受信完了と判断して当該外線に着
信信号を送出する。これにより、着信信号が該当外線イ
ンタフェースを介してCPU3により検出され、ボタン
電話機が着信鳴動する。このように、発IDが通知され
る複数の外線L1〜Lnを収容した場合でも、1つの外
線状態監視回路5及び発番号受信回路7により、転極/
復極検出や発IDの受信を可能としたものである。
【0010】以下、図2〜図4の各フローチャートを参
照し本発明の要部動作を説明する。まず図4(a)に示
す外線の転極などを検出する転極検出処理から説明す
る。なお、図4の各処理は定期的に実行されるタイマ割
り込み処理で実施され、1回の割り込みで全ての外線分
についての処理が実行される。図4(a)の処理では、
まず最初の割り込みでは転極検出すべき外線の状態を初
期化する(ステップS51)。次いで、スイッチ回路4
を制御して外線L1を選択し外線状態監視回路5を介し
て外線L1の転極または復極の変化の有無を判断する
(ステップS52)。ここで変化があればその検出状態
を記憶し(ステップS53)、検出済みフラグをクリア
する(ステップS54)。そして予め設けた検出カウン
タを初期化し(ステップS55)、かつ検出外線を更新
(ステップS56)したうえ、これらの処理が外線Ln
まで終了したか否かを判断する(ステップS57)。こ
の場合、外線Lnまで処理が終了しないためステップS
52へ戻って以降の外線L2〜Lnについて同様の処理
を行う。
【0011】ここで状態変化があった後でその状態が継
続するとステップS52の「状態変化あり」が「N」と
なる。この場合、検出済みフラグがセットされているか
否かを判断し(ステップS58)、セットされていない
場合は検出カウンタの値を更新(ステップS59)した
うえ、検出カウンタが所定値に達することによる検出終
了を判断する(ステップS60)。ここで検出終了が
「Y」となると、この検出が転極検出かまたは転極後の
復極検出かを判断する(ステップS61)。そして転極
が検出された場合は、転極検出済みフラグをセット(ス
テップS62)したうえ、検出外線を更新(ステップS
56)して、ステップS57の「全外線の処理終了」判
断へ移行する。また、復極が検出されると復極検出済み
フラグをセット(ステップS63)し同様にステップS
56の処理へ移行する。このようにして、各外線L1〜
Lnについての転極または復極検出処理が行われ、これ
らが検出されると対応のフラグが各外線毎にセットされ
る。
【0012】次に図4(b)に示すID受信端末起動信
号検出処理について説明する。着信時には転極信号が交
換機から送出された後、続いてほぼ16Hzに近いID
受信端末起動信号が短い時間交換機側から送出される。
CPU3は、図4(a)の転極検出処理で検出済みフラ
グがセットされた該当外線について、この起動信号を外
線インタフェース1の着信検出回路を介して検出する。
即ち、まず最初の割り込み処理では起動信号を検出処理
すべき外線の状態を初期化する(ステップS71)。次
に、外線L1についてステップS72,S73,S74
でそれぞれ、「起動信号検出待ち」,「起動信号あ
り」,「起動信号?」を判断する。ここで、これらがと
もに「Y」と判断されると、起動検出済みフラグをセッ
ト(ステップS75)したうえ、処理外線を更新する
(ステップS76)。その後、こうした処理が全外線に
ついて行われたか否かを判断し(ステップS77)、こ
の場合は、外線L1の処理のみが終了しただけであるの
で、ステップS72に戻って次の外線L2について同様
の処理を行う。このように、以降の各外線L2〜Lnに
おいても起動信号を受信すべき外線があれば同様の処理
が行われる。
【0013】次に図4(c)に示す発ID受信処理につ
いて説明する。上記起動信号の受信後、該当外線の直流
ループを閉結すると発IDが交換機側から送信される。
即ち、まず最初の割り込み処理で発IDを受信処理すべ
き外線を初期化する(ステップS81)。次に外線L1
について発ID受信待ちか否かを判断し(ステップS8
2)、受信待ちの場合はスイッチ回路6を制御して外線
L1を選択し、受信データを発番号受信回路7を介して
読み込む(ステップS83)。次に受信終了を判断(ス
テップS84)のうえ、受信終了となれば発ID受信済
みフラグをセットする(ステップS85)。その後、処
理外線を更新する(ステップS86)と共に、全ての外
線について処理が終了したか否かを判断し(ステップS
87)、全外線についての処理が終了しない場合は、ス
テップS82に戻り次の外線L2を選択して同様の処理
を行う。こうして、以降の外線L2〜Lnについても発
IDを受信すべき外線があれば同様の処理が行われる。
このようにして、発IDが受信済みとなった外線につい
て、その直流ループを開放すると、着信信号が到来し各
電話機は着信鳴動する。
【0014】次に、こうした図4の各処理で検出された
結果のフラグを基に、図2及び図3に示す発IDの受信
処理が実施される。即ち、図2のフローチャートでは、
最初に処理外線を初期化する(ステップS1)。次に、
まず外線L1を選択してこの外線が転極検出待ち状態か
否かを判断する(ステップS2)。ここで転極待ちとな
っていれば図4(a)の処理の結果の転極済みフラグの
セットの有無を判断し(ステップS3)、該フラグがセ
ットされていれば、一次応答を行うための5.5秒のタ
イマを起動する(ステップS4)。次いで転極検出済み
フラグをクリアし(ステップS5)、処理外線を更新す
る(ステップS7)と共に、全外線について処理が終了
したか否かを判断(ステップS8)のうえ、これが
「N」の場合はステップS2へ戻り、次の外線について
の処理を行う。
【0015】次に、選択した外線について起動信号受信
待ちとなっている外線があれば(ステップS9で「Y」
の場合)、図4(b)の処理の結果の起動信号受信済み
フラグの有無を判断する(ステップS10)。ここで、
該フラグがセットされていればそのフラグをクリア(ス
テップS11)し、モデムの空き(発番号受信回路7の
空き)の有無を判断する(ステップS12)。そして発
番号受信回路7が他の外線により発IDの受信に使用さ
れていなければ、モデム使用中のフラグをセット(ステ
ップS13)したうえ、スイッチ回路6を制御して発番
号受信回路7と該当外線とのパスを接続する(ステップ
S14)。次に、上記の一次応答タイマを停止し(ステ
ップS15)、かつ該当外線のループを閉結(ステップ
S16)して一次応答し、さらに発ID受信待ちフラグ
をセット(ステップS17)したうえステップS7へ移
行する。そして、全ての外線ついての処理が終了しなけ
れば次の外線を選択して起動信号待ちとなっている外線
については同様の処理を実行する。なお、発番号受信回
路7が使用中であればモデム空き待ちフラグをセット
(ステップS28)したうえ、ステップS7の処理へ移
行する。
【0016】次に、選択した外線が発番号受信回路7の
空き待ち状態となっていれば(ステップS18で「Y」
の場合)、一次応答タイマがタイムアップ(ステップS
19)となっていないことを確認のうえ、発番号受信回
路7の空きを再度判断する(ステップS20)。ここ
で、この時点で発番号受信回路7が空いていれば、モデ
ム使用中のフラグをセット(ステップS21)したう
え、スイッチ回路6を制御して発番号受信回路7と該当
外線とのパスを接続する(ステップS22)。次に上記
の一次応答タイマを停止し(ステップS23)、かつ該
当外線のループを閉結(ステップS24)して一次応答
し、さらに発ID受信待ちフラグをセット(ステップS
25)したうえステップS7へ移行する。
【0017】また、モデム空き待ち状態となっている時
に一次応答タイマがタイムアップすると、発ID未受信
の状態をセット(ステップS26)したうえ、呼出信号
(即ち、着信信号)待ちとなる(ステップS27)。次
に図3のステップS31に移行し、当該外線が発ID受
信待ち状態となっている場合は、図4(c)の処理の結
果の発ID受信済みフラグのセットの有無をを判断する
(ステップS32)。そしてこれが「Y」となれば、発
ID受信済みフラグをクリア(ステップS33)し、か
つスイッチ回路6を制御して発番号受信回路7を該当外
線から切り離す(ステップS34)。その後、モデム使
用中のフラグをリセットしてモデム空き状態とし(ステ
ップS35)、さらに該当外線のループを開放(ステッ
プS36)して交換機側に発IDの受信完了信号を送出
する。そして、ボタン電話機側に受信した発IDを送信
して表示する(ステップS37)と共に、当該外線を呼
出信号待ち状態にセット(ステップS38)したうえ、
ステップS7へ移行する。
【0018】こうした呼出信号待ち状態中(ステップS
39で「Y」の場合)に、割り込み処理等によって呼出
信号が検出されステップS40の判定が「Y」となる
と、呼出信号検出済みフラグをクリア(ステップS4
1)し、各ボタン電話機側へ着信データを送信して着信
音を鳴動させる(ステップS42)。そしてその後、当
該外線について応答待ち状態をセット(ステップS4
3)したうえ、ステップS7へ移行する。こうした応答
待ち状態のとき(ステップS44で「Y」の場合)、ボ
タン電話機側から応答操作データが入力されステップS
45の判定が「Y」となると、当該外線インタフェース
を制御して該外線の直流ループを閉結(ステップS4
6)して二次応答し、当該外線を待機中にセットする
(ステップS47)。即ち、こうしたステップS46の
二次応答により交換機側から当該外線が復極されるが、
ステップS47ではその復極検出を行う。
【0019】このように本発明では、発ID通知機能を
有する複数の外線にスイッチ回路4,6を接続すると共
に、各スイッチ回路4,6の後段にそれぞれ外線状態監
視回路5及び発番号受信回路7を接続し、CPU3が割
り込み処理において各外線の状態に応じて各スイッチ回
路4,6を制御することにより、各外線と外線状態監視
回路5との間の選択的な接続、または各外線と発番号受
信回路7との間の選択的な接続を行い、複数外線からの
転極信号または発IDを1つの外線状態監視回路と、1
つの発番号受信回路で受信するようにしたものである。
この結果、外線状態監視回路及び発番号受信回路の数を
低減でき、装置の大型化及びコストアップを抑制でき
る。
【0020】また、外線状態監視回路5により転極信号
が検出された後、一次応答信号を送出する最大有効時間
を示す5.5秒の一次応答有効タイマを起動すると共
に、その後に交換機側から出力される起動信号を受信
し、その後、前記タイマの動作時間中に発番号受信回路
7の使用の有無を判断するようにしたものである。この
結果、その時間内に発番号受信回路7の他の外線による
使用が解除されれば、交換機側へ一次応答信号を送出す
ることにより、発番号受信回路7による自外線の発ID
の受信が可能になる。このように発番号受信回路7が他
の外線による使用中には、交換機側から発IDが送信さ
れないように交換機側へ送出する一次応答信号を時間的
にずらしたものである。この結果、複数の外線から同時
に発IDが送信される場合でも1つの発番号受信回路で
確実に受信できる。
【0021】なお、この実施の形態では、説明を簡単に
するためにスイッチ回路4,6を設けて、各スイッチ回
路4,6の後段にそれぞれ外線状態監視回路5,発番号
受信回路7を接続しているが、各スイッチ回路4,6を
1つのスイッチ回路で構成しても良い。この場合、その
スイッチ回路に複数の外線を接続し、そのスイッチ回路
の2つの出力にそれぞれ外線状態監視回路5と発番号受
信回路7とを接続するように構成する。
【0022】次に図5は、本発明の第2の実施の形態を
示すブロック図であり、各外線L1,L2毎に外線状態
監視回路51 ,52 を設け、かつ回線交換回路2に発番
号受信回路7を接続するように構成したものである。こ
の場合、CPU3は、何れかの外線の転極が検出されか
つこの外線の端末起動信号が検出された場合、回線交換
回路2を制御してその外線と発番号受信回路7とを接続
し、発番号受信回路7で受信された発IDを入力できる
ようにする。
【0023】次に図6は、本発明の第3の実施の形態を
示すブロック図であり、各外線L1〜Ln毎に外線状態
監視回路51 〜5n を設け、かつスイッチ回路6の後段
に発番号受信回路7を接続するように構成したものであ
る。この場合、CPU3は、何れかの外線の転極が検出
されかつこの外線の端末起動信号が検出された場合、ス
イッチ回路6を制御してその外線と発番号受信回路7と
を接続し、発番号受信回路7で受信された発IDを入力
できるようにする。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
線の転極等の状態を検出する監視回路と、発IDを受信
する発ID受信回路と、監視回路により外線の転極が検
出された後外線の着信を検出する検出回路とを設け、複
数の外線の監視回路を順次監視して外線の転極を検出し
かつ検出回路により当該外線の着信を検出すると発ID
受信回路と該外線とを接続するようにしたので、複数の
外線からの発IDを受信する場合にその外線数より少な
い数の発ID受信回路で対処することができ、装置の大
型化及びコストアップを防止できる。また、外線と発I
D受信回路とをスイッチ回路によって接続するようにし
たので、外線と発ID受信回路とを簡単な回路構成で接
続できる。また、発ID受信回路の使用状態に応じて外
線と発ID受信回路との接続制御を行うようにしたの
で、複数の外線から同時に発IDが送信される場合でも
1つの発ID受信回路で確実に受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電話装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】 上記装置の要部動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】 上記装置の要部動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 発IDを検出するための各種検出処理の動作
を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態を示すブロック図
である。
【符号の説明】
11 〜1n …外線インタフェース、2…回線交換回路、
3…CPU、4,6…スイッチ回路、5,51 〜5n …
外線状態監視回路、7…発番号受信回路、L1〜Ln…
外線、TEL1〜TELm…ボタン電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−81955(JP,A) 特開 平2−266790(JP,A) 特開 平7−212809(JP,A) 特開 昭63−120580(JP,A) 特開 平6−178344(JP,A) 特開 平4−320142(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 107 H04M 3/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者の電話番号を示す発IDを発信側
    の発呼に基づき着信側へ通知する交換機に接続される複
    数の外線を収容すると共に電話機を収容し、前記複数の
    外線と収容された前記電話機との間の交換接続を行う
    線交換回路を有する電話装置において、外線毎に設けられ前記外線に到来する端末起動信号をそ
    れぞれ検出する複数の検出回路と、 前記発IDを受信する発ID受信回路と、前記複数の外線と前記発ID受信回路との間に設けられ
    たスイッチ回路と、 前記複数の検出回路のうち前記端末起動信号を検出した
    検出回路に対応する外線を選択する第1の選択手段と、 前記スイッチ回路を制御して前記第1の選択手段により
    選択された外線と前記発ID受信回路とを接続し、前記
    選択された外線からの発IDを前記発ID受信回路に受
    信させる 制御手段とを備えたことを特徴とする電話装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、外線の転極及び復極を検出する監視回路と、 前記複数の外線と前記監視回路との間に設けられたスイ
    ッチ手段と、 前記スイッチ手段を制御し、前記監視回路を前記複数の
    外線に順次選択的に接続し、前記監視回路に前記転極を
    検出させるとともに、前記転極が検出された外線を選択
    する第2の選択手段と、 前記第2の選択手段により選択された外線に設けられた
    検出回路による端末起動信号の検出の有無を判定する判
    定手段とを備え、 前記第1の選択手段は、前記判定手段により端末起動信
    号の検出有りと判定された検出回路に対応する外線を選
    択する ことを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、外線毎に設けられ前記外線の転極及び復極をそれぞれ検
    出する複数の監視回路と、 前記複数の監視回路のうち前記転極を検出した監視回路
    を選択する第2の選択 手段と、 前記第2の選択手段により選択された監視回路に対応す
    る外線に設けられた検出回路による端末起動信号の検出
    の有無を判定する判定手段とを備え、 前記第1の選択手段は、前記判定手段により端末起動信
    号の検出有りと判定された検出回路に対応する外線を選
    択する ことを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記制御手段は、前記発ID受信回路が発IDを受信し
    ていない状態のときに、前記第1の選択手段により選択
    された外線と前記発ID受信回路とを接続することを特
    徴とする電話装置。
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