JPH10270658A - 半導体記憶装置の製造方法および半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法および半導体記憶装置

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JPH10270658A
JPH10270658A JP9076160A JP7616097A JPH10270658A JP H10270658 A JPH10270658 A JP H10270658A JP 9076160 A JP9076160 A JP 9076160A JP 7616097 A JP7616097 A JP 7616097A JP H10270658 A JPH10270658 A JP H10270658A
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groove
layer
cell plate
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JP9076160A
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Kyozo Kanemoto
恭三 金本
Yasutaka Nishioka
康隆 西岡
Takayuki Inbe
貴之 印部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストレージノードとプラグとの接触面積を大
きく確保でき、マスクの重ね合わせずれによりプラグが
ストレージノードから露出することがなく、かつストレ
ージノード間の抜きを考慮する必要のない半導体記憶装
置の製造方法および半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 セルプレート5の表面に溝5Aが形成さ
れた後、この溝5Aの側壁を覆いかつ溝の底壁の一部を
露出するストレージノード部分2が形成される。このス
トレージノード部分2をマスクとしてキャパシタ誘電体
層4およびセルプレート用導電層5などにエッチングが
施されて自己整合的にコンタクトホール7が形成され
る。このコンタクトホール7を埋込み、かつストレージ
ノード部分2に電気的に接続されるプラグ部分1が形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置の
製造方法および半導体記憶装置に関し、より特定的に
は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のキャ
パシタの構造およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報機器の目
ざましい普及によって、半導体記憶装置の需要が急速に
拡大している。また機能的には、大規模な記憶容量を有
し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。これ
に伴って、半導体記憶装置の高集積化および高速応答性
あるいは高信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】半導体記憶装置の中で、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものとしてDRAMが一般的に知ら
れている。このDRAMは、多数の記憶情報を蓄積する
記憶領域であるメモリセルアレイと、外部との入出力に
必要な周辺回路とから構成されている。
【0004】このように構成されるDRAMの半導体チ
ップ上において、メモリセルアレイは大きな面積を占め
ている。また、このメモリセルアレイには、単位記憶情
報を蓄積するためのメモリセルがマトリックス状に複数
個配列されて形成されている。このメモリセルは、通常
1個のMOSトランジスタと、これに接続された1個の
キャパシタとから構成されており、1トランジスタ1キ
ャパシタ型のメモリセルとして広く知られている。この
ような構成を有するメモリセルは、その構造が簡単なた
めメモリセルアレイの集積度を向上させることが容易で
あり、大容量のDRAMに広く用いられている。
【0005】DRAMの高集積化を1Gbit(ギガビ
ット)に代表されるGbit級へと押し進めた場合、メ
モリセルサイズの縮小が余儀なくされる。このメモリセ
ルサイズの縮小に伴って、キャパシタの平面的な占有面
積も同時に縮小される。このため、キャパシタに蓄えら
れる電荷量(1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷
量)が低下することになり、記憶領域としてのDRAM
の動作が不安定なものとなり、信頼性が低下する。
【0006】係るDRAMの動作の不安定化を防止する
ため、限られた平面占有面積内においてキャパシタの容
量を増加させる必要がある。その手段の1つとして、キ
ャパシタ誘電体層に、いわゆる高誘電率材料と呼ばれる
材料を採用する方法が検討されている。ここで高誘電率
材料とは、一般にシリコン酸化膜の数倍から数百倍の誘
電率を有する材料であり、この高誘電率材料をキャパシ
タ誘電体層に用いることにより、キャパシタの形状を比
較的単純な形状に維持したまま、容易に容量の増加を図
ることが可能となる。
【0007】なお、この高誘電率材料と呼ばれる材料の
一例としては、チタン酸バリウムストロンチウム(BS
T)、酸化タンタル(Ta2 5 )、チタン酸ジルコン
酸鉛(PZT)、チタン酸ジルコン酸ランタン鉛(PL
ZT)、チタン酸ストロンチウム(STO)、チタン酸
バリウム(BTO)、STなどが挙げられる。
【0008】以下、キャパシタ誘電体層に、高誘電率材
料を用いた従来のメモリセル構造について説明する。
【0009】図16は、従来の半導体記憶装置の構成を
概略的に示す断面図である。図16を参照して、素子分
離絶縁層17とチャネルストッパ領域18とによって分
離されたシリコン基板11の表面には、MOS(Metal
Oxide Semiconductor )トランジスタ20が形成されて
いる。
【0010】MOSトランジスタ20は、1対のソース
/ドレイン領域12と、ゲート絶縁層13と、ゲート電
極層14とを有している。1対のソース/ドレイン領域
12は、互いに距離を隔ててシリコン基板11の表面に
形成されている。このソース/ドレイン領域12は、低
不純物濃度領域12aと高不純物濃度領域12bとから
なるLDD(Lightly Doped Drain )構造を有してい
る。ゲート電極層14は、1対のソース/ドレイン領域
12に挟まれる領域上にゲート絶縁層13を介在して形
成されている。
【0011】ゲート電極層14の周囲は絶縁層15で覆
われており、またソース/ドレイン領域12の一方に
は、ビット線16が電気的に接続されている。そしてM
OSトランジスタ20、ビット線16などを覆うように
層間絶縁層19が形成されている。この層間絶縁層19
には、ソース/ドレイン領域12の他方に達するコンタ
クトホール107が形成されている。このコンタクトホ
ール107を埋込むようにプラグ層101が形成されて
おり、このプラグ層101を通じてソース/ドレイン領
域12と電気的に接続するようにキャパシタ110が形
成されている。
【0012】キャパシタ110は、ストレージノード1
02と、キャパシタ誘電体層104と、セルプレート1
05とを有している。ストレージノード102は、層間
絶縁層19上に形成され、かつプラグ層101と電気的
に接続されている。キャパシタ誘電体層104は、上述
したいわゆる高誘電率材料よりなっている。セルプレー
ト105は、キャパシタ誘電体層104を介在してスト
レージノード102と対向するように形成されている。
【0013】次に、従来の半導体記憶装置の製造方法に
ついて説明する。図17〜図21は、従来の半導体記憶
装置の製造方法を工程順に示す概略断面図である。まず
図17を参照して、シリコン基板11の表面に分離絶縁
層17とチャネルストッパ領域18とが形成され、各領
域が分離される。この分離された領域に所定の方法によ
り、上述のMOSトランジスタ20とゲート電極層14
を覆う絶縁層15とが形成される。この後、ビット線1
6が形成されて、表面全面に層間絶縁層19が形成さ
れ、この層間絶縁層19に平坦化処理が施される。
【0014】なお、ビット線16は層間絶縁層19に覆
われることによって埋込ビット線とされる。
【0015】図18を参照して、層間絶縁層19上に、
通常の写真製版技術を用いてレジストパターン121a
が形成される。このレジストパターン121aをマスク
として層間絶縁層19にエッチングを施すことにより、
ソース/ドレイン領域12に達するコンタクトホール1
07が形成される。この後、レジストパターン121a
が除去される。
【0016】図19を参照して、コンタクトホール10
7を埋込むように層間絶縁層19上にプラグ用導電層が
形成される。この後、このプラグ用導電層にエッチバッ
クが施されて、コンタクトホール107内のみを埋込む
プラグ層101が形成される。
【0017】図20を参照して、層間絶縁層19上に、
プラグ層101と電気的に接続するようにストレージノ
ード用導電層102が形成される。
【0018】図21を参照して、ストレージノード用導
電層102上に、通常の写真製版技術により所定の形状
でレジストパターン121bが形成される。このレジス
トパターン121bをマスクとしてストレージノード用
導電層102をエッチングすることにより、所望の形状
を有するストレージノード102が形成される。
【0019】この後、図16に示すようにキャパシタ誘
電体層104とセルプレート105とが形成されること
によって半導体記憶装置が完成する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにキャパ
シタ誘電体層104に高誘電率材料を用いたキャパシタ
構造は、Gbit級の高集積記憶素子に用いることが有
望視されている。しかし、図16に示す従来の半導体記
憶装置をGbit級の高集積記憶素子に適応した場合、
以下の(1)〜(4)の問題点がある。
【0021】(1) 図16に示すように従来の半導体
記憶装置では、プラグ層101とストレージノード10
2との接触面積は、コンタクトホール107の開口面積
と同一である。しかし、1Gbitでは、ゲート電極層
14の間隔は約0.18μmとなるため、そのゲート電
極層14間に形成されるコンタクトホール107の径も
0.1μm程度と非常に微細となる。このため、プラグ
層101とストレージノード102との接触面積も小さ
くなり、接触抵抗の低減が困難となる。
【0022】(2) また、1Gbitでは、ストレー
ジノード102の短辺S(図16)が約0.18μmと
微細となる。このため、図22に示すようにマスクの重
ね合わせずれによりレジストパターン121bがずれて
形成されると、ストレージノード102のパターニング
時に容易にストレージノード102からプラグ層101
の一部領域Rが露出してしまう。よって、プラグ層10
1の領域Rはストレージノード102のパターニングの
ためのエッチングによってダメージを受け、プラグ層1
01とストレージノード102との導通不良が生じてし
まう。
【0023】(3) また、より広い電極間対向面積を
得るべく、図21において、ストレージノード102間
の抜きの寸法Lが写真製版技術による最小加工寸法とさ
れ、かつストレージノード102の厚さDが大きくされ
る。このため、ストレージノード102間の抜きの部分
においてアスペクト比(深さD/幅L)が大きくなり、
ストレージノード102間の抜きのエッチングが困難と
なる。
【0024】(4) また、このストレージノード10
2間の抜きの部分のアスペクト比が大きくなるために、
この部分にキャパシタ誘電体層104を成膜することが
困難となる。
【0025】それゆえ、本発明の目的は、ストレージノ
ードとプラグとの接触面積を大きく確保でき、マスクの
重ね合わせずれによりプラグがストレージノードから露
出することがなく、かつストレージノード間の抜きを考
慮する必要のない半導体記憶装置の製造方法およびそれ
により製造される半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
の製造方法は、以下の工程を備えている。
【0027】まず半導体基板上に絶縁層が形成される。
そして表面に溝を有するセルプレート用導電層が絶縁層
上に形成される。そして溝の側面および底面を含む内壁
面を覆うようにセルプレート用導電層の表面上にキャパ
シタ誘電体層が形成される。そして溝を埋込むようにキ
ャパシタ誘電体層上にストレージノード用導電層が形成
され、溝の底面の一部においてキャパシタ誘電体層が露
出するようにストレージノード用導電層が除去され、溝
の側面にストレージノード用導電層が残存される。そし
て残存されたストレージノード用導電層をマスクとし
て、溝の底面において露出するキャパシタ誘電体層が除
去され、かつ除去されたキャパシタ誘電体層の下側に位
置するセルプレート用導電層と絶縁層とが除去されて半
導体基板の表面に達するコンタクトホールが形成され
る。そしてコンタクトホールの側面において露出するセ
ルプレート用導電層の表面を覆うように側壁絶縁層が形
成される。そしてコンタクトホールを埋込み、かつスト
レージノード用導電層に電気的に接続されるプラグ用導
電層が形成される。
【0028】なお、本明細書における「溝」とは、選択
的に設けられた凹部を含む意味である。
【0029】上記局面において好ましくは、セルプレー
ト用導電層は、互いにエッチング速度の異なる材料より
なる第1および第2の導電層を含んでいる。セルプレー
ト用導電層の表面に溝を形成する工程は、第1の導電層
上の第2の導電層を第1の導電層が露出するまで選択的
に除去する工程を含んでいる。
【0030】上記局面において好ましくは、コンタクト
ホールの開口端が広くなるようにストレージノード用導
電層を部分的に除去した後に側壁絶縁層が形成される。
側壁絶縁層を形成する工程は、溝の内壁面を覆うように
絶縁層を形成した後、この絶縁層に異方性エッチングを
含む工程を含んでいる。
【0031】上記局面において好ましくは、半導体基板
への投影面においてコンタクトホールは、溝の投影図形
の中心に位置するよう形成される。
【0032】上記局面において好ましくは、溝の投影図
形は実質的に正三角形である。本発明の半導体記憶装置
は、半導体基板と、絶縁層と、セルプレート用導電層
と、キャパシタ誘電体層と、ストレージノード用導電層
と、プラグ用導電層と、側壁絶縁層とを備えている。絶
縁層は、半導体基板の表面上に形成されている。セルプ
レート用導電層は、表面に溝を有するように絶縁層上に
形成されている。溝の内壁面は側面および底面を含み、
底面の一部にセルプレート用導電層と絶縁層とを貫通し
て半導体基板の表面に達する孔が形成されている。キャ
パシタ誘電体層は、孔が形成された溝の底面の一部を除
いて溝の底面および側面を覆うように形成されている。
ストレージノード用導電層は、キャパシタ誘電体層を介
在してセルプレート用導電層と対向するように溝の底面
および側面を覆い、かつ孔に連通する開口を有してい
る。プラグ用導電層は、孔と開口とを含むコンタクトホ
ールを埋込み、かつストレージノード用導電層と電気的
に接続されている。側壁絶縁層は、プラグ用導電層とセ
ルプレート用導電層との間に位置して双方の絶縁を保
ち、かつキャパシタ誘電体層と異なる材料よりなる。
【0033】上記局面において好ましくは、ストレージ
ノード用導電層の開口の径は半導体基板の表面上方ほど
広くなる。
【0034】上記局面において好ましくは、セルプレー
ト用導電層は、互いに異なる材料よりなる第1および第
2の導電層を含んでいる。溝は、第1の導電層上の第2
の導電層を貫通して第1の導電層に達するように形成さ
れている。
【0035】上記局面において好ましくは、半導体基板
の投影面においてコンタクトホールは溝の投影図形の中
心に位置している。
【0036】上記局面において好ましくは、溝の投影図
形は実質的に正三角形である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0038】実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1における半導体記憶装置
の構成を概略的に示す断面図である。図1を参照して、
シリコン基板11の表面には、素子分離絶縁層17とそ
の下にチャネルストッパ領域18とが形成されており、
各領域が電気的に分離されている。その分離されたシリ
コン基板11の表面にMOSトランジスタ20が形成さ
れている。
【0039】MOSトランジスタ20は、1対のソース
/ドレイン領域12と、ゲート絶縁層13と、ゲート電
極層14とを備えている。1対のソース/ドレイン領域
12は、互いに所定の距離を隔ててシリコン基板11の
表面に形成されている。このソース/ドレイン領域12
は、低不純物濃度領域12aと、高不純物濃度領域12
bとからなるLDD構造を有している。ゲート電極層1
4は、1対のソース/ドレイン領域12に挟まれる領域
上にゲート絶縁層13を介在して形成されている。
【0040】ゲート電極層14の周囲は絶縁層15によ
って覆われている。またソース/ドレイン領域12の一
方には、ビット線16が電気的に接続されている。この
MOSトランジスタ20、ビット線16などを覆うよう
にシリコン基板11上に層間絶縁層19が形成されてお
り、この層間絶縁層19の上部表面は平坦化されてい
る。層間絶縁層19には、ソース/ドレイン領域12の
他方に達するコンタクトホール7が形成されている。こ
のコンタクトホール7を通じてソース/ドレイン領域1
2の他方と電気的に接続するようにキャパシタ10が形
成されている。
【0041】このキャパシタ10は、第1の電極3と、
キャパシタ誘電体層4と、第2の電極5とを有してい
る。セルプレートとなる第2の電極5は、たとえばRu
(ルテニウム)金属よりなっており、かつ層間絶縁層1
9上に形成されている。このセルプレート5の表面に
は、溝5Aが形成されている。なお、この溝5Aは、セ
ルプレート5に局部的に設けられた凹部を含む意味であ
る。溝5Aの深さD1 は2000Å〜3000Åであ
り、溝5Aの底面部分の厚みT1 は500Å程度であ
る。
【0042】キャパシタ誘電体層4は、たとえばBaS
rTiO3 (BST)よりなっており、溝5Aの側面の
ほぼ全面および底面の一部を覆っている。第1の電極3
は、ストレージノード部分2とプラグ部分1とを有して
おり、ストレージノード部分2はたとえばRu金属、プ
ラグ部分1はたとえばドープト多結晶シリコンよりなっ
ている。ストレージノード部分2は、キャパシタ誘電体
層4を介在して溝5Aの側面のほぼ全面および底面の一
部を覆っている。
【0043】キャパシタ誘電体層4およびストレージノ
ード部分2によって覆われていない溝5Aの底面部分に
は、ソース/ドレイン領域12に達するコンタクトホー
ル7が形成されている。なお、このコンタクトホール7
の側面に連通するキャパシタ誘電体層4とストレージノ
ード部分2との側面もコンタクトホール7の一部をな
す。このコンタクトホール7は、約0.1μmの開口径
1 を有している。
【0044】プラグ部分1は、このコンタクトホール7
を埋込み、かつコンタクトホール7の上部開口端付近で
ストレージノード部分2と電気的に接続されている。
【0045】なお、コンタクトホール7の側面には、キ
ャパシタ誘電体層4と異なる材料、たとえばシリコン酸
化膜よりなる側壁絶縁層6が形成されている。この側壁
絶縁層6は、プラグ部分1とセルプレート5との間に位
置し、これらの導電層1および5の絶縁を維持してい
る。またこの側壁絶縁層6は、ストレージノード部分2
とプラグ部分1との間にも部分的に位置している。
【0046】次に、本実施の形態の製造方法について説
明する。図2〜図9は、本発明の実施の形態1における
半導体記憶装置の製造方法を工程順に示す概略断面図で
ある。まず図2を参照して、シリコン基板11の表面に
たとえばLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法
などにより分離絶縁層17が形成される。またこの際、
同時に分離絶縁層17の下側領域にチャネルストッパ領
域18が形成される。
【0047】そしてシリコン基板11の表面上にゲート
絶縁層13を介在してゲート電極層14が形成される。
このゲート電極層14などをマスクとしてイオン注入を
施すことにより比較的低濃度の不純物領域12aが形成
される。ゲート電極層13を覆うように絶縁層15が形
成される。この絶縁層15などをマスクとしてイオン注
入を施すことにより比較的高濃度の不純物領域12bが
形成される。これにより比較的低濃度と比較的高濃度と
の不純物領域12a、12bによりLDD構造のソース
/ドレイン領域12が形成される。このようにしてMO
Sトランジスタ20が形成される。
【0048】ソース/ドレイン領域12の一方と接する
ようにビット線16が絶縁層15上を延在するように形
成される。このビット線16とMOSトランジスタ20
とを覆うようにたとえばシリコン酸化膜よりなる層間絶
縁層19が、CVD(Chemical Vapor Deposition )法
によりシリコン基板11の表面全面に形成された後、平
坦化処理される。
【0049】この平坦化処理が施された層間絶縁層19
上に、2500Å〜3500Åの厚みでRu金属よりな
るセルプレート用導電層5が形成される。
【0050】図3を参照して、セルプレート用導電層5
上に、通常の写真製版技術によりレジストパターン21
が形成され、このレジストパターン21をマスクとして
セルプレート用導電層5にエッチングが施される。この
エッチングにより、深さ2000Å〜3000Åの溝5
Aが形成される。この後、レジストパターン21が除去
される。
【0051】図4を参照して、セルプレート用導電層5
を覆うように200〜300Åの厚みでたとえばBST
よりなるキャパシタ誘電体層4が形成される。
【0052】図5を参照して、キャパシタ誘電体層4の
表面全面に、300〜500Åの膜厚でRu金属よりな
るストレージノード用導電層2が形成される。そしてこ
のストレージノード用導電層2に、溝5Aの底部におい
てキャパシタ誘電体層4が露出するまで異方性エッチン
グが施される。
【0053】図6を参照して、このエッチングにより、
溝5Aの側面のほぼ全面と溝5Aの底面の一部を覆うよ
うにストレージノード用導電層2が残存され、ストレー
ジノード部分2となる。この残存されたストレージノー
ド部分2をマスクとして、キャパシタ誘電体層4、セル
プレート用導電層5および層間絶縁層19に異方性エッ
チングが施される。
【0054】図7を参照して、このエッチングにより、
シリコン基板11表面のソース/ドレイン領域12に達
するコンタクトホール7が自己整合的に形成される。
【0055】図8を参照して、たとえばシリコン酸化膜
よりなる絶縁層が表面全面に形成された後、この絶縁層
が異方性ドライエッチングでエッチバックされる。これ
により、コンタクトホール7の側面を覆うように、特に
セルプレート用導電層5の露出表面を覆うように絶縁層
が残存され、側壁絶縁層6が形成される。
【0056】図9を参照して、コンタクトホール7を埋
込むように表面全面に、たとえばドープト多結晶シリコ
ンよりなるプラグ用導電層1が形成される。この後、少
なくともセルプレート5などの表面が露出するまでプラ
グ用導電層1に、たとえばCMP(Chemical Mechanica
l Polishing )法が施される。これにより、コンタクト
ホール7内を埋込み、かつストレージノード部分2に電
気的に接続されるプラグ部分1が形成される。これによ
り、図1に示す半導体記憶装置が完成する。
【0057】本実施の形態では、プラグ部分1はストレ
ージノード部分2を貫通して設けられているため、プラ
グ部分1とストレージノード部分2との接触面は、従来
例(図16)と比較してシリコン基板11の表面に対し
て平行方向成分以外の成分を多く有している、つまり垂
直方向成分を多く有している。このため、ストレージノ
ード部分2の厚みを厚くすることでキャパシタ10の平
面占有面積を拡大することなく、容易にプラグ部分1と
ストレージノード部分2との接触面積を大きくすること
ができる。したがって、プラグ部分1とストレージノー
ド部分2との接触抵抗の低減を図ることが容易となる。
【0058】また図6と図7とに示すように、ストレー
ジノード部分2をマスクとして自己整合的にコンタクト
ホール7が形成される。このため、コンタクトホール7
の形成時に写真製版技術は用いられない。よって、コン
タクトホール7の形成位置が、ストレージノード部分2
の形成位置に対して写真製版技術におけるマスクの重ね
合わせずれ分だけずれることもない。従って、このコン
タクトホール7内を埋込むプラグ部分1とストレージノ
ード部分2とにマスクの重ね合わせによるずれはなく、
ゆえにマスクの重ね合わせずれによるプラグ部分1とス
トレージノード部分2との導通不良は生じない。
【0059】また本実施の形態では、ストレージノード
部分2の形成時において写真製版技術による最小加工寸
法による抜きの加工は不要である。このため、最小加工
寸法の抜きを行なうことによるエッチングや成膜の困難
さは生じない。
【0060】実施の形態2 図10は、本発明の実施の形態2における半導体記憶装
置の構成を概略的に示す断面図である。図10を参照し
て、本実施の形態では、セルプレート5が互いに材料の
異なる3層の導電層5a、5b、5cよりなっている。
そしてセルプレート5に設けられる溝5Aは、最上層の
導電層5cを貫通して中間の導電層5bの表面に達する
ように形成されている。なお、これ以外の構成について
は、図1に示す実施の形態1と同様であるため、同一の
部材については同一の符号を付しその説明は省略する。
【0061】次に、本実施の形態の製造方法について説
明する。図11は、本発明の実施の形態2における半導
体記憶装置の製造方法の工程を示す概略断面図である。
図11を参照して、MOSトランジスタ20、ビット線
16を覆うように層間絶縁層19が形成され平坦化処理
された後、互いに異なる材料よりなる3層の導電層5
a、5b、5cが順次積層される。この後、最上層の導
電層5c上の所定の位置に通常の写真製版技術によりレ
ジストパターン21が形成される。このレジストパター
ン21をマスクとして最上層の導電層5cに中間の導電
層5bの表面が露出するまでエッチングが施され、溝5
Aが形成される。
【0062】この溝5Aの形成のエッチング時におい
て、最上層の導電層5cと中間の導電層5bとは異なる
エッチング速度を有している。つまりこのエッチング時
において最上層の導電層5cのエッチング速度は比較的
速く、中間の導電層5bのエッチング速度は比較的遅
い。これにより、中間の導電層5bは、最上層の導電層
5cのエッチング時においてエッチングストッパの役割
をなす。
【0063】なお、この後の工程は、図4〜図9に示す
実施の形態1の工程とほぼ同様であるため、その説明は
省略する。
【0064】本実施の形態では、このように異なる材料
よりなる3層の導電層5a、5b、5cからセルプレー
ト5が形成されているため、溝5aの形成の際のエッチ
ングの制御が容易となる。
【0065】なお、本実施の形態では、セルプレート5
が異なる材料よりなる3層の導電層からなっている場合
について説明したが、少なくとも材料の異なる(つま
り、エッチング速度の異なる)2層の導電層よりなって
いればよい。
【0066】実施の形態3 図12と図13とは、本発明の実施の形態3における半
導体記憶装置の製造方法を工程順に示す概略断面図であ
る。まず本実施の形態の製造方法は、図2〜図7に示す
実施の形態1と同様の工程を経る。
【0067】この後、図7においてコンタクトホール7
の上部開口端付近のストレージノード部分2に等方性エ
ッチングまたは斜めの回転エッチングが施される。これ
により、図12に示されるようにコンタクトホール7の
上部開口端付近のストレージノード部分2に意図的にテ
ーパが付けられる。この後、実施の形態1と同様、図8
と図9とに示す工程を経て図13に示す半導体記憶装置
が完成する。
【0068】本実施の形態では、意図的にコンタクトホ
ール7の上部開口端をテーパにすることにより、図8に
おいて側壁絶縁層6の形成のための枠付けエッチバック
時にそのテーパ部分の絶縁層6がエッチング除去しやす
くなる。このため、プラグ部分1とストレージノード部
分2との良好な接触状態を得ることができる。
【0069】実施の形態4 図14は、本発明の実施の形態4における半導体記憶装
置の構成を概略的に示す平面図である。なお、図14の
A−A線の断面は、たとえば図1に対応する。
【0070】図14と図1とを参照して、DRAMのメ
モリセル領域においては、複数本のワード線(ゲート電
極層)14とビット線16とが、互いに交差するように
配置されている。そしてこのワード線14とビット線1
6との交差部近傍に各1つのメモリセルが配置されてい
る。つまりメモリセルはマトリックス状に複数個配列さ
れて形成されている。そしてこれらのビット線16やワ
ード線14を覆う層間絶縁層19が形成されている。こ
の層間絶縁層19には、シリコン基板1のソース/ドレ
イン領域12に達するコンタクトホール7が形成されて
いる。このコンタクトホール7を通じて下層のソース/
ドレイン領域12と電気的に接続するように、セルプレ
ート5の溝5A内に第1の電極3が形成されている。
【0071】この溝5A(または第1の電極3)は、シ
リコン基板11への投影面において投影図形が実質的に
正三角形となるように形成されている。
【0072】このように本実施の形態では、複数個の溝
5A(第1の電極3)をシリコン基板への投影図形が実
質的に正三角形となるような形状としたため、無駄なく
最密に配置することができる。
【0073】また実施の形態1の方法では、図3の工程
で投影図形が正三角形となる溝5Aを形成すると、図6
および図7の工程で形成されるコンタクトホール7は、
その正三角形の投影図形の略中心に形成される。以下、
そのことについて説明する。
【0074】実施の形態1では、コンタクトホール7は
ストレージノード部分2をマスクとして形成される。こ
のストレージノード部分2は、一旦溝5Aを埋込むよう
に形成された後、図5に示すようにエッチバックにより
溝5Aの側面と底面の一部とを覆うように残存される。
この際、ストレージノード部分2は、ほぼ均等な幅W 1
(図5)で溝5Aの側壁を覆うように形成される。この
ため、ストレージノード部分2から露出する部分は正三
角形の投影図形の略中心となり、このストレージノード
部分2をマスクとして形成されるコンタクトホール7も
正三角形の投影図形の略中心に位置することになる。
【0075】このように正三角形の投影図形の略中心に
コンタクトホール7が形成されるため、予めこれを踏ま
えた上で溝5Aを配置するよう設計すれば、コンタクト
ホール7を正確に下層のソース/ドレイン領域に達する
ように形成することができる。
【0076】なお、本実施の形態では、溝5A(または
第1の電極3)のシリコン基板への投影図形が正三角形
となる場合について示したが、正三角形に限られず、正
六角形や正八角形などの正多角形であればよい。
【0077】実施の形態5 図15は、本発明の実施の形態5における半導体記憶装
置の構成を概略的に示す断面図である。図15を参照し
て、本実施の形態では、図1に示す実施の形態1と比較
して、セルプレート用導電層5dとキャパシタ誘電体層
4aとを付加した点で異なる。
【0078】キャパシタ誘電体層4aは、プラグ部分1
とストレージノード部分2との上部表面を覆うように、
たとえばBSTにより形成されている。セルプレート用
導電層5dは、たとえばRu金属よりなり、このキャパ
シタ誘電体層4aを介在してプラグ部分1およびストレ
ージノード部分2の上部表面と対向するように表面全面
に形成されている。またセルプレート用導電層5dは、
セルプレート5と電気的に接続され、セルプレート5と
ともに第2の電極を構成している。
【0079】なお、これ以外の構成については図1の構
成とほぼ同様であるため、同一の部材については同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0080】本実施の形態では、セルプレート用導電層
5aをプラグ部分1およびストレージノード部分2の上
方に設けているため、キャパシタの電極間対向面積が大
きくなり、より一層、キャパシタ容量の増大を図ること
ができる。
【0081】なお、上記実施の形態1〜5については、
DRAMのメモリセル構造に本発明を適用した場合につ
いて示したが、本発明はこれに限られず、キャパシタを
有する半導体装置であれば、適用することができる。
【0082】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0083】
【発明の効果】本発明の半導体記憶装置の製造方法で
は、プラグ用導電層はストレージノード用導電層を貫通
して設けられるため、プラグ用導電層とストレージノー
ド用導電層との接触面は、半導体基板の表面に対して垂
直方向の成分を有している。このため、ストレージノー
ド用導電層の厚みを厚くすることでキャパシタの平面占
有面積を拡大することなく、容易にプラグ用導電層とス
トレージノード用導電層との接触面積を大きくすること
ができる。
【0084】また、ストレージノード用導電層をマスク
としてコンタクトホールが自己整合的に形成される。こ
のため、コンタクトホールの形成時に写真製版技術を用
いる必要はない。よって、コンタクトホールの形成位置
がストレージノードの形成位置に対して、写真製版技術
におけるマスクの重ね合わせずれ分だけずれることもな
い。また、そのコンタクトホールを埋込むようにプラグ
用導電層が形成される。それゆえ、マスクの重ね合わせ
ずれによって、ストレージノード用導電層の形成位置に
対して、プラグ用導電層の形成位置がずれることもな
い。よって、マスクの重ね合わせずれによってストレー
ジノード用導電層とプラグ用導電層との導通不良は生じ
ない。
【0085】また本発明の半導体記憶装置の製造方法で
は、写真製版技術による最小加工寸法による抜きの加工
は不要である。このため、写真製版技術による最小加工
寸法の抜きの加工を行なうことによるエッチングや成膜
の困難さは生じない。
【0086】上記局面において好ましくはセルプレート
用の導電層は、互いにエッチング速度の異なる材料より
なる第1および第2の導電層を含んでいる。セルプレー
ト用導電層の表面に溝を形成する工程は、第1の導電層
上の第2の導電層を第1の導電層が露出するまで選択的
に除去する工程を含んでいる。
【0087】これにより、溝形成時のエッチング停止の
制御性を良好にすることが可能となる。
【0088】上記局面において好ましくは、コンタクト
ホールの開口端が広くなるようにストレージノード用導
電層が部分的に除去された後に側壁絶縁層が形成され
る。この側壁絶縁層はコンタクトホールの内壁面を覆う
ように形成された絶縁層に異方性エッチングを行なう工
程を含んでいる。
【0089】これにより、コンタクトホール開口端にお
いて側壁絶縁層が除去しやすくなる。このため、ストレ
ージノード用導電層とプラグ用導電層との良好な接触状
態を得ることが可能となる。
【0090】上記局面において好ましくは、半導体基板
への投影面においてコンタクトホールは、溝の投影図形
の中心に位置するように形成される。
【0091】この構成は、ストレージノード用導電層で
溝を埋込んだ後に溝の底面が露出するまでストレージノ
ード用導電層を除去することにより実現することができ
る。そして、これにより、溝の位置からコンタクトホー
ルの形成される位置がわかるため、溝の位置を下層のパ
ターンに対して位置決めすることで、容易にコンタクト
ホールの位置を下層のパターンに合わせることができ
る。
【0092】上記局面において好ましくは、溝の投影図
形は実質的に正三角形である。このように正三角形とし
たため、平面領域内に複数のキャパシタを無駄なく最密
に配置することが可能となる。したがって、キャパシタ
の電極間対向面積を大きく確保することができる。
【0093】本発明の半導体記憶装置では、プラグ用導
電層はストレージノード用導電層を貫通して設けられて
いるため、プラグ用導電層とストレージノード用導電層
との接触面は、半導体基板の表面に対して垂直方向の成
分を有している。このため、ストレージノード用導電層
の厚みを厚くすることでキャパシタの平面占有面積を拡
大することなく容易にプラグ用導電層とストレージノー
ド用導電層との接触面積を大きくすることができる。
【0094】また、ストレージノード用導電層とプラグ
用導電層との形成位置がずれることによる双方の導通不
良が生じ難く、またマスクの重ね合わせずれも防止する
ことができる。
【0095】上記局面において好ましくは、ストレージ
ノード用導電層の開口の径は半導体基板の表面上方ほど
広くなっている。
【0096】これにより、ストレージノード用導電層と
プラグ用導電層との接触状態を良好にすることができ
る。
【0097】上記局面において好ましくは、セルプレー
ト用導電層は、互いに異なる材料よりなる第1および第
2の導電層を含んでいる。溝は、第1の導電層上の第2
の導電層を貫通して第1の導電層に達するように形成さ
れている。
【0098】これにより、溝形成時のエッチング停止の
制御性が良好となる。上記局面において好ましくは、半
導体基板への投影面においてコンタクトホールは、溝の
投影図形の中心に位置している。
【0099】これにより、溝の位置からコンタクトホー
ルの形成される位置がわかるため、溝の位置を下層のパ
ターンに対して位置決めすることで、容易にコンタクト
ホールの位置を下層のパターンに合わせることができ
る。上記局面において好ましくは、溝の投影図形は実質
的に正三角形である。
【0100】このように正三角形としたため、同一平面
内において複数のキャパシタを無駄なく最密に配置する
ことが可能となる。したがって、キャパシタの電極間対
向面積を大きく確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第3工程を示す概略断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第4工程を示す概略断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第5工程を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第6工程を示す概略断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第7工程を示す概略断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置の製造方法の第8工程を示す概略断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の構成を概略的に示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2における半導体記憶
装置の製造方法の工程を示す概略断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態3における半導体記憶
装置の製造方法の第1工程を示す概略断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態3における半導体記憶
装置の製造方法の第2工程を示す概略断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態4における半導体記憶
装置の構成を概略的に示す平面図である。
【図15】 本発明の実施の形態5における半導体記憶
装置の構成を概略的に示す断面図である。
【図16】 従来の半導体記憶装置の構成を概略的に示
す断面図である。
【図17】 従来の半導体記憶装置の製造方法の第1工
程を示す概略断面図である。
【図18】 従来の半導体記憶装置の製造方法の第2工
程を示す概略断面図である。
【図19】 従来の半導体記憶装置の製造方法の第3工
程を示す概略断面図である。
【図20】 従来の半導体記憶装置の製造方法の第4工
程を示す概略断面図である。
【図21】 従来の半導体記憶装置の製造方法の第5工
程を示す概略断面図である。
【図22】 従来の半導体記憶装置の製造方法において
マスクの重ね合わせずれが生じた場合に生じる問題点を
説明するための概略断面図である。
【符号の説明】
1 プラグ部分、2 ストレージノード部分、3 第1
の電極、4 キャパシタ誘電体層、5 第2の電極、6
側壁絶縁層、7 コンタクトホール。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁層を形成する工程
    と、 表面に溝を有するセルプレート用導電層を前記絶縁層上
    に形成する工程と、 前記溝の側面および底面を含む内壁面を覆うように前記
    セルプレート用導電層の表面上にキャパシタ誘電体層を
    形成する工程と、 前記溝を埋込むように前記キャパシタ誘電体層上にスト
    レージノード用導電層を形成し、前記溝の底面の一部に
    おいて前記キャパシタ誘電体層が露出するように前記ス
    トレージノード用導電層を除去して、前記溝の側面に前
    記ストレージノード用導電層を残存させる工程と、 残存された前記ストレージノード用導電層をマスクとし
    て、前記溝の底面において露出する前記キャパシタ誘電
    体層を除去し、かつ除去された前記キャパシタ誘電体層
    の下側に位置する前記セルプレート用導電層と前記絶縁
    層とを除去して前記半導体基板の表面に達するコンタク
    トホールを形成する工程と、 前記コンタクトホールの側面において露出する前記セル
    プレート用導電層の表面を覆うように側壁絶縁層を形成
    する工程と、 前記コンタクトホールを埋込み、かつ前記ストレージノ
    ード用導電層に電気的に接続されるプラグ用導電層を形
    成する工程とを備えた、半導体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記セルプレート用導電層は、互いにエ
    ッチング速度の異なる材料よりなる第1および第2の導
    電層を含み、 前記セルプレート用導電層の表面に前記溝を形成する工
    程は、前記第1の導電層上の前記第2の導電層を前記第
    1の導電層が露出するまで選択的に除去する工程を含
    む、請求項1に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトホールの開口端が広くな
    るように前記ストレージノード用導電層を部分的に除去
    した後に前記側壁絶縁層が形成され、 前記側壁絶縁層の形成の工程は、前記コンタクトホール
    の内壁面を覆うように形成された絶縁層に異方性エッチ
    ングを施す工程を含んでいる、請求項1に記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体基板への投影面において、前
    記コンタクトホールは、前記溝の投影図形の中心に位置
    するよう形成される、請求項1に記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記溝の投影図形は実質的に正三角形で
    ある、請求項4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上に形成された絶縁層と、 表面に溝を有するように前記絶縁層上に形成されたセル
    プレート用導電層と、 前記溝の内壁面は側面および底面を含み、底面の一部に
    前記セルプレート用導電層と前記絶縁層とを貫通して前
    記半導体基板の表面に達する孔が形成されており、さら
    に前記孔が形成された前記溝の底面の一部を除いて前記
    溝の底面および側面を覆うように形成されたキャパシタ
    誘電体層と、 前記キャパシタ誘電体層を介在して前記セルプレート用
    導電層と対向するように前記溝の底面および側面を覆
    い、かつ前記孔に連通する開口を有するストレージノー
    ド用導電層と、 前記孔と前記開口とを含むコンタクトホールを埋込み、
    かつ前記ストレージノード用導電層と電気的に接続され
    るプラグ用導電層と、 前記プラグ用導電層と前記セルプレート用導電層との間
    に位置して双方の絶縁を保ち、かつ前記キャパシタ誘電
    体層と異なる材料よりなる側壁絶縁層とを備えた、半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ストレージノード用導電層の前記開
    口の径は前記半導体基板の表面上方ほど広くなる、請求
    項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記セルプレート用導電層は、互いに異
    なる材料よりなる第1および第2の導電層を含み、 前記溝は、前記第1の導電層上の前記第2の導電層を貫
    通して前記第1の導電層に達するように形成されてい
    る、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体基板の投影面において前記コ
    ンタクトホールは、前記溝の投影図形の中心に位置して
    いる、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記溝の投影図形は実質的に正三角形
    である、請求項9に記載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020058570A (ko) * 2000-12-30 2002-07-12 박종섭 반도체장치 및 그 제조 방법
KR100414730B1 (ko) * 2000-06-30 2004-01-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의 캐패시터 형성방법

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