JPH10266562A - コンクリート型枠組立用継手金具 - Google Patents

コンクリート型枠組立用継手金具

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JPH10266562A
JPH10266562A JP11497697A JP11497697A JPH10266562A JP H10266562 A JPH10266562 A JP H10266562A JP 11497697 A JP11497697 A JP 11497697A JP 11497697 A JP11497697 A JP 11497697A JP H10266562 A JPH10266562 A JP H10266562A
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plate
bent
assembly
assembling
bolt
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JP11497697A
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Inventor
Nobuo Higuchi
信夫 樋口
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HIGUCHI MATSUE
Original Assignee
HIGUCHI MATSUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合板などのコンクリート型枠板材の端と端の
継ぎ合わせ組立、解体を迅速にできるようにすると共
に、熟練を要せず誰でも位置ずれなく組立てて、仕上が
り精度の向上や工期の短縮及び工費の低減をはかる。 【解決の手段】 四角形の各辺に開先した組立用切欠穴
と広口を有する組立用長円穴を設けたプレート1と、該
プレートの組立用切欠穴と長円穴の位置間隔に合致する
ように両端部を直角に曲げたボルト2と、該ボルトに両
端を曲げて係止するようにした型枠幅の保持金具3、及
び前記プレート1とボルト2をコンクリート型枠の継ぎ
合わせ部の形状に応じて変形させてなる各種プレートと
ボルトによりコンクリート型枠の種々の継ぎ合わせに適
合できるようにして組立てるコンクリート型枠組立用継
手金具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合板(ベニヤ板)な
どの木質板の端面を継ぎ合わせて組立てるコンクリート
型枠において、継ぎ合わせ部に合った形状に変形させて
組立てられるようにしたコンクリート型枠組立用継手金
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】コンク
リートの擁壁や壁などの大掛かりで画一化できない型枠
の組立てにおいては、現場で型枠板材を切断したり、継
ぎ足したりして、現場組立状況に即した型枠の組立が要
求されることが多いため、合板(ベニヤ板)などの木質
板を継ぎ合わせて行っているのが一般的である。そし
て、この木質板を継ぎ合わせて型枠を組立てるのに、従
来より、桟木を枠組みして製作した継ぎ合わせ用型枠
を、前記木質板の継ぎ合わせ部の端と端に釘止めしてお
いて、前記継ぎ合わせ用型枠の桟木どうしを互いに釘止
めすることにより、コンクリート型枠を組立てていた。
【0003】しかしながら、継ぎ合わせ用型枠を釘止め
して、型枠を組立てるやり方は、釘止め時に位置ずれが
生じやすく、経験や熟練を要するばかりか、型枠の組立
や解体に時間を要するなどして、工期の短縮や工費の低
減が図れないこと、及び位置ずれにより、継ぎ合わせ部
に段差ができて、きれいに仕上がらなかったり、コンク
リート流入時の内圧により型枠幅が変動して仕上がり寸
法が一定しないなどの課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく、木質板の継ぎ合わせによるコンクリート型枠
の組立において、平面やコーナーなどの各種継ぎ合わせ
部の形状や組立状態に適合した継手金具を提供すること
により、経験や熟練を要することなく、短時間で組立や
解体ができるようにして、工期の短縮や工費の低減をは
かると共に、継ぎ合わせ部の位置ずれやコンクリートの
流入時の内圧により型枠幅の変動を防止して、寸法精度
の一定した仕上がりが得られるようにしたもので、解決
手段は以下のとおりである。すなわち、
【0005】(1)四角形の各辺に複数の組立用穴を設
けたプレートと、該プレートの組立用穴の位置間隔に合
致するように両端部を同一方向に曲げたボルトと、該ボ
ルトに両端部を同一方向に曲げて係止するようにした型
枠幅の保持金具、及び前記プレートとボルトを型枠板材
の継ぎ部に合わせて変形してなることを特徴とするコン
クリート型枠組立用継手金具である。
【0006】(2)四角形のプレートの各辺に、開先し
た組立用切欠穴と相対する二辺に広口を有する組立用長
円穴を対称に設けてなることを特徴とする(1)記載の
コンクリート型枠組立用継手金具で、型枠のコーナー継
ぎ合わせ部に合わせて変形させたプレートとボルトを組
付ける時、ボルトの先端部がプレートの組立用穴に当た
らないように逃がして、着脱しやすいようにした継手金
具とするものである。
【0007】(3)前記(2)における開先した組立用
切欠穴と、広口を有する組立用長円穴の縁部にリブを凸
設してなることを特徴とする(1)記載のコンクリート
型枠組立用継手金具で、薄い金属板を使用して、組立用
穴を切欠穴や長円穴にする時、組立用穴部の強度を補強
して変形しにくくすると共に、締付けナットをプレート
面より浮かすことにより、締付けナットの着脱を容易に
した継手金具とするものである。
【0008】(4)前記(2)及び前記(3)に記載の
プレートの縦、横いずれかの中心線より直角に曲げてな
ることを特徴とする(1)記載のコンクリート型枠組立
用継手金具で、コンクリート型枠のコーナー部の外曲が
り角や内曲がり角の型枠板材の継ぎ合わせに適合した継
手金具とするものである。
【0009】(5)前記(2)及び前記(3)に記載の
プレートの縦、横いずれかの中心線より型枠板材の厚さ
に応じて、変位させて直角に折り曲げるか、若しくは、
前記縦、横いずれかの中心線より折り曲げたいずれか片
側の組立用切欠穴と長円穴の位置を型枠板材の厚さに応
じて変位させてなることを特徴とする(1)記載のコン
クリート型枠組立用継手金具で、コンクリート型枠のコ
ーナー部の外曲がり角や内曲がり角を継ぎ合わせる時、
型枠板材の厚みを考慮して適合するようにした継手金具
とするものである。
【0010】(6)前記(2)及び前記(3)に記載の
プレートの縦、横いずれかの中心線より分断してなるこ
とを特徴とする(1)記載のコンクリート型枠組立用継
手金具で、コンクリート型枠の上端部や下端部における
型枠板材の平面継ぎ合わせに適合した継手金具とするも
のである。
【0011】(7)前記(4)及び前記(5)に記載の
直角に折り曲げてなるブレートの中心より分断してなる
ことを特徴とする(1)記載のコンクリート型枠組立用
継手金具で、コンクリート型枠のコーナー部の外曲がり
角や内曲がり角の上端部や下端部における継ぎ合わせに
適合した継手金具とするものである。
【0012】(8)両端部を同一方向に直角に曲げたボ
ルトの中心より、両端部曲げ方向と同一、若しくは、反
対方向に直角に曲げてなることを特徴とする(1)記載
のコンクリート型枠組立用継手金具で、コンクリート型
枠のコーナー部の外曲がり角や内曲がり角の継ぎ合わせ
に適合した継手金具とするものである。
【0013】(9)両端部を同一方向に直角に曲げたボ
ルトの中心より、型枠板材の厚さに応じて、変位させて
両端部曲げ方向と同一、若しくは、反対方向に直角に折
り曲げてなることを特徴とする(1)記載のコンクリー
ト型枠組立用継手金具で、コンクリート型枠のコーナー
部の外曲がり角や内曲がり角の型枠板材の厚さを考慮し
て継ぎ合わせる場合に適合する継手金具とするものであ
る。
【0014】(10)両端部を同一方向に曲げた保持金
具の曲げ根元の内側に切欠溝を設けて、該切欠溝をボル
トの切欠溝に嵌めて係止させて、型枠幅を保持してなる
ことを特徴とする(1)記載のコンクリート型枠組立用
継手金具で、コンクリート流入時のコンクリートの内圧
により型枠幅が変動しないようにした継手金具である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を一実施例を
示す図面に基づいて説明すると、図1に示すように、本
発明は、四角形の各辺に複数の組立用穴を設けたプレー
ト1と、該プレートの組立用穴の位置間隔に合致するよ
うに両端部を同一方向に直角に曲げたボルト2と、該ボ
ルトに両端部を同一方向に曲げて係止するようにした型
枠幅の保持金具3、及び前記プレート1と前記ボルト2
を型枠板材の継ぎ部に合わせて変形させたものにより構
成される。
【0016】プレート1は四角形の金属製薄板で、各辺
に開先した組立用切欠穴イ,イ,ロ,ロ,ハ,ハ,ハ,
ハを設け、相対する二辺に広口の逃しをつけた組立用長
円穴ニ,ニ,ホ,ホを対称にして設ける。又、前記プレ
ートには中心穴へを設け、継ぎ合わせ組立時の基準穴、
及び既存の型枠幅の保持金具(図示せず)が取り付けら
れるように配慮し、四方のスペース部に釘付け用穴トを
設けて、仮止めやボルトで組立てられないような時に使
用できるように配慮する。
【0017】ボルト2は両端に螺子を加工して、同一方
向に直角に曲げた寸法Bが、前記プレート1に設けられ
た組立用切欠穴や長円穴の位置間隔Aに合致するように
する。前記ボルト2には型枠幅の保持金具を係合させる
切欠溝2aを両端部又は中心部に設ける(本実施例では
両端部に設けてある)が、保持金具を使用する必要のな
い箇所や施工現場等の型枠の組立においては、前記切欠
溝2aは設けなくても良い。保持金具3は、両端部を同
一方向に曲げて、両端曲げ根元の内側に切欠溝3a,3
aを設け、前記ボルト2の両端部又は中心部に設けた切
欠溝2aに嵌めて係止し、型枠幅が保持できるようにす
る。
【0018】前記プレートの組立用穴は、薄い金属板を
使用して、切欠穴や長円穴にすると、穴部の強度が低下
し、ボルトと締付けナット又は締付け具で繰り返し着脱
すると変形しやすい。その場合は、プレートを図2に示
す1Aのように、組立用切欠穴と長円穴にリブ1a,1
bを凸設したものとする。前記組立用切欠穴と長円穴
は、縁部にリブを凸設することにより補強されるので、
変形しにくくなって耐久性が向上すると共に、締付けナ
ット又は締付け具をプレート面より浮かした状態で組立
てられるので、着脱が容易で迅速にできる。
【0019】前記プレート1及び1Aは、横中心線X−
X,縦中心線Y−Yのいずれかの中心線より直角に折り
曲げて、例えばプレート1の中心線X−X,Y−Yより
直角に折り曲げて、図3、図4に示すようなプレート1
B,1Cのように変形させて、コンクリート型枠板材の
コーナー部の継ぎ合わせ組立てに適合したものにする。
前記プレート1Bは型枠板材に、該プレートの組立用切
欠穴や長円穴の位置に合わせてボルト先を通して組立て
る組立穴をあける場合は、プレート1及び1Aの縦、横
いずれかの中心線より折り曲げたもので良いが、予め型
枠板材に端面より同一寸法でボルト先を通して組立てる
組立穴をあけて行う場合は、前記縦、横いずれかの中心
線より型枠板材の厚さに応じて変位させた位置で直角に
折り曲げるか、若しくは、前記中心線より折り曲げたい
ずれか片側の組立用切欠穴や長円穴の位置を型枠板材の
厚さに応じて変位させて設け、コンクリート型枠板材の
コーナー部の継ぎ合わせ組立てに適合したものにする。
又、リブを凸設したプレート1Aの折り曲げの場合、外
曲がりコーナー用はリブが外側へ凸設するようにして折
り曲げ、内曲がりコーナー用はリブが内側へ凸設するよ
うにして折り曲げる。
【0020】又、前記プレート1及び1Aは、横中心線
X−X、縦中心線Y−Yのいずれかの中心線より分断し
て、例えばプレート1の中心線X−Xより分断して、図
5に示すプレート1Dのように変形させ、コンクリート
型枠の上端部や下端部の型枠板材の平面継ぎ合わせ組立
てに適合したものにする。
【0021】更に、プレート1及び1Aを上記のように
コンクリート型枠のコーナー部の継ぎ合わせ組立てに適
合させて直角に折り曲げて変形した一例を示す図3、図
4のプレート1B,1Cを中心Z−Zより分断して、図
6、図7に示すようなプレート1E、プレート1Fに変
形して、コンクリート型枠のコーナー部の内曲がり角や
外曲がり角の上端部と下端部の継ぎ合わせ組立てに適合
したものにする。
【0022】図1に示すボルト2は、両端部の曲げ方向
と同一方向に、中心より直角に折り曲げて図8に示すボ
ルト2Aのように変形する。或いは、型枠板材の厚さに
応じて、前記中心位置より変位させて、同様に折り曲げ
て変形する。又、前記ボルト2は両端部の曲げ方向と反
対方向に、中心より直角に折り曲げて図9に示すボルト
2Bのように変形する。或いは、型枠板材の厚さに応じ
て、前記中心位置より変位させて、同様に折り曲げて変
形する。
【0023】以上のように図1におけるボルト2を変形
させて、コンクリート型枠のコーナー部の内曲がり角や
外曲がり角の継ぎ合わせ部に、プレート1及び1Aを直
角に折り曲げて変形したプレートを当てて、内曲がり角
の継ぎ合わせ部に当てたプレートの場合は、前記ボルト
2Aを、外曲がり角に当てた場合は、前記ボルト2Bを
型枠内から通して、締付けナット又は締付け具により締
付けて組立てる。そして、予め型枠板材の端面より同一
寸法でボルト先を通して組立てる組立穴をあけて行う場
合は、型枠板材の厚さに応じて、中心より変位して折り
曲げたプレートとボルトを対応させて組立てる。
【0024】次に本発明のコンクート型枠組立用継手金
具を用いて、型枠を組立てる場合の実施例の一部を示す
図10に基づいて説明すると、合板(ベニヤ板)などの
木質板を使用した型枠板材W1,W2, ・・・W12
の継ぎ合わせ組立てにおいて、型枠板材W1,W2,W
3,W4の4枚の平面継ぎ合わせ組立てにおいては、ブ
レート1を前記4枚の型枠板材の端部にプレート1の中
心穴へを基に等分にかかるようにして当て、ボルト2,
2により型枠板材W1とW2,W3とW4の横継ぎで型
枠内からボルト先を前記プレートの組立用切欠穴イ,
イ,ロ,ロにそれぞれ通して、締付けナット4,4,
4,4又は既存の締付け具(図示せず)で締付けて組立
てる。或いは、ボルト2,2を型枠板材W1とW3、W
2とW4の縦継ぎにして、ボルト先をプレートの組立用
切欠穴ハ,ハ,ハ,ハに通して組立てることもできる
し、組立用切欠穴ハの縦、横間隔を同一にして、該組立
用切欠穴を用いて横継ぎしても良い。
【0025】コンクリート型枠の上端部の型枠板材W1
とW2及び反対側のW9とW10の各2枚の継ぎ合わせ
組立においては、プレート1の縦、横いずれかの中心線
より分断してなるプレート1Dを、2枚の型枠板材の端
部に等分にかかるようにして当て、ボルト2,2により
型枠板材W1とW2、W9とW10の横継ぎでボルト先
を型枠内から通して締め付けナット又は既存の締付け具
で締付けて組立てる。前記ボルト2,2には、保持金具
3の両端部を係止して、型枠幅がコンクリート型枠内に
流入した時の内圧により変動しないようにする。前記保
持金具3は、型枠板材の強度が充分で、コンクリート流
入による内圧で型枠板材の変形の恐れがない箇所や施工
現場型枠組立においては用いなくても良い。
【0026】コンクリート型枠のコーナー部の継ぎ合わ
せ組立においては、プレート1の縦、横いずれかの中心
線より直角に折り曲げてなるプレート1B,1Cをコー
ナー部の外曲がり角はプレート1Bを当てて型枠板材W
1とW5、W3とW7をボルトの中心より両端曲げ部と
反対方向に折り曲げてなるボルト2B,2Bの横継ぎに
より、前記プレート1Bの組立用切欠穴イ,イ,ロ,ロ
にそれぞれボルト先を通して、締付けナット又は既存の
締付け具で組立て、内曲がり角はプレート1Cを当て
て、型枠板材W5とW6、W7とW8をボルト2の中心
より両端曲げ部と同一方向に折り曲げてなるボルト2
A,2Aの横継ぎにより、前記プレート1Cの組立用長
円穴ニ,ニ,ホ,ホにそれぞれボルト先を通して、締付
けナット又は既存の締付け具で組立てる。組立用切欠穴
及び長円穴にリブを凸設してなるプレートの場合、外側
へ凸設させて使用する。
【0027】コンクリート型枠コーナー上端部の継ぎ合
わせ組立においては、プレート1B,1Cを中心より分
断してなるプレート1E,1Fをコーナー上端部の外曲
がり角と内曲がり角に当て、外曲がり角はプレート1E
を当てて型枠板材W1とW5及び反対側のW11とW1
2を、ボルト2の中心より両端曲げ部と反対方向に折り
曲げてなるボルト2Bの横継ぎにより、前記プレート1
Eの組立用切欠穴イ,イにそれぞれボルト先を通して、
締付けナット又は既存の締付け具で組立て、内曲がり角
はプレート1Fを当てて、型枠板材W5とW6及び反対
側のW9とW11をボルト2の中心より両端曲げ部と同
一方向に折り曲げてなるボルト2Aの横継ぎにより、前
記プレート1Fの組立用長円穴ホ,ホにそれぞれボルト
先を通して、締付けナット又は既存の締付け具で組立て
る。
【0028】コーナー部の組立てにおいては、外曲がり
部のプレート1B,1Eに用いるボルト2Bは、ボルト
先が外側へ拡がった形となっており、そのためにプレー
トの組立穴は開先した切欠穴にして対応し、内曲がり部
のプレート1C,1Fに用いるボルト2Aは、ボルト先
が内側へ狭まった形となっており、そのためにプレート
の組立穴は広口の逃しをつけた長円穴にして対応するこ
とにより着脱を容易にする。又、コーナー部の型枠板材
の継ぎ合わせにおいて、型枠板材の端面より同一寸法位
置にボルトを通す組立穴を予めあけて組立てる場合は、
型枠板材の厚さによりプレートの組立用穴位置やボルト
の折り曲げ位置が合わなくなってくるため、プレートと
ボルトの折り曲げ位置やプレートの組立用穴位置を型枠
板材に予め設けられた組立穴位置に合致するように変位
させて実施する。組立用切欠穴及び長円穴にリブを凸設
してなるプレートの場合、外曲がりコーナー用ブレート
は外側へ凸設させ、内曲がりコーナー用プレートは内側
へ凸設させる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、合板などの木質板を継ぎ合わ
せて、コンクリート型枠を組立てるのに、継ぎ合わせ部
に適合した金属製の継手金具を使用して、組立や解体時
の着脱を容易にすると共に、現場の組立状態に適合した
金具を迅速に提供できるようにしたことにより、経験や
熟練を要することなく、短時間でコンクリート型枠の組
立てや解体ができて、工期の短縮や工費の低減に極めて
有効である。又、継ぎ合わせ部は、金属プレート面で面
一になるように押さえて組立てられると共に、型枠幅の
保持金具により、コンクリート流入時の内圧で型枠幅が
変動することなく、寸法の一定した均一で滑らかな仕上
がり面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンクリート型枠組立用継手金
具の実施例を示す(1−1)はプレート、(1−2)は
ボルト、(1−3)は保持金具の斜視図である。
【図2】 図1におけるプレート1の組立用切欠穴及び
組立用長円穴にリブを凸設してなるプレートの斜視図で
ある。
【図3】 図1におけるプレート1の横中心線X−Xよ
り直角に折り曲げてなるプレートの斜視図である。
【図4】 図1におけるプレート1の縦中心線Y−Yよ
り直角に折り曲げてなるプレートの斜視図である。
【図5】 図1におけるブレート1の横中心線X−Xよ
り分断してなるプレートの斜視図である。
【図6】 図3におけるプレート1B(1)Z−Zより
分断してなるプレートの斜視図である。
【図7】 図4におけるプレート1CのZ−Zより分断
してなるプレートの斜視図である。
【図8】 図1におけるボルト2を両端部曲げ方向と同
一方向に曲げてなるボルトの斜視図である。
【図9】 図1におけるボルト2を両端部曲げ方向と反
対方向に曲げてなるボルトの斜視図である。
【図10】 本発明に係るコンクリート型枠組立用継手
金具により、型枠を組立てた実施例の一部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F プレート 1a,1b リブ 2,2A,2B ボルト 2a,3a 切欠溝 3 保持具 4 締付けナット イ,ロ,ハ 組立用切欠穴 ニ,ホ 組立用長円穴 ヘ 中心穴 ト 釘付け用穴 W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7,W8,W
9,W10,W11,W12 型枠板材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形の各辺に複数の組立用穴を設けた
    プレートと、該プレートの組立用穴の位置間隔に合致す
    るように両端部を同一方向に直角に曲げたボルトと、該
    ボルトに両端部を同一方向に曲げて係止するようにした
    型枠幅の保持金具、及び前記プレートとボルトを型枠板
    材の継ぎ合わせ部に合わせて変形してなることを特徴と
    するコンクリート型枠組立用継手金具。
  2. 【請求項2】 四角形のプレートの各辺に、開先した組
    立用切欠穴と相対する二辺に広口を有する組立用長円穴
    を対称に設けてなることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンクリート型枠組立用継手金具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載における開先した組立用切
    欠穴と、広口を有する組立用長円穴の縁部にリブを凸設
    してなることを特徴とする請求項1記載のコンクリート
    型枠組立用継手金具。
  4. 【請求項4】 請求項2及び請求項3に記載のプレート
    の縦、横いずれかの中心線より直角に折り曲げてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンクリート型枠組立用
    継手金具。
  5. 【請求項5】 請求項2及び請求項3に記載のプレート
    の縦、横いずれかの中心線より型枠板材の厚さに応じ
    て、変位させて直角に曲げるか、若しくは、前記縦、横
    いずれかの中心線より折り曲げたいずれか片側の組立用
    切欠穴と長円穴の位置を型枠板材の厚さに応じて変位さ
    せてなることを特徴とする請求項1記載のコンクリート
    型枠組立用継手金具。
  6. 【請求項6】 請求項2及び請求項3に記載のプレート
    の縦、横いずれかの中心線より分断してなることを特徴
    とする請求項1記載のコンクリート型枠組立用継手金
    具。
  7. 【請求項7】 請求項4及び請求項5に記載の直角に折
    り曲げてなるプレートの中心より分断してなることを特
    徴とする請求項1記載のコンクリート型枠組立用継手金
    具。
  8. 【請求項8】 両端部を同一方向に直角に曲げたボルト
    の中心より、両端部曲げ方向と同一、若しくは、反対方
    向に直角に折り曲げてなることを特徴とする請求項1記
    載のコンクリート型枠組立用継手金具。
  9. 【請求項9】 両端部を同一方向に直角に曲げたボルト
    の中心より、型枠板材の厚さに応じて、変位させて両端
    部曲げ方向と同一、若しくは、反対方向に直角に折り曲
    げてなることを特徴とする請求項1記載のコンクリート
    型枠組立用継手金具。
  10. 【請求項10】 両端部を同一方向に曲げた保持金具の
    曲げ根元の内側に切欠溝を設けて、該切欠溝をボルトの
    切欠溝に嵌めて係止させて、型枠幅を保持してなること
    を特徴とする請求項1記載のコンクリート型枠組立用継
    手金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102071796A (zh) * 2011-01-24 2011-05-25 吴方伯 一种建筑用模板
CN102071802A (zh) * 2011-01-24 2011-05-25 吴方伯 一种建筑用模板

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CN102071796A (zh) * 2011-01-24 2011-05-25 吴方伯 一种建筑用模板
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