JPH10266291A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
- Publication number
- JPH10266291A JPH10266291A JP9076335A JP7633597A JPH10266291A JP H10266291 A JPH10266291 A JP H10266291A JP 9076335 A JP9076335 A JP 9076335A JP 7633597 A JP7633597 A JP 7633597A JP H10266291 A JPH10266291 A JP H10266291A
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- JP
- Japan
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- water
- main body
- raw water
- water purifier
- faucet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浄水器に付着した水を洗浄せずに放置してお
くと、この付着した部分に雑菌やカビ等が繁殖してしま
っていた。 【解決手段】 本体２の上部に配された蛇口取付部５
と、該本体２の下部に配され、該蛇口取付部５から流入
する原水を下方に吐出する原水吐出部６と、同下部に配
され、前記原水を濾過した浄水を下方に吐出する浄水吐
出部３４と、前記原水を前記原水吐出部６または前記浄
水吐出部３４へ導く流路に切り換える切換部７とが設け
られた浄水器において、前記本体２の下面側を向く少な
くとも一部の部材が抗菌剤を配合したプラスチック樹脂
で構成されていることを特徴とする。
くと、この付着した部分に雑菌やカビ等が繁殖してしま
っていた。 【解決手段】 本体２の上部に配された蛇口取付部５
と、該本体２の下部に配され、該蛇口取付部５から流入
する原水を下方に吐出する原水吐出部６と、同下部に配
され、前記原水を濾過した浄水を下方に吐出する浄水吐
出部３４と、前記原水を前記原水吐出部６または前記浄
水吐出部３４へ導く流路に切り換える切換部７とが設け
られた浄水器において、前記本体２の下面側を向く少な
くとも一部の部材が抗菌剤を配合したプラスチック樹脂
で構成されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水道等の蛇口に
取り付けて使用する浄水器に関するものである。
取り付けて使用する浄水器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、飲料水として使用する水道水を、
より安全で美味しい水に変えるため、広く浄水器が普及
している。かかる浄水器は、活性炭等の吸着剤により水
のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン等を除去し、多孔
質中空糸膜等により細菌類、濁度成分等を除去するもの
である。
より安全で美味しい水に変えるため、広く浄水器が普及
している。かかる浄水器は、活性炭等の吸着剤により水
のカルキ臭、カビ臭、トリハロメタン等を除去し、多孔
質中空糸膜等により細菌類、濁度成分等を除去するもの
である。
【０００３】ところで、この種の浄水器の形態は、据置
型、蛇口直結型、アンダーシンク型等に分類される。こ
れらの内、浄水器自体がコンパクトであり、かつ本体を
蛇口に取り付けるため場所をとらないという利点によ
り、蛇口直結型が浄水器の主流になっている。
型、蛇口直結型、アンダーシンク型等に分類される。こ
れらの内、浄水器自体がコンパクトであり、かつ本体を
蛇口に取り付けるため場所をとらないという利点によ
り、蛇口直結型が浄水器の主流になっている。
【０００４】この種の蛇口直結型浄水器は、水道水を浄
水や原水シャワー、原水ストレート等にレバーの回動操
作にて切り換える水流切換機構を備えている。ここで、
蛇口直結型浄水器の本体は、通常、プラスチックで形成
されている。
水や原水シャワー、原水ストレート等にレバーの回動操
作にて切り換える水流切換機構を備えている。ここで、
蛇口直結型浄水器の本体は、通常、プラスチックで形成
されている。
【０００５】蛇口直結型浄水器は、蛇口の下部に取り付
けるという構成をとるため、必然的に該蛇口直結型浄水
器の下部とシンクとの距離が近くなってしまう。そのた
め、蛇口直結型浄水器の下部に設けられた流出口から吐
出する水がシンクと勢いを保ったまま当たるので、シン
クから跳ね返る水の量が多くなる。したがって、蛇口直
結型浄水器の下部に大量に水が付着するという状況が生
じていた。特に、蛇口直結型浄水器に設けられた水流切
換機構により、原水シャワーとした場合には、原水シャ
ワーの各シャワー孔の直径が０．５〜２ｍｍと小径のた
め、さらに勢いのついた水が吐出されることになる。こ
の場合は、より顕著に蛇口直結型浄水器に水が付着する
ことになる。
けるという構成をとるため、必然的に該蛇口直結型浄水
器の下部とシンクとの距離が近くなってしまう。そのた
め、蛇口直結型浄水器の下部に設けられた流出口から吐
出する水がシンクと勢いを保ったまま当たるので、シン
クから跳ね返る水の量が多くなる。したがって、蛇口直
結型浄水器の下部に大量に水が付着するという状況が生
じていた。特に、蛇口直結型浄水器に設けられた水流切
換機構により、原水シャワーとした場合には、原水シャ
ワーの各シャワー孔の直径が０．５〜２ｍｍと小径のた
め、さらに勢いのついた水が吐出されることになる。こ
の場合は、より顕著に蛇口直結型浄水器に水が付着する
ことになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の浄水
器において、浄水器に付着した水を洗浄せずに放置して
おくと、この付着した部分に雑菌やカビ等が繁殖してし
まうという問題があった。また、雑菌等が繁殖すると外
観を損ねるという問題があった。また、繁殖した雑菌等
が流出口付近まで広がると、浄水中に混入して浄水器と
しての性能を著しく損ねるという不具合も生じていた。
また、雑菌等の繁殖を防ぐために、水が付着する度に洗
浄しなけれならないので、使い勝手が悪かった。
器において、浄水器に付着した水を洗浄せずに放置して
おくと、この付着した部分に雑菌やカビ等が繁殖してし
まうという問題があった。また、雑菌等が繁殖すると外
観を損ねるという問題があった。また、繁殖した雑菌等
が流出口付近まで広がると、浄水中に混入して浄水器と
しての性能を著しく損ねるという不具合も生じていた。
また、雑菌等の繁殖を防ぐために、水が付着する度に洗
浄しなけれならないので、使い勝手が悪かった。
【０００７】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたもので、浄水器の本体の下部に繁殖する雑菌やカビ
を抑制し、外観面、性能面で優れ、洗浄の手間が省けて
取り扱いが容易な浄水器を提供することを目的とする。
れたもので、浄水器の本体の下部に繁殖する雑菌やカビ
を抑制し、外観面、性能面で優れ、洗浄の手間が省けて
取り扱いが容易な浄水器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の浄水器では、上
記課題を解決するため、以下の手段を採用した。請求項
１記載の浄水器は、本体の上部に配された蛇口取付部
と、該本体の下部に配され、該蛇口取付部から流入する
原水を下方に吐出する原水吐出部と、同下部に配され、
前記原水を濾過した浄水を下方に吐出する浄水吐出部
と、前記原水を前記原水吐出部または前記浄水吐出部へ
導く流路に切り換える切換部とが設けられた浄水器にお
いて、前記本体の下面側を向く少なくとも一部の部材が
抗菌剤を配合したプラスチック樹脂で構成されているこ
とを特徴とする。
記課題を解決するため、以下の手段を採用した。請求項
１記載の浄水器は、本体の上部に配された蛇口取付部
と、該本体の下部に配され、該蛇口取付部から流入する
原水を下方に吐出する原水吐出部と、同下部に配され、
前記原水を濾過した浄水を下方に吐出する浄水吐出部
と、前記原水を前記原水吐出部または前記浄水吐出部へ
導く流路に切り換える切換部とが設けられた浄水器にお
いて、前記本体の下面側を向く少なくとも一部の部材が
抗菌剤を配合したプラスチック樹脂で構成されているこ
とを特徴とする。
【０００９】本体の下面側を向く少なくとも一部の部材
が抗菌剤を配合したプラスチック樹脂で構成されている
ので、シンク等から跳ね返る水が付着して、そのまま放
置されたとしても、雑菌やカビ等の繁殖を有効に抑制す
ることとなる。
が抗菌剤を配合したプラスチック樹脂で構成されている
ので、シンク等から跳ね返る水が付着して、そのまま放
置されたとしても、雑菌やカビ等の繁殖を有効に抑制す
ることとなる。
【００１０】また、前記抗菌剤は、銀系とされ、前記プ
ラスチック樹脂への配合率が１ｗｔ％以上であることが
好ましい。
ラスチック樹脂への配合率が１ｗｔ％以上であることが
好ましい。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
１を参照して説明する。図１は、本発明にかかる浄水器
の実施の形態を示す断面図であり、符号１は蛇口、２は
浄水器本体である。
１を参照して説明する。図１は、本発明にかかる浄水器
の実施の形態を示す断面図であり、符号１は蛇口、２は
浄水器本体である。
【００１２】蛇口１は、吐出口を下方に向けて配置され
ている。浄水器本体２は、本体ボディ４に、蛇口取付部
５と、原水吐出部６と、切換部７と、フィルタ部８とが
設けられたものである。
ている。浄水器本体２は、本体ボディ４に、蛇口取付部
５と、原水吐出部６と、切換部７と、フィルタ部８とが
設けられたものである。
【００１３】本体ボディ４は、切換部７を収納する収納
部４ｂからフィルタ部８に至るまでの外殻を形成してい
る。
部４ｂからフィルタ部８に至るまでの外殻を形成してい
る。
【００１４】蛇口取付部５は、浄水器本体２の上部に位
置し、蛇口１の吐出口に連結されるものである。この蛇
口取付部５は、本体ボディ４の上部に形成されたメネジ
部４ａに螺着される固定リング１５、本体ボディ４の上
部に配されるパッキン１６と、固定リング１５とパッキ
ン１６との間に配され、これらに挟まれて相対的に押圧
される押圧リング１７とから構成されている。
置し、蛇口１の吐出口に連結されるものである。この蛇
口取付部５は、本体ボディ４の上部に形成されたメネジ
部４ａに螺着される固定リング１５、本体ボディ４の上
部に配されるパッキン１６と、固定リング１５とパッキ
ン１６との間に配され、これらに挟まれて相対的に押圧
される押圧リング１７とから構成されている。
【００１５】原水吐出部６は、本体ボディ４の下部に設
けられ、下方に原水が吐出するようにシャワー孔６ａが
複数設けられている。このシャワー孔６ａの直径は、通
常０．５〜２ｍｍとなっている。
けられ、下方に原水が吐出するようにシャワー孔６ａが
複数設けられている。このシャワー孔６ａの直径は、通
常０．５〜２ｍｍとなっている。
【００１６】切換部７は、蛇口１から流入する原水の流
路を切り換えるためものである。切換部７は、本体ボデ
ィ４内部に配された筒状切換弁２０と、本体ボディ４の
右側側壁部に沿って設けられた切換レバー２１とから概
略構成されている。筒状切換弁２０は、内部が空間を有
する円筒体となっている。この筒状切換弁２０は、軸線
Ｌ１を中心として本体ボディ４に対して相対的に回動す
るようになっている。この筒状切換弁２０には、上部に
原水流入孔２２と、下部にフィルタ流出孔２３と、側壁
部に原水流出孔２４とが設けられている。原水流出孔２
４は、筒状切換弁２０の所定の回動位置において、本体
ボディ４に形成した原水受入孔２７と図示しない連通路
を介して連通するようになっている。フィルタ流出孔２
３は、筒状切換弁２０の所定の回動位置において、本体
ボディ４に形成したフィルタ連通孔２８と一致して連通
するようになっている。切換レバー２１は、筒状切換弁
２０と連結されている。この切換レバー２１は、本体ボ
ディ４の側壁に沿って移動自在とされ、筒状切換弁２０
を軸線Ｌ１まわりに回動させるようになっている。
路を切り換えるためものである。切換部７は、本体ボデ
ィ４内部に配された筒状切換弁２０と、本体ボディ４の
右側側壁部に沿って設けられた切換レバー２１とから概
略構成されている。筒状切換弁２０は、内部が空間を有
する円筒体となっている。この筒状切換弁２０は、軸線
Ｌ１を中心として本体ボディ４に対して相対的に回動す
るようになっている。この筒状切換弁２０には、上部に
原水流入孔２２と、下部にフィルタ流出孔２３と、側壁
部に原水流出孔２４とが設けられている。原水流出孔２
４は、筒状切換弁２０の所定の回動位置において、本体
ボディ４に形成した原水受入孔２７と図示しない連通路
を介して連通するようになっている。フィルタ流出孔２
３は、筒状切換弁２０の所定の回動位置において、本体
ボディ４に形成したフィルタ連通孔２８と一致して連通
するようになっている。切換レバー２１は、筒状切換弁
２０と連結されている。この切換レバー２１は、本体ボ
ディ４の側壁に沿って移動自在とされ、筒状切換弁２０
を軸線Ｌ１まわりに回動させるようになっている。
【００１７】フィルタ部８は、浄水器本体２の左方に配
されている。このフィルタ部８は、その内部に浄水カー
トリッジが配されており、下部に浄水吐出部３４が設け
られたものである。前記浄水カートリッジには、中空糸
膜タイプや活性炭タイプのものが用いられる。浄水吐出
部３４は、浄水カートリッジにより浄化された浄水が吐
出する部分である。
されている。このフィルタ部８は、その内部に浄水カー
トリッジが配されており、下部に浄水吐出部３４が設け
られたものである。前記浄水カートリッジには、中空糸
膜タイプや活性炭タイプのものが用いられる。浄水吐出
部３４は、浄水カートリッジにより浄化された浄水が吐
出する部分である。
【００１８】上記構成の、浄水吐出部３４を含む本体ボ
ディ４および原水吐出部６は、コスト、成形加工性を考
慮し、ＡＢＳ樹脂、ＡＳ樹脂、ＰＰ樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等のプラスチックで構成されている。肉厚は、
耐圧性を考慮し３ｍｍ以上とされている。また、プラス
チックを構成する樹脂内には、銀系、銅系、亜鉛系、お
よびこれらを混合したもの等の抗菌剤が配合されてい
る。抗菌剤としては、抗菌性が高いという理由で銀系が
好ましい。また、プラスチック樹脂への銀系の抗菌剤の
配合率は、高い抗菌効果を発現させる観点から、１ｗｔ
％以上配合されていることが好ましい。
ディ４および原水吐出部６は、コスト、成形加工性を考
慮し、ＡＢＳ樹脂、ＡＳ樹脂、ＰＰ樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等のプラスチックで構成されている。肉厚は、
耐圧性を考慮し３ｍｍ以上とされている。また、プラス
チックを構成する樹脂内には、銀系、銅系、亜鉛系、お
よびこれらを混合したもの等の抗菌剤が配合されてい
る。抗菌剤としては、抗菌性が高いという理由で銀系が
好ましい。また、プラスチック樹脂への銀系の抗菌剤の
配合率は、高い抗菌効果を発現させる観点から、１ｗｔ
％以上配合されていることが好ましい。
【００１９】次に、上記構成の浄水器の使用方法を説明
する。浄水器を蛇口１に取り付ける際には、蛇口１に押
圧リング１７を挿入し、蛇口の先端をパッキン１６に当
接させた状態で、固定リング１５を本体ボディ４のめね
じ部４ａに螺合させて固定する。蛇口１から供給される
原水は、本体ボディ４内を通って、筒状切換弁２０に導
かれる。この場合に、切換レバー２１によってフィルタ
流出口２３とフィルタ連通孔２８とが一致させられてい
るときは、原水は、フィルタ部８へ導かれ浄化された
後、浄水吐出部３４から吐出する（図において矢印で示
す順路）。一方、切換レバー２１によって原水流出口２
４と原水受入孔２７とが連通されいる場合は、原水は原
水吐出部６から吐出する。
する。浄水器を蛇口１に取り付ける際には、蛇口１に押
圧リング１７を挿入し、蛇口の先端をパッキン１６に当
接させた状態で、固定リング１５を本体ボディ４のめね
じ部４ａに螺合させて固定する。蛇口１から供給される
原水は、本体ボディ４内を通って、筒状切換弁２０に導
かれる。この場合に、切換レバー２１によってフィルタ
流出口２３とフィルタ連通孔２８とが一致させられてい
るときは、原水は、フィルタ部８へ導かれ浄化された
後、浄水吐出部３４から吐出する（図において矢印で示
す順路）。一方、切換レバー２１によって原水流出口２
４と原水受入孔２７とが連通されいる場合は、原水は原
水吐出部６から吐出する。
【００２０】このように、浄水器は、蛇口１の下方に取
り付けられることになるので、シンクに相対的に接近す
ることになる。したがって、シンクから跳ね返る水の量
が多くなる。この跳ね返る水は、本体ボディ４の下部や
原水吐出部６に付着することになる。しかし、本体ボデ
ィ４および原水吐出部６には、抗菌剤が配合されている
ので、雑菌やカビの繁殖を有効に防ぐことが可能とな
る。そのため、本体ボディ４の下部や原水吐出部６に付
着した水を洗浄する手間が省けるので、取り扱い易さが
向上することになる。
り付けられることになるので、シンクに相対的に接近す
ることになる。したがって、シンクから跳ね返る水の量
が多くなる。この跳ね返る水は、本体ボディ４の下部や
原水吐出部６に付着することになる。しかし、本体ボデ
ィ４および原水吐出部６には、抗菌剤が配合されている
ので、雑菌やカビの繁殖を有効に防ぐことが可能とな
る。そのため、本体ボディ４の下部や原水吐出部６に付
着した水を洗浄する手間が省けるので、取り扱い易さが
向上することになる。
【００２１】なお、本実施の形態において、本体ボディ
４と原水吐出部６に抗菌剤を配したプラスチック樹脂を
用いたが、本体ボディ４の下面側を向く少なくとも一部
の部分に抗菌剤が配されたプラスチック樹脂が配されて
いればよく、特に本実施の形態で示した部分に抗菌剤を
用いたプラスチック樹脂を用いることを限定するもので
はない。また、切換弁として筒状切換弁２０を用いたが
この形態に限定されるものではなく、例えばボール式の
弁体を用いてもよい。
４と原水吐出部６に抗菌剤を配したプラスチック樹脂を
用いたが、本体ボディ４の下面側を向く少なくとも一部
の部分に抗菌剤が配されたプラスチック樹脂が配されて
いればよく、特に本実施の形態で示した部分に抗菌剤を
用いたプラスチック樹脂を用いることを限定するもので
はない。また、切換弁として筒状切換弁２０を用いたが
この形態に限定されるものではなく、例えばボール式の
弁体を用いてもよい。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浄水器に
よれば、以下の効果を得ることができる。本体の下面側
を向く少なくとも一部の部材を抗菌剤を配合したプラス
チック樹脂で構成することとしたので、シンク等から跳
ね返る水が付着して、そのまま放置されたとしても、雑
菌やカビ等の繁殖を有効に抑制することが可能となる。
また、抗菌剤を配合することのみで雑菌等の繁殖を防ぐ
ことができるので、特別な構造変更を必要としない。し
たがって、特別な設計変更することなく本発明に係る浄
水器を提供することが可能となる。
よれば、以下の効果を得ることができる。本体の下面側
を向く少なくとも一部の部材を抗菌剤を配合したプラス
チック樹脂で構成することとしたので、シンク等から跳
ね返る水が付着して、そのまま放置されたとしても、雑
菌やカビ等の繁殖を有効に抑制することが可能となる。
また、抗菌剤を配合することのみで雑菌等の繁殖を防ぐ
ことができるので、特別な構造変更を必要としない。し
たがって、特別な設計変更することなく本発明に係る浄
水器を提供することが可能となる。
【図１】 本発明に係る浄水器の実施の形態を示す断面
図である。
図である。
２ 本体 ５ 蛇口取付部 ６ 原水吐出部 ７ 切換部 ３４ 浄水吐出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５２０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５２０Ａ ５３１ ５３１Ｅ ５４０ ５４０Ｆ ５５０ ５５０Ｂ ５６０ ５６０Ｂ ５６０Ｅ (72)発明者 畠山 厚 東京都中央区京橋二丁目３番19号 三菱レ イヨン株式会社内 (72)発明者 松林 和彦 東京都中央区京橋二丁目３番19号 三菱レ イヨン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 本体の上部に配された蛇口取付部と、 該本体の下部に配され、該蛇口取付部から流入する原水
を下方に吐出する原水吐出部と、 同下部に配され、前記原水を濾過した浄水を下方に吐出
する浄水吐出部と、 前記原水を前記原水吐出部または前記浄水吐出部へ導く
流路に切り換える切換部とが設けられた浄水器におい
て、 前記本体の下面側を向く少なくとも一部の部材が抗菌剤
を配合したプラスチック樹脂で構成されていることを特
徴とする浄水器。 - 【請求項２】 請求項１記載の浄水器において、 前記抗菌剤は、銀系とされ、前記プラスチック樹脂への
配合率が１ｗｔ％以上であることを特徴とする浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9076335A JPH10266291A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9076335A JPH10266291A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 浄水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266291A true JPH10266291A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13602499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9076335A Withdrawn JPH10266291A (ja) | 1997-03-27 | 1997-03-27 | 浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10266291A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012144955A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
| WO2013115049A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 東レ株式会社 | 浄水器 |
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9076335A patent/JPH10266291A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012144955A (ja) * | 2011-01-14 | 2012-08-02 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械 |
| WO2013115049A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 東レ株式会社 | 浄水器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |