JPH10264027A - 電動ディスクサンダー - Google Patents

電動ディスクサンダー

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JPH10264027A
JPH10264027A JP9302497A JP9302497A JPH10264027A JP H10264027 A JPH10264027 A JP H10264027A JP 9302497 A JP9302497 A JP 9302497A JP 9302497 A JP9302497 A JP 9302497A JP H10264027 A JPH10264027 A JP H10264027A
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JP
Japan
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dust collecting
collecting cover
dust
mounting
outer peripheral
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Application number
JP9302497A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ito
勝巳 伊藤
Hiromi Hasuo
裕巳 蓮尾
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Kuken Co Ltd
Original Assignee
Kuken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨ディスクによる研削状況を確認しながら
円滑な操作によって能率よく被研削面を研削し得ると共
にその研削粉や塵埃を外部に飛散させることなく効率よ
く集塵し得る電動ディスクサンダーを提供する。 【解決手段】 研磨ディスク5を覆う集塵カバー3は上
方に捲り上げ可能な薄肉のゴム製であり、その外周部数
個所に研磨ディスク5による研磨状況を透視可能な透窓
3bを穿設していると共に開口下端面にブラシを突設して
該ブラシを被研削面に摺接させながら軽快な研削操作を
可能にし、さらに、集塵カバー3の後周部に吸気管10を
一体に設けて、該吸気管10により集塵カバー3内の空気
を吸入して研削粉や粉塵を外部に飛散させることなく吸
気管10を通じて集塵させるようにしていると共に集塵カ
バー3内に発生する吸気力に応じて上記透窓3bから外気
を流入させて集塵カバー3を変形させることなく集塵を
行うように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削作業時におい
て発生する粉塵を外部に飛散させることなく効率よく集
塵し得る集塵カバーを備えた電動ディスクサンダーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電動ディスクサンダーやエア
ーサンダーによって研削作業を行う場合、研磨ディスク
や研磨パッドなどの研磨材によって研削された研磨粉や
塵埃が周囲に飛散して作業環境が悪化するのを防止する
ために、本体に研磨材を覆うゴム製のカバー体を装着す
ることが行われている。また、カバー体にエア吸引ホー
スを接続してカバー体内の研削粉や塵埃を排除したり、
エアーサンダーにおいては、エアーモータ駆動用空気の
排気力を利用してカバー体内の粉塵を外部に排出し、集
塵することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、研磨デ
ィスクや研磨パッドをカバー体で被覆すると、作業員が
研削状態を目視することができなく、過度に研削された
部分や研削が不十分な部分が生じることになる。また、
電動ディスクサンダーを使用した研削作業は研磨ディス
クを覆う上記ゴム製のカバー体の開口下端面を被研削面
に摺接させながら行うために、該カバー体内に吸引力を
発生させるとカバー体がその内部の空気の排除により変
形するばかりでなく、その開口下端面が被研削面に吸着
してサンダーの操作が困難となり、研削粉や塵埃の吸引
除去能率が著しく低下するという問題点がある。
【0004】そのため、カバー体の開口下端面が被研削
面から離隔するようにカバー体を本体に装着した構造も
採用されているが、カバー体は内部に生じる吸気力によ
って変形しないように肉厚に形成されているので、例え
ば、FRP製船舶の造修時における該船舶の湾曲した被
研削面を研削する場合には、カバー体の一部が湾曲面に
当接するが、カバー体が肉厚で比較的硬質のゴム製であ
るために、湾曲面に沿って変形し難く、円滑な研削操作
を妨げることになる。
【0005】また、上述したFRP製船舶の造修時にお
いては、長時間の研削作業を必要とする上に多量の粉粉
が発生するので、効率のよい研磨能力と集塵能力が要求
されるが、エアーサンダーではこの要望を満たすことが
できない。本発明は上記のような問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、研削状況を的確に
確認し得ると共に研磨ディスクの交換も集塵カバーを取
り外すことなく簡単に行え、その上、被研削面が湾曲し
ていても研削作業が円滑に且つ能率よく行えると共に集
塵が確実且つ効率よく行える電動ディスクサンダーを提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電動ディスクサンダーは、把手部の頭部下
面に集塵カバーの取付座部を一体に設け、この取付座部
の中心孔を通して上記把手部に配設している電動モータ
により回転する回転軸を下方に向かって突出させ、該回
転軸に研磨ディスクを取付けると共に上記取付座部に研
磨ディスクを被覆する集塵カバーを着脱自在に装着して
なる電動ディスクサンダーにおいて、上記集塵カバーは
下端が全面的に開口し且つ捲りが可能な薄肉ゴム製の椀
形状に形成されて該開口下端面にブラシを突設している
と共にその後周部側に該集塵カバー内に連通する吸気管
を一体に設けてあり、さらに、この集塵カバーの中心部
には上記取付座部に被嵌する取付孔が設けられていると
共に外周部複数個所に透窓を設けてなる構造としてい
る。
【0007】上記のように構成した電動ディスクサンダ
ーにおいて、請求項2に係る発明は上記集塵カバーと研
磨ディスクとの間に、外周部の複数個所に透孔が穿設さ
れ且つ外周端部を下方に湾曲してなる円板形状の集塵カ
バー押えを介在し、この集塵カバー押えの中心部に穿設
している取付孔を上記取付座部に着脱自在に装着してい
ることを特徴としている。
【0008】請求項3に係る発明は、上記取付座部への
集塵カバーと集塵カバー押えとの取付手段であって、下
部に水平スリットを設けている一対の半円筒状金具の上
部内周面を上記取付座部の外周面に螺子止めすることに
より円筒形状の取付金具を形成し、この取付金具の上端
部外周面に上記集塵カバーの中央孔を挿脱自在に被嵌す
ると共に取付金具の対向する水平スリットに上記集塵カ
バー押えの取付孔周縁部から内方に突設している突片部
を挿入、係止させてなる構造としている。
【0009】
【作用】集塵カバーの外周部複数個所に透窓を設けてい
るので、研削作業中に該透窓から集塵カバー内を透視し
て研削状況を確認しながら作業が行えると共に集塵カバ
ー内に連通する吸気管を通じて集塵カバー内の研削粉や
塵埃を吸引すると、その吸引排気力に応じて上記透窓を
通じて集塵カバー内に外気が流入し、集塵カバーが変形
することなく研削粉や塵埃の排出が確実且つ能率よく行
える。その上、集塵カバーの開口下端面にはブラシを突
設しているので、該ブラシを被研削面に摺接させながら
軽快な研削操作が可能となると共に、集塵カバーは捲り
が可能な薄肉ゴム製の椀形状に形成されているので、被
研削面が湾曲面であってもその曲面に沿って集塵カバー
が変形して常にブラシを被研削面に摺接させながら確実
な研削作業が行える。
【0010】さらに、上記のように集塵カバーが手で捲
れるので、該集塵カバーが研削作業の邪魔になる角部の
場合には集塵カバーを捲ることによって円滑に研削作業
を行うことができる。
【0011】また、請求項2に係る発明によれば、上記
集塵カバーと研磨ディスクとの間に外周部の複数個所に
透孔が穿設され且つ外周端部を下方に湾曲してなる円板
形状の集塵カバー押えを介在させているので、研磨ディ
スクを不測に大きく傾斜させた場合においては該集塵カ
バー押えの下方に湾曲した外周端面が被研削面に当接し
て研磨ディスクの傾きを規制し、研磨ディスクが集塵カ
バーの内面に当たることがない。従って、大きく変形が
可能な集塵カバーであっても研磨ディスクによって損傷
を受ける虞れがなくなる。
【0012】把手部の頭部下面に設けている取付座部へ
の集塵カバーと集塵カバー押えとの取付手段は、請求項
3に記載したように、下部に水平スリットを設けている
一対の半円筒状金具の上部内周面を上記取付座部の外周
面に螺子止めしたのち、この取付金具の上端部外周面に
上記集塵カバーの中央孔を挿脱自在に被嵌し、しかるの
ち、取付金具の対向する水平スリットに上記集塵カバー
押えの取付孔周縁部から内方に突設している突片部を挿
入、係止させることによって容易に取付けが行え、ま
た、その取り外し作業も簡単に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の具体的な実施の形
態を図面について説明すると、図1、図2において、1
は中空の把手で、その頭部1a側に電動モータ2を一体的
に配設していると共に該電動モータ2の下面に集塵カバ
ー3の円盤形状の取付座部4を固着してあり、この取付
座部4の中心孔(図示せず)を通じて上記電動モータ2
により回転させられる回転軸2aを垂直下方に向けて突設
させている。なお、電動モータ2を把手1内に配設して
その回転軸を噛合歯車等の減速部を介して上記回転軸2a
に回転駆動力を伝達するように構成している。
【0014】集塵カバー3は薄肉ゴム製であって、図
3、図4にも示すように中心部には上記取付座部4に対
する円形の取付孔3aを設けていると共に全体の形状が該
取付孔3aから外周方に向かって下方に湾曲してなる下向
き開口の椀形状に形成されてあり、さらに、外周部の前
面部と両側面部とにカバー内を透視可能な大きさの矩形
状の透窓3bを設けていると共にその開口下端面にブラシ
3cを全周に亘って密集状態に突設している。また、この
集塵カバー3の後周部には吸気管10の前端を一体に接続
して該吸気管10を集塵カバー3内に連通させている。
【0015】さらに、電動モータ2の上記回転軸2aには
集塵カバー3よりも小径の円板形状の研磨ディスク5が
装着されてあり、この研磨ディスク5と上記取付座部4
に取付金具6を介して取付られた上記集塵カバー3との
間に軟質合成樹脂製の集塵カバー押え7を介在させてい
る。
【0016】取付金具6は図3、図4に示すように、取
付座部4の外周面に被着する一対の半円筒状金具6a、6a
からなり、これらの半円筒状金具6a、6aは取付座部4の
厚みよりもその高さ寸法を高く形成していると共に上端
部の両側端部に螺子挿通孔6gを穿設してなる突片6bを外
側に向かって突設している。さらに、半円筒状金具6a、
6aの両側下部にL字状の切欠部6c、6cを形成していると
共に下端部に上記集塵カバー押え7の取付用水平スリッ
ト6d、6dを穿設している。そして、これらの半円筒状金
具6a、6aの下部を取付座部4の外周面の一半周面と他半
周面とに当接させた状態にして互いに対向する突片6b、
6bの螺子挿通孔6g、6g間に小螺子6eを挿通してナット6f
で螺締することにより一対の半円筒状金具6a、6aを円筒
形状に形成した取付金具6として取付座部4に固着して
いる。
【0017】上記集塵カバー押え7は研磨ディスク5よ
りも大径で且つ集塵カバー3よりも小径の円板形状に形
成されてあり、その外周端部を下方に湾曲させていると
共に該湾曲部7aから平面部にかけての外周部の前面部と
両側面部とに上記集塵カバー3に設けている透窓3bの下
方にそれぞれ連通する矩形状の透孔7bを設けている。さ
らに、この集塵カバー押え7の中心部には上記取付金具
6に対する取付孔7cが穿設されてあり、この取付孔7cの
前後周縁部には取付金具6の上記水平スリット6d、6bに
係脱自在に挿入、係止する円弧状の突片部7d、7dを内方
に向けて突設していると共に両側縁部は直状孔部7e、7e
に形成している。
【0018】一方、上記集塵カバー3の取付孔3aは上記
取付金具6の外径よりもやゝ小径に形成してその弾性力
により上端部外周面に挿脱自在に被嵌、圧着させてあ
り、集塵カバー押え7は取付座部4から下方に突設した
取付金具6の下端部にその取付孔7cを挿嵌させて前後突
片部7d、7dを取付金具6の水平スリット6d、6dに挿入、
係止させると共に直状孔部7e、7eの対向する平行内端面
を取付金具6の切欠部6c、6cの外面間に架設するように
圧着させることにより取付金具6に取付けられている。
この取付状態においては、研磨ディスク5の上面は集塵
カバー押え7によって被覆されていると共に集塵カバー
押え7は集塵カバー3によって被覆されてあり、さら
に、集塵カバー3に設けている矩形状の透窓3bと集塵カ
バー押え7に設けている矩形状の透孔7bとは連通してこ
れらの透窓3bと透孔7bを通じて外部から研磨ディスク5
による研削状態を透視可能に構成しいると共に集塵カバ
ー3の外周部は集塵カバー押え7から下方に突出した状
態となっている。
【0019】研磨ディスク5の取付構造は、図2に示す
ように、中心部に上記回転軸2aに挿通させる孔8aを設け
たラバー製の大径の上側挟持パッド8と、中間部に上記
回転軸2aの外周に設けている螺子部2bに螺合する螺子孔
9aを設けた金属製の小径の下側挟持金具9とからなり、
該研磨ディスク5の中心孔5aを回転軸2aに挿通させた状
態でこれらの上側挟持パッド8と下側挟持金具9によっ
て研磨ディスク5を挟着して回転軸2aに着脱自在に装着
している。
【0020】このように構成した電動ディスクサンダー
によって、FRP製船舶の造修時等における表面研削作
業を行うには、把手1を把持して該把手1の適所に設け
ているスイッチ(図示せず)を押して電動モータ2を作
動させると共に集塵カバー3に連結、連通している吸気
管10の後方端に接続した集塵バッグを有する集塵装置を
作動せる。この状態で、研磨ディスク5を被研削面に当
てがって把手1を操作により研磨ディスク5を被研削面
上で移動させながら被研削面を研削する。この研削して
いる部分を作業員が集塵カバー3の透窓3bから集塵カバ
ー押え7の矩形状の透孔7bを通じて目視し、充分に研削
されたのを確認しながら研磨ディスク5を操作する。
【0021】集塵カバー3内には吸気管10からの空気吸
引力が発生しており、その空気吸引力に応じて集塵カバ
ー3の透窓3bを通じて外気を集塵カバー3内に取り込み
ながら研削粉や塵埃を吸引して吸気管10を通じて該研削
粉や塵埃等を集塵バック側に排出する。
【0022】研磨作業は集塵カバー7の開口下端面に突
設したブラシ3cを被研削面に摺接させて上記吸引力にも
かかわらずその開口下端面を被研削面に吸着させること
なく軽快に操作しながら且つ研削粉や塵埃が外部に飛散
させることなく行われると共に集塵カバー3は薄肉のゴ
ム製であるから、被研削面が湾曲していてもその曲面形
状に沿って容易に弾性変形してブラシ3cを全面的に被研
削面に摺接させながら研削作業が行える。このような研
削作業中において、湾曲度の大きい面等を研削する際
に、研磨ディスク5の傾き角を大きくすると、図5に示
すように集塵カバー押え7の外周下端面が被研削面に当
接して研磨ディスク5の必要以上の傾斜が規制されると
共に研磨ディスク5が集塵カバー3の内面に当接するの
を阻止し得るものである。
【0023】さらに、集塵カバー3が研削作業の邪魔に
なる場合には、該集塵カバー3を上方に捲り上げて反転
状態にすることにより、研削作業が可能となる。また、
集塵カバー3や集塵カバー押え7を取り外す場合には、
まず、研磨ディスク5を挟着している下側挟持金具9を
回転軸2aから取り外して研磨ディスク5と上側挟持パッ
ド8を順次回転軸2aから離脱させたのち、取付金具6を
構成している一対の半円筒状金具6a、6aを取付座部4か
ら外せばよい。その操作は一対の半円筒状金具6a、6aの
対向突片6b、6b間を連結している小螺子6eとナット6fと
の螺締を緩めることによって簡単に行われ、集塵カバー
3はその取付孔3aを単に取付金具6の上端部に弾性的に
圧接させているだけであるから取付金具6からの離脱も
容易であると共に集塵カバー押え7も上記取付金具6の
水平スリット6d、6dに係止している突片部7d、7dを該水
平スリット6d、6dから外すことによって容易に離脱させ
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の電動ディスクサン
ダーによれば、研磨ディスクを被覆する集塵カバーに
は、集塵カバーの外周部複数個所に透窓を設けているの
で、研削作業中に該透窓から集塵カバー内を透視して研
磨ディスクによる研削部の研削状況を確認しながら作業
が行え、従って、研削作業が能率よく且つ均一な研削面
となるように行うことができると共に研磨ディスクによ
って研削した粉塵を集塵カバーに連結、連通している吸
気管からの吸引力によって該吸気管を通じて円滑に排除
するすることができるものであり、その上、集塵カバー
内に発生する吸引排気力に応じて上記透窓を通じて集塵
カバー内に外気を吸い込ませることができ、そのため、
集塵カバーが薄肉に形成しているにもかかわらず集塵カ
バーが変形することがなく、研削粉や塵埃の排出が確実
且つ能率よく行えるものである。
【0025】さらに、集塵カバーの開口下端面にはブラ
シを突設しているので、該ブラシを被研削面に摺接させ
ながら軽快な研削操作が可能となると共に、集塵カバー
は捲りが可能な薄肉ゴム製の椀形状に形成されているの
で、被研削面が湾曲面であってもその曲面に沿って集塵
カバーが変形して常にブラシを被研削面に摺接させなが
ら確実な研削作業が行え、しかも、該集塵カバーが研削
作業の邪魔になる角部の場合には集塵カバーを捲ること
によって円滑に研削作業を行うことができるものであ
る。
【0026】また、請求項2に係る発明によれば、上記
集塵カバーと研磨ディスクとの間に外周部の複数個所に
透孔が穿設され且つ外周端部を下方に湾曲してなる円板
形状の集塵カバー押えを介在させているので、研磨ディ
スクを不測に大きく傾斜させた場合においては該集塵カ
バー押えの下方に湾曲した外周端面が被研削面に当接し
て研磨ディスクの傾きを規制することができ、従って、
研磨ディスクが集塵カバーの内面に当たることがなく、
研磨ディスク5による集塵カバーの損傷を確実に防止す
ることができる。
【0027】さらに、請求項3に係る発明によれば、上
記取付座部への集塵カバーと集塵カバー押えとの取付手
段は、下部に水平スリットを設けている一対の半円筒状
金具の上部内周面を上記取付座部の外周面に螺子止めす
ることにより円筒形状の取付金具を形成し、この取付金
具の上端部外周面に上記集塵カバーの中央孔を挿脱自在
に被嵌すると共に取付金具の対向する水平スリットに上
記集塵カバー押えの取付孔周縁部から内方に突設してい
る突片部を挿入、係止させてなる構造としているので、
取付座部への取付金具の装着並びに該取付金具に対する
集塵カバーと集塵カバー押えの着脱が容易に行えるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動ディスクサンダーの簡略斜視図、
【図2】その頭部側の縦断正面図、
【図3】集塵カバー押えと集塵カバーとの取付構造を示
す斜視図、
【図4】その分解斜視図、
【図5】研磨ディスクによる研削状態を示す縦断正面
図。
【符号の説明】
1 把手 2 電動モータ 2a 回転軸 3 集塵カバー 3a 取付孔 3b 透窓 3c ブラシ 4 取付座部 5 研磨ディスク 6 取付金具 6a 半円筒状金具 6d 水平スリット 7 集塵カバー押え 7b 透孔 10 吸気管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手部の頭部下面に集塵カバーの取付座
    部を一体に設け、この取付座部の中心孔を通して上記把
    手部に配設している電動モータにより回転する回転軸を
    下方に向かって突出させ、該回転軸に研磨ディスクを取
    付けると共に上記取付座部に研磨ディスクを被覆する集
    塵カバーを着脱自在に装着してなる電動ディスクサンダ
    ーにおいて、上記集塵カバーは下端が全面的に開口し且
    つ捲りが可能な薄肉ゴム製の椀形状に形成されて該開口
    下端面にブラシを突設していると共にその後周部側に該
    集塵カバー内に連通する吸気管を一体に設けてあり、さ
    らに、この集塵カバーの中心部には上記取付座部に被嵌
    する取付孔が設けられていると共に外周部複数個所に透
    窓を設けていることを特徴とする電動ディスクサンダ
    ー。
  2. 【請求項2】 上記集塵カバーと研磨ディスクとの間
    に、外周部の複数個所に透孔が穿設され且つ外周端部を
    下方に湾曲してなる円板形状の集塵カバー押えを介在し
    てあり、この集塵カバー押えの中心部に穿設している取
    付孔を上記取付座部に着脱自在に装着していることを特
    徴とする請求項1記載の電動ディスクサンダー。
  3. 【請求項3】 上記取付座部への集塵カバーと集塵カバ
    ー押えとの取付手段は、下部に水平スリットを設けてい
    る一対の半円筒状金具の上部内周面を上記取付座部の外
    周面に螺子止めすることにより円筒形状の取付金具を形
    成し、この取付金具の上端部外周面に上記集塵カバーの
    中央孔を挿脱自在に被嵌すると共に取付金具の対向する
    水平スリットに上記集塵カバー押えの取付孔周縁部から
    内方に突設している突片部を挿入、係止させてなる構造
    としていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の電動ディスクサンダー。
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