JPH091451A - インライン研磨機 - Google Patents

インライン研磨機

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Publication number
JPH091451A
JPH091451A JP5994696A JP5994696A JPH091451A JP H091451 A JPH091451 A JP H091451A JP 5994696 A JP5994696 A JP 5994696A JP 5994696 A JP5994696 A JP 5994696A JP H091451 A JPH091451 A JP H091451A
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JP
Japan
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pad
polishing
contour
frame
polisher
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Withdrawn
Application number
JP5994696A
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English (en)
Inventor
Donald R Bosten
ドナルド・ロバート・ボステン
John R Kriaski
ジョン・ロバート・クリアスキ
Randy G Cooper
ランディ・グレン・クーパー
John Charles Smith
ジョン・チャールス・スミス
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Porter Cable Corp
Original Assignee
Porter Cable Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B23/00Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor
    • B24B23/04Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with oscillating grinding tools; Accessories therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/06Dust extraction equipment on grinding or polishing machines
    • B24B55/10Dust extraction equipment on grinding or polishing machines specially designed for portable grinding machines, e.g. hand-guided
    • B24B55/105Dust extraction equipment on grinding or polishing machines specially designed for portable grinding machines, e.g. hand-guided with oscillating tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D9/00Wheels or drums supporting in exchangeable arrangement a layer of flexible abrasive material, e.g. sandpaper
    • B24D9/08Circular back-plates for carrying flexible material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種のパッドを択一的に使用できる研磨機を
提供する。 【解決手段】 本発明の一実施例によれば、インライン
研磨機は、インライン振動機構に結合されたモータを収
納する研磨機本体を備える。インライン振動機構は好ま
しくは、研磨パッドを線形振動運動させながら移動する
ようになされ構成される。研磨パッドは好ましくは、イ
ンライン振動機構に結合される。研磨パッドは、紙ヤス
リが取り付けられた隅パッドまたは細部パッド、あるい
はシャッタ・パッド、あるいは複数の非直線状輪郭パッ
ドでよい。これらの異なるタイプの研磨パッドのそれぞ
れを相互交換可能に保持するパッド・フレーム・システ
ムも提供される。集塵システムに結合された研磨機での
集塵用の固有の連続的な空気流をもたらす研磨真空ハウ
ジング・パッド・フレーム・システムも提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インライン振動機
構に結合されたモータを収納する研磨機本体を備えるイ
ンライン研磨機に関する。このインライン振動機構は、
研磨パッドを線形振動運動させながら移動するようにな
され構成される。
【0002】
【従来の技術】様々な異なるタイプの研磨応用分野また
は研削応用分野用の多数のタイプの研磨機が何年も前か
ら開発されている。1つのそのような研磨機は、”Port
able Grinder”と題する米国特許第5123216号に
記載されている。米国特許第5123216号は、従来
技術とは異なり、装置の固定軸の周りで最小限の旋回角
度、好ましくは0.5°で、毎分10000振動ないし
25000振動の高旋回周波数で行われる振動運動を研
削工具または研磨工具がもたらす携帯可能な研削盤を記
載している。この異なる振動運動により、研削工具また
は研磨工具にほぼどんな形状でも与えることができる。
【0003】この種の研磨機は、吸引によって粉塵を除
去する機構を有することが多い。たとえば、”Grinder
With Dust Exhaust Means”と題する米国特許第531
9889号は、集塵システムを記載している。米国特許
第5319889号は、装置に固定された揺れ軸自体の
周りで研削工具を振動運動させるようになされた揺れ軸
を有する研削盤を記載している。この研削工具は、少な
くとも1つの隅領域を備える研削表面を有する。研削粉
塵を抽出するために、装置上に固定でき、吸込管と連通
する吸込フードが設けられる。表面をマイクロ仕上げす
る際に表面にマークが形成されるのを防止し、同時に、
粉塵を確実に効率的に除去するために、研削表面は、開
口部のない連続的な閉鎖表面として設計され、吸込みフ
ードが研削工具を上方から密閉し、かつ研削工具の横面
の少なくとも一部を密閉する。吸込み管は、横方向へ、
吸込みフード内の、研削表面の隅領域に対向する領域で
開放する。さらに、吸込みフードは、吸込み管から研削
工具の隅領域へ延びる吸込みチャンバを備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、紙ヤスリが取
り付けられる隅パッドまたは細部パッド、シャッタ・パ
ッド、あるいは複数の非直線状輪郭パッドを使用できる
ようにする携帯可能な代替研磨機が依然として必要であ
る。集塵システムに結合された研磨機での集塵用の固有
の連続空気流をもたらし、同時に、パッド・フレーム・
システムを使用するために使い勝手のよい研磨機真空ハ
ウジング・パッド・フレーム・システムも依然として必
要である。本発明は、これらおよびその他の問題の解決
策を提供し、従来技術に勝るその他の利点を与えるもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例によれ
ば、インライン研磨機は、インライン振動機構に結合さ
れたモータを収納する研磨機本体を備える。このインラ
イン振動機構は好ましくは、研磨パッドを振動運動させ
ながら移動するようになされ構成される。研磨パッドは
好ましくは、インライン振動機構に結合される。研磨パ
ッドは、紙ヤスリが取り付けられる、隅パッドまたは細
部パッド、あるいはシャッタ・パッド、あるいは複数の
非直線状輪郭パッドでよい。これらの異なるタイプの研
磨パッドのそれぞれを相互交換可能に保持するパッド・
フレーム・システムも設けられる。集塵システムに結合
された研磨機での集塵用の固有の連続的空気流を提供す
る研磨機真空ハウジングおよびパッド・フレーム・シス
テムも設けられる。
【0006】本発明を特徴付けるこれらおよび様々な他
の特徴と利点は、下記の詳しい説明を読み、関連する図
面を検討した際に明らかになろう。
【0007】
【発明の実施の形態】本出願で引用する工具または工具
システムは、「紙ヤスリ」を使用する「研磨機」と呼ば
れるが、他の研磨紙、研磨剤、研磨システムなどを使用
して、一般性を失うことなく、引用した「紙ヤスリ」を
代替させることができることが認識されよう。
【0008】好ましいシステムは、使い勝手のよい多数
の構造として構成できる研磨システムである。
【0009】本発明の研磨システムは、隅パッドまたは
細部パッド、シャッタ・パッド、様々な輪郭パッドを択
一的にかつ選択可能に使用できるように構成される。そ
のような使い勝手は他の研磨機にはないものである。
【0010】これを達成するために、本発明の研磨シス
テムは好ましくは、隅部を研磨する隅パッドまたは細部
パッドを備えるパッド・フレーム・システムと、シャッ
タ上の他のルーバによって妨害されたシャッタのルーバ
の研磨などの作業向けに構成されたシャッタ・パッドを
支持するシャッタ・パッド・フレームと、動力研磨によ
って構成済みの輪郭を工作物上に形成し、あるいは工作
物上に事前に構成されたそのような輪郭を研磨するよう
に構成された輪郭パッドを支持する輪郭パッド・フレー
ムとを含む。
【0011】好ましい研磨機は、インライン振動機構5
4に結合されたモータ52(図8参照)を収納する研磨
機本体50を備える。
【0012】56などの好ましい研磨パッド・フレーム
または57などのパッドを、線形振動運動しながら移動
する54などのインライン振動機構に結合することがで
きる。そのような研磨パッドまたはパッド・フレーム
は、本出願では隅研磨パッドまたはパッド・フレームあ
るいは細部研磨パッドまたはパッド・フレームと呼ぶこ
ともあり、通常、ほぼ平坦な下面58と、開先角度64
が90°よりも小さなほぼ直線状の2つの隅研磨縁部6
2によって横方向に境界付けされたかなり尖った前部6
0とを有する。
【0013】好ましいパッド・フレーム56のかなり尖
った前部60の前端66と、好ましいパッド57の前端
59は、パッド・フレーム56の線形振動運動全体にわ
たって研磨機本体50の前端68よりも先へ突き出る。
【0014】好ましいパッド・フレーム56およびパッ
ド57の前部60は特に、隅部の研磨に適用することが
できる。たとえば、パッド57が設置された好ましいパ
ッド・フレーム56を用いた場合、3つの工作物表面
(図示せず)が互いに垂直に当接して隅部を形成する状
況で研磨機を使用する際、パッド57によってパッドの
前部60の下方に支持された紙ヤスリはに、隅部の開先
表面上で隅部を有効に研磨する。
【0015】好ましい実施例では、ほぼ直線状の隅研磨
縁部62はそれぞれ、少なくともわずかに凸状の湾曲研
磨縁部70を画定する。少なくともわずかに凸状の湾曲
研磨縁部70を画定するには、半径72(図25参照)
が約15インチ(38.1cm)であることが妥当であ
り、そのような湾曲縁部が隅部を研磨する際に有用であ
ることが分かっている。そのような応用例では、少なく
ともわずかに凸状の湾曲研磨縁部70は、パッドまたは
パッド・フレームのかなり尖った前部60の前端66
の、隅部での制御された回転を容易にする。
【0016】図25−2はさらに、パッド・フレーム5
6の好ましい構造を示すものである。好ましいパッド・
フレーム56の前端66では、少なくともわずかに凸状
の湾曲研磨縁部70に沿って引かれた2本の接線が約8
0°の角度65を形成する。好ましいパッド・フレーム
56のかなり尖った前部の後縁では、少なくともわずか
に凸状の湾曲研磨縁部70に沿って引かれた接線が約6
4°の角度67を形成する。この好ましい構造は、真四
角ではない隅部を研磨するうえで助けとなる。木工での
公称90°の隅部は、±5°以上ずれていることがあ
る。したがって、5°だけ閉じている隅部を研磨するに
は、パッドの前方開先角度が85°未満であるべきであ
る。このため、図25−2に示した好ましい角度65と
して、最大でほぼ80°の角度を研磨できるように約8
0°を選択した。ユーザの方へ湾曲した壁を有する隅部
の場合、パッドおよびパッド・フレームの前端が隅部の
すべての部分で回転できるようにずっと小さな角度6
7、すなわち約64°を選択した。
【0017】好ましいパッド57の前端59はかなり尖
っているが、パッド・フレーム56のかなり尖った前部
60の前端66は好ましくは、2つの研磨縁部を連結す
るほぼ平坦な部分74をパッド・フレームの前端に備え
る。隅部を研磨する際、パッド・フレームのかなり尖っ
た前部60のほぼ平坦な部分74は、パッド・フレーム
の前端によって工作物がくぼむのを防止するうえで助け
となる。
【0018】好ましい実施例では、研磨機本体50は、
その長さに沿った最大幅76(図6および図7参照)が
約2.5インチ(6.35cm)であり、好ましいパッ
ド・フレーム56は、線形振動運動にほぼ平行に整列す
る少なくとも1つのほぼ直線状の側縁部78を有する。
この好ましい実施例では、パッド・フレーム56の少な
くとも1つのほぼ直線状の側縁部78は、少なくとも研
磨機本体50の最大幅76にわたって突き出る。そのよ
うな構造を用いた場合、2つの工作物表面(図示せず)
が180°未満の縁部に沿った開先角度で互いに当接す
る状況で研磨機を使用する際、パッド・フレームの少な
くとも1つのほぼ直線状の側縁部78の下方にパッドに
よって支持された紙ヤスリにより、開先角度を形成する
各工作物の表面を、隣接する工作物表面まで研磨するこ
とができる。好ましいパッド・フレーム56は、線形振
動運動にほぼ平行に整列するほぼ直線状の2つの側縁部
78を有する。好ましいパッド・フレーム56のほぼ直
線状の各側縁部78は、横方向へ少なくとも研磨機本体
50の対応する側面の最大幅76にわたって突き出る。
そのような構造を用いた場合、2つの工作物表面(図示
せず)が180°未満の縁部に沿った開先角度で互いに
当接する状況で研磨機を使用する際、パッドのどちらか
のほぼ直線状の側縁部の下方にパッドによって支持され
た紙ヤスリにより、開先角度を形成する各工作物の表面
を、隣接する工作物表面まで研磨することができる。
【0019】好ましいパッド57のほぼ直線状の側縁部
は、研磨機本体の最大幅76よりもわずかに大きなパッ
ド幅80(図6および図7参照)を画定する。好ましい
実施例では、好ましいパッド・フレーム56の幅は約
2.5インチ(6.35cm)である。そのような構造
を用いた場合、工作物表面(図示せず)を研磨機本体の
最大幅よりもほんのわずかに大きく突き出させることに
よって境界付けされた工作物表面(図示せず)上で研磨
機を有効に使用することができる。
【0020】好ましいパッド・フレーム56はさらに、
開先角度が90°未満であるほぼ直線状の2つの隅研磨
縁部によって横方向に境界付けされたかなり尖った背部
82を含む。好ましい実施例では、かなり尖った背部8
2は、好ましい前部60と同様に構成され、好ましいパ
ッド・フレーム56は、反転されるようになされ構成さ
れる。そのような構造を用いた場合、パッドの前端によ
って支持された紙ヤスリが磨耗した際、パッドまたはパ
ッド・フレームのかなり尖った部分の両方を容易にかつ
有効に使用できるようにパッド・フレームを反転させる
ことができる。
【0021】集塵ハウジングまたは真空ハウジング16
6にパッド・フレーム56が結合されたとき、ポート8
4を通じて収集された粉塵は、粉塵溝214(図8およ
び図14参照)を通じて、フレーム57の下面58に結
合された紙ヤスリによって生成された粉塵を収集する粉
塵排出ハウジング218内の粉塵排出溝216(図8参
照)へ運ばれる。
【0022】好ましいシステムでは、真空ハウジング1
66は、粉塵溝214の上部をハウジング166内に画
定し、真空ハウジングの下部は、小ネジ246と、ハウ
ジング166の下面に結合されたパッド・フレームの上
面によって所定の位置に保持された真空ハウジング・カ
バー244(図12および図13)を組み合わせること
によって形成される。
【0023】好ましいシステムでは、何らかのパッド・
フレームおよびパッドに位置する粉塵ポート84(たと
えば、図7、図12、図13、図18中の粉塵ポート8
4を参照されたい)を通じた集塵だけでなく、他の集塵
機能を利用することもできる。好ましいシステムは、別
体の真空掃除機や集塵機(図示せず)などの集塵システ
ムに結合された研磨機での集塵用の固有の連続的な空気
流をもたらし、同時に、パッド・フレーム・システムを
使用するために使い勝手の良い研磨機真空ハウジング1
66およびパッド・フレーム・システムを備える。好ま
しいシステムの追加集塵機能を提供するこの連続的な空
気流は、84などの粉塵ポートがパッド・フレームの厚
さ内に位置するか、それともパッドの厚さ内に位置する
かにはかかわらずに有効である。好ましいシステムの連
続空気流は、粉塵溝214または粉塵排出溝216また
は収集ホースに入り込む粉塵がよどむことも、あるいは
過度に収集されることも、あるいはそのような進入を妨
げられることのないようにするうえで助けとなる。
【0024】さらに、好ましい集塵システムは、パッド
・フレームまたはパッドの厚さ内に位置する84などの
粉塵ポートを含むパッドが工作物表面にほぼ密着するの
を妨げるうえで助けとなる。普通なら、工作物表面との
そのような密着は、有効な外部真空掃除機または集塵機
によって生成された高い部分真空によって発生する。し
かし、好ましいシステムの連続的な集塵空気流により、
そのようにパッドが工作物表面に密着することはなくな
る。
【0025】好ましい集塵システムは、特に、様々な特
性または形状を有する研磨パッドを支持するパッド・フ
レーム・システムに応用することができるが、そのよう
なパッド・フレーム・システムにも、インライン研磨シ
ステムにも限らない。たとえば、好ましい集塵システム
は、回転振動運動、旋回運動、または軌道研磨運動を使
用する隅研磨システムまたは細部研磨システムに応用す
ることができる。
【0026】好ましい集塵システムは、真空ハウジング
自体が研磨運動しながら移動するように研磨機のモータ
付き研磨機構に結合されるようになされ構成されたハウ
ジング166などの真空ハウジングを備える。好ましい
一実施例では、真空ハウジングは、集塵溝214などの
粉塵溝の少なくとも上部をハウジング内に画定する。真
空ハウジングの粉塵溝は、集塵システムに接続できるよ
うになされ構成される。
【0027】好ましい集塵システムはさらに、取り付け
られた下面を研磨運動させながら移動するために真空ハ
ウジングの下方に結合されるように構成されたパッド・
フレーム(たとえば、前述のフレーム56などのパッド
・フレームや、後述の88、130、140などのパッ
ド・フレーム。たとえば、図12および図18を参照さ
れたい)を備える。パッド・フレームは、紙ヤスリを支
持するために後述の比較的柔らかな研磨パッドを備え
る。
【0028】好ましい集塵システムは、取り付けられた
パッド・フレームの上面に近接する空気流粉塵ポート2
40を真空ハウジング自体の下部に画定する真空ハウジ
ングを備える。240などの空気流粉塵ポートにより、
集塵時に、取り付けられたパッド・フレームの上面に近
接する真空ハウジングの外側の領域から、214などの
真空ハウジング粉塵溝を通って、別体の真空掃除機また
は集塵機に至る連続空気流が可能になる。
【0029】好ましい集塵システムを用いた場合、24
0などの空気流粉塵ポートに近接する空気中の粉塵は連
続的に、別体の真空掃除機または集塵機に引き込まれ
る。
【0030】代替実施例(図示せず)では、240など
の粉塵ポートは、全体的に166など真空ハウジングの
下部(たとえば、全体的に、パッド・フレームまたはパ
ッドの上部に近接するハウジングによって画定された
孔)によって形成または画定することも、あるいは真空
ハウジングの下部に隣接するパッド・フレームまたはパ
ッドの上面の部分によって画定することもできる。
【0031】好ましい研磨機本体50は、ほぼ樽形の部
分86を備える。好ましい研磨機本体50のこの樽形の
部分は、研磨機本体の最大幅76にほぼ等しく、あるい
はそれよりも小さな直径を有し、そのため、研磨機本体
の樽形の部分はユーザの手でつかまれるようになされ構
成される。下記でさらに説明するように、粉塵排出ハウ
ジング218は任意選択で取り外すことができる。粉塵
排出ハウジング218を所定の位置に配置した場合、ユ
ーザの指を樽形部分86に巻き付け、樽形部分86と粉
塵排出ハウジング218との間に位置する開口部242
内に収めることができる。
【0032】本発明の研磨機または研磨システムに有用
な好ましい代替研磨パッドまたはパッド・フレームは、
本出願では、シャッタ・パッドまたはパッド・フレーム
と呼ばれることもある。図17および図18は、好まし
いシャッタ・パッド・フレーム88およびパッド89を
示す。このパッド・フレーム88およびパッド89は、
線形振動運動にほぼ平行に整列し横方向へ研磨機本体の
最大幅を越えてかなりの距離94にわたって延びる少な
くとも1つのほぼ直線状の長い側縁部90を有する。図
17で、線96は、好ましいパッド・フレーム88が延
びる研磨機本体の最大幅を越えるかなりの距離94を示
すために好ましいパッド・フレーム88上に投影された
研磨機本体50の最大幅の平面図投影を表す。そのよう
な構造を用いた場合、下方の工作物の上面(図示せず)
が、シャッタ・パッドおよびパッド・アセンブリの厚さ
92よりも大きな距離だけ上方の工作物(図示せず)よ
りも下方にあるが、研磨機本体が下方の工作物の上面に
アクセスすることができないシャッタ上のルーバなどの
プロジェクトで研磨機を使用する際、少なくとも1つの
ほぼ直線状の長い側縁部の下方にパッドによって支持さ
れた紙ヤスリを、少なくとも1つのほぼ直線状の長い側
縁部90が横方向へ研磨機本体を越えて突き出るかなり
の距離94内で、アクセス不能な下方の工作物の上面上
で有効に使用することができる。
【0033】図17に示した好ましい実施例では、距離
94は約1.6インチ(4.06cm)である。他の距
離94を使用することもできる。類似のシャッタ・パッ
ドまたはパッド・フレームが、それぞれ、研磨機本体の
各面を越えて横方向へかなりの距離にわたって突き出
る、ほぼ直線状の2つの長い側縁部を有することもでき
る。
【0034】好ましいパッド・フレーム56の場合と同
様に、好ましい研磨パッド・フレーム88は粉塵ポート
84(図17)を画定する。集塵ハウジング166にパ
ッド・フレーム88が結合されたとき、ポート84を通
じて収集された粉塵は、粉塵溝214(図8および図1
4参照)を通って、パッド89の下面に結合された紙ヤ
スリによって生成された粉塵を収集する粉塵排出ハウジ
ング218内の粉塵排出溝216(図8参照)へ運ばれ
る。
【0035】隅パッド・フレームまたは細部パッド・フ
レーム56および好ましいパッド・フレーム88の好ま
しいほぼ平坦な部分の公称厚さ92(図18参照)は約
0.125インチ(3.17mm)である。ただし、他
の厚さを使用することができる。
【0036】56、88、130、140などのパッド
・フレームは通常、比較的固い構造材料を備え、そのよ
うな材料で形成される。たとえば、そのようなパッド・
フレームはABSポリカーボネート・プラスチックで形
成することができる。
【0037】そのような57や89などのパッドは、架
橋アクリル圧感接着剤(PA)によって56や88など
のフレームに取り付けることができる。パッドが、剥離
可能な圧感接着剤によってパッドの底部に紙ヤスリなど
を固定するようになされたほぼ平坦な下面が備えること
も(この場合のパッドをPAパッドを呼ぶことがあ
る)、57や89などのパッドの下面がフック・ループ
・システムを備えることも(この場合の関連するパッド
をフック・ループ・パッドと呼ぶことがある)できる。
【0038】PAパッドは、厚さがたとえば0.25イ
ンチ(6.3mm)のネオプレン・フォーム・ラバーで
形成することができる。フック・ループ・パッドの上部
は、厚さがたとえば0.20インチ(5mm)のミニセ
ル・ウレタンで形成することができる。研磨表面などを
パッドまたはパッド・フレームに固定する他のシステム
を使用することもできる。
【0039】好ましい研磨システムでは、パッド98な
いし128(図28ないし図44)などの輪郭研磨パッ
ドは、インライン振動機構に結合されるようになされ構
成される。各輪郭研磨パッド98ないし128は、工作
物上に形成すべき輪郭または工作物上の研磨すべき輪郭
に対応する特定の断面輪郭を、線形振動運動にほぼ垂直
な平面に有する。この断面構造は通常、輪郭パッドの全
長に沿ってほぼ一様に延びる。パッド98ないし128
はそれぞれ、研磨表面98’ないし128’を画定し、
そのような各研磨表面は、特定の所望の断面輪郭に対応
する輪郭を有する。そのようなシステムを用いた場合、
輪郭研磨パッドの研磨表面に固定された紙ヤスリは、工
作物上に形成すべき選択された輪郭または工作物上の研
磨すべき選択された輪郭を動力研磨する(図28ないし
図44に示した輪郭以外の断面輪郭を使用することがで
き、そのような構造は、一般に工作物上に形成される輪
郭または工作物上の研磨すべき輪郭と、一般には形成さ
れることも研磨されることもない輪郭を含むことも、あ
るいはそのような輪郭を研磨または形成するために使用
することもできる)。
【0040】パッド98ないし128などの輪郭パッド
は、公称硬さがショア・スケールで80のニトリル・ブ
タジエン・ゴム(NBR)で形成することができる。他
の材料および硬さを使用することもできる。硬さを変化
させることにより、パッドが除去する材料に影響を及ぼ
すことができる。圧感接着剤またはその他の接着剤を使
用してそのようなパッドに紙ヤスリを固定することも、
あるいは、他の手法を使用してパッド98ないし128
の研磨表面に研磨材を固定することもできる。
【0041】本発明のシステムと共に使用すべきパッド
98ないし128などの好ましい輪郭パッドの長さは約
2.75インチ(6.99cm)であってよい。ただ
し、必要に応じて他の長さのパッドを構成することがで
きる。
【0042】好ましいインライン振動機構54は、輪郭
研磨パッドのシステムから選択できる複数の輪郭研磨パ
ッドのうちの少なくとも1つを選択的に受容し、かつ線
形振動運動させながら移動するようになされ構成され、
好ましい研磨機は、パッド98ないし128などの輪郭
研磨パッドのシステムを備える。システム内の各輪郭研
磨パッドは、選択的にインライン振動機構54に結合さ
れるようになされ構成され、各輪郭研磨パッドは、工作
物上に形成すべき輪郭または工作物上の研磨すべき輪郭
に対する異なる特定の断面輪郭を、線形振動運動にほぼ
垂直な平面に有する。システム中の任意の輪郭パッドの
断面構成は、通常、ほぼ一貫してパッドの長さに沿って
延び、システム中の各輪郭パッドがそのパッドの特定の
断面輪郭に対応する輪郭をもつ研磨面98’−128’
を画定する。そのようなシステムを用いた場合、システ
ム中の輪郭パッドの研磨表面に固定された紙ヤスリは、
対応するパッドがインライン振動機構54に結合された
ときに、選択されたパッドの異なる特定の断面を有する
輪郭を動力研磨する。
【0043】好ましい研磨システムでは、インライン振
動機構54は、輪郭研磨パッドのシステムから選択され
た複数の輪郭研磨パッドを線形振動運動させながら移動
するようになされ構成される。この実施例では、選択さ
れたパッドは通常、インライン振動機構上の離隔された
位置に結合される。そのような構造を用いた場合、輪郭
パッドの研磨表面に固定された紙ヤスリは、選択された
複数のパッドがインライン振動機構に結合されたとき
に、インライン振動機構に固定された選択された複数の
パッドのそれぞれの異なる特定の断面を有する輪郭を工
作物上に選択的かつ択一的に動力研磨する。
【0044】好ましい研磨システムは、インライン振動
機構54に結合するようになされ構成された様々なパッ
ド・フレームを備える。好ましい実施例では、これは、
インライン振動機構54に結合された真空ハウジング1
66を通じて行われ、真空ハウジング166は、線形振
動運動しながら移動し、隅パッド・フレームまたは細部
パッド・フレーム56、シャッタ・パッド・フレーム8
8、輪郭パッド・フレーム130または140など複数
の研磨パッド・フレームに選択的に結合されるようにな
され構成され、そのようなパッド・フレームは、1つま
たは複数の輪郭パッド98ないし128をインライン動
力研磨向けに位置決めするようになされ構成される。そ
のようなシステムを用いた場合、本発明の研磨機または
研磨システムは、動力隅研磨機または細部研磨機あるい
は動力シャッタ研磨機あるいは動力輪郭研磨機として択
一的かつ選択的に構成することができる。
【0045】好ましい実施例では、56、130、14
0などのパッドまたはパッド・フレームは、真空ハウジ
ング166の下部にパッド・フレームをはめ込むことに
よってインライン振動機構54に選択的にかつ好都合に
接続されるようになされ構成される。好ましい各パッド
・フレーム56、130、140は、固定フランジまた
は可動フランジによって真空ハウジング166内に固定
された前向きフック部および後向きフック部224を上
端に有する2つのインライン又は直列の、上向き垂直部
材222を備える。各パッド・フレーム上の後方垂直部
材222上の後向きフック部224は、真空ハウジング
166内に形成された前向き固定フランジ226(図9
参照)に係合する。各パッド・フレーム上の前方垂直部
材上の前向きフック部224は、剥離可能なスライド・
ボタンまたはロック・ボタン230の下側に位置する可
動前向きフランジ228(図9および図12参照)に係
合する。
【0046】剥離可能なスライド・ボタン230は、バ
ネ232によってバイアスされ、ボタン230上のバイ
アスされたスライド側部234によって真空ハウジング
166の前方上部に剥離可能に固定され、バイアスされ
たスライド側部234は、ボタン230を受容するため
に、真空ハウジングの前方上部に形成された開口部によ
って画定された溝236によって受容される。
【0047】ボタン230のバイアスされたスライド側
部234の端部上に形成されたフック部材238は、真
空ハウジング166内の通常の設置位置にボタンを維持
する。ボタン230は、ボタンを引っ張り、同時に、バ
イアスされたそれぞれのスライド側部234を他方の方
へ押してフック部材238を溝236から解放すること
により、交換などのために取り外すことができる。
【0048】研磨パッド・フレームを解放し、あるいは
より容易に設置するためのボタン230の通常の操作で
は、ボタン230が真空ハウジングに押し込まれる。ボ
タン230のこの内側への運動により、好ましい研磨パ
ッド・フレームの前方垂直部材222上の後向きフック
224からボタン230内の前向き可動フランジ228
が解放され、したがって、真空ハウジング166からパ
ッド・フレームを取り外すことができる。そのような取
り外しは、パッド・フレームを同時にわずかに前後に移
動して、やはりパッド・フレームの後方垂直部材222
上の後向きフック224を前向き固定フランジ226か
ら前後に解放し、すなわちパッド・フレームを解放する
ことによって容易になる。
【0049】単にパッド・フレーム垂直部材222を真
空ハウジングに挿入し、後方垂直部材222上の後向き
フック224を前向き固定フランジ226に係合させ、
同時に、前方垂直部材222上の後向きフック224
を、バネ・バイアスされた解放可能なボタン230上の
可動前向きフランジ228に係合させることにより、新
しいパッド・フレームを真空ハウジング166上に挿入
することができる。
【0050】好ましいパッド・フレーム56、88、1
30、140は、前述のように垂直部材222によって
固定されるだけでなく、それぞれ、4つの安定突起部材
248を備える。好ましい実施例では、2つの安定突起
部材248が、各パッド・フレームの前部に位置し、真
空ハウジング166の前方内壁の内側にきちんと当接触
し、2つの安定突起部材248が、各パッド・フレーム
の後部に位置し、形状が真空ハウジング166の前方内
壁と対称的な真空ハウジング・カバー244支持表面2
50にきちんと当接する。突起部材248と真空ハウジ
ング166の前壁の内側および支持表面250との間の
すべりばめにより、真空ハウジングに対するパッド・フ
レームまたはパッドのインライン運動はほぼなくなる。
【0051】本発明の研磨システムに有用な1つの輪郭
パッド保持システム130(たとえば、図10、図1
2、図22ないし図24を参照されたい)は、パッド9
8ないし128のどれかなど単一の輪郭研磨パッドを保
持するようになされ構成される。好ましいシステムで
は、パッド98ないし128は、好ましくはパッドの長
さにわたってほぼ一様に延びる特定の保持断面構造9
8”ないし128”を画定する上部を有する。好ましい
保持システム130は、それぞれ、輪郭パッドの保持断
面構造98”ないし128”のどれかを固定するように
構成された、第1および第2の側面134および136
を有するほぼ下向きの単一の溝132を画定する。
【0052】好ましい輪郭研磨パッド保持システム13
0はさらに、輪郭パッドの保持断面構造を固定するうえ
で助けとなるほぼ垂直に配向させたリッジ138を、ほ
ぼ下向きの溝132の側壁134および136の内面上
に画定する。リッジ138がその先端上に0.015イ
ンチ(0.38mm)の平坦部を有するように構成でき
ることが分かっており、各リッジが凸状半径方向側面を
有する。他の構造を使用することもできる。まったく異
なる構造、たとえばTスロット構造を使用することもで
きる。
【0053】輪郭研磨パッド保持システム130は好ま
しくはさらに、インライン振動機構に輪郭研磨パッドが
結合されたときに、特定の断面輪郭131(たとえば図
8を参照されたい)の少なくとも一部がパッドの線形振
動運動全体にわたって研磨機本体の前端68よりも先へ
突き出るようになされ構成される。そのような構造を用
いた場合、パッドの線形振動運動全体にわたって研磨機
本体の前端よりも先へ突き出る特定の断面輪郭の少なく
とも一部131に紙ヤスリが固定されたとき、この突起
部分を使用して、普通なら研磨機本体によってアクセス
を妨げられる表面上の工作物上に形成すべき輪郭または
工作物上の研磨すべき輪郭を動力研磨することができ
る。
【0054】代替輪郭研磨パッド保持システム140
(図12、および図19ないし図21参照)は、ほぼ下
向きの2つの溝142および144を画定する。好まし
い実施例では、各溝142および144は、長さ方向で
線形振動運動に直列状又はインラインで整列する第1お
よび第2の側壁148および150を備える。側壁14
8および150は、輪郭パッドの保持断面構造を固定す
るように構成される。溝132の場合と同様に、溝14
2および144は好ましくは、溝中の輪郭パッドの保持
断面構造を固定するうえで助けとなるほぼ垂直に配向さ
せたリッジ138を側壁148および150の内面に備
える。
【0055】代替輪郭研磨パッド保持システム140の
好ましい構造(図10−2、図12、図19ないし図2
1参照)では、ほぼ下向きの2つの溝142および14
4はそれぞれ、他方から少なくともわずかに外側に角度
付けられ、2つの溝のどちらかの内側に固定された好ま
しい輪郭研磨パッド98ないし128のパッド研磨表面
の少なくとも一部が、横方向へ研磨機本体の最大幅(図
10−2参照)を越えて突き出るように位置する。好ま
しい代替パッド保持システム140によって行われる輪
郭研磨パッド配向を、溝142および144に取り付け
られた選択されたパッドの研磨表面に固定された紙ヤス
リと共に使用して、動力研磨により、普通なら研磨機本
体によって妨害される可能性がある工作物表面上に、選
択された特定の断面輪郭の少なくとも一部を形成または
研磨することができる。
【0056】さらに好ましくは、代替輪郭研磨パッド保
持システム140の構造は、それぞれ、パッド研磨表面
の少なくとも一部がパッドの線形振動運動全体にわたっ
て研磨機本体の前端よりも先へ突き出るように2つの溝
のどちらかの内側に固定された輪郭研磨パッド配置され
た、ほぼ下向きの2つの溝を備える。これは、溝132
の前端を保持システム130(図12参照)上に配置す
る場合と同程度に保持システム140の前方に溝142
および144を配置することによって行われる。したが
って、保持システム140を研磨機に取り付けた状態で
は、溝142および144の前部は、図8に示した溝1
32の前部の位置と同様に、研磨機本体の前端68より
も先に位置する。したがって、溝142および144の
前部に取り付けられた選択されたパッドの研磨表面に紙
ヤスリが固定された状態では、動力研磨により、普通な
ら研磨機本体のためにアクセス不能になる可能性がある
工作物表面上に、選択された特定の断面輪郭の少なくと
も一部を形成することも、あるいは研磨することもでき
る。
【0057】図8では、モータ52が、電源スイッチ5
1(図1参照)によって制御され電源コード・ブート5
3を通じて結合された線間電圧から電力を供給される電
動機として示されているが、モータは、再充電可能なバ
ッテリ・システムから電力を供給され電動機でも、空気
モータでもよい。好ましい実施例では、モータ52の公
称速度は通常、毎分約18000回転であり、3対1の
歯車比を使用して、水平モータ出力を垂直に回転させ、
公称インライン行程速度毎分約6000行程(spm)
が達成されるように回転速度を制御することができる。
公称行程速度約6000spmとの組合せでは、行程長
約0.080インチ(2mm)が受け入れられることが
分かっている。
【0058】本発明のシステムを開発する際に、本出願
人は、行程速度約18000spmでの行程長約0.0
60インチ(1.52mm)と、行程速度約9000s
pmでの行程長約0.125インチ(3.18mm)で
実験を行った。比較的高い速度18000spmでの小
さな行程長0.060インチ(1.52mm)の結果、
ある種の研磨パッド構造では、除去された材料が比較的
少なく、速度9000spmでのより大きな行程長0.
125インチ(3.18mm)では一般に、材料がかな
り除去されたが、ある種の状況では制御がより困難であ
り、比較的雑音が多いことが分かった。選択された行程
長、すなわち6000spmでの0.080インチで
は、制御、ストックの除去、静かさが共に優れているこ
とが分かった。モータ速度制御を使用することによって
得られる可変行程速度を含めて、他の行程長および行程
速度を受け入れることもできる。
【0059】モータ52は、研磨機本体50内に固定さ
れた外側レースを有する軸受156によって回転位置に
固定されたモータ軸154の端部上に取り付けられたピ
ニオン正面歯車152(図8参照)を含めて1組の正面
歯車を通じて本発明のインライン振動機構54に動力を
供給する。ピニオン正面歯車152は、水平正面歯車1
58にかみ合う。水平正面歯車はたとえば、図8、図1
1、図13、図15に概略的に示されている。
【0060】正面歯車158は、研磨機本体50内に固
定された軸受ハウジング164に結合された外側レース
を有する上方軸受162によって軸の上端の所定の位置
に回転可能に保持された垂直駆動軸160に結合され
る。垂直駆動軸160は、Oリング184(図8および
図10参照)によって軸受プレート174のキャビティ
179(図13参照)内に固定された外側レースを有す
る下方軸受163によって軸の下部の所定の位置に回転
可能に保持される。軸受プレート174は、それぞれ、
ネジ穴182(図11および図15参照)にねじ込ま
れ、軸受プレート174の各面上にある小ネジ180
(図10参照)によって研磨機本体50にかたく取り付
けられる(図13が、概略的なものであり、軸受プレー
ト174の可視面上のネジ穴182を示していないこと
に留意されたい)。垂直駆動軸160の下部は、真空ハ
ウジング166を線形振動運動させながら移動するスコ
ッチ・ヨーク機構に結合される。
【0061】真空ハウジング166は、それぞれ、上部
に銅製ブッシング170を含む、ほぼ垂直な4つのライ
ザ168を備える。垂直ライザ168の上部に固定され
た4つの銅製ブッシング170は、軸受プレート174
を通過し軸受プレートにかたく取り付けられたダウエル
・ピン172を摺動支持する。
【0062】したがって、真空ハウジング166は、ダ
ウエル・ピン172上で摺動する銅製ブッシングを含む
4つの垂直ライザ168によって支持され、スコッチ・
ヨーク機構によって線形振動運動しながら移動する。次
に、このことについて説明する。
【0063】駆動軸160の下部は、真空ハウジング駆
動軸受188の内側レースを案内する偏心軸部186を
備える。真空ハウジング駆動軸受188の外側レース
は、真空ハウジング駆動プレート192、193によっ
て画定された縦長の開口部190内に位置する(192
で示した真空ハウジング駆動プレートの第1の実施例が
図12、図13、図14に示され、193で示した真空
ハウジング駆動プレートの真空ハウジング駆動プレート
の第2の実施例が図16に示されていることに留意され
たい)。真空ハウジング駆動プレートは、2本の小ネジ
194によって真空ハウジングに固定され(図8参
照)、小ネジ194の下部は、真空ハウジング166の
下側の凹部198内に固定された六角ナット196によ
って固定される(図12参照)。
【0064】真空ハウジング駆動プレートによって画定
された縦長の開口部190は、縦長の開口部190内に
位置する真空ハウジング駆動軸受188の外径にほぼ等
しい線形振動運動に沿った幅を有する。線形振動運動を
横切る縦長の開口部190の長さは、真空ハウジング駆
動軸受188の外径よりもかなり大きい。縦長の開口部
190のこの形状により、駆動軸部186上に偏心的に
取り付けられた真空ハウジング駆動軸受188の外側レ
ースは、真空ハウジングをインライン振動運動又は直列
振動運動させながら移動する。
【0065】普通なら真空ハウジングおよび取り付けら
れたパッド・フレームおよびパッドのインライン振動運
動によって発生する可能性がある研磨機本体の振動は、
釣り合い重り200、201によってほぼ打ち消される
(200で示した釣り合い重りの第1の実施例が図1
1、図13、図15に示され、201で示した釣り合い
重りの第2の実施例が図16に示されていることに留意
されたい)。釣り合い重りは、次に詳しく説明するよう
に、真空ハウジングのインライン運動に対して位相が1
80°だけずれたインライン振動運動を伴って移動す
る。
【0066】偏心駆動軸部186のすぐ上にある駆動軸
160の下部は、偏心部186に対して位相が180°
だけずれた第2の偏心部202を備える。偏心部202
は、釣り合い重り駆動軸受204の内側レースを案内す
る。釣り合い重り軸受204の外側レースは、釣り合い
重りによって画定された縦長の開口部206(図13お
よび図16参照)内に位置する。
【0067】釣り合い重りによって画定された縦長の開
口部206は、縦長の開口部206内に位置する釣り合
い重り駆動軸受204の外径にほぼ等しい線形振動運動
に沿った幅を有する。線形振動運動を横切る縦長の開口
部206の長さは、釣り合い重り駆動軸受204の外径
よりもかなり大きい。縦長の開口部206のこの形状に
より、駆動軸部202上に偏心的に取り付けられた釣り
合い重り駆動軸受204の外側レースは、釣り合い重り
を、真空ハウジング166のインライン振動運動に対し
て位相が180°だけずれたインライン振動動作を伴な
わせて移動する。
【0068】釣り合い重りは、インライン振動運動に整
列する縦長のスロット210内に位置する2つのブッシ
ング208(図16参照)によってインライン振動運動
しながら案内される(スロット210は、釣り合い重り
実施例200では、図11、図13、図15に示したよ
うに互いにずれ、釣り合い重り実施例201では、図1
6に示したように整列することに留意されたい)。ブッ
シング208は、真空ハウジング駆動プレートに固定さ
れた小ネジ212(図8)によって、釣り合い重りを案
内するプレートに保持される。
【0069】釣り合い重りの重量と、真空ハウジング1
66ならびにパッド・フレームおよび対応するパッドお
よび研磨剤の総重量がほぼ等しいので、ユーザの手にお
ける研磨機本体50の振動はかなり低減され、あるいは
なくなる。
【0070】真空ハウジング166は、粉塵ポート84
および空気流粉塵ポート240を通って粉塵排出ハウジ
ング218内の粉塵排出溝216に収集される粉塵を案
内する粉塵溝214(図8および図14参照)を画定す
る。集塵ホース(図示せず)は、一端で、粉塵排出ハウ
ジング218の出口端上のフィッティング219に取り
付けられ、他端で、研磨機によって生成された粉塵を収
集する適当な別体の真空掃除機または集塵機にすること
ができる。
【0071】真空ハウジング・アセンブリ(真空ハウジ
ング166および真空ハウジング・カバー244のアセ
ンブリ)の背部256(図8、図9、図14参照)は、
粉塵排出ハウジング218の上流端または前端にはま
る。部分256の外壁と粉塵排出ハウジング218の内
壁との間のすべりばめにより、真空ハウジング・アセン
ブリの部分256は、粉塵排出ハウジング218の前端
内でインライン振動運動しながら移動することができ
る。
【0072】粉塵排出ハウジング218は任意選択で、
チョウネジ220を緩めることによって取り外すことが
でき、次いでハウジング218を取り外し、その結果
(たとえば、集塵が必要ではないときや、厳密な操作条
件で)より軽量であり、あるいはより操作性の高い研磨
機を提供することができる。好ましい実施例では、チョ
ウネジ220を緩めたときに、ハウジング218を研磨
機の前部から下向きに引っ張ることによって粉塵排出ハ
ウジング218が容易に取り外される(設置時には、研
磨機本体の対応する穴にはまるピン258によってハウ
ジング218の前部を所定の位置に保持する)。
【0073】本発明は、インライン研磨機としての図1
に関して要約することができる。研磨機は、インライン
振動機構54に結合されたモータ52を収納する研磨機
本体50を含む。インライン振動機構54は好ましく
は、研磨パッド56を線形振動運動させながら移動する
ようになされ構成される。研磨パッド56は好ましく
は、インライン振動機構54に結合される。研磨パッド
56は、ほぼ平坦な下面と、開先角度64が90°未満
のほぼ直線状の隅研磨縁部62によって横方向に境界付
けされたかなり尖った前部60とを有する。パッド56
のかなり尖った前部57の前端59は、パッド56の線
形振動運動全体にわたって研磨機本体50の前端68よ
りも先へ突き出る。一例を挙げると、3つの工作物表面
が互いに垂直に当接して隅部を形成する状況で研磨機を
使用する際、パッド56の前端59の下方にパッド56
によって支持された紙ヤスリは、隅部の開先表面上で隅
部を有効に研磨する。
【0074】ほぼ直線状の隅研磨縁部62は好ましくは
それぞれ、少なくともわずかに凸状の湾曲研磨縁部70
を画定する。隅部を研磨する際、パッド56の少なくと
もわずかに凸状の湾曲研磨縁部70は、パッド56のか
なり尖った前部の前端の制御された回転を容易にする。
【0075】パッド56のかなり尖った前部60の前端
66は好ましくは、2つの研磨縁部62を連結するほぼ
平坦な部分74をパッド56の前端に含む。隅部を研磨
する際、パッド56のかなり尖った前部60のほぼ平坦
な部分74は、パッド56の前端によって工作物がくぼ
むのを防止するうえで助けとなる。
【0076】好ましい実施例では、研磨機本体50は、
その長さに沿った最大幅76を有する。パッド56は、
線形振動運動にほぼ平行に整列する少なくとも1つのほ
ぼ直線状の側縁部78を有する。パッド56のほぼ直線
状の各側縁部78は好ましくは、横方向へ少なくとも研
磨機本体50の最大幅76にわたって突き出る。2つの
工作物表面が180°未満の縁部に沿った開先角度で互
いに当接する状況で研磨機を使用する際、パッド56の
ほぼ直線状の側縁部78の下方にパッド56によって支
持された紙ヤスリにより、開先角度を形成する各工作物
の表面を、隣接する工作物表面まで研磨することができ
る。パッド56が、線形振動運動にほぼ平行に整列する
ほぼ直線状の2つの側縁部78を有する場合、パッド5
6のほぼ直線状の各側縁部78は、横方向へ少なくとも
研磨機本体50の対応する側面の最大幅76にわたって
突き出る。パッド57のほぼ直線状の各側縁部78は、
好ましくは研磨機本体50の最大幅よりもわずかに大き
なパッド幅80を画定する。そのため、工作物表面を研
磨機本体50の最大幅76よりもほんのわずかに大きく
突き出させることによって境界付けされた工作物表面上
で研磨機を有効に使用することができる。
【0077】パッド56は、かなり尖った背部82を含
むことができる。かなり尖った背部82は、開先角度が
90°未満のほぼ直線状の2つの隅研磨縁部によって横
方向に境界付けされる。パッド56は、反転されるよう
になし構成することもできる。そのような構造により、
パッド56の前端57によって支持された紙ヤスリが磨
耗した際、パッド56のかなり尖った部分の両方を容易
にかつ有効に使用できるようにパッド56を反転させる
ことができる。パッド56のかなり尖った背部82のほ
ぼ直線状の隅研磨縁部は好ましくはそれぞれ、少なくと
もわずかに凸状の湾曲研磨縁部を画定する。また、パッ
ド56のかなり尖った背部82の端部は好ましくは、2
つの研磨縁部を連結するほぼ平坦な部分をパッド56の
前端に有する。
【0078】研磨パッド56は、研磨機によって生成さ
れた粉塵を収集する集塵システムに結合された粉塵ポー
ト84を画定することもできる。
【0079】インライン研磨機は好ましくは、輪郭研磨
パッド98ないし128を線形振動運動させながら移動
できるように所定の位置に保持するようになされ構成さ
れたパッド保持部を有する輪郭研磨システムを含む。パ
ッド98ないし128は好ましくは、工作物上に形成す
べき輪郭または工作物上の研磨すべき輪郭に対応する非
直線状研磨表面98’ないし128’をパッド98ない
し128の長さに沿ってほぼ一様に画定する特定の断面
輪郭を、線形振動運動にほぼ垂直な平面に有する。パッ
ド・フレーム130、140が、パッド保持部に結合さ
れ、輪郭研磨パッド98ないし128を線形振動運動位
置で移動するようになされ構成されるそのため、輪郭研
磨パッド98ないし128は、保持部によって保持され
たとき、およびパッド98ないし128の研磨表面に固
定された紙ヤスリを備えるとき、パッド・フレーム13
0、140を移動して、工作物上に形成すべき輪郭また
は工作物上の研磨すべき輪郭を研磨することができる。
【0080】パッド・フレーム130、140は好まし
くは、研磨パッド98ないし128をモータ52の出力
の下で線形振動運動させながら移動するようになされ構
成されたインライン振動機構54を備えるインラインモ
ータ駆動研磨機50に固定されるようになされ構成され
る。ユーザは、インライン研磨機50にパッド・フレー
ム130、140を取り付けた後、工作物上に形成すべ
き輪郭または工作物上の研磨すべき輪郭を動力研磨する
ことができる。
【0081】保持部は好ましくは、パッド98ないし1
28の長さに沿ってほぼ一様に延びる特定の保持断面構
造98”ないし128”を画定する上部98”ないし1
28”を有する輪郭研磨パッド98ないし128を保持
するようになされ構成される。保持部98”ないし12
8”は、輪郭パッド98ないし128の保持断面構造9
8”ないし128”を固定するように構成された第1お
よび第2の側面134および136を有するほぼ下向き
の1つまたは複数の溝132を画定することができる。
保持部がほぼ下向きの2つの溝142、144を画定す
る際、各溝142、144は、線形振動運動にほぼ平行
な対称軸を画定する。各溝142、144は、輪郭パッ
ド98ないし128の保持断面構造98”ないし12
8”を固定するように構成された第1および第2の側壁
148および150も有する。
【0082】前述のように、研磨機本体50は、その長
さに沿った最大幅76を有する。ほぼ下向きの2つの溝
142、144は好ましくはそれぞれ、他方から少なく
ともわずかに外側に角度付けられ、2つの溝140、1
42のどちらかの内側に固定された好ましい輪郭研磨パ
ッド98ないし128のパッド98ないし128研磨表
面の少なくとも一部が、横方向へ研磨機本体の最大幅7
6を越えて突き出るように位置する。したがって、溝1
42、144に取り付けられた選択されたパッド98な
いし128の研磨表面に固定された紙ヤスリを用いた場
合、普通なら研磨機本体50によって妨害される可能性
がある表面上に、選択された特定の断面輪郭98ないし
128の少なくとも一部を動力研磨することができる。
【0083】ほぼ下向きの各溝132、142、144
は好ましくは、選択された輪郭研磨パッド98ないし1
28が、1つの溝132、142、144に結合された
ときに、パッド98ないし128の少なくとも一部13
1が線形振動運動全体にわたって研磨機本体50の前端
68よりも先へ突き出るように輪郭研磨パッドを位置決
めできるようになされ構成される。紙ヤスリが、パッド
98ないし128の線形振動運動全体にわたって突き出
る部分131に固定されたとき、突起部131を使用し
て、普通なら研磨機本体50によってアクセスを妨害さ
れる表面上に、工作物上に形成すべき輪郭または工作物
上の研磨すべき輪郭を動力研磨することができる。
【0084】保持部は好ましくはさらに、輪郭パッド9
8ないし128の保持断面構成98”ないし128”を
固定するうえで助けとなるほぼ垂直に配向させたリッジ
138をほぼ下向きの各溝132、142、144の側
面134、136、148、150上に画定する。
【0085】研磨システムは、モータ52を含む研磨機
本体50と、紙ヤスリを保持する相互交換可能なパッド
57、89、98ないし128のシステムとを有するも
のとして説明することもできる。パッド57、89、9
8ないし128は好ましくは、択一的にかつ選択可能に
隅部を形成し、あるいはシャッタ上の他のルーバによっ
て妨害されたシャッタのルーバを研磨し、あるいは構成
済みの輪郭を工作物上に研磨し、あるいは工作物上に事
前に構成されたそのような輪郭を研磨する研磨動作を生
成するためにモータ52に選択的に結合されるようにな
され構成される。
【0086】これらの相互交換可能なパッド57、8
9、98ないし128は、前述のように細部研磨パッド
57でも、あるいは横方向へ研磨機の最大幅76を越え
てかなりの距離にわたって延びる少なくとも1つのほぼ
直線状の長い側縁部90を有するシャッタ・パッド89
でも、あるいは前述のように輪郭研磨パッド98ないし
128のシステムでもよい。この構造のために、研磨シ
ステムは、インライン動力制御研磨機、インライン動力
シャッタ研磨機、またはインライン動力輪郭研磨機とし
て択一的にかつ選択的になし構成することができる。
【0087】モータ52がインライン振動機構54に結
合されたとき、シャッタ・パッド89の少なくとも1つ
のほぼ直線状の長い側縁部90は好ましくは、線形振動
運動にほぼ平行に整列する。この例では、下方の工作物
の上面が、パッド89の厚さよりも大きな距離だけ上方
の工作物よりも下方に位置するが研磨機本体50ではア
クセスできないシャッタ上のルーバなどのプロジェクト
で研磨機を使用する際、少なくとも1つのほぼ直線状の
側縁部90の下方にパッド89によって支持された紙ヤ
スリを、少なくとも1つのほぼ直線状の側縁部90が横
方向へ研磨機本体50を越えて突き出るかなりの距離内
で、アクセス不能な下方の工作物の上面上で有効に使用
することができる。
【0088】相互交換可能なパッド57、89、98な
いし128の各システムは、研磨動作を生成するために
モータ52に選択的に結合されるようになされ構成され
たパッド・フレーム56、88、130、140のシス
テムを含む。各パッド・フレーム56、88、130、
140は、紙ヤスリを支持する比較的柔らかな研磨パッ
ド57、89、98ないし128を含む。各パッド・フ
レーム56、88、130、140は好ましくは、ゴム
材料層またはフック・ループ材料層を含む比較的固い構
造材料を有する。
【0089】研磨システムは、一体化された研磨機真空
ハウジング・パッド・フレーム・システムも含む。真空
ハウジング166は、研磨運動しながら移動するように
研磨機のモータ付き研磨機に結合されるようになされ構
成される。真空ハウジング166は、少なくとも粉塵溝
214の上部を這う166自体内に画定する。粉塵溝2
14は、集塵システムに接続するようになされ構成され
る。パッド・フレーム56、88、130、140は、
取り付けられたフレーム56、88、130、140の
下面を研磨運動させながら移動するように真空ハウジン
グ166の下方に結合されるようになされ構成される。
パッド・フレーム56、88、130、140は好まし
くは、紙ヤスリを支持する比較的柔らかな研磨パッドを
含む。粉塵ポート240により、集塵時に、取り付けら
れたパッド・フレーム56、88、130、140の上
面に近接する真空ハウジング166の外側の領域から、
真空ハウジング粉塵溝214を通って、集塵システムに
至る連続空気流が可能になる。この結果、空気流粉塵ポ
ート240に近接する空気中の粉塵を連続的に集塵シス
テムに引き込むことができる。
【0090】研磨機真空ハウジング・パッド・フレーム
・システムは、取り付けられたフレーム56、88、1
30、140を研磨運動させながら移動するように真空
ハウジング166の下方に選択的に結合されるようにな
され構成されたパッド・フレーム56、88、130、
140のシステムを含むことができる。パッド・フレー
ム56、88、130、140のシステムは、各パッド
が固有の研磨特性または形状を有する複数のパッド・フ
レームを含む。
【0091】このパッド・フレームは、細部パッド・フ
レーム56、シャッタ・パッド・フレーム88、輪郭パ
ッド・フレーム130、140など複数のタイプのうち
の1つでよい。これらのパッド・フレームはそれぞれ、
対応する研磨パッド(たとえば前述の研磨パッド57、
89、98ないし128のうちの1つ)を支持する。
【0092】当業者なら、添付の特許請求の範囲の制限
内で他の実施例を企図できるので、本発明は、特許請求
の範囲によってのみ制限されるものである。たとえば、
本出願で説明した本発明の研磨機または研磨機システム
の多数の好ましい特徴は、インライン研磨機に制限され
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】隅研磨パッドまたは細部研磨パッドと共に構成
された本発明の研磨機の好ましい実施例の左上斜視図で
ある。
【図2】図1に示した研磨機の左立面図である。
【図3】図1に示した研磨機の右立面図である。
【図4】図1に示した研磨機の前立面図である。
【図5】図1に示した研磨機の後立面図である。
【図6】図1に示した研磨機の平面図である。
【図7】本発明の研磨機と共に使用すべき(想像線で示
した好ましい隅パッドまたは細部パッドを含む)好まし
い隅研磨システムまたは細部研磨フレームの底面図を含
む、図1に示した研磨機の底面図である。
【図8】好ましい研磨機と、それに結合された好ましい
輪郭パッド保持システムを示す(図6の切断線8−8に
沿ってとった)右立断面輪郭を示す図である。
【図9】好ましいインライン振動システムの一部と、研
磨機に結合された好ましい隅研磨パッドまたは細部研磨
パッドを示す(図6の切断線9−9に沿ってとった)研
磨機の前部の右立断面図である。
【図10】選択された単一の輪郭研磨パッドを保持する
ようになされ構成された好ましい保持システムを含む
(図8の切断線10−10に沿ってとった)前断面図で
ある。
【図10−2】選択された2つの輪郭研磨パッドを保持
するようになされ構成された好ましい保持システムを含
む(図8の切断線10−2−10−2に沿ってとった)
前断面図である。
【図11】好ましいインライン振動システムの一部を示
す部分切取図である。
【図12】それぞれ、単一または2つの輪郭パッドを保
持する、好ましい2つの代替輪郭パッド・フレームと、
好ましい隅パッド・フレームまたは細部パッド・フレー
ムの下斜視図を含む分解下斜視図である。
【図13】好ましいインライン振動システムの一部の分
解上斜視図と、好ましい隅パッド・フレームまたは細部
パッド・フレームの上斜視図である。
【図14】好ましいインライン振動システムの部分的に
組み立てられた部分の斜視図である。
【図15】好ましいインライン振動システムの部分的に
組み立てられた部分の斜視図である。
【図16】好ましいインライン振動システムの構成要素
の分解斜視図である。
【図17】好ましいシャッタ・パッド・フレームおよび
パッドを示す図である。
【図18】好ましいシャッタ・パッド・フレームおよび
パッドを示す図である。
【図19】2つの輪郭パッドを保持する好ましいパッド
・フレームを示す図である。
【図20】2つの輪郭パッドを保持する好ましいパッド
・フレームを示す図である。
【図21】2つの輪郭パッドを保持する好ましいパッド
・フレームを示す図である。
【図22】単一の輪郭研磨パッドを保持する好ましいパ
ッド・フレームを示す図である。
【図23】単一の輪郭研磨パッドを保持する好ましいパ
ッド・フレームを示す図である。
【図24】単一の輪郭研磨パッドを保持する好ましいパ
ッド・フレームを示す図である。
【図25】好ましい隅パッド・フレームおよびパッドま
たは細部パッド・フレームおよびパッドの少なくともわ
ずかに凸状の湾曲研磨縁部の好ましい半径を含む好まし
い隅研磨パッド・フレームおよびパッドまたは細部研磨
パッド・フレームおよびパッドを示す図である。
【図25−2】好ましい隅パッド・フレームおよびパッ
ドまたは細部パッド・フレームおよびパッドの少なくと
もわずかに凸状の湾曲研磨縁部の好ましい半径を含む好
ましい隅研磨パッド・フレームおよびパッドまたは細部
研磨パッド・フレームおよびパッドを示す図である。
【図26】好ましい隅パッド・フレームおよびパッドま
たは細部パッド・フレームおよびパッドの少なくともわ
ずかに凸状の湾曲研磨縁部の好ましい半径を含む好まし
い隅研磨パッド・フレームおよびパッドまたは細部研磨
パッド・フレームおよびパッドを示す図である。
【図27】好ましい隅パッド・フレームおよびパッドま
たは細部パッド・フレームおよびパッドの少なくともわ
ずかに凸状の湾曲研磨縁部の好ましい半径を含む好まし
い隅研磨パッド・フレームおよびパッドまたは細部研磨
パッド・フレームおよびパッドを示す図である。
【図28】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図29】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図30】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図31】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図32】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図33】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図34】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図35】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図36】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図37】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図38】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図39】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図40】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図41】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図42】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図43】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
【図44】本発明の研磨機と共に選択的に使用できる好
ましい輪郭研磨パッドを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/386,002 (32)優先日 1995年2月9日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 ジョン・ロバート・クリアスキ アメリカ合衆国 38305 テネシー、ジャ クソン、グリーン・ブライアー・レーン 115 (72)発明者 ランディ・グレン・クーパー アメリカ合衆国 38358 テネシー、ミラ ン、チャペル・ヒル・ロード 54 (72)発明者 ジョン・チャールス・スミス アメリカ合衆国 38305 テネシー、ジャ クソン、ウィンディ・ヒル・ロード 137

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)研磨パッドを線形振動運動させな
    がら移動するようになされ構成されたインライン振動機
    構に結合されたモータを収納する研磨機本体を備え、 (b)研磨パッドが、インライン振動機構に結合され、
    ほぼ平坦な下面と、開先角度が90°よりも小さなほぼ
    直線状の2つの隅研磨縁部によって横方向に境界付けさ
    れたかなり尖った前部とを有し、パッドのかなり尖った
    前部の前端が、パッドの線形振動運動全体にわたって研
    磨機本体の前端よりも先へ突き出ることを特徴とするイ
    ンライン研磨機。
  2. 【請求項2】 ほぼ直線状の隅研磨縁部がそれぞれ、少
    なくともわずかに凸状の湾曲研磨縁部を画定することを
    特徴とする請求項1に記載のインライン研磨機。
  3. 【請求項3】 パッドのかなり尖った前部の前端が、2
    つの研磨縁部を連結するほぼ平坦な部分をパッドの前端
    に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のイ
    ンライン研磨機。
  4. 【請求項4】 (a)研磨機本体が、その長さに沿って
    最大幅を有し、 (b)パッドが、線形振動運動にほぼ平行に整列し、パ
    ッドの少なくとも1つのほぼ直線状の側縁部が横方向へ
    少なくとも研磨機本体の最大幅にわたって突き出ること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のイ
    ンライン研磨機。
  5. 【請求項5】 パッドが、線形振動運動にほぼ平行に整
    列するほぼ直線状の2つの側縁部を有し、パッドのほぼ
    直線状の各側縁部が横方向へ、少なくとも研磨機本体の
    対応する面の最大幅にわたって突き出ることを特徴とす
    る請求項4に記載のインライン研磨機。
  6. 【請求項6】 パッドのほぼ直線状の側縁部が、研磨機
    本体の最大幅よりもわずかに大きなパッド幅を画定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のインライン研磨機。
  7. 【請求項7】 (a)パッドがさらに、開先角度が90
    °よりも小さなほぼ直線状の2つの隅研磨縁部によって
    横方向に境界付けされたかなり尖った背部を備え、 (b)パッドが、反転されるようになされ構成されるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の
    インライン研磨機。
  8. 【請求項8】 パッドのかなり尖った背部のほぼ直線状
    の隅研磨縁部がそれぞれ、少なくともわずかに凸状の湾
    曲研磨縁部を画定することを特徴とする請求項7に記載
    のインライン研磨機。
  9. 【請求項9】 パッドのかなり尖った背部の端部が、2
    つの研磨縁部を連結するほぼ平坦な部分をパッドの端部
    に備えることを特徴とする請求項7に記載のインライン
    研磨機。
  10. 【請求項10】 研磨パッドが、研磨機によって生成さ
    れた粉塵を収集する集塵システムに結合された粉塵ポー
    トを画定することを特徴とする請求項1から9のいずれ
    か一項に記載のインライン研磨機。
  11. 【請求項11】 (a)工作物上に形成すべき輪郭また
    は工作物上の研磨すべき輪郭に対応する非直線研磨表面
    をパッドの長さに沿ってほぼ一様に画定する特定の断面
    輪郭を、線形振動運動にほぼ垂直な平面に有する、輪郭
    研磨パッドを線形振動運動させながら移動できるように
    所定の位置に保持するようになされ構成されたパッド保
    持部と、 (b)パッド保持部に結合され、輪郭研磨パッドを線形
    振動位置で移動するように構成されたパッド・フレーム
    とを備えることを特徴とする輪郭研磨システム。
  12. 【請求項12】 パッド・フレームが、インラインモー
    タ駆動式研磨機に固定されるようになされ構成され、研
    磨機が、研磨パッドをモータの出力の下で線形振動運動
    させながら移動するようになされ構成されたインライン
    振動機構を備えることを特徴とする請求項11に記載の
    輪郭研磨システム。
  13. 【請求項13】 保持部が、パッドの長さに沿ってほぼ
    一様に延びる特定の保持断面構造を画定する上部を有す
    る輪郭研磨パッドを保持するようになされ構造され、保
    持部が、輪郭パッドの保持断面構造を固定するように構
    成された第1および第2の側面を有する少なくとも1つ
    のほぼ下向きの溝を画定することを特徴とする請求項1
    1または12に記載の輪郭研磨システム。
  14. 【請求項14】 保持部が、ほぼ下向きの2つの溝を画
    定し、各溝が、線形振動運動にほぼ平行な対称軸を画定
    し、各溝が、輪郭パッドの保持断面構造を固定するよう
    に構成された第1および第2の側壁を有することを特徴
    とする請求項11または12に記載の輪郭研磨システ
    ム。
  15. 【請求項15】 (a)研磨機本体が、その長さに沿っ
    て最大幅を有し、 (b)ほぼ下向きの2つの溝がそれぞれ、他方の溝から
    少なくともわずかに外側に角度付けられ、2つの溝のど
    ちらかの内部に固定された輪郭研磨パッドのパッド研磨
    表面の少なくとも一部が研磨機本体の最大幅を越えて横
    方向へ突き出るように配置されることを特徴とする請求
    項14に記載の輪郭研磨システム。
  16. 【請求項16】 選択された輪郭研磨パッドが、一方の
    溝に結合されたときに、パッドの少なくとも一部が線形
    振動運動全体にわたって研磨機本体の前端よりも先へ突
    き出るように位置決めできるように、ほぼ下向きの各溝
    がなされ構成されることを特徴とする請求項13、1
    4、または15に記載の輪郭研磨システム。
  17. 【請求項17】 保持部がさらに、輪郭パッドの保持断
    面構造を固定するうえで助けとなるほぼ垂直に配向させ
    たリッジをほぼ下向きの各溝の側面上に画定することを
    特徴とする請求項13、14、15、または16に記載
    の輪郭研磨システム。
  18. 【請求項18】 (a)モータを備える研磨機本体と、 (b)択一的にかつ選択可能に、隅部を研磨し、シャッ
    タ上の他のルーバによって妨害されたシャッタ上のルー
    バを研磨し、構成済みの輪郭を工作物上に形成し、ある
    いは工作物上の事前に構成されたそのような輪郭を研磨
    するように研磨運動を生成するために選択的に結合され
    るように構成された、紙ヤスリを保持する相互交換可能
    なパッドのシステムとを備えることを特徴とする研磨シ
    ステム。
  19. 【請求項19】 相互交換可能なパッドのシステムが、 (a)ほぼ平坦な下面と、開先角度が90°よりも小さ
    なほぼ直線状の2つの隅研磨縁部によって横方向に境界
    付けされたかなり尖った前部とを有する細部研磨パッド
    と、 (b)横方向へ研磨機の最大幅を越えてかなりの距離に
    わたって延びる少なくとも1つのほぼ直線状の長い側縁
    部を有するシャッタ・パッドと、 (c)それぞれ、工作物上に形成すべき輪郭または工作
    物上の研磨すべき輪郭に対応する非直線研磨表面をパッ
    ドの長さに沿ってほぼ一様に画定する特定の断面輪郭
    を、線形振動運動にほぼ垂直な平面に有する、輪郭研磨
    パッドのシステムとを備えることを特徴とする請求項1
    8に記載の研磨システム。
  20. 【請求項20】 (a)モータが、インライン振動機構
    に結合され、 (b)インライン振動機構が、システム内の選択された
    パッドがインライン振動機構に結合されたときにそのパ
    ッドを線形振動運動させながら移動するために相互交換
    可能なパッドに選択的に結合されるようになされ構成さ
    れ、 (c)パッドの前端が、インライン振動機構に結合され
    たときにパッドの線形振動運動全体にわたって研磨機本
    体の前端よりも先へ突き出るように、細部研磨パッドが
    なされ構成され、 (d)シャッタ・パッドの少なくとも1つのほぼ直線状
    の長い側縁部が、線形振動運動にほぼ平行に整列し、 (e)工作物上に形成すべき輪郭または工作物上の研磨
    すべき輪郭に対応する異なる特定の断面輪郭が、各輪郭
    パッドごとに線形振動運動にほぼ垂直な平面に位置する
    ことを特徴とする請求項19に記載の研磨システム。
  21. 【請求項21】 (a)相互交換可能なパッドのシステ
    ムが、研磨運動を生成するためにモータに選択的に結合
    されるようになされ構成されたパッド・フレームのシス
    テムを備え、 (b)各パッド・フレームが、紙ヤスリを支持する比較
    的柔らかな研磨パッドを備えることを特徴とする請求項
    18、19、または20に記載の研磨システム。
  22. 【請求項22】 各パッド・フレームが、ゴム層を有す
    る比較的固い構造材料を備えることを特徴とする請求項
    21に記載の研磨システム。
  23. 【請求項23】 各パッド・フレームが、フック・ルー
    プ材料層を有する比較的固い構造材料を備えることを特
    徴とする請求項21に記載の研磨システム。
  24. 【請求項24】 (a)真空ハウジングが、それ自体が
    研磨運動しながら移動するようにモータに結合され、か
    つ集塵システムに接続できるようになされ構成された粉
    塵溝の少なくとも上部をハウジング内に画定し、 (b)各パッド・フレームが、真空ハウジングの下方に
    選択的に結合されるようになされ構成され、 (c)空気が集塵時に、取り付けられたパッド・フレー
    ムの上面に近接する真空ハウジングの外側の領域から真
    空ハウジング粉塵溝を通って集塵システムへ連続的に流
    れることができるようにする、取り付けられたパッド・
    フレームの上面に近接する真空ハウジング粉塵ポート
    を、真空ハウジングが真空ハウジングの下部に画定する
    ことを特徴とする請求項21、22、または23に記載
    の研磨パッド。
  25. 【請求項25】 (a)真空ハウジング自体が研磨運動
    しながら移動するように研磨機のモータ付き研磨機構に
    結合されるようになされ構成され、かつ集塵システムに
    接続できるようになされ構成された粉塵溝の少なくとも
    上部をハウジング内に画定する真空ハウジングと、 (b)取り付けられたフレームの下面を研磨運動させな
    がら移動するために真空ハウジングの下方に結合される
    ようになされ構成され、紙ヤスリを支持する比較的柔ら
    かな研磨パッドを備えるパッド・フレームと、 (c)空気が集塵時に、取り付けられたパッド・フレー
    ムの上面に近接する真空ハウジングの外側の領域から真
    空ハウジング粉塵溝を通って集塵システムへ連続的に流
    れることができるようにする、取り付けられたパッド・
    フレームの上面または真空ハウジングの下面に近接する
    空気流粉塵ポートを、少なくとも1つの真空ハウジング
    またはパッド・フレームが画定することを特徴とする研
    磨機真空ハウジング・パッド・フレーム・システム。
  26. 【請求項26】 システム自体が、取り付けられたフレ
    ームの下面を研磨運動させながら移動するために真空ハ
    ウジングの下方に選択的に結合されるように構成された
    パッド・フレームのシステムを備え、パッド・フレーム
    のシステムが、複数のパッド・フレームを備え、各パッ
    ドが、固有の研磨特性または形状を備えることを特徴と
    する請求項25に記載の研磨機真空ハウジング・パッド
    ・フレーム・システム。
  27. 【請求項27】 パッド・フレームが、 (a)ほぼ平坦な表面と、開先角度が90°よりも小さ
    なほぼ直線状の2つの隅研磨縁部によって横方向に境界
    付けされたかなり尖った前端とを有する細部パッド・フ
    レームとを有する細部研磨パッドを支持する細部パッド
    ・フレームと、 (b)横方向へ研磨機の最大幅を越えてかなりの距離に
    わたって延びる少なくとも1つのほぼ直線状の長い側縁
    部を有するシャッタ・パッドを支持するシャッタ・パッ
    ド・フレームと、 (c)それぞれ、工作物上に形成すべき輪郭または工作
    物上の研磨すべき輪郭に対応する非直線研磨表面をパッ
    ドの長さに沿ってほぼ一様に画定する特定の断面輪郭
    を、線形振動運動にほぼ垂直な平面に有する、1つまた
    は複数の輪郭研磨パッドを支持する輪郭パッド・フレー
    ムとからなる群から選択されることを特徴とする請求項
    25または26に記載の研磨機真空ハウジング・パッド
    ・フレーム・システム。
JP5994696A 1995-02-09 1996-02-09 インライン研磨機 Withdrawn JPH091451A (ja)

Applications Claiming Priority (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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