JPH10263542A - アルカリイオン水と殺菌水を選択的に生成するアンダーシンク型連続式電解整水装置 - Google Patents
アルカリイオン水と殺菌水を選択的に生成するアンダーシンク型連続式電解整水装置Info
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- JPH10263542A JPH10263542A JP8874497A JP8874497A JPH10263542A JP H10263542 A JPH10263542 A JP H10263542A JP 8874497 A JP8874497 A JP 8874497A JP 8874497 A JP8874497 A JP 8874497A JP H10263542 A JPH10263542 A JP H10263542A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】アルカリイオン水と殺菌水が選択的に生成さ
れ、且つ、別々の口から排水されるアンダーシンク型連
続式電解整水装置を提供する。 【解決手段】 水を電解してアルカリ水と酸性水に整水
するアンダーシンク型連続式電解整水装置において、電
解槽の水に塩化物塩水溶液と塩酸を開閉弁を介して選択
的に供給する薬液添加装置を設ける。アルカリ水排水管
から酸性水排水管に混合管路を接続し、薬液を添加した
水を電解して次亜塩素酸殺菌水を生成するようにする。
混合管路の流路切換弁と薬液添加装置の開閉弁を制御す
るスイッチをカランに配設する。給水管から酸性水排水
管へ流路切換弁を介してバイパス管路を設けるととも
に、このバイパス管路に次亜塩素酸ナトリウムを添加す
る薬液供給部を設け、殺菌水として次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液を調整するようにしてもよい。
れ、且つ、別々の口から排水されるアンダーシンク型連
続式電解整水装置を提供する。 【解決手段】 水を電解してアルカリ水と酸性水に整水
するアンダーシンク型連続式電解整水装置において、電
解槽の水に塩化物塩水溶液と塩酸を開閉弁を介して選択
的に供給する薬液添加装置を設ける。アルカリ水排水管
から酸性水排水管に混合管路を接続し、薬液を添加した
水を電解して次亜塩素酸殺菌水を生成するようにする。
混合管路の流路切換弁と薬液添加装置の開閉弁を制御す
るスイッチをカランに配設する。給水管から酸性水排水
管へ流路切換弁を介してバイパス管路を設けるととも
に、このバイパス管路に次亜塩素酸ナトリウムを添加す
る薬液供給部を設け、殺菌水として次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液を調整するようにしてもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はキッチン台下に設置
した電解槽に給水される水を電解してアルカリイオン水
と酸性水に整水し、キッチン台上のカランから取り出す
カラン付きのアンダーシンク型連続式電解整水装置に関
する。
した電解槽に給水される水を電解してアルカリイオン水
と酸性水に整水し、キッチン台上のカランから取り出す
カラン付きのアンダーシンク型連続式電解整水装置に関
する。
【０００２】
【発明の技術背景】水道水などの原水を給水しながらア
ルカリイオン水と酸性水に電気分解する装置は、いわゆ
る連続式電解整水器として一般に知られており、近年
は、電解槽をキッチン台下に収納し、キッチン台上に設
置したカランから電解生成水を取水するようにしたアン
ダーシンク型のものも普及してきている。
ルカリイオン水と酸性水に電気分解する装置は、いわゆ
る連続式電解整水器として一般に知られており、近年
は、電解槽をキッチン台下に収納し、キッチン台上に設
置したカランから電解生成水を取水するようにしたアン
ダーシンク型のものも普及してきている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この種の電解整水装置
は主として飲用あるいは調理用のアルカリイオン水を得
ることを目的に使用されている。ところで、キッチンは
飲料水を使用して料理等を作る場所であると同時に、食
品、食器、ふきん等を洗う場所でもあり、時には殺菌洗
浄が必要な場合も多い。従来は、熱湯や洗剤でこれらの
殺菌洗浄をしているが充分な殺菌効果は期待できない。
尚、電解によるアルカリイオン水を生成するときに同時
に生成される陽極側の水は酸性水としての殺菌性がある
が、その殺菌力はそれほど強いものではない。
は主として飲用あるいは調理用のアルカリイオン水を得
ることを目的に使用されている。ところで、キッチンは
飲料水を使用して料理等を作る場所であると同時に、食
品、食器、ふきん等を洗う場所でもあり、時には殺菌洗
浄が必要な場合も多い。従来は、熱湯や洗剤でこれらの
殺菌洗浄をしているが充分な殺菌効果は期待できない。
尚、電解によるアルカリイオン水を生成するときに同時
に生成される陽極側の水は酸性水としての殺菌性がある
が、その殺菌力はそれほど強いものではない。
【０００４】そこで、上記電解整水装置の電解槽や水回
路を利用して選択的に強力な殺菌水を得ることができれ
ば電解整水装置の付加価値が著しく増大し、家庭の衛生
管理も良くなる。
路を利用して選択的に強力な殺菌水を得ることができれ
ば電解整水装置の付加価値が著しく増大し、家庭の衛生
管理も良くなる。
【０００５】従って、本発明の目的は、電解アルカリイ
オン水と、次亜塩素酸水や、次亜塩素酸ナトリウム水溶
液などの強力な殺菌水を選択的に生成することができる
とともに、アルカリイオン水と殺菌水が常に別の排水口
から取水され、且つ、アルカリイオン水と殺菌水の切換
えをカランに設けたスイッチで制御できるようにしたア
ンダーシンク型連続式電解整水装置を提供することにあ
る。
オン水と、次亜塩素酸水や、次亜塩素酸ナトリウム水溶
液などの強力な殺菌水を選択的に生成することができる
とともに、アルカリイオン水と殺菌水が常に別の排水口
から取水され、且つ、アルカリイオン水と殺菌水の切換
えをカランに設けたスイッチで制御できるようにしたア
ンダーシンク型連続式電解整水装置を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願の第１の発明は、給水管から供給される水を電解
してアルカリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッ
チン台下に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水
管路及び／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッ
チン台上に取り付けるようにしたカラン付きのアンダー
シンク型連続式電解整水装置であって、前記電解槽の水
に塩化物塩水溶液と塩酸を開閉弁を介して選択的に供給
する薬液添加装置と；前記電解整水装置のアルカリ水排
水管から流路切換弁を介して分岐し、前記酸性水排水管
に接続した混合管路と；を備え、これにより、前記薬液
を添加した水を電解して得たアルカリ水と酸性水を混合
して次亜塩素酸殺菌水を生成するとともに、少なくとも
前記混合管路の流路切換弁と薬液添加装置の開閉弁を制
御するスイッチを前記カランに配設したことを特徴とす
る。
に本願の第１の発明は、給水管から供給される水を電解
してアルカリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッ
チン台下に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水
管路及び／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッ
チン台上に取り付けるようにしたカラン付きのアンダー
シンク型連続式電解整水装置であって、前記電解槽の水
に塩化物塩水溶液と塩酸を開閉弁を介して選択的に供給
する薬液添加装置と；前記電解整水装置のアルカリ水排
水管から流路切換弁を介して分岐し、前記酸性水排水管
に接続した混合管路と；を備え、これにより、前記薬液
を添加した水を電解して得たアルカリ水と酸性水を混合
して次亜塩素酸殺菌水を生成するとともに、少なくとも
前記混合管路の流路切換弁と薬液添加装置の開閉弁を制
御するスイッチを前記カランに配設したことを特徴とす
る。
【０００７】また、上記目的を達成するために、本願の
第２の発明は、給水管から供給される水を電解してアル
カリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッチン台下
に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水管路及び
／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッチン台上
に取り付けるようにしたカラン付きのアンダーシンク型
連続式電解整水装置であって、前記電解槽の給水管から
流路切換弁を介して分岐され、前記酸性水排水管に接続
されたバイパス管路と；このバイパス管路を流れる水に
次亜塩素酸ナトリウムを添加して次亜塩素酸ナトリウム
水溶液を生成する薬液供給部と；からなり、前記流路切
換弁を制御するスイッチを前記カランに配設したことを
特徴とする。
第２の発明は、給水管から供給される水を電解してアル
カリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッチン台下
に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水管路及び
／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッチン台上
に取り付けるようにしたカラン付きのアンダーシンク型
連続式電解整水装置であって、前記電解槽の給水管から
流路切換弁を介して分岐され、前記酸性水排水管に接続
されたバイパス管路と；このバイパス管路を流れる水に
次亜塩素酸ナトリウムを添加して次亜塩素酸ナトリウム
水溶液を生成する薬液供給部と；からなり、前記流路切
換弁を制御するスイッチを前記カランに配設したことを
特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。本発明のアンダーシンク型電
解整水装置１は有隔膜電解槽２を含む本体３と、該本体
３から排水された処理水の排水口４ａ及び／又は４ｂを
有する一つまたは二つのカラン５を有し、本体３はキッ
チン台６の下方のスペースに収納して設置されカラン５
はキッチン台６の上に設置される。
の実施の形態を説明する。本発明のアンダーシンク型電
解整水装置１は有隔膜電解槽２を含む本体３と、該本体
３から排水された処理水の排水口４ａ及び／又は４ｂを
有する一つまたは二つのカラン５を有し、本体３はキッ
チン台６の下方のスペースに収納して設置されカラン５
はキッチン台６の上に設置される。
【０００９】図１及び図２に示すように、電解整水装置
１の本体３は、陰電極７と陽電極８間を電解隔膜９によ
って陰極室１０と陽極室１１に仕切った有隔膜電解槽２
を有し、この有隔膜電解槽２の給水側に水道水などの給
水管１２を接続するとともに電解槽２の排水側に、前記
陰極室１０に連通するアルカリ水排水管１３と陽極室１
１に連通する酸性水排水管１４を接続した連続式電解水
生成機１５を備えている。尚、通常、給水管１２には浄
水器１６が介装される。
１の本体３は、陰電極７と陽電極８間を電解隔膜９によ
って陰極室１０と陽極室１１に仕切った有隔膜電解槽２
を有し、この有隔膜電解槽２の給水側に水道水などの給
水管１２を接続するとともに電解槽２の排水側に、前記
陰極室１０に連通するアルカリ水排水管１３と陽極室１
１に連通する酸性水排水管１４を接続した連続式電解水
生成機１５を備えている。尚、通常、給水管１２には浄
水器１６が介装される。
【００１０】アルカリイオン水排水管１２と酸性水排水
管１３は、キッチン台６上に取り付けられた前記カラン
５内の一対の排水管路（図示せず）に各別に接続され、
該一対の排水管路先端の排水口４ａ、４ｂに連通するよ
うになっている。排水口４ａ、４ｂは図１のように一個
のカラン５に共用して設けてもよく、また、図２のよう
に別々のカラン５、５に分離して設けてもよい。
管１３は、キッチン台６上に取り付けられた前記カラン
５内の一対の排水管路（図示せず）に各別に接続され、
該一対の排水管路先端の排水口４ａ、４ｂに連通するよ
うになっている。排水口４ａ、４ｂは図１のように一個
のカラン５に共用して設けてもよく、また、図２のよう
に別々のカラン５、５に分離して設けてもよい。
【００１１】図１に示す電解整水装置１の本体３は、さ
らに、前記連続式電解水生成機１５の給水管１２を通る
水に塩化ナトリウム（ＮａＣｌ）などの塩化物塩と塩酸
（ＨＣｌ）を添加するための薬液添加装置１７を有し、
この薬液添加装置１７は塩化物塩水溶液と塩酸の薬液タ
ンク１８から、給水管１２に薬液供給管１９を接続し、
薬液供給管１９に、好ましくは電動の開閉弁２０を介装
した構成になり、開閉弁２０を開くと定量の前記塩化物
塩水溶液と塩酸が給水管１２の水に添加されるようにな
っている。尚、図は省略したが前記薬液は定量ポンプで
送り出してもよい。
らに、前記連続式電解水生成機１５の給水管１２を通る
水に塩化ナトリウム（ＮａＣｌ）などの塩化物塩と塩酸
（ＨＣｌ）を添加するための薬液添加装置１７を有し、
この薬液添加装置１７は塩化物塩水溶液と塩酸の薬液タ
ンク１８から、給水管１２に薬液供給管１９を接続し、
薬液供給管１９に、好ましくは電動の開閉弁２０を介装
した構成になり、開閉弁２０を開くと定量の前記塩化物
塩水溶液と塩酸が給水管１２の水に添加されるようにな
っている。尚、図は省略したが前記薬液は定量ポンプで
送り出してもよい。
【００１２】さらに、図１の電解整水装置１の本体３
は、アルカリイオン水排水管１３から分岐した混合管路
２１が酸性水排水管１４に接続されているとともに、分
岐部に電動の流路切換弁２２が設けられており、これに
よりアルカリイオン水排水管１３の水をカラン５のアル
カリ水排水口４ａと前記酸性水排水管１４に選択的に流
すことができるようになっている。
は、アルカリイオン水排水管１３から分岐した混合管路
２１が酸性水排水管１４に接続されているとともに、分
岐部に電動の流路切換弁２２が設けられており、これに
よりアルカリイオン水排水管１３の水をカラン５のアル
カリ水排水口４ａと前記酸性水排水管１４に選択的に流
すことができるようになっている。
【００１３】前記薬液添加装置１７と混合管路２１は、
電解槽２で電解生成された陽極室１１の水と陰極室１０
を混合して給水の全量を次亜塩素酸を多く含む殺菌水を
生成するためのもので、塩化ナトリウムなどの塩化物塩
は電解混合水の塩素濃度を調整し、また塩酸は前記電解
生成水のｐＨをｐＨ３〜８、好ましくはｐＨ４〜７に調
整して所望の次亜塩素酸殺菌水を調整する。
電解槽２で電解生成された陽極室１１の水と陰極室１０
を混合して給水の全量を次亜塩素酸を多く含む殺菌水を
生成するためのもので、塩化ナトリウムなどの塩化物塩
は電解混合水の塩素濃度を調整し、また塩酸は前記電解
生成水のｐＨをｐＨ３〜８、好ましくはｐＨ４〜７に調
整して所望の次亜塩素酸殺菌水を調整する。
【００１４】かくして、図１の装置は、薬液添加装置１
７の開閉弁２０を閉じ、混合管路２１の流路切換弁２２
をカラン５のアルカリ水排水口４ａ側に開いた状態で電
解槽２に通水される水を電解すると、電解槽２内でアル
カリイオン水と酸性水が各別に生成され、アルカリ水は
アルカリ水排水管路１３を通ってカラン５のアルカリ水
排水口４ａから取水され、酸性水は酸性水排水管１４を
通って排水される。
７の開閉弁２０を閉じ、混合管路２１の流路切換弁２２
をカラン５のアルカリ水排水口４ａ側に開いた状態で電
解槽２に通水される水を電解すると、電解槽２内でアル
カリイオン水と酸性水が各別に生成され、アルカリ水は
アルカリ水排水管路１３を通ってカラン５のアルカリ水
排水口４ａから取水され、酸性水は酸性水排水管１４を
通って排水される。
【００１５】他方、薬液添加装置１７の開閉弁２０を開
き、混合管路２１の流路切換弁２２を酸性水排水管１４
側に開いた状態で電解槽２に通水される水を電解する
と、電解槽２の陰極室１０から排水された電解水は陽極
室１１から排水される水に合流して給水の全量が次亜塩
素酸水を多く含む殺菌水となって酸性水排水管１４を通
って排水口４ｂから取出される。この場合、水中の遊離
残留塩素はｐＨ３〜８の範囲のときにその８０％以上が
次亜塩素酸の形で存在するので、次亜塩素酸を効率良く
生成するためには、混合水のｐＨが３〜８、好ましくは
ｐＨ４〜７になるように前記薬液添加量を調整する。こ
のようにして、図１の装置は電解によるアルカリイオン
水と次亜塩素酸殺菌水を選択的に生成することができ
る。
き、混合管路２１の流路切換弁２２を酸性水排水管１４
側に開いた状態で電解槽２に通水される水を電解する
と、電解槽２の陰極室１０から排水された電解水は陽極
室１１から排水される水に合流して給水の全量が次亜塩
素酸水を多く含む殺菌水となって酸性水排水管１４を通
って排水口４ｂから取出される。この場合、水中の遊離
残留塩素はｐＨ３〜８の範囲のときにその８０％以上が
次亜塩素酸の形で存在するので、次亜塩素酸を効率良く
生成するためには、混合水のｐＨが３〜８、好ましくは
ｐＨ４〜７になるように前記薬液添加量を調整する。こ
のようにして、図１の装置は電解によるアルカリイオン
水と次亜塩素酸殺菌水を選択的に生成することができ
る。
【００１６】混合管路２１の流路切換弁２２と薬液添加
装置１７の開閉弁２０はいずれも信号によって操作され
る電動弁を使用するとともに、これらの電動弁の操作ス
イッチ２３をカラン５のボディに設け、実際に目的の水
を使用する位置でアルカリイオン水と次亜塩素酸殺菌水
の電解整水を選択して制御できるようにしてある。
装置１７の開閉弁２０はいずれも信号によって操作され
る電動弁を使用するとともに、これらの電動弁の操作ス
イッチ２３をカラン５のボディに設け、実際に目的の水
を使用する位置でアルカリイオン水と次亜塩素酸殺菌水
の電解整水を選択して制御できるようにしてある。
【００１７】図２は本発明の他の実施形態を示すもの
で、図１と同一参照記号は同一の部材を示している。す
なわち、図２の電解整水装置１も図１と同様の連続式電
解水生成機１５を構成する本体３とカラン５を備えてい
る。図２の装置は上記の構成に加え、電解槽２の給水管
１２から流路切換弁２４を介して分岐させたバイパス管
路２５が電解槽２の酸性水排水管１４に接続されている
とともに、バイパス管路２５に次亜塩素酸ナトリウム
（ＮａＣｌＯ）の混合部２６が介装されている。
で、図１と同一参照記号は同一の部材を示している。す
なわち、図２の電解整水装置１も図１と同様の連続式電
解水生成機１５を構成する本体３とカラン５を備えてい
る。図２の装置は上記の構成に加え、電解槽２の給水管
１２から流路切換弁２４を介して分岐させたバイパス管
路２５が電解槽２の酸性水排水管１４に接続されている
とともに、バイパス管路２５に次亜塩素酸ナトリウム
（ＮａＣｌＯ）の混合部２６が介装されている。
【００１８】給水管１２の流路切換弁２４は供給原水を
電解槽２側とバイパス管路２５側に選択的に切換えて給
水するもので、電動弁を用い、図１と同様に、カラン５
に設置したスイッチ２３で切換操作されるようになって
いる。
電解槽２側とバイパス管路２５側に選択的に切換えて給
水するもので、電動弁を用い、図１と同様に、カラン５
に設置したスイッチ２３で切換操作されるようになって
いる。
【００１９】かくして、図２の装置は、流路切換弁２４
を電解槽２側に開き、電解槽２に原水を給水しながら電
解することにより、図１の装置と同様にアルカリイオン
水と酸性水が生成され、アルカリイオン水はカラン５の
アルカリ水排水口４ａから排水され、酸性水は酸性水排
水管４ｂから排水される。他方、流路切換弁２４をバイ
パス管路２５側に開くと、原水はバイパス管路２５を通
り、混合部２６で添加される次亜塩素酸ナトリウムを希
釈して所望の濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に調整
され、酸性水排水管１４を通して排水される。もちろ
ん、この場合は電解槽２への電解電圧の印加は停止させ
る。このようにして、アルカリイオン水と次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液が選択的に生成される。
を電解槽２側に開き、電解槽２に原水を給水しながら電
解することにより、図１の装置と同様にアルカリイオン
水と酸性水が生成され、アルカリイオン水はカラン５の
アルカリ水排水口４ａから排水され、酸性水は酸性水排
水管４ｂから排水される。他方、流路切換弁２４をバイ
パス管路２５側に開くと、原水はバイパス管路２５を通
り、混合部２６で添加される次亜塩素酸ナトリウムを希
釈して所望の濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液に調整
され、酸性水排水管１４を通して排水される。もちろ
ん、この場合は電解槽２への電解電圧の印加は停止させ
る。このようにして、アルカリイオン水と次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液が選択的に生成される。
【００２０】
【効果】本発明は家庭用のアンダ−シンク型電解整水装
置によって飲用のアルカリイオン水と殺菌効果の顕著な
殺菌水を選択的に生成することができるので電解整水装
置の用途が拡がり、付加価値が増大する。
置によって飲用のアルカリイオン水と殺菌効果の顕著な
殺菌水を選択的に生成することができるので電解整水装
置の用途が拡がり、付加価値が増大する。
【００２１】家庭の台所で必要なときに、必要な量の強
力な殺菌水が手軽に得られるので食品や食器類の衛生管
理が著しく向上する。
力な殺菌水が手軽に得られるので食品や食器類の衛生管
理が著しく向上する。
【００２２】流路切換弁の操作でアルカリイオン水と殺
菌水が常に別の排水口から取水されるので、両者の水を
誤って使用するおそれがない。また、水を使用するカラ
ンの前で切換操作ができるので操作がし易く、使い勝手
が良い。
菌水が常に別の排水口から取水されるので、両者の水を
誤って使用するおそれがない。また、水を使用するカラ
ンの前で切換操作ができるので操作がし易く、使い勝手
が良い。
【図１】 本発明の実施形態によるアンダ−シンク型連
続式電解整水装置の概略構成図。
続式電解整水装置の概略構成図。
【図２】 本発明の他の実施形態によるアンダ−シンク
型連続式電解整水装置の概略構成図。
型連続式電解整水装置の概略構成図。
１…電解整水装置 ２…電解槽 ３…本体 ４ａ、４ｂ…排水口 ５…カラン ６…キッチン台 ７…陰電極 ８…陽電極 ９…電解隔膜 １０…陰極室 １１…陽極室 １２…給水管 １３…アルカリ水排水管 １４…酸性水排水管 １５…連続式電解水生成機 １６…浄水器 １７…薬液添加装置 １８…薬液タンク １９…薬液供給管 ２０…開閉弁 ２１…混合管路 ２２…流路切換弁 ２３…操作スイッチ ２４…流路切換弁 ２５…バイパス管路 ２６…混合部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｃ ５５０Ｄ ５６０ ５６０Ｆ 1/76 1/76 Ａ
Claims (2)
- 【請求項１】 給水管から供給される水を電解してアル
カリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッチン台下
に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水管路及び
／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッチン台上
に取り付けるようにしたカラン付きのアンダーシンク型
連続式電解整水装置であって、前記電解槽の水に塩化物
塩水溶液と塩酸を開閉弁を介して選択的に供給する薬液
添加装置と；前記電解整水装置のアルカリ水排水管路か
ら流路切換弁を介して分岐し、前記酸性水排水管路に接
続した混合管路と；を備え、これにより、前記薬液を添
加した水を電解して得たアルカリ水と酸性水を混合して
次亜塩素酸殺菌水を生成するとともに、少なくとも前記
混合管路の流路切換弁と薬液添加装置の開閉弁を制御す
るスイッチを前記カランに配設したことを特徴とするカ
ラン付きアンダーシンク型連続式電解整水装置 - 【請求項２】 給水管から供給される水を電解してアル
カリ水と酸性水に整水する有隔膜電解槽をキッチン台下
に設置し、前記有隔膜電解槽のアルカリ水排水管路及び
／又は酸性水排水管路に接続したカランをキッチン台上
に取り付けるようにしたカラン付きのアンダーシンク型
連続式電解整水装置であって、記電解槽の給水管から流
路切換弁を介して分岐され、前記酸性水排水管に接続さ
れたバイパス管路と；このバイパス管路を流れる水に次
亜塩素酸ナトリウムを添加して次亜塩素酸ナトリウム水
溶液を生成する薬液供給部と；からなり、前記流路切換
弁を制御するスイッチを前記カランに配設したことを特
徴とするカラン付きアンダーシンク型連続式電解整水装
置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8874497A JPH10263542A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | アルカリイオン水と殺菌水を選択的に生成するアンダーシンク型連続式電解整水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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| JPH10263542A true JPH10263542A (ja) | 1998-10-06 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP8874497A Pending JPH10263542A (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | アルカリイオン水と殺菌水を選択的に生成するアンダーシンク型連続式電解整水装置 |
Country Status (1)
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