JPH10262085A - ケーブル配設システム - Google Patents

ケーブル配設システム

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JPH10262085A
JPH10262085A JP9064320A JP6432097A JPH10262085A JP H10262085 A JPH10262085 A JP H10262085A JP 9064320 A JP9064320 A JP 9064320A JP 6432097 A JP6432097 A JP 6432097A JP H10262085 A JPH10262085 A JP H10262085A
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JP
Japan
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power supply
branch
line
supply voltage
master station
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JP9064320A
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Inventor
Ryoichi Okuda
量一 奥田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源線における電源電圧が所要値以下の場合に
そのことの警告あるいは自動的な可変制御を可能にす
る。 【解決手段】親局側1にそれぞれ接続されている分岐元
信号線6aと分岐元電源線6bそれぞれを複数の箇所に
おいて子局側4a〜4nにそれぞれ接続されている分岐
先信号線8aと分岐先電源線8bそれぞれに分岐接続
し、分岐元と分岐先両信号線6a、8aを介して親局側
1と子局4a〜4n側との間で通信を行うとともに、該
電源装置2から供給される電源を分岐元と分岐先両電源
線6b,8bを介して子局側4a〜4nに供給し、分岐
元電源線6bの末端電源電圧を電圧計9で検出するとと
もに、その検出に係る信号を分岐先信号線6aを介して
親局側1に送信する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親局側にそれぞれ
接続されている分岐元信号線と分岐元電源線それぞれを
1または複数の箇所において子局側にそれぞれ接続され
ている分岐先信号線と分岐先電源線それぞれに分岐接続
し、親局側は親局と電源装置とを含みかつ該親局によっ
て分岐元と分岐先両信号線を介して子局側との間で通信
を行うとともに、該電源装置から供給される電源を分岐
元と分岐先両電源線を介して子局側に供給するケーブル
配設システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のケーブル配設システムとして
は、例えば親局と複数の子局との間で、電源の供給や信
号の送受を行うようにした、いわゆるファクトリーオー
トメーションシステムが挙げられる。以下、図7を参照
してこのようなケーブル配設システムについて説明する
と、50は電源装置51と親局52とからなる親局側、
53a〜53nは子局である。電源装置51と親局52
とは一対の基本電源線54で接続されている。親局52
からは基幹ケーブルとしての分岐元ケーブル55が配設
されている。分岐元ケーブル55は一対の分岐元信号線
55aと、一対の分岐元電源線55bとから構成されて
いる。この分岐元ケーブル55の途中部には分岐コネク
タ56が配備されている。各分岐コネクタ56それぞれ
には支線ケーブルとしての分岐先ケーブル57が接続さ
れている。分岐先ケーブル57それぞれは一対の分岐先
信号線57aと一対の分岐先電源線57bとが接続され
ている。
【0003】親局52は電源装置51から基本電源線5
4を介して与えられる電源を分岐元電源線55bに供給
する。分岐元電源線55bに供給された電源は各分岐コ
ネクタ56それぞれを介して各分岐先電源線57bそれ
ぞれを経て各子局53a〜53nに供給されることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したケーブル配設
システムにおいては、分岐元ケーブル長が長くなればな
る程また接続される子局53a〜53nの数が増大すれ
ばするほど分岐元電源線55b末端方向における子局5
3a〜53nに供給される電源電圧が低下してきて、子
局53a〜53nが正常に機能するのに必要とする電源
電圧以下にまで低下してしまうことがある。
【0005】こうした電源電圧の低下を回避するために
はシステムの使用者が子局53a〜53nそれぞれにお
ける電源電圧を測定しその測定から子局53a〜53n
での電源電圧が所要値以下である場合には電源装置51
を調整して子局53a〜53nでの電源電圧を所要値に
する調整作業が要求されることになる。しかしながら、
こうしたシステムでのケーブル配設長が例えば5〜50
mというように非常に長いような場合での調整作業は使
用者一人ではたいへんな労力と時間とが必要となってく
る。
【0006】こうした上述のシステムの課題に鑑みて、
例えば図8で示すようなケーブル配設システムもある。
このシステムにおいては、親局52側からみて末端に位
置する分岐コネクタ56と電源装置51との間に一対の
リモートセンシング線58を接続し、この末端電源電圧
をこの一対のリモートセンシング線58を介して電源装
置51にフィードバックさせるとともに、この一対のリ
モートセンシング線58を介して得られた電源電圧デー
タから電源装置51を制御し、子局53a〜53nでの
電源電圧を所要値にする自動制御もあるが、このリモー
トセンシング方式による場合では、上述の分岐元の信号
線55aとか電源線55bとは別に一対のリモートセン
シング線58の配設が必要となるので、こうしたシステ
ムが特徴としている省配線化、低コスト化が損なわれて
しまうという課題が残されてしまう。
【0007】したがって、本発明においては、システム
の特徴とする省配線化、低コスト化を生かしながら、電
源電圧の調整を容易に行えるようにすることを主たる解
決すべき課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、親局
側にそれぞれ接続されている分岐元信号線と分岐元電源
線それぞれを1または複数の箇所において子局側にそれ
ぞれ接続されている分岐先信号線と分岐先電源線それぞ
れに分岐し、前記分岐元信号線と分岐先信号線を介して
親局側と子局側との間で通信を行うとともに、該親局側
から供給される電源を前記分岐元電源線と分岐先電源線
を介して子局側に供給するケーブル配設システムにおい
て、前記いずれかの電源線の任意の箇所における電源電
圧を検出するとともに、その検出に関連した信号を前記
いずれかの信号線を介して親局側および子局側のうちの
少なくともいずれかに送信することによって上述の課題
を解決している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ケーブル配設システムについて図面を参照して詳細に説
明する。
【0010】実施の形態1 図1は本発明の実施形態1に係るケーブル配設システム
の構成を示す図である。
【0011】同図を参照して、1は電源装置2と親局3
とからなる親局側、4a,4b,…,4nは子局であ
る。電源装置2と親局3とは一対の基本電源線5で接続
されている。親局3からは基幹ケーブルとしての分岐元
ケーブル6が配設されている。分岐元ケーブル6は一対
の分岐元信号線6aと、一対の分岐元電源線6bとから
構成されている。この分岐元ケーブル6の各途中部には
複数の分岐コネクタ7が配備されている。各分岐コネク
タ7それぞれには支線ケーブルとしての分岐先ケーブル
8が接続されている。各分岐先ケーブル8それぞれは一
対の分岐先信号線8aと一対の分岐先電源線8bとから
構成されている。分岐元信号線6aと分岐元電源線6b
それぞれは分岐コネクタ7内において分岐先信号線8a
と分岐先電源線8bそれぞれの一端側に接続されてい
る。これら分岐先信号線8aと分岐先電源線8bそれぞ
れの末端側に子局4a,4b,…,4nが接続されてい
る。
【0012】親局3は電源装置2から電源線5を介して
与えられる電源を分岐元電源線6bに供給する。分岐元
電源線6bに供給された電源は各分岐コネクタ7それぞ
れを介して各分岐先電源線8bそれぞれを経て各子局4
a,4b,…,4nに供給されることになる。
【0013】こうして親局側1にそれぞれ接続されてい
る分岐元信号線6aと分岐元電源線6bそれぞれが1ま
たは複数の箇所、本実施の形態1においては複数の箇所
において子局側4a,4b,…,4nにそれぞれ接続さ
れている分岐先信号線8aと分岐先電源線8bそれぞれ
に分岐接続され、親局側1においては、親局3によって
分岐元と分岐先両信号線6a,6bを介して子局4a,
4b,…,4n側との間で通信を行うとともに、電源装
置2から供給される電源を分岐元と分岐先両電源線6
a,6bを介して子局4a,4b,…,4n側に供給す
るケーブル配設システムが構成されている。
【0014】そして、実施の形態1においては、上述の
電源線6b、8bの任意の箇所として分岐元電源線6b
の末端における電源電圧を検出するとともに、その検出
電圧を分岐元信号線6aを介して親局3に通信するよう
になっているすなわち、実施の形態1においては、分岐
元ケーブル6内の分岐元電源線6bの末端電源電圧を検
出する電圧検出手段としての機能と、この電圧検出手段
からの検出出力に基づいて末端電源電圧に関する通信デ
ータを生成する通信手段としての機能とを備えた電圧計
9が配備されている。そして、親局3は、分岐元信号線
6aを電圧計9に解放制御することで電圧計9からの通
信データを受信し、受信した通信データから電源電圧が
所要値以下であることが示されているときには、そのこ
とを警告動作するようになっている。
【0015】そのため、親局3は、制御手段3aを有
し、この制御手段3aは一対の分岐元信号線6aに接続
されるとともに、分岐元電源線6bを内部に通して電源
装置2側に接続している。また、電圧計9は、上記機能
の実現のために電圧検出手段9aと、通信手段9bと、
制御手段9cとを有した通信機能付電圧計として構成さ
れており、その内部において電圧検出手段9aは一対の
分岐元電源線6bに接続され、通信手段9bは一対の分
岐元信号線6aに接続され、制御手段9cは電圧検出手
段9aと通信手段9bとにそれぞれ接続されている。
【0016】そして、電圧検出手段9aにおいては、分
岐元電源線6bの末端電源電圧を検出し、その検出出力
を制御手段9cに出力する。このような電圧検出手段9
aは周知の電圧検出で可能であるからその詳しい構成の
説明は省略する。
【0017】制御手段9cにおいては、電圧検出手段9
aからの検出出力を内部に記憶されている所要値と比較
し、その末端電源電圧が所要値以下であるかどうかの通
信データを生成して、通信手段9bに出力する。このよ
うな制御手段9cとしては例えばオペアンプの正転端子
+に電圧検出手段9a出力を接続し、逆転端子−に基準
電圧を接続し、この基準電圧を所要値に設定しておけ
ば、電圧検出手段9a出力が所要値以下であるかどうか
に対応した出力を出力できるようにして構成できるし、
また、このようなハードウエア的な構成でなくてもソフ
トウエア的に構成しても構わない。通信手段9bにおい
ては、制御手段9cからの通信データを分岐元信号線6
aを介して親局3に送信するようになっている。この通
信手段9bとしては制御手段9cからの出力に応答して
パルス列を分岐先信号線8aを介して親局3に通信デー
タとして送信しても構わないし、分岐先信号線8aの電
位を変化させることで通信データとして送信させても構
わず、その通信データの送信形態は問わない。
【0018】動作を図2のフローチャートを参照して説
明すると、ステップn1〜n7は親局3の制御手段3a
の動作を示すものであり、ステップn8〜n10は電圧
計9の動作を示すものである。親局3の制御手段3a
は、ステップn1において分岐元信号線6aを電圧計9
との間の通信のための通信路として解放し、ステップn
2において電圧計9に対して通信データの送信を要求す
る。ステップn3において親局3の制御手段3aは、こ
の送信要求に応答した電圧計9からの通信データを受信
すると、ステップn4においてその通信データから末端
電源電圧が所要値以下であるかどうかを判断する。所要
値以下でない正常な場合は、親局3の制御手段3aは、
ステップn5で電圧計9との通信のために解放していた
通信路を閉じ、子局側に解放する。ステップn6で所定
時間が経過すると、再びステップn1に戻り、親局3の
制御手段3aは、電圧計9との間の通信データの送受信
のための通信路を解放する。
【0019】そして、親局3の制御手段3aは、ステッ
プn4で末端電源電圧が所要値以下であると判断する
と、ステップn7で異常警告手段3bを制御してそのこ
とを異常警告する。この警告は例えばLEDなどの表示
器を点灯駆動することによる警告表示でもよいし、ブザ
ーなどを駆動することによる音声警告でもよいし、その
手段は一切問わない。
【0020】一方、電圧計9の制御手段9cにおいて
は、ステップn8において前記ステップn3での通信デ
ータ要求を通信手段9bを介して親局3から受信する
と、ステップn9では電圧検出手段9aで検出されてい
る末端電源電圧が所要値以下であるかどうかを判別した
うえでそのデータをステップn10で通信手段9bを介
して通信データとして親局3に送信する。
【0021】このようにして本実施の形態1のケーブル
配設システムにおいては、一定時間毎に末端電源電圧を
監視していることで子局4a〜4nそれぞれには所要の
電源電圧を供給できることから、子局4a〜4nは正常
に動作できシステムとしての信頼性が向上する。
【0022】なお、本実施の形態1においては、末端電
源電圧を監視しているが、必ずしもこれに限定されるも
のではなく、例えば分岐先電源線8bに電圧計9を接続
し、親局3はこの電圧計9との間で通信データの受信が
できるようしても構わない。
【0023】この場合、親局3は電圧計9が配備される
分岐先電源線8bの特定の子局を認識することで、この
子局4a〜4nにおける電源電圧が所要値以下であるか
どうかを監視できるので便利である。もちろん、この電
圧計9を各子局4a〜4n側それぞれの分岐先電源線8
bに配備しても構わない。
【0024】実施の形態2 図3を参照して本発明の実施の形態2に係るケーブル配
設システムについて説明すると、この実施の形態2にお
けるケーブル配設システムにおいては、親局側1が分岐
元信号線6aと分岐元電源線6bとを介して電圧計9に
接続されているつのみならず、親局側1内の電源装置2
が制御手段2aを有しており、親局3が電圧計9側の分
岐元信号線6aと電源装置2側の分岐元信号線6a’と
にそれぞれ接続されている。そして、親局3は電圧計9
側から分岐先信号線8aを介して末端電源電圧が所要値
以下であるとする通信データを受信したときには電源装
置2内の制御手段2aに対して分岐元信号線6a’を介
して末端電源電圧が所要値になるように制御出力を出力
する。これによって、電源装置2内の制御手段2aは電
源2bを制御して電源電圧を可変制御して子局4a〜4
nに所要の電圧が供給されるようになっている。
【0025】以下、実施の形態2の動作を図4のフロー
チャートを参照して説明すると、ステップn1〜n6は
上述の実施の形態1と同様であるのでその説明は省略す
るが、実施の形態2においては末端電源電圧が所要値以
下であるときは親局3の制御手段3aは、ステップn7
で電源装置2の制御手段2aを制御し、これによって、
電源2bは末端電源電圧を所要値にするように可変制御
される。したがって、実施の形態2のケーブル配設シス
テムによれば、実施の形態1のように単に警告でおわる
のではなく、具体的に末端電源電圧を所要値に自動的に
可変制御できるから、使用者が従来のような労力と時間
とを要することなく、末端電源電圧を正常にして子局の
正常な動作を確保できシステムとしての信頼性は大きく
向上することになる。
【0026】実施の形態3 図5を参照して本発明の実施の形態3に係るケーブル配
設システムについて説明すると、この実施の形態3にお
けるケーブル配設システムにおいては、分岐元信号線6
aが親局3のみならず電源装置2にも接続されており、
末端電源電圧が所要値以下であるときは電源装置2内の
制御手段2aが直接、電源2bを制御して末端電源電圧
を所要値になるように可変制御するようになっている。
【0027】以下、実施の形態3の動作を図6のフロー
チャートを参照して説明すると、実施の形態3において
は末端電源電圧の制御を電源装置2で行うようになって
おり、その電源装置2の制御手段2aの制御動作は、上
述の実施の形態1で説明したステップn1〜n6におけ
る親局3の制御手段3aと同様であるのでその説明は省
略するが、実施の形態3においては末端電源電圧が所要
値以下であるときはステップn7で電源装置2の制御手
段2aが末端電源電圧を所要値になるように可変制御す
るのである。したがって、実施の形態3のケーブル配設
システムによれば、実施の形態2と同様にして実施の形
態1のように単に警告でおわるのではなく、具体的に末
端電源電圧を所要値に自動的に可変制御できるから、使
用者が従来のような労力と時間とを要することなく、末
端電源電圧を正常にして子局の正常な動作を確保できシ
ステムとしての信頼性は大きく向上することになる。
【0028】なお、いずれの実施の形態においても電圧
計9において電圧検出手段9aと通信手段9bと制御手
段9cとを一体に備えたが、これらは個別に備えられて
もよく例えば電圧検出手段9aのみを分岐元信号線6a
の末端に配置し、通信手段9bと制御手段9cとはその
末端の位置とは別の位置に配置しても構わない。
【0029】なお、上述の実施の形態においては、電圧
計9からの通信データは分岐元信号線6aを介して親局
側1に送信されているが、これに限定されるものではな
く、例えば子局4a〜4nに送信されてもよく、要する
に、親局側1における電源装置2、親局3および子局4
a〜4nのうちの少なくともいずれかに送信できるよう
にしても構わない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のケーブル配設シス
テムによれば、親局側にそれぞれ接続されている分岐元
信号線と分岐元電源線それぞれを1または複数の箇所に
おいて子局側にそれぞれ接続されている分岐先信号線と
分岐先電源線それぞれに分岐し、前記分岐元信号線と分
岐先信号線を介して親局側と子局側との間で通信を行う
とともに、該親局側から供給される電源を前記分岐元電
源線と分岐先電源線を介して子局側に供給するケーブル
配設システムにおいて、前記いずれかの電源線の任意の
箇所における電源電圧を検出するとともに、その検出に
関連した信号を前記いずれかの信号線を介して親局側お
よび子局側のうちの少なくともいずれかに送信すること
から、親局側あるいは子局側は、この通信内容から判断
して電源線の任意の箇所における電源電圧が所要値以下
であるときはその電源電圧を所要値に制御することが可
能となり、これによって、従来のように電源電圧の低下
を回避するためにはシステムの使用者が任意の箇所例え
ば子局における電源電圧を測定しその測定から子局での
電源電圧が所要値以下である場合には電源装置を調整し
て子局での電源電圧を所要値にする面倒な調整作業が要
求されずに済むうえ、さらに従来のリモートセンシング
方式のようにその任意の箇所に上述の分岐元の信号線と
か電源線とは別に一対のリモートセンシング線を接続し
て配線が増大するといった課題も解決され、こうしたシ
ステムが特徴としている省配線化、低コスト化を生かす
ことが可能となる。
【0031】本発明のケーブル配設システムにおいて前
記通信データの内容から前記電源電圧が所要値以下であ
るときは警告動作可能とした場合では使用者はこの警告
から即座に子局の誤動作を防止する対策をたてられる。
【0032】本発明のケーブル配設システムにおいて前
記電源電圧が所要値以下であるときはその電源電圧を所
要値になるように可変制御可能とした場合では使用者は
何らの労力とか時間とかを要することなく電源電圧が所
要値に自動的に制御できるので、安心してシステムを取
り扱うことができる。
【0033】本発明のケーブル配設システムにおいて前
記電源電圧を前記分岐元電源線の末端側で検出するよう
にした場合では子局が多数になってもすべての子局が誤
動作することのないように電源電圧を監視できることに
なり、この点でのシステムの信頼性を向上できる。
【0034】本発明のケーブル配設システムにおいて電
圧検出手段と通信手段とを備えた通信機能付電圧計を電
源線の任意の箇所に配置した場合ではこれら手段が別々
に構成されている場合にくらべてシステムの配置に関し
てのコンパクト化の達成ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のケーブル配設システムの
構成図
【図2】実施の形態1の動作説明に供するフローチャー
【図3】実施の形態2のケーブル配設システムの構成図
【図4】実施の形態2の動作説明に供するフローチャー
【図5】実施の形態3のケーブル配設システムの構成図
【図6】実施の形態3の動作説明に供するフローチャー
【図7】従来のケーブル配設システムの構成図
【図8】他の従来のケーブル配設システムの構成図
【符号の説明】
1 親局側 2 電源装置 3 親局 4a〜4n 子局 6 分岐元ケーブル 6a 分岐元信号線 6b 分岐元電源線 7 分岐コネクタ 8 分岐先ケーブル 8a 分岐先信号線 8b 分岐先電源線 9 電圧計 9a 電圧検出手段 9b 通信手段 9c 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局側にそれぞれ接続されている分岐元信
    号線と分岐元電源線それぞれを、1または複数の箇所に
    おいて、子局側にそれぞれ接続されている分岐先信号線
    と分岐先電源線それぞれに分岐し、前記分岐元信号線と
    分岐先信号線を介して親局側と子局側との間で通信を行
    うとともに、該親局側から供給される電源を前記分岐元
    電源線と分岐先電源線を介して子局側に供給するケーブ
    ル配設システムにおいて、前記いずれかの電源線の任意
    の箇所における電源電圧を検出するとともに、その検出
    に関連した信号を前記いずれかの信号線を介して親局側
    および子局側のうちの少なくともいずれかに送信するこ
    とを特徴とするケーブル配設システム。
  2. 【請求項2】前記送信された信号に係る通信データの内
    容から前記電源電圧が所要値以下であるときは警告動作
    可能とされていることを特徴とする請求項1に記載のケ
    ーブル配設システム。
  3. 【請求項3】前記送信された信号に係る通信データの内
    容から電源電圧が所要値以下であるときは前記電源電圧
    が所要値になるように可変制御可能とされていることを
    特徴とする請求項1に記載のケーブル配設システム。
  4. 【請求項4】前記電源線の任意の箇所が前記分岐元電源
    線の末端側であることを特徴とする請求項1ないし3い
    ずれかに記載のケーブル配設システム。
  5. 【請求項5】前記電源電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段からの検出に係る信号を送信する通信
    手段とを備え、これらが通信機能付電圧計として前記電
    源線の任意の箇所に配置されることを特徴とする請求項
    1ないし4いずれかに記載のケーブル配設システム。
JP9064320A 1997-03-18 1997-03-18 ケーブル配設システム Pending JPH10262085A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003295914A (ja) * 2001-05-21 2003-10-17 Omron Corp スレーブ及びノード並びに処理装置及び処理方法並びにネットワーク電源モニタシステム及び電源モニタ方法並びに入出力機器電源モニタシステム及びネットワークシステムのモニタ方法
JP2006344235A (ja) * 2001-05-21 2006-12-21 Omron Corp スレーブ
JP2019149644A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 ワイヤレスマイクシステム、受信機及び給電方法

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