JPH10261882A - カードモジュールのケースの着脱装置 - Google Patents

カードモジュールのケースの着脱装置

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JPH10261882A
JPH10261882A JP6599297A JP6599297A JPH10261882A JP H10261882 A JPH10261882 A JP H10261882A JP 6599297 A JP6599297 A JP 6599297A JP 6599297 A JP6599297 A JP 6599297A JP H10261882 A JPH10261882 A JP H10261882A
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card module
lock
locking
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真一 犀川
Ryoji Tajika
良二 多鹿
Atsushi Kijima
淳 木嶋
Kazuma Hirooka
一馬 廣岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードモジュールを格納したケースを容易に
マウンティングベースに着脱できるようにすることによ
り、コスト低減、品質安定および作業効率の向上を図
る。 【解決手段】 カードモジュール2を格納したケース1
にスライド可能に取付けられたロックバー4のロック用
つめ8,9とマウンティングベース3に設けられたロッ
ク用つめ7を係合させることにより、ケース1をマウン
ティングベース3に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カードモジュー
ルをシャーシのマウンティングベースに固定および固定
解除(取り外し)する際に、ケースのロック機構によっ
て固定および固定解除(取り外し)されるようにしたカ
ードモジュールのケースの着脱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のカードモジュールをマウ
ンティングベースに固定する状態を示す斜視図である。
図において、4角形の枠形ケース31にカードモジュー
ル32が格納されており、このケース31の背面パネル
31aの上下部に突設したガイドポスト33を、これに
対向するよう他方のマウンティングベース34に設けら
れたガイドポスト取り付け穴35に嵌合する。そしてこ
のとき、ケース31が落下しないようにケース31を手
で支えておき、次にケース31の上下部に標準品として
付属している長ネジ36をケース31の前面パネル31
b側よりドライバーでマウンティングベース34の穴3
8を用いて締めていくことにより、この長ネジ36のネ
ジ部37により、カードモジュール32を格納したケー
ス31と、マウンティングベース34を固定させること
ができる。また、ケース31をマウンティングベース3
4より固定解除(取り外し)する際には、上記と同様に
してケース31が落下しないよう手で支えておき、長ネ
ジ36をドライバーでマウンティングベース34より外
すことにより、固定解除(取り外し)させることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカードモジュー
ルのケースの着脱装置は以上のように構成されており、
ケースをマウンティングベースに固定する際には長ネジ
を使用していたが、長ネジのコストが高価であり、また
長ネジをきつく締め付けることにより生じる前面パネル
部の内側への反りや、締め付け時に生じる長ネジの頭部
と前面パネルとの微妙な浮き等が生じてしまい、品質の
安定した長ねじを提供することが困難であった。
【0004】また、ケースをマウンティングベースに取
り付けたり、又取り外したりする場合には、ケース落下
防止のため、片方の手でケースを支えておいた状態で長
ネジの締め付け、及び取り外しを行わなければならない
ので、作業効率が悪かった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ケースとマウンティングベ
ースとの固定にロックバーとロック用つめによるロック
機構を採用することにより、長ネジを不要とし、さらに
また、ロック機構にホルダ機能を持たせることにより、
ケース着脱時の落下防止が可能となり、コスト低減、品
質安定および作業効率の向上を図ることを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るカードモジュールのケースの着脱装置は、カードモジ
ュールを格納したケースにロック用つめが形成されたロ
ックバーをスライド可能に取付けると共に、マウンティ
ングベースにケース側のロック用つめと係合するロック
用つめを設けたものである。
【0007】この発明の請求項2に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、カードモジュールを格納した
ケースにロック用つめが形成されたロックバーをスライ
ド可能に取付けると共に、マウンティングベースにケー
スを支えるためのホルダを取付け、このホルダにケース
側のロック用つめと係合するロック用つめを設けたもの
である。
【0008】この発明の請求項3に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、カードモジュールを格納した
ケースにロック用つめが形成されたロックバーをスライ
ド可能に取付けると共に、このケースにコネクタを設置
し、更にケース支えホルダにはケース側のロック用つめ
と係合するロック用つめを設けると共に、ケース側のコ
ネクタと嵌合するコネクタを設けたものである。
【0009】この発明の請求項4に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、端子台が取付けられた基板に
ケース支えホルダを固定したものである。
【0010】この発明の請求項5に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、端子台が取付けられた基板
に、ケース支えホルダとコネクタを固定するとともに、
上記コネクタと対向するケースに、上記基板のコネクタ
と嵌合するコネクタを設置したものである。
【0011】この発明の請求項6に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、ケース前部のロックバー取付
部にハンドルを設け、このハンドル内に上記ロックバー
を挿入させたものである。
【0012】この発明の請求項7に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、ケースの前面パネルの上下に
突き出た把手用つばを設けたものである。
【0013】この発明の請求項8に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、カードモジュールを格納した
ケースにおいて、カードモジュールを固定した前面パネ
ルと、ケース本体とを分離可能に構成したものである。
【0014】この発明の請求項9に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置は、ロックバーがケースの上下パ
ネルの内面に沿ってスライド可能に配置されるととも
に、このロックバーの先端部には、ロック用つめとロッ
ク解除用つめの2つのつめが連続して設けられていて、
これらのつめがケースの上下パネルにあけられた窓孔よ
り突出しており、マウンティングベース側には、上記ロ
ックバーのロック用つめと対応するロック用つめが設け
られている。
【0015】この発明の請求項10に係るカードモジュ
ールのケースの着脱装置は、ロックバーがケースの上下
パネルの内面に沿ってスライド可能に配置されるととも
に、このロックバーの先端部には、ロック用つめとロッ
ク解除用つめの2つのつめが連続して設けられていて、
これらのつめのうちロック解除用つめはケースの上下パ
ネルにあけられた窓孔より突出しており、一方のロック
用つめは上記窓孔から突出しないように構成されてお
り、マウンティングベース側には、上記ロックバーのロ
ック用つめと対応するロック用つめが設けられている。
【0016】この発明の請求項11に係るカードモジュ
ールのケースの着脱装置は、上下パネルに設けた窓孔
に、ロック用つめが係合する凹状のロック溝を設けたも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施形態1を図に基づ
いて説明する。図1は本発明におけるカードモジュール
のケースの着脱装置を示す斜視図、図2はそのロック部
位の拡大断面図であり、図において、4角形の枠形ケー
ス1にはカードモジュール2が格納されており、ケース
1のマウンティングベース3への固定および固定解除
(取り外し)は、ケース1の上下部にそれぞれ設置され
ているロックバー4のロック部位5と、これに対向して
マウンティングベース3の上下部にそれぞれ設置されて
いるロック部位6同士を、互いにロック及びロック解除
することにより行なう。
【0018】以下そのロック機構の詳細を述べる。マウ
ンティングベース3に突設された板状のロック部位6に
は、図2に示すような逆テーパ状の部位7aを持ったロ
ック用つめ7が1つ設けられている。他方、ロックバー
4のロック部位5には、2つのロック用つめ8,9が連
続して設けられており、そのうち、先の方のつめ8は逆
テーパ状の部位8aを持ったロック用つめであり、他方
のつめ9はロック解除用つめである。ケース1の上下の
パネル1c,1dの内面に沿って、それぞれガイド10
に保持されたロックバー4がスライド可能に設けられて
おり、その前端はケース1の前面パネル1bの穴を通し
て外部に突出している。またこの前面パネル1bには、
ケース1を前方に引き出す際に把持されるつば11が上
下に突設されている。又、ケース1の上下のパネル1
c,1dには、上記ロックバー4のロック用つめ8及び
ロック解除用つめ9が突き出るようにするとともに、上
記マウンティングベース3のロック用つめ7が引っかか
るための凹状のロック溝12を有する窓孔13が開けら
れている。なお、ケース1の背面パネル1aにはガイド
ピン14が設けられており、このガイドピン14はマウ
ンティングベース3に開けられた孔15に固定時嵌合す
るようになっている。
【0019】次に、ケース1をマウンティングベース3
に固定する時の、ロックバー4のロック部位5とマウン
ティングベース3のロック部位6同士のロック方法を図
に基づいて説明する。図2は互いのロック部位5,6同
士がロックされる前の状態を示した一部断面図であり、
図3は互いのロック部位5,6同士がロックされる直前
の状態を示した図である。図2の状態からケース1を挿
入することにより、図3のように、ロックバー4のロッ
ク用つめ8とマウンティングベース3のロック用つめ7
とを滑らせるが、このときバネ性を備えているマウンテ
ィングベース3のロック部位6がロックバー4のロック
用つめ8に持ち上げられる状態になる。
【0020】図3の状態からさらにケース1を押し込み
最後まで押し込んだ状態を図4に示す。図4はロックバ
ー4とマウンティングベース3の互いのロック部位5,
6同士がロックされた状態を示す部分断面図、図5は同
じく部分模式斜視図、図6は同じく一部平面図である。
なお、ロック用つめ7の幅は図5に示すように窓孔13
のロック溝12に係合するように設定されている。従っ
て、マウンティングベース3のロック用つめ7が、ロッ
クバー4のロック用つめ8に引っかかるとともに、ロッ
ク溝12にも引っかかることにより、ロックバー4のロ
ック用つめ8の逆テーパ状の部位8aと併せてケース1
を2重ロックしている。また、ロックバー4のロック用
つめ8とマウンティングベース3のロック用つめ7が互
いにロックされた瞬間、「カチッ」という音が聞こえる
為、より正確に互いがロックされたことを確認できるよ
うな構造になっている。
【0021】次に、ケース1をマウンティングベース3
から固定解除(取り外し)する時のロックバー4のロッ
ク部位5と、マウンティングベース3のロック部位6同
士のロック解除方法を図に基づいて説明する。図7は互
いのロック部位5,6同士がロック解除される直前の状
態を示した部分断面図であり、図8、図9は互いのロッ
ク部位5,6がロック解除された状態を示す平面図と斜
視図である。ケース1の取り外しを行う際は、まずロッ
クバー4を図4の係合の状態からさらに図の右方へ押し
込むことによって図7に示される状態となる。このよう
に、ロックバー4を押しながらケース1のつば11を持
って前方(図1におけるA方向)に少しケース1を引き
出すことにより、ロックバー4のロック解除用つめ9の
テーパ部上に沿って、マウンティングベース3のロック
用つめ7がスライドして上に跳ね上げられる状態になる
と同時に、図8および図9に示すように、マウンティン
グベース3のロック部位6がロック溝12から完全に外
れ、マウンティングベース3のロック用つめ7がケース
1のパネル1c上に乗ることにより、元のロック状態に
戻らない状態となり、ロックバー4のロック用つめ8
と、マウンティングベース3のロック部位6のロック用
つめ7とが完全に外れ、ケース1をマウンティングベー
ス3から固定解除(取り外し)することができる。
【0022】以上のように、ケース1をマウンティング
ベース3に固定するのに、ロックバーとロック用つめに
よるロック機構を採用することにより、長ネジが不要と
なり、コスト低減となると共に、ケース1の取り付け、
取り外しの際に工具が不要となって、作業効率の向上が
図れる効果がある。
【0023】実施の形態2.実施の形態1では、マウン
ティングベース3にケース1を固定するロック機能だけ
を有するロック部位を設けた場合について説明したが、
このロック部位にケース1のホルダ機能を持たせる構造
を採用することができる。以下、この発明の実施の形態
2を図10に基づいて説明する。図10は実施の形態2
によるカードモジュールのケースの着脱装置を示す斜視
図であり、図において、マウンティングベース3の上下
部にケース1を支えるためのホルダ16が設けられてお
り、このホルダ16にロック部位であるロック用つめ1
7が備えられている。以上のように構成することによ
り、ケース1をマウンティングベース3に固定する場
合、およびケース1をマウンティングベース3から固定
解除(取り外し)する場合に、ロックバー4のロック部
位5とマウンティングベース3のロック部位17同士が
ロックされていない場合でも、ホルダ16上にケース1
が保持されるので、ケース1の落下を防止することがで
きる。この結果として、ケース1の落下に伴なうケース
1の破損、およびケース1に格納されているカードモジ
ュール2の破壊並びに特性劣化を未然に防ぐことが出来
る効果がある。
【0024】また、ケース1をマウンティングベース3
に固定した際に、ケース1を支える機能を有するホルダ
16を有することにより、ケース1がホルダ16上に保
持されるので、ケース1固定時の安定性がより向上し、
ロックバー4とマウンティングベース3のそれぞれのロ
ック部位5,17同士の負担を軽減させることができる
効果がある。また、ケース1をマウンティングベース3
に取り付ける際に、ケース1を支えるためのホルダ16
がガイドの役目を果たし、スムーズに取り付け可能とな
る効果が得られる。
【0025】実施の形態3.実施の形態2では、マウン
ティングベース3に、ロック機構をも有するケース1の
支えホルダを設けることにより、ケース1を保持し支え
た例を示したが、このケース支えホルダにさらにコネク
タ固定機構を付加することもできる。以下、この発明の
実施の形態3を図11に基づいて説明する。図11は本
実施形態によるカードモジュールのケースの着脱装置を
示す斜視図であり、図において、上下部に各々ロック用
つめ18を有するケース支えホルダ19に、コネクタ2
0を固定し、このコネクタ20に対向するケース1にも
コネクタ21を設ける。それにより、カードモジュール
2の外部インタフェース電気信号をケース支えホルダ1
9に固定されたコネクタ20を経由して外部に引き出せ
る。
【0026】またこのようにすることで、このケース支
えホルダ19単独でカードモジュール2のロックおよび
電気的接続が実現できる。これにより、ケース支えホル
ダ19の裏面から外部とのインタフェースが行え、又外
部との接続を行った状態で、ケース1と共にカードモジ
ュール2の交換が可能となる効果がある。更にケース1
をロック機構5,18でロックすることにより、ネジ止
めによる固定が不要となり、作業効率の向上が図られる
効果がある。
【0027】実施の形態4.前記実施の形態1〜3で
は、ケース1を引き抜く場合、ケース1の上下に設けら
れたつば11を持って引き抜くようにしたが、ロックバ
ー4の部位にハンドル機能を持たせる構造を採用するこ
ともできる。以下、この発明の実施の形態4を図12に
基づいて説明する。図12は本実施形態によるカードモ
ジュールのケースの着脱装置を示す斜視図であり、図に
おいて、ケース1がマウンティングベース3に固定され
ている状態からケース1を固定解除(取り外し)する為
の機能として、ケース1の前面にあるロックバー4の取
付部位に、ハンドル22機構を設けている。
【0028】以上のように構成することにより、ケース
1を固定解除(取り外し)する際には、ハンドル22を
つかんだ状態でロックバー4を押すことによって上記実
施の形態1〜3の固定解除(取り外し)するときの説明
で述べたような状態が起こり、ケース1をマウンティン
グベース3より容易に固定解除(取り外し)できる。こ
れによりケース1を容易に取り外すことが出来る効果が
ある。また、ハンドル22取付部にロックバー4を挿入
させる構造を採ることにより、ケース1をマウンティン
グベース3から固定解除(取り外し)する際における作
業者の操作性を向上させることができる効果がある。
【0029】実施の形態5.上記実施の形態において
は、ケースは一体構造物として構成したが、当該ケース
を前面パネルとケース本体とに分離して構成することも
できる。以下、この発明の実施の形態5を図13に基づ
いて説明する。図13は本実施形態によるカードモジュ
ールのケースを示す斜視図(a)と、サブラックを示す
斜視図(b)であり、図において、カードモジュール2
は前面パネル23に固定されており、この前面パネル付
カードモジュール2を、別に構成されたケース本体24
にスライドさせて実装するようにしている。そして当該
ケース本体24を上記と同様にロック機構によりマウン
ティングベース3に固定するものであるが、この場合、
前面パネル23が固定されているカードモジュール2を
ケース本体24から取り外すことにより、図13の
(b)に示す一般のサブラック25にもスロット機構2
6を介して実装できるような構造になっている。一般的
に電子機器はサブラック形式が使われることが多く、以
上のように構成することにより、これらの実装形式のカ
ードモジュールと共存実装できる効果がある。また、サ
ブラック形式に実装しても実装整合がとれる効果もあ
る。
【0030】実施の形態6.上記実施の形態3では、ケ
ース支えホルダ19にコネクタ固定機構を持たせた例を
示したが、端子台を実装した基板を固定する構造を採る
こともできる。以下、この発明の実施の形態6を図14
に基づいて説明する。図14は本実施の形態によるカー
ドモジュールのケースの着脱装置を示す斜視図であり、
図において、端子台27を実装した基板28が、ロック
用つめ18を有しかつコネクタ20が実装されたケース
支えホルダ19に固定されている。こうすることで、カ
ードモジュール2の外部インタフェース電気信号を、ケ
ース支えホルダ19に固定されたコネクタ20、基板2
8、端子台27を経由し、外部に引き出せる。これによ
り、カードモジュール2の電気信号を端子台27より取
り出すことが出来る効果がある。また配線がない為、作
業効率の向上が図れる効果もある。
【0031】尚、上記においては、コネクタ20をケー
ス支えホルダ19に実装した場合を示したが、コネクタ
20を基板28に直接取付けてもよい。
【0032】実施の形態7.上記実施の形態1において
は、ロックバー4のロック部位5におけるロック用つめ
8はケース1から突出した構造となっていたが、図15
に示すように、ロック用つめ8がケース1から突出しな
いような構造を採用することもできる。以上のように構
成することにより、ケース1をマウンティングベース3
から固定解除(取り外し)する場合、ロック部位6のロ
ック用つめ7がロック用つめ8に引っかかることなくス
ムーズにケース1をマウンティングベース3から固定解
除(取り外し)することができる効果がある。
【0033】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るカードモジュ
ールのケースの着脱装置によれば、カードモジュールを
格納したケースにロック用つめが形成されたロックバー
をスライド可能に取付けると共に、マウンティングベー
スにケース側のロック用つめと係合するロック用つめを
設け、ケースをマウンティングベースに固定するのにロ
ック機構を用いたので、長ネジが不要となり、コスト低
減となると共に、ケースの取り付け、又は取り外しする
際に工具が不要となって、作業者による作業効率を図る
ことができる効果がある。
【0034】この発明の請求項2に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置によれば、カードモジュールを格
納したケースにロック用つめが形成されたロックバーを
スライド可能に取付けると共に、マウンティングベース
にケースを支えるためのホルダを取付け、このホルダに
ケース側のロック用つめと係合するロック用つめを設け
たので、ケースの落下を防止することができると共に、
ケース固定時の安定性がより向上し、ロックバーとマウ
ンティングベースのそれぞれのロック部位同士の負担を
軽減させることができる。
【0035】この発明の請求項3に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置によれば、カードモジュールを格
納したケースにロック用つめが形成されたロックバーを
スライド可能に取付けると共に、このケースにコネクタ
を設置し、更にケース支えホルダにはケース側のロック
用つめと係合するロック用つめを設けると共に、ケース
側のコネクタと嵌合するコネクタを設けたので、ネジ止
めによる固定が不要となり作業効率の向上が図れると共
に、外部とのインタフェースを行なうことができる。
【0036】この発明の請求項4及び5に係るカードモ
ジュールのケースの着脱装置によれば、端子台が取付け
られた基板に、コネクタを取付けたケース支えホルダ又
はコネクタを固定したので、カードモジュールの電気信
号を端子台より取り出すことができ、配線がないため、
作業効率の向上を図ることができる。
【0037】この発明の請求項6及び7に係るカードモ
ジュールのケースの着脱装置によれば、ケース前部のロ
ックバー取付部及びその近傍にハンドル乃至は把手を設
けたので、ケースをマウンティングベースから固定解除
する際における作業者の操作性を向上させることができ
る。
【0038】この発明の請求項8に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置によれば、カードモジュールを格
納したケースにおいて、カードモジュールを固定したフ
ロントパネルとケース本体とを分離可能に構成したの
で、一般のサブラックにも実装することができる。
【0039】この発明の請求項9に係るカードモジュー
ルのケースの着脱装置によれば、ロックバーにロック用
つめとロック解除用つめを設けてこれらをパネル面に設
けた窓孔より突出させ、これらのつめを利用して他方の
マウンティングベースのロック用つめと係合させあるい
は解除させるようにしたので、ロック並びに解除動作が
確実かつ円滑に実施できる効果がある。
【0040】この発明の請求項10に係るカードモジュ
ールのケースの着脱装置によれば、ロックバーのロック
用つめはケースから突出しないように構成したので、ロ
ックを解除するときマウンティングベースのロック用つ
めがロックバーのロック用つめと引っかかることなくス
ムーズに取外しできる効果がある。
【0041】この発明の請求項11に係るカードモジュ
ールのケースの着脱装置によれば、ケースの上下パネル
に設けた窓孔に、マウンティングベース側のロック用つ
めが係合する凹状のロック溝を設けたので、つめ間の係
合と相まってロック作用が二重に確実に行える効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部模式斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部平面図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるカードモジュ
ールのケースの着脱装置を示す一部斜視図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態3によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態4によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態5によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す斜視図(a)とそれに
用いるサブラックの斜視図(b)である。
【図14】 この発明の実施の形態6によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態7によるカードモジ
ュールのケースの着脱装置を示す一部断面図である。
【図16】 従来のカードモジュールのケースの着脱装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース、2 カードモジュール、3 マウンティン
グベース、4 ロックバー、7,8,9,17,18
ロック用つめ、16 ホルダ、19 ケース支えホル
ダ、20,21 コネクタ、22 ハンドル、23 前
面パネル、24ケース本体、27 端子台、28 基
板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣岡 一馬 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードモジュールを格納したケースをマ
    ウンティングベースに着脱する装置において、上記ケー
    スにロック用つめが形成されたロックバーをスライド可
    能に取付けるとともに、上記マウンティングベースに上
    記ロックバーのロック用つめと係合するロック用つめを
    設けたことを特徴とするカードモジュールのケースの着
    脱装置。
  2. 【請求項2】 マウンティングベースにケースを支える
    ためのホルダを取付け、当該ホルダにロックバーのロッ
    ク用つめと係合するロック用つめを設けたことを特徴と
    する請求項1記載のカードモジュールのケースの着脱装
    置。
  3. 【請求項3】 ケースを支えるホルダにコネクタを配置
    するとともに、このコネクタと対向するケースに、上記
    ホルダのコネクタと嵌合するコネクタを設置したことを
    特徴とする請求項2記載のカードモジュールのケースの
    着脱装置。
  4. 【請求項4】 端子台が取付けられた基板に、ケース支
    えホルダを固定したことを特徴とする請求項3記載のカ
    ードモジュールのケースの着脱装置。
  5. 【請求項5】 端子台が取付けられた基板に、ケース支
    えホルダとコネクタを固定するとともに、上記コネクタ
    と対向するケースに、上記基板のコネクタと嵌合するコ
    ネクタを設置したことを特徴とする請求項2記載のカー
    ドモジュールのケースの着脱装置。
  6. 【請求項6】 ケースの前面パネルのロックバー取付部
    にハンドルを設け、このハンドル内に上記ロックバーを
    挿入させたことを特徴とする請求項1から請求項5のい
    ずれか1項に記載のカードモジュールのケースの着脱装
    置。
  7. 【請求項7】 ケースの前面パネルの上下に突き出た把
    手用つばが設けられていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項5のいずれか1項に記載のカードモジュールの
    ケースの着脱装置。
  8. 【請求項8】 カードモジュールを格納したケースにお
    いて、カードモジュールを固定した前面パネルと、ケー
    ス本体とを分離可能に構成したことを特徴とする請求項
    1から請求項7のいずれか1項に記載のカードモジュー
    ルのケースの着脱装置。
  9. 【請求項9】 ロックバーはケースの上下パネルの内面
    に沿ってスライド可能に配置されるとともに、このロッ
    クバーの先端部には、ロック用つめとロック解除用つめ
    の2つのつめが連続して設けられていて、これらのつめ
    がケースの上下パネルにあけられた窓孔より突出してお
    り、マウンティングベース側には、上記ロックバーのロ
    ック用つめと対応するロック用つめが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に
    記載のカードモジュールのケースの着脱装置。
  10. 【請求項10】 ロックバーはケースの上下パネルの内
    面に沿ってスライド可能に配置されるとともに、このロ
    ックバーの先端部には、ロック用つめとロック解除用つ
    めの2つのつめが連続して設けられていて、これらのつ
    めのうちロック解除用つめはケースの上下パネルにあけ
    られた窓孔より突出しており、一方のロック用つめは上
    記窓孔から突出しないように構成されており、マウンテ
    ィングベース側には、上記ロックバーのロック用つめと
    対応するロック用つめが設けられていることを特徴とす
    る請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のカード
    モジュールのケースの着脱装置。
  11. 【請求項11】 ケースの上下パネルにあけられた窓孔
    には、マウンティングベース側に設けたロック用つめに
    係合するロック溝が設けられている請求項9及び請求項
    10記載のカードモジュールのケースの着脱装置。
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