JPH09172274A - 基板固定具と基板の固定方法 - Google Patents

基板固定具と基板の固定方法

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JPH09172274A
JPH09172274A JP33090795A JP33090795A JPH09172274A JP H09172274 A JPH09172274 A JP H09172274A JP 33090795 A JP33090795 A JP 33090795A JP 33090795 A JP33090795 A JP 33090795A JP H09172274 A JPH09172274 A JP H09172274A
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JP
Japan
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substrate
board
fixing
device body
clamp member
Prior art date
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JP33090795A
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English (en)
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Hirohisa Ooki
浩弥 大木
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の機器本体との脱着の際の作業性を向上
することができる、基板固定具と基板の固定方法を提供
する。 【解決手段】 基板2が取り付けられる機器本体1の所
定の位置に取り付けられた一対の固定部材3および一対
のクランプ部材4から構成される。固定部材3は略L字
状に延在する係合片31を有しており、クランプ部材4
は押えツメ41と係止突起42が有している。基板2の
一端部の挿通穴22を係合片31に通した状態で機器本
体1側に倒し、基板2の他端部がクランプ部材4の係止
突起42と押えツメ41とにより係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器などにお
いてプリント基板などの基板を固定するための基板固定
具と基板の固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばファクシミリ装置のような電子機
器などにおいては、各種電子デバイスなどを搭載したプ
リント基板のような基板を筐体などの機器本体側に固定
する必要がある。このように基板を固定する従来技術の
一例を図3に示した。
【0003】この基板固定方式は、一対のガイド穴11
1が形成された基板11、並びに、この基板11が取り
付けられる機器本体側に設けられた一対の略円錐状のガ
イド12と一対の基板押え部13から構成される。一対
のガイド12は、基板11の一対のガイド穴111の間
の距離に対応する距離だけ離間して機器本体10上に固
着されている。また、一対の基板押え部13には、基板
11の一端部を案内する案内溝131と、基板11の一
端部を上から押えるための押えツメ132とが形成され
ている。
【0004】この従来の基板固定方式における基板11
の固定の手順は、次の通りである。まず、基板11の一
端を基板押さえ部13の案内溝131の斜め上より差し
込む。そして、基板11を案内溝131の所定の深さま
で差込んだ所で基板11のガイド穴111を機器本体1
0と水平にし、このガイド穴111を機器本体10側の
ガイド12の上部に嵌入させるとともに、機器本体10
のボス23に基板11のネジ穴112を合わせ、ねじな
どにより両者を固定する。
【0005】このように構成される従来の基板固定方式
を用いた構造では、基板11の上面と基板押さえ部13
の基板押さえツメ132の一面が密着して隙間ができな
いので、振動等により基板11が機器本体10から外れ
ることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の基板固定方式の場合、基板を確実に固定するた
めには最終的には基板を機器本体側にドライバーなどの
工具によりネジ止めする必要がある。このため、基板の
機器本体側への、あるいは基板を機器本体からの取り外
しなどの基板の脱着の際には工具を用いた作業が必要で
あり、作業が繁雑であった。
【0007】本発明の課題は、基板の機器本体との脱着
の際の作業性を向上することができる、基板固定具と基
板の固定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基板固定具は、
基板を機器本体に固定するための基板固定具において、
前記機器本体に取り付けられた固定部材とクランプ部材
とから構成され、前記固定部材は略L字状に延在する係
合片を有するものであり、前記クランプ部材は前記延在
方向と反対側に所定の長さだけ前記係合片と離間してい
るものであり、前記基板は、前記係合片の挿通穴を一端
部に有し、また他端部が前記クランプ部材に係止される
ものであることを特徴とする。上記の挿通穴は、好まし
くは、基板の一端部に一対設けられ、また上記の係合片
もこれに対応して一対設けられる。
【0009】上記のように構成される本発明の基板固定
具では、まず、固定部材の略L字状の係合片を基板の一
端部の挿通穴に通して係合させる。次いで、この係合状
態のまま、基板の他端部をクランプ部材側に係止片を中
心として回転させて倒し、この他端部をクランプ部材に
より係止させる。これにより、ネジ止めなどの工具を固
定をする作業なしに、基板を固定部材の係合片とクラン
プ部材との間でワンタッチで固定することができる。ま
た、取り外しの際には、基板の他端部を係止片を中心と
して逆方向に回転させてクランプ部材との係合を外し、
次いで、基板の一端部において挿通穴と係合片との係合
を解くという手順により、基板を機器本体から容易に取
り外すことができる。そして、これにより、基板と機器
本体との脱着を容易に行うことができる。
【0010】上記のようなクランプ部材による基板の係
止は、例えば、クランプ部材に基板の他端部を押えるた
めの押えツメを設ける構成とすることで行うことができ
る。また、クランプ部材に基板の他端部の係止突起を設
け、基板の他端部にこの係止突起が嵌入される係止穴を
設ける構成とすることもできる。この構成とすれば、基
板の係止穴がクランプ部材の係止突起に嵌入されて、基
板をより正確且つ確実に機器本体側に固定することがで
きる。
【0011】また、本発明の基板の固定方法は、基板を
機器本体に固定するための基板の固定方法において、前
記機器本体に取り付けた固定部材に形成された略L字状
の係合片に前記基板の一端部に形成された挿通穴を通し
て仮支持し、前記基板の他端部を前記係合片を中心とし
て機器本体側に倒し、前記機器本体に取り付けられたク
ランプ部材により前記他端部を係止することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る基板固定具を図1、2を用いて説明する。実施の形態
の基板固定具は、プリント基板などの基板2が取り付け
られる機器本体1の所定の位置に取り付けられた一対の
固定部材3および一対のクランプ部材4から構成され
る。なお、機器本体1は、例えば、基板2が収容される
機器の筐体やマザーボードなどである。
【0013】一対の固定部材3は、合成樹脂や金属など
で作られたもので、L字状に延在する係合片31と、機
器本体1への取り付け部32をそれぞれ有している。各
係合片31は、同じ方向、つまり図示した例では図1に
おいて左下方向に延在している。一対のクランプ部材4
は、合成樹脂などで作られたもので、押えツメ41と係
止突起42がそれぞれ形成されている。なお、本実施の
形態においては係合片31は略直角に折曲されたL字状
であるが、必要に応じて他の折曲形状とすることがで
き、例えば直角よりもやや鋭角に折曲した形状としても
よい。
【0014】また、基板2は、その一端部つまり図1で
下側に係合片31がそれぞれ挿通される挿通穴22を有
し、その他端部つまり図1で上側に係止突起42が嵌入
される係止穴21を有している。
【0015】ここで、一対のクランプ部材4は、固定部
材3の係合片31の上記延在方向と反対側において、基
板4の挿通穴22と係止穴21の距離に略等しい長さだ
け離間している。
【0016】次に、このような構成である実施の形態の
基板固定具により基板2を機器本体1に取り付ける手順
を以下に説明する。まず、図2において一点鎖線で示し
たように、基板2を機器本体1の基板取り付け面に対し
て垂直に保持し、また基板2の一端部に形成された一対
の挿通穴22を一対の固定部材3の係合片31にそれぞ
れ通す。次いで、基板2を固定部材3を支点にして図2
においてA方向に回転させて、機器本体1と水平になる
ように倒す。このとき、固定部材3のL字状の係合片3
1はフックの働きをするので基板2が固定部材3から外
れることはない。
【0017】基板2が機器本体1と略水平になり、基板
2の他端部がクランプ部材4に接するようになったら、
基板2の一対の係止穴21を一対のクランプ部材4の係
止突起42にそれぞれ合わせ、さらに基板2の他端部を
機器本体1側に押圧することで、この他端部を一対の押
えツメ41を越えて下側に移動させる。これにより、基
板2の他端部の上面が押えツメ41により上から押えら
れるようになり、基板2が機器本体1に固定された状態
となる。
【0018】また、基板を機器本体1から取り外す場合
には、上記と逆の手順が行われる。この手順は、例えば
次のようなものである。まず、押えツメ41を作業者が
手で基板2の他端部の押えをとる方向、例えば図2にお
いて左側に移動させ、この状態で、基板2の他端部を機
器本体1の上面方向に固定部材3の係止片31を中心と
して図2においてB方向に回転させる。そして、基板2
が図2において一点鎖線の位置まで移動したならば、基
板2を機器本体1と略水平方向に図2において左側に移
動させて、係合片31から挿通穴22を外す。
【0019】上記のように構成される基板固定具では、
ネジ止めなどの工具を使用する構造とすることなく、固
定部材3とクランプ部材4とにより基板2を機器本体1
側に容易に着脱することができて、作業性の向上が図れ
るものである。
【0020】なお、以上は、基板固定具を構成する固定
部材とクランプ部材を機器本体にそれぞれ取り付けた実
施の形態であるが、その他、例えば、これら固定部材と
クランプ部材を別のシート状の支持部材上に取り付け、
この支持部材を機器本体に取り付けることで、固定部材
とクランプ部材を間接的に機器本体に取り付ける形態と
することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、基板と機
器本体との脱着をワンタッチで行うことができて、脱着
の際の作業性の向上が図れる基板固定具と基板の固定方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基板固定具の説明図。
【図2】図1の基板固定具による基板固定の手順の説明
図。
【図3】従来の基板固定具の説明図。
【符号の説明】
1 機器本体 2 基板 3 固定部材 4 クランプ部材 31 係合片 32 取り付け部 41 押えツメ 42 係止突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を機器本体に固定するための基板固
    定具において、 前記機器本体に取り付けられた固定部材とクランプ部材
    とから構成され、 前記固定部材は略L字状に延在する係合片を有するもの
    であり、 前記クランプ部材は前記延在方向と反対側に所定の長さ
    だけ前記係合片と離間しているものであり、 前記基板は前記係合片の挿通穴を一端部に有しまた他端
    部が前記クランプ部材に係止されるものであることを特
    徴とする基板固定具。
  2. 【請求項2】 前記クランプ部材が前記基板の他端部を
    押えるための押えツメを有し、前記押えつめにより前記
    係止がなされることを特徴とする請求項1記載の基板固
    定具。
  3. 【請求項3】 前記クランプ部材が前記基板の他端部の
    係止突起を有するものであり、前記基板はその他端部に
    前記係止突起が嵌入される係止穴を有しているものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の基板固定
    具。
  4. 【請求項4】 基板を機器本体に固定するための基板の
    固定方法において、 前記機器本体に取り付けた固定部材に形成された略L字
    状の係合片に前記基板の一端部に形成された挿通穴を通
    して仮支持し、前記基板の他端部を前記係合片を中心と
    して機器本体側に倒し、前記機器本体に取り付けられた
    クランプ部材により前記他端部を係止することを特徴と
    する基板の固定方法。
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