JPH10261288A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH10261288A
JPH10261288A JP8242695A JP24269596A JPH10261288A JP H10261288 A JPH10261288 A JP H10261288A JP 8242695 A JP8242695 A JP 8242695A JP 24269596 A JP24269596 A JP 24269596A JP H10261288 A JPH10261288 A JP H10261288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
delay
signal
pulse
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8242695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Noda
浩正 野田
Masakazu Aoki
正和 青木
Yoji Idei
陽治 出井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8242695A priority Critical patent/JPH10261288A/ja
Publication of JPH10261288A publication Critical patent/JPH10261288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同期可能なクロック周波数帯域を拡大させ、
同期精度を向上させたシンクロナス・ミラー・ディレイ
回路を提供する。 【解決手段】 入力されたクロックを遅延させる入力段
回路と、それを通したパルス出力信号を順次伝播させる
基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路からなるフォ
ワード・ディレイ・アレイFDAと、入力段回路を通し
たパルスと各論理積ゲート回路の出力信号とを受け、そ
の出力をゲート制御信号とするミラー制御回路MCC
と、それから対応する出力信号が供給され、ミラー制御
回路を通したパルスエッジをフォワード・ディレイ・ア
レイとは逆方向に伝播させる基本遅延単位を構成する論
理積ゲート回路からなるバックワード・ディレイ・アレ
イBDA及びドライバとを含む同期パルス発生回路にお
いて、入力段回路にデューティを小さくしたパルス発生
回路Pw、Nl、Glを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、クロック信号により同期して動作する半導
体集積回路装置、例えばシンクロナスダイナミック型R
AM(ランダム・アクセス・メモリ)のクロック入力回
路に利用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンクロナス・ミラー・ディレイ回路
(SMD)は、外部クロックと内部クロックとの同期を
とるための回路である。このようなシンクロナス・ミラ
ー・ディレイ回路については、アイ・エス・エス・シー
・シー ダイジェスト オブ テクニカル ペーバーズ
(ISSCC DIGIST OF TECHNICAL PAPERS)誌1996年2
月10日、第 374頁〜第 375頁がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図11には、本願発明
者等において先に検討されたシンクロナス・ミラー・デ
ィレイ回路の回路図が示され、図12にはその動作を説
明するための波形図が示されている。この回路におい
て、内部クロックCLKout の立ち上がりと外部クロッ
クCLKinの立ち上がりが同期する場合を考える。外部
クロックCLKinは、遅延時間がそれぞれd1、d2及
びd1の3つの遅延回路を通してフォワード・ディレイ
・アレイ回路(以下、FDAという)に入力される。こ
のFDA中を伝播しているnサイクル目のクロックの立
ち上がりエッジは、コモン(以下、COMMONいう)
として伝播されるn+1サイクル目のクロックの立ち上
がりにより、上記FDA中での伝播が止められ、同時に
伝播が止められた位置とちょうど対称の位置にあるバッ
クワード・ディレイ・アレイ(以下、BDAという)中
のノードに立ち上がりエッジが転送される。
【0004】上記立ち上がりエッジは、FDA中の伝播
時間tDAとちょうど同じ時間をかけてBDA中を伝播
し、遅延時間d2の遅延回路(内部クロックドライバに
相当する)を通して、内部クロックCLKout として出
力される。上記FDA中のnサイクル目の立ち上がりエ
ッジがn+1サイクル目のCOMMONの立ち上がりエ
ッジによって伝播が止められることから、次式(1)と
いう関係が成立する。ここで、tCKは、クロックCL
Kinのサイクル時間(1周期)である。 d2+d1+tDA=tCK ………(1)
【0005】また、外部クロックCLKinから内部クロ
ックCLKout までの立ち上がりエッジの伝播時間は、
上記のような伝播経路に沿って計算すると次式(2)の
関係が成立する。つまり、外部クロックCLKinから内
部クロックCLKout までがちょうど2tCKに等しく
なり、上記の外部クロックCLKinと内部クロックCL
Kout とが同期することとなる。 d1+d2+d1+tDA+tDA+d2=2(d1+d2+tDA) =2tCK ……(2)
【0006】上記同期動作が実現するには幾つかの条件
が必要である。まず、クロックサイクル中に対してd1
+d2が小さすぎると、nサイクル目のクロックにより
COMMONがハイレベル(H)の期間中に、FDAの
入力信号FDAinもnサイクル目のクロックによってハ
イレベル(H)になり、ミラー制御回路(以下、MMC
という)のナンド(NAND)ゲートによって、FDA
内におけるクロックの立ち上がりエッジの伝播が止めら
れてしまう。この場合、上記の等式(1)は成立しなく
なる。
【0007】したがって、nサイクル目のクロックによ
りCOMMONがロウレベル(L)になってから、上記
FDAinがnサイクル目のクロックによってハイレベル
(H)になる必要がある。この条件を図12の動作波形
図上に示すと、網かけで示した期間τ1が正でなければ
ならないという条件になる。このことを式(3)で表
す。ただし、上記外部クロックCLKinがパルス幅デュ
ーティ50%であるとする。また、tDは、上記FDA
及びBDAを構成する基本遅延単位(2入力のナンドゲ
ート回路が1個とインバータ回路が1個からなる信号経
路)の遅延時間である。 tCK<2(d1+d2+tD) ………(3)
【0008】さらに、n+1サイクル目のクロックによ
りコモン(COMMON)がハイレベル(H)になるま
で、nサイクル目のクロックの立ち上がりエッジは、F
DA中になければならない。つまり、上記のようにn+
1サイクル目のクロックによりCOMMONがハイレベ
ル(H)になるまで、nサイクル目のクロックがFDA
を通り抜けてしまってはならない。この条件を次式
(4)で表す。ここで、nは上記基本遅延単位の繰り返
し数である。上記式(3)と式(4)からなる2つの条
件により同期可能なクロック周波数の下限が決められ
る。 tCK<ntD+d1+d2 ………(4)
【0009】逆に、クロックサイクルに対してd1+d
2が大きすぎると、tDAが短くなり、nサイクル目の
クロックによりFDAinがまだハイレベル(H)になっ
ているときに、FDAからBDAに転送されたnサイク
ル目のクロックの立ち上がりエッジがBDA出力の2つ
の基本遅延単位前のナンドゲート回路bの入力まで戻っ
てきてしまう。このとき、COMMONはn+1サイク
ル目のクロックによりまだハイレベル(H)なので、上
記MCCによりナンドゲート回路bは非活性状態にあ
り、FDAからBDAに転送されたnサイクル目のクロ
ックの立ち上がりエッジの伝播を止めてしまう。この場
合にも、上記等式(1)は成立しなくなるので、FDA
inがロウレベル(L)なって、ナンドゲート回路bが活
性化されてから、FDAからBDAに転送されたnサイ
クル目のクロックの立ち上がりエッジがBDA出力の2
つの基本遅延単位前に相当するナンドゲート回路bに到
達するように、tDAをある程度長くしなければならな
い。この条件を図12の動作波形上に示すと、網かけで
示した期間τ2が正でなければならないという条件にな
る。このことを式で表すと次式(5)のようになる。た
だし、クロックCLKinのパルス幅デューティは、50
%であるとする。この条件により、同期可能なクロック
周波数の上限が決められる。 tCK=4/3(d1+d2+tD) ………(5)
【0010】上記3つの条件式(3)、(4)及び
(5)より、0.3μmプロセス、電源電圧3.3Vを
例にし、同期可能なクロック周波数の遅延時間d2依存
性を計算した結果が図14に示されている。ここで、F
DAとBDAの繰り返し数nを50と仮定した。同図に
おいて、網かけをした領域が同期可能なクロックの周波
数帯域である。実際の回路においては、d2は、固定で
あるために、実際の同期可能なクロック周波数帯域は、
網かけした領域の縦軸方向の切り口が大きいほど広いこ
とになる。同図により、同期可能なクロック周波数帯域
は、極めて狭い範囲に限定されていることが判る。同期
可能なクロックサイクルの最高値は、最低値の1.5倍
以下であり、素子のプロセスバラツキや電源電圧変動を
含めた、クロック周波数をこの帯域に制限するのは難し
い。
【0011】また、上記式(2)の計算には、無視され
ている遅延成分があることが判明した。それは、FDA
からBDAへのクロックの立ち上がりエッジが転送され
るのに要する遅延時間δである。すなわち、図13に示
すように、COMMONがロウレベル(L)で、クロッ
クの立ち上がりエッジがFDA中を伝播し、同図の右端
の基本遅延単位の入力の直前まで到達しているとする。
この場合の主なノードの信号レベルがH又はLとして図
中に示されいる。
【0012】上記の状態でCOMMONがハイレベル
(H)になると、まずMCCのナンドゲート回路(a)
からBDAにロウレベル(L)が出力された後に、この
ナンドゲート回路(a)により2段前のナンドゲート回
路(b)が出力したロウレベル(L)がFDAのナンド
ゲート回路(c)及びインバータ回路(d)の出力を反
転させ、ナンドゲート回路(a)の出力をロウレベル
(L)からハイレベルに反転させる。この最後のナンド
ゲート回路(a)の出力のL→H反転が、FDAからB
DAに転送されたクロックの立ち上がりである。したが
って、転送はナンドゲート回路(b)→(c)→インバ
ータ回路(d)→ナンドゲート回路(a)の4つのゲー
トを介して行われ、FDAの分解能〔FDAを構成する
基本遅延単位(c,dの2つのゲート)の遅延時間〕よ
りも大きな遅延時間を発生して、同期の誤差として現れ
る。
【0013】この発明の目的は、同期可能なクロック周
波数帯域を拡大させたシンクロナス・ミラー・ディレイ
回路を備えた半導体集積回路装置を提供することにあ
る。この発明の他の目的は、同期可能なクロック周波数
帯域を拡大させつつ、その同期精度を向上させたシンク
ロナス・ミラー・ディレイ回路を備えた半導体集積回路
装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそ
のほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添
付図面から明らかになるであろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、外部端子から入力されたク
ロックを遅延させて取り込む入力段回路と、かかる入力
段回路を通したパルス信号を受けてその出力信号を順次
に伝播させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路
からなるフォワード・ディレイ・アレイと、上記入力段
回路を通したパルスと各論理積ゲート回路の出力信号と
を受け、その出力を上記フォーワド・ディレイ・アレイ
の所定の論理積ゲートのゲート制御信号として伝えるミ
ラー制御回路と、上記ミラー制御回路から対応する出力
信号が供給され、かかるミラー制御回路を通したパルス
エッジを上記フォワード・ディレイ・アレイとは逆方向
に伝播させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路
からなるバックワード・ディレイ・アレイ及びそれを出
力させるドライバとを含む同期パルス発生回路におい
て、上記入力段回路に入力パルスのパルス幅デューティ
を小さくさせたパルスを発生させるパルス発生回路を設
ける。
【0015】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係るシンク
ロナス・ミラー・ディレイ回路(同期パルス発生回路)
の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路は、
特に制限されないが、シンクロナスDAMを構成する他
の回路とともに、公知の半導体集積回路の製造技術によ
り、単結晶シリコンのような1個の半導体基板上におい
て形成される。
【0016】この実施例のシンクロナス・ミラー・ディ
レイ回路は、前記同様に外部クロックを取り込み入力部
と、FDA、MCC及びBDAと負荷回路、内部クロッ
クのドライバとしての出力部から構成される。この実施
例では、上記入力部において外部クロックCLKinの入
力バッファにパルス信号発生回路を設け、クロックCL
Kinの立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッジから
かかるクロックCLKinの周波数に依存しない一定のパ
ルス幅を持ったパルス信号を発生させる。
【0017】つまり、外部端子から入力された外部クロ
ックCLKinは、入力バッファB1を介して、パルス発
生回路に供給される。パルス発生回路は、上記入力バッ
ファB1の出力信号を遅延させてパルス幅を設定する遅
延回路Pwとインバータ回路N1、上記入力バッファB
1と上記インバータ回路N1の遅延信号とを受けるナン
ドゲート回路G1から構成される。このナンドゲート回
路G1の出力信号は、インバータ回路N2とN3を通し
てCOMMONに伝えられる。
【0018】上記インバータ回路N2とN3を通したパ
ルス発生回路の出力信号は、他方において遅延回路を構
成するインバータ回路N4,N5及びバッファ回路B2
とB3とを通してFDAに入力される。FDAは、ナン
ドゲート回路とインバータ回路からなる基本遅延単位か
ら構成される。FDAの初段回路と2段目の回路のナン
ドゲート回路G11とG21は、一方の入力には論理1
に対応したハイレベルが定常的に供給されている。初段
回路のインバータ回路N11から出力信号が形成され
て、一方において第2段目のナンドゲート回路G21の
他方の入力に供給される。上記インバータ回路N11か
ら出力信号は、他方においてMCCのナンドゲート回路
G12の一方の入力に供給される。このナンドゲート回
路G12の方の入力は、上記COMMONに接続され
る。
【0019】上記FDAの第3段目の基本遅延単位を構
成するナンドゲート回路の一方の入力には、2つ前であ
る初段回路に対応したMCCのナンドゲート回路G12
の出力信号が供給される。同様に、第4段目以降の基本
遅延単位を構成するナンドゲート回路の一方の入力に
は、それぞれ2つ前のFDAの基本遅延単位の出力信号
に対応して設けられたMCCの上記同様なナンドゲート
回路の出力信号が順次に供給される。特に制限されない
が、上記のような基本遅延単位が50段縦列形態に接続
されてFDAが構成される。上記1つの基本遅延単位に
おける信号伝播遅延時間は、それぞれがtDのように同
じく形成される。
【0020】MCCでは、それぞれFDAにおける各段
の基本遅延単位の出力信号とCOMMONとを受けるナ
ンドゲート回路から構成される。MCCを構成する各ナ
ンドゲート回路G12、G22等は、BDAを構成する
ナンドゲート回路G13,G23等の一方の入力に供給
される。上記ナンドゲート回路G13,G23は、上記
FDAと逆方向に信号伝播させる。すなわち、ナンドゲ
ート回路G23の出力信号は、インバータ回路N22を
介してナンドゲート回路G13の他方の入力に伝えられ
る。このBDAの基本遅延単位を、上記FDAの基本遅
延単位と等価にするために、ダミー回路として負荷が設
けられる。つまり、上記インバータ回路N22の出力信
号は、MCCに対応したダミー回路としてナンドゲート
回路G24に供給される。このナンドゲート回路G24
の他方の入力は、他の同様なナンドゲート回路G14等
の同様な入力と共通に接続され、同図では省略されてい
るが、固定的にハイレベル又はロウレベルが供給され
る。
【0021】BDAは、上記のように信号伝播方向が、
上記FDAとは逆方向にされ、実質的に上記FDAと同
じ構成にされる。それ故、FDAを通して伝えられるク
ロックのエッジは、BDAにより逆方向に同じ信号遅延
時間を以て伝えられる。上記BDAの出力信号BDAou
t は、内部クロックドライバとしてのインバータ回路N
6とN7を通して出力され、内部クロックCLKout が
形成される。
【0022】この実施例では、上記入力部での遅延時間
d1は、上記入力バッファB1、クロック発生回路とイ
ンバータ回路N2,N3と、バッファ回路B2でのそれ
ぞれの信号伝播遅延時間とされる。遅延時間d2は、上
記インバータ回路N4とN5での信号伝播遅延時間とさ
れる。そして、バッファ回路B3は、上記FDAからM
CCを通してBDAに伝えられるパルスエッジの遅延時
間δに対応した遅延時間に設定される。これにより、S
MDの同期精度の向上を図ることができる。上記内部ク
ロックドライバとしてのインバータ回路N6,N7での
信号伝播遅延時間は、上記インバータ回路N4,N5に
対応した遅延時間d2に設定される。
【0023】図2には、この発明に係るシンクロナス・
ミラー・ディレイ回路を説明するための動作波形図が示
されている。この実施例においても、前記同様にクロッ
クの立ち上がりエッジは、FDA中の伝播時間tDAと
ちょうど同じ時間をかけてBDA中を伝播し、遅延時間
d2の遅延回路(内部クロックドライバに相当する)を
通して、内部クロックCLKout として出力される。上
記FDA中のnサイクル目の立ち上がりエッジがn+1
サイクル目のCOMMONの立ち上がりエッジによって
伝播が止められることから、次式(6)という関係が成
立する。 d2+d1+δ+tDA=tCK ………(6)
【0024】また、外部クロックCLKinから内部クロ
ックCLKout までの立ち上がりエッジの伝播時間は、
上記のような伝播経路に沿って計算すると次式(7)の
関係が成立する。つまり、外部クロックCLKinから内
部クロックCLKout までがちょうど2tCKに等しく
なり、上記の外部クロックCLKinと内部クロックCL
Kout とが同期することとなる。 d1+d2+d1+δ+tDA +δ+tDA +d2=2(d1+d2+δ+tDA ) =2tCK ………(7)
【0025】同期条件についてみると、図12と比較し
てτ1とτ2が長くなっており、上限が緩やかになって
いることが判る。前記式(3)に相当する条件は、次式
(8)で与えられる。ここで、Pwは、パルス発生回路
で形成されたパルスのパルス幅である。この式の中に
は、tCKは含まれず、外部クロック周波数に対する条
件でなくなっていることが判る。 Pw<d1+d2+δ+tDA ………(8)
【0026】本実施例における長周期側の条件は、パル
スがFDAを通り抜けてしまわないための条件式は、次
式(9)で示される。 tCK<ntD+d1+d2+δ ………(9) ここで、前記式(3)に相当する条件による制限が無く
なった結果、基本遅延単位の繰り返し数nを増やすこと
により、最長周期を伸ばすことが可能となる。短周期側
の条件は、前記の場合と変わらないが、式の形が若干変
わり、式(10)のようになる。 tCK>d1+d2+tD+(Pw+δ)/2 ………(10)
【0027】上記のような2種類の条件により、前記と
同じ例について、同期可能なクロック周波数のd2依存
性を計算した結果が図3である。前記図14と比較して
周波数帯域が広がっていることが判る。
【0028】図4には、この発明に係るシンクロナス・
ミラー・ディレイ回路の他の一実施例の回路図が示され
ている。この実施例では、パルス発生回路で形成された
パルスは、COMMONに伝えられる。つまり、MCC
側に対してのみ伝えられるようにするものである。ただ
し、FDAに入力される外部クロックCLKinとの遅延
時間を等しくするために、入力部において、パルス発生
回路に対応したナンドゲート回路やインバータ回路が設
けられて、同じ遅延時間d1が設定される。
【0029】この実施例の同期条件は、長周期側につい
ては前記実施例と同じであり、式(9)で与えられる。
短周期側については、上述の実施例の条件に別の条件が
もう1つ加わる。これは、COMMONのパルス幅デュ
ーティがFDAinのパルス幅デューティより小さいため
に必要な条件であり、図5に示した動作波形図におい
て、τ3>0、つまり次式(11)として与えられる。 tCK>2(d1+d2+δ−Pw) ………(11)
【0030】上記外部クロックCLKinのパルス幅デュ
ーティは、前記同様に50%であると仮定している。τ
3<0の場合、FDAinがまだnサイクル目のハイレベ
ル(H)であるときに、COMMONがn+1サイクル
目のロウレベル(L)になるため、上記ハイレベル
(H)がFDA中を伝播し始める。そして、FDAinは
一旦ロウレベル(L)になり、次のクロックサイクル
(n+1)で再びハイレベル(H)となるが、この間C
OMMONはn+1サイクル目のロウレベル(L)のま
まであるから、FDA中に2つの立ち上がりエッジが伝
播することになってしまい、外部クロックCLKinと内
部クロックCLKout が同期しなくなるので、上記条件
式(11)が必要となる。
【0031】図6には、前記と同じ例で同期可能なクロ
ック周波数のd2依存性を計算した結果が示されてい
る。この実施例でも、前記図14に比較して、十分に広
い周波数帯域を確保することが判る。そして、この実施
例では、次式(12)の条件が成立する場合、パルス幅
デューティが50%の外部クロックCLKinに対して、
同じくパルス幅デューティガ50%の内部クロックCL
Kout を形成することができるという特長もある。 tCK>2(d1+d2+δ) ………(12)
【0032】図7には、この発明が適用されるダイナミ
ック型RAM(シンクロナスDRAM)の一実施例の要
部ブロック図が示されている。同図には、シンクロナス
DRAMのうち、入出力バッファと、それに関連する内
部回路が代表として例示的に示されている。
【0033】クロック入力バッファ(Clock Input
Buffer)1は、外部クロックCLKの他に、チップセレ
クト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RA
S、カラムアドレスストローブ信号/CAS及びライト
イネーブル信号/WE等の制御信号を受けて、内部動作
に必要な各種制御信号を形成する。上記外部クロックC
LKは、前記図1又は図4のようなシンクロナス・ミラ
ー・ディレイ回路により構成された同期クロック発生回
路に入力され、ここで上記外部クロックCLKに同期し
た内部クロックが形成される。
【0034】つまり、外部クロックCLKは、上記のよ
うな同期クロック発生回路に入力され、ここで外部クロ
ックと同期した内部クロックが形成される。この構成で
は、外部クロックCLKをそのまま内部クロックとして
用いるに比べて、入力バッファでの信号遅延を実質的に
無くすことができ、時間マージンを大きくできるのでそ
の分外部クロックCLKの高周波数化にも十分対応でき
るようにされる。
【0035】アドレス入力バッファ(Address Input
Buffer)2は、後述するように時系列的に入力される
アドレス信号を取り込む。このアドレス入力バッファ2
からは、ロウ系アドレス信号やカラム系アドレス信号の
他に、モード設定に用いられるコード情報Code も取り
込まれる。このコード情報Code は、モードデコーダ
(Mode Decoder) 5に含まれるモードレジスタにセッ
トされ、モードデコーダ5によって解読され、それに対
応した動作を実現するための制御信号が形成される。
【0036】データ入力バッファ(Data Input Buf
fer)3は、入出力端子I/Oから供給される書き込み信
号を取り込み、図示しないメモリアレイ( Memory arra
y)に書き込みデータData として伝えられる。データ出
力バッファ(Data OutputBuffer)4は、メモリアレ
イ( Memory array)から読み出された読み出しデータD
ata を外部端子I/Oから送出させる。
【0037】ラス系コントロール回路(RAS系Contr
ol) 6は、モードデコーダ5の出力により、ロウ系アド
レスカウンタ(Row系Address Counter) 7と、ロウ
系アドレスプレデコーダ(Row系Address pre- Decod
er) 10を制御して、ロウ系のアドレス選択動作を制御
する。上記ロウ系アドレスカウンタ7には、ロウアドレ
ス信号(Row Address) が初期値として入力される。
ロウ系アドレスプレデコーダ10は、アドレス信号を解
読してバンク0と1(Bank-0 とBank-1)にプレデコー
ドされたアドレス信号( Row Address')を送出する。
【0038】バンクコントロール回路(Bank Contro
l) 9は、モードデコーダ5からの出力信号により、カ
ラム系アドレスカウンタ(Column 系Address Count
er) 8と、カラム系アドレスプレデコーダ(Column A
ddress pre- Decoder) 12を制御して、ロウ系のアド
レス選択動作を制御する。カラム系アドレスカウンタ8
には、カラムアドレス信号(Column Address) が初期
値として入力される。このカラム系アドレスカウンタ8
は、バーストカウンタ(Burst Counter )とも呼ばれ
る。カラム系アドレスプレデコーダ12 は、アドレス信
号を解読してメモリアレイ( Memory array)にプレデコ
ードされたアドレス信号( Column Address')を送出す
る。
【0039】ロウ系アドレスプレデコーダ10には、冗
長回路(Redundancy)11が設けられ、不良のワード線
が冗長ワード線に置き替えられる。同様に、カラム系ア
ドレスプレデコーダ12には、冗長回路(Redundancy)
13が設けられ、不良のデータ線が冗長データ線に置き
替えられる。
【0040】図8には、上記シンクロナスDRAM(以
下、単にSDRAMという)の一実施例の全体ブロック
図が示されている。同図に示されたSDRAMは、特に
制限されないが、公知の半導体集積回路の製造技術によ
って単結晶シリコンのような1つの半導体基板上に形成
される。同図においては、シンクロナスDRAMの全体
回路の理解を容易にするため、図7と同じ回路ブロック
であっても全体的に統一させるために別の回路記号によ
り表している。
【0041】この実施例のSDRAMは、メモリバンク
A(BANKA)を構成するメモリアレイ200Aと、
メモリバンク(BANKB)を構成するメモリアレイ2
00Bを備える。それぞれのメモリアレイ200Aと2
00Bは、マトリクス配置されたダイナミック型メモリ
セルを備え、図に従えば同一列に配置されたメモリセル
の選択端子は列毎のワード線(図示せず)に結合され、
同一行に配置されたメモリセルのデータ入出力端子は行
毎に相補データ線(図示せず)に結合される。
【0042】上記メモリアレイ200Aの図示しないワ
ード線はロウデコーダ201Aによるロウアドレス信号
のデコード結果に従って1本が選択レベルに駆動され
る。メモリアレイ200Aの図示しない相補データ線は
センスアンプ及びカラム選択回路202Aに結合され
る。センスアンプ及びカラム選択回路202Aにおける
センスアンプは、メモリセルからのデータ読出しによっ
て夫々の相補データ線に現れる微小電位差を検出して増
幅する増幅回路である。それにおけるカラムスイッチ回
路は、相補データ線を各別に選択して相補共通データ線
204に導通させるためのスイッチ回路である。カラム
スイッチ回路はカラムデコーダ203Aによるカラムア
ドレス信号のデコード結果に従って選択動作される。
【0043】メモリアレイ200B側にも同様にロウデ
コーダ201B,センスアンプ及びカラム選択回路20
2B,カラムデコーダ203Bが設けられる。上記相補
共通データ線204は入力バッファ210の出力端子及
び出力バッファ211の入力端子に接続される。入力バ
ッファ210の入力端子及び出力バッファ211の出力
端子は16ビットのデータ入出力端子I/O0〜I/O
15に接続される。
【0044】アドレス入力端子A0〜A9から供給され
るロウアドレス信号とカラムアドレス信号はカラムアド
レスバッファ205とロウアドレスバッファ206にア
ドレスマルチプレクス形式で取り込まれる。供給された
アドレス信号はそれぞれのバッファが保持する。ロウア
ドレスバッファ206はリフレッシュ動作モードにおい
てはリフレッシュカウンタ208から出力されるリフレ
ッシュアドレス信号をロウアドレス信号として取り込
む。カラムアドレスバッファ205の出力はカラムアド
レスカウンタ207のプリセットデータとして供給さ
れ、カラムアドレスカウンタ207は後述のコマンドな
どで指定される動作モードに応じて、上記プリセットデ
ータとしてのカラムアドレス信号、又はそのカラムアド
レス信号を順次インクリメントした値を、カラムデコー
ダ203A,203Bに向けて出力する。
【0045】コントローラ212は、特に制限されない
が、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CK
E、チップセレクト信号/CS、カラムアドレスストロ
ーブ信号/CAS(記号/はこれが付された信号がロウ
イネーブルの信号であることを意味する)、ロウアドレ
スストローブ信号/RAS、及びライトイネーブル信号
/WEなどの外部制御信号と、アドレス入力端子A0〜
A9からの制御データとが供給され、それらの信号のレ
ベルの変化やタイミングなどに基づいてSDRAMの動
作モード及び上記回路ブロックの動作を制御するための
内部タイミング信号を形成するもので、そのためのコン
トロールロジック(図示せず)とモードレジスタ30を
備える。
【0046】クロック信号CLKは、前記のように同期
クロック発生回路に入力され、ここで形成された内部ク
ロックとの同期がとられる。この内部クロックは、SD
RAMのマスタクロックとされ、その他の外部入力信号
は当該内部クロック信号の立ち上がりエッジに同期して
有意とされる。チップセレクト信号/CSはそのロウレ
ベルによってコマンド入力サイクルの開始を指示する。
チップセレクト信号/CSがハイレベルのとき(チップ
非選択状態)やその他の入力は意味を持たない。但し、
後述するメモリバンクの選択状態やバースト動作などの
内部動作はチップ非選択状態への変化によって影響され
ない。/RAS,/CAS,/WEの各信号は通常のD
RAMにおける対応信号とは機能が相違され、後述する
コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされ
る。
【0047】クロックイネーブル信号CKEは次のクロ
ック信号の有効性を指示する信号であり、当該信号CK
Eがハイレベルであれば次のクロック信号CLKの立ち
上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには無効
とされる。さらに、図示しないがリードモードにおい
て、出力バッファ211に対するアウトプットイネーブ
ルの制御を行う外部制御信号もコントローラ212に供
給され、その信号が例えばハイレベルのときには出力バ
ッファ211は高出力インピーダンス状態にされる。
【0048】上記ロウアドレス信号は、クロック信号C
LK(内部クロック信号)の立ち上がりエッジに同期す
る後述のロウアドレスストローブ・バンクアクティブコ
マンドサイクルにおけるA0〜A8のレベルによって定
義される。
【0049】A9からの入力は、上記ロウアドレススト
ローブ・バンクアクティブコマンドサイクルにおいてバ
ンク選択信号とみなされる。即ち、A9の入力がロウレ
ベルの時はメモリバンクBANKAが選択され、ハイレ
ベルの時はメモリバンクBANKBが選択される。メモ
リバンクの選択制御は、特に制限されないが、選択メモ
リバンク側のロウデコーダのみの活性化、非選択メモリ
バンク側のカラムスイッチ回路の全非選択、選択メモリ
バンク側のみの入力バッファ210及び出力バッファ2
11への接続などの処理によって行うことができる。
【0050】後述のプリチャージコマンドサイクルにお
けるA8の入力は相補データ線などに対するプリチャー
ジ動作の態様を指示し、そのハイレベルはプリチャージ
の対象が双方のメモリバンクであることを指示し、その
ロウレベルは、A9で指示されている一方のメモリバン
クがプリチャージの対象であることを指示する。
【0051】上記カラムアドレス信号は、クロック信号
CLK(内部クロック)の立ち上がりエッジに同期する
リード又はライトコマンド(後述のカラムアドレス・リ
ードコマンド、カラムアドレス・ライトコマンド)サイ
クルにおけるA0〜A7のレベルによって定義される。
そして、この様にして定義されたカラムアドレスはバー
ストアクセスのスタートアドレスとされる。
【0052】次に、コマンドによって指示されるSDR
AMの主な動作モードを説明する。 (1)モードレジスタセットコマンド(Mo) 上記モードレジスタ30をセットするためのコマンドで
あり、/CS,/RAS,/CAS,/WE=ロウレベ
ルによって当該コマンド指定され、セットすべきデータ
(レジスタセットデータ)はA0〜A9を介して与えら
れる。レジスタセットデータは、特に制限されないが、
バーストレングス、CASレイテンシイ、ライトモード
などとされる。特に制限されないが、設定可能なバース
トレングスは、1,2,4,8,フルページとされ、設
定可能なCASレイテンシイは1,2,3とされ、設定
可能なライトモードは、バーストライトとシングルライ
トとされる。
【0053】上記CASレイテンシイは、後述のカラム
アドレス・リードコマンドによって指示されるリード動
作において/CASの立ち下がりから出力バッファ21
1の出力動作までに内部クロック信号の何サイクル分を
費やすかを指示するものである。読出しデータが確定す
るまでにはデータ読出しのための内部動作時間が必要と
され、それを内部クロック信号の使用周波数に応じて設
定するためのものである。換言すれば、周波数の高い内
部クロック信号を用いる場合にはCASレイテンシイを
相対的に大きな値に設定し、周波数の低い内部クロック
信号を用いる場合にはCASレイテンシイを相対的に小
さな値に設定する。
【0054】(2)ロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンド(Ac) これは、ロウアドレスストローブの指示とA9によるメ
モリバンクの選択を有効にするコマンドであり、/C
S,/RAS=ロウレベル、/CAS,/WE=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A8に供給され
るアドレスがロウアドレス信号として、A9に供給され
る信号がメモリバンクの選択信号として取り込まれる。
取り込み動作は上述のように内部クロック信号の立ち上
がりエッジに同期して行われる。例えば、当該コマンド
が指定されると、それによって指定されるメモリバンク
におけるワード線が選択され、当該ワード線に接続され
たメモリセルがそれぞれ対応する相補データ線に導通さ
れる。
【0055】(3)カラムアドレス・リードコマンド
(Re) このコマンドは、バーストリード動作を開始するために
必要なコマンドであると共に、カラムアドレスストロー
ブの指示を与えるコマンドであり、/CS,/CAS=
ロウレベル、/RAS,/WE=ハイレベルによって指
示され、このときA0〜A7に供給されるカラムアドレ
スがカラムアドレス信号として取り込まれる。これによ
って取り込まれたカラムアドレス信号はバーストスター
トアドレスとしてカラムアドレスカウンタ207に供給
される。これによって指示されたバーストリード動作に
おいては、その前にロウアドレスストローブ・バンクア
クティブコマンドサイクルでメモリバンクとそれにおけ
るワード線の選択が行われており、当該選択ワード線の
メモリセルは、内部クロック信号に同期してカラムアド
レスカウンタ207から出力されるアドレス信号に従っ
て順次選択されて連続的に読出される。連続的に読出さ
れるデータ数は上記バーストレングスによって指定され
た個数とされる。また、出力バッファ211からのデー
タ読出し開始は上記CASレイテンシイで規定される内
部クロック信号のサイクル数を待って行われる。
【0056】(4)カラムアドレス・ライトコマンド
(Wr) ライト動作の態様としてモードレジスタ30にバースト
ライトが設定されているときは当該バーストライト動作
を開始するために必要なコマンドとされ、ライト動作の
態様としてモードレジスタ30にシングルライトが設定
されているときは当該シングルライト動作を開始するた
めに必要なコマンドとされる。更に当該コマンドは、シ
ングルライト及びバーストライトにおけるカラムアドレ
スストローブの指示を与える。当該コマンドは、/C
S,/CAS,/WE=ロウレベル、/RAS=ハイレ
ベルによって指示され、このときA0〜A7に供給され
るアドレスがカラムアドレス信号として取り込まれる。
これによって取り込まれたカラムアドレス信号はバース
トライトにおいてはバーストスタートアドレスとしてカ
ラムアドレスカウンタ207に供給される。これによっ
て指示されたバーストライト動作の手順もバーストリー
ド動作と同様に行われる。但し、ライト動作にはCAS
レイテンシイはなく、ライトデータの取り込みは当該カ
ラムアドレス・ライトコマンドサイクルから開始され
る。
【0057】(5)プリチャージコマンド(Pr) これは、A8,A9によって選択されたメモリバンクに
対するプリチャージ動作の開始コマンドとされ、/C
S,/RAS,/WE=ロウレベル、/CAS=ハイレ
ベルによって指示される。
【0058】(6)オートリフレッシュコマンド このコマンドはオートリフレッシュを開始するために必
要とされるコマンドであり、/CS,/RAS,/CA
S=ロウレベル、/WE,CKE=ハイレベルによって
指示される。
【0059】(7)バーストストップ・イン・フルペー
ジコマンド フルページに対するバースト動作を全てのメモリバンク
に対して停止させるために必要なコマンドであり、フル
ページ以外のバースト動作では無視される。このコマン
ドは、/CS,/WE=ロウレベル、/RAS,/CA
S=ハイレベルによって指示される。
【0060】(8)ノーオペレーションコマンド(No
p) これは実質的な動作を行わないこと指示するコマンドで
あり、/CS=ロウレベル、/RAS,/CAS,/W
Eのハイレベルによって指示される。
【0061】SDRAMにおいては、一方のメモリバン
クでバースト動作が行われているとき、その途中で別の
メモリバンクを指定して、ロウアドレスストローブ・バ
ンクアクティブコマンドが供給されると、当該実行中の
一方のメモリバンクでの動作には何ら影響を与えること
なく、当該別のメモリバンクにおけるロウアドレス系の
動作が可能にされる。例えば、SDRAMは外部から供
給されるデータ、アドレス、及び制御信号を内部に保持
する手段を有し、その保持内容、特にアドレス及び制御
信号は、特に制限されないが、メモリバンク毎に保持さ
れるようになっている。或は、ロウアドレスストローブ
・バンクアクティブコマンドサイクルによって選択され
たメモリブロックにおけるワード線1本分のデータがカ
ラム系動作の前に予め読み出し動作のために図示しない
ラッチ回路にラッチされるようになっている。
【0062】したがって、データ入出力端子I/O0〜
I/O15においてデータが衝突しない限り、処理が終
了していないコマンド実行中に、当該実行中のコマンド
が処理対象とするメモリバンクとは異なるメモリバンク
に対するプリチャージコマンド、ロウアドレスストロー
ブ・バンクアクティブコマンドを発行して、内部動作を
予め開始させることが可能である。
【0063】SDRAM22は、クロック信号CLK
(内部クロック信号)に同期してデータ、アドレス、制
御信号を入出力できるため、DRAMと同様の大容量メ
モリをSRAMに匹敵する高速動作させることが可能で
あり、また、選択された1本のワード線に対して幾つの
データをアクセスするかをバーストレングスによって指
定することによって、内蔵カラムアドレスカウンタ20
7で順次カラム系の選択状態を切り換えていって複数個
のデータを連続的にリード又はライトできることが理解
されよう。
【0064】図9には、この発明に係るSDRAMのリ
ードサイクルの一例を説明するためのタイミング図が示
されている。/CSと/RASのロウレベルより、ロウ
アドレスR:aが取り込まれる。また、アドレスA11
(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、バンク−
0がアクティブにされてバンク−0に対してロウ系のア
ドレス選択動作が開始される。3クロック後に、/CA
Sがロウレベルにされて、カラムアドレスC:aが取り
込まれてカラム系の選択動作が開始される。
【0065】CASレイテンシイが3にされてるとする
と、3クロック後に出力信号aが出力される。バースト
リードが指定されているなら、以後クロックに同期して
データa+1、a+2、a+3が順次に出力される。こ
のような読み出し動作と平行して、アクティブバンク−
1の指定と、それに対応したロウアドレスR:bと、そ
れから3クロック遅れてカラムアドレスC:bが入力さ
れる。これにより、3クロック後にデータb、b+1、
b+2、b+3が順次に読み出される。
【0066】リードバンク−1を指定してカラムアドレ
スC:b’を入力すると、引き続いてそれより3クロッ
クに遅れてデータb’とb’+1が出力される。2クロ
ック後に、リードバック−1を指定してカラムアドレス
C:b”を入力するとb’がb”に置き替えられるので
それより3クロックに遅れてデータb”とb”+1、
b”+2、b”+3が出力される。
【0067】図10には、この発明に係るSDRAMの
ライトサイクルの一例を説明するためのタイミング図が
示されている。/CSと/RASのロウレベルより、ロ
ウアドレスR:aが取り込まれる。また、アドレスA1
1(バンクセレクトBS)のロウレベルにより、バンク
−0がアクティブにされてバンク−0に対してロウ系の
アドレス選択動作が開始される。3クロック後に、/C
ASがロウレベルにされて、カラムアドレスC:aが取
り込まれてカラム系の選択動作が開始され、それと同時
に入力された書き込み信号aが選択されたメモリセルに
書き込まれ、以下バーストライトに対応してカラムアド
レスが更新されて、データa+1、a+2、a+3がク
ロックに同期して書き込まれる。
【0068】このようなバースト書き込み動作と平行し
て、アクティブバンク−1の指定と、それに対応したロ
ウアドレスR:bと、それから3クロック遅れてカラム
アドレスC:bが入力され、書き込みデータbが書き込
まれる。以下、上記同様にb+1、b+2、b+3がク
ロックに同期して順次に書き込まれる。以下、ライトバ
ンク−1を指定してカラムアドレスC:b’を入力し、
書き込みデータb’とb’+1を入力し、リードバック
−1を指定してカラムアドレスC:b”を入力すると、
カラムアドレスがb’からb”に置き替えられるので、
それよに対応したデータb”とb”+1、b”+2、
b”+3が順次に書き込まれる。
【0069】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 外部端子から入力されたクロックを遅延させて
取り込む入力段回路と、かかる入力段回路を通したパル
ス信号を受けてその出力信号を順次に伝播させる基本遅
延単位を構成する論理積ゲート回路からなるフォワード
・ディレイ・アレイと、上記入力段回路を通したパルス
と各論理積ゲート回路の出力信号とを受け、その出力を
上記フォーワド・ディレイ・アレイの所定の論理積ゲー
トのゲート制御信号として伝えるミラー制御回路と、上
記ミラー制御回路から対応する出力信号が供給され、か
かるミラー制御回路を通したパルスエッジを上記フォワ
ード・ディレイ・アレイとは逆方向に伝播させる基本遅
延単位を構成する論理積ゲート回路からなるバックワー
ド・ディレイ・アレイ及びそれを出力させるドライバと
を含む同期パルス発生回路において、上記入力段回路に
入力パルスのパルス幅デューティを小さくさせたパルス
を発生させるパルス発生回路を設けることにより、同期
可能な外部クロックの周波数帯域を広くすることができ
るという効果が得られる。
【0070】(2) 外部端子から入力されたクロック
を遅延させて取り込む入力段回路と、かかる入力段回路
を通したパルス信号を受けてその出力信号を順次に伝播
させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路からな
るフォワード・ディレイ・アレイと、上記入力段回路を
通したパルスと各論理積ゲート回路の出力信号とを受
け、その出力を上記フォーワド・ディレイ・アレイの所
定の論理積ゲートのゲート制御信号として伝えるミラー
制御回路と、上記ミラー制御回路から対応する出力信号
が供給され、かかるミラー制御回路を通したパルスエッ
ジを上記フォワード・ディレイ・アレイとは逆方向に伝
播させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路から
なるバックワード・ディレイ・アレイ及びそれを出力さ
せるドライバとを含む同期パルス発生回路において、パ
ルス発生回路を設けて上記ミラー制御回路に入力パルス
のパルス幅デューティを外部クロックに比べて小さくさ
せることにより、同期可能な外部クロックの周波数帯域
を広くすることができるという効果が得られる。
【0071】(3) 上記入力回路又は上記第1及び第
2の入力段回路には、フォワード・ディレイ・アレイか
らミラー制御回路を通してバックワード・ディレイ・ア
レイにパルスエッジが伝えられる遅延時間に相当する遅
延時間を持つ遅延回路を挿入することにより同期精度を
高くすることができるという効果が得られる。
【0072】(4) 上記同期パルス発生回路をシンク
ロナスダイナミック型RAMに搭載することにより、そ
の動作速度をいっそう速くすることができるという効果
が得られる。
【0073】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、入力
パルスと内部パルスとの同期化は、パルスの立ち下がり
エッジを同期させるようにするものであってもよい。基
本遅延単位は、実質的に論理積動作を行うものであれば
何であってもよい。この発明に係る同期パルス発生回路
は、シンクロナスDRAMの他、外部から入力されたク
ロック信号と同期した内部クロック信号を必要とする各
種半導体集積回路装置に広く利用できる。
【0074】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、外部端子から入力されたク
ロックを遅延させて取り込む入力段回路と、かかる入力
段回路を通したパルス信号を受けてその出力信号を順次
に伝播させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路
からなるフォワード・ディレイ・アレイと、上記入力段
回路を通したパルスと各論理積ゲート回路の出力信号と
を受け、その出力を上記フォーワド・ディレイ・アレイ
の所定の論理積ゲートのゲート制御信号として伝えるミ
ラー制御回路と、上記ミラー制御回路から対応する出力
信号が供給され、かかるミラー制御回路を通したパルス
エッジを上記フォワード・ディレイ・アレイとは逆方向
に伝播させる基本遅延単位を構成する論理積ゲート回路
からなるバックワード・ディレイ・アレイ及びそれを出
力させるドライバとを含む同期パルス発生回路におい
て、上記入力段回路に入力パルスのパルス幅デューティ
を小さくさせたパルスを発生させるパルス発生回路を設
けることにより、同期可能な外部クロックの周波数帯域
を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシンクロナス・ミラー・ディレ
イ回路(同期パルス発生回路)の一実施例を示す回路図
である。
【図2】図1のシンクロナス・ミラー・ディレイ回路を
説明するための動作波形図である。
【図3】図1の回路の同期可能な外部クロック周波数帯
域を示す特性図である。
【図4】この発明に係るシンクロナス・ミラー・ディレ
イ回路の他の一実施例を示す回路図である。
【図5】図4のシンクロナス・ミラー・ディレイ回路を
説明するための動作波形図である。
【図6】図4の回路の同期可能な外部クロック周波数帯
域を示す特性図である。
【図7】この発明が適用されるシンクロナスダイナミッ
ク型RAMの一実施例を示す要部ブロック図である。
【図8】図7のシンクロナスDRAMの一実施例を示す
全体ブロック図である。
【図9】この発明に係るシンクロナスDRAMのリード
サイクルの一例を説明するためのタイミング図である。
【図10】この発明に係るシンクロナスDRAMのライ
トサイクルの一例を説明するためのタイミング図であ
る。
【図11】本願発明に先立って検討されたシンクロナス
・ミラー・ディレイ回路の回路図である。
【図12】図11の回路動作を説明するための動作波形
図である。
【図13】本願発明に先立って検討されたシンクロナス
・ミラー・ディレイ回路の一部回路図である。
【図14】図11の回路の同期可能な外部クロック周波
数帯域を示す特性図である。
【符号の説明】
B1〜B3…バッファ回路、N1〜N6、N11〜N2
2…インバータ回路、G1,G11〜G24…ナンドゲ
ート回路、FDA…フォワード・ディレイ・アレイ、M
CC…ミラー制御回路、BDA…バックワード・ディレ
イ・アレイ、1…クロック入力バッファ、2…アドレス
入力バッファ、3…データ入力バッファ、4…データ出
力バッファ、5…モードデコーダ、6…ラスコントロー
ル回路、7…ロウ系アドレスカウンタ、8…カラム系ア
ドレスカウンタ、9…バンクコントロール回路、10…
ロウ系アドレスプレデコーダ、11…ロウ系冗長回路、
12…カラム系アドレスプレデコーダ、13…カラム系
冗長回路、22…SDRAM、30…モードレジスタ、
200A,200B…メモリアレイ、201A,201
B…ロウデコーダ、202A,202B…センスアンプ
及びカラム選択回路、203A,203B…カラムデコ
ーダ、205…カラムアドレスバッファ、206…ロウ
アドレスバッファ、207…カラムアドレスカウンタ、
208…リフレッシュカウンタ、210…入力バッフ
ァ、211…出力バッファ、212…コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11C 11/34 362S

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子から入力されたクロックを遅延
    させ、外部クロックに対してパルス幅デューティを小さ
    くしたパルス幅を持つパルスを形成するパルス発生回路
    を含む入力段回路と、 かかる入力段回路を通したパルス信号を受けてその出力
    信号を順次に伝播させる基本遅延単位を構成する論理積
    ゲート回路からなるフォワード・ディレイ・アレイと、 上記入力段回路を通したパルスと各論理積ゲート回路の
    出力信号とを受け、その出力を上記フォワード・ディレ
    イ・アレイの所定の論理積ゲートのゲート制御信号とし
    て伝えるミラー制御回路と、 上記ミラー制御回路から対応する出力信号が供給され、
    かかるミラー制御回路を通したパルスエッジを上記フォ
    ワード・ディレイ・アレイとは逆方向に伝播させる基本
    遅延単位を構成する論理積ゲート回路からなるバックワ
    ード・ディレイ・アレイとを含む同期パルス発生回路を
    備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記入力段回路には、第1の遅延時間の
    信号遅延を行う第1の遅延回路と第2の遅延回路、第2
    の遅延時間の信号遅延を行う第3の遅延回路を含み、上
    記バックワード・ディレイ・アレイの出力信号は、上記
    第2の遅延時間を持つクロックドライバを通して出力さ
    れるものであることを特徴とする請求項1の半導体集積
    回路装置。
  3. 【請求項3】 外部端子から入力されたクロックを遅延
    させ、外部クロックに対してパルス幅デューティを小さ
    くしたパルス幅を持つパルスを形成するパルス発生回路
    を含む第1の入力段回路と、 上記第1の入力段回路の遅延時間と同じ遅延時間を持つ
    ようにされた第2の入力段回路と、 上記第2の入力段回路を通したパルス信号を受けてその
    出力信号を順次に伝播させる基本遅延単位を構成する論
    理積ゲート回路からなるフォワード・ディレイ・アレイ
    と、 上記第1の入力段回路を通したパルスと各論理積ゲート
    回路の出力信号とを受け、その出力を上記フォーワド・
    ディレイ・アレイの所定の論理積ゲートのゲート制御信
    号として伝えるミラー制御回路と、 上記ミラー制御回路から対応する出力信号が供給され、
    かかるミラー制御回路を通したパルスエッジを上記フォ
    ワード・ディレイ・アレイとは逆方向に伝播させる基本
    遅延単位を構成する論理積ゲート回路からなるバックワ
    ード・ディレイ・アレイとを含む同期パルス発生回路を
    備えてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の入力段回路には、そ
    れぞれ第1の遅延時間の信号遅延を行う第1の遅延回路
    と第2の遅延回路、第2の遅延時間の信号遅延を行う第
    3の遅延回路を含み、上記バックワード・ディレイ・ア
    レイの出力信号は、上記第2の遅延時間を持つクロック
    ドライバを通して出力されるものであることを特徴とす
    る請求項3の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 上記入力段回路には、フォワード・ディ
    レイ・アレイからミラー制御回路を通してバックワード
    ・ディレイ・アレイにパルスエッジが伝えられる遅延時
    間に相当する遅延時間を持つ遅延回路が挿入されるもの
    であることを特徴とする請求項1又は請求項3の半導体
    集積回路装置。
  6. 【請求項6】 上記半導体集積回路装置は、シンクロナ
    スダイナミック型RAMを構成するものであり、上記同
    期クロック発生回路は、そのクロック入力回路に用いら
    れるものであることを特徴とする請求項1又は請求項3
    の半導体集積回路装置。
JP8242695A 1996-08-26 1996-08-26 半導体集積回路装置 Pending JPH10261288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242695A JPH10261288A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8242695A JPH10261288A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10261288A true JPH10261288A (ja) 1998-09-29

Family

ID=17092874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8242695A Pending JPH10261288A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 半導体集積回路装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10261288A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992514B2 (en) 2003-03-13 2006-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Synchronous mirror delay circuit and semiconductor integrated circuit device having the same
KR100558554B1 (ko) * 2004-01-07 2006-03-10 삼성전자주식회사 내부 클럭 발생 장치
CN106982046A (zh) * 2017-03-22 2017-07-25 中国电子产品可靠性与环境试验研究所 瞬态脉冲宽度展宽电路及方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992514B2 (en) 2003-03-13 2006-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Synchronous mirror delay circuit and semiconductor integrated circuit device having the same
KR100558554B1 (ko) * 2004-01-07 2006-03-10 삼성전자주식회사 내부 클럭 발생 장치
CN106982046A (zh) * 2017-03-22 2017-07-25 中国电子产品可靠性与环境试验研究所 瞬态脉冲宽度展宽电路及方法
CN106982046B (zh) * 2017-03-22 2020-08-04 中国电子产品可靠性与环境试验研究所 瞬态脉冲宽度展宽电路及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4345204B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2000163969A (ja) 半導体記憶装置
KR19990013465A (ko) 반도체 집적회로장치, 반도체 메모리시스템 및 클럭동기회로
JP2001126480A (ja) 半導体集積回路、半導体集積回路の制御方法、および可変遅延回路
EP0936619B1 (en) Signal delay device for use in semiconductor storage device for improved burst mode operation
JP3796319B2 (ja) ダイナミック型ram
US7495973B2 (en) Circuit and method for controlling write recovery time in semiconductor memory device
US6496403B2 (en) Semiconductor memory device
US8890584B2 (en) Semiconductor device having gear down mode, method of controlling same, and information processing system
KR100473747B1 (ko) 클럭 신호에 동기하여 동작하는 반도체 기억 장치
JPH09320261A (ja) 半導体記憶装置および制御信号発生回路
US6292430B1 (en) Synchronous semiconductor memory device
US6847567B2 (en) Sense amplifier drive circuits responsive to predecoded column addresses and methods for operating the same
JP2002076879A (ja) 半導体装置
JP2887108B2 (ja) 2ステージラッチ回路を利用したページモードマスクロム及びその制御方法
JPH09180435A (ja) 半導体記憶装置
JP2001344968A (ja) 半導体記憶装置
JPH10261288A (ja) 半導体集積回路装置
US6301189B1 (en) Apparatus for generating write control signals applicable to double data rate SDRAM
JPH07182854A (ja) 半導体記憶回路の制御方法
JP2001143468A (ja) 半導体記憶装置のデータ書き込み方法及び半導体記憶装置
US6934216B2 (en) Semiconductor memory device
JP5431028B2 (ja) 半導体記憶装置
JP5587562B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100951657B1 (ko) 데이터 스트로브 버퍼 회로 및 이를 이용한 데이터 입력버퍼 장치