JPH10260546A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
静電荷像現像用トナーInfo
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- JPH10260546A JPH10260546A JP6427597A JP6427597A JPH10260546A JP H10260546 A JPH10260546 A JP H10260546A JP 6427597 A JP6427597 A JP 6427597A JP 6427597 A JP6427597 A JP 6427597A JP H10260546 A JPH10260546 A JP H10260546A
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Abstract
ングの発生が防止でき、流動性および帯電性に優れたト
ナーを提供すること。 【解決手段】 少なくとも高密度酸化型ポリエチレンワ
ックス、ポリプロピレンワックス、バインダー樹脂およ
び着色剤からなる静電荷像現像用トナー。
Description
ーに関する。
式としては、圧力定着方式、フラッシュ定着やオープン
定着等の非接触加熱定着方式、熱ロール定着等の接触加
熱定着方式等が採用されている。特に接触加熱定着方式
は圧力定着方式に比べ高速化が可能であり、また非接触
加熱定着方式に比べ熱効率が高く、比較的低温の熱源を
用いることができ、装置の小型化やエネルギーの節約を
図ることができるため、最も普及している定着方式であ
る。
写真装置に対して、さらなる高速化や省エネルギー化が
要求されている。このためトナーに対して低温定着特性
が要求されている。低温定着が実現すれば電子写真装置
の省エネルギー化を図れるばかりでなく、ウォームアッ
プ時間も短縮することができ、より快適な操作性を得る
ことができる。
例えば、熱ロール定着方式による定着時に像を構成する
トナーの一部が熱ロールの表面に転移し、これが次に送
られてくる転写紙に再転移して画像を汚染するオフセッ
ト現象の発生が問題となっていた。このオフセット現象
を防止する技術として、例えば、ポリプロピレンワック
スをオフセット防止剤(離型剤)としてトナー中に添加
する技術(例えば特開昭49−65231号公報)が知
られている。
写速度の高速化や多機能化に伴い、自動原稿送り装置や
両面複写装置を搭載した複写機が標準になっている。こ
れらの装置による原稿送り時、または裏面複写や多色複
写時の2回目の複写工程において紙送時にローラーで複
写画像表面がこすられて、画像ににじみや汚れが発生す
る等の問題が生じている。複数の複写画像を重ねて複写
機内に一時保管したものを2回目の複写のために紙送り
ローラーで1枚づつ取り出す際にも同様な現象がみら
れ、画質の低下が引き起こされる。このような問題を有
するトナーはスミア性が悪いと言われている。スミア性
を改良する方法としては、ポリエチレンワックスのトナ
ー中への添加が有効であること(例えば特開平4−31
3762号公報)が知られている。
性を同時に改良するために前述のポリプロピレンワック
スとポリエチレンワックスを併用すると、フィルミング
が発生し、トナーの流動性や帯電性の低下が起こるとい
う新たな問題が発生している。これらの問題は、ポリプ
ロピレンワックスおよびポリエチレンワックスはバイン
ダー樹脂との相溶性が悪いために均一に分散されず、一
般に採用される混練・粉砕法によるトナーの製造におい
ては粉砕工程でワックス、特にポリエチレンワックスが
トナー粒子表面に遊離することが原因と考えられる。
ア、オフセットおよびフィルミングの発生が防止でき、
流動性および帯電性に優れたトナーを提供することを目
的とする。
度酸化型ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワック
ス、バインダー樹脂および着色剤からなる静電荷像現像
用トナーに関する。
リプロピレンワックスを同時に含む場合であっても、ポ
リエチレンワックスとして高密度酸化型のものを用いる
ことにより複写画像上にスミア、オフセットおよびフィ
ルミングが発生せず、かつ流動性および帯電性に優れた
静電荷像現像用トナーを提供することが可能となった。
ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、バイ
ンダー樹脂および着色剤からなる。
高密度酸化型である。具体的には、密度は0.95〜0.
99g/cm3、好ましくは0.96〜0.99g/cm3
である。0.95g/cm3未満では得られるトナーのス
ミア性が低下する。また、酸化型ではない高密度ポリエ
チレンワックスを使用するとスミア性は良好であるが、
フィルミング等の悪化が起こる。本発明において酸化型
とは酸化されているという意味であり、例えば、オゾン
酸化法、無水マレイン酸で変性する方法等の公知の方法
で酸化されていればよい。
g/g、好ましくは2〜20KOHmg/g程度がよ
い。1KOHmg/g未満であるとトナー中における該
ポリエチレンワックスの分散性が低下して、遊離ワック
スが発生または増量するため、感光体へのフィルミング
等の問題が起こり易くなる。
レンワックスは軟化点が100〜150℃、好ましくは
110〜145℃、より好ましくは110〜130℃の
範囲にある。該ポリエチレンワックスの軟化点が100
℃より低いと耐熱性が悪く、フィルミングを発生し易く
なり、逆に150℃より高いとスミア性が低下する。
レンワックスとしては、市販品としてハイワックス40
51E(三井石油化学社製)、ハイワックス4052E
(三井石油化学社製)およびハイワックス405MP
(三井石油化学社製)等が入手可能である。
は軟化点が130〜160℃、より好ましくは140〜
155℃が適当である。さらに好ましくは上記高密度酸
化型ポリエチレンワックスの軟化点より軟化点が高い、
最も好ましくはその差が25℃以内のものである。軟化
点が130℃より低いと耐熱性が低下するのみならず、
フィルミングを発生し易くなる。一方、160℃より高
いとオフセット性が低下する。
ワックスは、バインダー樹脂中での分散性向上の観点か
ら、酸化型ポリプロピレンワックスを用いてもよい。酸
化型という用語はポリエチレンワックスに対する意味と
同様に解してよく、酸化型ポリプロピレンワックスを使
用する場合は、その酸価が30KOHmg/g以下、好
ましくは20KOHmg/g以下がよい。
ワックスとポリプロピレンは合計量でバインダー樹脂1
00重量部当たり2〜10重量部、好ましくは3〜7重
量部使用する。両者の合計量が2重量部より少ないとオ
フセット性、スミア性いずれも低下する。また10重量
部を越えるとフィルミングが発生し易く、かぶりおよび
トナーの流動性が低下する。
酸化型ポリエチレンワックスの添加重量比は10:1〜
1:10、好ましくは10:1〜1:2、より好ましく
は10:1〜1:1.5であり、これよりポリプロピレ
ンの量が多くなるとスミア性向上の効果が低下し、ポリ
エチレンの量が多くなるとオフセット性向上の効果が低
下する。
トナー用バインダー樹脂として使用されてきたスチレン
系共重合体樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂
などを任意に使用できる。トナーの荷電性は一般に、後
述する正負いずれかの荷電制御剤により調整できるが、
正帯電性トナーの製造に際してはスチレン系共重合体樹
脂が使用され、負帯電性トナーの製造に際してはポリエ
ステル系樹脂、スチレン系共重合体樹脂、エポキシ系樹
脂等が使用されることが多い。スチレン系共重合体樹脂
は正負両帯電性トナーの製造に有効である。
ーションクロマトグラフィによって測定された数平均分
子量分布が少なくとも2,000〜10,000の範
囲、より好ましくは2,500〜7,000また、重量
平均分子量/数平均分子量が20〜90の範囲、より好
ましくは25〜80である。
熱性が低下したりオフセットし易くなり、10,000
を越えると定着強度が低下する。また重量平均分子量/
数平均分子量の比が20より小さいとオフセット性が低
下し、90より大きいと定着強度が悪くなり易い。
ン系共重合体樹脂が本発明の目的をより効果的に達成で
き、特に好ましい。スチレン系共重合体樹脂を構成する
スチレン系単量体の例としては、スチレン、α−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、p−tert−ブチル
スチレン、p−クロルスチレン等のスチレン系単量体お
よびその誘導体を用いることができる。
しては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチ
ル、メタクリル酸n−ペンチル、メタクリル酸イソペン
チル、メタクリル酸ネオペンチル、メタクリル酸3−
(メチル)ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル
酸オクチル、メタクリル酸ノニル、メタクリル酸デシ
ル、メタクリル酸ウンデシルおよびメタクリル酸ドデシ
ル等のメタクリル酸アルキルエステル;アクリル酸メチ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、ア
クリル酸t−ブチル、アクリル酸n−ペンチル、アクリ
ル酸イソペンチル、アクリル酸ネオペンチル、アクリル
酸3−(メチル)ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸ノニル、アクリル酸デシル、
アクリル酸ウンデシルおよびアクリル酸ドデシル等のア
クリル酸アルキルエステル;アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カルボン酸;ア
クリロニトリル、マレイン酸エステル、イタコン酸エス
テル、塩化ビニル、酢酸ビニル、安息香酸ビニル、ビニ
ルメチルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニル
メチルエーテル、ビニルエチルエーテルおよびビニルイ
ソブチルエーテル等のビニル系単量体を用いることがで
きる。好ましいものはメタクリル酸アルキルエステル
(アルキル基の炭素数1〜17)、アクリル酸アルキル
エステル(アルキル基の炭素数1〜17)である。
プロピレンワックスおよび着色剤等の分散性を向上させ
るためにバインダー樹脂に酸価を付与することが好まし
い。例えば、バインダー樹脂としてスチレン系共重合体
樹脂を用いる場合、酸価はバインダー樹脂を構成する
(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸の量を調節し
てスチレン系共重合体樹脂に含有させることにより制御
することが好ましく、その値は1〜30KOHmg/
g、好ましくは3〜10KOHmg/gが適当である。
るものではなく、従来電子写真で使用されてきた着色剤
を用いることができ、以下のものが例示できる。黒色顔
料としては、カーボン・ブラック、酸化銅、二酸化マン
ガン、アニリンブラック、活性炭、フェライト、マグネ
タイトなどを使用することができる。黄色顔料として
は、黄鉛、亜鉛黄、カドミウムイエロー、黄色酸化鉄、
ミネラルファストイエロー、ニッケルチタンイエロー、
ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、バンザー
イエローG、バンザーイエロー10G、ベンジジンイエ
ローG、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレ
ーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレヘ
ーキなどを使用することができる。
オレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオ
レンジ、バルカンオレンジ、インダスレンブリリアント
オレンジRK、ベンジジンオレンジG、インダスレンブ
リリアントオレンジGK、ベンガラ、カドミウムレッ
ド、鉛丹、パーマネントレッド4R、リソールレッド、
ピラゾロンレッド、ウオッチングレッド、レーキレッド
C、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオ
シンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、
ブリリアントカーミン3B、パーマネントオレンジGT
R、バルカンファストオレンジGG、パーマネントレッ
ドF4RH、パーマネントカーミンFBなどを使用する
ことができる。青色顔料としては、紺青、コバルトブル
ー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、
フタロシアニンブルーなどを使用することができる。な
お、これらの着色剤の添加量も特に限定的ではないが、
通常、バインダー樹脂100重量部に対して1〜20重
量部、好ましくは3〜15重量部になるようにする。
していてもよく、荷電制御剤、磁性粉等を適宜配合して
もよい。
したいときは正荷電制御剤、トナーを負荷電制御したい
ときは負荷電制御剤を用いることができる。本発明に使
用可能な正荷電制御剤としては、例えばニグロシン染
料、トリフェニルメタン系化合物、4級アンモニウム塩
系化合物等が挙げられる。トリフェニルメタン系化合物
としては、例えば特開昭51−11455号公報、特開
昭59−100457号公報、特開昭61−12495
5号公報等に記載された化合物が使用可能である。ま
た、4級アンモニウム塩系化合物としては、例えば特開
平4−70849号公報等に記載された化合物が使用可
能である。負荷電制御剤としてはサリチル酸金属錯体、
含金アゾ染料、カリックスアレン化合物、含ホウ素化合
物等が挙げられる。上記荷電制御剤は単独で、あるいは
2種以上混合して使用可能であるが、その添加量として
はバインダー樹脂100重量部に対して0.5〜10重
量部が好ましい。
ト、鉄粉を単独あるいは混合して使用することができ
る。磁性粉を含有させることによってフィルミングの防
止、磁力によるトナーの飛散、コボレなどがより効果的
に防止できる。
性の低下を防止するため、BET比表面積が2〜15m2
/g、好ましくは5〜12m2/gの磁性粉が望ましい。
ダー樹脂100重量部に対して0.5〜20重量部、好
ましくは1〜10重量部である。20重量部より多いと
現像性の低下により画像濃度が低下する。
ば、公知の混練・粉砕法等により容易に製造することが
できる。少なくともバインダー樹脂、着色剤、高密度酸
化型ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、
および荷電制御剤等の所望の添加剤からなる混合物を混
練押出機により混練し、混練物を冷却固化した後、粉
砕、分級し、体積平均粒径5〜14μm、好ましくは6
〜12μmのトナー粒子を得、所望により流動化剤やク
リーニング助剤を添加して得られる。なお、粉砕工程に
おいては、フェザーミル等の粉砕機により、一旦、2m
m以下に粗粉砕した後、機械式粉砕機により所望粒径ま
で微粉砕してもよい。
シリカ微粒子、二酸化チタン微粒子、アミルナ微粒子、
フッ化マグネシウム微粒子、炭化ケイ素微粒子、炭化ホ
ウ素微粒子、炭化チタン微粒子、炭化ジルコニウム微粒
子、窒化ホウ素微粒子、窒化チタン微粒子、窒化ジルコ
ニウム微粒子、マグネタイト微粒子、二硫化モリブデン
微粒子、ステアリン酸アルミニウム微粒子、ステアリン
酸マグネシウム微粒子、ステアリン酸亜鉛微粒子等が挙
げられる。
ング剤、チタンカップリング剤、高級脂肪酸、シリコー
ンオイル等で疎水化処理して用いることが望ましい。
して0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部
用いることが望ましい。
ープフリー乳化重合、非水分散重合等の湿式重合法また
は気相法等により造粒したスチレン系、アクリル系、メ
タクリル系、ベンゾグアナミン、シリコーン、テフロ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種の有機微粒
子を単独あるいは組み合わせて用いることができる。添
加量は通常バインダー樹脂100重量部に対して0.0
1〜1重量部である。
を使用しない1成分現像剤、キャリアとともに使用する
2成分現像剤のいずれにおいても使用可能であるが、2
成分現像剤として使用することが好ましい。本発明のト
ナーとともに使用するキャリアとしては、公知のキャリ
アを使用することができ、例えば、鉄粉、フェライト等
の磁性粒子よりなるキャリア、磁性粒子表面を樹脂等の
被覆剤で被覆したコートキャリア、あるいはバインダー
樹脂中に磁性体微粉末を分散してなる分散型キャリア等
いずれも使用可能である。このようなキャリアとしては
体積平均粒径が15〜100μm、好ましくは20〜8
0μmのものが好適である。
るときに好ましいキャリアは、トナーに対する荷電性、
即ち表面に負帯電性の樹脂が存在するキャリアである。
このような樹脂としてはポリエステル系樹脂、ポリエチ
レン等のポリオレフィン系樹脂、テトラフルオロエチレ
ン、フッ化ビニリデン、含フッ素ビニル系単量体の単独
重合体あるいは他のビニル系単量体との共重合体等の含
フッ素系樹脂等が挙げられる。特に好ましいのは上記負
帯電性樹脂被覆層を形成したキャリア、あるいは上記負
帯電性樹脂中に磁性体微粉末を分散してなるキャリア
が、本発明のトナーとの組み合わせにおいて帯電性の観
点から好ましい。
いるときは表面に正帯電性の樹脂が存在するキャリアが
好ましい。このような樹脂としては、アクリル系樹脂、
スチレン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げ
られる。本発明を以下の実施例により、さらに詳しく説
明する。
5リットル)を用いて、3000rpmで3分間混合し
た。この混合物をスクリュー押出混練機(TEM50:
東芝機械社製)により、温度120℃、供給量30kg
/hr、スクリュー回転数150rpmの条件で連続押
出混練した後、ニップ幅1mmのプレスローラで圧延
し、更にベルトクーラー上で強制水冷した。
ュ)で粗粉砕した。粗粉砕物を機械式粉砕機(クリプト
ンKTM−O型、川崎重工業社製)で11μmまで微粉
砕し、自然気流式分級機を備えたジェットミル(IDS
−2型、日本ニューマチック社製)で粗粉のカットを行
い、さらに回転ロータ式分級機(50ATP分級機、ホ
ソカワミクロン社製)で微粉のカットを行い体積平均粒
径11μmのトナー粒子を得た。
974;日本アエロジル社製)0.15重量%を添加
し、ヘンシェルミキサー(容量75リットル)を用いて
1000rpmで1分間混合添加処理して、トナーを得
た。
ンダー樹脂の種類、ポリプロピレンワックスの種類およ
び量ならびに高密度酸化型ポリエチレンワックスの種類
および量については表1に示す通りである。
得られたトナーを、以下のごとく製造したバインダー型
キャリアと重量混合比(トナー:キャリア)(5:9
5)にて混合して現像剤を得た。
し、次いでシリンダ部180℃、シリンダヘッド部17
0℃に設定した押出混練機を用いて、押出混練した。混
練物を冷却、粗粉砕後、ジェットミルで微粉砕し、さら
に風力分級機を用いて分級し、体積平均粒径55μmの
磁性キャリアを得た。
れた現像剤を以下の項目について評価した。 (1) スミア性 上記現像剤および複写機(EP4050;ミノルタ社
製)を使用して複写し、複写紙上に定着させた後、別の
未使用の複写紙を、先に得られた複写画像が形成された
用紙とこすり合わせて、その未使用複写紙の汚れ具合を
観察し、以下のようにランク付けを行った。 ○:ほとんど汚れが目立たなかった; △:若干汚れが観察されたが実用上問題がない; ×:全紙面に汚れがみられた。
て複写する際、定着ローラ温度を250℃近辺まで上昇
させて行き、オフセットの発生する温度により以下の通
りランク付けを行った ○:250℃でオフセット発生しない; △:250℃未満ではオフセット発生しない; ×:230℃未満でオフセット発生。
5万枚を複写した後、ハーフトーン画像を採取するとと
もに感光体を観察し、以下のようにランク付けを行っ
た。 ○:画像の乱れ、感光体へのトナー成分付着がともにな
し。 △:感光体表面の一部がうっすらとくもっているが、画
像の乱れはない。 ×:感光体全体がくもっており、更に画像が乱れてい
る。
もに、まとめて以下の表1に示す。
ルターマルチサイザー(コールター社製)を用い、28
0μmのアパチャーチューブで測定した。トナーの平均
粒径は同装置を用い100μmのアパチャーチューブで
測定した。
ットが防止できると共に、フィルミングが発生せず、ト
ナーの流動性や帯電性の低下などを起こさないトナーを
提供することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも高密度酸化型ポリエチレンワ
ックス、ポリプロピレンワックス、バインダー樹脂およ
び着色剤からなる静電荷像現像用トナー。 - 【請求項2】 高密度酸化型ポリエチレンワックスの酸
価が1〜30KOHmg/gであり、密度が0.95〜
0.99g/cm3であり、ポリプロピレンワックスの酸
価が0〜30KOHmg/gであることを特徴とする請
求項1記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項3】 高密度酸化型ポリエチレンワックスおよ
びポリプロピレンワックスの合計添加量がバインダー樹
脂100重量部に対して2〜10重量部であり、ポリプ
ロピレンワックスとポリエチレンワックスとの添加重量
比が10:1〜1:10であることを特徴とする、請求
項1または2記載の静電荷像現像用トナー。 - 【請求項4】 ポリプロピレンワックスの軟化点が13
0〜160℃であり、高密度酸化型ポリエチレンワック
スの軟化点が100〜150℃であって、ポリプロピレ
ンワックスの軟化点が高密度酸化型ポリエチレンワック
スの軟化点より高いことを特徴とする、請求項1〜3い
ずれかに記載の静電荷像現像用トナー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06427597A JP3493540B2 (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 静電荷像現像用トナー |
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JPH10260546A true JPH10260546A (ja) | 1998-09-29 |
JP3493540B2 JP3493540B2 (ja) | 2004-02-03 |
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ID=13253513
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---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014507678A (ja) * | 2011-01-12 | 2014-03-27 | オセ−テクノロジーズ ビーブイ | 高融点ワックスを含む電子写真トナー、高融点ワックスを含む電子写真トナーを受像媒体の上に塗布する印刷システム、及び高融点ワックスを含む電子写真トナーを準備する方法 |
US20170052501A1 (en) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | Konica Minolta, Inc. | Solid lubricant, image forming apparatus and image forming method |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP06427597A patent/JP3493540B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US20170052501A1 (en) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | Konica Minolta, Inc. | Solid lubricant, image forming apparatus and image forming method |
US9933745B2 (en) * | 2015-08-19 | 2018-04-03 | Konica Minolta, Inc. | Solid lubricant, image forming apparatus and image forming method |
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---|---|
JP3493540B2 (ja) | 2004-02-03 |
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