JPH10260321A - 光伝送部材保持装置の製造方法 - Google Patents

光伝送部材保持装置の製造方法

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JPH10260321A
JPH10260321A JP10006699A JP669998A JPH10260321A JP H10260321 A JPH10260321 A JP H10260321A JP 10006699 A JP10006699 A JP 10006699A JP 669998 A JP669998 A JP 669998A JP H10260321 A JPH10260321 A JP H10260321A
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JP
Japan
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solder
optical fiber
groove
optical transmission
transmission member
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JP10006699A
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English (en)
Inventor
Takashi Ota
隆 太田
Nobutsugu Fukuyama
暢嗣 福山
Hirokuni Kurimoto
宏訓 栗本
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバー等の光伝送部材を所定位置に固定
するための保持装置において、各光伝送部材を溝中に半
田を使用して確実に固定できるようにし、光伝送部材と
溝との間に空隙が生じにくいようにすること。 【解決手段】複数の光伝送部材8をそれぞれ所定位置に
保持している保持基板3Aを備えている光伝送部材保持
装置を製造する。保持基板3Aに光伝送部材8を収容
し、固定するための溝7が設けられている。光伝送部材
8を溝7に収容し、溝7および光伝送部材8上に半田シ
ート11を設置する。半田シート11を溝7の方へと向
かって加圧しながら加熱することによって、溝7と光伝
送部材8との間隙に半田を流入させて充填し、光伝送部
材8を所定位置に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバー等の光伝
送部材を所定位置に保持するための光伝送部材保持装置
を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば125μm程度の直径を有する複
数の光ファイバーを固定するための基板としては、種々
のものが知られている。通常は、光ファイバーを所定位
置に固定するために、保持基板にV溝等の固定用溝を形
成する。保持基板に対して複数列、例えば16列の光フ
ァイバーを固定した後、この基板を他の光学部品に結合
する。この際、各光ファイバーは、例えば発光ダイオー
ド、受光素子に対して結合されたり、あるいは他の光フ
ァイバーやロッドレンズに対して光学的に結合される。
【0003】保持基板の材質としては、シリコン、光学
ガラス、セラミックスなどが知られている。また、前記
のような固定用溝の形成方法としては、シリコン基板の
場合はエッチング法が実施されており、ガラス基板やセ
ラミックス基板の場合は研削加工法が実施されている。
【0004】いずれのタイプの基板においても、基板に
固定した光ファイバーの光軸が所定位置からずれると、
光ファイバーと他の光伝送手段との間での伝送損失が大
きくなる。従って、光ファイバー保持基板における固定
用溝の加工精度としては、例えば0.5μm以下といっ
た、きわめて高い加工精度が要求されている。通常は、
光ファイバーをV溝中に樹脂接着材で固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような保
持装置の場合には、特に各光ファイバーを発光ダイオー
ドや受光素子に対して結合した場合に、樹脂接着材から
有機ガスが発生し、この有機ガスが発光ダイオードの発
光界面に対して付着し、その発光特性が劣化するとの危
惧がある。
【0006】本発明者は、こうした問題を回避するため
に、各光ファイバーをそれぞれ対応するV溝中に、半田
によって固定することを検討した。しかし、光ファイバ
ーの直径は、現在では通常は125μm程度であり、V
溝と光ファイバーとの間隙は極めて小さいために、保持
基板の末端面からV溝中に半田を流入させ、隙間無く充
填することは困難であることが判明してきた。このた
め、V溝と光ファイバーとの間隙に、半田が流入してい
ない空隙が発生し易い。
【0007】このような溝中の半田内の空隙の挙動は、
明確ではない。しかし、前記したような光ファイバー保
持装置は、気密性のケースないしパッケージ内に収容さ
れ、光ケーブルの要所に設けられることが多く、この収
容パッケージ内には、レーザー等の光学素子の劣化を防
止するために窒素ガス等の不活性ガスを充填することが
多い。しかし、本光ファイバー保持装置でパッケージの
封止を行う場合、前記したように溝内に半田が十分に充
填されず、空隙が残留し、この空隙が溝に沿って長く延
びると、場合によっては溝内の空隙を伝わって不活性ガ
スが漏れだしうることが判明してきた。
【0008】また、前記のような光ファイバー保持装置
を収容したパッケージは、屋外の過酷な環境下に置かれ
ることが多く、60℃もの高温から−40℃もの低温に
さらされたり、あるいは砂漠環境から高湿環境にさらさ
れたりする。光ファイバー保持装置のパッケージは、こ
うした過酷な周囲環境下で、長期間安定して動作しなけ
ればならない。しかし、前記のように溝中の半田に空隙
が残留していると、この空隙内に残留する空気が膨張と
収縮とを繰り返したり、あるいは空隙の中に湿気が侵入
したりし、この影響で光ファイバーの固定位置が僅かに
変動することがあった。光ファイバーの固定位置が変動
すると、たとえ変動の大きさが僅かであっても、その光
軸がずれるために、結合損失が増大し、あるいは変動す
る。
【0009】本発明の課題は、光ファイバー等の光伝送
部材を所定位置に固定するための保持装置において、各
光伝送部材を溝中に半田を使用して確実に固定できるよ
うにし、この際光伝送部材と溝との間に空隙が生じにく
いようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の光伝送
部材をそれぞれ所定位置に保持している保持基板を備え
ている光伝送部材保持装置を製造する方法であって、保
持基板に光伝送部材を収容し、固定するための溝が設け
られており、光伝送部材を溝に収容し、溝および光伝送
部材上に半田シートを設置し、この半田シートを溝の方
へと向かって加圧しながら加熱することによって、溝と
光伝送部材との間隙に半田を流入させて充填し、光伝送
部材を所定位置に固定することを特徴とする、光伝送部
材保持装置の製造方法に係るものである。
【0011】本発明者は、光伝送部材を溝に収容した
後、溝および光伝送部材上に半田シートを設置し、この
半田シートを溝の方へと向かって加圧しながら加熱する
ことによって、溝と光伝送部材との間隙に半田を流入さ
せて充填することを想到した。この過程で、半田シート
は押しつぶされ、溝の内部へと優先的に流入し、光伝送
部材と溝との空隙内に充填されると共に、光伝送部材そ
れ自体が溝の表面に対して強く押圧され、所定位置に固
定される。これによって、光伝送部材の固定位置の誤差
を最小限とし、かつ溝と光伝送部材との間の空隙をも最
小限とすることに成功した。これにって、半田によって
光伝送部材を溝中に固定した光伝送部材保持装置を実用
化することに成功した。
【0012】以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の好
適な実施形態を説明する。前記において、光伝送部材
は、光ファイバーであることが好ましいが、ロッドレン
ズ等の受動的な光伝送部材であって良い。光伝送部材
は、他の光伝送部材または光学素子と光学的に結合する
ことができる。この光学素子には特に限定はないが、レ
ーザー光を発振するレーザー発光素子や、レーザー光を
受光する受光素子が好ましい。
【0013】図1(a)は、本発明の一実施形態に係る
光ファイバー保持装置ないしアレイを概略的に示す正面
図であり、図1(b)は、この装置を概略的に示す平面
図であり、図1(c)は、図1(b)の装置を左側から
見たときの正面図である。
【0014】この光ファイバー保持装置1は、光ファイ
バー保持基板3を備えている。保持基板3は、光ファイ
バーの被覆を載置するための被覆載置部3aを備えてお
り、被覆載置部3aの中に光ファイバーの被覆2が固定
されている。被覆2の上に蓋5が被せられている。保持
基板3の保持部3bには、所定列数の溝7が形成されて
おり、各溝7は、それぞれ保持部3bの端面6から被覆
載置部3aへと向かって延びている。各溝7の中にそれ
ぞれ光ファイバーの芯線8が収容されており、本発明に
従って半田で固定されている。保持部3bの上に蓋4が
被せられている。
【0015】本発明に従って、こうした光ファイバーア
レイを製造する方法について述べる。まず光ファイバー
保持基板を製造する。これは、シリコン、セラミック
ス、ガラスによって形成できる。各溝は、例えば深さ百
二十五μm程度の微細なものである。各溝7中にそれぞ
れ光ファイバー8を収容し、整列させる。
【0016】光ファイバー保持基板に溝を形成する方法
としては、シリコン材料をエッチングすることによって
溝を形成する方法がある。しかし、この方法によって
は、加工精度に限界があり、ある程度以上高精度のV溝
を形成することが困難であった。そこで、アルミナ、メ
ノウ、ジルコニア等のセラミックス材料やガラス材料を
研削加工して、各溝を形成する方法を使用できる。この
場合には、例えば、セラミックスの成形体を焼結させて
焼結体を製造し、この焼結体を平面研削加工して平坦面
を形成し、次いでこの平坦面をダイヤモンド砥石で研削
加工することによって、各溝を形成する。また、光ファ
イバー保持基板の固定用溝をプレス成形法によって形成
することができる。
【0017】このガラスとしては、BK−7:光学ガラ
ス、ホウケイ酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、イオン交換
ガラス、LiO2 −Al2 3 −SiO2 系のガラスが
特に好ましい。
【0018】図1に示すような光ファイバー保持装置を
製造するのに際しては、図2に示すように、保持基板3
Aの保持部3b上に所定個数の溝7を形成し、溝7の中
に各光ファイバーの芯線8を収容する。ここで、10は
保持部3bの上側面であり、33は保持部3bの側面で
あり、34は保持部3bの他方の端面である。
【0019】ここで、各溝の開き角度は特に限定されな
い。しかし、各溝を研削加工によって形成する場合に
は、使用する砥石(通常はダイヤモンド砥石)の形状に
よって溝の横断面形状が決定される。この砥石の形状
は、研削加工の最中に少しずつ変化し、砥石の先端がな
まってくる。この際、溝の形状のうち最も重要な部分
は、光ファイバーに対して直接接触する傾斜面の形状で
あり、この傾斜面が、溝の全長にわたって一直線となっ
ていなければならない。この観点から、砥石を尖らせ、
溝の開き角度を小さくし、具体的には90°以下とする
ことが好ましい。一方、溝の開き角度が小さすぎると、
溝内に光ファイバーが入りにくくなるし、溝の底部に半
田が極端に流入しにくくなる。従って、溝の開き角度を
60°以上とすることが好ましい。
【0020】隣り合う溝の間隔ないしピッチは、特に限
定されない。また、一つの光ファイバー保持基板に固定
する光ファイバーの本数も、各光ファイバーに対して光
学的に結合されるべき光学素子の個数によって決定され
るものである。本発明によって製造される光ファイバー
保持装置の特に好適な用途は、並列伝送モジュールであ
り、この場合には、通常8ビットの信号に対応する8つ
のチャンネルと、クロック等の他の制御信号に対応する
チャンネルとが必要であるので、一般的なテープファイ
バー(12列等)を使用することが考えられる。この場
合、テープファイバーのファイバーピッチが250μm
であるので、隣り合う溝のピッチは250μmが好まし
い。
【0021】次いで、図3に示すように、保持部3bの
上側面10に半田シート11を載せ、溝7およびその中
の光ファイバー芯線8を覆う。図3に示すように、半田
シート11の上に蓋4を載せる。そして、図4に示すよ
うに、保持基板3Aを所定の加熱源(例えばホットプレ
ート36)上に載置し、少なくとも半田シート11の部
分を加熱する。この加熱の間に、矢印Aで示すように上
方から所定の圧力を加える。
【0022】この加熱処理の後に、保持装置の全体をホ
ットプレートから取り外し、図5に示す保持装置12を
得る。各光ファイバーの芯線8の端面を光学研磨し、各
端面を、保持基板3Aの保持部3bの端面6に露出させ
る。
【0023】溝内において、各光ファイバーの表面と溝
の表面との間隔は極めて微細であるために、溝の表面に
対して特に濡れやすい材質の半田を使用する必要があ
る。通常は、半田の濡れ性を向上させるためには、半田
中にフラックスを添加することが好ましい。しかし、本
発明の対象である光ファイバー保持基板の場合には、溝
中での光ファイバーの固定位置の精度が高く、かつ完全
に無機材料からなることが望ましい。このため、特に濡
れ性の良い金系の共晶半田を使用することが特に好まし
い。
【0024】こうした半田としては、信頼性の観点か
ら、金/スズ半田、金/ゲルマニウム半田、金/シリコ
ン半田が好ましい。特に金/スズ半田が流れやすいため
に好ましい。
【0025】保持基板の材質がガラスまたはセラミック
スである場合には、半田が溝の表面に対して直接には濡
れない。従って、溝の内部まで半田を行き渡らせること
ができるため、少なくとも溝の表面にはメタライズ層を
形成することが好ましい。また、蓋と保持基板を固着さ
せるためには、相互当接面にメタライズ層を形成するこ
とが好ましい。メタライズ層の材質は特に限定されな
い。しかし、メタライズ層を複数の金属層によって形成
し、メタライズ層の下地側の層は、保持基板の材質に対
して良好な付着力を有している金属によって形成するこ
とが好ましい。また、メタライズ層の表面側は、使用す
るハンダの材質と同種の材質とすることが好ましく、特
に金または金の合金とすることが好ましい。
【0026】特に好適な実施形態においては、保持基板
の母材から、クロム層/金層、チタン層/白金層/金層
の順番とする。すなわち、最外面に金が露出する。メタ
ライズ層の全体の厚さは、溝中における光ファイバーの
光軸の位置精度を一層向上させるという観点からは、
1.5μm以下とすることが好ましく、濡れ性を向上さ
せるという観点からは、0.5μm以上とすることが好
ましい。例えば、厚さ0.1μmのチタン層/厚さ0.
1μmの白金層/厚さ1μmの金層を順次に積層する。
【0027】光ファイバーアレイにおいては、通常は保
持部3b上を覆う蓋4を使用する。この場合、蓋4を矢
印Aのように加圧することによって半田シートに対して
圧力を加えることができるので、半田シートの全面にわ
たって均等に圧力を加えうる点で好ましい。しかし、蓋
4のうち、少なくとも半田シートと接触する底面4aに
はメタライズ層を形成しておくことが好ましく、これに
よって蓋4と光ファイバーとの間に、半田の存在しない
微小な空隙が発生することを防止できる。
【0028】次に、光ファイバー等の光伝送部材の表面
にもメタライズ層を形成することが好ましい。例えば通
信用の光ファイバーは、通常石英製であるために、半田
には直接に濡れにくい。そして、冷却時に半田が収縮す
るときに、光ファイバーの外周面を包囲する半田が、光
ファイバーに対して、内側へと向かって強く把握するよ
うに加圧する。この加圧力が大きすぎる場合には、半田
からの圧力によって光ファイバーの材質に軽微な異方性
が生じ、光ファイバー中を伝搬する光信号に影響を与え
る可能性もある。しかし、光ファイバーの表面にメタラ
イズ層を形成することによって、こうした半田の収縮に
よる圧力の影響が光ファイバーには及びにくくなる。
【0029】次に、半田を溶解させる工程においては、
通常は250℃〜400℃程度の温度が必要である。光
ファイバーの芯線を保持基板で保持し、光ファイバーの
被覆をこの保持基板上に保持していない場合には、保持
基板の全体を炉中に収容し、250℃〜400℃に加熱
しても、さほど問題はない。
【0030】しかし、光ファイバーの芯線と被覆とを保
持基板によって支持する(例えばピッグテール型の光フ
ァイバーアレイ)場合には、被覆が溶解しないようにす
る必要がある。この場合には、芯線を保持する保持部の
みを局部加熱することによって、光ファイバーの被覆の
周囲の温度が上昇しないようにすることが好ましい。こ
のためには、例えば保持基板をホットプレート上に載
せ、保持部の周辺のみを加熱する方法がある。
【0031】また、加熱時に半田が酸化すると、メタラ
イズ層および光ファイバーに対して濡れにくくなるの
で、加熱時に少なくとも半田シートを不活性雰囲気下に
保持することが好ましい。ただし、前記したように、光
ファイバーの芯線の保持部のみを局部加熱するために、
保持基板をホットプレート上に載置する場合には、保持
基板の全体の周囲を不活性雰囲気とすることは困難であ
る。このため、不活性ガス、好ましくは窒素ガスを、少
なくとも半田シートの加熱処理の間中、局部加熱部分の
全域に対して吹きつけ続けることが好ましい。
【0032】半田シートの加熱温度は、半田の共晶点+
20℃以上、共晶点+50℃以下とすることが特に好ま
しい。半田シートの加熱温度を半田の共晶点+20℃以
上とすることによって、光ファイバーの周囲への半田の
浸透を確保できる。また、半田シートの加熱温度を半田
の共晶点+50℃以下とすることによって、保持基板や
蓋の表面のメタライズ層の消失を防止できる。例えば、
金/ゲルマニウム半田(共晶点356℃)の場合には、
作業温度は390℃程度が最適であった。
【0033】本発明においては、加熱時に半田シートに
対して光伝送部材の方へと荷重を加えることが必須であ
り、この荷重がない場合には、半田シートが溶解したと
きに各光伝送部材の位置が定まらず、溶融した半田中で
移動するため,各光伝送部材を所定位置に固定すること
ができなくなった。
【0034】この荷重の大きさは、加熱中の半田シート
を確実に押しつぶし、ファイバーをV溝に押さえつける
ために、500g/cm2 以上とすることが好ましい。
また、光伝送部材への荷重による悪影響を防止する観点
からは、2500g/cm2 以下とすることが好まし
い。
【0035】半田シートに対して荷重を加えつつ、加熱
すると、図3において、溶融した半田の一部が、保持部
3bの上側面10の周縁方向へと向かって、上側面10
を濡らしながら流動する。この際、半田の上側面10上
での流動を確保するために、上側面10の寸法よりも半
田シート11の寸法を小さくすると共に、上側面10の
全面にメタライズ層を設けておくことが好ましい。
【0036】次に、本発明によって製造できる光伝送部
材の保持構造の細部の好適例について、更に説明する。
図6は、いわゆるV溝13内に光ファイバー8を収容
し、半田シート11を設置した状態を示す要部断面図で
あり、図7は、半田シートを溶解させ、各光ファイバー
を半田によってV溝中に固定した状態を示す要部断面図
である。
【0037】各V溝13は、それぞれ横断面が先鋭であ
る略三角形状の突起14の間に形成されている。各V溝
の底部16もかなり先鋭ではあるが、現実には砥石の先
端がなまっていることから、底部16に若干のアールが
ある。前記したように、各V溝13中に光ファイバー8
を収容する。この際、各突起14の傾斜面15に対し
て、各光ファイバー8の外周面が接触している。17
は、光ファイバー8と突起14の傾斜面15との接触部
分である。
【0038】ここで、平面Cは、各光ファイバー8をV
溝13中に収容したときの各光ファイバー8の頂点を結
ぶ平面である。Bは、V溝を形成するための各突起14
の頂点を結ぶ平面である。半田シート11を保持部3b
上に載せたときには、各光ファイバーの頂点が半田シー
ト11に対して接触するようにすることが好ましい。即
ち、平面Cが平面Bよりも上方に位置していることが好
ましい。
【0039】各光ファイバーのうち突起から突出した部
分の高さgは、好ましくは−1μm〜5μmであり、1
〜5μmが特に好ましい。各光ファイバー8の全体がV
溝中に収容され、光ファイバーの一部が突起上に突出し
ない場合には、半田シートを押しつぶすときに、この圧
力とは関係なくV溝の中で光ファイバー8が移動するの
で、光ファイバー8の位置の精度が低下し易いからであ
る。一方、各光ファイバーの間隔ないしピッチ、および
V溝の開き角度θによって、各V溝を構成する各突起の
高さは決定されるし、各光ファイバー8の直径は予め決
まっている。このために、設計上、gを80μmよりも
大きくすることは困難である。
【0040】半田シートを加圧しつつ加熱した後には、
図7に示すように、蓋4の底面4aと突起14とが接近
し、半田シートの厚さが小さくなり、各光ファイバー8
がほぼV溝13内の所定位置に保持される。この際、本
発明においては、蓋4から下方へと向かって圧力を加え
ることによって、各光ファイバー8が、溶融した半田の
中で浮遊し、上方へと浮き上がるのを防止できる。
【0041】この加熱および加圧の過程において、半田
シートを構成する半田の一部分は、光ファイバー8と突
起14との間の空間19へと向かって流入し、これを充
填し、他の一部は、図3において、保持部3bの上側面
10に沿って、上側面10の周縁方向へと向かって流れ
る。更に、半田の一部は、光ファイバー8の下側の空間
18内へも流入する。
【0042】この際、図3において、保持部3bの側面
33および端面6、34には、メタライズ層は設けられ
ていないので、これらの上には余剰の半田が流れない。
このように半田の逃げ場がないために、半田シートに対
して圧力を加えても、半田の厚さは所定値以下にはなら
ない(この理由については、更に後述する)。このた
め、図7において、突起14の頂点を結ぶ平面Bと、蓋
4の底面4aとの間隔jは一定値以下にはならない。厚
さ50μmの半田シートを用いた場合には、jは8〜3
0μmである。
【0043】jが1μm以下となるまで半田シートを押
しつぶせるようにするために、側面33および端面6、
34の少なくとも上側面10と接している部分にメタラ
イズ層を形成することができ、これによって、溝および
光ファイバーの周囲に残留する半田の体積を減少させる
ことができる。この結果、各光ファイバーの周囲にある
半田の体積を減少させ、各光ファイバーの位置精度を一
層向上させることができる。
【0044】通常は、図7において、iが5〜20μm
程度に半田シートがつぶれ、hは3〜10μmである。
ただし、Dは、各光ファイバー8の頂点を結ぶ平面であ
り、Eは、各V溝13の底部16を結ぶ平面である。こ
れらの各寸法のうち、k、jは、半田シートの厚さおよ
び面積と、側面に存在しうる余剰半田の量による。な
お、図7において、21は光ファイバーと突起との間の
半田である。
【0045】次いで、本発明者は、V溝13を使用した
図7の構造で、特に半田に濡れにくい場合、次のような
実施形態を想到した。この実施形態について述べる。図
8は、各光ファイバーを溝中に設置し、半田で固定する
前の状態を示す断面図であり、図9は、各光ファイバー
を溝中に半田で固定している状態を示す断面図である。
【0046】各溝26の横断面の形状は略台形であり、
それぞれ真っ直ぐな傾斜面15が形成されている。各溝
26内において、各突起23の一対の傾斜面15の間に
平面部分25が形成されている。また、各突起の頂部に
平面部分24が形成されている。こうした平面部分24
は、図7に示すような各突起14の頂上付近を研削加工
することによって形成することができ、または、プレス
成形によって形成できる。半田シート11を保持部3b
上に載せたときには、各光ファイバー8の頂点が半田シ
ート11に対して接触するようにすることが好ましい。
この段階で、各突起の平面部分24を結ぶ平面Bと、各
光ファイバー8を溝23中に収容したときの各光ファイ
バー8の頂点を結ぶ平面Cとの間隔gは、10μm以上
とすることが好ましく、20μm〜30μmとすること
が一層好ましい。
【0047】図8に示すアセンブリに対して、本発明に
従って処理を施すことによって、図9に示す微構造が得
られる。ただし、図9に示す各符号は、図7に示したも
のと同じである。半田は、溶融し、突起23上に流入
し、傾斜面15に沿って流れ、光ファイバー8の下側と
平面部分25との間に流入する。
【0048】この結果、図9に示すように、各光ファイ
バー8が溝26中に収容され、光ファイバー8の一部が
平面部分24上に突出する。ここで、本実施形態におい
ては、光ファイバーの横の領域29に半田が流入するの
と共に、各突起23の平面部分24上の空間30にも半
田が流入する。この結果、蓋4の底面4aと各突起の頂
点を結ぶ平面Bとの間隔jは、前記したものと同様の値
になり、しかも平面Bに対する光ファイバーの突出部分
の高さhは8μm〜30μmとすることができた。
【0049】半田の溶融が終わった段階では、半田20
中に各光ファイバー8が浮遊した状態であり、光ファイ
バーは底面4aおよび一対の傾斜面15に対してほぼ等
距離の位置に固定される傾向がある。本実施形態によれ
ば、各突起23の先端が削除され、平面部分24が形成
されており、平面部分24の上の空間30に半田が流入
するので、図6、図7に示す実施形態と比較して、半田
シートを一層光ファイバーに近い位置にまで薄く押しつ
ぶすことができる。これによって、各光ファイバーの底
面4aに対する距離iを極めて小さく、例えば1μm以
下とすることができ、各光ファイバーの固定位置のずれ
を著しく小さくできるようになった。
【0050】この点について、更に詳しく説明する。図
10には、図9において更に側面33、42まで延長し
て示すことにした。側面33、42には、メタライズ層
は設けられていないので、側面42、33は半田によっ
て濡れない。光ファイバーの横の領域29に半田が流入
するのと共に、各突起23の平面部分24上の空間30
にも半田が流入するが、このとき、行き場の無くなった
余剰半田は基板3bと蓋4との間を流れ、側面33と4
2との間から流れ出る。
【0051】このとき、側面33と42とは、メタライ
ズされていないので、半田は側面上を濡らすことはな
く、半田層から表面張力を持って膨らむ。43がこの余
剰半田である。しかし、この余剰半田の表面は酸化し、
表面張力が上がり、ある量以上は存在出来ない。窒素雰
囲気にしたとしても、ある程度の酸素含有は免れないの
で、余剰半田43の酸化は、完全には回避できない。こ
の存在し得る余剰半田分が、半田シートから、溶解・凝
固後に変形(体積変化)できるだけの半田である。
【0052】そして、半田シート11の厚さには下限が
あり、現在の加工技術では40μm以下にすることは困
難である。半田シート11の厚さに下限がある結果、固
定用の基板の表面と蓋4の表面4aとの間隔を、ある程
度以上小さくすることは困難である。例えば、図7にお
いて、突起14の頂点を結ぶ平面Bと、蓋4の底面4a
との間隔jは一定値以下にはならず、8〜30μmにな
るのが普通である。この結果、図7の構造においては、
半田の溶融時に光ファイバーが半田中で底面4aの方へ
と向かって浮遊するので、光ファイバーの固定位置の精
度が、図9の構造と比較して低下する傾向がある。
【0053】これに対して、図9に示す構造であると、
光ファイバー8が溝26から高さhだけ飛び出している
ので、jが、図7に示したものと同じ程度、例えば8〜
30μm程度あったとしても、蓋4の底面4aと光ファ
イバー8との間隔iは小さくなる。この結果、図7に示
した構造に比べ、光ファイバー8の固定位置の精度が著
しく向上する。
【0054】これと共に、溝26の底面側に平面部分2
5を設けることによって、溝26の底部にも半田が濡れ
やすくなり、図7に示したような、まれに発生する空隙
45が発生しなくなった。これによって、光ファイバー
8と突起23との間に、薄い、ほぼ均一な厚さの半田層
が形成された。溝の底部まで半田に十分に濡れやすくす
るという観点から、底部の平面部分25の幅を10μm
以上とすることが好ましい。幅の寸法の最大値について
は特に制限はないが、通常は60μm以下である。ま
た、溝の深さも特に制限はないが、図8に示すように光
ファイバー8を溝内に設置した状態で、光ファイバーの
表面が直接に平面部分25に接触しないようにし、光フ
ァイバーが傾斜面15上の2点17で保持されるように
することが好ましい。
【0055】図9に示す微構造においては、光ファイバ
ー8と突起23との間にはほぼ均一な厚さの薄い半田層
28が形成されており、隣り合う光ファイバー8の間に
は一体の大きな半田溜まり40が形成されている。半田
溜まり40は、空間29、30に充填された半田によっ
て形成されている。
【0056】このように、基板上面10と底面4aとの
間の全体にわたり半田が充填されており、強度が高く、
温度変化に対しても光ファイバーの位置安定性が優れて
いる。これは、光素子との結合を行っている際の光学伝
搬特性が優れていることと等価である。
【0057】しかも各光ファイバーは、確実に溝の壁面
に対して抑えつけられ、光ファイバーの整列精度が確保
されており、シングルモード光ファイバー等の高い整列
精度が求められている用途に対しても十分な特性を有し
ている。
【0058】また、図9の構造であれば、光ファイバー
が平面Bから見て飛び出ており、各突起23が尖ってお
らず、溶融した半田が流れる隙間が大きいので、半田の
溶融開始から、平面Bと底面4aとの間の空間への充填
まで、半田の流動が損なわれることなく流れ易いので、
半田の溶融と充填の終了までに必要な時間を短くするこ
とができる。
【0059】なお、本発明においては、半田による蓋と
基板との接合が終わったときに、図3に示した基板上面
10の全面に半田を充填することが好ましい。これによ
って、基板上面10と蓋の底面4aとの間の気密性が保
たれるので、この光ファイバーアレイによってパッケー
ジの気密性を保持する構造の光部品に特に好適である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
ファイバー等の光伝送部材を所定位置に固定するための
保持装置において、各光伝送部材を溝中に半田を使用し
て確実に固定できるようにし、この際光伝送部材と溝と
の間に空隙が生じにくいようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、光ファイバー保持基板を備えている
保持装置の一例を概略的に示す正面図であり、(b)
は、この装置を概略的に示す平面図であり、(c)は、
(b)の装置を左側から見たときの正面図である。
【図2】保持基板3の保持部3b上に所定個数の溝7を
形成し、溝7の中に各光ファイバーの芯線8を収容した
状態を示す斜視図である。
【図3】保持部3bの上側面10および光ファイバー8
上に半田シート11を載せた状態を示す斜視図である。
【図4】蓋4上から圧力を加え、半田シートを溶融させ
ている状態を示す斜視図である。
【図5】本発明によって得られた光ファイバー保持装置
を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る光ファイバー保持装
置において、溝の形状の細部を示す断面図である。
【図7】図6の溝中に光ファイバーを半田20で固定し
た状態を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る光ファイバー保持
装置において、溝の形状の細部を示す断面図である。
【図9】図8の溝中に光ファイバーを半田20で固定し
た状態を示す断面図である。
【図10】図9のような構造において、余剰半田43の
流れを説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバー保持装置、 2 光ファイバーの被
覆、 3,3A 光ファイバー保持基板、 3a 被覆
載置部、 3b 保持基板3の保持部、 6,34 保
持部3bの端面、 7 溝、 8 光ファイバー(芯
線)、10 保持部3bの上側面、 11 半田シー
ト、 13 V溝、 14 突起、 15 突起の傾斜
面、 16 V溝13の底部、 17 光ファイバー8
と突起の傾斜面15との接触部分、 20 半田、 2
3 突起、 24,25平面部分、 26 溝、 30
各突起23の平面部分24上の空間、 33保持部3
bの側面、 36 ホットプレート、 40 半田溜ま
り、 43余剰半田、 A 圧力の印加方向、 B 溝
を形成するための各突起の頂点を結ぶ平面、 C 各光
ファイバー8をV溝中に収容したときの各光ファイバー
8の頂点を結ぶ平面、 g 各光ファイバーのうち突起
から突出した部分の高さ、j 突起の頂点を結ぶ平面B
と、蓋4の底面4aとの間隔、 θ V溝の開き角度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光伝送部材をそれぞれ所定位置に保
    持している保持基板を備えている光伝送部材保持装置を
    製造する方法であって、 前記保持基板に前記光伝送部材を収容し、固定するため
    の溝が設けられており、前記光伝送部材を前記溝に収容
    し、前記溝および前記光伝送部材上に半田シートを設置
    し、この半田シートを前記溝の方へと向かって加圧しな
    がら加熱することによって、前記溝と前記光伝送部材と
    の間隙に半田を流入させて充填し、前記光伝送部材を所
    定位置に固定することを特徴とする、光伝送部材保持装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記半田シートが金系の共晶半田からなる
    ことを特徴とする、請求項1記載の光伝送部材保持装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記光伝送部材の表面にメタライズ層を形
    成することを特徴とする、請求項1または2記載の光伝
    送部材の製造方法。
  4. 【請求項4】前記半田シート上に蓋を設置し、この蓋か
    ら前記半田シートに対して圧力を加えることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載の光伝
    送部材保持装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記蓋と、前記保持基板の表面であって、
    少なくとも当該両者が当接する部分の各々にメタライズ
    層を形成することを特徴とする、請求項4記載の光伝送
    部材保持装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記光伝送部材が光ファイバーであり、前
    記保持基板が、前記溝中に前記光ファイバーの芯線を保
    持している保持部と、前記光ファイバーの被覆を載置し
    ている被覆載置部とを備えており、前記保持部を局所加
    熱することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つ
    の請求項に記載の光伝送部材保持装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記半田シートの加熱を不活性ガス雰囲気
    下で実施することを特徴とする、請求項1記載の光伝送
    部材保持装置の製造方法。
JP10006699A 1997-01-17 1998-01-16 光伝送部材保持装置の製造方法 Withdrawn JPH10260321A (ja)

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JP596097 1997-01-17
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6512877B2 (en) 2000-03-27 2003-01-28 Ngk Insulators, Ltd. Optical fiber array
JP2004117610A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバアレイ及び光ファイバアレイ用基板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6512877B2 (en) 2000-03-27 2003-01-28 Ngk Insulators, Ltd. Optical fiber array
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