JPH10258526A - 多重パスの印刷システムにおける故障インク噴出要素矯正方法 - Google Patents
多重パスの印刷システムにおける故障インク噴出要素矯正方法Info
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- Ink Jet (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 完全に機能するインク噴出要素で置換する
ことにより、故障あるいは操作不能のインク噴出要素を
矯正できるようにする。 【解決手段】完全に機能するインク噴出要素で置換する
ことにより故障あるいは操作不能のインク噴出要素を矯
正する動的多重パスの印刷モードの矯正方法を提供し、
この方法は、標準の印刷マスクを得るステップ、故障し
ているインク噴出要素を特定するステップ、故障してい
る噴出要素に対する代替の交換インク噴出要素を印刷マ
スクから見つけるステップ、代替の交換インク噴出要素
から交換インク噴出要素を選択するステップ、印刷マス
クから故障インク噴出要素をはずし、それらを選択され
た交換インク噴出要素に交換することにより印刷マスク
を修正するステップを含む。
ことにより、故障あるいは操作不能のインク噴出要素を
矯正できるようにする。 【解決手段】完全に機能するインク噴出要素で置換する
ことにより故障あるいは操作不能のインク噴出要素を矯
正する動的多重パスの印刷モードの矯正方法を提供し、
この方法は、標準の印刷マスクを得るステップ、故障し
ているインク噴出要素を特定するステップ、故障してい
る噴出要素に対する代替の交換インク噴出要素を印刷マ
スクから見つけるステップ、代替の交換インク噴出要素
から交換インク噴出要素を選択するステップ、印刷マス
クから故障インク噴出要素をはずし、それらを選択され
た交換インク噴出要素に交換することにより印刷マスク
を修正するステップを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多重パスの印刷モ
ードを使用するインクジェット・プリンタ、さらには完
全に機能するインク噴出要素で置換することにより故障
あるいは操作不能のインク噴出要素を矯正するインクジ
ェット・プリンタに関する。
ードを使用するインクジェット・プリンタ、さらには完
全に機能するインク噴出要素で置換することにより故障
あるいは操作不能のインク噴出要素を矯正するインクジ
ェット・プリンタに関する。
【０００２】
【従来の技術】熱インクジェット・ハードコピー装置、
たとえばプリンタ、グラフィックス・プロッタ、ファク
シミリ装置、複写機は、幅広く受け入れられている。こ
れらのハードコピー装置は、W.J.LoydとH.T.Taubによる
「Ink Jet Devices」（OutputHardcopy Devicesの１３
章、R.C.DurbeckおよびS.Sherr編集、San Diego：Acade
mic出版、1988年）および米国特許第4490728号および第
4313684号の明細書において記述されている。この技術
の基準はヒューレット・パッカード・ジャーナル［Vol.
36,No.5（1985年5月）、Vol.39,No.4（1988年8月）、Vo
l.39,No.5（1988年10月）、Vol.43,No.4（1992年8
月）、Vol.43,No.6（1992年12月）、Vol.45,No.1（1994
年2月）］のいくつかの版の種々の記事においてさらに
述べられており、ここで参照により取り入れる。インク
ジェット・ハードコピー装置は高品質の印刷を生成し、
コンパクトで携帯可能であり、インクだけが紙を打つの
で速くて静かに印刷する。
たとえばプリンタ、グラフィックス・プロッタ、ファク
シミリ装置、複写機は、幅広く受け入れられている。こ
れらのハードコピー装置は、W.J.LoydとH.T.Taubによる
「Ink Jet Devices」（OutputHardcopy Devicesの１３
章、R.C.DurbeckおよびS.Sherr編集、San Diego：Acade
mic出版、1988年）および米国特許第4490728号および第
4313684号の明細書において記述されている。この技術
の基準はヒューレット・パッカード・ジャーナル［Vol.
36,No.5（1985年5月）、Vol.39,No.4（1988年8月）、Vo
l.39,No.5（1988年10月）、Vol.43,No.4（1992年8
月）、Vol.43,No.6（1992年12月）、Vol.45,No.1（1994
年2月）］のいくつかの版の種々の記事においてさらに
述べられており、ここで参照により取り入れる。インク
ジェット・ハードコピー装置は高品質の印刷を生成し、
コンパクトで携帯可能であり、インクだけが紙を打つの
で速くて静かに印刷する。
【０００３】インクジェット・プリンタは、印刷媒体に
ついて定義される配列の特定の場所に、個々のドット・
パターンを印刷することにより印刷された画像を形づく
る。場所は、直線の配列のなかに小さなドットとして便
利に視覚化される。場所は時として”ドット配置”、”
ドット位置”、あるいは”ピクセル”という。よって印
刷操作は、インクのドットを用いるドット配置のパター
ンの充填とみなすことができる。
ついて定義される配列の特定の場所に、個々のドット・
パターンを印刷することにより印刷された画像を形づく
る。場所は、直線の配列のなかに小さなドットとして便
利に視覚化される。場所は時として”ドット配置”、”
ドット位置”、あるいは”ピクセル”という。よって印
刷操作は、インクのドットを用いるドット配置のパター
ンの充填とみなすことができる。
【０００４】インクジェット・ハードコピー装置は印刷
媒体上にインクの非常に小さい滴を噴出することにより
ドットを印刷し、通常は可動キャリッジを含む。稼働キ
ャリッジは、それぞれがインク噴出ノズルを有する１つ
あるいは複数のプリントヘッドを支持する。キャリッジ
は印刷媒体の表面を横切り、ノズルはマイクロコンピュ
ータあるいは他のコントローラのコマンドに従って適切
な時にインク滴を噴出するよう制御され、その場合イン
ク滴の付着のタイミングは印刷されている画像のピクセ
ルのパターンに対応する。
媒体上にインクの非常に小さい滴を噴出することにより
ドットを印刷し、通常は可動キャリッジを含む。稼働キ
ャリッジは、それぞれがインク噴出ノズルを有する１つ
あるいは複数のプリントヘッドを支持する。キャリッジ
は印刷媒体の表面を横切り、ノズルはマイクロコンピュ
ータあるいは他のコントローラのコマンドに従って適切
な時にインク滴を噴出するよう制御され、その場合イン
ク滴の付着のタイミングは印刷されている画像のピクセ
ルのパターンに対応する。
【０００５】典型的なインクジェットのプリントヘッド
（すなわち、シリコン基板、基板上で組み立てられた構
造、および基板への接続）は液体インク（すなわち溶媒
に分散された、溶解染料または顔料）を使用する。プリ
ントヘッドは精密に形成された穴すなわちプリントヘッ
ドの基板に取り付けられたノズルの配列を有し、プリン
トヘッドの基板はインクの貯蔵槽から液体インクを受け
るインク噴出チャンバの配列を組み込んでいる。それぞ
れのチャンバはノズルの反対側に位置し、そのためイン
クはチャンバとノズルの間に集まることができる。イン
ク滴の噴出は通常、マイクロプロセッサの制御下にあ
り、その信号は電気的な追跡により抵抗要素に伝達され
る。電気的な印刷パルスによってインクジェット・ファ
イアリング・チャンバの抵抗が熱せられると、そのすぐ
隣のインクの小さな部分が蒸発し、プリントヘッドから
インク滴が噴出する。適切に配列されたノズルはドット
・マトリクス・パターンを形成する。それぞれのノズル
の操作を適切に順序づけることにより、プリントヘッド
が紙を通過して動くにつれて紙の上に文字や画像が印刷
される。
（すなわち、シリコン基板、基板上で組み立てられた構
造、および基板への接続）は液体インク（すなわち溶媒
に分散された、溶解染料または顔料）を使用する。プリ
ントヘッドは精密に形成された穴すなわちプリントヘッ
ドの基板に取り付けられたノズルの配列を有し、プリン
トヘッドの基板はインクの貯蔵槽から液体インクを受け
るインク噴出チャンバの配列を組み込んでいる。それぞ
れのチャンバはノズルの反対側に位置し、そのためイン
クはチャンバとノズルの間に集まることができる。イン
ク滴の噴出は通常、マイクロプロセッサの制御下にあ
り、その信号は電気的な追跡により抵抗要素に伝達され
る。電気的な印刷パルスによってインクジェット・ファ
イアリング・チャンバの抵抗が熱せられると、そのすぐ
隣のインクの小さな部分が蒸発し、プリントヘッドから
インク滴が噴出する。適切に配列されたノズルはドット
・マトリクス・パターンを形成する。それぞれのノズル
の操作を適切に順序づけることにより、プリントヘッド
が紙を通過して動くにつれて紙の上に文字や画像が印刷
される。
【０００６】ノズルを含むインク・カートリッジは、印
刷される媒体の幅を横切って繰り返し動かされる。媒体
を横切る移動の指定された数の増加分のそれぞれにおい
て、ノズルのそれぞれは、制御マイクロプロセッサのプ
ログラムの出力に従ってインクを噴出し、あるいはイン
クの噴出を抑える。媒体を横断する動きが完了するごと
に、インク・カートリッジの列に配列されるノズル数に
ノズルの中心間の距離を乗じたのとほぼ同じ広さの帯を
印刷することができる。そのような移動すなわち帯が完
了した後、媒体は帯の幅の前方に動かされ、インク・カ
ートリッジは次の帯を始める。信号の適切な選択および
タイミングにより、所望の印刷が媒体上に得られる。
刷される媒体の幅を横切って繰り返し動かされる。媒体
を横切る移動の指定された数の増加分のそれぞれにおい
て、ノズルのそれぞれは、制御マイクロプロセッサのプ
ログラムの出力に従ってインクを噴出し、あるいはイン
クの噴出を抑える。媒体を横断する動きが完了するごと
に、インク・カートリッジの列に配列されるノズル数に
ノズルの中心間の距離を乗じたのとほぼ同じ広さの帯を
印刷することができる。そのような移動すなわち帯が完
了した後、媒体は帯の幅の前方に動かされ、インク・カ
ートリッジは次の帯を始める。信号の適切な選択および
タイミングにより、所望の印刷が媒体上に得られる。
【０００７】一般に、カラー・インクジェット・ハード
コピー装置は、通常は２個あるいは４個の複数の印刷カ
ートリッジを使用し、これらはカラーの全スペクトルを
生成するためプリンタ・キャリッジ内に搭載される。４
個のカートリッジを持つプリンタでは、各印刷カートリ
ッジは異なるカラーインクを含み、一般にはシアン、マ
ゼンダ、黄、黒の基本色が使用される。２個のカートリ
ッジを有するプリンタでは、通常一方のカートリッジが
黒インクを含み、他方のカートリッジは基本色であるシ
アン、マゼンダ、黄のインクを含む３つに仕切られたカ
ートリッジである。基本色は、ドット配置に必要な色の
滴を付着することにより媒体上に生成され、２次的な色
あるいは色の濃淡は、同じドット配置に異なる基本色の
インクの複数の滴を付着させることにより形成され、２
つあるいはそれ以上の基本色の重ね刷りは、確立された
光学の原則に従って２次的な色を生成する。
コピー装置は、通常は２個あるいは４個の複数の印刷カ
ートリッジを使用し、これらはカラーの全スペクトルを
生成するためプリンタ・キャリッジ内に搭載される。４
個のカートリッジを持つプリンタでは、各印刷カートリ
ッジは異なるカラーインクを含み、一般にはシアン、マ
ゼンダ、黄、黒の基本色が使用される。２個のカートリ
ッジを有するプリンタでは、通常一方のカートリッジが
黒インクを含み、他方のカートリッジは基本色であるシ
アン、マゼンダ、黄のインクを含む３つに仕切られたカ
ートリッジである。基本色は、ドット配置に必要な色の
滴を付着することにより媒体上に生成され、２次的な色
あるいは色の濃淡は、同じドット配置に異なる基本色の
インクの複数の滴を付着させることにより形成され、２
つあるいはそれ以上の基本色の重ね刷りは、確立された
光学の原則に従って２次的な色を生成する。
【０００８】パーソナルコンピュータ、ファックス機械
のような多くの用途に対し、ペンがインクを使い切ると
きプリントヘッドを含めてペン全体が交換されるよう
に、インクの貯蔵槽はペンの本体に組み込まれている。
しかし技術的な描画、カラーポスターの大型のプロット
（plot）およびこれらに類するもののように他のハード
コピーの用途に対しては、交換可能なペンに含まれるこ
とができるよりも大きい量のインクの使用が必要な場合
がある。従って、種々のオフボード（off-board）のイ
ンク貯蔵槽システムが最近開発されてきており、これは
外付けの固定のインク供給を提供する。外付け固定イン
ク供給は管（チューブ）を介して走査カートリッジある
いはペン、もしくは他の代替物に接続することができ、
走査カートリッジあるいはペンは固定インク供給に向か
って動くことができ、インク供給から”ぐっと飲む”こ
とにより補給することができる。外付けインク供給は通
常、”軸から離れた”、”板から離れた”、”カートリ
ッジから離れた”インク供給として知られている。
のような多くの用途に対し、ペンがインクを使い切ると
きプリントヘッドを含めてペン全体が交換されるよう
に、インクの貯蔵槽はペンの本体に組み込まれている。
しかし技術的な描画、カラーポスターの大型のプロット
（plot）およびこれらに類するもののように他のハード
コピーの用途に対しては、交換可能なペンに含まれるこ
とができるよりも大きい量のインクの使用が必要な場合
がある。従って、種々のオフボード（off-board）のイ
ンク貯蔵槽システムが最近開発されてきており、これは
外付けの固定のインク供給を提供する。外付け固定イン
ク供給は管（チューブ）を介して走査カートリッジある
いはペン、もしくは他の代替物に接続することができ、
走査カートリッジあるいはペンは固定インク供給に向か
って動くことができ、インク供給から”ぐっと飲む”こ
とにより補給することができる。外付けインク供給は通
常、”軸から離れた”、”板から離れた”、”カートリ
ッジから離れた”インク供給として知られている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】インクジェット装置か
ら生成される印刷品質は、インク噴出要素の信頼度に依
存する。多重パスの印刷モードは印刷品質上、部分的に
故障したインク噴出要素の影響を軽減することができ
る。しかし、数個以上のインク噴出要素が故障している
場合、多重パスの印刷モードはもはや故障したインク噴
出要素により引き起こされる画像品質の問題を解決する
ことができず、満足した画像品質を得るためにペンを交
換しなければならない。
ら生成される印刷品質は、インク噴出要素の信頼度に依
存する。多重パスの印刷モードは印刷品質上、部分的に
故障したインク噴出要素の影響を軽減することができ
る。しかし、数個以上のインク噴出要素が故障している
場合、多重パスの印刷モードはもはや故障したインク噴
出要素により引き起こされる画像品質の問題を解決する
ことができず、満足した画像品質を得るためにペンを交
換しなければならない。
【００１０】従って、必要なのは完全に機能するインク
噴出要素で置換することにより、故障あるいは操作不能
のインク噴出要素を矯正する方法である。
噴出要素で置換することにより、故障あるいは操作不能
のインク噴出要素を矯正する方法である。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、完全に機能す
るインク噴出要素で置換することにより故障あるいは操
作不能のインク噴出要素を矯正する動的多重パスの印刷
モードの矯正方法を提供する。この方法は次のステップ
を含む。 ・標準の印刷マスクを取得するステップ ・故障しているインク噴出要素を特定するステップ ・故障している噴出要素に対する代替の交換インク噴出
要素を標準の印刷マスクから見つけるステップ ・代替の交換インク噴出要素から交換インク噴出要素を
選択するステップ ・修正された印刷マスクを作成するため、印刷マスクか
ら故障インク噴出要素をはずし、それらを選択された交
換インク噴出要素で交換することにより標準の印刷マス
クを修正するステップ
るインク噴出要素で置換することにより故障あるいは操
作不能のインク噴出要素を矯正する動的多重パスの印刷
モードの矯正方法を提供する。この方法は次のステップ
を含む。 ・標準の印刷マスクを取得するステップ ・故障しているインク噴出要素を特定するステップ ・故障している噴出要素に対する代替の交換インク噴出
要素を標準の印刷マスクから見つけるステップ ・代替の交換インク噴出要素から交換インク噴出要素を
選択するステップ ・修正された印刷マスクを作成するため、印刷マスクか
ら故障インク噴出要素をはずし、それらを選択された交
換インク噴出要素で交換することにより標準の印刷マス
クを修正するステップ
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態は、印
刷媒体前進に向かい並行方向においてペンの最高位置の
偏差なくして、双方向に印刷するための第１の商用の高
解像度カラープリンタ／プロッタである。
刷媒体前進に向かい並行方向においてペンの最高位置の
偏差なくして、双方向に印刷するための第１の商用の高
解像度カラープリンタ／プロッタである。
【００１３】図１に示されているように、プリンタ／プ
ロッタはウインドウ２と左手側ポッド３を有するメイン
ケース１を含み、左手側ポッドはシャーシの片端を囲
む。そのポッド内に、キャリッジ・サポート、ドライブ
機構、および印刷媒体前進機構の片端があり、補助のイ
ンク・カートリッジに加えペン補給ステーションがあ
る。またプリンタ／プロッタは、印刷媒体のロールカバ
ー４、および画像が形成されて機械から放出される長さ
またはシートの印刷媒体のための受取ビン５を含む。底
の支柱と保管棚６は、ケース１の両端を支える脚のスパ
ンがある。印刷媒体のカバー４の真上には、印刷媒体４
の連続長を受けるためのエントリ・スロット７がある。
また、機械による印刷媒体のグリップ制御のためのレバ
ー８が含まれる。
ロッタはウインドウ２と左手側ポッド３を有するメイン
ケース１を含み、左手側ポッドはシャーシの片端を囲
む。そのポッド内に、キャリッジ・サポート、ドライブ
機構、および印刷媒体前進機構の片端があり、補助のイ
ンク・カートリッジに加えペン補給ステーションがあ
る。またプリンタ／プロッタは、印刷媒体のロールカバ
ー４、および画像が形成されて機械から放出される長さ
またはシートの印刷媒体のための受取ビン５を含む。底
の支柱と保管棚６は、ケース１の両端を支える脚のスパ
ンがある。印刷媒体のカバー４の真上には、印刷媒体４
の連続長を受けるためのエントリ・スロット７がある。
また、機械による印刷媒体のグリップ制御のためのレバ
ー８が含まれる。
【００１４】正面パネルの画面１１と操作ボタン１２は
右手側ポッド１３の表面に取付けられている。ポッドは
キャリッジ機構と媒体前進機構の右端、およびプリント
ヘッドのクリーニング部を囲む。迅速なアクセスのた
め、右手側ポッドの底近くに待機スイッチ１４がある。
右手側ポッド１３の表面に取付けられている。ポッドは
キャリッジ機構と媒体前進機構の右端、およびプリント
ヘッドのクリーニング部を囲む。迅速なアクセスのた
め、右手側ポッドの底近くに待機スイッチ１４がある。
【００１５】図２に示されているように、ケース１とポ
ッド３、１３内で、キャリッジ・アセンブリ２０が、ド
ライブ・ベルト３５を介して２本の支持およびガイド・
レール３２、３４に沿ってモーター３１により往復駆動
される。モーター３１はデジタル電子マイクロプロセッ
サ（図には示されていない）の制御下にある。
ッド３、１３内で、キャリッジ・アセンブリ２０が、ド
ライブ・ベルト３５を介して２本の支持およびガイド・
レール３２、３４に沿ってモーター３１により往復駆動
される。モーター３１はデジタル電子マイクロプロセッ
サ（図には示されていない）の制御下にある。
【００１６】非常に精巧な目盛付きのエンコーダ・スト
リップ３３がキャリッジ・アセンブリ２０の走査パスに
沿ってピンと伸びており、マイクロプロセッサに位置と
速度の情報を与えるために自動光電子センサーにより読
まれる。従ってコード・ストリップ３３は、各方向でキ
ャリッジ・アセンブリ２０の走査中に（例えば、左から
右へ（進み）、あるいは右から左へ（戻る））、超高精
度（最初に述べたように、通常は２４ピクセル／ｍｍ）
のカラーインク・ドロップの構成を可能にする。エンコ
ーダ・ストリップ３３の現在好ましい位置は、キャリッ
ジ・トレイの後部近くである（ペンのサービスのために
カートリッジを補給するためにユーザーの手が挿入され
る空間から隔たっている）。
リップ３３がキャリッジ・アセンブリ２０の走査パスに
沿ってピンと伸びており、マイクロプロセッサに位置と
速度の情報を与えるために自動光電子センサーにより読
まれる。従ってコード・ストリップ３３は、各方向でキ
ャリッジ・アセンブリ２０の走査中に（例えば、左から
右へ（進み）、あるいは右から左へ（戻る））、超高精
度（最初に述べたように、通常は２４ピクセル／ｍｍ）
のカラーインク・ドロップの構成を可能にする。エンコ
ーダ・ストリップ３３の現在好ましい位置は、キャリッ
ジ・トレイの後部近くである（ペンのサービスのために
カートリッジを補給するためにユーザーの手が挿入され
る空間から隔たっている）。
【００１７】図３を参照すると、ストリップ３６のため
の他の有利な位置は、キャリッジ２０に装着されたペン
２３から２６のすぐ背後である。どちらの位置に対して
も、センサー３７が配置され、その光ビームがストリッ
プ３６に形成されたスケール（物差し）の穴すなわち透
過部分を通過する。
の他の有利な位置は、キャリッジ２０に装着されたペン
２３から２６のすぐ背後である。どちらの位置に対して
も、センサー３７が配置され、その光ビームがストリッ
プ３６に形成されたスケール（物差し）の穴すなわち透
過部分を通過する。
【００１８】モーター４２、ウォーム４３およびウォー
ム・ギア４４により駆動される円筒形のプラテン４１
は、キャリッジ・アセンブリ２０の走査トラックの下で
回転し、走査に対して垂直な媒体前進方向にシートまた
は長い印刷媒体４Ａを駆動する。そのため印刷媒体４Ａ
は、印刷媒体のロールカバー４の外で描画され、所望の
画像の構成に対してインク滴を受けるためにキャリッジ
アセンブリ２０のペンの下を通され、印刷媒体のビン５
に放出される。
ム・ギア４４により駆動される円筒形のプラテン４１
は、キャリッジ・アセンブリ２０の走査トラックの下で
回転し、走査に対して垂直な媒体前進方向にシートまた
は長い印刷媒体４Ａを駆動する。そのため印刷媒体４Ａ
は、印刷媒体のロールカバー４の外で描画され、所望の
画像の構成に対してインク滴を受けるためにキャリッジ
アセンブリ２０のペンの下を通され、印刷媒体のビン５
に放出される。
【００１９】図４を参照すると、キャリッジ・アセンブ
リ２０は、前に述べた後部トレイ２１を含み、後部トレ
イ２１は多種の電子装置を搬送する。また好ましくは、
４つのそれぞれ異なる色のインクを保持する４つのペン
２３から２６のためのベイ２２を含む。好ましくは、最
も左側のペン２３に黄、その次にシアン２４、マゼンダ
２５、そして黒２６である。これらのペンのそれぞれ
は、示されているように特に大型のプリンタ／プロッタ
において、それぞれのインク補給バルブ２７を含むのが
好ましい。
リ２０は、前に述べた後部トレイ２１を含み、後部トレ
イ２１は多種の電子装置を搬送する。また好ましくは、
４つのそれぞれ異なる色のインクを保持する４つのペン
２３から２６のためのベイ２２を含む。好ましくは、最
も左側のペン２３に黄、その次にシアン２４、マゼンダ
２５、そして黒２６である。これらのペンのそれぞれ
は、示されているように特に大型のプリンタ／プロッタ
において、それぞれのインク補給バルブ２７を含むのが
好ましい。
【００２０】図５を参照すると、初期の混成解像度の印
刷システムのものとは異なり、ペンはすべてが相対的に
長く、すべてがノズルの２つの並行列のそれぞれに沿っ
て１／１２ｍｍに等しいノズル間隔２９を有している。
これら２つの列は、それぞれ１から２９９の奇数番号の
ノズル、および２から３００の偶数番号のノズルを含
む。従って、２つの列はそれぞれ全体として１５０のノ
ズルを有し、ノズル間隔の半分だけ縦にずれており、そ
のためそれぞれの２つの列のノズル配列の有効なピッチ
が１／２４ｍｍとなる。従って、各ペンにおけるノズル
配列の固有解像度は１ｍｍ（ミリメートル）当たり２４
ノズル（２４ピクセルに相当する）により作られる。
刷システムのものとは異なり、ペンはすべてが相対的に
長く、すべてがノズルの２つの並行列のそれぞれに沿っ
て１／１２ｍｍに等しいノズル間隔２９を有している。
これら２つの列は、それぞれ１から２９９の奇数番号の
ノズル、および２から３００の偶数番号のノズルを含
む。従って、２つの列はそれぞれ全体として１５０のノ
ズルを有し、ノズル間隔の半分だけ縦にずれており、そ
のためそれぞれの２つの列のノズル配列の有効なピッチ
が１／２４ｍｍとなる。従って、各ペンにおけるノズル
配列の固有解像度は１ｍｍ（ミリメートル）当たり２４
ノズル（２４ピクセルに相当する）により作られる。
【００２１】図６を参照すると、各ペンへのインクの再
供給のため、システムは補給カートリッジ５１を含み、
これはバルブ５２、管５３およびコネクタ・ニップル５
４を有する。ニップル５４は、左手側ポッド３のプリン
タ／プロッタ補給ステーション内の供給管と接続する。
キャリッジが補給ステーションにおいて停止されると
き、各供給管はペンの対応する１つにおける前に述べた
補給バルブ２７への接続をすることができる。必要に応
じて、ユーザーは手操作で各補給カートリッジ５１を補
給ステーションへ挿入する。
供給のため、システムは補給カートリッジ５１を含み、
これはバルブ５２、管５３およびコネクタ・ニップル５
４を有する。ニップル５４は、左手側ポッド３のプリン
タ／プロッタ補給ステーション内の供給管と接続する。
キャリッジが補給ステーションにおいて停止されると
き、各供給管はペンの対応する１つにおける前に述べた
補給バルブ２７への接続をすることができる。必要に応
じて、ユーザーは手操作で各補給カートリッジ５１を補
給ステーションへ挿入する。
【００２２】黒（あるいは他のモノクロ）とカラーは、
速度および大多数の他のパラメータに応じて個別に扱わ
れることが好ましい。ある好ましい実施形態において
は、使用されるプリントヘッドのノズル数は、ペンの３
００のノズルのうちの常に２４０である。特にこの配列
は、２４ノズル／ｍｍすなわち±３０／２４＝±１．２
５ｍｍにおいて、ペンの有効な噴射高のソフトウェア／
ファームウェアの、プラスマイナス３０ノズルの範囲に
わたって調整を可能にする。このとき、印刷媒体の前進
方向に沿ってペンのいかなる機械的な動きもない。ペン
の位置あわせが自動的にチェックされ、余分のノズルの
使用によって矯正される。
速度および大多数の他のパラメータに応じて個別に扱わ
れることが好ましい。ある好ましい実施形態において
は、使用されるプリントヘッドのノズル数は、ペンの３
００のノズルのうちの常に２４０である。特にこの配列
は、２４ノズル／ｍｍすなわち±３０／２４＝±１．２
５ｍｍにおいて、ペンの有効な噴射高のソフトウェア／
ファームウェアの、プラスマイナス３０ノズルの範囲に
わたって調整を可能にする。このとき、印刷媒体の前進
方向に沿ってペンのいかなる機械的な動きもない。ペン
の位置あわせが自動的にチェックされ、余分のノズルの
使用によって矯正される。
【００２３】印刷モードの概念は、画像の各部で必要と
されるインク全体のわずかだけをペンの各パスで定める
有用な周知の技術である。各パスで白いままにされた任
意の領域は１あるいは複数の後のパスで塗りつぶされる
（フィルされる）。これは、所与の時間にページ上にあ
る液体の量を下げることによりにじみ、固まり、しわを
制御する傾向がある。
されるインク全体のわずかだけをペンの各パスで定める
有用な周知の技術である。各パスで白いままにされた任
意の領域は１あるいは複数の後のパスで塗りつぶされる
（フィルされる）。これは、所与の時間にページ上にあ
る液体の量を下げることによりにじみ、固まり、しわを
制御する傾向がある。
【００２４】各パスで使用される特定の部分的なインク
・パターン、およびこれらの異なるパターンが加わって
１つの完全にインクでかかれた画像になる方法は、「印
刷モード」として知られている。印刷モードは速度と画
像品質の間でトレードオフされる。例えば、印刷のドラ
フトモードはユーザーができるだけ速くテキストを読め
るようにする。またベストモードとして知られるプレゼ
ンテーションモードは、遅いが高品質の画像を作成す
る。通常のモードはドラフトとプレゼンテーションモー
ドの間で妥協される。印刷モードによりユーザーは、こ
れらのトレードオフの間で選択することができる。また
印刷モードは、画像品質に影響する印刷を行う間にプリ
ンタがいくつかの要因を制御することを可能にする。す
なわち印刷モードは、 ・ドット位置あたりの媒体上に置かれたインクの量 ・インクが置かれる速度 ・画像を完成するために必要とされるパスの数、を含
む。複数の帯にインク滴を置くことを可能とするために
異なる印刷モードを提供することは、ノズルの欠陥を隠
すことを助ける。また異なる印刷モードは、媒体のタイ
プに依存して使用される。
・パターン、およびこれらの異なるパターンが加わって
１つの完全にインクでかかれた画像になる方法は、「印
刷モード」として知られている。印刷モードは速度と画
像品質の間でトレードオフされる。例えば、印刷のドラ
フトモードはユーザーができるだけ速くテキストを読め
るようにする。またベストモードとして知られるプレゼ
ンテーションモードは、遅いが高品質の画像を作成す
る。通常のモードはドラフトとプレゼンテーションモー
ドの間で妥協される。印刷モードによりユーザーは、こ
れらのトレードオフの間で選択することができる。また
印刷モードは、画像品質に影響する印刷を行う間にプリ
ンタがいくつかの要因を制御することを可能にする。す
なわち印刷モードは、 ・ドット位置あたりの媒体上に置かれたインクの量 ・インクが置かれる速度 ・画像を完成するために必要とされるパスの数、を含
む。複数の帯にインク滴を置くことを可能とするために
異なる印刷モードを提供することは、ノズルの欠陥を隠
すことを助ける。また異なる印刷モードは、媒体のタイ
プに依存して使用される。
【００２５】１パスモード操作は、普通紙の処理量（ス
ループット）を増加させるために使用される。他の紙で
このモードを使用することは、コート紙ではドットが大
きすぎるという結果になり、ポリエステルの媒体上では
インクの固まりとなる。１パスモードは、ドットの所与
の行に噴射されるすべてのドットがプリントヘッドの１
つの帯で媒体上に置かれるものであり、その後印刷媒体
は次の帯の位置まで進まされる。
ループット）を増加させるために使用される。他の紙で
このモードを使用することは、コート紙ではドットが大
きすぎるという結果になり、ポリエステルの媒体上では
インクの固まりとなる。１パスモードは、ドットの所与
の行に噴射されるすべてのドットがプリントヘッドの１
つの帯で媒体上に置かれるものであり、その後印刷媒体
は次の帯の位置まで進まされる。
【００２６】２パスの印刷モードは、帯あたり使用でき
るドットの所与の行に対して使用できるドットの半分
（１／２）がプリントヘッドの各パスで印刷される印刷
パターンであるので、所与の行に対する印刷を完了する
ために２パスが必要である。通常、各パスは帯領域の半
分にドットを印刷し、１パスモードとして次のパスを印
刷するため媒体は１／２の距離を進む。このモードはイ
ンクが蒸発するための時間を与え、媒体が乾燥し受け入
れがたいしわとインクのにじみ（bleeding）を防ぐこと
を可能にする。
るドットの所与の行に対して使用できるドットの半分
（１／２）がプリントヘッドの各パスで印刷される印刷
パターンであるので、所与の行に対する印刷を完了する
ために２パスが必要である。通常、各パスは帯領域の半
分にドットを印刷し、１パスモードとして次のパスを印
刷するため媒体は１／２の距離を進む。このモードはイ
ンクが蒸発するための時間を与え、媒体が乾燥し受け入
れがたいしわとインクのにじみ（bleeding）を防ぐこと
を可能にする。
【００２７】同様に、４パスモードは所与の行に対する
ドットの４分の１がプリントヘッドの各パスで印刷され
る印刷パターンである。ポリエステル媒体に対し、４パ
スモードは、媒体上の受け入れがたいインクの固まりを
防ぐために使用される。多重パスの感熱式インクジェッ
ト印刷は、例えば、一般的に米国特許U.S.Pat.Nos.4963
882と4965593に述べられている。
ドットの４分の１がプリントヘッドの各パスで印刷され
る印刷パターンである。ポリエステル媒体に対し、４パ
スモードは、媒体上の受け入れがたいインクの固まりを
防ぐために使用される。多重パスの感熱式インクジェッ
ト印刷は、例えば、一般的に米国特許U.S.Pat.Nos.4963
882と4965593に述べられている。
【００２８】一般に、印刷を完了するため全帯領域あた
り最小限数のパスを使用することが望まれるが、これは
処理量を最大にするためである。好ましい発明の好まし
い実施形態では、すべての印刷モードが双方向である。
換言すれば、連続したパスが異なる方向で印刷され、左
から右へ、右から左へと交互になる。特に本発明を使用
するために適した印刷モードは特に米国特許出願番号”
810747”「BIDIRECTIONAL COLOR PRINTMODE WITH SEMIS
TAGGARED SWATHS TO MINIMIZE HUE SHIFT ANDOTHER ART
IFACTS」で述べられており、ここで参照により取り入れ
る。
り最小限数のパスを使用することが望まれるが、これは
処理量を最大にするためである。好ましい発明の好まし
い実施形態では、すべての印刷モードが双方向である。
換言すれば、連続したパスが異なる方向で印刷され、左
から右へ、右から左へと交互になる。特に本発明を使用
するために適した印刷モードは特に米国特許出願番号”
810747”「BIDIRECTIONAL COLOR PRINTMODE WITH SEMIS
TAGGARED SWATHS TO MINIMIZE HUE SHIFT ANDOTHER ART
IFACTS」で述べられており、ここで参照により取り入れ
る。
【００２９】各ノズル部の印刷で使用されるパターン
は、「印刷モードマスク」あるいは「印刷マスク」、ま
たは単に「マスク」として知られる。用語「印刷モー
ド」はより一般的であり、マスクあるいはいくつかのマ
スクの記述、繰り返し順序で使用され「全面的な密度」
に達するために必要とされるパスの数、全面的な密度に
より規定されるピクセルあたりの滴の数を通常包含す
る。
は、「印刷モードマスク」あるいは「印刷マスク」、ま
たは単に「マスク」として知られる。用語「印刷モー
ド」はより一般的であり、マスクあるいはいくつかのマ
スクの記述、繰り返し順序で使用され「全面的な密度」
に達するために必要とされるパスの数、全面的な密度に
より規定されるピクセルあたりの滴の数を通常包含す
る。
【００３０】印刷マスクはバイナリのパターンであり、
どのインク滴が所与のパスで印刷されるかを正確に決定
する。言い方を変えると、どのパスが各ピクセルを印刷
するために使用されるかを決定する。ある数のパスの印
刷モードでは、各パスは、印刷される全インク滴のうち
その数の逆数にほぼ等しい、少しを印刷する。従って、
印刷マスクはどのパスにおいて各ピクセルが印刷される
かを決定するために使用される。よって印刷マスクは、
望ましくない目に見える印刷結果を減少する形で、使用
ノズルをパス間において「混成」するために使用され
る。
どのインク滴が所与のパスで印刷されるかを正確に決定
する。言い方を変えると、どのパスが各ピクセルを印刷
するために使用されるかを決定する。ある数のパスの印
刷モードでは、各パスは、印刷される全インク滴のうち
その数の逆数にほぼ等しい、少しを印刷する。従って、
印刷マスクはどのパスにおいて各ピクセルが印刷される
かを決定するために使用される。よって印刷マスクは、
望ましくない目に見える印刷結果を減少する形で、使用
ノズルをパス間において「混成」するために使用され
る。
【００３１】熱インクジェットプリンタの他の重要な問
題は、故障した抵抗、閉塞したノズル、あるいはその他
の原因によるインク噴出要素の誤動作あるいは故障であ
る。インク噴出要素の故障の存在は目で検知できないの
で、インク噴出部分に故障があると悪いプリントアウト
を生じる。印刷を行おうとした対象を再び印刷しなけれ
ばならないことになるので無駄である。
題は、故障した抵抗、閉塞したノズル、あるいはその他
の原因によるインク噴出要素の誤動作あるいは故障であ
る。インク噴出要素の故障の存在は目で検知できないの
で、インク噴出部分に故障があると悪いプリントアウト
を生じる。印刷を行おうとした対象を再び印刷しなけれ
ばならないことになるので無駄である。
【００３２】光ドロップ検知回路は、プリントヘッドの
インク滴が噴射ノズルの操作の試験、および複数のプリ
ントヘッドのノズル配列の相対位置の判断を含む多種の
目的のため、インクジェットプリンタにおいて使用され
る。光ドロップ検知回路は通常、ＬＥＤのような光源に
より提供される光を感知するフォトダイオードのような
光センサーを含む。滴（drop）が光センサーと光源の間
の光パスに存在すると、光センサーの出力が変化する。
これは、光センサーにより検知された光の量がインク滴
の存在により減少されるからである。光センサーの出力
は通常、インク滴光源と光センサーの間の光パスを通過
したかどうか判断するため、増幅され分析される。ま
た、光検知システムは印刷媒体上の滴の存在を判断する
ことができる。
インク滴が噴射ノズルの操作の試験、および複数のプリ
ントヘッドのノズル配列の相対位置の判断を含む多種の
目的のため、インクジェットプリンタにおいて使用され
る。光ドロップ検知回路は通常、ＬＥＤのような光源に
より提供される光を感知するフォトダイオードのような
光センサーを含む。滴（drop）が光センサーと光源の間
の光パスに存在すると、光センサーの出力が変化する。
これは、光センサーにより検知された光の量がインク滴
の存在により減少されるからである。光センサーの出力
は通常、インク滴光源と光センサーの間の光パスを通過
したかどうか判断するため、増幅され分析される。ま
た、光検知システムは印刷媒体上の滴の存在を判断する
ことができる。
【００３３】光検知システムはインク噴出要素の故障の
存在を検知することができる。特に、本発明の使用に適
した光検知システムは米国特許出願番号”811412”の
「DETECTION OF PRINTHEAD NOZZLE FUNCTIONALITY BY O
PTICAL SCANNING OF A TEST PATTERN」で記述されてお
り、ここで参照により取り入れる。ドロップ検知の他の
方法は、米国特許第5434430号の「DROP SIZE DETECT CI
RCUIT」、および第4922270号の「INTER PEN OFFSET DET
EMINATION AND COMPENSATION IN MULTI-PEN THERMAL IN
K JET PEN PRINTING SYSITEMS」で記述されており、こ
こで参照により取り入れる。
存在を検知することができる。特に、本発明の使用に適
した光検知システムは米国特許出願番号”811412”の
「DETECTION OF PRINTHEAD NOZZLE FUNCTIONALITY BY O
PTICAL SCANNING OF A TEST PATTERN」で記述されてお
り、ここで参照により取り入れる。ドロップ検知の他の
方法は、米国特許第5434430号の「DROP SIZE DETECT CI
RCUIT」、および第4922270号の「INTER PEN OFFSET DET
EMINATION AND COMPENSATION IN MULTI-PEN THERMAL IN
K JET PEN PRINTING SYSITEMS」で記述されており、こ
こで参照により取り入れる。
【００３４】インクジェット装置から生成される印刷品
質は、インクジェット要素の信頼度に依存する。多重パ
スの印刷モードは印刷品質上、インクジェット要素の故
障の影響を部分的に軽減することができる。しかし、数
個以上のインクジェット要素が故障した時は、多重パス
の印刷モードはもはや故障インクジェット要素により引
き起こされた画像品質の問題を解決できず、満足した画
像品質を得るためにペンを交換しなければならない。
質は、インクジェット要素の信頼度に依存する。多重パ
スの印刷モードは印刷品質上、インクジェット要素の故
障の影響を部分的に軽減することができる。しかし、数
個以上のインクジェット要素が故障した時は、多重パス
の印刷モードはもはや故障インクジェット要素により引
き起こされた画像品質の問題を解決できず、満足した画
像品質を得るためにペンを交換しなければならない。
【００３５】本発明は故障しているノズルを「適正に機
能する」ノズルで置換することにより、「故障してい
る」インク噴出要素あるいはノズルに対して補償するこ
とを可能にする。故障ノズルは噴出することができず、
また間違った方向に噴射し、あるいはドロップの量が小
さいなどその他の問題があるノズルである。方法はユー
ザーに透過であり、印刷の処理量に影響しない。
能する」ノズルで置換することにより、「故障してい
る」インク噴出要素あるいはノズルに対して補償するこ
とを可能にする。故障ノズルは噴出することができず、
また間違った方向に噴射し、あるいはドロップの量が小
さいなどその他の問題があるノズルである。方法はユー
ザーに透過であり、印刷の処理量に影響しない。
【００３６】プリンタ内の媒体上の光印刷検知システム
あるいはペンの健康測定システムは、インク噴出要素が
故障しているかどうか検知する。故障が検知されると、
「適正に機能する」ノズルで置換することにより、故障
インク噴出要素あるいはノズルを「適正に機能する」ノ
ズルに交換する印刷マスクを定義することができる。
あるいはペンの健康測定システムは、インク噴出要素が
故障しているかどうか検知する。故障が検知されると、
「適正に機能する」ノズルで置換することにより、故障
インク噴出要素あるいはノズルを「適正に機能する」ノ
ズルに交換する印刷マスクを定義することができる。
【００３７】印刷マスクはパスおよびノズルを定義し、
これらは各ピクセルの位置、すなわち媒体上の各行番号
と列番号を印刷するために使用される。この情報はペン
の健康情報と結合され、故障ノズルにより印刷されるピ
クセルの位置を見つける。プリンタはこの情報を知って
いるので、印刷マスクを変更することができ、そのため
ピクセルの位置は異なるパスにおいて異なるノズルによ
り印刷される。
これらは各ピクセルの位置、すなわち媒体上の各行番号
と列番号を印刷するために使用される。この情報はペン
の健康情報と結合され、故障ノズルにより印刷されるピ
クセルの位置を見つける。プリンタはこの情報を知って
いるので、印刷マスクを変更することができ、そのため
ピクセルの位置は異なるパスにおいて異なるノズルによ
り印刷される。
【００３８】アルゴリズムは、印刷マスクおよび故障ノ
ズルのリストを取得し、故障ノズルを機能するノズルに
交換する。これは多重パスの印刷モードを有し、故障し
ているノズルが印刷することになるものを機能するノズ
ルが印刷することを可能にする時に実現される。
ズルのリストを取得し、故障ノズルを機能するノズルに
交換する。これは多重パスの印刷モードを有し、故障し
ているノズルが印刷することになるものを機能するノズ
ルが印刷することを可能にする時に実現される。
【００３９】本発明の方法は２あるいはそれ以上のパス
を含む任意の印刷モードで使用できる。また方法は任意
の数のノズルで使用できる。以下の例は、４パスの印刷
モードが使用されるが、任意の他の多重パスの印刷モー
ドも使用できる。また以下の例では、ペンは１９２のノ
ズルを有すると仮定する。従って、ある所与のパスで使
用されるノズルの数は１９２／４＝４８である。表１に
おいて、１列目は媒体上に印刷されている行番号を特定
する。４８行のうち行１から４のみが例示の目的のため
詳細に示されている。２列目は行１から４および列１か
ら１２に対する印刷マスクの部分を示し、これはページ
上の４８のピクセルから構成される。従って、２列目は
媒体上の物理的な位置（たとえばピクセル）と、物理的
な位置が印刷されるパス番号を示す。３列目から６列目
は、どのノズル番号が４パスにおいて所与の行を印刷す
るために使用されるかを示す。完全な印刷マスクでは、
ページ幅全体に対する全４８行および列の総数を示すは
ずである。
を含む任意の印刷モードで使用できる。また方法は任意
の数のノズルで使用できる。以下の例は、４パスの印刷
モードが使用されるが、任意の他の多重パスの印刷モー
ドも使用できる。また以下の例では、ペンは１９２のノ
ズルを有すると仮定する。従って、ある所与のパスで使
用されるノズルの数は１９２／４＝４８である。表１に
おいて、１列目は媒体上に印刷されている行番号を特定
する。４８行のうち行１から４のみが例示の目的のため
詳細に示されている。２列目は行１から４および列１か
ら１２に対する印刷マスクの部分を示し、これはページ
上の４８のピクセルから構成される。従って、２列目は
媒体上の物理的な位置（たとえばピクセル）と、物理的
な位置が印刷されるパス番号を示す。３列目から６列目
は、どのノズル番号が４パスにおいて所与の行を印刷す
るために使用されるかを示す。完全な印刷マスクでは、
ページ幅全体に対する全４８行および列の総数を示すは
ずである。
【００４０】
【表１】 最初の印刷マスク 印刷媒体上の 行の最初の１２列が 特定された行１から４に対す 行番号 印刷されるパス番号 るパスで印刷するために使用 されるノズル番号 パス１ パス２ パス３ パス４ 行１ 123412341234 1 49 97 145 行２ 234123412341 2 50 98 146 行３ 341234123412 3 51 99 147 行４ 412341234123 4 52 100 148 ＊＊＊ ************ *** *** *** *** 行４８ ************ 48 96 144 192
【００４１】上に示したように、ページ上のピクセルの
各行は、４つの異なるパスにおける４つの異なるノズル
により追跡される。たとえば、行１はパス１のノズル番
号１により追跡され、パス２ではノズル番号４９であ
り、パス３ではノズル番号９７であり、パス４ではノズ
ル番号１４５である。今ノズル番号１が故障した場合、
行１のピクセルはパス２のノズル番号４９、パス３の９
７，パス４の１４５により印刷されることができる。一
般的に、任意のノズル番号に対して同じピクセル行を印
刷できるＰ−１の他のノズルがあり、ここでＰは印刷モ
ードにおけるパスの番号を表す。これら３つの代替ノズ
ルは、以下のノズル番号の集合から導かれる。すなわ
ち、n+48，n+96、n+144、n-48、n-96，n-144であり、ｎ
の値に依存する（ただしｎは行番号である）。３つの代
替ノズルのどれが故障ノズルを交換するためにもっとも
適しているかを判断するにはいくつかの考慮点がある。
それらは以下を含むが、これらに限定されるものではな
い。 ・ペンの端のノズルより中間のノズルを使用するほうが
良い ・最適なペンの噴射周波数（firing frequency）より
高い周波数において噴射するノズルはないというような
やり方で、交換ノズルを選択する方が良い。
各行は、４つの異なるパスにおける４つの異なるノズル
により追跡される。たとえば、行１はパス１のノズル番
号１により追跡され、パス２ではノズル番号４９であ
り、パス３ではノズル番号９７であり、パス４ではノズ
ル番号１４５である。今ノズル番号１が故障した場合、
行１のピクセルはパス２のノズル番号４９、パス３の９
７，パス４の１４５により印刷されることができる。一
般的に、任意のノズル番号に対して同じピクセル行を印
刷できるＰ−１の他のノズルがあり、ここでＰは印刷モ
ードにおけるパスの番号を表す。これら３つの代替ノズ
ルは、以下のノズル番号の集合から導かれる。すなわ
ち、n+48，n+96、n+144、n-48、n-96，n-144であり、ｎ
の値に依存する（ただしｎは行番号である）。３つの代
替ノズルのどれが故障ノズルを交換するためにもっとも
適しているかを判断するにはいくつかの考慮点がある。
それらは以下を含むが、これらに限定されるものではな
い。 ・ペンの端のノズルより中間のノズルを使用するほうが
良い ・最適なペンの噴射周波数（firing frequency）より
高い周波数において噴射するノズルはないというような
やり方で、交換ノズルを選択する方が良い。
【００４２】ペンの健康測定システムから故障と判断さ
れたノズル１４６を仮定する。表１の６列目から、ノズ
ル１４６がパス番号４上の行２を印刷するために使用さ
れることがわかる。また、パス１，２，３上のそれぞれ
のノズル２，５０および９８が行２を印刷するために使
用されることが、３列目から５列目よりわかる。従っ
て、ノズル２，５０、９８のいずれかが、パス１，２，
３上のそれぞれのノズル２，５０，９８のいずれかを使
用することにより、パス４上のノズル１４６の使用を交
換するために使用されうる。同様に同じ手順が、１９２
個のノズルの他のどれに対しても使用でき、これはペン
の健康測定システムから故障であることを示される。よ
って、４パスの印刷モードにおいては３つの代用ノズル
の選択があり、機能できるノズル交換を見つける見込み
がほぼ確実である。可能ならば、ノズルの噴射周波数を
最小限に保持するため、隣接するパスではない機能でき
るノズルを選択することが最良である。この基準をこの
例に使用すると、隣のパス３と１のそれぞれにあるノズ
ル９８あるいは２より、むしろパス２のノズル５０がノ
ズル１４６を交換するために使用される。よって表１の
印刷マスクは、ノズル１４６で印刷する必然性を除去す
るため、表２で示されるように変更される。
れたノズル１４６を仮定する。表１の６列目から、ノズ
ル１４６がパス番号４上の行２を印刷するために使用さ
れることがわかる。また、パス１，２，３上のそれぞれ
のノズル２，５０および９８が行２を印刷するために使
用されることが、３列目から５列目よりわかる。従っ
て、ノズル２，５０、９８のいずれかが、パス１，２，
３上のそれぞれのノズル２，５０，９８のいずれかを使
用することにより、パス４上のノズル１４６の使用を交
換するために使用されうる。同様に同じ手順が、１９２
個のノズルの他のどれに対しても使用でき、これはペン
の健康測定システムから故障であることを示される。よ
って、４パスの印刷モードにおいては３つの代用ノズル
の選択があり、機能できるノズル交換を見つける見込み
がほぼ確実である。可能ならば、ノズルの噴射周波数を
最小限に保持するため、隣接するパスではない機能でき
るノズルを選択することが最良である。この基準をこの
例に使用すると、隣のパス３と１のそれぞれにあるノズ
ル９８あるいは２より、むしろパス２のノズル５０がノ
ズル１４６を交換するために使用される。よって表１の
印刷マスクは、ノズル１４６で印刷する必然性を除去す
るため、表２で示されるように変更される。
【００４３】
【表２】 修正された印刷マスク 印刷媒体上の 行の最初の１２列が 特定された行１から４に対す 行番号 印刷されるパス番号 るパスで印刷するために使用 されるノズル番号 パス１ パス２ パス３ パス４ 行１ 123412341234 1 49 97 145 行２ 232 1232 12321 2 50 98 使用されず 行３ 341234123412 3 51 99 147 行４ 412341234123 4 52 100 148 ＊＊＊ ************ *** *** *** *** 行４８ ************ 48 96 144 192
【００４４】表２の行２から、最初の印刷マスクに従っ
てノズル１４６によりパス４上で最初に印刷されるべき
だった列３，７，１１が太字のイタリック体で示された
数字２で例示されているように、現在パス２で印刷され
ていることが示されている。よって行２は今、３つのパ
スでのみ印刷されている。すなわちパス１，２，３であ
る。これらの変更は、ノズル１４６が使用される上記詳
細で示された印刷マスクの一部に関連するにすぎない。
明らかに、ノズル１４６がページの残りのために使用さ
れる印刷マスクの他の行と列において他の変更がある
が、方法論は同じままである。
てノズル１４６によりパス４上で最初に印刷されるべき
だった列３，７，１１が太字のイタリック体で示された
数字２で例示されているように、現在パス２で印刷され
ていることが示されている。よって行２は今、３つのパ
スでのみ印刷されている。すなわちパス１，２，３であ
る。これらの変更は、ノズル１４６が使用される上記詳
細で示された印刷マスクの一部に関連するにすぎない。
明らかに、ノズル１４６がページの残りのために使用さ
れる印刷マスクの他の行と列において他の変更がある
が、方法論は同じままである。
【００４５】当該技術分野の当業者には自明であるよう
に、上に記述した手順は２あるいはそれ以上のパスを有
する任意の印刷モードで使用されることができる。代替
の交換ノズル数はもちろん印刷モードのパス数を増加さ
せ、よって代替の交換ノズルの数はパスの数から１引い
た数と同じである。たとえば、２パスの印刷モードでの
代替の交換ノズルの数は１であり、６パスの印刷モード
では５である。
に、上に記述した手順は２あるいはそれ以上のパスを有
する任意の印刷モードで使用されることができる。代替
の交換ノズル数はもちろん印刷モードのパス数を増加さ
せ、よって代替の交換ノズルの数はパスの数から１引い
た数と同じである。たとえば、２パスの印刷モードでの
代替の交換ノズルの数は１であり、６パスの印刷モード
では５である。
【００４６】本発明の以下のステップは、１度に印刷マ
スク全体に対して実行されることができ、あるいは各パ
スに対して個々に実行されることもできる。図７を参照
すると、ステップ６０では、プリンタドライバ、プリン
タのマイクロプロセッサ制御システム、プリンタのメモ
リ内のテーブルの参照あるいは任意の他の利用可能な資
源のいずれかから使用されている印刷モードのための標
準の印刷マスクを取得する。ステップ６２では、ペンの
健康測定システムからどのノズルが故障しているか特定
する。ステップ６４では、それぞれの故障ノズルに対し
て、ステップ６０とペンの健康測定システムで取得され
た標準の印刷マスクから代替の交換ノズルを見つける。
ステップ６６では、適切な基準を基に利用可能な交換ノ
ズルからもっとも適した交換ノズルを選択する。ステッ
プ６８では、印刷マスクから故障ノズルをはずし、それ
らを選択された交換ノズルに交換することにより印刷マ
スクを修正する。
スク全体に対して実行されることができ、あるいは各パ
スに対して個々に実行されることもできる。図７を参照
すると、ステップ６０では、プリンタドライバ、プリン
タのマイクロプロセッサ制御システム、プリンタのメモ
リ内のテーブルの参照あるいは任意の他の利用可能な資
源のいずれかから使用されている印刷モードのための標
準の印刷マスクを取得する。ステップ６２では、ペンの
健康測定システムからどのノズルが故障しているか特定
する。ステップ６４では、それぞれの故障ノズルに対し
て、ステップ６０とペンの健康測定システムで取得され
た標準の印刷マスクから代替の交換ノズルを見つける。
ステップ６６では、適切な基準を基に利用可能な交換ノ
ズルからもっとも適した交換ノズルを選択する。ステッ
プ６８では、印刷マスクから故障ノズルをはずし、それ
らを選択された交換ノズルに交換することにより印刷マ
スクを修正する。
【００４７】また上の手順において、代替の交換ノズル
のすべてが故障している場合には、プリンタ／プロッタ
はユーザーに、故障ノズルを使用して、あるいは新しい
ペンを導入して印刷を継続するかどうかの選択を与える
ことができる。
のすべてが故障している場合には、プリンタ／プロッタ
はユーザーに、故障ノズルを使用して、あるいは新しい
ペンを導入して印刷を継続するかどうかの選択を与える
ことができる。
【００４８】本発明は例として次の実施態様を含む。 （１）記録媒体に多重パスを使用する印刷システムにお
ける故障インク噴出要素を矯正する方法であって、標準
の印刷マスクを得るステップ、故障しているインク噴出
要素を特定するステップ、故障している噴出要素に対す
る代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスクから見
つけるステップ、代替の交換インク噴出要素から交換イ
ンク噴出要素を選択するステップ、修正された印刷マス
クを作成するため、印刷マスクから故障インク噴出要素
をはずし、それらを選択された交換インク噴出要素に交
換することにより標準の印刷マスクを修正するステッ
プ、とを含むインク噴出要素矯正方法。 （２）上記（１）において、前記印刷マスクを得るステ
ップは、行と列のピクセル・グリッドを指定するデータ
と、特定のピクセル位置を印刷するために使用される前
記パスと、特定のピクセル位置を印刷するために使用さ
れる前記インク噴出要素と、を得ることを含む。 （３）上記（１）において、前記故障しているインク噴
出要素を特定するステップは、故障インク噴出要素を特
定するための音響的ドロップ噴出検知を使用することを
含む。 （４）上記（１）において、前記故障しているインク噴
出要素を特定するステップは、故障インク噴出要素を特
定するため光ドロップ噴出検知を使用することを含む。 （５）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、ピクセル行を印刷するため代
替のインク噴出要素および代替パスを指定することを含
む。 （６）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、プリンタからデータを得るこ
とを含む。 （７）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、プリンタドライバからデータ
を得ることを含む。 （８）上記（１）において、前記代替の交換インク噴出
要素から交換インク噴出要素を選択するステップは、隣
接していないパスにおいて使用される交換インク噴出要
素を選択することを含む。 （９）上記（１）において、前記代替の交換インク噴出
要素から交換インク噴出要素を選択するステップは、イ
ンク噴出要素の配列の中間に位置する交換インク噴出要
素を選択することを含む。 （１０）上記（１）において、上記（１）の全ステップ
は、印刷マスク全体に対して実行される。 （１１）上記（１）において、上記（１）の全ステップ
は、各パスに対する印刷マスクに対して個々に実行され
る。 （１２）記録媒体に多重走査パスを使用し、故障インク
噴出要素を矯正する印刷方法であって、行と列のピクセ
ル・グリッドを定義する標準の印刷マスクおよび特定の
パスにおいてピクセル・グリッドの特定の行と列に噴出
するインク噴出要素を得るステップ、故障しているイン
ク噴出要素を特定するステップ、故障している噴出要素
に対する代替のインク噴出要素を見つけるステップ、代
替の交換インク噴出要素から交換インク噴出要素を選択
するステップ、修正された印刷マスクを作成するため、
印刷マスクから故障インク噴出要素をはずし、それらを
選択された交換インク噴出要素に交換することにより標
準の印刷マスクを修正するステップ、修正された印刷マ
スクに従って記録媒体への多重走査パスにおいて、記録
媒体上にインク滴を噴出するステップ、とを含む印刷方
法。
ける故障インク噴出要素を矯正する方法であって、標準
の印刷マスクを得るステップ、故障しているインク噴出
要素を特定するステップ、故障している噴出要素に対す
る代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスクから見
つけるステップ、代替の交換インク噴出要素から交換イ
ンク噴出要素を選択するステップ、修正された印刷マス
クを作成するため、印刷マスクから故障インク噴出要素
をはずし、それらを選択された交換インク噴出要素に交
換することにより標準の印刷マスクを修正するステッ
プ、とを含むインク噴出要素矯正方法。 （２）上記（１）において、前記印刷マスクを得るステ
ップは、行と列のピクセル・グリッドを指定するデータ
と、特定のピクセル位置を印刷するために使用される前
記パスと、特定のピクセル位置を印刷するために使用さ
れる前記インク噴出要素と、を得ることを含む。 （３）上記（１）において、前記故障しているインク噴
出要素を特定するステップは、故障インク噴出要素を特
定するための音響的ドロップ噴出検知を使用することを
含む。 （４）上記（１）において、前記故障しているインク噴
出要素を特定するステップは、故障インク噴出要素を特
定するため光ドロップ噴出検知を使用することを含む。 （５）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、ピクセル行を印刷するため代
替のインク噴出要素および代替パスを指定することを含
む。 （６）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、プリンタからデータを得るこ
とを含む。 （７）上記（１）において、前記故障している噴出要素
に対して代替の交換インク噴出要素を標準の印刷マスク
から見つけるステップは、プリンタドライバからデータ
を得ることを含む。 （８）上記（１）において、前記代替の交換インク噴出
要素から交換インク噴出要素を選択するステップは、隣
接していないパスにおいて使用される交換インク噴出要
素を選択することを含む。 （９）上記（１）において、前記代替の交換インク噴出
要素から交換インク噴出要素を選択するステップは、イ
ンク噴出要素の配列の中間に位置する交換インク噴出要
素を選択することを含む。 （１０）上記（１）において、上記（１）の全ステップ
は、印刷マスク全体に対して実行される。 （１１）上記（１）において、上記（１）の全ステップ
は、各パスに対する印刷マスクに対して個々に実行され
る。 （１２）記録媒体に多重走査パスを使用し、故障インク
噴出要素を矯正する印刷方法であって、行と列のピクセ
ル・グリッドを定義する標準の印刷マスクおよび特定の
パスにおいてピクセル・グリッドの特定の行と列に噴出
するインク噴出要素を得るステップ、故障しているイン
ク噴出要素を特定するステップ、故障している噴出要素
に対する代替のインク噴出要素を見つけるステップ、代
替の交換インク噴出要素から交換インク噴出要素を選択
するステップ、修正された印刷マスクを作成するため、
印刷マスクから故障インク噴出要素をはずし、それらを
選択された交換インク噴出要素に交換することにより標
準の印刷マスクを修正するステップ、修正された印刷マ
スクに従って記録媒体への多重走査パスにおいて、記録
媒体上にインク滴を噴出するステップ、とを含む印刷方
法。
【００４９】
【発明の効果】本発明によると、完全に機能するインク
噴出要素で置換することにより、故障あるいは操作不能
のインク噴出要素を矯正することができる。
噴出要素で置換することにより、故障あるいは操作不能
のインク噴出要素を矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の好ましい形態における大型プリンタ・
プロッタの透視外観図。
プロッタの透視外観図。
【図２】図１で示された大型プリンタ・プロッタのケー
スもしくはカバー内に装填されたキャリッジとキャリッ
ジ・ドライブを示す図。
スもしくはカバー内に装填されたキャリッジとキャリッ
ジ・ドライブを示す図。
【図３】図１に示された大型プリンタ・プロッタのケー
スもしくはカバー内に装填された印刷媒体前進機構を示
す図。
スもしくはカバー内に装填された印刷媒体前進機構を示
す図。
【図４】図２のキャリッジとキャリッジ・ドライブ機構
のより詳細の図であり、プリントヘッド手段すなわちペ
ンを示す図。
のより詳細の図であり、プリントヘッド手段すなわちペ
ンを示す図。
【図５】ノズルの配列を示す図４のプリントヘッド手段
すなわちペンの底平面図。
すなわちペンの底平面図。
【図６】図４と図５のペンを使用するためのインク補給
カートリッジの透視図。
カートリッジの透視図。
【図７】本発明の方法を示すフローチャート。
１ メインケース ３ 左手側ポッド ４ 印刷媒体ロールカバー １３ 右手側ポッド ２０ キャリッジ・アセンブリ ２３〜２６ ペン ２７ インク補給バルブ ３３ エンコーダ・ストリップ ４１ プラテン ５１ 補給カートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゴンザロ・ガストン スペイン、08190、サント・クガット・デ ル・バレス、アベニーダ・グラエルス 501
Claims (1)
- 【請求項１】 記録媒体に多重パスを使用する印刷シス
テムにおける故障インク噴出要素を矯正する方法であっ
て、 標準の印刷マスクを得るステップ、 故障しているインク噴出要素を特定するステップ、 前記故障している噴出要素に対する代替の交換インク噴
出要素を前記標準の印刷マスクから見つけるステップ、 前記代替の交換インク噴出要素から交換インク噴出要素
を選択するステップ、 修正された印刷マスクを作成するため、前記印刷マスク
から前記故障インク噴出要素をはずし、それらを前記選
択された交換インク噴出要素に交換することにより前記
標準の印刷マスクを修正するステップ、とを含むインク
噴出要素矯正方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US810,467 | 1997-03-04 | ||
| US08/810,467 US6283572B1 (en) | 1997-03-04 | 1997-03-04 | Dynamic multi-pass print mode corrections to compensate for malfunctioning inkjet nozzles |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10258526A true JPH10258526A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=25203918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10051621A Pending JPH10258526A (ja) | 1997-03-04 | 1998-03-04 | 多重パスの印刷システムにおける故障インク噴出要素矯正方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6283572B1 (ja) |
| EP (1) | EP0863004B2 (ja) |
| JP (1) | JPH10258526A (ja) |
| DE (1) | DE69824464T3 (ja) |
| ES (1) | ES2218767T3 (ja) |
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