JPH07276647A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
- Publication number
- JPH07276647A JPH07276647A JP7728394A JP7728394A JPH07276647A JP H07276647 A JPH07276647 A JP H07276647A JP 7728394 A JP7728394 A JP 7728394A JP 7728394 A JP7728394 A JP 7728394A JP H07276647 A JPH07276647 A JP H07276647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- nozzles
- print quality
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はインクジェットプリンタに関するも
のであり、その目的は一部のノズルの液滴速度が他のノ
ズルと異なった場合にも安定した印刷品質を得ることに
ある。 【構成】 プリントヘッド１はシャフト２により軸方向
に移動可能な状態で係止されている。プリントヘッド１
には少なくとも２個以上のノズル１０がある。更に、液
滴速度を計測する計測装置７が設けられており、液滴速
度の情報により、制御装置８は印刷品質に悪影響を及ぼ
すノズルを認識し、そのノズルは印刷に使用しないよう
な印刷制御を行なう。
のであり、その目的は一部のノズルの液滴速度が他のノ
ズルと異なった場合にも安定した印刷品質を得ることに
ある。 【構成】 プリントヘッド１はシャフト２により軸方向
に移動可能な状態で係止されている。プリントヘッド１
には少なくとも２個以上のノズル１０がある。更に、液
滴速度を計測する計測装置７が設けられており、液滴速
度の情報により、制御装置８は印刷品質に悪影響を及ぼ
すノズルを認識し、そのノズルは印刷に使用しないよう
な印刷制御を行なう。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】インクをノズルから噴射して印刷媒体に
文字や絵を印刷するインクジェットプリンタは小形、低
価格のため、コンピュータ用プリンタとして飛躍的にオ
フィスに設置されるようになった。しかし、インクジェ
ットプリンタ特有の問題として、ノズルが目詰まりした
り、インク噴射駆動装置の特性が変化しインクの液滴速
度が変化する場合がある。これらの状態のまま印刷を行
なうと印刷品質が低下するという欠点がある。
文字や絵を印刷するインクジェットプリンタは小形、低
価格のため、コンピュータ用プリンタとして飛躍的にオ
フィスに設置されるようになった。しかし、インクジェ
ットプリンタ特有の問題として、ノズルが目詰まりした
り、インク噴射駆動装置の特性が変化しインクの液滴速
度が変化する場合がある。これらの状態のまま印刷を行
なうと印刷品質が低下するという欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
プリンタは、ノズルの目詰まり、インク噴射駆動装置の
特性変化によって印刷品質が低下するという問題があっ
た。本発明は安定した印刷品質を有するインクジェット
プリンタを提供することである。
プリンタは、ノズルの目詰まり、インク噴射駆動装置の
特性変化によって印刷品質が低下するという問題があっ
た。本発明は安定した印刷品質を有するインクジェット
プリンタを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プリンタ自
身にノズルからのインクの液滴速度を確認する手段を設
け、インク噴射速度を検出し、インク噴射速度により印
刷品質に悪影響を及ぼすノズルをプリンタ自身が自動的
に認識し、印刷動作時、必要に応じ印刷品質に悪影響を
及ぼすノズルは印刷に使用しないように印刷制御を行な
うことにより達成される。
身にノズルからのインクの液滴速度を確認する手段を設
け、インク噴射速度を検出し、インク噴射速度により印
刷品質に悪影響を及ぼすノズルをプリンタ自身が自動的
に認識し、印刷動作時、必要に応じ印刷品質に悪影響を
及ぼすノズルは印刷に使用しないように印刷制御を行な
うことにより達成される。
【０００５】
【作用】上記のように構成されたインクジェットプリン
タは、ＣＣＤ等によってインクの液滴速度を計測するこ
とによりインクの噴射速度を検出し、印刷品質に悪影響
を及ぼすノズルをプリンタ自身が自動的に認識し、印刷
動作時、必要に応じ印刷品質に悪影響を及ぼすノズルは
印刷に使用しないように印刷の制御動作を行なう。
タは、ＣＣＤ等によってインクの液滴速度を計測するこ
とによりインクの噴射速度を検出し、印刷品質に悪影響
を及ぼすノズルをプリンタ自身が自動的に認識し、印刷
動作時、必要に応じ印刷品質に悪影響を及ぼすノズルは
印刷に使用しないように印刷の制御動作を行なう。
【０００６】
【実施例】図１及び図２は本発明の一実施例を示すイン
クジェットプリンタを示すものである。図において、プ
リントヘッド１はシャフト２により軸方向に並行に移動
可能な状態で係止されている。プリントヘッド１には少
なくとも２個以上のノズル１０があり、このノズル１０
から用紙３へインク１１が噴射される。ノズルからイン
ク１１の噴射は電気機械エネルギー変換素子等の駆動素
子を有するインク噴射駆動装置１２により行なわれ、そ
の駆動タイミングは制御装置８からの信号によって制御
されるインク噴射駆動回路８１により制御される。用紙
３はベルト５と紙送りローラ５１、５２によって搬送さ
れる。この動作も制御装置８により制御される。ベルト
５の外側の位置にインクの液滴速度を計測する計測装置
７が設けられており、制御装置８により制御される計測
装置駆動回路８２によって動作されている。この計測装
置７はＣＣＤ等で構成されている。ノズル１０から噴射
したインク１１の速度を計測するために、ノズル１０が
計測装置７の真下になるように、プリントヘッド１は位
置制御を行ないながら移動する。
クジェットプリンタを示すものである。図において、プ
リントヘッド１はシャフト２により軸方向に並行に移動
可能な状態で係止されている。プリントヘッド１には少
なくとも２個以上のノズル１０があり、このノズル１０
から用紙３へインク１１が噴射される。ノズルからイン
ク１１の噴射は電気機械エネルギー変換素子等の駆動素
子を有するインク噴射駆動装置１２により行なわれ、そ
の駆動タイミングは制御装置８からの信号によって制御
されるインク噴射駆動回路８１により制御される。用紙
３はベルト５と紙送りローラ５１、５２によって搬送さ
れる。この動作も制御装置８により制御される。ベルト
５の外側の位置にインクの液滴速度を計測する計測装置
７が設けられており、制御装置８により制御される計測
装置駆動回路８２によって動作されている。この計測装
置７はＣＣＤ等で構成されている。ノズル１０から噴射
したインク１１の速度を計測するために、ノズル１０が
計測装置７の真下になるように、プリントヘッド１は位
置制御を行ないながら移動する。
【０００７】印刷する際には、プリントヘッド１はシャ
フト２上を一定速度で移動し、適当なタイミングでノズ
ル１０からインク１１を噴射し用紙３上へインク１１を
吹き付ける。更にベルト５で用紙３を一定量搬送した
後、プリントヘッド１が移動しインク１１を吹き付け
る。これを繰り返し行なうことにより画像を形成してい
る。
フト２上を一定速度で移動し、適当なタイミングでノズ
ル１０からインク１１を噴射し用紙３上へインク１１を
吹き付ける。更にベルト５で用紙３を一定量搬送した
後、プリントヘッド１が移動しインク１１を吹き付け
る。これを繰り返し行なうことにより画像を形成してい
る。
【０００８】図３を用いて、インク１１の液滴速度と印
刷品質について説明する。インクの液滴速度をＶi、プ
リントヘッド１の移動速度をＶp、ノズルから用紙まで
の距離をＧとすると、インク１１が噴射されてから用紙
に到達するまでの距離Ｌは以下の式で表される。
刷品質について説明する。インクの液滴速度をＶi、プ
リントヘッド１の移動速度をＶp、ノズルから用紙まで
の距離をＧとすると、インク１１が噴射されてから用紙
に到達するまでの距離Ｌは以下の式で表される。
【０００９】
【数１】
【００１０】ここでプリントヘッド１の移動速度Ｖpは
一定速度になるように制御されており、またノズルから
用紙までの距離Ｇは一定値になるようにあらかじめ調整
されている。従って、距離Ｌはインクの液滴速度Ｖiが
変わることにより変わるためこのインクの液滴速度Ｖi
を一定に保つこと、あるいは他のノズルとの間で速度差
がないことは安定した印刷品質を得るためには必要不可
欠である。
一定速度になるように制御されており、またノズルから
用紙までの距離Ｇは一定値になるようにあらかじめ調整
されている。従って、距離Ｌはインクの液滴速度Ｖiが
変わることにより変わるためこのインクの液滴速度Ｖi
を一定に保つこと、あるいは他のノズルとの間で速度差
がないことは安定した印刷品質を得るためには必要不可
欠である。
【００１１】従って、定期的にインク１１の液滴速度を
計測装置７で計測し、制御装置８で印刷品質に悪影響を
及ぼすノズル、及びインクが噴射しないノズルを検出、
認識し、制御装置８の印刷制御を印刷動作時にこれらの
ノズルを使用しないように変えることにより、良好な印
刷品質を保つことができる。
計測装置７で計測し、制御装置８で印刷品質に悪影響を
及ぼすノズル、及びインクが噴射しないノズルを検出、
認識し、制御装置８の印刷制御を印刷動作時にこれらの
ノズルを使用しないように変えることにより、良好な印
刷品質を保つことができる。
【００１２】以下に印刷制御の一例を示す。
【００１３】通常の印刷では、プリントヘッド１の移動
でインク１１を用紙３上へ噴射し、更に一定量用紙を搬
送した後、プリントヘッド１が移動し、インク１１を用
紙３に吹き付けることを繰り返し画像を形成していく。
しかし、印刷品質に悪影響を及ぼすノズルがあると制御
装置８が認識した場合、そのノズルは印刷に使用しない
ので、用紙３上のそのノズルがインクを吹き付けるべき
部分は「白抜け」の状態になっている。定常の一定量の
用紙搬送を行なう前にそのノズルのインク吹き付けを他
の正常なノズルで補うように制御装置８から出力される
用紙送り量を修正し、正常なノズルで「白抜け」部分に
インクを吹き付けることにより、良好な印刷品質を保つ
ことができる。
でインク１１を用紙３上へ噴射し、更に一定量用紙を搬
送した後、プリントヘッド１が移動し、インク１１を用
紙３に吹き付けることを繰り返し画像を形成していく。
しかし、印刷品質に悪影響を及ぼすノズルがあると制御
装置８が認識した場合、そのノズルは印刷に使用しない
ので、用紙３上のそのノズルがインクを吹き付けるべき
部分は「白抜け」の状態になっている。定常の一定量の
用紙搬送を行なう前にそのノズルのインク吹き付けを他
の正常なノズルで補うように制御装置８から出力される
用紙送り量を修正し、正常なノズルで「白抜け」部分に
インクを吹き付けることにより、良好な印刷品質を保つ
ことができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、印刷品質に悪影響を及
ぼすノズルを認識し、そのノズルは印刷に使用しないよ
うにしたので安定した印刷品質を得ることができる。
ぼすノズルを認識し、そのノズルは印刷に使用しないよ
うにしたので安定した印刷品質を得ることができる。
【図１】 本発明になるインクジェットプリンタの一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【図２】 本発明になるインクジェットプリンタの一実
施例を示す構成ブロック図である。
施例を示す構成ブロック図である。
【図３】 インクの液滴速度と印刷品質を説明する模式
図である。
図である。
１はプリントヘッド、２はシャフト、３は用紙、５はベ
ルト、５１、５２は紙送りローラ、７は計測装置、１０
はノズル、１１はインク、１２はインク噴射駆動装置、
８は制御装置、８１はインク噴射駆動回路、８２は計測
装置駆動回路である。
ルト、５１、５２は紙送りローラ、７は計測装置、１０
はノズル、１１はインク、１２はインク噴射駆動装置、
８は制御装置、８１はインク噴射駆動回路、８２は計測
装置駆動回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 2/07 Ｂ４１Ｊ 3/04 １０４ Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 ノズル毎に、インクを噴射するのに必要
なインクの噴射駆動装置と駆動回路をそれぞれ独立して
有するノズルと、ノズルから噴射されたインクの液滴速
度を計測する計測装置を有するインクジェットプリンタ
において、インクの液滴速度を計測することにより、ノ
ズルからインクが噴射しないまたは噴射駆動装置の特性
変化によって液滴速度が他のノズルと異なっているか否
かを検出して印刷品質に悪影響を及ぼすノズルを認識
し、印刷動作時必要に応じこれら印刷品質に悪影響を及
ぼすノズルは印刷に使用しないように印刷制御を行なう
よう構成したことを特徴とするインクジェットプリン
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7728394A JPH07276647A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7728394A JPH07276647A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07276647A true JPH07276647A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13629548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7728394A Withdrawn JPH07276647A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07276647A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0863004A3 (en) * | 1997-03-04 | 1999-07-07 | Hewlett-Packard Company | Dynamic multi-pass print mode corrections to compensate for malfunctioning inkjet nozzles |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7728394A patent/JPH07276647A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0863004A3 (en) * | 1997-03-04 | 1999-07-07 | Hewlett-Packard Company | Dynamic multi-pass print mode corrections to compensate for malfunctioning inkjet nozzles |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |