JPH10257542A - 携帯型個別呼出装置 - Google Patents

携帯型個別呼出装置

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JPH10257542A
JPH10257542A JP9058671A JP5867197A JPH10257542A JP H10257542 A JPH10257542 A JP H10257542A JP 9058671 A JP9058671 A JP 9058671A JP 5867197 A JP5867197 A JP 5867197A JP H10257542 A JPH10257542 A JP H10257542A
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JP
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display
message
detection
calling device
cpu
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JP9058671A
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Michio Toritani
己知生 鳥谷
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Uniden Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B15/00Suppression or limitation of noise or interference
    • H04B15/02Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
    • H04B15/04Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus the interference being caused by substantially sinusoidal oscillations, e.g. in a receiver or in a tape-recorder
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2215/00Reducing interference at the transmission system level
    • H04B2215/064Reduction of clock or synthesizer reference frequency harmonics
    • H04B2215/066Reduction of clock or synthesizer reference frequency harmonics by stopping a clock generator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUノイズによる受信感度低下の回避対策
としてLCD表示器を非表示とする携帯型個別呼出装置
において、非表示期間を短くした携帯型個別呼出装置を
提供する。 【解決手段】 選択呼出番号とメッセージ情報を含む無
線信号を受信する受信部(12)と、メッセージ情報を
表示するLCD表示器(18)と、受信信号が自己の選
択呼出番号を含むかどうかを検出するアドレス検出部
(13)と、自己の選択呼出番号の検出に対応して受信
信号からメッセージ情報を読出してデータ処理する制御
部(14)とを備え、制御部(14)は、自己の選択呼
出番号の検出からデータ処理が完了するまでのCPU高
速動作期間中、LCD表示器(18)による表示動作を
停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型個別呼出装
置の改良に関し、特に、ノイズ対策のために画面表示を
一時的に非表示とするものにおいて、非表示となる期間
を短くするようにした携帯型個別呼出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型個別呼出装置は、基地局から送信
された無線信号を受信し、その受信信号中に予め自己に
割当てられた選択呼出番号が含まれているか否かを判別
し、含まれているときはLEDの点滅、スピーカの駆動
といった方法で携帯者に呼出報知を行い、付加的機能と
して受信信号中にメッセージが含まれている場合には、
そのメッセージをLCD(Liquid Crystal Display)等の
表示器に表示する。携帯型個別呼出装置の典型的な例
は、いわゆるページャー(Pager)である。
【0003】この種の携帯型個別呼出装置は、駆動電力
を内蔵電池でまかなっている。携帯型個別呼出装置の使
用可能時間を長くするためには、消費電力を小さくし、
電池寿命を長くすることが必要である。このため、比較
的に大きな電力を消費する受信モードを間欠的に実行
し、他の時間は消費電力を抑制するために必要最低限の
機能のみを動作させるようにした、間欠受信機能付の携
帯型個別呼出装置が提案されている。また、上記間欠的
動作に対応してCPU(Central Processing Unit)を
低速動作(あるいはスリープ状態)と高速動作との二段
階で動作させ、消費電力が小さくなるようにしている。
【0004】ところで、携帯型個別呼出装置は携帯のた
めに小型化されなければならない。この構造的制約によ
って内蔵している制御部・データ処理部としてのCPU
と、アンテナ及び無線受信部とが近接して配置される。
【0005】このため、CPUが高速動作状態となって
データ処理を行うと、CPUから発生する高調波ノイズ
が増大し、信号受信に影響を与える。特に、CPUのL
CD駆動ポートからマトリクス状の長い内部配線構造を
有するLCD表示器に至る系統で漏れた高調波が無線受
信部に侵入して受信機のS/Nを低下させる原因とな
る。
【0006】かかる不具合を解決するための一つの手段
が、特開平2(1990)−141034号公報に開示
されている。
【0007】同公報記載の発明は、図7に示すように、
CPUの動作(特に、高速クロックを用いた動作)に伴
うノイズの発生の影響を軽減するために、間欠動作によ
る各受信モードの期間中は、LCD表示器による表示を
行わないようにして、受信モード中に受信感度が低下す
ることを防止している。
【0008】他の先行技術として、特開平3(199
1)−218127号公報、特開平4(1992)−3
04042号公報記載の無線選択呼出受信機の例があ
る。前者の例は、電池電圧の低下に伴う受信感度の低下
を防止し得る無線選択呼出受信機を開示している。後者
の例は、CPUの動作ノイズによる感度低下を生じるこ
となく受信バッファメモリの容量を小さくし得る無線選
択呼出受信機を開示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した携帯型個別呼
出装置は、自己を選択する信号が着信したときに鳴音及
びLEDによって携帯者に呼出を報知する。そして、携
帯者が携帯型個別呼出装置の読出スイッチを押したとき
に、受信信号にメッセージ部分が付加されていれば、携
帯型個別呼出装置はメッセージをLCD表示器に表示す
る。
【0010】ところで、このような携帯型個別呼出装置
の多機能化が進んでおり、LCD表示器が複数の補助的
機能(いわゆる便利機能)の表示画面として使用される
ようになってきた。例えば、従来の数字・記号・文字表
示に加えて、時計/カレンダ機能の本体内蔵による時刻
/日付・曜日表示、電池残量表示、充電警告表示、受信
感度表示、通話可能エリア表示、音量表示、電話番号メ
モ、マスコット表示等である。
【0011】このため、メッセージを読出すときに一時
的にLCD表示器に画面表示を行わせる使用形態から、
LCD表示器を常時表示状態で使用する使用形態に変化
している。LCD表示器を常時表示状態で使用する場合
も、CPUが受信データを処理するために高速動作をし
た場合には、ノイズがアンテナ・受信部に侵入し易いと
いう点は変らない。
【0012】しかしながら、各間欠受信期間中におい
て、LCD表示器をオフとする、図7に示した従来のノ
イズ回避方法では、LCD表示器に表示できない期間
(非表示期間)が間欠受信動作に対応して頻繁に発生す
る。これでは、携帯者がLCD表示器を見たとき見難く
なって不具合である。また、携帯者によるメッセージの
読出スイッチの押圧操作が間欠受信動作期間と重なる
と、読出スイッチの操作は無視されるが、そのような生
起確率が比較的に高くて好ましくない。
【0013】よって、本発明の目的は、CPUノイズに
よる受信感度低下対策として表示器を一時的に非表示と
するものにおいて、非表示期間がより短くなるようにし
た携帯型個別呼出装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の携帯型個別呼出装置は、選択呼出番号とメ
ッセージ情報とを少なくとも含む無線信号を間欠的な受
信動作によって受信し、これを所定フォーマットの受信
信号として出力する受信部(12)と、上記メッセージ
情報を表示するためのメッセージ表示手段(18)と、
上記受信信号が自己の選択呼出番号を含むかどうかを検
出するアドレス検出手段(13)と、上記自己の選択呼
出番号の検出に対応して上記受信信号から上記メッセー
ジ情報を読出してデータ処理するメッセージ処理手段
(14)と、上記自己の選択呼出番号の検出から少なく
とも上記データ処理が完了するまでの期間中、上記メッ
セージ表示手段による表示動作を停止させる表示制限手
段(14)と、を備えることを特徴とする。
【0015】好ましくは、上記メッセージ処理手段は、
少なくとも高低の二段階の演算速度で動作するマイクロ
コンピュータシステムによって構成され、上記自己の選
択呼出番号の検出から上記データ処理の終了までは高速
の演算処理を行い、上記メッセージ表示手段は、上記マ
イクロコンピュータシステムの出力ポートに接続される
LCD表示器である、ことを特徴とする。
【0016】また、上記表示制限手段(S26、S3
6)は、上記自己の選択呼出番号の検出に対応して上記
マイクロコンピュータシステムの上記LCD表示器が接
続される出力ポートを遮断し、上記メッセージ処理手段
がデータ処理したメッセージ情報を記憶手段に格納した
後、上記出力ポートを開放する、ことを特徴とする。
【0017】また、上記表示制限手段は、上記自己の選
択呼出番号の検出に対応して上記メッセージ表示手段に
よる表示動作を停止させる表示停止手段(S26)と、
上記データ処理の終了後に、上記メッセージ表示手段を
動作させる再表示手段(S36)と、を備えることを特
徴とする。
【0018】また、上記表示停止手段は、上記自己の選
択呼出番号の検出に対応して上記マイクロコンピュータ
システムの上記出力ポートを遮断し、上記再表示手段
は、上記メッセージ処理手段がデータ処理したメッセー
ジ情報を記憶手段に格納した後、上記出力ポートを開放
する、ことを特徴とする。
【0019】また、呼出装置の使用に有用な補助的情報
を出力する補助情報出力手段を更に備え、上記メッセー
ジ表示手段は、上記補助的情報及び上記メッセージ情報
の両方を同時に若しくは別々に表示し得る、ことを特徴
とする。
【0020】また、上記補助的情報は、月日、曜日、時
刻、タイマ時間、メモリに記憶された名前と電話番号の
うち少なくともいずれかを含む、ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、携帯型個別呼出装
置の回路構成を概略的に示すブロック図である。同図に
おいて、11は呼出装置に内蔵されるアンテナ、12は
無線周波の受信信号を2値のベースバンド信号に復調す
る受信部、13はベースバンド信号から同期信号を検出
して、データ信号の復号化と、自己の選択呼出番号の検
出(アドレス検出)等を行うデコーダ、14は制御部で
ある。制御部は、1チップ上にROM、RAM、キャッ
シュメモリ、CPU、I/Oポート、等の必要なコンポ
ーネントを集積してコンピュータシステムを形成した1
チップCPUによって構成される。
【0022】このCPUは、メッセージ処理等のデータ
処理と、LCD表示器の制御、呼出音声の制御等の各種
制御とを行い、更に、表示画面に時刻や日付(曜日)を
表示する時計/カレンダ機能、指定時刻にアラームを発
生するアラーム機能、メモリに記憶された名前及び電話
番号を表示するTELバンク機能等の各種の補助的な情
報の画面表示を行う補助情報出力機能等、をROM内蔵
のプログラムによって実現する。CPUは、省電力のた
めに低速と高速の二段階の速度で動作可能である。
【0023】14aは後述のLCD表示器を駆動する出
力ポート、15は自己の選択呼出番号を保持するID−
ROM、16は受信メッセージ等を保持するRAM、1
6は装置の電源スイッチ、メッセージ読出スイッチ、時
間入力スイッチ等の各種ファンクションスイッチからな
る入力部、18は受信メッセージや現在時間等を表示す
るLCD表示器、19は呼出信号を増幅する増幅器、呼
出信号を音声に変換するスピーカ、である。
【0024】かかる構成によって、内蔵アンテナ11で
受信された受信信号は、無線受信部12で増幅された
後、復調され、波形整形されてデコーダ13に供給され
る。デコーダ13は、デジタル化された受信信号(受信
データ)の同期情報部分を用いて復号タイミングを生成
し、受信データの配置の弁別を行い、受信データから選
択呼出番号(アドレス)を分離する。また、デコーダ1
3は受信部12に間欠受信動作を行わせる。
【0025】デコーダ13はアドレス検出部を含んでい
る。アドレス検出部は、例えば、受信信号が供給される
シフトレジスタと、このシフトレジスタの各ビットの出
力と自己の呼出番号を保持するレジスタの出力とを、ア
ドレス信号部分の判別タイミングで比較する論理回路と
によって構成される。アドレス検出部は、分離した選択
呼出番号が自己の選択呼出番号と一致するかどうかを判
別し、一致する場合は、自己の選択呼出の検出信号を制
御部14にCPUの割込み信号として供給し、検出フラ
グを設定する。また、デコーダ12は、自己の選択呼出
番号に続いて送られるデータ信号の誤り訂正を行い、復
号されたデータ信号を制御部14に供給する。自己の選
択呼出番号は制御部14のCPUによってID−ROM
15から読出され、デコーダ13の内蔵メモリに設定さ
れる。このCPUは、省電力化のために、少なくとも低
速と高速の2つの動作モードで動作することが出来る。
【0026】制御部14のCPUは、デコーダ13から
自己の選択呼出番号の検出信号を受取とると、通常状態
(メッセージ非表示状態)では、時間や電池残量等を表
示しているLCD表示器18の駆動ポート14aを遮断
して表示動作を停止し、CPUの動作クロックを高速動
作に切替えて、メッセージ処理を素早く行ってデータ信
号中のメッセージをRAM16に格納する。メッセージ
の格納終了後、再度LCD表示器18の駆動ポートを開
放して表示を再開する。そして、CPUはスピーカ20
を動作させて呼出音により、あるいは図示しないバイブ
レータを動作させて振動により、携帯者に着信を所定時
間報知する。
【0027】携帯者が入力部17の図示しないメッセー
ジ読出スイッチを押すと、CPUはRAM16からLC
D表示器18にデータを転送して受信したメッセージを
画面に表示させる。
【0028】このようにして、携帯型個別呼出装置は、
呼出を受けたことと、メッセージとを携帯者に知らせ
る。
【0029】次に、上記構成の携帯型個別呼出装置の動
作についてフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0030】まず、携帯者が呼出装置の電源スイッチを
入れると、制御部14のCPUは、図2に示される電源
投入後の初期化ルーチンを実行する。このルーチンで
は、自己の選択呼出番号のデコーダ13への設定等、各
部の初期値設定が行われて、受信部12の間欠受信動作
が開始される(S12)。CPUはLCD表示器18を
駆動して動作状態にし、CPUが内蔵する時計/カレン
ダ機能によってLCD表示器18に時間表示や曜日・日
付表示等の待受け画面表示を行う(S14)。その後、
待機状態となる。
【0031】図3は、携帯型個別呼出装置の着信動作を
説明するフローチャートである。呼出装置は、図4
(a)に示すように、約1秒間隔で間欠受信動作を行
い、受信信号の到来を検出する。
【0032】受信信号は、例えば、図5(a)に示すよ
うに、ビット同期部1、ワード同期部2、アドレス部
3、メッセージ部4、メッセージ部5、…メッセージ部
n、からなり、アドレス部に選択呼出番号(呼出情報)
が含まれている。
【0033】呼出装置は、図4(b)に示すように、信
号を受信すると、デコーダ13のアドレス検出部におい
て、受信信号のアドレス部3の選択呼出番号と自己のア
ドレス信号(呼出番号)とを照合し、一致するかどうか
を判別し、一致する場合には、検出の割込み信号を制御
部14のCPUに与える。一致しない場合には、次の呼
出信号の到来を待つ(S22)。
【0034】また、アドレス検出部が、自己の選択呼出
番号を検出すると(S22、Yes)、受信部の動作を
間欠受信動作から連続受信に移行させる(S24)。次
に、CPUは、例えば、CPU14のLCD表示器18
を駆動する表示出力ポート14aを遮断し、動作電源や
駆動信号の供給を断ち、LCD表示器18の駆動を停止
する(S26)。これにより、CPUノイズが配線量の
多いLCD系から無線受信系(11、12)に侵入する
のを防止する。ここで、LCD表示器18を表示状態か
ら非表示状態に切替えるステップは、表示停止手段に対
応する。
【0035】次に、図5(b)示すように、CPUは、
アドレス検出に対応して、低速動作(あるいはスリー
プ)状態から高速動作状態に移行する(S28)。CP
Uは、高速動作によって受信したメッセージをLCD表
示器18に表示可能とするべく、受信した各メッセージ
についてメッセージ処理を行う(S30、S32;N
o)。メッセージ処理は、受信信号のメッセージ部分の
コードデータから、数字・記号・文字や予め登録されて
いる定形句(定形伝言)、送信者が呼出すときに、呼出
音を指定できるようにした場合の指定呼出音の選択番号
等を復号する。CPUはこれをRAM16に記憶する。
【0036】CPUが受信信号の最後のメッセージにつ
いて、メッセージ処理を終えると(S32、Yes)、
受信部に間欠受信動作を再開させる(S34)。次に、
CPUは、例えば、表示器への出力ポート14aを開放
し、動作電源や駆動信号を供給してLCD表示器18を
表示状態にする。また、予め選定されている、あるいは
送信者からのメッセージによって指定された種類の呼出
音(アラート)を発生する(S36)。ここで、CPU
により、LCD表示器18を非表示状態から表示状態に
切替えるステップは再表示手段に対応する。
【0037】その後、CPUは、高速動作から低速動作
(あるいはスリープ)状態に戻る。アラート発生後、所
定時間を経過した後、呼出音の発生を停止する(S4
0)。そして、受信待機状態となる。
【0038】このような動作をする結果、図4(c)及
び同図(d)に示すように、CPUが高速動作をする、
自己のアドレス検出(着呼検出)から受信メッセージ処
理終了までの間だけ、LCD表示器18をオフにする動
作となる。このため、図7(c)に示す従来のLCD表
示器の表示期間に比べて画面表示することの出来ない期
間をきわめて短くすることが可能となる。
【0039】例えば、1日に10回呼出があり、各回の
呼出におけるCPU高速処理に要する時間が1秒である
とすると、LCD表示器18が表示されない期間の割合
は、一日当り、10秒/(60×60×24)秒であ
る。携帯者がLCD表示器18を直ちに見ることが出来
ない場合は、略解消する。更に、非表示状態の後は、着
信動作となるために携帯者の違和感は少ない。
【0040】図6は、携帯者が、呼出音により直ちに、
あるいはメモリされたメッセージを後で見るときの個別
呼出装置の動作を説明するフローチャートである。
【0041】同図において、携帯者が入力部17のメッ
セージの読出スイッチ(図示せず)を押すと、割込み処
理によって読出フラグが設定され、CPU14がメッセ
ージ読出しスイッチの操作を検出する(S52、Ye
s)。CPU14は、一定時間のメッセージ表示を行う
べく、内蔵タイマを起動する(S54)。CPU14
は、RAM16に格納されたメッセージをLCD表示器
18に表示する。内蔵タイマの設定時間を経過するまで
表示を継続する(S56、S58;No)。
【0042】設定時間を経過すると(S58、Ye
s)、メッセージの表示を停止し、LCD表示器18を
元の時計/カレンダ表示画面とする(S60)。
【0043】このようにして、上述した実施の形態で
は、受信した信号から自己の呼出信号(アドレス)を検
出すると、CPU18からLCD表示器18への動作出
力をオフとしてCPUの高周波ノイズの受信系への伝搬
ルートを断ち、その後、CPU14を高速動作させてメ
ッセージ処理を行い、メッセージ処理の完了後は、LC
D表示器18への動作出力をオンとして表示状態に戻
し、CPU14も低速動作に戻す。従って、LCD表示
器18が表示しない期間は、自己の呼出信号の検出(着
呼検出)時点からメッセージ処理の終了までの短期間で
ある。時計/カレンダ表示を行う携帯型呼出装置のよう
に、常時LCD表示を行うものにおいて、表示されない
時間を最小限にとどめることが可能となって好ましいも
のである。
【0044】なお、本発明は、POCSAG(Post offi
ce Code Standardisation AdvisoryGroup ) 方式に限ら
ず、インターリーブを行っているFLEX方式にも適用
可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯型個
別呼出装置は、自己の呼出選択番号を検出した後にLC
D表示器の動作を停止してCPUを高速動作させるの
で、ノイズによるS/N低下防止のためにLCD表示を
消す時間がきわめて少なくて済み、LCDを常時表示状
態とするタイプの呼出装置にとって好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯型個別呼出装置の構成例を示す説明図であ
【図2】装置の起動動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】呼出装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】呼出装置の動作を説明するタイミングチャート
である
【図5】信号受信と装置動作の例を説明する説明図であ
る。
【図6】呼出装置からのメッセージの読出しを説明する
フローチャートである。
【図7】従来の呼出装置の動作例を説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
12 受信部 13 デコーダ 14 制御部 15 ID−ROM 16 RAM 18 LCD表示器 20 スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択呼出番号とメッセージ情報とを少なく
    とも含む無線信号を間欠的な受信動作によって受信し、
    これを所定フォーマットの受信信号として出力する受信
    部と、 前記メッセージ情報を表示するためのメッセージ表示手
    段と、 前記受信信号が自己の選択呼出番号を含むかどうかを検
    出するアドレス検出手段と、 前記自己の選択呼出番号の検出に対応して前記受信信号
    から前記メッセージ情報を読出してデータ処理するメッ
    セージ処理手段と、 前記自己の選択呼出番号の検出から少なくとも前記デー
    タ処理が完了するまでの期間中、前記メッセージ表示手
    段による表示動作を停止させる表示制限手段と、 を備えることを特徴とする携帯型個別呼出装置。
  2. 【請求項2】前記メッセージ処理手段は、少なくとも高
    低の二段階の演算速度で動作するマイクロコンピュータ
    システムによって構成され、前記自己の選択呼出番号の
    検出から前記データ処理の終了までは高速の演算処理を
    行い、 前記メッセージ表示手段は、前記マイクロコンピュータ
    システムの出力ポートに接続されるLCD表示器であ
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の携帯型個別呼出装置。
  3. 【請求項3】前記表示制限手段は、前記自己の選択呼出
    番号の検出に対応して前記マイクロコンピュータシステ
    ムの前記LCD表示器が接続される出力ポートを遮断
    し、前記メッセージ処理手段がデータ処理したメッセー
    ジ情報を記憶手段に格納した後、前記出力ポートを開放
    する、 ことを特徴とする請求項2記載の携帯型個別呼出装置。
  4. 【請求項4】前記表示制限手段は、前記自己の選択呼出
    番号の検出に対応して前記メッセージ表示手段による表
    示動作を停止させる表示停止手段と、前記データ処理の
    終了後に、前記メッセージ表示手段を動作させる再表示
    手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯型個別呼
    出装置。
  5. 【請求項5】前記表示停止手段は、前記自己の選択呼出
    番号の検出に対応して前記マイクロコンピュータシステ
    ムの前記出力ポートを遮断し、 前記再表示手段は、前記メッセージ処理手段がデータ処
    理したメッセージ情報を記憶手段に格納した後、前記出
    力ポートを開放する、 ことを特徴とする請求項4記載の携帯型個別呼出装置。
  6. 【請求項6】呼出装置の使用に有用な補助的情報を出力
    する補助情報出力手段を更に備え、 前記メッセージ表示手段は、前記補助的情報及び前記メ
    ッセージ情報の両方を同時に若しくは別々に表示し得
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の携帯型個別呼出装置。
  7. 【請求項7】前記補助的情報は、月日、曜日、時刻、タ
    イマ時間、メモリに記憶された名前と電話番号のうち少
    なくともいずれかを含む、 ことを特徴とする請求項6記載の携帯型個別呼出装置。
JP9058671A 1997-03-13 1997-03-13 携帯型個別呼出装置 Withdrawn JPH10257542A (ja)

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