JPH10257062A - Atmルータ - Google Patents

Atmルータ

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JPH10257062A
JPH10257062A JP5608497A JP5608497A JPH10257062A JP H10257062 A JPH10257062 A JP H10257062A JP 5608497 A JP5608497 A JP 5608497A JP 5608497 A JP5608497 A JP 5608497A JP H10257062 A JPH10257062 A JP H10257062A
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atm
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cell
output
packet
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JP5608497A
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Toshiya Aramaki
利也 荒巻
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パケット単位で生じる処理待ちの遅延時間及
びパケットを生成する遅延時間を抑え、かつATMコネ
クション及びVPI/VCIの消費を抑える。 【解決手段】 フロー検出部8はパケットのネットワー
クレイヤの送信元アドレス、宛先アドレスを検出し、ト
ランスポートレイヤの種類を識別する。コネクション処
理部10は、出力ATMコネクションを設定する際に、
送信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポートレイ
ヤの種類毎にコネクションを設定する。これにより、パ
ケット単位の待ちの遅延を抑えることができる。また、
トランスポートレイヤがコネクション型であるときの
み、セルのままのカットスルー転送を行う。これによ
り、カットスルー転送の利点を生かしつつ、ATMコネ
クション及びVPI/VCIの消費を抑えることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)技術を利用したLAN(Local Ar
ea Network)において使用する、ATM−LANの相互
接続を行うATMルータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像通信、高速データ通信などの
多様な通信の要求が高まり、効率的で柔軟性に富む通信
サービスを提供するために通信網の統合化が望まれてい
る。その実現方法としてATM交換が有望視されてい
る。ATM交換方式は、情報をセルと呼ばれる固定長パ
ケットに収め、このセルを交換の単位として用いること
により、通信サービスを実現しようというものである。
【0003】このATM交換方式をLANの分野に適用
しようという動きがある。これは、従来イーサネットを
代表としたLANの通信方式をATM交換方式によって
実現しようというものである。ATM交換方式をLAN
に適用した場合、LANの通信速度を飛躍的に向上させ
ることができるので、広帯域通信を実現でき、また音声
や画像などに代表されるリアルタイム通信のサポートが
できるので、LANにおけるマルチメディア環境を実現
できるという利点がある。
【0004】また、これとは別に最近LANの環境をよ
り広い領域で使用したいという要求が高まっている。こ
れはLANと同一の環境をより広域化すること、すなわ
ちMAN(Metropolitan Area Network )やWAN(Wi
de Area Network )ヘの二一ズの高まりを示している。
これを実現するためには端末同士あるいはLAN同士を
相互接続する必要があり、一般にこれら端末あるいは網
が物理的に離れている場合には公衆網を介して相互接続
する必要がある。ところで、従来のLAN環境、例えば
イーサネット等においては、上記のようなLAN間接
続、すなわちLAN間のインターネットワーキングを行
う場合、各々のLAN間にルータが配置されていた。こ
のルータは、OSIプロトコルレイヤスタックのレイヤ
3(ネットワークレイヤ)までの処理を行い、LAN間
をまたがる通信のルーチング処理を主にその機能として
いる。すなわち、2つのLANをまたがるデータについ
てば、必ずルータにてレイヤ3まで上げられ、ここで宛
先ネットワークレイヤアドレスが解析され、この解析結
果に従って宛先のLANに配送される。
【0005】したがって、ATM交換方式を適用したL
AN(以下、ATM−LANと呼ぶ)間の相互接続につ
いても、図6に示すように、ルータ(以下、ATMルー
タと呼ぶ)を介して接続する必要がある。この場合、A
TMのセルが、いったんATMルータにおいてネットワ
ークレイヤ(レイヤ3)のパケットに組み立てられるの
で、このパケット組み立ての遅延が生じてしまうという
問題があった。なお、図6において、21、22はAT
M−LAN、21a〜21c、22a〜22cはATM
−LAN21、22に接続された端末、23はATMル
ータである。また、ATMルータの出力ATMコネクシ
ョンは、送信先となる次のルータあるいは端末に対し
て、送信端末のネットワークアドレス等の違いを考慮に
入れずに設定される。このため、組み立てたパケットを
ある出力ATMコネクションに送出しているときは、別
の送信先から送られた同一宛先のパケットを送出するこ
とができず、パケット単位の待ちの遅延が生じてしまう
という問題があった。
【0006】このような問題点に関して、一方のATM
−LANから他方のATM−LANに向かう、少なくと
も一部のパケットに関しては、ネットワークレイヤ(レ
イヤ3)のパケットに組立てることなく、ATMレイヤ
の処理におけるセルヘツダの参照とセルのスイッチング
の少なくとも一方を行うことで転送する(セルによるカ
ットスルーの転送方法)ことが特開平6−311185
号公報で提案されている。これにより、従来は全てのセ
ルをネットワークレイヤ(レイヤ3)のパケットに組み
立てていたのに対して、セル単位のスイッチングが可能
となるので、ネットワークレイヤのパケットを組み立て
るために生じた遅延を省く事ができる。
【0007】ただし、特開平6−311185号公報で
は、セルによるカットスルーの転送を行うデータの対象
を明確には示していない。LANにおけるパケット転送
では、動画に関するデータを転送する場合には連続して
パケット/セルを転送することになるが、通信機器の接
続を調べるため等のデータ転送に関しては間欠的若しく
は少数のパケット/セルの転送ですむ場合もある。しか
し、上記のようなATMのセルによるATM−LAN間
のデータ転送を行う場合には、各データ転送にATMの
コネクション及びVPI/VCIを割り当てる必要があ
るため、間欠的若しくは少数のパケット/セルの転送に
もコネクション及びVPI/VCIを個別に割り当てる
ことになる。その結果、コネクション及びVPI/VC
Iの消費が大きくなり、必要なときにコネクションが設
定できない場合が生じる。また、カットスルーしないデ
ータ転送については、従来と同様に送信端末のネットワ
ークアドレス等の違いを考慮に入れずに出力ATMコネ
クションを設定するため、従来と同様にパケット単位の
待ちの遅延が生じてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のA
TMルータでは、ATMセルによるカットスルーの転送
を行ったときに、ATMのコネクション及びVPI/V
CIの消費が大きくなり、必要なときにコネクションが
設定できない場合があるという問題点があった。また、
ATMセルによるカットスルーの転送を行わないときに
は、パケット単位の待ちの遅延が生じてしまうという問
題点があった。本発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、パケット単位で生じる処理待ちの遅延時
間及びセルからパケットを生成する遅延時間を抑え、か
つATMコネクション及びVPI/VCIの無駄な消費
を抑えることができるATMルータを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のATMルータ
は、請求項1に記載のように、ATM−LANに接続さ
れた他のATMルータ又は端末からの入力ATMコネク
ションの設定要求を受け入れた後、設定されたコネクシ
ョンから入力してくるセルをネットワークレイヤのパケ
ットに組み立て、このパケットのネットワークレイヤの
アドレス情報によりパケットの送出先のATMアドレス
を検出し、検出したアドレスに基づいて出力ATMコネ
クションを設定する際に、パケットのネットワークレイ
ヤの送信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポート
レイヤの種類毎に出力ATMコネクションを設定し、パ
ケットをセル化して上記出力ATMコネクションに送出
するものである。このように、ネットワークレイヤの送
信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポートレイヤ
の種類ごとに出力ATMコネクションを設定することに
より、異なる送信元アドレスのパケットの間では出力A
TMコネクションが異なるため、パケット単位の待ちの
遅延が生じることがなくなる。また、請求項2に記載の
ように、ATMルータは、パケットのトランスポートレ
イヤがコネクション型であるとき、入力ATMコネクシ
ョンからのセルをパケットに組み立てることなくセルス
イッチングを行って出力ATMコネクションに送出する
ものである。このように、トランスポートレイヤがコネ
クション型であるときのみ、セルのカットスルー転送を
行うので、無駄なATMコネクション及びVPI/VC
Iを消費することがない。
【0010】また、請求項3に記載のように、入力AT
M回線から入力されるセルのヘッダを変換する第1の入
力ヘッダ変換部と、後記セル生成部からのセルのヘッダ
を変換する第2の入力ヘッダ変換部と、第1、第2の入
力ヘッダ変換部からのセルをヘッダに基づいて振り分け
るセル交換部と、セル交換部からのセルのヘッダを変換
して、このセルを出力ATM回線に送出する第1の出力
ヘッダ変換部と、セル交換部からのセルのヘッダを変換
する第2の出力ヘッダ変換部と、第2の出力ヘッダ変換
部からのセルを終端し、ネットワークレイヤのパケット
を組み立てるパケット組み立て部と、パケットのネット
ワークレイヤのアドレス情報によりパケットの送出先の
ATMアドレスを検出するルーティング処理部と、パケ
ットのネットワークレイヤの送信元アドレス及び宛先ア
ドレスを検出すると共に、ネットワークレイヤの上位レ
イヤにあたるトランスポートレイヤの種類を識別するフ
ロー検出部と、パケットからセルを生成するセル生成部
と、入力ATM回線からのセルが第1の入力ヘッダ変換
部、セル交換部、第2の出力ヘッダ変換部を介してパケ
ット組み立て部に入力されるように、第1の入力ヘッダ
変換部及び第2の出力ヘッダ変換部に設定を行い、上記
ATMアドレスに基づいて出力ATMコネクションを設
定する際に、上記送信元アドレス、宛先アドレス及びト
ランスポートレイヤの種類毎に出力ATMコネクション
を設定し、このコネクションと対応する出力ATM回線
にセル生成部で生成されたセルが送出されるように、第
2の入力ヘッダ変換部及び第1の出力ヘッダ変換部に設
定を行うコネクション処理部とを有するものである。
【0011】また、請求項4に記載のように、コネクシ
ョン処理部は、上記トランスポートレイヤがコネクショ
ン型であるとき、入力ATM回線からのセルが第1の入
力ヘッダ変換部、セル交換部、第1の出力ヘッダ変換部
を介して出力ATM回線に送出されるように、第1の入
力ヘッダ変換部及び第1の出力ヘッダ変換部に設定を行
うものである。また、請求項5に記載のように、コネク
ション処理部は、所定の時間以上、セル出力が行われな
い出力ATMコネクションを解除するものである。ま
た、請求項6に記載のように、コネクション処理部は、
パケットのトランスポートレイヤの情報がコネクション
解除を示しているとき、所定の時間経過後に該当出力A
TMコネクションを解除するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態を示すATMルータのブロック図である。このA
TMルータは、ATM−LANと接続された入力ATM
回線1−1,1−2、後述するセル生成部と接続された
ATM回線1−3、入力ATM回線1−1,1−2から
入力されるセルのヘッダを変換する第1の入力ヘッダ変
換部2−1,2−2、ATM回線1−3から入力される
セルのヘッダを変換する第2の入力ヘッダ変換部2−
3、入力ヘッダ変換部2−1,2−2,2−3からのセ
ルをヘッダに基づいて振り分けるセル交換部3、セル交
換部3からのセルのヘッダを変換して、このセルをAT
M−LANと接続された出力ATM回線5−1,5−2
に送出する第1の出力ヘッダ変換部4−1,4−2、セ
ル交換部3からのセルのヘッダを変換して、このセルを
後述するパケット組み立て部と接続されたATM回線5
−3に送出する第2の出力ヘッダ変換部4−3を有す
る。
【0013】さらに、ATMルータは、出力ヘッダ変換
部4−3からのセルを終端し、ネットワークレイヤのパ
ケットを組み立てるパケット組み立て部6、パケットの
ネットワークレイヤのアドレス情報によりパケットの送
出先のATMアドレスを検出するルーティング処理部
7、パケットのネットワークレイヤの送信元アドレス及
び宛先アドレスを検出すると共に、ネットワークレイヤ
の上位レイヤにあたるトランスポートレイヤの種類を識
別するフロー検出部8、パケットからセルを生成するセ
ル生成部9、入力ATM回線1−1,1−2からのセル
が入力ヘッダ変換部2−1,2−2、セル交換部3、出
力ヘッダ変換部4−3を介してパケット組み立て部6に
入力されるように、入力ヘッダ変換部2−1,2−2及
び出力ヘッダ変換部4−3に設定を行い、上記ATMア
ドレスに基づいて出力ATMコネクションを設定する際
に、上記送信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポ
ートレイヤの種類毎に出力ATMコネクションを設定
し、このコネクションと対応する出力ATM回線にセル
生成部9で生成されたセルが送出されるように、入力ヘ
ッダ変換部2−3及び出力ヘッダ変換部4−1,4−2
に設定を行うコネクション処理部10を有する。
【0014】本実施の形態では、入力ATM回線、出力
ATM回線をそれぞれ二本としているが、その他の本数
でもよい。なお、ATM回線の数が二本でない場合に
は、それに応じて第1の入力ヘッダ変換部2−1,2−
2、第1の出力ヘッダ変換部4−1,4−2の数も変わ
ることになる。
【0015】次に、このATMルータの動作として、最
初に入力ATMコネクションの設定を説明する。入力ヘ
ッダ変換部2−1,2−2,2−3は、それぞれ入力A
TM回線1−1,1−2、ATM回線1−3から入力さ
れるATMセルのヘッダの変換を行う。この変換のため
に、入力ヘッダ変換部2−1,2−2,2−3は、図2
で示すようなテーブル12を持つ。
【0016】このテーブル12は、変換前の仮想パス識
別子(Virtual Path Identifier、以下、VPIとす
る)/仮想チャネル識別子(Virtual Channel Identifi
er、以下、VCIとする)の値と、変換後のVPI/V
CIの値と、出力ATM回線の番号とを対応付けるもの
である。
【0017】入力ATMコネクション設定を要求するセ
ルが使用するVPI/VCIは、事前に割り当てられて
おり、このVPI/VCIの値が変換前のVPI/VC
Iとして、テーブル12にあらかじめ登録されている
(図2では、A1/B1)。そして、入力ATMコネク
ション設定を要求するセルがパケット組み立て部6に接
続されているATM回線5−3に出力されるように、上
記変換前のVPI/VCI(A1/B1)に対応する変
換後のVPI/VCI(図2では、A2/B2)と出力
ATM回線の番号(#3)とを登録しておく。
【0018】こうして、入力ヘッダ変換部2−1,2−
2は、入力ATM回線1−1,1−2から入力されるセ
ルがコネクション設定を要求するセルかどうかをテーブ
ル12に基づいて判断する。つまり、入力ヘッダ変換部
2−1,2−2は、入力ATMセルのヘッダ中のVPI
/VCIをテーブル12の変換前VPI/VCIと比較
して、一致するものがあれば、これに対応する変換後の
VPI/VCIと出力ATM回線の番号を取得して、入
力ATMセルのヘッダ中のVPI/VCIをテーブル1
2から取得した変換後VPI/VCIに更新する。
【0019】セル交換部3は、ATMセルのヘッダ中の
VPI/VCIとセルの送出先とを対応付けるテーブル
を備えており、入力ヘッダ変換部2−1,2−2,2−
3から入力されたセルをヘッダ中のVPI/VCIと上
記テーブルに基づいて振り分け、テーブルに設定されて
いる所定のATM回線に送出する。こうして、コネクシ
ョン設定を要求するセルが、入力ヘッダ変換部2−1又
は2−2、セル交換部3を経由して、パケット組み立て
部6と接続された出力ヘツダ変換部4−3へ送られる。
【0020】出力ヘッダ変換部4−1,4−2,4−3
は、セル交換部3から入力されるセルのヘッダの変換を
行う。この変換のために、出力ヘッダ変換部4−1,4
−2,4−3は、図3で示すようなテーブル14を持
つ。このテーブル14は、上述のテーブル12から出力
ATM回線の番号を除いた構成となっている。
【0021】このテーブル14には、変換前VPI/V
CIの値として、コネクション設定を要求するセルに割
り当てられたテーブル12の変換後VPI/VCI(図
2では、A2/B2)と同一の値があらかじめ登録され
ている。これにより、出力ヘッダ変換部4−3は、セル
交換部3からのセルのヘッダ中のVPI/VCIをテー
ブル14の変換前VPI/VCIと比較して、一致する
ものがあれば、これに対応する変換後のVPI/VCI
(図3では、A3/B3)を取得して、入力セルのヘッ
ダ中のVPI/VCIをテーブル14から取得した変換
後VPI/VCIに更新する。
【0022】出力ヘッダ変換部4−3から出力されたセ
ルをATM回線5−3を介して受け取ったパケット組み
立て部6は、セルのヘッダのVPI/VCI毎にパケッ
トを組み立て、ATMコネクション設定を要求するパケ
ットであれぱ、コネクション処理部10へ通知する。コ
ネクション処理部10は、パケット組み立て部6から通
知を受けると、通知されたパケットのコネクション情報
に基づいて、この新たに設定する入力ATMコネクショ
ンに対するVPI/VCIの割り当て等のコネクション
処理を行う。
【0023】そして、コネクション処理部10は、新た
に設定するコネクションに割り当てたVPI/VCI
を、コネクション設定用のセルが送られてきた入力AT
M回線1−1又は1−2と接続された入力ヘッダ変換部
2−1又は2−2のテーブル12の変換前VPI/VC
I(図2ではC1/D1)として登録し、ATM回線5
−3の番号(#3)を同テーブル12の出力ATM回線
の番号として登録する。
【0024】さらに、コネクション処理部10は、登録
した変換前VPI/VCI(C1/D1)に対応するテ
ーブル12の変換後VPI/VCI(C2/D2)と同
一の値を、出力ヘッダ変換部4−1,4−2,4−3の
テーブル14の変換前VPI/VCIとして登録するこ
とにより、入力ヘッダ変換部と出力ヘッダ変換部の関連
付けを行う。
【0025】このようにして、データ転送用の入力AT
Mコネクションが設定され、このATMコネクションか
らのセル(ヘッダ中のVPI/VCIの値がコネクショ
ンに割り当てられたVPI/VCIの値を有するセル)
は、上述のテーブル設定によって上述の設定によってパ
ケット組み立て部6に送られ、ネットワークレイヤ(レ
イヤ3)のパケットに組み立てられる。
【0026】すなわち、入力ヘッダ変換部2−1又は2
−2は、設定された入力ATMコネクションからのセル
が到着すると、このセルのヘッダ中のVPI/VCIが
テーブル12の変換前VPI/VCI(C1/D1)と
一致するので、セルのヘッダ中のVPI/VCIをテー
ブル12から取得した変換後VPI/VCI(C2/D
2)に更新する。これにより、このセルはセル交換部3
を介して出力ヘッダ変換部4−3に送出される。
【0027】続いて、出力ヘッダ変換部4−3は、セル
交換部3からのセルが到着すると、このセルのヘッダ中
のVPI/VCIがテーブル14の変換前VPI/VC
I(C2/D2)と一致するので、セルのヘッダ中のV
PI/VCIをテーブル14から取得した変換後VPI
/VCI(C3/D3)に更新して、ATM回線5−3
に送出する。
【0028】次に、ルーティング処理部7は、パケット
組み立て部6で組み立てられたパケットのネットワーク
レイヤのアドレス情報(宛先アドレス)を基に、このパ
ケットの送信先となる次のATMルータのATMアドレ
ス若しくは端末ルータのATMアドレスを決定する。次
のATMルータの場合は、このパケットを受信する次ホ
ップのATMルータにあたり、端末の場合には、このパ
ケットの受信端末にあたる。
【0029】フロー検出部8は、ルーティング処理され
次のATMルータ若しくは端末ルータにATMコネクシ
ョン設定するためのATMアドレスが検出されたパケッ
トの、ネットワークレイヤの送信元アドレス及び宛先ア
ドレスを検出すると共に、このパケットのトランスポー
トレイヤの種類を識別する。
【0030】図4にネットワークレイヤがIP(Intern
et Protocol )、トランスポートレイヤがTCP(Tran
smission Control Protocol )の場合のパケットフォー
マットを示し、図5に図4のパケットとATMセルの関
係を示す。なお、図5では、ATMレイヤと上位レイヤ
の中間に位置するATMアダプテーションレイヤ(AA
L)をAAL5としたときを示している。
【0031】上述したパケット組み立て部6によるパケ
ットの組み立ては、図5に示すようなATMセルとパケ
ットの関係により、複数のATMセルのペイロードを取
り出して、これらペイロードからパケットを組み立て
る。また、ルーティング処理部7によるルーティング処
理では、ネットワークレイヤのアドレス、つまり図4に
示すIPヘッダ中の宛先IPアドレスフィールドに格納
された宛先IPアドレスを検出して送信先のATMアド
レスを決定する。
【0032】フロー検出部8によるフロー検出では、ネ
ットワークレイヤの送信元アドレス及び宛先アドレス、
つまりIPヘッダ中の送信元IPアドレスフィールドに
格納されたアドレス、宛先IPアドレスフィールドに格
納されたアドレスを検出すると共に、IPヘッダ中のプ
ロトコルフィールドに格納された値に基づいてトランス
ポートレイヤの種類を識別する。
【0033】次に、コネクション処理部10は、フロー
検出部8で検出されたパケットに対して出力ATMコネ
クションが未設定の場合、ルーティング処理部7で決定
されたATMアドレスに基づいて新たな出力ATMコネ
クションを設定し、このコネクションを使用してパケッ
トをセル化するようにセル生成部9に指示する。このと
き、コネクション処理部10は、フロー検出部8で識別
されたネットワークレイヤの送信元アドレス、宛先アド
レス及びトランスポートレイヤの種類毎に出力ATMコ
ネクションを設定する。
【0034】よって、ネットワークレイヤの送信元アド
レス、宛先アドレス、トランスポートレイヤの種類の何
れか1つでも異なれば、異なる出力ATMコネクション
が設定されることになる。また、コネクション処理部1
0は、新たに設定する出力ATMコネクションに割り当
てたVPI/VCIを、このコネクションを収容してい
る出力ATM回線5−1又は5−2と接続された出力ヘ
ッダ変換部4−1又は4−2のテーブル14の変換後V
PI/VCI(図3ではE3/F3)として登録する。
【0035】さらに、コネクション処理部10は、登録
した変換後VPI/VCI(E3/F3)に対応するテ
ーブル14の変換前VPI/VCI(E2/F2)と同
一の値を、入力ヘッダ変換部2−1,2−2,2−3の
テーブル12の変換後VPI/VCIとして登録し、出
力ATMコネクションを収容している出力ATM回線の
番号(図2では#1)を同テーブル12の出力ATM回
線の番号として登録することにより、入力ヘッダ変換部
と出力ヘッダ変換部の関連付けを行う。
【0036】セル生成部9によるセル化は、図5に示す
ようなATMセルとパケットの関係により、パケットを
分割して、これらを複数のATMセルのペイロードに搭
載することで、パケットからセルを生成する。このと
き、セル生成部9は、コネクション処理部10からの指
示により、出力ATMコネクションに割り当てられたV
PI/VCIと対応するテーブル12の変換前VPI/
VCI(図2ではE1/F1)の値をヘッダ中に有する
セルを生成する。
【0037】入力ヘッダ変換部2−3は、セル生成部9
で生成されATM回線1−3へ送出されたセルが到着す
ると、このセルのヘッダ中のVPI/VCIがテーブル
12の変換前VPI/VCI(E1/F1)と一致する
ので、セルのヘッダ中のVPI/VCIをテーブル12
から取得した変換後VPI/VCI(E2/F2)に更
新する。これにより、このセルはセル交換部3を介して
出力ヘッダ変換部4−1又は4−2に送出される。
【0038】続いて、出力ヘッダ変換部4−1又は4−
2は、セル交換部3からのセルが到着すると、このセル
のヘッダ中のVPI/VCIがテーブル14の変換前V
PI/VCI(E2/F2)と一致するので、セルのヘ
ッダ中のVPI/VCIをテーブル14から取得した変
換後VPI/VCI(E3/F3)に更新して、出力A
TM回線5−1又は5−2に送出する。こうして、入力
ATMコネクションの設定、セルの受信及びパケットの
組み立て、出力ATMコネクションの設定、パケットの
セル化及びセルの出力は、上記のような手順で行われ
る。
【0039】なお、コネクション処理部10は、フロー
検出部8で検出されたパケットに対して既に出力ATM
コネクションが設定されている場合、VPI/VCIの
割り当てやテーブル12,14の設定を既に行っている
ので、このコネクションを使用してパケットをセル化す
る(コネクションに割り当てられたVPI/VCIと対
応するテーブル12の変換前VPI/VCIの値をヘッ
ダ中に有するセルを生成する)ようにセル生成部9に指
示する。
【0040】以上のように、本発明では、ネットワーク
レイヤの送信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポ
ートレイヤの種類ごとに出力ATMコネクションを設定
するので、ある送信元アドレスの端末から送られたパケ
ットが処理のためにATMルータ中に滞留していても、
このパケットと同一の宛先で、かつ別の送信端末から送
られたパケットは、別のコネクションで出力することが
できるので、パケット単位の遅延を抑えることができ
る。
【0041】ところで、トランスポートレイヤ(レイヤ
4)の種類の識別の結果、トランスポートレイヤがコネ
クション型でない場合には、引き続き入力してくるAT
Mセルに対しても同様にパケット組み立て、ルーティン
グ処理、セル化、セル出力が実施される。
【0042】一方、トランスポートレイヤがコネクショ
ン型である場合(例えば図4に示すプロトコルフィール
ドに格納された値がTCPを示している場合)、入力A
TMコネクション設定から出力ATMコネクション設定
までのセルに対しては、上記のような処理が実施される
が、出力ATMコネクションが確立した後のセルに対し
ては、パケットに組み立てることなく、セルのままカッ
トスルーの転送が行われる。
【0043】つまり、コネクション処理部10は、入力
ATMコネクションに割り当てたVPI/VCIを入力
ヘッダ変換部2−1,2−2のテーブル12の変換前V
PI/VCI(図2ではG1/H1)として登録し、出
力ATMコネクションを収容している出力ATM回線の
番号(図2では#2)を同テーブル12の出力ATM回
線の番号として登録し、出力ATMコネクションに割り
当てたVPI/VCIを出力ヘッダ変換部4−1,4−
2のテーブル14の変換後VPI/VCI(図4ではG
3/H3)として登録する。
【0044】さらに、コネクション処理部10は、登録
した変換前VPI/VCI(G1/H1)に対応するテ
ーブル12の変換後VPI/VCI(G2/H2)と同
一の値を、出力ヘッダ変換部4−1,4−2のテーブル
14の変換前VPI/VCIとして登録することによ
り、入力ヘッダ変換部と出力ヘッダ変換部の関連付けを
行う。
【0045】これにより、入力ATM回線から入力され
るセルは、パケット組み立て部6を通ることなく、入力
ヘッダ変換部2−1又は2−2、セル交換部3、出力ヘ
ッダ変換部4−1又は4−2を経由して出力ATM回線
5−1又は5−2へ送出される。こうして、トランスポ
ートレイヤ(レイヤ4)がコネクション型である場合に
は、セルのままのカットスルー転送が行われ、パケット
組み立ての遅延が省かれる。
【0046】トランスポートレイヤがコネクション型で
ある場合には、一般的に間欠的なデータ転送ではなく、
連続的なデータ転送が行われるので、この連続的なデー
タをパケットに組み立てることなくセルレベルでカット
スルー転送することにより、効率的なデータ転送を行う
ことができる。
【0047】そして、トランスポートレイヤがコネクシ
ョン型でない間欠的なデータ転送に対しては、カットス
ルー転送を行わないので、間欠的なデータ転送に対して
余計なATMコネクション及びVPI/VCIを割り当
てることがなく、ATMコネクション及びVPI/VC
Iの消費を抑えることができる。
【0048】また、出力ヘッダ変換部4−1,4−2
は、出力ATMコネクション毎にセルの出力を監視し、
ある所定時間以上の間、セルの出力が検出されない場合
には出力ATMコネクションを解除するようにコネクシ
ョン処理部10に通知する。この通知に応じて、コネク
ション処理部10は、この出力ATMコネクションに該
当する情報を入力ヘッダ変換部2−1,2−2,2−
3、出力ヘッダ変換部4−1,4−2,4−3から削除
する。
【0049】こうして、ある所定時間以上の間、セルの
出力が検出されない出力ATMコネクションについて
は、その設定が解除されるので、無駄なATMコネクシ
ョン及びVPI/VCIの消費を抑えることができる。
【0050】また、トランスポートレイヤがコネクショ
ン型であるパケットに対する出力ATMコネクションで
は、出力セルを監視し、トランスポートレイヤの情報が
コネクション解除を示しているのを検出すると、これか
ら所定の時間経過後に、コネクション処理部10が上記
と同様に出力ATMコネクションを解除する。これによ
り、より迅速なコネクション解除を行うことができる。
なお、トランスポートレイヤがTCPの場合には、コネ
クション解除は、図4に示すTCPヘッダ中のコードビ
ットフィールドに格納された値で指示される。
【0051】よって、入力ヘッダ変換部2−1,2−2
は、パケットに相当する複数のATMセルのうち先頭セ
ルのペイロードの所定の位置、すなわちTCPヘッダの
コードビットフィールドが存在する位置を監視して、ト
ランスポートレイヤの情報がコネクション解除を示して
いるのを検出すると、これをコネクション処理部10に
通知する。この通知から所定の時間経過後に、コネクシ
ョン処理部10が上記と同様に出力ATMコネクション
を解除する。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、ネットワークレイヤの送信元アドレス、宛先アドレ
ス及びトランスポートレイヤの種類毎に出力ATMコネ
クションを設定することにより、送信元アドレスが異な
るパケットの間では出力ATMコネクションが異なるの
で、送信元アドレスが異なる他のパケットの処理とは無
関係にパケットを処理することができ、パケット単位の
待ちの遅延を抑えることができる。
【0053】また、請求項2に記載のように、トランス
ポートレイヤがコネクション型であるときのみ、セルの
カットスルー転送を行うので、遅延時間が小さいカット
スルー転送の利点を生かしつつ、ATMコネクション及
びVPI/VCIの消費を抑えることができる。
【0054】また、請求項3に記載のように、コネクシ
ョン処理部がネットワークレイヤの送信元アドレス、宛
先アドレス及びトランスポートレイヤの種類毎に出力A
TMコネクションを設定することにより、送信元アドレ
スが異なるパケットの間では出力ATMコネクションが
異なるので、送信元アドレスが異なる他のパケットの処
理とは無関係にパケットを処理することができ、パケッ
ト単位の待ちの遅延を抑えることができる。
【0055】また、請求項4に記載のように、コネクシ
ョン処理部が、トランスポートレイヤがコネクション型
であるときのみ、セルのカットスルー転送が行われるよ
うに設定するので、遅延時間が小さいカットスルー転送
の利点を生かしつつ、ATMコネクション及びVPI/
VCIの消費を抑えることができる。
【0056】また、請求項5に記載のように、コネクシ
ョン処理部が、所定の時間以上、セル出力が行われない
出力ATMコネクションを解除するので、迅速なコネク
ション解除が可能となり、ATMコネクション及びVP
I/VCIの消費を抑えることができる。
【0057】また、請求項6に記載のように、コネクシ
ョン処理部が、パケットのトランスポートレイヤの情報
がコネクション解除を示しているとき、所定の時間経過
後に該当出力ATMコネクションを解除するので、より
迅速なコネクション解除が可能となり、ATMコネクシ
ョンおよびVPI/VCIの消費を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すATMルー
タのブロック図である。
【図2】 入力ヘッダ変換部内のテーブルを示す図であ
る。
【図3】 出力ヘッダ変換部内のテーブルを示す図であ
る。
【図4】 ネットワークレイヤがIP、トランスポート
レイヤがTCPの場合のパケットフォーマットを示す図
である。
【図5】 パケットとATMセルの関係を示す図であ
る。
【図6】 ATM−LANとATMルータの接続の様子
を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−2…入力ATM回線、1−3…ATM回
線、2−1,2−2,2−3…入力ヘッダ変換部、3…
セル交換部、4−1,4−2,4−3…出力ヘッダ変換
部、5−1,5−2…出力ATM回線、5−3…ATM
回線、6…パケット組み立て部、7…ルーティング処理
部、8…フロー検出部、9…セル生成部、10…コネク
ション処理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定長のセルによりデータ転送を行うA
    TMで運用される複数のATM−LANを相互接続する
    位置に設けられ、ATM−LAN間のインターネットワ
    ーキングを行う、入力ATM回線及び出力ATM回線を
    収容するATMルータにおいて、 前記ATMルータは、ATM−LANに接続された他の
    ATMルータ又は端末からの入力ATMコネクションの
    設定要求を受け入れた後、設定されたコネクションから
    入力してくるセルをネットワークレイヤのパケットに組
    み立て、このパケットのネットワークレイヤのアドレス
    情報によりパケットの送出先のATMアドレスを検出
    し、検出したアドレスに基づいて出力ATMコネクショ
    ンを設定する際に、パケットのネットワークレイヤの送
    信元アドレス、宛先アドレス及びトランスポートレイヤ
    の種類毎に出力ATMコネクションを設定し、パケット
    をセル化して前記出力ATMコネクションに送出するも
    のであることを特徴とするATMルータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のATMルータにおいて、 前記ATMルータは、前記パケットのトランスポートレ
    イヤがコネクション型であるとき、入力ATMコネクシ
    ョンからのセルをパケットに組み立てることなくセルス
    イッチングを行って出力ATMコネクションに送出する
    ものであることを特徴とするATMルータ。
  3. 【請求項3】 固定長のセルによりデータ転送を行うA
    TMで運用される複数のATM−LANを相互接続する
    位置に設けられ、ATM−LAN間のインターネットワ
    ーキングを行う、入力ATM回線及び出力ATM回線を
    収容するATMルータにおいて、 入力ATM回線から入力されるセルのヘッダを変換する
    第1の入力ヘッダ変換部と、 後記セル生成部からのセルのヘッダを変換する第2の入
    力ヘッダ変換部と、 第1、第2の入力ヘッダ変換部からのセルをヘッダに基
    づいて振り分けるセル交換部と、 セル交換部からのセルのヘッダを変換して、このセルを
    出力ATM回線に送出する第1の出力ヘッダ変換部と、 セル交換部からのセルのヘッダを変換する第2の出力ヘ
    ッダ変換部と、 第2の出力ヘッダ変換部からのセルを終端し、ネットワ
    ークレイヤのパケットを組み立てるパケット組み立て部
    と、 前記パケットのネットワークレイヤのアドレス情報によ
    りパケットの送出先のATMアドレスを検出するルーテ
    ィング処理部と、 前記パケットのネットワークレイヤの送信元アドレス及
    び宛先アドレスを検出すると共に、ネットワークレイヤ
    の上位レイヤにあたるトランスポートレイヤの種類を識
    別するフロー検出部と、 前記パケットからセルを生成するセル生成部と、 入力ATM回線からのセルが第1の入力ヘッダ変換部、
    セル交換部、第2の出力ヘッダ変換部を介してパケット
    組み立て部に入力されるように、第1の入力ヘッダ変換
    部及び第2の出力ヘッダ変換部に設定を行い、前記AT
    Mアドレスに基づいて出力ATMコネクションを設定す
    る際に、前記送信元アドレス、宛先アドレス及びトラン
    スポートレイヤの種類毎に出力ATMコネクションを設
    定し、このコネクションと対応する出力ATM回線にセ
    ル生成部で生成されたセルが送出されるように、第2の
    入力ヘッダ変換部及び第1の出力ヘッダ変換部に設定を
    行うコネクション処理部とを有することを特徴とするA
    TMルータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のATMルータにおいて、 前記コネクション処理部は、前記トランスポートレイヤ
    がコネクション型であるとき、入力ATM回線からのセ
    ルが第1の入力ヘッダ変換部、セル交換部、第1の出力
    ヘッダ変換部を介して出力ATM回線に送出されるよう
    に、第1の入力ヘッダ変換部及び第1の出力ヘッダ変換
    部に設定を行うものであることを特徴とするATMルー
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のATMルータにおいて、 前記コネクション処理部は、所定の時間以上、セル出力
    が行われない出力ATMコネクションを解除するもので
    あることを特徴とするATMルータ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のATMルータにおいて、 前記コネクション処理部は、前記パケットのトランスポ
    ートレイヤの情報がコネクション解除を示していると
    き、所定の時間経過後に該当出力ATMコネクションを
    解除するものであることを特徴とするATMルータ。
JP5608497A 1997-03-11 1997-03-11 Atmルータ Pending JPH10257062A (ja)

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