JPH10255891A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10255891A
JPH10255891A JP6145597A JP6145597A JPH10255891A JP H10255891 A JPH10255891 A JP H10255891A JP 6145597 A JP6145597 A JP 6145597A JP 6145597 A JP6145597 A JP 6145597A JP H10255891 A JPH10255891 A JP H10255891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄側コネクタにおいて、確実に端子金具の半
挿入を検知できるコネクタを提供すること。 【解決手段】 雄側コネクタハウジング3には、フード
部6の上方に組み付けられるカバー5が回動可能に設け
られている。このカバー5の後方にある検知部25はリ
テーナ4が差し込まれるリテーナ装着溝17に近接して
設けられている。リテーナ4がコネクタハウジング3に
対して完全に挿入されていない場合には、リテーナ4の
基板16と検知部25とが当接するため、カバー5を持
ち上げることが不可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ、特に端
子金具を二重係止するためのリテーナ付きコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】図10および11には、従来の雌雄コネ
クタ50,54が嵌合する前のイメージを示した。図示
左側の雌コネクタ50は、雌端子金具53を収容する雌
コネクタハウジング51と、上下一対のリテーナ52と
からなる。リテーナ52は雌端子金具53を二重係止す
るためのものであり、雌端子金具53がランス58によ
って係合した後に、リテーナ52が雌コネクタハウジン
グ51に対して完全に組み付けられると、係合突起52
Aが雌端子金具53に組み付いてこれを抜止状態に保持
する。一方、雄コネクタ54側にも、雄端子金具55を
二重係止するためのリテーナ57が設けられている。ま
た、その前部側には後部側より一回り大きく形成されて
雄端子金具55を保護するためのフード部56が設けら
れている。従って、仮に雌端子金具53の挿入が不完全
でリテーナ52が正規深さまで挿入されていない場合に
は、リテーナ52は実線で示すようにハウジングの表面
から浮き上がった状態となる。この浮き上がり状態によ
って、一応は雌端子金具53の半挿入を検知できるので
あるが、目視判断であることから見過ごされる可能性を
否定できない。しかし、雌側コネクタ50の場合であれ
ば、雌端子金具53の半挿入があれば、雌雄両コネクタ
50,54の嵌合時に、リテーナ52がフード部56の
開口縁と干渉しそれ以上の嵌合がなしえない。これによ
って、雌端子金具53の半挿入が確実に検知される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、雄側のコネ
クタ54の場合は、雄端子金具55の半挿入があって
も、目視以上の検知はなし得ない。このため、従来で
は、雄コネクタ54側と雌コネクタ50側とでは端子金
具の半挿入に対する検知についてバランスを失した状態
にあった。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その課題は、雄側コネクタにあっても、雌側コネク
タと同様、確実に端子金具の半挿入を検知できるコネク
タを提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1のコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄のコ
ネクタハウジングのうち雄側のコネクタハウジングに
は、雌側コネクタハウジングの嵌合に伴って持ち上げ方
向に変位し、復動した状態では雌側コネクタハウジング
と係合するカバーが回動可能に取り付けられるととも
に、この雄側コネクタハウジングには同コネクタハウジ
ング内に収容される端子金具を抜け止め状態に保持する
リテーナが差し込み可能に設けられ、かつその差し込み
位置は前記カバーの回動領域内に配置されることで、前
記リテーナが正規深さまで差し込まれない場合には前記
カバーと干渉可能となっていることを特徴とする。請求
項2のコネクタは、請求項1に記載したものであって、
前記カバーは一対の側片を有する略コの字形状に形成さ
れて雄側コネクタハウジングの上面から両側面にかけて
覆うことができるようになっており、かつ前記リテーナ
は前記雄側コネクタハウジングの側面から差し込み可能
とすることで、そのリテーナは前記カバーが持ち上げ動
作したときに前記側片の端縁と係合可能であることを特
徴とする。
【0005】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、雄
側コネクタハウジングに端子金具を装着しておき、リテ
ーナを組付けることで端子金具は二重係止される。そし
て、雌雄両コネクタハウジングを嵌合させるとカバーが
持ち上げられ、これを復動操作すると両コネクタハウジ
ングは嵌合位置に保持される。このとき、リテーナと雄
側コネクタハウジングとが完全な係合位置に至っていな
いときには、カバーが持ち上がらないために雌側コネク
タハウジングとの嵌合ができない。このため、リテーナ
と雄側コネクタハウジングとの不完全な係合を防止でき
る。請求項2の発明によれば、側片の回動方向とリテー
ナの差込み方向とが直行するため、カバーを強引に回動
操作しようとしても、リテーナを差し込むことができな
い。このため、リテーナと雄側コネクタハウジングとの
不完全係合をより有効に防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図9を参照しつつ説明する。図1は、本発明
を具現化した雄コネクタ1の組付け前の様子を示すもの
である。この雄コネクタ1は、雄側の端子金具2を収容
可能な雄側コネクタハウジング3と、その端子金具2に
二重係止して抜止状態に保持するリテーナ4と、相手側
の雌コネクタハウジング7を抜止状態に保持するカバー
5とから構成される。雄側コネクタハウジング3は合成
樹脂材で一体に成形されており、内部には後述する端子
金具2を収容する。また、雄側コネクタハウジング3の
前側(雌側コネクタハウジング7との嵌合する面側)に
は、端子金具2を保護するためのフード部6が設けられ
ている。このフード部6は後側より一回り大きな角筒状
に形成され、前方へ開放して雌側コネクタハウジング7
と嵌合可能である。
【0007】フード部6の内側には、端子金具2のタブ
部13が突出するように装着され、雌雄両コネクタハウ
ジング3,7が嵌合したときに、雌雄の端子金具19,
2が電気的に導通した状態で接続される。また、フード
部6における左右の壁面のほぼ中央部分には、開口縁か
ら一対の凹溝8が設けられている。この凹溝8には、相
手側の雌側コネクタハウジング7側に突設されたロック
片9が進入可能である。また、フード部6の上面中央に
は、カバー5の下面から突設されたカムロック10が貫
通するカム挿通孔11が開口している。雄側コネクタハ
ウジング3の後部側における一方の側面(図1に示すよ
うに手前側の側面)には、リテーナ装着溝17が凹設さ
れている。このリテーナ装着溝17内において、フード
部6寄りの位置、つまりは後述するカバー5の回動中心
寄りの位置には上下一対のリテーナ挿入孔14が開口し
ている。このリテーナ挿入孔14は各端子収容室12を
直交して横切り、かついずれにも連通するようにして設
けられている。
【0008】また、雄側コネクタハウジング3の後側部
分(フード部6より後側)の内部には、端子金具2を収
容するための端子収容室12が設けられている。端子収
容室12は図示のものは、横一列、複数室が並列して設
けられている。この端子収容室12の後方側は端子金具
2を収容するための端子収容口12Aとして大きく開口
され、前方側は端子金具2のタブ部13を挿入する端子
挿入孔12Bがフード部6内に貫通して小さく開口され
ている。さらに、雄側コネクタハウジング3の両側面の
上部中央部には、カバー5を回動支持するための一対の
回動軸18が突出形成されている。
【0009】なお、雄側の端子金具2は導電性金属板を
折曲げ形成されてなり、相手側の雌端子金具19に連結
して雌雄両コネクタ間の導通を図る。端子金具2の先端
には、雌端子金具19に結合するタブ部13が突設され
ており、そのタブ部13の後方の両側縁からは一対のス
タビライザ20が切り起こしによって下向きに突出して
いる。そして、端子金具2が端子収容室12内に正規深
さまで挿入されたときには、スタビライザ20は前記し
たリテーナ挿入孔14の直前に至るようになっている。
したがって、次述するリテーナ4がリテーナ挿入孔14
に差し込まれると、リテーナ4の端子係合片15は、図
4に示すように、スタビライザ20に係合するため端子
金具2を端子収容室12内部に抜止するようになってい
る。また、端子金具2の後部には電線Wをカシメ着けて
おくバレル部21が突設されている。
【0010】リテーナ4は合成樹脂材により図示断面コ
の字状に形成されており、上記した通り、雄側コネクタ
ハウジング3のリテーナ挿入孔14に挿入されて端子金
具2を抜止め状態に係止する。リテーナ4は直方体状の
基板16と、この基板16の上下から対称に突設された
端子係合片15とから構成されている。リテーナ4が雄
側コネクタハウジング3のリテーナ挿入孔14に正規深
さまで組み付けられると、基板16がリテーナ装着溝1
7内に装着される。このとき、基板16と、雄側コネク
タハウジング3の外壁面とは面一になるよう、基板16
の厚みとリテーナ装着溝17の深さとはほぼ同一にして
ある。したがって、端子金具2の差し込みが不十分でリ
テーナ4が正規深さに挿入できない場合には、基板16
がリテーナ装着溝17に収まりきらず、一部が雄側コネ
クタハウジング3の外壁面から突設するようになってい
る。
【0011】カバー5は合成樹脂材により形成されかつ
両側に一対の側片5Aを備えてほぼコの字状をなしてい
る。また、カバー5は両側片5Aを拡開させるような適
度の弾性を有しており、両側片5Aの端部に形成された
一対の軸孔23へ前記した回動軸18を嵌め込むことが
でき、これによってカバー5が雄側コネクタハウジング
3に対して回動可能にかつフード部6の上側半分を覆っ
た状態で組み付けられる。また、カバー5の両側片5A
の前端寄りには一対のロック孔22が開口している。こ
の両ロック孔22はカバー5が雄側コネクタハウジング
3に対して閉じた位置にあるとき(図1の状態)、フー
ド部6の凹溝8と適合するようにしてある。つまり、雌
雄両コネクタハウジング3,7が完全に嵌合すると、雌
コネクタハウジング7側に設けられたロック片9がフー
ド部6の凹溝8内に位置する。このとき、ロック片9の
先端部分は凹溝8から側方に突出する。この状態でカバ
ー5が閉じると、ロック孔22内にロック片9が係合さ
れる。
【0012】カバー5の内側面からは下向きにカムロッ
ク10が突設されており、雄側コネクタハウジング3の
カム挿通孔11へ挿入可能となっているとともに、雌雄
両コネクタハウジング3,7が嵌合したときには雌側コ
ネクタハウジング7側のカム溝24に係合可能である。
カムロック10の前面には、傾斜面をなす案内面10A
が形成されており、雌側コネクタハウジング7がフード
部6に挿入されると、その挿入操作に伴って雌側コネク
タハウジング7の前端面により案内面10Aが押圧さ
れ、カバー5が自動的に押し上げられる。そして、押し
上げられたカバー5が復動すると、カムロック10が雌
側コネクタハウジング7のカム溝24に係合し、前記し
たロック孔22とロック片9のロックと合わせてコネク
タハウジング3,7同士のロックが二重にかかる。とこ
ろで、カバー5の回動中心寄りの部分は前記したよう
に、段差状に形成され(以下、この段差状部分を検知部
25という)、その後端部はリテーナの差し込み位置の
上方に至る位置まで延出されている。また、検知部25
は図3に示すように、側片5Aの他の部分より肉厚に形
成されているため、カバー5の回動は雄側コネクタハウ
ジング3の側面に沿ってほぼ密着しつつ行われる。そし
て、カバー5が持ち上げ方向に回動すると、検知部25
の回動領域内にリテーナ4が存在するため、リテーナ4
が正規深さまで差し込まれていない場合には、リテーナ
4の基板16が検知部25と干渉することとなる。
【0013】なお、雌側コネクタハウジング7は合成樹
脂材により略直方体状に形成され、内部に雌端子金具1
9を収容して雄側のコネクタハウジング3と電気的に接
続する。雌側コネクタハウジング7は、フード部6と同
等かそれよりもやや小さく形成されている。雌側コネク
タハウジング7の両側壁からは一対のロック片9が突出
されている。このロック片9の先端部分は上方に向かっ
てテーパ状にされている。ロック片9は、雌雄コネクタ
ハウジング3,7が嵌合したときには、雄側コネクタハ
ウジング3の凹溝8に嵌まり込む。また、雌側コネクタ
ハウジング7の上面側には、カム溝24が設けられてお
り、カバー5から突設されたカムロック10が係合す
る。
【0014】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用効果について説明する。まず、カバー5を雄側コ
ネクタハウジング3の上方側から組付ける。カバー5の
後部がカバー回動軸18に当接するため、この部分が拡
開変形するように撓んだ後、カバー5の軸孔23内にカ
バー回動軸18が係合する。この状態では、カバー5
は、上方に回動可能とされる。次に、雄側の端子金具2
を端子収容口12Aから端子収容室12に押し入れる。
端子金具2のタブ部13が端子挿入孔12Bからフード
部6内に突出し、所定の位置に達すると、端子金具2の
挿入が終了する。
【0015】そして、雄側コネクタハウジング3のリテ
ーナ挿入孔14にリテーナ4の端子係合片15を挿入す
る。リテーナ4の基板16を押圧しながら、リテーナ装
着溝17まで完全に押し入れると、雄側コネクタハウジ
ング3の側壁面とリテーナ4の基板16とが面一にな
り、リテーナ4の組付けが終了する。このようにして雄
コネクタ1の組付けが完了する。次に、このように完全
に組み付けられた雄雄コネクタ1と雌側コネクタハウジ
ング7とを嵌合する。雌側コネクタハウジング7をフー
ド部6内に挿入すると、その挿入作業に伴って雌側コネ
クタハウジング7の先端上部がカバー5の内面側に突設
したカムロック10を押圧する。カムロック10先端側
は案内面10Aとされているため、雌側コネクタハウジ
ング7の挿入によって、カムロック10は上向きの力を
受ける。このため、カバー5はカバー回動軸18を回動
中心として押し上げ方向に回動する。このように、雌雄
コネクタハウジング3,7の嵌合操作に伴って、カバー
5が自動的に持ち上げられるため、カバー5を押し上げ
ておく操作が不要とされる。
【0016】さらに雌側コネクタハウジング7を挿入し
て、雌雄両コネクタハウジング3,7の嵌合が完了する
と、雌側コネクタハウジング7側に設けられたカム溝2
4とカムロック10との位置が整合する。また、このと
き同時に、側壁面においては、雌側コネクタハウジング
7のロック片9は、フード部6の凹溝8内に位置してい
る。この位置で、カバー5を下方に押戻す方向に回動操
作する。すると、カバー5の下端面のカムロック10が
カム溝24の手前側の壁面に組み付き、雌側コネクタハ
ウジング7を雄側コネクタハウジング3に引き寄せるよ
うにして両コネクタハウジング3,7の嵌合が完了す
る。このとき、上面側ではカムロック10とカム溝24
とが嵌合する一方、側壁面側ではカバー5のロック孔2
2内に雌側コネクタハウジング7のロック片が係合す
る。このようにして、二カ所の係合により、雌雄両コネ
クタハウジング3,7は抜止状態に保持される。このよ
うにして、リテーナ4と雄側コネクタハウジング3とが
完全に組み付けられた状態では、雌雄両コネクタハウジ
ング3,7の嵌合操作を円滑に行うことができる。
【0017】一方、端子金具2の不完全な挿入等に基づ
いてリテーナ4が雄側コネクタハウジング3に対して正
規深さまで差し込まれていない場合には、リテーナ4の
基板16が雄側コネクタハウジング3の側面から外方に
突出した位置にある。この状態で、雄側コネクタハウジ
ング3と雌側コネクタハウジング7とを嵌合しようとし
て、まず雌側コネクタハウジング7の先端面がカムロッ
ク10の案内面10Aに当接しても、カバー5の後方で
は検知部25が基板16とが干渉し合うために、カムロ
ック10を押し上げることができない(図9を参照)。
つまり、作業者は雌側コネクタハウジング7が押し込め
ないことをもって、リテーナ4が完全に挿入されていな
いことに気付く。
【0018】このように、本実施形態によれば、リテー
ナ4と雄側コネクタハウジング3とが完全な係合位置に
至っていないときには、カバー5が持ち上がらないため
に雌側コネクタハウジング7との嵌合ができない。加え
て、側片5Aの回動方向とリテーナ4の差込み方向とが
直行するため、カバー5を強引に回動操作しようとして
も、リテーナ4を差込むことができない。このため、リ
テーナ4と雄側コネクタハウジング3との不完全係合を
防止できる。また、この不完全な係合防止機能は、目視
に依るものではないため、より完全に端子金具2の半挿
入が検知できる。
【0019】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、様々に変更して実施することができる。 カバー回動軸とカバーとの係合位置は、カバーの後端
部分に限らず、中央部分でもよい。 カバーに閉じ方向の付勢手段をつけて、カバーの閉じ
動作も自動で行えるようにしてもよい。 リテーナの形状はコの字状でなく、平板状としてもよ
い。また、リテーナの差し込み位置は側面でなくともよ
く、ハウジング上面でもよい。 カバーがフードを兼ねるような構成としてもよい。ま
た、カバーは上下一対取付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】雄コネクタを組付ける前の斜視図
【図2】カバーの内側に突設したカムロックの様子を示
す斜視図
【図3】リテーナが雄コネクタハウジング内に完全に挿
入されたときの平面図
【図4】雌雄コネクタを嵌合する前の側断面図
【図5】雌雄コネクタを嵌合する際に雌コネクタハウジ
ングの先端がカムロックを押上げ始めたときの側断面図
【図6】雌雄コネクタを嵌合する際に雌コネクタハウジ
ングがカムロックを押上げたときの側断面図
【図7】雌雄コネクタの嵌合が終了してカバーを押し込
んだときの側断面図
【図8】リテーナが雄コネクタハウジング内に完全に挿
入されていないときの平面図
【図9】図8の状態において、雌雄コネクタを嵌合させ
ようとしたときの側断面図
【図10】従来例において雌側コネクタハウジングとリ
テーナとが完全に係合されていない状態で、雌雄コネク
タを嵌合させようとするときの側断面図
【図11】同例において雌側リテーナと雄側フード部と
が当接している側断面図
【符号の説明】
1…コネクタ 2…端子金具 3…雄側コネクタハウジング 4…リテーナ 5…カバー 7…雌側コネクタハウジング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうち雄側のコネクタハウジングには、雌側コネク
    タハウジングの嵌合に伴って持ち上げ方向に変位し、復
    動した状態では雌側コネクタハウジングと係合するカバ
    ーが回動可能に取り付けられるとともに、 この雄側コネクタハウジングには同コネクタハウジング
    内に収容される端子金具を抜け止め状態に保持するリテ
    ーナが差し込み可能に設けられ、かつその差し込み位置
    は前記カバーの回動領域内に配置されることで、前記リ
    テーナが正規深さまで差し込まれない場合には前記カバ
    ーと干渉可能となっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したものであって、前記
    カバーは一対の側片を有する略コの字形状に形成されて
    雄側コネクタハウジングの上面から両側面にかけて覆う
    ことができるようになっており、かつ前記リテーナは前
    記雄側コネクタハウジングの側面から差し込み可能とす
    ることで、そのリテーナは前記カバーが持ち上げ動作し
    たときに前記側片の端縁と係合可能であることを特徴と
    するコネクタ。
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