JPH10247766A - 回路基板 - Google Patents
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- JPH10247766A JPH10247766A JP9065538A JP6553897A JPH10247766A JP H10247766 A JPH10247766 A JP H10247766A JP 9065538 A JP9065538 A JP 9065538A JP 6553897 A JP6553897 A JP 6553897A JP H10247766 A JPH10247766 A JP H10247766A
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- plating
- hole
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K2203/07—Treatments involving liquids, e.g. plating, rinsing
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- H05K2203/0723—Electroplating, e.g. finish plating
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
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- H05K3/3442—Leadless components having edge contacts, e.g. leadless chip capacitors, chip carriers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路基板母材Bを、個々の回路基板10に分
割する際に、回転刃を備えたカッター(図示せず)によ
って切断するが、この切断時には、サイドスルーホール
部50となるスルーホール70に形成された半田コーテ
ィング層50bの粘性が大きいことから回転刃にまつわ
りつきが生じる。このまつわりつきによって、スルーホ
ール70に形成された銅メッキ層50aと半田コーティ
ング層50bとを切断する際に、比較的大きなバリが生
じるという問題点がある。 【解決手段】 本発明では、絶縁基板1aと、該絶縁基
板の端面4に設けられたサイドスルーホール部5とから
成り、該サイドスルーホール部には第一のメッキ層5a
と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層よりも硬度
の高い材料からなる第二のメッキ層5bとが形成されて
いることである。
割する際に、回転刃を備えたカッター(図示せず)によ
って切断するが、この切断時には、サイドスルーホール
部50となるスルーホール70に形成された半田コーテ
ィング層50bの粘性が大きいことから回転刃にまつわ
りつきが生じる。このまつわりつきによって、スルーホ
ール70に形成された銅メッキ層50aと半田コーティ
ング層50bとを切断する際に、比較的大きなバリが生
じるという問題点がある。 【解決手段】 本発明では、絶縁基板1aと、該絶縁基
板の端面4に設けられたサイドスルーホール部5とから
成り、該サイドスルーホール部には第一のメッキ層5a
と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層よりも硬度
の高い材料からなる第二のメッキ層5bとが形成されて
いることである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に関し、
詳しくはサイドスルーホール構造を備えた回路基板に関
する。
詳しくはサイドスルーホール構造を備えた回路基板に関
する。
【0002】
【従来の技術】回路基板は、多くの電気機器製品に多用
されており、小型化・軽量化の傾向のために回路基板の
集積度は、日々高められている。そして、近年では、例
えばテレビセット側のメイン基板となるマザー回路基板
上に比較的小型の回路基板を載置して、重ね合わせによ
り形成されたマザー回路基板が用いられている。
されており、小型化・軽量化の傾向のために回路基板の
集積度は、日々高められている。そして、近年では、例
えばテレビセット側のメイン基板となるマザー回路基板
上に比較的小型の回路基板を載置して、重ね合わせによ
り形成されたマザー回路基板が用いられている。
【0003】このとき載置される小型の回路基板を、マ
ザー回路基板上に電気的に接続する方法のひとつは、回
路基板の端面に形成されたサイドスルーホール部によっ
て接続端子を形成し、この接続端子を用いてマザー回路
基板の回路パターンと接続を行うことができる。
ザー回路基板上に電気的に接続する方法のひとつは、回
路基板の端面に形成されたサイドスルーホール部によっ
て接続端子を形成し、この接続端子を用いてマザー回路
基板の回路パターンと接続を行うことができる。
【0004】ここで従来の回路基板を図5〜図8に基づ
いて説明する。図5は、従来の回路基板10、図6は、
図5の従来の回路基板のサイドスルーホール部のB−B
線による要部断面図、図7は、従来の回路基板に係わ
り、その製造を説明するための回路基板母材の上面図、
図8は、図7のD部の拡大上面図である。まず、図5に
示すように、従来の回路基板10は、絶縁材料から成
り、略方形であって、その上面10aには、所定の回路
パターン20が形成されており、該回路パターン20に
は、チップ部品30やディスクリート部品(図示せず)
などが載置され、所定の機能を備えた回路基板10を構
成している。
いて説明する。図5は、従来の回路基板10、図6は、
図5の従来の回路基板のサイドスルーホール部のB−B
線による要部断面図、図7は、従来の回路基板に係わ
り、その製造を説明するための回路基板母材の上面図、
図8は、図7のD部の拡大上面図である。まず、図5に
示すように、従来の回路基板10は、絶縁材料から成
り、略方形であって、その上面10aには、所定の回路
パターン20が形成されており、該回路パターン20に
は、チップ部品30やディスクリート部品(図示せず)
などが載置され、所定の機能を備えた回路基板10を構
成している。
【0005】また、該回路基板10は、回路基板母材B
を分割することによって形成される。また、回路基板1
0の端面40には、スルーホール70(図8参照)によ
って形成された複数個の例えば半円状や円弧状などのサ
イドスルーホール部50が形成されている。前記スルー
ホール70は、銅メッキ層50a、半田コーティング層
50bがそれぞれ2分割され、サイドスルーホール部5
0となる。また、図5、図8に示すように、従来のこの
回路基板10のサイドスルーホール部50には、下地と
して銅メッキ層50aが被着されており、該銅メッキ層
50aの上には、半田からなる半田コーティング層50
bが、比較的厚い厚さ(例えば約20μm厚)で形成さ
れている。
を分割することによって形成される。また、回路基板1
0の端面40には、スルーホール70(図8参照)によ
って形成された複数個の例えば半円状や円弧状などのサ
イドスルーホール部50が形成されている。前記スルー
ホール70は、銅メッキ層50a、半田コーティング層
50bがそれぞれ2分割され、サイドスルーホール部5
0となる。また、図5、図8に示すように、従来のこの
回路基板10のサイドスルーホール部50には、下地と
して銅メッキ層50aが被着されており、該銅メッキ層
50aの上には、半田からなる半田コーティング層50
bが、比較的厚い厚さ(例えば約20μm厚)で形成さ
れている。
【0006】なお、該半田コーティング層50bは、図
示していないマザー回路基板の回路パターンに半田によ
ってサイドスルーホール部50を接続する際に、半田付
け性を良くするために設けられている。また、前記スル
ーホール70の分割は、回転刃を用いての切断によって
行われる。
示していないマザー回路基板の回路パターンに半田によ
ってサイドスルーホール部50を接続する際に、半田付
け性を良くするために設けられている。また、前記スル
ーホール70の分割は、回転刃を用いての切断によって
行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すように、上述の如き構成の回路基板10では、同時
に同一基板にて形成され、それぞれが接続された形態で
ある複数個の回路基板10、・・からなる回路基板母材
Bを、切断線60a、60bにて個々の回路基板10に
切断し分割する際に、回転刃を備えたカッター(図示せ
ず)によって切断するのであるが、この切断時には、サ
イドスルーホール部50となるスルーホール70に形成
された半田コーティング層50b(図5参照)の粘性が
大きいことから回転刃に半田がまつわりつくことが生じ
る。
示すように、上述の如き構成の回路基板10では、同時
に同一基板にて形成され、それぞれが接続された形態で
ある複数個の回路基板10、・・からなる回路基板母材
Bを、切断線60a、60bにて個々の回路基板10に
切断し分割する際に、回転刃を備えたカッター(図示せ
ず)によって切断するのであるが、この切断時には、サ
イドスルーホール部50となるスルーホール70に形成
された半田コーティング層50b(図5参照)の粘性が
大きいことから回転刃に半田がまつわりつくことが生じ
る。
【0008】また、半田コーティング層50bは、塑性
変形し易く粘度が大きいので完全に切断されにくく切り
粉が落下し難い。また、切り粉が回転刃に粘り付き回転
刃の切れ味が悪くなる。そして、回転刃の切れ味が悪い
ので銅メッキ層50aの切り口にバリ、メクレが生じ、
また、半田コーティング層50bは柔らかいので、これ
らのバリ、メクレを許してしまうという問題点がある。
変形し易く粘度が大きいので完全に切断されにくく切り
粉が落下し難い。また、切り粉が回転刃に粘り付き回転
刃の切れ味が悪くなる。そして、回転刃の切れ味が悪い
ので銅メッキ層50aの切り口にバリ、メクレが生じ、
また、半田コーティング層50bは柔らかいので、これ
らのバリ、メクレを許してしまうという問題点がある。
【0009】この銅メッキ層50aと半田コーティング
層50bとから生じる比較的大きなバリは、端面40に
サイドスルーホール部50を備えた、この回路基板10
を、マザー回路基板(図示せず)に載置する際に、時と
して、この比較的大きなバリが回路基板10のサイドス
ルーホール部50から剥がれ、例えばマザー回路基板上
の他の回路パターンに当接して、回路間を短絡すること
があり、問題となる。
層50bとから生じる比較的大きなバリは、端面40に
サイドスルーホール部50を備えた、この回路基板10
を、マザー回路基板(図示せず)に載置する際に、時と
して、この比較的大きなバリが回路基板10のサイドス
ルーホール部50から剥がれ、例えばマザー回路基板上
の他の回路パターンに当接して、回路間を短絡すること
があり、問題となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の回路基板は、絶
縁基板と、該絶縁基板の端面に設けられたサイドスルー
ホール部とから成り、該サイドスルーホール部には第一
のメッキ層と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層
よりも硬度の高い材料からなる第二のメッキ層とが形成
されていることである。
縁基板と、該絶縁基板の端面に設けられたサイドスルー
ホール部とから成り、該サイドスルーホール部には第一
のメッキ層と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層
よりも硬度の高い材料からなる第二のメッキ層とが形成
されていることである。
【0011】また、本発明では、第一のメッキ層が銅メ
ッキで、且つ第二のメッキ層がニッケルメッキであるこ
とである。
ッキで、且つ第二のメッキ層がニッケルメッキであるこ
とである。
【0012】また、本発明では、第二のメッキ層の上に
第三のメッキ層として金メッキが形成されていることで
ある。
第三のメッキ層として金メッキが形成されていることで
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に基づいて説
明する。本発明は、図1に示すように、絶縁材料から成
る回路基板1は、略方形である絶縁基板1aから成り、
その上面1bには、所望の回路パターン2が設けられ、
該回路パターン2には、例えば抵抗やコンデンサなどの
チップ部品3やディスクリート部品(図示せず)などが
載置され、所望の機能を備えた回路基板1が形成されて
いる。
明する。本発明は、図1に示すように、絶縁材料から成
る回路基板1は、略方形である絶縁基板1aから成り、
その上面1bには、所望の回路パターン2が設けられ、
該回路パターン2には、例えば抵抗やコンデンサなどの
チップ部品3やディスクリート部品(図示せず)などが
載置され、所望の機能を備えた回路基板1が形成されて
いる。
【0014】前記回路基板1の端面4には、例えば半円
状や円弧状などの複数個のサイドスルーホール部5、・
・が形成されている。また、図2に示すように、このサ
イドスルーホール部5、・・には、下地としての例えば
銅メッキなどからなる第一のメッキ層5aと、該第一の
メッキ層5aの上に、例えばニッケルメッキなどの、前
記第一のメッキ層5aよりも硬度の高い材料からなる第
二のメッキ層5bとが形成されている。なお、銅メッ
キ、ニッケルメッキの硬度は、メッキする際の条件や、
メッキ素材の成分によって異なるが、一般に銅メッキよ
りもニッケルメッキの方が高い。
状や円弧状などの複数個のサイドスルーホール部5、・
・が形成されている。また、図2に示すように、このサ
イドスルーホール部5、・・には、下地としての例えば
銅メッキなどからなる第一のメッキ層5aと、該第一の
メッキ層5aの上に、例えばニッケルメッキなどの、前
記第一のメッキ層5aよりも硬度の高い材料からなる第
二のメッキ層5bとが形成されている。なお、銅メッ
キ、ニッケルメッキの硬度は、メッキする際の条件や、
メッキ素材の成分によって異なるが、一般に銅メッキよ
りもニッケルメッキの方が高い。
【0015】また、前記第二のメッキ層5bの上には、
例えば金や銀などの半田付け性の良い材料からなる第三
のメッキ層5cが、比較的薄く(例えば数μm厚)形成
されている。なお、前記サイドスルーホール部5、・・
は、マザー回路基板(図示せず)の回路パターンとの接
続端子部となる。
例えば金や銀などの半田付け性の良い材料からなる第三
のメッキ層5cが、比較的薄く(例えば数μm厚)形成
されている。なお、前記サイドスルーホール部5、・・
は、マザー回路基板(図示せず)の回路パターンとの接
続端子部となる。
【0016】また、図3、図4に示すように、回路基板
1を製造する場合、この回路基板母材Aの縦切断線6a
上には、複数個の例えば円形状や長円形状などのスルー
ホール7が設けられており、該スルーホール7には、前
記第一、第二及び第三のメッキ層5a、5b、5cが形
成されている。そして、該スルーホール7は、回転刃に
よる切断によって分割され、それぞれサイドスルーホー
ル部5を有する回路基板1が製造される。
1を製造する場合、この回路基板母材Aの縦切断線6a
上には、複数個の例えば円形状や長円形状などのスルー
ホール7が設けられており、該スルーホール7には、前
記第一、第二及び第三のメッキ層5a、5b、5cが形
成されている。そして、該スルーホール7は、回転刃に
よる切断によって分割され、それぞれサイドスルーホー
ル部5を有する回路基板1が製造される。
【0017】また、図3に示すように、前記回路基板1
は、同一基板に複数行×複数列に配置された複数個(例
えば6行×5列で30個)の回路基板1が連結されて形
成された回路基板母材Aを、それぞれ複数本の縦切断線
6aと横切断線6bとに沿って、回転刃を備えたカッタ
ー(図示せず)にて切断することによって、個別の前記
回路基板1が製造されている。なお、回路基板母材Aの
両端部には、回路基板母材Aを治具(図示せず)よって
支持するための一対の耳部8、8が設けられている。
は、同一基板に複数行×複数列に配置された複数個(例
えば6行×5列で30個)の回路基板1が連結されて形
成された回路基板母材Aを、それぞれ複数本の縦切断線
6aと横切断線6bとに沿って、回転刃を備えたカッタ
ー(図示せず)にて切断することによって、個別の前記
回路基板1が製造されている。なお、回路基板母材Aの
両端部には、回路基板母材Aを治具(図示せず)よって
支持するための一対の耳部8、8が設けられている。
【0018】
【発明の効果】本発明の回路基板は、端面に形成された
サイドスルーホール部に、第一のメッキ層(例えば銅メ
ッキ)と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層より
も硬度の高い材料からなる第二のメッキ層(例えばニッ
ケルメッキ)とが形成されていることから、回路基板母
材のスルーホールが形成された縦切断線を、回転刃によ
って切断する際に、第二のメッキ層は、回転刃に張り付
き、また粉末状態となって切断される。また、第二のメ
ッキ層は、半田コーティング層よりも粘度が低いので回
転刃に張り付きにくく、回転刃の切れ味を損なわない。
また、第二のメッキ層は、第一のメッキ層よりも硬度が
高いので、仮に第一のメッキ層の切断部にバリ、メクレ
が生じようとしても、それを抑える効果がある。
サイドスルーホール部に、第一のメッキ層(例えば銅メ
ッキ)と、該第一のメッキ層の上に第一のメッキ層より
も硬度の高い材料からなる第二のメッキ層(例えばニッ
ケルメッキ)とが形成されていることから、回路基板母
材のスルーホールが形成された縦切断線を、回転刃によ
って切断する際に、第二のメッキ層は、回転刃に張り付
き、また粉末状態となって切断される。また、第二のメ
ッキ層は、半田コーティング層よりも粘度が低いので回
転刃に張り付きにくく、回転刃の切れ味を損なわない。
また、第二のメッキ層は、第一のメッキ層よりも硬度が
高いので、仮に第一のメッキ層の切断部にバリ、メクレ
が生じようとしても、それを抑える効果がある。
【0019】このため、回転刃での回路基板母材の切断
では、第一、第二のメッキ層におけるバリの発生は比較
的少なく、また、発生しても比較的小さなバリであり、
このバリは、回路基板から剥がれることはなく、よって
剥がれたバリによる回路間の短絡(ショート)は生じる
ことがなく、安定した性能の回路基板を提供できるとい
う効果を奏する。
では、第一、第二のメッキ層におけるバリの発生は比較
的少なく、また、発生しても比較的小さなバリであり、
このバリは、回路基板から剥がれることはなく、よって
剥がれたバリによる回路間の短絡(ショート)は生じる
ことがなく、安定した性能の回路基板を提供できるとい
う効果を奏する。
【0020】また、本発明では、第二のメッキ層の上に
第三のメッキ層として金メッキや銀メッキなどの第二の
メッキ層よりも半田付け性が良い金属メッキが形成され
ていることから、金メッキは、半田との相性がよく、よ
って半田付け性の良い接続端子部を構成するサイドスル
ーホール部を提供することができるという効果を奏す
る。また、第三のメッキ層は、第二のメッキ層に比べて
格段に薄いので、その硬度や粘度は切断に対して影響を
与えないという効果を奏する。
第三のメッキ層として金メッキや銀メッキなどの第二の
メッキ層よりも半田付け性が良い金属メッキが形成され
ていることから、金メッキは、半田との相性がよく、よ
って半田付け性の良い接続端子部を構成するサイドスル
ーホール部を提供することができるという効果を奏す
る。また、第三のメッキ層は、第二のメッキ層に比べて
格段に薄いので、その硬度や粘度は切断に対して影響を
与えないという効果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態の回路基板の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の本発明の実施の形態の回路基板のサイド
スルーホール部のA−A線による要部断面図である。
スルーホール部のA−A線による要部断面図である。
【図3】本発明の回路基板に係わり、その製造を説明す
るための回路基板母材の上面図である。
るための回路基板母材の上面図である。
【図4】本発明の図3のC部の拡大上面図である。
【図5】従来の回路基板の斜視図である。
【図6】図5の従来の回路基板のサイドスルーホール部
のB−B線による要部断面図である。
のB−B線による要部断面図である。
【図7】従来の回路基板に係わり、その製造を説明する
ための回路基板母材の上面図である。
ための回路基板母材の上面図である。
【図8】図7のD部の拡大上面図である。
1 回路基板 1a 絶縁基板 2 回路パターン 5 サイドスルーホール部 5a 第一のメッキ層(銅メッキ) 5b 第二のメッキ層(ニッケルメッキ) 5c 第三のメッキ層(金メッキ)
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁基板と、該絶縁基板の端面に設けら
れたサイドスルーホール部とから成り、該サイドスルー
ホール部には第一のメッキ層と、該第一のメッキ層の上
に、半田よりも粘度が低く、且つ第一のメッキ層よりも
硬度の高い材料からなる第二のメッキ層とが形成されて
いることを特徴とする回路基板。 - 【請求項2】 前記第一のメッキ層が銅メッキで、且つ
第二のメッキ層がニッケルメッキであることを特徴とす
る請求項1記載の回路基板。 - 【請求項3】 前記第二のメッキ層の上に第三のメッキ
層として前記第二のメッキ層よりも半田付け性の良い金
属メッキが形成されていることを特徴とする請求項1又
は2記載の回路基板。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9065538A JPH10247766A (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 回路基板 |
GB9802869A GB2322974A (en) | 1997-03-03 | 1998-02-12 | Circuit board having edge vias |
FR9802353A FR2760313B1 (fr) | 1997-03-03 | 1998-02-26 | Carte imprimee |
CN98100591A CN1091339C (zh) | 1997-03-03 | 1998-03-02 | 回路基板 |
KR1019980006707A KR19980079794A (ko) | 1997-03-03 | 1998-03-02 | 회로 기판 |
DE19808932A DE19808932C2 (de) | 1997-03-03 | 1998-03-03 | Leiterplatte |
Applications Claiming Priority (1)
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