JPH10243767A - スダチの包装体及びその保存方法 - Google Patents

スダチの包装体及びその保存方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スダチの黄化、腐敗と異臭の元となるエタノ
ール、アセトアルデヒドの発生を防ぐ、スダチ用の鮮度
保持用包装体を提供すること。 【解決手段】 スダチ1grあたり、温度条件が10〜3
5℃で酸素が3.8〜27cc/24h・atm、二酸化炭素が
3.8〜27cc/24h・atm透過可能であり、水蒸気透過
率が40gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.
1mm)以下である材質のものでスダチを密封包装してな
るスダチの包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スダチの鮮度保持
を目的とする包装体及びその保存方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スダチは周年出回っているが最盛期は9
〜10月である。3〜7月がハウス物、8〜10月が露
地物で11〜2月が保存品である。スダチは従来、ビニ
ル袋に2kgをハンカチ包装、あるいは個包装され、段
ボール箱に詰めて産地から市場、小売店へと流通され、
小売店にて無包装、又はラップフィルムで1〜2個に個
包装されて販売されている。流通時のスダチの鮮度保持
に関しては、特に特別な対策はとられていない。このた
め市場、小売店到着時に黄化、腐敗、が発生してクレー
ムの原因となっている。又小売店においては、黄化が急
速に進むため棚持ちが悪く、問題になっている。特に夏
場の気温の高い時期は、冷蔵庫を使って流通させた場合
でも品温が十分に下がらないため、顕著に発生する。さ
らにスダチで問題となるのは、室温から低温に急激に温
度変化を与えると、低温障害(変色、腐敗)が発生する
ため温度管理だけで黄化、腐敗を防ぐのは難しいという
点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、気温
の高い時期に発生するスダチの黄化、腐敗を防ぎ、しか
も無気呼吸によってエタノール、アセトアルデヒドのよ
うな青果物自身に悪影響となる物質を発生しないスダチ
の鮮度保持用包装体及びスダチの保存方法を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】収穫後のスダチの品質管
理で特に問題になるのは黄化、腐敗である。スダチの黄
化は熟成により発生するもので熟成速度を遅らせること
により、抑えることができる。腐敗は萼部分、傷部に発
生する原因は、周囲の酸素との酸化反応であり、低酸素
状態にすることで発生を遅らせることができる。
【0005】本発明の包装体は、スダチを密封包装した
際、包装体内が適度なガス組成となるようなガス透過性
を有する合成樹脂フィルム、又は合成樹脂フィルムと
紙、不織布のラミネート品等よりなり、スダチの呼吸に
よって排出される二酸化炭素を利用して袋内のガス濃度
を低酸素、高二酸化炭素状態にすることによってスダチ
の呼吸を抑え、鮮度を保持する、いわゆるMA(Modifi
ed Atmosphere)効果を有する袋・容器を用いることを
特徴とする包装体である。即ち本発明は、10〜35℃
の温度条件でスダチ1grあたりの酸素透過量が3.6〜
35cc/24h・atm、二酸化炭素透過量3.6〜39.4
cc/24h・atmであり、水蒸気透過率が40gr/24h・m2
(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性を有
するプラスチックフィルムでスダチを密封包装してなる
ことを特徴とするスダチの包装体であり、10〜35℃
の温度条件でスダチを包装した際に、包材内の酸素濃度
が2.0〜18.5%、二酸化炭素濃度が1.5〜18
%となることを特徴とするスダチの包装体である。また
スダチ1grあたり、酸素透過量が3.6〜35cc/24h
・atm、二酸化炭素透過量3.6〜39.4cc/24h・at
mであり、水蒸気透過率が40gr/24h・m2(JIS Z 020
8,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性を有するプラス
チックフィルムでスダチを密封包装し、10〜35℃で
保存し、包装体内が酸素2.0〜18.5%、二酸化炭
素1.5〜18%で保たれることを特徴とするスダチの
保存方法である。
【0006】10℃程度の低温で流通・保存されるなら
本発明の包装体よりも少ない酸素・二酸化炭素透過量で
も十分であるが、特に黄化、腐敗を防ぐために鮮度保持
の必要性があるのが気温が15℃以上になってからであ
り、このときの実際の使用条件を考えると、常温輸送さ
れる場合はもちろんのこと、冷蔵室に保管し保冷車や冷
蔵車で輸送するような場合でも、現在の我が国の現状で
は、コールドチェーンが切れて、高温に曝されることが
容易に考えられる。こういった場合に、スダチ1gr当た
りの酸素透過量が3.6cc/24h・atm未満であったり、
二酸化炭素透過量が3.6cc/24h・atm未満である包装
体でスダチを密封包装すると、包装体内が酸素不足
(2.0%未満)、二酸化炭素過剰(18%より多い)
になり、スダチに生理的障害が起こりアルコール、アセ
トアルデヒドを発生する。逆にスダチ1grあたりの酸素
の透過量が35cc/24h・atmを越えると包装体内の酸素
濃度が18.5%を越えて、スダチの呼吸を抑えること
ができないのでMA効果を得ることができない。このた
めスダチ用包装体は、10〜35℃の温度条件で包装体
内の酸素濃度2.0〜18.5%、二酸化炭素濃度が
1.5〜18%になるように酸素透過量がスダチ1grあ
たり3.6〜35cc/24h・atm、二酸化炭素透過量が
3.6〜39.4cc/24h・atmであるように調節しなく
てはならない。より効果的に本発明の包装体を使用する
には、包装体がどれぐらいの温度にどれぐらいの間曝さ
れるかを把握し、それにに合わせて上記範囲内で包装体
の酸素透過量、二酸化炭素透過量を設定することが望ま
しい。
【0007】現在の国内の流通では米国のようにしっか
りとしたコールドチェーンが確立していないため、冷蔵
車が使用されている場合でも、荷物の積み下ろし時に品
温が上昇したり、車から小売店等の冷蔵庫に入れられる
間に常温にしばらく放置されるケースが多く、品温が上
昇してしまうことが多々ある。このため包装体の酸素と
二酸化炭素の透過量は、スダチの無気呼吸による劣化を
防ぐために、流通中の一番悪い条件に合わせて設定する
のがよく、春と夏では気温が異なるため包装体のガス透
過量を季節によって変えることが望ましいが現場ではそ
のように対応できない場合が多く、この場合やはり条件
の一番悪い夏場を想定した包装体の設計をする必要があ
る。
【0008】本発明に用いる包装体には、スダチの熟成
による黄化が促進されるのを防ぐために、水蒸気透過率
が40gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)
以下の合成樹脂フィルム、好ましくは35gr/24h・m
2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の合成樹脂
フィルムを用いることが望ましい。本発明の包装体に微
孔を設けた場合でも直径100μm以下の微孔1個あた
りから抜ける水分は極微量であり、包装体の水蒸気透過
量はフィルムの水蒸気透過率によって決まる。
【0009】本発明に用いる包装体の材質としては、青
果物の包装に用いることのできるものであればどのよう
なものであってもなんら差し支えないが、一般には無延
伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル等が用いられるが、これ以外のポリ
アミド、ポリエステル、ポリカーボネイト等のフィル
ム、さらにはこれらの複合フィルムであってもよく、さ
らには、これらのフィルム表面にシーラント層を設けた
ものでも、防曇処理したフィルムであってもなんら差し
支えない。また、これらのフィルムの厚さは通常20〜
60μmのものが用いられる。さらに、これらのフィル
ムは透明であっても良く、また表面に印刷を付したもの
であってもなんら差し支えない。上記フィルムに平均孔
径5〜150μmの微孔を開けることにより、包装体を
スダチの保存に必要なガス透過量に調整することができ
る。上記微孔に関しては、その平均孔径が5μm未満で
あると加工が困難であり、150μmを越えると1パッ
クあたりの孔数が少なくなるために、袋内のガス組成の
調節が難しくなり、バランス的に平均孔径5〜150μ
mが好ましく、10〜100μmがより好ましい。
【0010】包装体の形状、包装重量によっては、使用
した材質自体の酸素と二酸化炭素の透過量で十分な場合
があるが(例えば袋を大きくする)、実用性を考えた場
合、青果物の包装に一般的に使われているプラスチック
フィルムを使用するなら、本発明の酸素と二酸化炭素透
過量、あるいは包装体内のガス組成を満たすには、包装
体に微孔を設ける必要がある。この場合、包装体の酸素
と二酸化炭素の透過量は、材質自体のガス透過量と上記
微孔の大きさ、数によって決まるガス透過量、両者によ
って決められる。材質によっては選択透過性があるの
で、酸素と二酸化炭素の透過量が1:1ではないものが
あり、この点も考慮する必要がある。選択透過性とは材
質によって酸素と二酸化炭素の透過量が異なることを指
し、例えば、厚さ25μmの延伸ポリプロピレン(OP
P)では酸素透過量2500cc/m2・24h・atmであるの
に対し二酸化炭素透過量は8500cc/m2・24h・atmで
ある。ただし、ポリエチレンテレフタレート(PET)
のようにガスバリヤー性の高い材質を使用する場合は、
包装体のガス透過性は微孔によって決められる。
【0011】本発明に用いる包装体はMA効果を得るた
めに、密封する必要があるが、袋を使用する際は、その
方法はヒートシール、結束帯、輪ゴム、かしめ等どんな
方法でもなんら差し支えない。包装形態としては袋だけ
に限られず、例えばトレイ容器にトップシールを施すよ
うな物でも何ら差し支えない。また使用目的は小売り用
の包装に限らず、段ボール箱にガス透過性を付与した大
袋を一体化させた流通用MAダンボール箱としての利用
もできる。
【0012】
【実施例】
《実施例1》サイズ、縦180mm、横130mmで、酸素
透過量が3.8〜4.3cc/24h・atm・gr、二酸化炭素
透過量が3.8〜4.3cc/24h・atm・grとなるように
微孔(平均孔径60μm、7〜8個)を開けた、水蒸気
透過率が1.3gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90%
RH、0.1mm)である厚さ25μmの防曇延伸ポリプロピレ
ン(防曇OPP)からなる袋に、スダチ(6個)約20
0grを詰めて密封し、保存温度は実流通を想定して30
℃×48h→10℃で14日間保存した。そのときのス
ダチの品質評価の結果を表1に示す。評価個数n=10
であり、以下同様の個数で評価した。
【0013】《実施例2》袋の酸素透過量が4.7〜
5.7cc/24h・atm・gr、二酸化炭素透過量が4.7〜
5.7cc/24h・atm・grとなるように微孔(平均孔径6
0μm、9〜11個)を開けた以外は実施例1と同様
に、スダチを14日間保存した。そのときのスダチの品
質評価の結果を表1に示す。 《実施例3》袋の酸素透過量が18〜20cc/24h・atm
・gr、二酸化炭素透過量が18〜20cc/24h・atm・gr
となるように微孔(平均孔径60μm、7〜8個)を開
け、スダチ(2個)40grを詰めて密封した以外は実施
例1と同様に、スダチを14日間保存した。そのときの
スダチの品質評価の結果を表1に示す。 《実施例4》袋の酸素透過量が23〜27cc/24h・atm
・gr、二酸化炭素透過量が23〜27cc/24h・atm・grと
なるように微孔(平均孔径60μm、9〜11個)を開
け、スダチ(2個)40grを詰めて密封した以外は実用
例1と同様に、スダチを14日間保存した。そのときの
スダチの品質評価の結果を表1に示す。
【0014】《実施例5》保存温度が20℃である以外
は実施例1と同様にスダチを14日間保存した。そのと
きのスダチの品質評価の結果を表1に示す。 《実施例6》保存温度が20℃である以外は実施例2と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表1に示す。 《実施例7》保存温度が20℃である以外は実施例3と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表1に示す。 《実施例8》保存温度が20℃である以外は実施例4と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表1に示す。
【0015】《実施例9》保存温度が25℃である以外
は実施例1と同様にスダチを14日間保存した。そのと
きのスダチの品質評価の結果を表1に示す。 《実施例10》保存温度が25℃である以外は実施例2
と同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチ
の品質評価の結果を表1に示す。 《実施例11》保存温度が25℃である以外は実施例3
と同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチ
の品質評価の結果を表1に示す。 《実施例12》保存温度が25℃である以外は実施例4
と同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチ
の品質評価の結果を表1に示す。
【0016】
【比較例】
《比較例1》現状主にスダチの包装に使用されているラ
ップフィルムに、スダチ(2個)40grを包み、実施例
1と同様の温度条件でスダチを14日間保存した。その
ときのスダチの品質評価の結果を表2に示す。評価個数
n=10であり、以下同様の個数で評価した。 《比較例2》保存温度が20℃である以外は比較例1と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。 《比較例3》保存温度が25℃である以外は比較例1と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。
【0017】《比較例4》現状主にスダチの包装に使用
されているラップフィルムに、スダチ(6個)200gr
を包み、実施例1と同様の温度条件でスダチを14日間
保存した。そのときのスダチの品質評価の結果を表2に
示す。評価個数n=10であり、以下同様の個数で評価
した。 《比較例5》保存温度が20℃である以外は比較例4と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。 《比較例6》保存温度が25℃である以外は比較例4と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。
【0018】《比較例7》スダチを無包装で、実施例1
と同様の温度条件でスダチを14日間保存した。そのと
きのスダチの品質評価の結果を表2に示す。評価個数n
=10であり、以下同様の個数で評価した。 《比較例8》保存温度が20℃である以外は比較例7と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。 《比較例9》保存温度が25℃である以外は比較例7と
同様にスダチを14日間保存した。そのときのスダチの
品質評価の結果を表2に示す。
【0019】 表 1 袋内ガス組成(%) 黄化 腐敗 カビ 臭気 (14日目)2 CO2 実施例1 ○ ○ ○ ○ 13.5 6.7 実施例2 △ ○ ○ ○ 15.1 5.7 実施例3 ○ ○ ○ ○ 16.3 4.0 実施例4 ○ ○ ○ ○ 18.2 2.1 実施例5 ○ ○ ○ ○ 6.5 14.8 実施例6 ○ ○ ○ ○ 9.3 11.2 実施例7 ○ △ ○ ○ 14.0 5.6 実施例8 ○ ○ ○ ○ 17.8 2.5 実施例9 △ ○ ○ ○ 7.1 14.1 実施例10 ○ ○ ○ ○ 10.2 10.5 実施例11 ○ ○ ○ ○ 15.6 5.4 実施例12 ○ ○ ○ ○ 14.4 5.9
【0020】 表 2 袋内ガス組成(%) 黄化 腐敗 カビ 臭気 (14日目)2 CO2 比較例1 × △ ○ ○ 8.6 4.6 比較例2 × ○ △ ○ 15.3 2.3 比較例3 × △ × × 6.5 3.9 比較例4 × △ ○ ○ 8.3 1.2 比較例5 × ○ ○ ○ 4.6 5.3 比較例6 × △ △ ○ 2.6 3.5 比較例7 × △ ○ − − − 比較例8 × △ ○ − − − 比較例9 × × ○ − − − ○:全数共商品価値のあるもの △:商品性の限界のものが1個以上含まれるもの ×:商品性のないものが1個以上含まれるもの 袋内ガス組成はn=10の平均値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10〜35℃の温度条件でスダチ1grあ
    たりの酸素透過量が3.6〜35cc/24h・atm、二酸化
    炭素透過量3.6〜39.4cc/24h・atmであり、水蒸
    気透過率が40gr/24h・m2(JIS Z 0208,40℃,90%
    RH、0.1mm)以下の特性を有するプラスチックフィルム
    でスダチを密封包装してなることを特徴とするスダチの
    包装体。
  2. 【請求項2】 10〜35℃の温度条件でスダチを包装
    した際に、包材内の酸素濃度が2.0〜18.5%、二
    酸化炭素濃度が1.5〜18%となることを特徴とする
    スダチの包装体。
  3. 【請求項3】 スダチ1grあたり、酸素透過量が3.6
    〜35cc/24h・atm、二酸化炭素透過量3.6〜39.
    4cc/24h・atmであり、水蒸気透過率が40gr/24h・m
    2(JIS Z 0208,40℃,90% RH、0.1mm)以下の特性を
    有するプラスチックフィルムでスダチを密封包装し、1
    0〜35℃で保存し、包装体内が酸素2.0〜18.5
    %、二酸化炭素1.5〜18%で保たれることを特徴と
    するスダチの保存方法。
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