JPH10236631A - ワ−ク供給取り出し装置 - Google Patents
ワ−ク供給取り出し装置Info
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- JPH10236631A JPH10236631A JP9060035A JP6003597A JPH10236631A JP H10236631 A JPH10236631 A JP H10236631A JP 9060035 A JP9060035 A JP 9060035A JP 6003597 A JP6003597 A JP 6003597A JP H10236631 A JPH10236631 A JP H10236631A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワ−クを傷や汚れを付着させず、また変形あ
るいは損傷を与えずに、研磨機に送入し、研磨機から取
り出す。 【構成】 ワ−クを無接触状態にて懸垂保持し前後進可
能な空気保持器を、供給側キャリア上方部でワ−ク移送
具のワ−ク保持穴と同高の位置に設け、前記ワ−ク移送
具側面に空気保持器を併設し、収納側キャリア上部でワ
−ク移送具のワ−ク保持穴と同高の位置に、ワ−クを無
接触状態にて懸垂保持し前後進可能な空気保持器を設け
る。
るいは損傷を与えずに、研磨機に送入し、研磨機から取
り出す。 【構成】 ワ−クを無接触状態にて懸垂保持し前後進可
能な空気保持器を、供給側キャリア上方部でワ−ク移送
具のワ−ク保持穴と同高の位置に設け、前記ワ−ク移送
具側面に空気保持器を併設し、収納側キャリア上部でワ
−ク移送具のワ−ク保持穴と同高の位置に、ワ−クを無
接触状態にて懸垂保持し前後進可能な空気保持器を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傷の付着を極端に嫌う
ディスク等の精緻ワ−クを研磨機に供給し取り出して、
収納するワ−ク供給取り出し装置に関する。
ディスク等の精緻ワ−クを研磨機に供給し取り出して、
収納するワ−ク供給取り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、ディスク等の精緻ワ−クを研磨
機へ供給し、処理後取り出す場合は、ワ−クを開閉する
爪にて把持する方法、あるいは真空吸着パッドにて吸着
する方法が用いられている。
機へ供給し、処理後取り出す場合は、ワ−クを開閉する
爪にて把持する方法、あるいは真空吸着パッドにて吸着
する方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉する爪によ
りワ−クを把持する方式では、ワ−クを傷つける場合が
あり、また薄いワ−クでは変形させるという欠点があ
る。
りワ−クを把持する方式では、ワ−クを傷つける場合が
あり、また薄いワ−クでは変形させるという欠点があ
る。
【0004】真空吸着による方法では、ワ−ク表面に汚
れを付着させたり、変形させるという欠点がある。
れを付着させたり、変形させるという欠点がある。
【0005】また前記爪あるいは吸着パッドはワ−クを
固持するため、移動するワ−クと間隙の小さいベルト穴
に、ワ−クを挿入するのは非常に難しく、ワ−ク端面に
傷を付けることが多い。
固持するため、移動するワ−クと間隙の小さいベルト穴
に、ワ−クを挿入するのは非常に難しく、ワ−ク端面に
傷を付けることが多い。
【0006】ベルトによりワ−クを移送する際にも、ワ
−クを支持している支持具に擦れて傷が付くという欠点
がある。
−クを支持している支持具に擦れて傷が付くという欠点
がある。
【0007】本発明は、ワ−クをベルトに供給する場
合、ワ−クをベルトにより移送する場合あるいは研磨後
ワ−クをベルトから取り出す場合、ワ−クに傷を付けた
り、変形させたりまた損傷を与えないワ−ク供給取り出
し装置提供することである。
合、ワ−クをベルトにより移送する場合あるいは研磨後
ワ−クをベルトから取り出す場合、ワ−クに傷を付けた
り、変形させたりまた損傷を与えないワ−ク供給取り出
し装置提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、間隙を有して対抗する砥石の前記間隙に、ワ−クが
挿入する穴を有するベルトの前記穴に、ワ−クを挿入さ
せて通過さすことによりワ−クを研磨する研磨システム
に於て、空気をワ−クに向かって噴出することにより、
ワ−クを無接触状態にて把持可能な空気保持器により、
ワ−クを把持し、前記ベルトに形成された穴に挿入す
る。$ 砥石にて研磨されベルトの穴に挿入されて送られてきた
ワ−クを、前記空気保持器により無接触状態にて把持
し、取り出す。
に、間隙を有して対抗する砥石の前記間隙に、ワ−クが
挿入する穴を有するベルトの前記穴に、ワ−クを挿入さ
せて通過さすことによりワ−クを研磨する研磨システム
に於て、空気をワ−クに向かって噴出することにより、
ワ−クを無接触状態にて把持可能な空気保持器により、
ワ−クを把持し、前記ベルトに形成された穴に挿入す
る。$ 砥石にて研磨されベルトの穴に挿入されて送られてきた
ワ−クを、前記空気保持器により無接触状態にて把持
し、取り出す。
【0009】前記ベルトと間隙を有して前記空気保持器
を並設し、ベルトの穴に挿入されて移動するワ−クを無
接触状態にて支持する
を並設し、ベルトの穴に挿入されて移動するワ−クを無
接触状態にて支持する
【0010】前記ベルトにワ−クを挿入する際に、ベル
ト側方にベルト移動と同期して移動する往復可能な、ワ
−クを搭載するスライドガイドを設けることにより前記
課題は解決される。
ト側方にベルト移動と同期して移動する往復可能な、ワ
−クを搭載するスライドガイドを設けることにより前記
課題は解決される。
【0011】
【作用】供給側キャリア2aに収納されているワ−ク1
を支持している支持具5を、昇降機6により供給用空気
保持器Aの位置まで押上げ、供給用空気保持器Aより空
気を噴出することによりワ−ク1を無接触状態にて把持
し、把持した状態にて前進して移動するベルト穴4にワ
−ク1を挿入する。
を支持している支持具5を、昇降機6により供給用空気
保持器Aの位置まで押上げ、供給用空気保持器Aより空
気を噴出することによりワ−ク1を無接触状態にて把持
し、把持した状態にて前進して移動するベルト穴4にワ
−ク1を挿入する。
【0012】ベルト3の後方に、間隙をもたせて支持用
空気保持器Bが並設されており、ベルト穴4に挿入され
ているワ−ク1を無接触状態にて支持する。
空気保持器Bが並設されており、ベルト穴4に挿入され
ているワ−ク1を無接触状態にて支持する。
【0013】ベルト穴4に挿入されたワ−ク1は、ベル
ト3の移動することにより研磨機に投入され、研磨され
てベルト3の移動とともに搬出される。
ト3の移動することにより研磨機に投入され、研磨され
てベルト3の移動とともに搬出される。
【0014】研磨されベルト穴4に挿入されているワ−
ク1は、取り出し用空気保持器Cの位置まで移動したと
きに空気保持器Cから空気が噴出し、空気保持器Cによ
り無接触状態にて把持され、ワ−ク1はベルト穴4より
取り出され、支持具5に移載され昇降機6により下降
し、収納側キャリア2bに収納される。
ク1は、取り出し用空気保持器Cの位置まで移動したと
きに空気保持器Cから空気が噴出し、空気保持器Cによ
り無接触状態にて把持され、ワ−ク1はベルト穴4より
取り出され、支持具5に移載され昇降機6により下降
し、収納側キャリア2bに収納される。
【0015】
【実施例1】図1及び図2は本発明のワ−ク1を研磨機
Kに供給および取り出しす装置の実施例の1つである。
Kに供給および取り出しす装置の実施例の1つである。
【0016】間隙を保って対向して回転する砥石7を有
する研磨機Kに、ワ−ク1が挿入可能なワ−ク1よりや
や大きいベルト穴4を有し、かつワ−ク1より厚さが薄
いベルト3を、前記ベルト穴4にワ−ク1を挿入保持し
た状態で、前記砥石7の間隙を周回させワ−ク1を研磨
する。
する研磨機Kに、ワ−ク1が挿入可能なワ−ク1よりや
や大きいベルト穴4を有し、かつワ−ク1より厚さが薄
いベルト3を、前記ベルト穴4にワ−ク1を挿入保持し
た状態で、前記砥石7の間隙を周回させワ−ク1を研磨
する。
【0017】研磨機Kの上流側のベルト3の下方には、
供給側キャリア2aが配置され、研磨前のワ−ク1が収
納され得ている。
供給側キャリア2aが配置され、研磨前のワ−ク1が収
納され得ている。
【0018】供給側キャリア2aの下部には、ワ−ク1
を支持し1枚づつベルト穴4の位置までシリンダ6によ
り持ち上げる支持具5が配設されている。
を支持し1枚づつベルト穴4の位置までシリンダ6によ
り持ち上げる支持具5が配設されている。
【0019】支持具5の上方、ベルト3のベルト穴4の
中心と同じ位置にはシリンダ15により前後進可能な空
気保持器Aが配置されている。
中心と同じ位置にはシリンダ15により前後進可能な空
気保持器Aが配置されている。
【0020】空気保持器Aのベルト3の反対側の位置に
対向して空気保持器Bが配設されている。
対向して空気保持器Bが配設されている。
【0021】研磨機Kの下流側のベルト3の下方には空
の収納側キャリア2bが配設されている。
の収納側キャリア2bが配設されている。
【0022】収納側キャリア2bの下方には、ワ−ク1
を支持し1枚づつベルト穴4の位置から収納側キャリア
2bまでシリンダ6により収納する支持具5が配設され
ている。
を支持し1枚づつベルト穴4の位置から収納側キャリア
2bまでシリンダ6により収納する支持具5が配設され
ている。
【0023】支持具5の上方、ベルト3のベルト穴4の
中心と同じ位置にはシリンダ16により前後進可能な空
気保持器Cが配置されている。
中心と同じ位置にはシリンダ16により前後進可能な空
気保持器Cが配置されている。
【0024】空気保持器Cのベルト3の反対側の位置に
対向して空気保持器Dが配設されている。
対向して空気保持器Dが配設されている。
【0025】また空気保持器Bから研磨機Kを挟んで空
気保持器Dまでベルト3のほぼ中心の位置で、空気保持
器E,E,E・・・がベルト3とやや距離を保って並設
されている。
気保持器Dまでベルト3のほぼ中心の位置で、空気保持
器E,E,E・・・がベルト3とやや距離を保って並設
されている。
【0026】図7、図8及び図9は本装置に使用する空
気保持器A,B,C,D,Eの実施例である。
気保持器A,B,C,D,Eの実施例である。
【0027】空気送入口8より空気を供給し、クッショ
ン室9を通過し、作動面10に対向しているワ−ク1に
向かって噴出すると、作動面10とワ−ク1との距離が
大なる場合、作動面10とワ−ク1とで形成される空間
に負圧が生じ、ワ−ク1を吸引するが、前記距離が小に
なれば前記空間は正圧になり、ワ−ク1を引き離す。
ン室9を通過し、作動面10に対向しているワ−ク1に
向かって噴出すると、作動面10とワ−ク1との距離が
大なる場合、作動面10とワ−ク1とで形成される空間
に負圧が生じ、ワ−ク1を吸引するが、前記距離が小に
なれば前記空間は正圧になり、ワ−ク1を引き離す。
【0028】この原理により、空気保持器はワ−クを無
接触状態にて懸垂保持できる。
接触状態にて懸垂保持できる。
【0029】上記の構成にて、供給側の供給側キャリア
2aに収納されている最前列のワ−ク1を支持具5によ
り支持し、シリンダ6により上昇させ、ベルト3のベル
ト穴4の中心と同じ位置に設けられている、シリンダ1
5により前後進可能な空気保持器Aの前面まで押し上げ
る。
2aに収納されている最前列のワ−ク1を支持具5によ
り支持し、シリンダ6により上昇させ、ベルト3のベル
ト穴4の中心と同じ位置に設けられている、シリンダ1
5により前後進可能な空気保持器Aの前面まで押し上げ
る。
【0030】空気保持器Aは、ワ−ク1が空気保持器A
の中心の位置まで上昇すると、ワ−ク1に向かって空気
を噴出し、ワ−ク1を無接触状態にて吸引保持し、前進
してベルト穴4にワ−ク1を挿入する。
の中心の位置まで上昇すると、ワ−ク1に向かって空気
を噴出し、ワ−ク1を無接触状態にて吸引保持し、前進
してベルト穴4にワ−ク1を挿入する。
【0031】空気保持器Aのベルト3の反対側の位置に
は対向して空気保持器Bが配設されている。
は対向して空気保持器Bが配設されている。
【0032】空気保持器Aに保持されたワ−ク1がベル
ト穴4に挿入されると、対向する空気保持器Bからワ−
ク1に向かって空気が噴出されワ−ク1を吸引保持し、
同時に空気保持器Aの空気噴射を停止する。
ト穴4に挿入されると、対向する空気保持器Bからワ−
ク1に向かって空気が噴出されワ−ク1を吸引保持し、
同時に空気保持器Aの空気噴射を停止する。
【0033】ワ−ク1はベルト穴4に挿入した状態に
て、空気保持器Bに無接触状態にて支持され、ベルト3
の移動にともない研磨機Kに向かってに移動する。。
て、空気保持器Bに無接触状態にて支持され、ベルト3
の移動にともない研磨機Kに向かってに移動する。。
【0034】ベルト3の側面に並列されている空気保持
器Eから前を通過するベルト穴4に挿入されているワ−
ク1に向かって空気を噴出し、ワ−ク1を無接触状態に
て支持するため、ワ−ク1は落下することなく、研磨機
Kの回転する砥石7に送入される。
器Eから前を通過するベルト穴4に挿入されているワ−
ク1に向かって空気を噴出し、ワ−ク1を無接触状態に
て支持するため、ワ−ク1は落下することなく、研磨機
Kの回転する砥石7に送入される。
【0035】研磨されたワ−ク1は、収納側キャリア2
bの上方にある空気保持器Dの位置まで送られると、空
気保持器Cが接近してきて空気を噴出し、ワ−ク1を吸
引保持すると同時に空気保持器Dの空気噴出を停止しワ
−ク1をベルト穴4より取り出し、シリンダ16により
後退して収納側キャリア2bの収納位置まで移動し、上
昇してきた支持具5に受け渡す。
bの上方にある空気保持器Dの位置まで送られると、空
気保持器Cが接近してきて空気を噴出し、ワ−ク1を吸
引保持すると同時に空気保持器Dの空気噴出を停止しワ
−ク1をベルト穴4より取り出し、シリンダ16により
後退して収納側キャリア2bの収納位置まで移動し、上
昇してきた支持具5に受け渡す。
【0036】ワ−ク1を受け取った支持具5は、下降し
収納側キャリア2bにワ−ク1を収納する。
収納側キャリア2bにワ−ク1を収納する。
【0037】かようにして供給側キャリア2aのワ−ク
1を接触せずにベルト穴4に挿入し、接触せずに研磨機
Kに送り、接触せずにワ−ク1をベルト3より取り出
し、接触せずに収納側キャリア2bに収納することがで
きる。
1を接触せずにベルト穴4に挿入し、接触せずに研磨機
Kに送り、接触せずにワ−ク1をベルト3より取り出
し、接触せずに収納側キャリア2bに収納することがで
きる。
【0038】
【実施例2】実施例1の研磨システムに於て、空気保持
器Aの前方でベルト3の側面に、ベルト3と同期して移
動し、後退可能なスライドガイドLを設ける。
器Aの前方でベルト3の側面に、ベルト3と同期して移
動し、後退可能なスライドガイドLを設ける。
【0039】スライドガイドLは、水平バ−12と垂直
バ−13とが端部で直行しており、水平バ−12の上面
はベルト穴4の下端と同じ高さにあり、垂直バ−13は
ベルト穴4の後端と合致して移動するよう駆動機14を
駆動する。
バ−13とが端部で直行しており、水平バ−12の上面
はベルト穴4の下端と同じ高さにあり、垂直バ−13は
ベルト穴4の後端と合致して移動するよう駆動機14を
駆動する。
【0040】上記の構成に於て、空気保持器Aにより保
持されたワ−ク1は、ベルト穴4と同期して移動してき
たスライドガイドLの水平バ−12の上にワ−ク1を載
せる。$ スライドガイドLの前進につれて、水平バ−12上のワ
−ク1は垂直バー13に押し当てられ、この時点で空気
保持器Aから空気の噴出を停止すると同時に、ベルト3
の後方にある空気保持器Bから空気を噴出しワ−ク1を
吸引し、ベルト穴4にワ−ク1を挿入する。
持されたワ−ク1は、ベルト穴4と同期して移動してき
たスライドガイドLの水平バ−12の上にワ−ク1を載
せる。$ スライドガイドLの前進につれて、水平バ−12上のワ
−ク1は垂直バー13に押し当てられ、この時点で空気
保持器Aから空気の噴出を停止すると同時に、ベルト3
の後方にある空気保持器Bから空気を噴出しワ−ク1を
吸引し、ベルト穴4にワ−ク1を挿入する。
【0041】ワ−ク−1の挿入が終了すると、スライド
ガイドLは後退し、次のワ−ク1の送入過程にはいる。
ガイドLは後退し、次のワ−ク1の送入過程にはいる。
【0042】スライドガイドLの駆動は、ベルト3に設
けている穴とスライドガイドLを連結させて行なっても
よい。
けている穴とスライドガイドLを連結させて行なっても
よい。
【0043】空気保持器は本実施例のものの他に、平板
に空気噴出口を設けたもの、じょうご形のもの等でもよ
い。
に空気噴出口を設けたもの、じょうご形のもの等でもよ
い。
【0044】
【発明の効果】本発明により、ワ−クを接触することな
く懸垂保持可能な空気保持器により供給側キャリアより
ワ−クを取り出し、接触することなく研磨機に送入し、
接触することなくベルト穴よりワ−クを取り出し、収納
側キャリアに収納することが可能になったため、ベルト
穴に送入する際に汚したり、変形させたりすることがな
く、ベルトによる移送途中においても擦傷を付けること
もなく、またベルトより取り出す際にも汚れや傷を付け
ることが無いワ−ク供給取り出し装置を提供することが
可能になった。
く懸垂保持可能な空気保持器により供給側キャリアより
ワ−クを取り出し、接触することなく研磨機に送入し、
接触することなくベルト穴よりワ−クを取り出し、収納
側キャリアに収納することが可能になったため、ベルト
穴に送入する際に汚したり、変形させたりすることがな
く、ベルトによる移送途中においても擦傷を付けること
もなく、またベルトより取り出す際にも汚れや傷を付け
ることが無いワ−ク供給取り出し装置を提供することが
可能になった。
【図1】ワ−ク供給取り出し装置の側面図である。
【図2】ワ−ク供給取り出し装置の平面図である。
【図3】図2のア−ア視図である。
【図4】ワ−ク供給取り出し装置の他の実施例の側面図
である。
である。
【図5】ワ−ク供給取り出し装置の他の実施例の平面図
である。
である。
【図6】空気保持器の断面側面図である。
【図7】他の空気保持器の断面側面図である。
【図6】他の空気保持器の下平面図である。
1 ワ−ク 2a 供給側キャリア 2b 収納側キャリア 3 ベルト 4 ベルト穴 5 支持具 7 砥石 8 空気送入口 10 作動面 12 水平バー 13 垂直バ− A,B,C,D,E 空気保持器 K 研磨機 L スライドガイド kk@@@@XX演CChhKKCChh
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ワ−ク供給取り出し装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、傷の付着を極端に嫌う
ディスク等の精緻ワ−クを研磨機に供給し取り出して、
収納するワ−ク供給取り出し装置に関する。
ディスク等の精緻ワ−クを研磨機に供給し取り出して、
収納するワ−ク供給取り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、ディスク等の精緻ワ−クをワ−
ク保持穴を有する周回するベルト状あるいは回転する円
盤状のワ−ク移送具により研磨機へ供給し、処理後取り
出す場合は、ワ−クを開閉する爪にて把持する方法、あ
るいは真空吸着パッドにて吸着する方法が用いられてい
る。
ク保持穴を有する周回するベルト状あるいは回転する円
盤状のワ−ク移送具により研磨機へ供給し、処理後取り
出す場合は、ワ−クを開閉する爪にて把持する方法、あ
るいは真空吸着パッドにて吸着する方法が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉する爪によ
りワ−クを把持する方式では、ワ−クを傷つける場合が
あり、また薄いワ−クでは変形させるという欠点があ
る。
りワ−クを把持する方式では、ワ−クを傷つける場合が
あり、また薄いワ−クでは変形させるという欠点があ
る。
【0004】真空吸着による方法では、ワ−ク表面に汚
れを付着させたり、変形させるという欠点がある。
れを付着させたり、変形させるという欠点がある。
【0005】また前記爪あるいは吸着パッドはワ−クを
固持するため、移動するワ−クと間隙の小さいワ−ク保
持穴に、ワ−クを挿入するのは非常に難しく、ワ−ク端
面に傷を付けることが多い。
固持するため、移動するワ−クと間隙の小さいワ−ク保
持穴に、ワ−クを挿入するのは非常に難しく、ワ−ク端
面に傷を付けることが多い。
【0006】ワ−ク移送具のワ−ク保持穴にワ−クを挿
入しワ−クを移送する際にも、ワ−クを脱落を防止する
ために設けられた支持具に擦れるため、ワ−クに傷が付
くという欠点がある。
入しワ−クを移送する際にも、ワ−クを脱落を防止する
ために設けられた支持具に擦れるため、ワ−クに傷が付
くという欠点がある。
【0007】本発明は、ワ−クをワ−ク移送具に供給す
る場合、ワ−クをワ−ク移送具により移送する場合ある
いは研磨後ワ−クをワ−ク移送具から取り出す場合、ワ
−クに傷を付けたり、変形させたりまた損傷を与えない
ワ−ク供給取り出し装置提供することである。
る場合、ワ−クをワ−ク移送具により移送する場合ある
いは研磨後ワ−クをワ−ク移送具から取り出す場合、ワ
−クに傷を付けたり、変形させたりまた損傷を与えない
ワ−ク供給取り出し装置提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、間隙を有して対抗する砥石の前記間隙に、ワ−クが
挿入するワ−ク保持穴を有するワ−ク移送具の前記ワ−
ク保持穴に、ワ−クを挿入させて通過さすことによりワ
−クを研磨する研磨システムに於て、空気をワ−クに向
かって噴出することにより、ワ−クを無接触状態にて把
持可能な空気保持器により、ワ−クを把持し、前記ワ−
ク移送具に形成されたワ−ク保持穴に挿入する。
に、間隙を有して対抗する砥石の前記間隙に、ワ−クが
挿入するワ−ク保持穴を有するワ−ク移送具の前記ワ−
ク保持穴に、ワ−クを挿入させて通過さすことによりワ
−クを研磨する研磨システムに於て、空気をワ−クに向
かって噴出することにより、ワ−クを無接触状態にて把
持可能な空気保持器により、ワ−クを把持し、前記ワ−
ク移送具に形成されたワ−ク保持穴に挿入する。
【0009】砥石にて研磨されワ−ク移送具のワ−ク保
持穴に挿入されて送られてきたワ−クを、前記空気保持
器により無接触状態にて把持し、取り出す。
持穴に挿入されて送られてきたワ−クを、前記空気保持
器により無接触状態にて把持し、取り出す。
【0010】前記ワ−ク移送具と間隙を有して前記空気
保持器を並設し、ワ−ク移送具のワ−ク保持穴に挿入さ
れて移動するワ−クを無接触状態にて支持する。
保持器を並設し、ワ−ク移送具のワ−ク保持穴に挿入さ
れて移動するワ−クを無接触状態にて支持する。
【0011】前記ワ−ク移送具にワ−クを挿入する際
に、ワ−ク移送具側方にワ−ク移送具移動と同期して移
動する往復可能な、ワ−クを搭載するスライドガイドを
設けることにより前記課題は解決される。
に、ワ−ク移送具側方にワ−ク移送具移動と同期して移
動する往復可能な、ワ−クを搭載するスライドガイドを
設けることにより前記課題は解決される。
【0012】
【作用】供給側キャリア2aに収納されているワ−ク1
を支持している支持具5を、昇降機6により供給用空気
保持器Aの位置まで押上げ、供給用空気保持器Aより空
気を噴出することによりワ−ク1を無接触状態にて把持
し、把持した状態にて前進して移動するワ−ク保持穴4
にワ−ク1を挿入する。
を支持している支持具5を、昇降機6により供給用空気
保持器Aの位置まで押上げ、供給用空気保持器Aより空
気を噴出することによりワ−ク1を無接触状態にて把持
し、把持した状態にて前進して移動するワ−ク保持穴4
にワ−ク1を挿入する。
【0013】ワ−ク移送具3の後方に、間隙をもたせて
支持用空気保持器Bが並設されており、ワ−ク保持穴4
に挿入されているワ−ク1を無接触状態にて支持する。
支持用空気保持器Bが並設されており、ワ−ク保持穴4
に挿入されているワ−ク1を無接触状態にて支持する。
【0014】ワ−ク保持穴4に挿入されたワ−ク1は、
ワ−ク移送具3の移動することにより研磨機に投入さ
れ、研磨されてワ−ク移送具3の移動とともに搬出され
る。
ワ−ク移送具3の移動することにより研磨機に投入さ
れ、研磨されてワ−ク移送具3の移動とともに搬出され
る。
【0015】研磨されワ−ク保持穴4に挿入されている
ワ−ク1は、取り出し用空気保持器Cの位置まで移動し
たときに空気保持器Cから空気が噴出し、空気保持器C
により無接触状態にて把持され、ワ−ク1はワ−ク保持
穴4より取り出され、支持具5に移載され昇降機6によ
り下降し、収納側キャリア2bに収納される。
ワ−ク1は、取り出し用空気保持器Cの位置まで移動し
たときに空気保持器Cから空気が噴出し、空気保持器C
により無接触状態にて把持され、ワ−ク1はワ−ク保持
穴4より取り出され、支持具5に移載され昇降機6によ
り下降し、収納側キャリア2bに収納される。
【0016】
【実施例1】図1及び図2は本発明のワ−ク1を研磨機
Kに供給および取り出しす装置の実施例の1つである。
Kに供給および取り出しす装置の実施例の1つである。
【0017】間隙を保って対向して回転する砥石7を有
する研磨機Kに、ワ−ク1が挿入可能なワ−ク1よりや
や大きいワ−ク保持穴4を有し、かつワ−ク1より厚さ
が薄い周回するベルト状のワ−ク移送具3を、前記ワ−
ク保持穴4にワ−ク1を挿入保持した状態で、前記砥石
7の間隙を移動させワ−ク1を研磨する。
する研磨機Kに、ワ−ク1が挿入可能なワ−ク1よりや
や大きいワ−ク保持穴4を有し、かつワ−ク1より厚さ
が薄い周回するベルト状のワ−ク移送具3を、前記ワ−
ク保持穴4にワ−ク1を挿入保持した状態で、前記砥石
7の間隙を移動させワ−ク1を研磨する。
【0018】研磨機Kの上流側のワ−ク移送具3の下方
には、供給側キャリア2aが配置され、研磨前のワ−ク
1が収納され得ている。
には、供給側キャリア2aが配置され、研磨前のワ−ク
1が収納され得ている。
【0019】供給側キャリア2aの下部には、ワ−ク1
を支持し1枚づつワ−ク保持穴4の位置までシリンダ6
により持ち上げる支持具5が配設されている。
を支持し1枚づつワ−ク保持穴4の位置までシリンダ6
により持ち上げる支持具5が配設されている。
【0020】支持具5の上方、ワ−ク移送具3のワ−ク
保持穴4の中心と同じ位置にはシリンダ15により前後
進可能な空気保持器Aが配置されている。
保持穴4の中心と同じ位置にはシリンダ15により前後
進可能な空気保持器Aが配置されている。
【0021】空気保持器Aのワ−ク移送具3の反対側の
位置に対向して空気保持器Bが配設されている。
位置に対向して空気保持器Bが配設されている。
【0022】研磨機Kの下流側のワ−ク移送具3の下方
には空の収納側キャリア2bが配設されている。
には空の収納側キャリア2bが配設されている。
【0023】収納側キャリア2bの下方には、ワ−ク1
を支持し1枚づつワ−ク保持穴4の位置から収納側キャ
リア2bまでシリンダ6により収納する支持具5が配設
されている。
を支持し1枚づつワ−ク保持穴4の位置から収納側キャ
リア2bまでシリンダ6により収納する支持具5が配設
されている。
【0024】支持具5の上方、ワ−ク移送具3のワ−ク
保持穴4の中心と同じ位置にはシリンダ16により前後
進可能な空気保持器Cが配置されている。
保持穴4の中心と同じ位置にはシリンダ16により前後
進可能な空気保持器Cが配置されている。
【0025】空気保持器Cのワ−ク移送具3の反対側の
位置に対向して空気保持器Dが配設されている。
位置に対向して空気保持器Dが配設されている。
【0026】また空気保持器Bから研磨機Kを挟んで空
気保持器Dまでワ−ク移送具3のほぼ中心の位置で、空
気保持器E,E,E・・・がワ−ク移送具3とやや距離
を保って並設されている。
気保持器Dまでワ−ク移送具3のほぼ中心の位置で、空
気保持器E,E,E・・・がワ−ク移送具3とやや距離
を保って並設されている。
【0027】図7、図8及び図9は本装置に使用する空
気保持器A,B,C,D,Eの実施例である。
気保持器A,B,C,D,Eの実施例である。
【0028】空気送入口8より空気を供給し、クッショ
ン室9を通過し、作動面10に対向しているワ−ク1に
向かって噴出すると、作動面10とワ−ク1との距離が
大なる場合、作動面10とワ−ク1とで形成される空間
に負圧が生じ、ワ−ク1を吸引するが、前記距離が小に
なれば前記空間は正圧になり、ワ−ク1を引き離す。
ン室9を通過し、作動面10に対向しているワ−ク1に
向かって噴出すると、作動面10とワ−ク1との距離が
大なる場合、作動面10とワ−ク1とで形成される空間
に負圧が生じ、ワ−ク1を吸引するが、前記距離が小に
なれば前記空間は正圧になり、ワ−ク1を引き離す。
【0029】この原理により、空気保持器はワ−クを無
接触状態にて懸垂保持できる。
接触状態にて懸垂保持できる。
【0030】上記の構成にて、供給側の供給側キャリア
2aに収納されている最前列のワ−ク1を支持具5によ
り支持し、シリンダ6により上昇させ、ワ−ク移送具3
のワ−ク保持穴4の中心と同じ位置に設けられている、
シリンダ15により前後進可能な空気保持器Aの前面ま
で押し上げる。
2aに収納されている最前列のワ−ク1を支持具5によ
り支持し、シリンダ6により上昇させ、ワ−ク移送具3
のワ−ク保持穴4の中心と同じ位置に設けられている、
シリンダ15により前後進可能な空気保持器Aの前面ま
で押し上げる。
【0031】空気保持器Aは、ワ−ク1が空気保持器A
の中心の位置まで上昇すると、ワ−ク1に向かって空気
を噴出し、ワ−ク1を無接触状態にて吸引保持し、前進
してワ−ク保持穴4にワ−ク1を挿入する。
の中心の位置まで上昇すると、ワ−ク1に向かって空気
を噴出し、ワ−ク1を無接触状態にて吸引保持し、前進
してワ−ク保持穴4にワ−ク1を挿入する。
【0032】空気保持器Aのワ−ク移送具3の反対側の
位置には対向して空気保持器Bが配設されている。
位置には対向して空気保持器Bが配設されている。
【0033】空気保持器Aに保持されたワ−ク1がワ−
ク保持穴4に挿入されると、対向する空気保持器Bから
ワ−ク1に向かって空気が噴出されワ−ク1を吸引保持
し、同時に空気保持器Aの空気噴射を停止する。
ク保持穴4に挿入されると、対向する空気保持器Bから
ワ−ク1に向かって空気が噴出されワ−ク1を吸引保持
し、同時に空気保持器Aの空気噴射を停止する。
【0034】ワ−ク1はワ−ク保持穴4に挿入した状態
にて、空気保持器Bに無接触状態にて支持され、ワ−ク
移送具3の移動にともない研磨機Kに向かってに移動す
る。
にて、空気保持器Bに無接触状態にて支持され、ワ−ク
移送具3の移動にともない研磨機Kに向かってに移動す
る。
【0035】ワ−ク移送具3の側面に並列されている空
気保持器Eから前を通過するワ−ク保持穴4に挿入され
ているワ−ク1に向かって空気を噴出し、ワ−ク1を無
接触状態にて支持するため、ワ−ク1は落下することな
く、研磨機Kの回転する砥石7に送入される。
気保持器Eから前を通過するワ−ク保持穴4に挿入され
ているワ−ク1に向かって空気を噴出し、ワ−ク1を無
接触状態にて支持するため、ワ−ク1は落下することな
く、研磨機Kの回転する砥石7に送入される。
【0036】研磨されたワ−ク1は、収納側キャリア2
bの上方にある空気保持器Dの位置まで送られると、空
気保持器Cが接近してきて空気を噴出し、ワ−ク1を吸
引保持すると同時に空気保持器Dの空気噴出を停止しワ
−ク1をワ−ク保持穴4より取り出し、シリンダ16に
より後退して収納側キャリア2bの収納位置まで移動
し、上昇してきた支持具5に受け渡す。
bの上方にある空気保持器Dの位置まで送られると、空
気保持器Cが接近してきて空気を噴出し、ワ−ク1を吸
引保持すると同時に空気保持器Dの空気噴出を停止しワ
−ク1をワ−ク保持穴4より取り出し、シリンダ16に
より後退して収納側キャリア2bの収納位置まで移動
し、上昇してきた支持具5に受け渡す。
【0037】ワ−ク1を受け取った支持具5は、下降し
収納側キャリア2bにワ−ク1を収納する。
収納側キャリア2bにワ−ク1を収納する。
【0038】かようにして供給側キャリア2aのワ−ク
1を接触せずにワ−ク保持穴4に挿入し、接触せずに研
磨機Kに送り、接触せずにワ−ク1をワ−ク移送具3よ
り取り出し、接触せずに収納側キャリア2bに収納する
ことができる。
1を接触せずにワ−ク保持穴4に挿入し、接触せずに研
磨機Kに送り、接触せずにワ−ク1をワ−ク移送具3よ
り取り出し、接触せずに収納側キャリア2bに収納する
ことができる。
【0039】
【実施例2】実施例1の研磨システムに於て、空気保持
器Aの前方でワ−ク移送具3の側面に、ワ−ク移送具3
と同期して移動し、後退可能なスライドガイドLを設け
る。
器Aの前方でワ−ク移送具3の側面に、ワ−ク移送具3
と同期して移動し、後退可能なスライドガイドLを設け
る。
【0040】スライドガイドLは、水平バ−12と垂直
バ−13とが端部で直行しており、水平バ−12の上面
はワ−ク保持穴4の下端と同じ高さにあり、垂直バ−1
3はワ−ク保持穴4の後端と合致して移動するよう駆動
機14を駆動する。
バ−13とが端部で直行しており、水平バ−12の上面
はワ−ク保持穴4の下端と同じ高さにあり、垂直バ−1
3はワ−ク保持穴4の後端と合致して移動するよう駆動
機14を駆動する。
【0041】上記の構成に於て、空気保持器Aにより保
持されたワ−ク1は、ワ−ク保持穴4と同期して移動し
てきたスライドガイドLの水平バ−12の上にワ−ク1
を載せる。
持されたワ−ク1は、ワ−ク保持穴4と同期して移動し
てきたスライドガイドLの水平バ−12の上にワ−ク1
を載せる。
【0042】スライドガイドLの前進につれて、水平バ
−12上のワ−ク1は垂直バー13に押し当てられ、こ
の時点で空気保持器Aから空気の噴出を停止すると同時
に、ワ−ク移送具3の後方にある空気保持器Bから空気
を噴出しワ−ク1を吸引し、ワ−ク保持穴4にワ−ク1
を挿入する。
−12上のワ−ク1は垂直バー13に押し当てられ、こ
の時点で空気保持器Aから空気の噴出を停止すると同時
に、ワ−ク移送具3の後方にある空気保持器Bから空気
を噴出しワ−ク1を吸引し、ワ−ク保持穴4にワ−ク1
を挿入する。
【0043】ワ−ク−1の挿入が終了すると、スライド
ガイドLは後退し、次のワ−ク1の送入過程にはいる。
ガイドLは後退し、次のワ−ク1の送入過程にはいる。
【0044】スライドガイドLの駆動は、ワ−ク移送具
3に設けているワ−ク保持穴とスライドガイドLを連結
させて行なってもよい。
3に設けているワ−ク保持穴とスライドガイドLを連結
させて行なってもよい。
【0045】空気保持器は本実施例のものの他に、平板
に空気噴出口を設けたもの、じょうご形のもの等でもよ
い。
に空気噴出口を設けたもの、じょうご形のもの等でもよ
い。
【0046】またワ−ク移送具は、ベルトに代えて円周
方向にワ−クを挿入するワ−ク保持穴を有する円盤の前
記ワ−ク保持穴にワ−クを挿入し、円盤を回転すること
によりワ−クを砥石の間を通過させるワ−ク移送具でも
よい。
方向にワ−クを挿入するワ−ク保持穴を有する円盤の前
記ワ−ク保持穴にワ−クを挿入し、円盤を回転すること
によりワ−クを砥石の間を通過させるワ−ク移送具でも
よい。
【0047】
【発明の効果】本発明により、ワ−クを接触することな
く懸垂保持可能な空気保持器により供給側キャリアより
ワ−クを取り出し、接触することなく研磨機に送入し、
接触することなくワ−ク保持穴よりワ−クを取り出し、
収納側キャリアに収納することが可能になったため、ワ
−ク保持穴に送入する際に汚したり、変形させたりする
ことがなく、ワ−ク移送具による移送途中においても擦
傷を付けることもなく、またワ−ク移送具より取り出す
際にも汚れや傷を付けることが無いワ−ク供給取り出し
装置を提供することが可能になった。
く懸垂保持可能な空気保持器により供給側キャリアより
ワ−クを取り出し、接触することなく研磨機に送入し、
接触することなくワ−ク保持穴よりワ−クを取り出し、
収納側キャリアに収納することが可能になったため、ワ
−ク保持穴に送入する際に汚したり、変形させたりする
ことがなく、ワ−ク移送具による移送途中においても擦
傷を付けることもなく、またワ−ク移送具より取り出す
際にも汚れや傷を付けることが無いワ−ク供給取り出し
装置を提供することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワ−ク供給取り出し装置の側面図である。
【図2】ワ−ク供給取り出し装置の平面図である。
【図3】図2のア−ア視図である。
【図4】ワ−ク供給取り出し装置の他の実施例の側面図
である。
である。
【図5】ワ−ク供給取り出し装置の他の実施例の平面図
である。
である。
【図6】空気保持器の断面側面図である。
【図7】他の空気保持器の断面側面図である。
【図8】他の空気保持器の下平面図である。
【符号の説明】 1 ワ−ク 2a 供給側キャリア 2b 収納側キャリア 3 ワ−ク移送具 4 ワ−ク保持穴 5 支持具 7 砥石 8 空気送入口 10 作動面 12 水平バー 13 垂直バ− A,B,C,D,E 空気保持器 K 研磨機 L スライドガイド
Claims (4)
- 【請求項1】 間隙を有して対抗する砥石の前記間隙
に、ワ−クを挿入する穴を有するベルトの前記穴に、ワ
−クを挿入させて通過さすことによりワ−クを研磨する
研磨システムに於て、 空気をワ−クに向かって噴出することにより、ワ−クを
無接触状態にて把持可能な空気保持器により、ワ−クを
把持し、前記ベルトに形成された穴に挿入するワ−ク供
給取り出し装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の研磨システムにおいて、
砥石にて研磨されベルトの穴に挿入されて送られてきた
ワ−クを、前記空気保持器により無接触状態にて把持
し、取り出すワ−ク供給取り出し装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の研磨システムにおいて、
前記ベルトと間隙を有して前記空気保持器を並設し、ベ
ルトの穴に挿入されて移動するワ−クを無接触状態にて
支持するワ−ク供給取り出し装置。 - 【請求項4】 請求項1及び請求項2記載のワ−ク供給
取り出し装置において、ベルト側方にベルト移動と同期
して移動する往復可能な、ワ−クを搭載するスライドガ
イドを設けたワ−ク供給取り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060035A JPH10236631A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ワ−ク供給取り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9060035A JPH10236631A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ワ−ク供給取り出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236631A true JPH10236631A (ja) | 1998-09-08 |
Family
ID=13130425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9060035A Pending JPH10236631A (ja) | 1997-02-26 | 1997-02-26 | ワ−ク供給取り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10236631A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105347023A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-24 | 苏州金逸康自动化设备有限公司 | 一种用于多工站自动除毛刺机的输送机构 |
CN109319482A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-12 | 东莞市天林机械制造有限公司 | 一种膜片包装材料送料装置 |
-
1997
- 1997-02-26 JP JP9060035A patent/JPH10236631A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105347023A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-02-24 | 苏州金逸康自动化设备有限公司 | 一种用于多工站自动除毛刺机的输送机构 |
CN109319482A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-12 | 东莞市天林机械制造有限公司 | 一种膜片包装材料送料装置 |
CN109319482B (zh) * | 2018-11-19 | 2023-12-01 | 东莞市天林机械制造有限公司 | 一种膜片包装材料送料装置 |
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