JPH10236427A - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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Publication number
JPH10236427A
JPH10236427A JP4426697A JP4426697A JPH10236427A JP H10236427 A JPH10236427 A JP H10236427A JP 4426697 A JP4426697 A JP 4426697A JP 4426697 A JP4426697 A JP 4426697A JP H10236427 A JPH10236427 A JP H10236427A
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JP
Japan
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atmosphere
lid
cooling time
vacuum
heat
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Pending
Application number
JP4426697A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sakai
忠志 酒井
Shinzo Kozuka
慎三 小塚
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密封包装後の袋状包装物のヒートシール部に
変形、破損などの不具合の生ずることがない、良質な密
封包装加工が可能な真空包装装置を提供すること。 【解決手段】 ヒートシール完了後、大気開放ラインを
通じ真空チャンバを大気に開放し、真空チャンバ内を大
気圧に上昇させることにより、蓋体開閉機構を作動させ
て蓋体を開放させ、熱線受部と熱線部材とによる袋状包
装物の挟み付けを解除するごとくする。そして、ヒート
シール完了から真空チャンバ内が大気圧に上昇するまで
の時間を、ヒートシール部が所定温度に低下するまでの
冷却時間とする冷却時間設定手段を装備させる。冷却時
間設定手段として、例えば、大気開放バルブ13の開放
時間を制御する冷却タイマTM3を設ける。或いは、大
気開放ラインに空気流通抵抗を増大させる抵抗体(例え
ばキャピラリーチューブ)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱接着性の袋状包
装物の中に食品等の被包装物を入れ、脱気してヒートシ
ールすることにより密封包装を行う真空包装装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】食品等の被包装物を熱接着性の袋状包装
物の中に入れ、その袋状包装物の内部を脱気・減圧して
からヒートシールすることにより密封するいわゆる真空
包装は、従来一般に次のようにして行われる。即ち、適
当な配管を介して真空ポンプに接続された減圧可能な真
空チャンバの中に、食品等の被包装物を入れた一辺開口
の袋状包装物を入れ、その際、閉じるべき開口部をイン
パルス式ヒートシール機構の所定位置に置いた後、真空
チャンバの蓋体を閉鎖し(装着工程)、この蓋体の閉動
作に連動して真空ポンプを作動させて真空チャンバ内を
負圧化し、この負圧により蓋体を閉鎖状態に維持すると
ともに袋状包装物内の脱気を行い(脱気工程)、袋状包
装物の内部と連通する真空チャンバ内の圧力が所定圧に
達したことを圧力センサで検知して、この脱気工程を終
了し、次いで、インパルス式ヒートシール機構部に装着
した袋状包装物の開口部をシールヒータを添着したシー
ルバー(熱線部材)とシリコンプレート(熱線受部)と
により挟み付け、シールバーに添着したヒータを発熱さ
せて袋状包装物の開口部を溶着して封止していた(ヒー
トシール工程)。そして、ヒートシール工程が終了する
と、ヒートシール部が冷却されるための冷却時間を設け
ることなく、大気開放ラインの大気開放弁を開弁して真
空チャンバ内を大気に連絡して真空チャンバ内を大気圧
に上昇させる(真空破壊工程)。そして、蓋体を閉鎖状
態に維持する負圧状態を解消し、弾性体の弾性力を利用
した蓋体開閉機構により蓋体を自動的に開放することに
より、シールバー(熱線部材)とシリコンプレート(熱
線受部)と袋状包装物の挟み付けを解除するとともに、
密封された袋状包装物を取り出し可能として真空包装を
終了するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
真空包装装置は、前述のようなヒートシール機構を採用
し、ヒートシール部が冷却されないうちに前記挟み付け
を解除するとともに封止された袋状包装物を取り出し可
能としていた。しかしながら、袋状包装物のヒートシー
ル部は、ヒートシールによる密封直後は不安定であるの
でヒートシール直後に前記挟み付けを解除すると、袋状
包装物のヒートシール部が挟み付け用の熱線部材や熱線
受部に付着して、変形或いは破損する等の不具合の生ず
る虞れがあった。また、ヒートシール部が冷却しないう
ちに取り出し作業を行った場合には、取り出し作業時に
加えられる力により袋状包装物のヒートシール部が変形
したり、破損したりする虞れがあった。
【0004】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、密封包装後の袋状包装物のヒートシール部
に変形、破損などの不具合の生ずることがない、良質な
密封包装加工が可能な真空包装装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の本発明では、本体上面を開閉
し、閉成時に本体上面との間に真空チャンバーを形成す
る蓋体と、前記真空チャンバ内が大気圧以下のときに該
真空チャンバ内の負圧により前記蓋体を閉成維持し、該
真空チャンバ内が負圧から大気圧以上になったときに、
本体内に装着された弾性体の弾性力を利用して前記蓋体
を開動作させるようにした蓋体開閉機構と、袋状包装物
の開口部を熱線受部とシールヒータを添着した熱線部材
とで挟み付けてヒートシールするインパルス式ヒートシ
ール機構と、ヒートシール完了後真空チャンバ内を大気
に連通させるための大気開放ラインとを有し、ヒートシ
ール完了時前記大気開放ラインを通じ真空チャンバを大
気に開放し、真空チャンバ内を大気圧に上昇させること
により、前記蓋体開閉機構を作動させて前記蓋体を開放
させ、前記熱線受部と熱線部材との挟み付けを解除する
ごとくした真空包装装置において、ヒートシール完了か
ら前記真空チャンバ内が大気圧に上昇するまでの時間
を、前記ヒートシール部が所定温度に低下するまでの冷
却時間とする冷却時間設定手段を具備したものである。
ここに、所定温度とは、前記熱線受部と熱線部材との挟
み付けを解除したときに、袋状包装物のヒートシール部
が熱線受部や熱線部材に付着せず、また、取り出し等の
扱いにより袋状包装物が変形されてもその変形が後々ま
で残存しない程度にまで冷却された温度のことをいう。
【0006】また、請求項2記載の発明では、前記冷却
時間設定手段は、前記大気開放ラインに大気開放バルブ
を設けるとともに大気開放バルブの開放を遅延させるタ
イマーを設け、ヒートシール完了時、前記タイマーを作
動させて大気開放バルブの開放を遅延させることによ
り、前記冷却時間を設定したものである。
【0007】また、請求項3記載の発明では、前記冷却
時間設定手段は、前記大気開放ラインの配管径を細くし
て空気流通抵抗を大きくし、ヒートシール完了時大気開
放ラインを開放し、前記大気開放ラインの空気流通抵抗
により前記冷却時間を設定するごとくしたものである。
【0008】また、請求項4記載の発明では、前記冷却
時間設定手段は、前記大気開放ライン中に抵抗体を設け
て空気流通抵抗を大きくし、ヒートシール完了時大気開
放ラインを開放し、前記大気開放ラインに設けた抵抗体
の空気流通抵抗により前記冷却時間を設定するごとくし
たものである。
【0009】また、請求項5記載の発明では、前記抵抗
体をキャピラリーチューブとしたものである。
【0010】また、請求項6記載の発明では、前記冷却
時間設定手段は、前記大気開放ライン中にサイレンサ、
ボールバルブ、フィルタ等の他機能兼用抵抗体を設けて
空気流通抵抗を大きくし、ヒートシール完了時大気開放
ラインを開放し、前記大気開放ラインに設けた他機能兼
用抵抗体の空気流通抵抗により前記冷却時間を設定する
ごとくしたものである。
【0011】従って、上記のように構成された請求項1
記載の真空包装装置にあっては、冷却時間設定手段によ
り、ヒートシール部が冷却されてから蓋体開閉機構が作
動して蓋体が開放され、熱線部材と熱線受部との挟み付
けが解除され、また、袋状包装物の取り出しが可能とな
る。従って、袋状包装物のヒートシール部が、熱線部材
や熱線受部に付着して変形あるいは破損したり、取り出
し作業時の取り扱いにより変形あるいは破損したりする
虞れが無くなる。
【0012】また、請求項2記載の真空包装装置にあっ
ては、大気開放バルブの開放を遅延させるタイマーによ
り、前記冷却時間の設定が可能となるので、冷却時間の
設定が容易であり、設計変更時等においては時間の再設
定も容易である。
【0013】また、請求項3記載の真空包装装置にあっ
ては、大気開放ラインの配管径の選定により、該大気開
放ラインの空気流通抵抗が所定値に選定され、前記冷却
時間が設定される。従って、請求項2記載の発明の専用
のタイマーのごとく、格別に専用の機器を設ける必要が
なく、製造コストの低減に寄与する。
【0014】請求項4記載の真空包装装置にあっては、
大気開放ラインに設けられた抵抗体の空気流通抵抗を所
定値に選定することにより、大気開放ラインの空気流通
抵抗が所定値に選定され、前記冷却時間が設定される。
また、請求項3記載の発明に比べると、抵抗体を変更す
ることにより大気開放ラインの空気流通抵抗を変更する
ことができるので、冷却時間の設定、変更が容易に行え
る。
【0015】請求項5記載の真空包装装置にあっては、
請求項4における大気開放ラインに設ける抵抗体をキャ
ピラリーチューブとしたので、抵抗体のコストを廉価に
することができ、また、空気流通抵抗の設定が容易とな
る。
【0016】請求項6記載の真空包装装置にあっては、
大気開放ラインに設けられた他機能と兼用の抵抗体の空
気流通抵抗を所定値に選定することにより、大気開放ラ
インの空気流通抵抗が所定値に選定され、前記冷却時間
が設定される。従って、この発明の場合は大気開放ライ
ンの空気流通抵抗の選定は容易とは言えないが、専用機
器を設ける必要がなく製造コストが節約される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明するが、図中、同一
符号は同一又は対応部分を示すものとする。そこで、先
ず第1の実施の形態について、図1〜図5に基づいて説
明する。尚、図1は、本発明の第1の実施形態に係る真
空包装装置を側方から見た縦断面図であるが、以下の説
明において、各部の位置もしくは方向については、図1
に向かって見て左側を“前”、右側を“後”としてお
り、また、図中の点線は、真空包装装置の蓋体が閉じて
いる状態を示している。
【0018】図1において、真空包装装置5は、本体7
と、その上面を開閉する開閉自在の蓋体9とを有する。
本体7は箱状になっており、その内部には、真空ポンプ
11、電磁的に駆動されるソレノイド弁のようなもので
よい真空バルブ12、大気開放バルブ13、手動で開閉
され使用時は常時開放されているボールバルブ14、シ
ールバルブ15、シールシリンダ組立体17、真空ゲー
ジ18等が配設されている。また、図3の空気配管系統
図に示すように、真空バルブ12を接続する配管cは、
配管dを介して脱気口19に接続されている。この脱気
口19は、後述するように蓋体9を閉じて真空引きする
際に、真空チャンバ(真空包装室)21内の気体を吸引
することができ、また、真空チャンバ21内を大気に開
放する際に、真空チャンバ21内を大気開放ラインを通
じ大気に連通できるように、本体7の上面よりも突出し
て形成されている。また、大気開放ラインは、図3にお
いて配管d及び配管eから形成される。尚、配管eには
大気開放バルブ13、ボールバルブ14が介装されてい
る。また、配管dの途中には配管fを介して真空ゲージ
18が接続されている。また、真空ポンプ11は真空バ
ルブ12を介して前記大気開放ラインに接続されるとと
もに、シールバルブ15を介して後述するシールシリン
ダ組立体17の減圧室31に接続されている。尚、シー
ルバルブ15は、大気開放口gを有する三方電磁切換弁
であって、オフのときは図3図示の実線の連通状態とな
り、減圧室31と大気開放口gとが連通される。また、
オンのときは図3図示の実線の連通状態となり、減圧室
31がシールバルブ15及び配管bを介して真空ポンプ
11に連通される。
【0019】蓋体9は、下方が開口した筺体であり、閉
成時に本体7上面との間に、即ち、蓋体9の内部に、上
述した真空チャンバ21を画成する。そして、この真空
チャンバ21で、袋状包装物8に対する一連の包装工程
が行われる。図1及び図2に点線で示されるように、蓋
体9の周縁部が本体7の上面と当接するように蓋体9を
閉じると、蓋体9の内部に画成された真空チャンバ21
は、蓋体9の内面及び本体7の上面によってパッキン9
bを介して密閉される。一方、真空チャンバ21は、蓋
体9が図1に実線で示されるように開いているときは、
蓋体9の開口9aを介して外部と連通される。蓋体9の
上部内面には、密封接着用熱線受部39が下向きに突出
して形成されている。
【0020】蓋体9の後部の左右両側には、紙面に垂直
な横方向に延びる軸支部23が設けられており、蓋体9
は、回動軸を含むこの軸支部23を中心として回動す
る。更に、蓋体9の後部には、軸支部23から下方に延
びる腕部分25が蓋体9と一体的に回動可能に設けられ
ている。腕部分25には、弾性体27や、所定の一方向
の回転に対してのみ抵抗を生じるリーディングダンパ
(緩衝機構)29等が取り付けられている。また、腕部
分25は、本体7のハウジング内に配置されており、そ
れに伴って弾性体27及びリーディングダンパ29等も
全て同ハウジング内に設けられている。
【0021】インパルスヒートシール機構は、シールシ
リンダ組立体17と前記密封接着用熱線受部39とから
構成される。前記シールシリンダ組立体17は、減圧室
31、密封接着用熱線部材33、ピストン35及びばね
37からなる。減圧室31は、シールシリンダの内面と
ピストン35とにより画成され、密封接着用熱線部材3
3はピストン35に取り付けられている。熱線部材33
は、蓋体9が閉じた際に、熱線受部39に対峙するよう
に配置されており、その先端部は本体7の上面から突出
する。熱線部材33の先端部には、シールヒータH1が
添着されており、このシールヒータH1に通電されると
発熱するようになっている。前記ばね37は、減圧室3
1内に配設され、熱線部材33及びピストン35を下方
に付勢するように、ピストン35に弾性力を付与してい
る。また、前述したように配管bの先端は、減圧室31
に連通している。インパルスヒートシール機構は上記の
ように構成され、熱線受部39と熱線部材33とにより
袋状包装物8の開口部を挟み付け、前記シールヒータH
1を発熱させて、袋状包装物8(図3参照)の開口部分
をヒートシールするようになっている。
【0022】次に、蓋体9の開閉機構に関わる構造につ
いて説明する。図2は、蓋体9の開閉機構に関わる構造
のみを示した断面図である。図2に示されるように、本
実施形態では、蓋体9の開閉機構に関わる部分、即ち腕
部分25、弾性体27、リーディングダンパ29及び連
接棒部材49は、全て本体7のハウジング内部に収容さ
れているため、真空包装装置5の後部外面に突出部分が
無く、真空包装装置5自体がコンパクトになっている。
また、本体7の上部には、弾性体27の一端27aが好
ましくは回動可能に接続されている。弾性体27の他端
27bは、前述した腕部分25のほぼ中央に好ましくは
回動可能に接続されている。弾性体27は、例えばコイ
ルばね、ゴム紐もしくは帯、弾性ベルト等とすることが
できる。また、弾性体27は、図2に実線で示される蓋
体9の全開状態において、自然長であるように、もしく
は該自然長よりも若干伸びた長さであるように、本体
7、腕部分25間に取り付けられている。
【0023】上述したリーディングダンパ29は、腕部
分25の先端近傍に取り付けられている。また、リーデ
ィングダンパ29の回転体部43には、連接棒部材49
の一端が回動自在に接続されている。連接棒部材49に
は、その他端近傍から中央部分にかけて直線状に延びる
スロットもしくは溝(係合部)51が形成されている。
連接棒部材49の上記他端はL字状に湾曲して突出部4
9aを形成している。スロット51には、本体7のほぼ
上部中央から垂下する支持部材53の固定位置に設けら
れた案内ピン55が嵌合するようになっている。従っ
て、連接棒部材49は、蓋体9の開閉に伴って腕部分2
5が揺動する際に、同連接棒部材49に形成されたスロ
ット51の延長方向に沿って案内ピン55に関して摺動
し、固定位置の案内ピン55により案内されて常に一定
の運動ができるようになっている。このようにして、連
接棒部材49は、蓋体9の開閉動作に伴って、腕部分2
5に対する傾斜姿勢が変化し、リーディングダンパ29
の回転体部43を回転させる。尚、リーディングダンパ
29は、回転体部43が図1において反時計方向に回転
するとき、即ち、蓋体9が開動作するときに、回転速度
が速すぎることにより全開時位置等において衝撃が生じ
ないように、蓋体9の回転速度の調整に必要な回転抵抗
が発生するように構成されている。
【0024】また、図1から分かるように、支持部材5
3は、上述した案内ピン55を有すると共に、その下端
部に開閉スイッチ54を支持している。該開閉スイッチ
54は、蓋体9が点線で示すように閉じた時に連接棒部
材49が図1において最右方に達することにより、上記
突出部49aによって押圧される位置に作動片を備えて
いる。そして、連接棒部材49の上記突出部49aによ
り該作動片が押圧されると開閉スイッチ54がオンとな
り、真空ポンプ11が起動される。
【0025】また、本体7の後部上方には、蓋体9の開
動作を規制するストッパ57が設けられている。ストッ
パ57は、蓋体9が全開したときに丁度腕部分25と当
接するようになっている。ストッパ57の形状等につい
ては、蓋体9が所望の傾斜まで開いた際に腕部分25と
当接することで蓋体9の動きを停止するものであればよ
く、様々な例を考えることができる。
【0026】次に、本実施の形態の運転制御装置に係る
電気回路図の構成を図4に基づいて説明する。図4にお
いて、図示しない電源に直列に接続されているのは、符
号ELBで示す漏電遮断器であり、これに種々の並列回
路が接続されている。先ず、図面において左から、袋状
包装物8とチャンバ21内を脱気するための真空ポンプ
11が真空ポンププロテクタOL及びマグネットスイッ
チMSの常開接点MS1を介して接続され(Cは真空ポ
ンプ11のモータ用コンデンサを表す)、次に、大気開
放バルブ13がリレーX1の常閉接点X12を介して接
続されている。次に、変圧器TRがリレーX4の常開接
点X41を介して接続され、該変圧器TRの二次側に
は、前述した袋状包装物をヒートシールするためのシー
ルヒータH1が接続されている。
【0027】次に、開閉スイッチ54は、蓋体9の閉止
時には接点NOに接続され、開放時には接点NCに接続
されるものであるが、接点NOには、冷却タイマTM3
の常閉タイマ接点TM31を介してマグネットスイッチ
MS及びリレーX1の並列回路が接続されている。次
に、冷却タイマTM3の常開タイマ接点TM32を介し
てケースヒータH2が接続されている。冷却タイマTM
3は、前述のヒートシール機構により袋状包装物8の開
口部をヒートシールした際、該ヒートシール部が冷却さ
れるまでの時間(冷却時間)、大気開放ラインの開閉を
行う大気開放バルブ13への通電を遅延させるものであ
り、本実施の形態における冷却時間設定手段を構成す
る。
【0028】次に、リレーX2の常閉接点X24,リレ
ーX1の常開接点X13及び真空バルブ12が直列に接
続され、該常閉接点X24と並列にリレーX3の常閉接
点X32とホールド・ジャンプスイッチS2の常開接点
S21との直列回路が並列に接続されている。そして、
該リレーX1の常開接点X13と真空バルブ12との直
列回路における常開接点X13と真空バルブ12との間
に、前述した開閉スイッチ54の接点NCが接続されて
いる。また、リレーX1の常開接点X13と前記真空バ
ルブ12との直列回路に対し真空タイマTM1及び真空
ランプLがそれぞれ並列に接続されている。
【0029】上記ホールド・ジャンプスイッチS2は、
前述した接点S21に連動する第2常開接点S22と、
常閉接点S23とを含み、両接点に直列に、リレーX3
が接続されている。また、両接点S22、S23との間
から延びる回路にリレーX2が接続され、このリレーX
2にその常開接点X23と真空タイマTM1の常開タイ
マ接点TM11の並列回路が接続されている。かかるホ
ールド・ジャンプスイッチとしては、例えば、モーメン
タリー動作をする2極双投式スイッチが好適であり、後
述するように、作業者が同スイッチを押している間は当
該工程を維持して延長が可能であり、押圧を解除すれば
次の工程へ移行させることができる。
【0030】最後に、両接点S22、S23と並列に、
前述したリレーX3の常開接点X31が設けられると共
に、この接点X31に対し、シールバルブ15及びリレ
ーX2の常開接点X21の直列回路と、シールタイマT
M2と、シールタイマTM2の常閉タイマ接点TM21
とリレーX4との直列回路と、シールタイマTM2の常
開タイマ接点TM22と冷却タイマTM3の直列回路と
が互いに並列の関係をなして直列に接続されている。
【0031】次に、本実施形態の真空包装装置5の装着
工程、脱気工程及びヒートシール工程、真空破壊工程等
の動作について、図1〜図5を参照しながら説明する。
尚、各機器の動作タイミングは図5に示される。まず、
真空ポンプ11が作動していない通常の状態(待機時)
の蓋体開閉機構の作用を説明する。この状態において
は、腕部分25が弾性体27によって前方に引っ張られ
て、真空包装装置5の蓋体9は、図1に実線で示すよう
に全開している。そして、使用者は、このように蓋体9
が開いている状態で、被包装物10を収容した袋状包装
物8を本体7の上面に載せる。その際、袋状包装物8の
開口部をヒートシール機構における熱線部材33の先端
部に載せておく。尚、このとき、開閉スイッチ54がN
C接点側にあり、また、リレーX1の常閉接点X12が
オンしているため大気開放バルブ13及び真空バルブ1
2は開いている。尚、シールバルブ15はオフとなって
おり、図3図示の点線の連通状態にある。
【0032】次に、蓋体開閉機構の開閉動作のうち閉動
作、即ち、蓋体9の閉動作について説明する。使用者
が、図2に実線で示す全開状態の蓋体9を、軸支部23
を中心として図2において反時計方向に回転させて点線
で示す全閉状態に閉じると、蓋体9の内側に画成された
真空チャンバ21が外部から隔離される。また、蓋体9
が閉じられる際には、それまで本体7の後側のハウジン
グ外壁7aと所定角度を成して傾いていた腕部分25
が、図2において反時計方向に回転し始め、図2に点線
で示されるようにハウジング外壁7aとほぼ平行な状態
に垂下する。更に、蓋体9の閉動作に伴って腕部分25
が本体7の後側のハウジング外壁7aに接近するため、
弾性体27は伸長し、腕部分25と連結する連接棒部材
49は、そのスロット51が支持部材53の案内ピン5
5に嵌合することより案内されながら、図2において右
方に滑動し、ハウジング外壁7aに接近する。そして、
蓋体9が全閉した時には、案内ピン55は常にスロット
51の前端部の位置にある。このような腕部分25及び
連接棒部材49の動作によって、腕部分25に設けられ
た周知のリーディングダンパ29は、連接棒部材49と
接続する回転体部43が図1及び図2において時計方向
に回転し、蓋体9の閉方向の回転に対し回転抵抗を生じ
ない。従って、蓋体9の閉動作は、弾性体27の弾性力
に打ち勝つ程度の力を蓋体9に付与すればよい。装着工
程は、以上述べたように、袋状包装物8をヒートシール
機構に載置し、蓋体9を閉じるまでの工程をいう。
【0033】次に、真空引きを行う脱気工程以降の動作
について説明する。上述のようにしてヒートシールすべ
き袋状包装物8を真空チャンバ21に入れて、蓋体9を
閉鎖すると、連接棒部材49のスロット51の前端部が
案内ピン55に位置し、このとき開閉スイッチ54の作
動片が連接棒部材49の突出部49aにより押圧され、
開閉スイッチ54がオンとなる。このため開閉スイッチ
54は、接点NO側に接続され、マグネットスイッチM
Sがオンとなり、その常開接点MS1が閉じて、真空ポ
ンプ11が起動する。これと同時に、リレーX1が励磁
されて、その常閉接点X12が開いて大気開放バルブ1
3が閉じると共に、常開接点X13が閉成して待機時に
引き続き真空バルブ12の開成状態が保持され、真空引
きが行われる。また、常閉接点X24を介して真空タイ
マTM1及び真空ランプLがオンとなる。
【0034】真空ポンプ11が作動すると、図3に示さ
れるように、脱気口19、配管d、配管c及び配管aを
介してを、真空チャンバ21内の気体等が真空ポンプ1
1により吸引される(真空引き工程、即ち、脱気工
程)。また、真空タイマTM1は、真空チャンバ21内
が十分に脱気され、大気圧以下の所定圧力に減圧される
ように真空引き時間が設定されている。真空チャンバ2
1内が負圧になると、蓋体9は、この負圧によって、伸
長した弾性体27に打ち勝って閉じた状態に維持され
る。
【0035】十分に脱気を行い、真空チャンバ21内が
所定圧力以下に減圧されるように設定された真空タイマ
TM1の設定時間(真空引き時間)がタイムアップする
と、その常開タイマ接点TM11が閉成して、リレーX
2及びX3が励磁され、リレーX2及びリレーX3の常
開接点X23及び常開接点X31がオンすることによ
り、リレーX2及びX3はそれぞれ自己保持される。ま
た、常閉接点X24、X32が開成して真空バルブ12
がオフとなって閉じ、脱気工程を終了すると共に、常開
接点X21が閉成してシールバルブ15が図3図示の点
線の連通状態に切り換えられ、減圧室31が真空バルブ
15及び配管bを介して真空ポンプ11に連通される。
シールバルブ15が上記のように切り換わると、真空ポ
ンプ11の作動によって、図1に示されるように、シー
ルシリンダ組立体17の減圧室31内の気体が配管bを
介して吸引される。これにより減圧室31の圧力は低下
し、ピストン35がばね37の弾性力に抗して上方に移
動すると共に、ピストン35と接続する熱線部材33も
一緒に上方に移動する。そして、熱線部材33の上に載
っていた包装物8の開口部も、熱線部材33と一緒に上
方に動かされ、熱線部材33と熱線受部39との間に挟
み付けられる。また、前記のようにリレーX2及びX3
が励磁されるので、それぞれの常開接点X23及びX3
1が閉成され、この閉成によりシールタイマTM2の常
閉タイマ接点TM21を介してリレーX4がオンとな
り、その常開接点X41がオンとなって、熱線部材33
に添着されたシールヒータH1が通電される。また、リ
レーX3の常開接点X31のオンによりシールタイマT
M2自身もオンとなり作動する。従って、熱線部材33
の先端部の上昇と共に、シールヒータH1が通電発熱さ
れ、シールタイマTM2がタイムアップするまでシール
ヒータH1の発熱が継続されることにより、熱線部材3
3の先端部が加熱されて温度上昇するため、熱線部材3
3と熱線受部39とに挟み付けられた袋状包装物8の開
口部は、ヒートシールされ、被包装物10の真空包装が
行われる(ヒートシール工程)。
【0036】このようにして所定時間経過して、シール
タイマTM2がタイムアップすると、その常閉タイマ接
点TM21が開成してリレーX4が消磁され、シールヒ
ータH1がオフとなり、ヒートシール工程が終了する。
尚、ヒートシール終了後直ちに、または、短時間で蓋体
9が開動作して、熱線部材33と熱線受部39との挟み
付けを解除すると、袋状包装物8のヒートシール部が熱
線部材33または熱線受部39に付着したりして、袋状
包装物8が変形または破損する危険がある。また、ヒー
トシール部が冷却されていない状態の袋状包装物8が取
り出されると、取り出し時に不安定なヒートシール部に
力が加わり、変形または破損する危険がある。そこで、
ヒートシール工程の終了時(前記所定時間経過時)に、
シールタイマTM2のタイムアップにより、その常開タ
イマ接点TM22が閉成して冷却タイマTM3がオンと
される。この冷却タイマTM3は、ヒートシール部の冷
却に必要な時間(冷却時間)が設定されており、この設
定時間(冷却時間)が経過するまでは大気開放バルブ1
3が開かれないように構成されている。即ち、この設定
時間(冷却時間)が経過するまでは、冷却タイマTM3
の常閉タイマ接点TM31が閉成され、リレーX1及び
マグネットスイッチMSが励磁されているため、その常
閉接点X12が開放されており、また、マグネットスイ
ッチMSの常開接点MS1が閉成されている。このため
大気開放バルブ13が通電されず閉鎖されており、真空
ポンプ11は継続運転されている。しかし、前記冷却時
間が経過すると、冷却タイマTM3がタイムアップし、
その常閉タイマ接点TM31が開成され、リレーX1及
びマグネットスイッチMSがオフとなる。従って、リレ
ーX1の常閉接点X12が閉成されて大気開放バルブ1
3が開放される。また、マグネットスイッチMSの常開
接点MS1が開成されて真空ポンプ11が停止され、こ
の結果真空チャンバ21が大気に連通される(真空破壊
工程)。
【0037】次に、真空ポンプ11にはオイルが封入さ
れているため、低温時等には、オイルの粘性増大によ
り、マグネットスイッチMSのスイッチMS1がオンに
なっても、起動されない場合がある。脱気工程において
真空ポンプ11が起動されないと、過電流防止用の周知
のプロテクタOLが働いてオフとなる。この場合に備え
て、真空ポンプ11のケース(図示せず)にケースヒー
タH2を取り付け、同ケースヒータにより真空ポンプ1
1内のオイルを加温する。このために、前記冷却タイマ
TM3のタイムアップ時、常開タイマ接点TM32の閉
成により真空ポンプ11に設置されたオイル加熱用ケー
スヒータH2への通電が始められる。
【0038】上記のようにして真空チャンバ21内が大
気開放されることにより真空チャンバ21内の圧力が大
気圧に上昇し、袋状包装物8が被包装物10に密着され
真空破壊工程が終了する。また、この上昇によって、脱
気工程及びシール工程に亙って蓋体9に作用していた蓋
体9を閉じる力が減少し、図2の点線で示される状態の
蓋体9は、弾性体27の弾性力を利用して徐々に開く
(蓋体9の開動作)。そして、腕部分25がストッパ5
7(図2)に当接することで蓋体9の開動作が停止して
図2の実線で示されるような完全に開いた状態になる。
【0039】また、上記の蓋体9の開動作の際には、本
体7の後側のハウジング外壁7aとほぼ平行な状態にあ
った腕部分25が、図2において見て時計方向に回転
し、図2の実線で示されるように後側のハウジング外壁
7aと所定の角度を成して傾斜するように移動する。更
に、蓋体9の開動作に伴って、腕部分25が本体7中央
にある支持部材53に近付くことから、腕部分25と連
結する連接棒部材49は、案内ピン55を中心に支持部
材53に対して(図2において見て)反時計方向に回転
しながら、案内ピン55がスロット51に沿って相対的
に移動するように、ハウジング外壁7aから離間する方
向に動く。
【0040】このような蓋体9の開放に伴う腕部分25
及び連接棒部材49の動作によって、腕部分25に設け
られたリーディングダンパ29の回転体部43は、図2
において反時計方向に回転し、弾性体27の弾性力によ
り蓋体9を開動作させる回転力に対し抵抗力が発生す
る。これにより蓋体9の回転速度が適正に調整され、腕
部分25がストッパ57等に勢いよく当接することによ
る衝撃が生じないようになる。更に、本実施の形態で
は、弾性体27の弾性力が、蓋体9の回動支点である軸
支部23から離間した位置で腕部分25に作用する。そ
のため、蓋体9を開くための軸支部23回りのトルクを
発生させる際に、弾性力の作用点(弾性体27の一端2
7b)が蓋体9の回転中心(軸支部23)から離間して
いる分だけ、従来よりも小さい弾性力で十分に蓋体9を
開くことが可能なトルクを発生することができる。ま
た、本実施の形態では、蓋体9が開く際に、開き速度を
減衰させるために生じる力も、蓋体9の回動支点である
軸支部23から離間した位置で腕部分に作用する。これ
により、蓋体9の回動支点に直接的に緩衝機構を設けた
場合に比べて、大きな減衰効果が得られる。
【0041】上記のようにして、蓋体9が開くと、蓋体
9の上部内面に下向きに突出して形成されている熱線受
部39が上方に引き上げられることになり、該熱線受部
39と熱線部材33とにより形成されていた袋状包装物
8の開口部の挟み付けが解除され(挟みつけ解除)、袋
状包装物8を取り出すことができる。また、連接棒部材
49の突出部49aによる開閉スイッチ54の作動片の
押圧が解除され、開閉スイッチ54がオフとなる。この
ため、開閉スイッチ54は接点NC側に接続され、真空
バルブ12が開弁する。この結果、真空ポンプ11は、
配管a,c,e及び大気開放バルブ13を介して大気に
連通される。また、シールバルブ15はオフとなり、図
3図示の点線の連通状態となり、シールシリンダ組立体
17の減圧室31内が大気開放口gに接続され大気に連
通され、減圧室31の圧力が大気圧に上昇し、ピストン
35がばね37の弾性力により下方に移動し、熱線部材
33も一緒に下方に移動する。また、開閉スイッチ54
のオフによりリレーX2、X3、シールタイマTM2、
冷却タイマTM3がオフとなり、最初の待機状態に戻
る。
【0042】次に、ホールド・ジャンプスイッチS2の
使用による制御の仕方について図4及び図6に基づいて
説明する。上記真空包装装置5では、脱気工程(真空引
き)時には、前述のようにマグネットスイッチMS、リ
レーX1及び真空ポンプ11がオンされ、かつ、真空バ
ルブ12が開成され、一方、リレーX2、X3及びX
4、シールタイマTM2、冷却タイマTM3がオフさ
れ、シールバルブ15が大気開放口gに連通され、大気
開放バルブ13が閉成されている。しかし、この脱気工
程において、ホールド・ジャンプスイッチS2を押圧す
ると、その常開接点S21、S22がオンし、また、常
閉接点がオフする。このため、上記脱気工程の状態から
リレーX2が励磁されて、リレーX2は自己の常開接点
X23のオンにより自己保持される。また、リレーX2
の自己保持により、真空バルブ12を接続する常閉接点
X24がオフされるが、真空バルブ12は、いずれもオ
ンしているリレーX3の常閉接点X32、ホールド・ジ
ャンプスイッチS2の常開接点S21及びリレーX1の
常開接点X13を介して継続してオンされ、継続して開
放状態に保持される。従って、ホールド・ジャンプスイ
ッチS2が押圧されている限り、その常開接点S22が
オンされ、同常閉接点S23がオフされているため、真
空タイマTM1がタイムアップしてその常開タイマ接点
TM11がオンしても、作動状態に何らの変更も生じな
い。このように、脱気工程において、ホールド・ジャン
プスイッチS2を押圧することにより、真空タイマTM
1の作動によって工程に変化が生じず、脱気工程がホー
ルドされる。
【0043】次に、真空タイマTM1のタイムアップ前
に、ホールド・ジャンプスイッチS2を押圧し、この押
圧を解除することにより、脱気工程(真空引き)を直ち
に中断し、次のヒートシール工程に進めることができ
る。即ち、同スイッチS2を押圧すると、前記のよう
に、その常閉接点S23がオフされ、常開接点S21及
びS22がオンされて、リレーX2が励磁され、その常
開接点X23が閉成してリレーX2が自己保持される。
また、この作動により、真空バルブ12は、リレーX3
の常閉接点X32、ホールド・ジャンプスイッチS2の
常開接点S21及びリレーX1の常開接点X13を介し
て接続される。しかしながら、ホールド・ジャンプスイ
ッチS2の押圧を解除すると、その常閉接点S23がオ
ンとなり、常開接点S21及びS22がオフとなるた
め、リレーX3、X4、シールタイマTM2及びシール
バルブ15がオンとなる。従って、前記常開接点S21
のオフにより真空バルブ12が閉成され、シールバルブ
15が切り換えられて減圧室31が真空ポンプ11に接
続され、脱気工程が強制的に終了されるとともに、シー
ルシリンダ組立体17の減圧室31の真空引きが行わ
れ、その圧力の減圧によりピストン35が上方に移動
し、袋状包装物8の挟み込みが行われる。また、リレー
X4の常開接点X41のオンによりシールヒータH1が
通電される。これはヒートシール工程である。以上のご
とく、ホールド・ジャンプスイッチS2を押圧、解除す
ることにより、脱気工程を中断して次のヒートシール工
程に進めることができる。
【0044】次に、第2〜第4の実施の形態について、
第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。前記第
1の実施の形態においては、上記の如く冷却時間設定手
段が電気回路における冷却タイマTM3であったが、第
2〜第4の実施の形態においては、この様な冷却タイマ
を設けず、大気開放ラインの空気流通抵抗を増大させる
手段を設けこれを冷却時間設定手段としている。即ち、
前記第1の実施の形態では、ヒートシール工程完了時か
らヒートシール部が冷却されるまでの冷却時間をタイマ
TM3により設定し、このタイマTM3がタイムアップ
してから大気開放ラインの大気開放バルブ13を開放さ
せることにより、袋状包装物の挟み込み解除の時間を調
整していた。しかし、本第2〜第4の実施の形態では、
大気開放ラインの空気流通抵抗を増大させ、ヒートシー
ル工程完了後直ちに大気開放ラインの大気開放バルブ1
3を開放させるが、前記増大された大気開放ラインの空
気流通抵抗により、所定の時間をかけて真空チャンバ2
1内を大気圧に上昇させ、袋状包装物の挟み込み解除の
時間を調整するごとくしている。
【0045】そこで、まず第2の実施の形態について、
図7〜図9に基づき説明する。図7は、本実施の形態に
おける空気配管系統図であって、前記第1の実施の形態
のものとの相違は、配管eにキャピラリーチューブ12
0を設けた点が相違するだけである。また、この第2の
実施の形態における本体7、蓋体9、蓋体開閉機構、ヒ
ートシール機構等は前記第1の実施の形態と同じであ
る。
【0046】次に、図8は電気回路図であって、第1の
実施の形態のものと比較すると、冷却タイマTM3を廃
止し、シールタイマTM2には、設定時間がくるとオフ
する常閉タイマ接点TM23を付加している。また、前
記第1の実施の形態では、マグネットスイッチMSとリ
レーX1の並列回路を冷却タイマTM3の常閉タイマ接
点TM31に接続していたが、これをシールタイマTM
2の常閉タイマ接点TM23に接続する。また、前記第
1の実施の形態では、ケースヒータH2を冷却タイマT
M3の常開タイマ接点TM32に接続していたが、これ
をシールタイマTM2の常開タイマ接点TM22に接続
するように構成したもので、他の構成は前記第1の実施
の形態と同じである。
【0047】従って、本実施形態の真空包装装置5の装
着工程、脱気工程及びヒートシール工程、真空破壊工程
等の動作については、図9の本実施の形態のタイミング
チャートと図4の前記第1の実施の形態のタイミングチ
ャートとの比較から分かるように、シール時からシール
部冷却時を経て大気開放時に移行する工程が異なる。即
ち、前記第1の実施の形態では、シールタイマTM2の
タイムアップによりヒートシール工程が終了すると、 ・常閉タイマ接点TM21オフ→リレーX4消磁→常開
接点X41オフ→シールヒータH1オフ(その発熱作用
停止) ・常開タイマ接点TM22オン→冷却タイマTM3作動 となる。従って、冷却タイマTM3の設定時間(冷却時
間)中はシールヒータH1が発熱停止された状態で、熱
受部材39と熱線部材33とによる袋状包装物8の挟み
付けが行われたまま放置され、ヒートシール部の冷却時
間が確保される。そして、冷却タイマTM3がタイムア
ップすると、 ・常閉タイマ接点TM31オフ→マグネットスイッチM
S消磁→常開接点MS1オフ→真空ポンプ11停止 ・常閉タイマ接点TM31オフ→リレーX1消磁→常閉
接点X12オン→大気開放バルブ13開 ・常開タイマ接点TM32オン→ケースヒータH2通
電、発熱 となり、大気開放が行われる。この開放により、真空チ
ャンバ21内が速やかに大気圧に上昇すると、蓋体9が
開き、熱受部材39と熱線部材33とによる袋状包装物
8の挟み付けが解除される(挟み付け完了)。
【0048】これに対し本第2の実施の形態では、シー
ルタイマTM2のタイムアップによりヒートシール工程
が終了すると、 ・常閉タイマ接点TM21オフ→リレーX4消磁→常開
接点X41オフ→シールヒータH1オフ(その発熱作用
停止) ・常閉タイマ接点TM23オフ→マグネットスイッチM
S消磁→常開接点MS1オフ→真空ポンプ11停止 ・常閉タイマ接点TM23オフ→リレーX1消磁→常閉
接点X12オン→大気開放バルブ13開 となり、大気開放が行われる。然し乍ら本実施の形態で
は、大気開放ラインに所定の空気流通抵抗を持ったキャ
ピラリーチューブ120が設けられているため、大気開
放ラインの空気流通抵抗が大きく、真空チャンバ21内
の圧力は、ヒートシール部が冷却されるのに必要な時間
をかけて大気圧まで上昇される。従って、この間にヒー
トシール部は冷却されるのである。従って、本実施の形
態においては、前記キャピラリーチューブ120が冷却
時間設定手段を構成することになる。また、キャピラリ
ーチューブ120は比較的安価であり、その空気流通抵
抗値を選定することも容易である。尚、大気開放後、蓋
体9が開かれ、袋状包装物8の挟み付けが解除されるの
は前記第1の実施の形態と同じである。
【0049】次に第3の実施の形態について述べる。こ
の第3の実施の形態は、前記第2の実施の形態における
冷却時間設定手段としてのキャピラリーチューブ120
に代わり、図10のごとく大気開放ライン(配管d及び
e)の先端、即ち、配管eの先端に消音のためのサイレ
ンサー130を設けこの空気流通抵抗を所定値にしたも
のである。従って、このサイレンサー130の空気流通
抵抗により、真空チャンバ21内の圧力は、ヒートシー
ル部が冷却されるのに必要な時間をかけて大気圧まで上
昇され、この間にヒートシール部は冷却されるのであ
る。従って、本実施の形態においては、他機能兼用の抵
抗体であるサイレンサー130が冷却時間設定手段を構
成することになる。この場合は、冷却時間設定手段とし
て、空気流通抵抗を所定値に選定することはやや困難で
あるが、専用の装置を必要としないので安価となる。
【0050】次に第4の実施の形態について述べる。こ
の第4の実施の形態は、前記第2の実施の形態における
冷却時間設定手段としてのキャピラリーチューブ120
に代わり、前記脱気口19内に真空ポンプ11への吸い
込み空気中にゴミが紛れ込まないようにするためのフィ
ルタ191を設け、このフィルタ191の空気流通抵抗
を所定値にしたものである。ここで、脱気口19の内部
構造について図11に基づいて説明すると、脱気口19
は、真空包装装置5の本体7上面を下方に貫通する継ぎ
手部192aを有する筺体192の上面を、複数の吸気
口193aを有するカバー193で覆っている。そし
て、該筺体192の内部に鉢を下向けに俯せたような形
状のプレート194を設けている。このプレート194
は上面に、複数の空気連通孔194aが設けられてお
り、またその上面には平板状のフィルタ191が載置固
定されている。また、前記継ぎ手部192aは、配管d
に接続されている。このため、真空引き時においては前
記吸気口193a、フィルタ191、空気連通孔194
aを介して真空チャンバ21内の空気が吸引されること
になる。また、大気開放時には吸気口193a、フィル
タ191、空気連通孔194aを介して大気開放ライン
(配管d及びe)により大気と連通されることになる。
従って、前記フィルタ191の空気流通抵抗を所定値に
選定することにより、真空チャンバ21内の圧力は、ヒ
ートシール部が冷却されるのに必要な時間をかけて大気
圧まで上昇され、この間にヒートシール部は冷却される
のである。また、本実施の形態においては、該フィルタ
191は他機能兼用の抵抗体であって、該他機能兼用の
抵抗体が冷却時間設定手段を構成することになる。また
この場合は、冷却時間設定手段として、空気流通抵抗を
所定値に選定することも容易であり、且つ、専用の装置
を必要としないので安価となる。
【0051】尚、本発明は、次のように変更して具体化
することもできる。 (1) 前記第2の実施の形態において、キャピラリー
チューブ120を他の抵抗体、例えばオリフィス等の抵
抗体とすることができる。 (2) 前記第3及び第4の他機能兼用の抵抗体は、一
例であって、その他にボールバルブ14の空気流通抵抗
を所定の抵抗値に選定することにより、代替させること
もできる。 (3) 前記第2〜第4のごとく大気開放ラインに空気
流通抵抗になるものを設けるのでなく、該大気開放ライ
ンの配管dまたは配管eそのものを細くして、その空気
流通抵抗値を所定値にすることにより、該配管dまたは
配管e自体を冷却時間設定手段とすることができる。こ
の場合は冷却時間設定手段として格別のものを用いない
し、また、配管dまたは配管eのコストも低減可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明によ
れば、冷却時間設定手段により、ヒートシール部が冷却
されてから蓋体開閉機構が作動して蓋体が開放され、熱
線部材と熱線受部との挟み付けが解除され、また、袋状
包装物の取り出しが可能となる。従って、袋状包装物の
ヒートシール部が、熱線部材や熱線受部に付着して変形
あるいは破損したり、取り出し作業時の取り扱いにより
変形あるいは破損したりする虞れが無くなる。
【0053】また、請求項2記載の発明によれば、大気
開放バルブの開放を遅延させるタイマーにより、前記冷
却時間の設定が可能となるので、冷却時間の設定が容易
であり、設計変更時等においては時間の再設定も容易で
ある。
【0054】また、請求項3記載の発明によれば、大気
開放ラインの配管径の選定により、該大気開放ラインの
空気流通抵抗が選定され、前記冷却時間が設定される。
従って、専用の機器を設ける必要がなく、製造コストの
低減に寄与する。
【0055】また、請求項4記載の発明によれば、大気
開放ラインに設けられた抵抗体の空気流通抵抗を所定値
に選定することにより、大気開放ラインの空気流通抵抗
が選定され、前記冷却時間が設定される。また、この抵
抗体を変更することにより大気開放ラインの空気流通抵
抗を変更することができるので、冷却時間の設定、変更
も容易に行うことができる。
【0056】また、請求項5記載の発明によれば、大気
開放ラインに設ける抵抗体をキャピラリーチューブとし
たので、抵抗体のコストを廉価にすることができ、ま
た、空気流通抵抗の設定が容易となる。
【0057】また、請求項6記載の発明によれば、大気
開放ラインに設けられた他機能と兼用の抵抗体の空気流
通抵抗を選定することにより、大気開放ラインの空気流
通抵抗が選定され、前記冷却時間が設定される。従っ
て、専用機器を設ける必要がなく製造コストが節約され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る真空包装装置
の断面図である。
【図2】 図1において、蓋体の開閉に直接関係する部
分のみを取り出して示す図である。
【図3】 図1の真空包装装置に係る空気配管系統図で
ある。
【図4】 図1の真空包装装置に係る運転制御装置の電
気回路図である。
【図5】 図4の運転制御装置による各種機器の動作タ
イミングチャートである。
【図6】 図4の運転制御装置によるホールド・ジャン
プスイッチ制御時の各種機器の動作タイミングチャート
である。
【図7】 本発明の第2の実施形態に係る真空包装装置
の空気配管系統図である。
【図8】 図7の真空包装装置に係る運転制御装置の電
気回路図である。
【図9】 図7の運転制御装置による各種機器の動作タ
イミングチャートである。
【図10】 本発明の第3の実施形態に係る真空包装装
置の空気配管系統図である 。
【図11】 本発明の第4の実施形態に係る真空包装装
置の脱気口の構造図である。
【符号の説明】
5…真空包装装置、7…本体、8…袋状包装物、9…蓋
体、10…被包装物、11…真空ポンプ、12…真空バ
ルブ、13…大気開放バルブ、14…ボールバルブ、1
5…シールバルブ、17…シールシリンダ組立体、18
…真空ゲージ、19…脱気口、21…真空チャンバ、2
7…弾性体、31…減圧室、33…熱線部材、37…ば
ね、39…熱線受部、49…連接棒部材、49a…突出
部、54…開閉スイッチ、120…キャピラリーチュー
ブ、130…サイレンサー、191…フィルタ、a,
b,c,d,e…配管、g…シールバルブの大気開放
口、MS…マグネットスイッチ、MS1…マグネットス
イッチの常開接点、X1、X2,X3,X4…リレー、
X13,X21,X23,X31…リレーの常開接点、
X12,X24,X32…リレーの常閉接点、TM1…
真空タイマ、TM2…シールタイマ、TM3…冷却時間
設定手段としての冷却タイマ、TM11,TM22,T
M32…常開タイマ接点、TM21,TM23,TM3
1…常閉タイマ接点、H1…シールヒータ、S2…ホー
ルド・ジャンプスイッチ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上面を開閉し、閉成時に本体上面と
    の間に真空チャンバーを形成する蓋体と、 前記真空チャンバ内が大気圧以下のときに該真空チャン
    バ内の負圧により前記蓋体を閉成維持し、該真空チャン
    バ内が負圧から大気圧以上になったときに、本体内に装
    着された弾性体の弾性力を利用して前記蓋体を開動作さ
    せるようにした蓋体開閉機構と、 袋状包装物の開口部を熱線受部とシールヒータを添着し
    た熱線部材とで挟み付けてヒートシールするインパルス
    式ヒートシール機構と、 ヒートシール完了後真空チャンバ内を大気に連通させる
    ための大気開放ラインとを有し、 ヒートシール完了時前記大気開放ラインを通じ真空チャ
    ンバを大気に開放し、真空チャンバ内を大気圧に上昇さ
    せることにより、前記蓋体開閉機構を作動させて前記蓋
    体を開放させ、前記熱線受部と熱線部材との挟み付けを
    解除するごとくした真空包装装置において、 ヒートシール完了から前記真空チャンバ内が大気圧に上
    昇するまでの時間を、前記ヒートシール部が所定温度に
    低下するまでの冷却時間とする冷却時間設定手段を具備
    したことを特徴とする真空包装装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却時間設定手段は、前記大気開放
    ラインに大気開放バルブを設けるとともに大気開放バル
    ブの開放を遅延させるタイマーを設け、ヒートシール完
    了時、前記タイマーを作動させて大気開放バルブの開放
    を遅延させることにより、前記冷却時間を設定したこと
    を特徴とする請求項1記載の真空包装装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却時間設定手段は、前記大気開放
    ラインの配管径を細くして空気流通抵抗を大きくし、ヒ
    ートシール完了時大気開放ラインを開放し、前記大気開
    放ラインの空気流通抵抗により前記冷却時間を設定する
    ごとくしたことを特徴とする請求項1記載の真空包装装
    置。
  4. 【請求項4】 前記冷却時間設定手段は、前記大気開放
    ライン中に抵抗体を設けて空気流通抵抗を大きくし、ヒ
    ートシール完了時大気開放ラインを開放し、前記大気開
    放ラインに設けた抵抗体の空気流通抵抗により前記冷却
    時間を設定するごとくしたことを特徴とする請求項1記
    載の真空包装装置。
  5. 【請求項5】 前記抵抗体をキャピラリーチューブとし
    たことを特徴とする請求項4記載の真空包装装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却時間設定手段は、前記大気開放
    ライン中にサイレンサ、ボールバルブ、フィルタ等の他
    機能兼用抵抗体を設けて空気流通抵抗を大きくし、ヒー
    トシール完了時大気開放ラインを開放し、前記大気開放
    ラインに設けた他機能兼用抵抗体の空気流通抵抗により
    前記冷却時間を設定するごとくしたことを特徴とする請
    求項1記載の真空包装装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8915049B2 (en) * 2008-04-18 2014-12-23 Multivac Sepp Haggenmueller Gmbh & Co. Kg Packaging machine and method for packaging of products in bags
CN108639474A (zh) * 2018-05-22 2018-10-12 常州雁衡智能科技有限公司 全自动包装袋生产线及生产工艺

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