JPH1022856A - 放送受信機 - Google Patents
放送受信機Info
- Publication number
- JPH1022856A JPH1022856A JP17116596A JP17116596A JPH1022856A JP H1022856 A JPH1022856 A JP H1022856A JP 17116596 A JP17116596 A JP 17116596A JP 17116596 A JP17116596 A JP 17116596A JP H1022856 A JPH1022856 A JP H1022856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- audio
- signal
- television
- broadcast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テレビジョンチューナ２が出力した音声第１
中間周波信号の周波数変換を、安価に、比較的簡単な構
成によって実現する放送受信機を提供する。 【解決手段】 受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ２
と、音声第１中間周波数信号を音声第２中間周波数信号
に周波数変換する第１周波数変換器７と、受信したＦＭ
ラジオ放送を第２周波数変換器１ｂによってＦＭ中間周
波数信号に周波数変換するＦＭチューナ１とを備え、第
１周波数変換器７を構成する局部発振器７ｂと第２周波
数変換器１ｂを構成する局部発振器１ｄとを共通の位相
制御ループ１ｅによって周波数制御している。
中間周波信号の周波数変換を、安価に、比較的簡単な構
成によって実現する放送受信機を提供する。 【解決手段】 受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ２
と、音声第１中間周波数信号を音声第２中間周波数信号
に周波数変換する第１周波数変換器７と、受信したＦＭ
ラジオ放送を第２周波数変換器１ｂによってＦＭ中間周
波数信号に周波数変換するＦＭチューナ１とを備え、第
１周波数変換器７を構成する局部発振器７ｂと第２周波
数変換器１ｂを構成する局部発振器１ｄとを共通の位相
制御ループ１ｅによって周波数制御している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送受信機に係わ
り、特に、テレビジョン放送をテレビジョンチューナで
受信するとともに、ＦＭラジオ放送をＦＭチューナで受
信し、双方の音声信号を共通の再生段を用いて選択的に
再生する放送受信機に関する。
り、特に、テレビジョン放送をテレビジョンチューナで
受信するとともに、ＦＭラジオ放送をＦＭチューナで受
信し、双方の音声信号を共通の再生段を用いて選択的に
再生する放送受信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＦＭ放送を受信するとともに、テ
レビジョン放送の音声信号を受信する放送受信機におい
ては、ＦＭラジオ放送をＦＭチューナによって、テレビ
ジョン放送の音声信号をテレビジョンチューナによって
個別に受信し、これらのチューナによって受信された音
声信号に対して復調及び増幅等の処理を行い、共通のス
ピーカ等から放声するようにしているものである。
レビジョン放送の音声信号を受信する放送受信機におい
ては、ＦＭラジオ放送をＦＭチューナによって、テレビ
ジョン放送の音声信号をテレビジョンチューナによって
個別に受信し、これらのチューナによって受信された音
声信号に対して復調及び増幅等の処理を行い、共通のス
ピーカ等から放声するようにしているものである。
【０００３】図４は、かかる従来の放送受信機の一例を
示すブロック構成図である。
示すブロック構成図である。
【０００４】図４に示されるように、放送受信機は、Ｆ
Ｍラジオ放送受信アンテナに接続されたＦＭチューナ４
１と、テレビジョン放送受信アンテナに接続されたテレ
ビジョンチューナ４２と、ＦＭチューナ４１の出力に接
続されたＦＭ検波回路４３と、ＦＭ検波回路４３の出力
に接続されたステレオ復調回路４４と、ステレオ復調回
路４４及び後述する多重復調回路４９の各出力に接続さ
れた増幅回路４５と、増幅回路４５の出力に接続された
スピーカ４６と、テレビジョンチューナ４２の出力に接
続されたテレビジョン音声信号周波数変換器４７と、テ
レビジョン音声信号周波数変換器４７の出力に接続され
たテレビジョン音声信号検波回路４８と、テレビジョン
音声信号検波回路４８の出力に接続された多重復調回路
４９と、テレビジョンチューナ４２の出力に接続された
映像信号回路５０と、映像信号回路５０に接続された表
示部５１とからなっている。
Ｍラジオ放送受信アンテナに接続されたＦＭチューナ４
１と、テレビジョン放送受信アンテナに接続されたテレ
ビジョンチューナ４２と、ＦＭチューナ４１の出力に接
続されたＦＭ検波回路４３と、ＦＭ検波回路４３の出力
に接続されたステレオ復調回路４４と、ステレオ復調回
路４４及び後述する多重復調回路４９の各出力に接続さ
れた増幅回路４５と、増幅回路４５の出力に接続された
スピーカ４６と、テレビジョンチューナ４２の出力に接
続されたテレビジョン音声信号周波数変換器４７と、テ
レビジョン音声信号周波数変換器４７の出力に接続され
たテレビジョン音声信号検波回路４８と、テレビジョン
音声信号検波回路４８の出力に接続された多重復調回路
４９と、テレビジョンチューナ４２の出力に接続された
映像信号回路５０と、映像信号回路５０に接続された表
示部５１とからなっている。
【０００５】この場合、ＦＭチューナ４１は、ＦＭ同調
回路４１ａと、周波数混合器４１ｃと、局部発振器４１
ｄと、位相制御ループ４１ｅからなる周波数変換器４１
ｂとを備え、図４に示すように接続されている。テレビ
ジョン音声信号周波数変換器４７は、周波数混合器４７
ａと、局部発振器４７ｂと、局部発振器４７ｂの発振周
波数を規定する水晶振動子４７ｃとからなり、図４に示
すように接続されている。
回路４１ａと、周波数混合器４１ｃと、局部発振器４１
ｄと、位相制御ループ４１ｅからなる周波数変換器４１
ｂとを備え、図４に示すように接続されている。テレビ
ジョン音声信号周波数変換器４７は、周波数混合器４７
ａと、局部発振器４７ｂと、局部発振器４７ｂの発振周
波数を規定する水晶振動子４７ｃとからなり、図４に示
すように接続されている。
【０００６】図４に示された放送受信機は、概略、次の
ように動作する。
ように動作する。
【０００７】ＦＭラジオ放送の受信時に、ＦＭ同調回路
４１ａで受信されたＦＭラジオ放送信号は、周波数変換
器４１ｂによって周波数変換され、１０．７ＭＨｚのＦ
Ｍ中間周波数信号として出力される。このＦＭ中間周波
数信号は、ＦＭ検波回路４３によって検波され、ステレ
オ復調回路４４によってステレオ音声信号に復調され
る。次いで、ステレオ音声信号は、増幅回路４５によっ
て増幅され、スピーカ４６から放声される。
４１ａで受信されたＦＭラジオ放送信号は、周波数変換
器４１ｂによって周波数変換され、１０．７ＭＨｚのＦ
Ｍ中間周波数信号として出力される。このＦＭ中間周波
数信号は、ＦＭ検波回路４３によって検波され、ステレ
オ復調回路４４によってステレオ音声信号に復調され
る。次いで、ステレオ音声信号は、増幅回路４５によっ
て増幅され、スピーカ４６から放声される。
【０００８】一方、テレビジョン放送の受信時に、テレ
ビジョンチューナ４２で受信されたテレビジョン放送の
音声信号は、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信
号として取り出され、テレビジョン音声信号周波数変換
器４７によって周波数変換され、１０．７ＭＨｚの音声
第２中間周波数信号として出力される。この音声第２中
間周波数信号は、音声検波回路４８によって検波され、
多重復調回路４９によってテレビジョン音声信号に復調
される。次いで、テレビジョン音声信号は、ＦＭステレ
オ音声信号と同様に増幅回路４５によって増幅され、ス
ピーカ４６から放声される。
ビジョンチューナ４２で受信されたテレビジョン放送の
音声信号は、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信
号として取り出され、テレビジョン音声信号周波数変換
器４７によって周波数変換され、１０．７ＭＨｚの音声
第２中間周波数信号として出力される。この音声第２中
間周波数信号は、音声検波回路４８によって検波され、
多重復調回路４９によってテレビジョン音声信号に復調
される。次いで、テレビジョン音声信号は、ＦＭステレ
オ音声信号と同様に増幅回路４５によって増幅され、ス
ピーカ４６から放声される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の放送受信機
においては、テレビジョン音声信号周波数変換器４７に
より、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信号を１
０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号に周波数変換す
る際に、局部発振器４７ｂの発振周波数を規定するため
に、テレビジョン音声信号周波数変換器４７に比較的高
価な水晶振動子４７ｃを用いていることから、テレビジ
ョン音声信号周波数変換器４７の製造コストが上昇し、
ひいては、放送受信機の製造コストが上昇してしまうと
いう問題を有している。
においては、テレビジョン音声信号周波数変換器４７に
より、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信号を１
０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号に周波数変換す
る際に、局部発振器４７ｂの発振周波数を規定するため
に、テレビジョン音声信号周波数変換器４７に比較的高
価な水晶振動子４７ｃを用いていることから、テレビジ
ョン音声信号周波数変換器４７の製造コストが上昇し、
ひいては、放送受信機の製造コストが上昇してしまうと
いう問題を有している。
【００１０】本発明は、かかる問題点を解決するもの
で、その目的は、テレビジョンチューナから出力される
音声第１中間周波数信号に対する周波数変換を、安価
に、かつ、比較的簡単な構成によって実現する放送受信
機を提供することにある。
で、その目的は、テレビジョンチューナから出力される
音声第１中間周波数信号に対する周波数変換を、安価
に、かつ、比較的簡単な構成によって実現する放送受信
機を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の放送受信機は、テレビジョンチューナから
出力されるテレビジョン放送の音声第１中間周波数信号
を音声第２中間周波数信号に周波数変換する場合に、Ｆ
Ｍラジオ放送信号を周波数変換する周波数変換器の一部
（ＰＬＬだけ）または全部を兼用するようにした手段を
具備している。
に、本発明の放送受信機は、テレビジョンチューナから
出力されるテレビジョン放送の音声第１中間周波数信号
を音声第２中間周波数信号に周波数変換する場合に、Ｆ
Ｍラジオ放送信号を周波数変換する周波数変換器の一部
（ＰＬＬだけ）または全部を兼用するようにした手段を
具備している。
【００１２】かかる手段を採用すれば、音声第１中間周
波数信号を音声第２中間周波数信号に周波数変換する場
合に、周波数変換器に比較的高価な水晶振動子を用いる
必要がないので、周波数変換器、即ち、放送受信機の製
造コストが安価になり、また、周波数変換器の兼用によ
って放送受信機の回路構成が簡単になる。
波数信号を音声第２中間周波数信号に周波数変換する場
合に、周波数変換器に比較的高価な水晶振動子を用いる
必要がないので、周波数変換器、即ち、放送受信機の製
造コストが安価になり、また、周波数変換器の兼用によ
って放送受信機の回路構成が簡単になる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の１つの実施の形態におい
て、放送受信機は、受信したテレビジョン放送を音声第
１中間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチュー
ナと、音声第１中間周波数信号を音声第２中間周波数信
号に周波数変換する第１周波数変換器と、受信したＦＭ
ラジオ放送を第２周波数変換器によってＦＭ中間周波数
信号に周波数変換するＦＭチューナとを備え、第１周波
数変換器を構成する第１局部発振器と第２周波数変換器
を構成する第２局部発振器とを共通の位相制御ループに
よって周波数制御するものである。
て、放送受信機は、受信したテレビジョン放送を音声第
１中間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチュー
ナと、音声第１中間周波数信号を音声第２中間周波数信
号に周波数変換する第１周波数変換器と、受信したＦＭ
ラジオ放送を第２周波数変換器によってＦＭ中間周波数
信号に周波数変換するＦＭチューナとを備え、第１周波
数変換器を構成する第１局部発振器と第２周波数変換器
を構成する第２局部発振器とを共通の位相制御ループに
よって周波数制御するものである。
【００１４】また、本発明の他の実施の形態において、
放送受信機は、受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ
と、受信したＦＭラジオ放送を周波数変換器によってＦ
Ｍ中間周波数信号に周波数変換するＦＭチューナとを備
え、テレビジョン放送を受信する場合に音声第１中間周
波数信号を選択的に前記周波数変換器に供給し、そこで
音声第２中間周波数信号に周波数変換するものである。
放送受信機は、受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ
と、受信したＦＭラジオ放送を周波数変換器によってＦ
Ｍ中間周波数信号に周波数変換するＦＭチューナとを備
え、テレビジョン放送を受信する場合に音声第１中間周
波数信号を選択的に前記周波数変換器に供給し、そこで
音声第２中間周波数信号に周波数変換するものである。
【００１５】他の実施の形態における好適例として、周
波数変換器は、位相制御ループによって周波数制御され
る局部発振器を備え、局部発振器は、テレビジョン放送
を受信する場合に音声第１中間周波数信号よりも高い周
波数の局部発振信号を出力するものである。
波数変換器は、位相制御ループによって周波数制御され
る局部発振器を備え、局部発振器は、テレビジョン放送
を受信する場合に音声第１中間周波数信号よりも高い周
波数の局部発振信号を出力するものである。
【００１６】本発明の１つの実施の形態によれば、第１
周波数変換器を構成する第１局部発振器と第２周波数変
換器を構成する第２局部発振器とを共通の位相制御ルー
プによって周波数制御するようにしているので、第１局
部発振器の発振周波数を安定化するために水晶振動子を
用いる必要がなく、その結果、第１周波数変換器の製造
コスト、即ち、放送受信機の製造コストを安価にするこ
とができる。
周波数変換器を構成する第１局部発振器と第２周波数変
換器を構成する第２局部発振器とを共通の位相制御ルー
プによって周波数制御するようにしているので、第１局
部発振器の発振周波数を安定化するために水晶振動子を
用いる必要がなく、その結果、第１周波数変換器の製造
コスト、即ち、放送受信機の製造コストを安価にするこ
とができる。
【００１７】また、本発明の他の実施の形態によれば、
前記の実施の形態における第１周波数変換器の全部を第
２周波数変換器と兼用するようにしているので、第１周
波数変換器を別途設ける必要がなくなり、その結果、第
１周波数変換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製造
コストを大幅に安くできるだけでなく、放送受信機の回
路構成を著しく簡単にすることができる。
前記の実施の形態における第１周波数変換器の全部を第
２周波数変換器と兼用するようにしているので、第１周
波数変換器を別途設ける必要がなくなり、その結果、第
１周波数変換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製造
コストを大幅に安くできるだけでなく、放送受信機の回
路構成を著しく簡単にすることができる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１９】図１は、本発明による放送受信機の第１の
実施例を示すブロック構成図である。
実施例を示すブロック構成図である。
【００２０】図１に示されるように、放送受信機は、Ｆ
Ｍ放送受信アンテナに接続されたＦＭチューナ１と、テ
レビジョン放送受信アンテナに接続されたテレビジョン
チューナ２と、ＦＭチューナ１の出力に接続されたＦＭ
検波回路３と、ＦＭ検波回路３の出力に接続されたステ
レオ復調回路４と、ステレオ復調回路４及び後述する多
重復調回路９の各出力に接続された増幅回路５と、増幅
回路５の出力に接続されたスピーカ６と、テレビジョン
チューナ２の出力に接続されたテレビジョン音声信号周
波数変換器７と、テレビジョン音声信号周波数変換器７
の出力に接続された音声検波回路８と、音声検波回路８
の出力に接続された多重復調回路９とからなっており、
テレビジョンチューナ２の出力に接続される映像信号回
路及び表示部の図示を省略している。
Ｍ放送受信アンテナに接続されたＦＭチューナ１と、テ
レビジョン放送受信アンテナに接続されたテレビジョン
チューナ２と、ＦＭチューナ１の出力に接続されたＦＭ
検波回路３と、ＦＭ検波回路３の出力に接続されたステ
レオ復調回路４と、ステレオ復調回路４及び後述する多
重復調回路９の各出力に接続された増幅回路５と、増幅
回路５の出力に接続されたスピーカ６と、テレビジョン
チューナ２の出力に接続されたテレビジョン音声信号周
波数変換器７と、テレビジョン音声信号周波数変換器７
の出力に接続された音声検波回路８と、音声検波回路８
の出力に接続された多重復調回路９とからなっており、
テレビジョンチューナ２の出力に接続される映像信号回
路及び表示部の図示を省略している。
【００２１】また、ＦＭチューナ１は、ＦＭ同調回路１
ａと、周波数混合器１ｃと、局部発振器１ｄと、位相制
御ループ１ｅからなる周波数変換器１ｂとを備え、周波
数混合器１ｃと局部発振器１ｄとが接続され、局部発振
器１ｄと位相制御ループ１ｅとがループ状に接続されて
いる。テレビジョン音声信号周波数変換器７は、周波数
混合器７ａと、局部発振器７ｂとを備え、周波数混合器
７ａと局部発振器７ｂとが接続され、局部発振器７ｂと
位相制御ループ１ｅとがループ状に接続されている。そ
して、位相制御ループ１ｅは、周波数混合器１ｃの局部
発振器１ｄとテレビジョン音声信号周波数変換器７の局
部発振器７ｂとの間で兼用されるように構成されてい
る。
ａと、周波数混合器１ｃと、局部発振器１ｄと、位相制
御ループ１ｅからなる周波数変換器１ｂとを備え、周波
数混合器１ｃと局部発振器１ｄとが接続され、局部発振
器１ｄと位相制御ループ１ｅとがループ状に接続されて
いる。テレビジョン音声信号周波数変換器７は、周波数
混合器７ａと、局部発振器７ｂとを備え、周波数混合器
７ａと局部発振器７ｂとが接続され、局部発振器７ｂと
位相制御ループ１ｅとがループ状に接続されている。そ
して、位相制御ループ１ｅは、周波数混合器１ｃの局部
発振器１ｄとテレビジョン音声信号周波数変換器７の局
部発振器７ｂとの間で兼用されるように構成されてい
る。
【００２２】図１に示された第１の実施例の放送受信機
は、次のように動作する。
は、次のように動作する。
【００２３】ＦＭラジオ放送の受信時において、ＦＭ同
調回路１ａで受信されたＦＭラジオ放送は、周波数変換
器１ｂによって周波数変換され、１０．７ＭＨｚのＦＭ
中間周波数信号として出力される。このＦＭ中間周波数
信号は、ＦＭ検波回路３によって検波され、ステレオ復
調回路４によってＦＭステレオ音声信号に復調される。
次いで、ＦＭステレオ音声信号は、増幅回路５によって
増幅され、スピーカ６から放声される。
調回路１ａで受信されたＦＭラジオ放送は、周波数変換
器１ｂによって周波数変換され、１０．７ＭＨｚのＦＭ
中間周波数信号として出力される。このＦＭ中間周波数
信号は、ＦＭ検波回路３によって検波され、ステレオ復
調回路４によってＦＭステレオ音声信号に復調される。
次いで、ＦＭステレオ音声信号は、増幅回路５によって
増幅され、スピーカ６から放声される。
【００２４】一方、テレビジョン放送の受信時におい
て、テレビジョンチューナ２で受信されたテレビジョン
放送の音声信号は、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周
波数信号として取り出され、テレビジョン音声信号周波
数変換器７によって周波数変換されて、１０．７ＭＨｚ
の音声第２中間周波数信号として出力される。この音声
第２中間周波数信号は、音声検波回路８によって検波さ
れ、多重復調回路９によってテレビジョン音声信号に復
調される。次いで、テレビジョン音声信号は、ＦＭステ
レオ音声信号と同様に増幅回路５によって増幅され、ス
ピーカ６から放声される。
て、テレビジョンチューナ２で受信されたテレビジョン
放送の音声信号は、５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周
波数信号として取り出され、テレビジョン音声信号周波
数変換器７によって周波数変換されて、１０．７ＭＨｚ
の音声第２中間周波数信号として出力される。この音声
第２中間周波数信号は、音声検波回路８によって検波さ
れ、多重復調回路９によってテレビジョン音声信号に復
調される。次いで、テレビジョン音声信号は、ＦＭステ
レオ音声信号と同様に増幅回路５によって増幅され、ス
ピーカ６から放声される。
【００２５】ここで、図２は、主要国におけるＦＭラジ
オ放送信号やテレビジョン放送信号等、各種の周波数の
関係を示す説明図である。
オ放送信号やテレビジョン放送信号等、各種の周波数の
関係を示す説明図である。
【００２６】まず、この第１の実施例の放送受信機を日
本で適用する場合について述べる。
本で適用する場合について述べる。
【００２７】周波数が７６ＭＨｚ乃至９０ＭＨｚ帯のＦ
Ｍラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相制
御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御によ
り、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、７６ＭＨｚ乃
至９０ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨｚだけ
低い６５．３ＭＨｚ乃至７９．３ＭＨｚの下側局部発振
信号を発生させる。このとき、周波数混合器１ｃにおい
ては、ＦＭ同調回路１ａから供給される７６ＭＨｚ乃至
９０ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１ｄが発生し
た局部発振信号とが混合され、その出力に１０．７ＭＨ
ｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
Ｍラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相制
御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御によ
り、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、７６ＭＨｚ乃
至９０ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨｚだけ
低い６５．３ＭＨｚ乃至７９．３ＭＨｚの下側局部発振
信号を発生させる。このとき、周波数混合器１ｃにおい
ては、ＦＭ同調回路１ａから供給される７６ＭＨｚ乃至
９０ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１ｄが発生し
た局部発振信号とが混合され、その出力に１０．７ＭＨ
ｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
【００２８】一方、周波数が９０ＭＨｚ乃至１０８ＭＨ
ｚ及び１７０ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受
信する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジ
ョン受信信号をを５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波
数信号に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御に
より、局部発振器７ｂにおいて、５４．２５ＭＨｚより
も音声第２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い６４．９
５ＭＨｚの上側局部発振信号を発生させる。このとき、
周波数混合器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２
から供給される音声第１中間周波数信号と、局部発振器
７ｂから供給される上側局部発振信号とが混合され、そ
の出力に１０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出
力される。
ｚ及び１７０ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受
信する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジ
ョン受信信号をを５４．２５ＭＨｚの音声第１中間周波
数信号に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御に
より、局部発振器７ｂにおいて、５４．２５ＭＨｚより
も音声第２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い６４．９
５ＭＨｚの上側局部発振信号を発生させる。このとき、
周波数混合器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２
から供給される音声第１中間周波数信号と、局部発振器
７ｂから供給される上側局部発振信号とが混合され、そ
の出力に１０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出
力される。
【００２９】次に、この第１の実施例の放送受信機を米
国で適用する場合について述べる。
国で適用する場合について述べる。
【００３０】周波数が８８ＭＨｚ乃至１０８ＭＨｚ帯の
ＦＭラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相
制御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御に
より、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、８８ＭＨｚ
乃至１０８ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨｚ
だけ高い９８．７ＭＨｚ乃至１１８．７ＭＨｚの上側局
部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合器１ｃ
においては、ＦＭ同調回路１ａから供給される８８ＭＨ
ｚ乃至１０８ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１ｄ
が発生した局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
ＦＭラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相
制御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御に
より、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、８８ＭＨｚ
乃至１０８ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨｚ
だけ高い９８．７ＭＨｚ乃至１１８．７ＭＨｚの上側局
部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合器１ｃ
においては、ＦＭ同調回路１ａから供給される８８ＭＨ
ｚ乃至１０８ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１ｄ
が発生した局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
【００３１】また、周波数が５４ＭＨｚ乃至８８ＭＨｚ
及び１７４ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受信
する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジョ
ン受信信号を４９．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信
号に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御によ
り、局部発振器７ｂにおいて、４９．２５ＭＨｚよりも
音声第２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い５９．９５
ＭＨｚの上側局部発振信号を発生させる。このとき、周
波数混合器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２か
ら供給される音声第１中間周波数信号と、局部発振器７
ｂから供給される上側局部発振信号とが混合され、その
出力に１０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出力
される。
及び１７４ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受信
する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジョ
ン受信信号を４９．２５ＭＨｚの音声第１中間周波数信
号に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御によ
り、局部発振器７ｂにおいて、４９．２５ＭＨｚよりも
音声第２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い５９．９５
ＭＨｚの上側局部発振信号を発生させる。このとき、周
波数混合器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２か
ら供給される音声第１中間周波数信号と、局部発振器７
ｂから供給される上側局部発振信号とが混合され、その
出力に１０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出力
される。
【００３２】続いて、この第１の実施例の放送受信機を
欧州で適用する場合について述べる。
欧州で適用する場合について述べる。
【００３３】周波数が８８ＭＨｚ乃至１０８ＭＨｚ帯の
ＦＭラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相
制御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御に
よって、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、８８ＭＨ
ｚ乃至１０８ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨ
ｚだけ高い９８．７ＭＨｚ乃至１１８．７ＭＨｚの上側
局部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合器１
ｃにおいては、ＦＭ同調回路１ａから供給される８８Ｍ
Ｈｚ乃至１０８ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１
ｄが発生した局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
ＦＭラジオ放送を受信する際は、所望の選局信号を位相
制御ループ１ｅに供給し、位相制御ループ１ｅの制御に
よって、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、８８ＭＨ
ｚ乃至１０８ＭＨｚよりもＦＭ中間周波数１０．７ＭＨ
ｚだけ高い９８．７ＭＨｚ乃至１１８．７ＭＨｚの上側
局部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合器１
ｃにおいては、ＦＭ同調回路１ａから供給される８８Ｍ
Ｈｚ乃至１０８ＭＨｚのＦＭ受信信号と、局部発振器１
ｄが発生した局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚのＦＭ中間周波数信号が出力される。
【００３４】また、周波数が４４ＭＨｚ乃至６８ＭＨｚ
及び１７４ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受信
する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジョ
ン受信信号を３３．４ＭＨｚの音声第１中間周波数信号
に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御により、
局部発振器７ｂにおいて、３３．４ＭＨｚよりも音声第
２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い４４．１ＭＨｚの
上側局部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合
器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２から供給さ
れる音声第１中間周波数信号と、局部発振器７ｂから供
給される上側局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出力される。
及び１７４ＭＨｚ以上の帯域のテレビジョン放送を受信
する際は、テレビジョンチューナ２においてテレビジョ
ン受信信号を３３．４ＭＨｚの音声第１中間周波数信号
に変換し、次いで、位相制御ループ１ｅの制御により、
局部発振器７ｂにおいて、３３．４ＭＨｚよりも音声第
２中間周波数１０．７ＭＨｚだけ高い４４．１ＭＨｚの
上側局部発振信号を発生させる。このとき、周波数混合
器７ａにおいては、テレビジョンチューナ２から供給さ
れる音声第１中間周波数信号と、局部発振器７ｂから供
給される上側局部発振信号とが混合され、その出力に１
０．７ＭＨｚの音声第２中間周波数信号が出力される。
【００３５】以上のように、第１の実施例の放送受信機
は、ＦＭチューナ１で受信するＦＭラジオ放送の周波数
に応じて、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、ＦＭラ
ジオ放送の周波数に対して選択的に上側発振周波数また
は下側発振周波数になるように設定すれば、イメージ妨
害を最小にした状態で多くの国のＦＭ放送信号及びテレ
ビジョン放送信号を受信することが可能になる。
は、ＦＭチューナ１で受信するＦＭラジオ放送の周波数
に応じて、局部発振器１ｄの局部発振周波数を、ＦＭラ
ジオ放送の周波数に対して選択的に上側発振周波数また
は下側発振周波数になるように設定すれば、イメージ妨
害を最小にした状態で多くの国のＦＭ放送信号及びテレ
ビジョン放送信号を受信することが可能になる。
【００３６】そして、第１の実施例の放送受信機によれ
ば、テレビジョンチューナ２から出力された音声第１中
間周波数信号を音声第２中間周波数信号に変換するテレ
ビジョン音声信号周波数変換器７において、局部発振器
７ｂの発振周波数を安定化するため、水晶振動子を用い
る代わりに、ＦＭチューナ１の周波数変換器１ｂに用い
ている位相制御ループ１ｅを兼用しているので、テレビ
ジョン音声信号周波数変換器７の製造コスト、即ち、放
送受信機の製造コストを安価にすることができる。
ば、テレビジョンチューナ２から出力された音声第１中
間周波数信号を音声第２中間周波数信号に変換するテレ
ビジョン音声信号周波数変換器７において、局部発振器
７ｂの発振周波数を安定化するため、水晶振動子を用い
る代わりに、ＦＭチューナ１の周波数変換器１ｂに用い
ている位相制御ループ１ｅを兼用しているので、テレビ
ジョン音声信号周波数変換器７の製造コスト、即ち、放
送受信機の製造コストを安価にすることができる。
【００３７】次に、図３は、本発明による放送受信機の
第２の実施例を示すブロック構成図である。
第２の実施例を示すブロック構成図である。
【００３８】図３において、図１に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【００３９】第２の実施例と第１の実施例との構成の違
いは、テレビジョン音声信号周波数変換器７の構成に関
して、第１の実施例がテレビジョン音声信号周波数変換
器７の一部の構成、即ち、位相制御ループ１ｅを周波数
変換器１ｂ側のものと兼用しているのに対し、第２実施
例がテレビジョン音声信号周波数変換器７の全部の構
成、即ち、周波数混合器１ｃ、局部発振器１ｄ、位相制
御ループ１ｅを周波数変換器１ｂ側のものと兼用してい
る点、第１の実施例がテレビジョン音声信号周波数変換
器７の出力側に音声検波回路８や多重復調回路９を接続
配置しているのに対し、第２の実施例がテレビジョンチ
ューナ２の出力と周波数混合器１ｃの入力との間にバッ
ファ増幅器１０を接続配置し、周波数変換器１ｂの出力
側に音声検波回路８や多重復調回路９を含む音声第２中
間周波数信号処理回路１１を接続配置している点だけで
あって、その他に、第１の実施例と第２の実施例との間
に構成上の違いはない。
いは、テレビジョン音声信号周波数変換器７の構成に関
して、第１の実施例がテレビジョン音声信号周波数変換
器７の一部の構成、即ち、位相制御ループ１ｅを周波数
変換器１ｂ側のものと兼用しているのに対し、第２実施
例がテレビジョン音声信号周波数変換器７の全部の構
成、即ち、周波数混合器１ｃ、局部発振器１ｄ、位相制
御ループ１ｅを周波数変換器１ｂ側のものと兼用してい
る点、第１の実施例がテレビジョン音声信号周波数変換
器７の出力側に音声検波回路８や多重復調回路９を接続
配置しているのに対し、第２の実施例がテレビジョンチ
ューナ２の出力と周波数混合器１ｃの入力との間にバッ
ファ増幅器１０を接続配置し、周波数変換器１ｂの出力
側に音声検波回路８や多重復調回路９を含む音声第２中
間周波数信号処理回路１１を接続配置している点だけで
あって、その他に、第１の実施例と第２の実施例との間
に構成上の違いはない。
【００４０】また、第２実施例の動作は、テレビジョン
放送を受信する時に、第１の実施例のテレビジョン音声
信号周波数変換器７で行われる音声第１中間周波数信号
から音声第２中間周波数信号への周波数変換動作が全て
ＦＭチューナ１側の周波数変換器１ｂで行われる点、周
波数変換器１ｂから出力された音声第２中間周波数信号
の音声信号に対する検波及び多重復調が音声中間周波数
信号処理回路１１で行われる点だけであって、その他の
動作は、殆んど第１の実施例の動作と同じである。
放送を受信する時に、第１の実施例のテレビジョン音声
信号周波数変換器７で行われる音声第１中間周波数信号
から音声第２中間周波数信号への周波数変換動作が全て
ＦＭチューナ１側の周波数変換器１ｂで行われる点、周
波数変換器１ｂから出力された音声第２中間周波数信号
の音声信号に対する検波及び多重復調が音声中間周波数
信号処理回路１１で行われる点だけであって、その他の
動作は、殆んど第１の実施例の動作と同じである。
【００４１】このように、第２の実施例の放送受信機に
よれば、テレビジョンチューナ２から出力された音声第
１中間周波数信号を音声第２中間周波数信号に周波数変
換するテレビジョン音声信号周波数変換器に、ＦＭチュ
ーナ１の周波数変換器１ｂを兼用しているので、テレビ
ジョン音声信号周波数変換器７の製造コスト、即ち、放
送受信機の製造コストを安価にすることができるだけな
く、放送受信機の回路構成を著しく簡単なものにするこ
とができる。
よれば、テレビジョンチューナ２から出力された音声第
１中間周波数信号を音声第２中間周波数信号に周波数変
換するテレビジョン音声信号周波数変換器に、ＦＭチュ
ーナ１の周波数変換器１ｂを兼用しているので、テレビ
ジョン音声信号周波数変換器７の製造コスト、即ち、放
送受信機の製造コストを安価にすることができるだけな
く、放送受信機の回路構成を著しく簡単なものにするこ
とができる。
【００４２】
【発明の効果】以上のように、請求項１に記載の発明に
よれば、テレビジョンチューナから出力された音声第１
中間周波数信号を第１周波数変換器によって音声第２中
間周波数信号に周波数変換する際に、第１周波数変換器
を構成する第１局部発振器の発振周波数を安定化するた
め、ＦＭチューナ内の第２周波数変換器を構成する第２
局部発振器を制御するための位相制御ループを兼用して
いるので、第１局部発振器の発振周波数安定化のため
に、水晶振動子を用いる必要がなくなり、第１周波数変
換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製造コストを安
価にできるという効果がある。
よれば、テレビジョンチューナから出力された音声第１
中間周波数信号を第１周波数変換器によって音声第２中
間周波数信号に周波数変換する際に、第１周波数変換器
を構成する第１局部発振器の発振周波数を安定化するた
め、ＦＭチューナ内の第２周波数変換器を構成する第２
局部発振器を制御するための位相制御ループを兼用して
いるので、第１局部発振器の発振周波数安定化のため
に、水晶振動子を用いる必要がなくなり、第１周波数変
換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製造コストを安
価にできるという効果がある。
【００４３】また、請求項２に記載の発明によれば、テ
レビジョンチューナから出力された音声第１中間周波数
信号を音声第２中間周波数信号に周波数変換する際に、
ＦＭチューナ内の周波数変換器を兼用するようにしてい
るので、専用の周波数変換器を別途設ける必要がなくな
り、周波数変換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製
造コストを大幅に安くできるだけでなく、放送受信機の
回路構成を著しく簡単にすることができるという効果が
ある。
レビジョンチューナから出力された音声第１中間周波数
信号を音声第２中間周波数信号に周波数変換する際に、
ＦＭチューナ内の周波数変換器を兼用するようにしてい
るので、専用の周波数変換器を別途設ける必要がなくな
り、周波数変換器の製造コスト、即ち、放送受信機の製
造コストを大幅に安くできるだけでなく、放送受信機の
回路構成を著しく簡単にすることができるという効果が
ある。
【図１】本発明による放送受信機の第１の実施例を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図２】主要国のＴＶ放送及びＦＭラジオ放送の周波数
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図３】本発明による放送受信機の第２の実施例を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図４】従来の放送受信機の一例を示すブロック構成図
である。
である。
１ ＦＭチューナ １ａ ＦＭ同調回路 １ｂ 周波数変換器（第２周波数変換器） １ｃ 周波数混合器 １ｄ 局部発振器 １ｅ 位相制御ループ ２ テレビジョンチューナ ７ テレビジョン音声信号周波数変換器（第１周波数変
換器） ７ａ 周波数混合器 ７ｂ 局部発振器
換器） ７ａ 周波数混合器 ７ｂ 局部発振器
Claims (3)
- 【請求項１】 受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ
と、前記音声第１中間周波数信号を音声第２中間周波数
信号に周波数変換する第１周波数変換器と、受信したＦ
Ｍラジオ放送を第２周波数変換器によってＦＭ中間周波
数信号に周波数変換するＦＭチューナとを備え、前記第
１周波数変換器を構成する第１局部発振器と前記第２周
波数変換器を構成する第２局部発振器とを共通の位相制
御ループによって周波数制御することを特徴とする放送
受信機。 - 【請求項２】 受信したテレビジョン放送を音声第１中
間周波数信号に周波数変換するテレビジョンチューナ
と、受信したＦＭラジオ放送を周波数変換器によってＦ
Ｍ中間周波数信号に周波数変換するＦＭチューナとを備
え、テレビジョン放送を受信する場合に、前記音声第１
中間周波数信号を選択的に前記周波数変換器に供給して
音声第２中間周波数信号に周波数変換することを特徴と
する放送受信機。 - 【請求項３】 前記周波数変換器は、位相制御ループに
よって周波数制御される局部発振器を備え、その局部発
振器は、テレビジョン放送を受信する場合に前記第１中
間周波数信号よりも高い周波数の局部発振信号を出力す
ることを特徴とする請求項２に記載の放送受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17116596A JPH1022856A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17116596A JPH1022856A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 放送受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1022856A true JPH1022856A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15918209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17116596A Pending JPH1022856A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 放送受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1022856A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344881B1 (en) | 1998-08-27 | 2002-02-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Television tuner capable of receiving CATV broadcasting signal and ground wave FM broadcasting signal |
| US6731348B2 (en) * | 2000-03-23 | 2004-05-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Television tuner having simple layout and capable of receiving FM broadcast signals without interference |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP17116596A patent/JPH1022856A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344881B1 (en) | 1998-08-27 | 2002-02-05 | Alps Electric Co., Ltd. | Television tuner capable of receiving CATV broadcasting signal and ground wave FM broadcasting signal |
| US6731348B2 (en) * | 2000-03-23 | 2004-05-04 | Alps Electric Co., Ltd. | Television tuner having simple layout and capable of receiving FM broadcast signals without interference |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5321852A (en) | Circuit and method for converting a radio frequency signal into a baseband signal | |
| JPH0993152A (ja) | ダブルコンバージョンテレビチューナ | |
| JPH0364217A (ja) | 地上振幅変調及び衛星周波数変調高周波数テレビジョン放送信号用受信機 | |
| JP2001177779A (ja) | 映像中間周波処理装置 | |
| KR100484172B1 (ko) | 싱글 튜너를 이용한 ｔｖ 및 ｆｍ 라디오 수신 장치 | |
| JP3614620B2 (ja) | テレビジョン信号及びｆｍ放送信号の復調器並びにテレビジョン信号及びｆｍ放送信号の受信機 | |
| JPH04100391A (ja) | Ｂｓチューナ | |
| JP2002044560A (ja) | 受信装置 | |
| KR19990001528A (ko) | 에프엠 라디오 수신기능을 구비한 케이블티브이 컨버터 | |
| KR100301019B1 (ko) | 디지털텔레비전수상기의자동미세튜닝장치 | |
| JPH1022856A (ja) | 放送受信機 | |
| JP2573987B2 (ja) | 受信装置 | |
| JPH11355681A (ja) | テレビジョン放送の受信装置 | |
| KR100506733B1 (ko) | 아날로그／디지털 텔레비젼 튜너 | |
| KR0153964B1 (ko) | 텔레비젼의 공용수신장치 | |
| KR970007888B1 (ko) | 디지탈 위성방송용 튜너 | |
| JP2856767B2 (ja) | 受信装置とそこに用いる局部発振回路 | |
| JPH061905B2 (ja) | 受信装置 | |
| JPH06133318A (ja) | チューナ装置 | |
| JP3495661B2 (ja) | 受信装置 | |
| JPH06133317A (ja) | チューナ装置 | |
| KR970007889B1 (ko) | 위성방송 및 케이블방송 겸용 튜너 | |
| JP3495657B2 (ja) | 受信装置 | |
| JPH0983400A (ja) | 選局装置及びそれを使用した受信機 | |
| JPH07307644A (ja) | テレビジョン受像機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030311 |