JPH1022523A - 半導体発光素子 - Google Patents

半導体発光素子

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JPH1022523A
JPH1022523A JP18992796A JP18992796A JPH1022523A JP H1022523 A JPH1022523 A JP H1022523A JP 18992796 A JP18992796 A JP 18992796A JP 18992796 A JP18992796 A JP 18992796A JP H1022523 A JPH1022523 A JP H1022523A
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JP
Japan
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layer
light emitting
emitting device
semiconductor light
gaas
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Pending
Application number
JP18992796A
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English (en)
Inventor
Masashi Yanagase
雅司 柳ケ瀬
Hiroshi Imamoto
浩史 今本
Yasuhiro Konishi
康弘 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光出力が大きい半導体発光素子を提供する。 【構成】 n−GaAs半導体基板11の上面にn−Ga
As成長層12をエピタキシャル成長させる。このn−G
aAs成長層12の上面にエッチングで凸条と凹溝を交互
に形成する。凹凸が形成されたn−GaAs成長層12の
上面にp−GaAs層13およびp−AlGaAs層14を
順次エピタキシャル成長させる。p−AlGaAs層14
内にn型イオンを注入してn型反転層15を形成する。p
−AlGaAs層14のn型反転層15が形成されていない
部分が電流通路領域17となる。p−AlGaAs層14の
上面にp側電極16を,n−GaAs半導体基板11の下面
にn側電極10をそれぞれ形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は半導体発光素子に関する。
【0002】
【背景技術】図16(A)は内部に電流狭窄構造が形成
された従来の面発光型半導体発光素子の一例を示す平面
図である。図16(B)は図16(A)のXVI −XVI 線
に沿う断面の端面図である。図16(B)は作図の便宜
上および分かり易くするため,肉厚がかなり厚く強調し
て描かれている。
【0003】面発光型半導体発光素子はn側電極100 ,
n−GaAs半導体基板101 ,n−AlGaInP下部
クラッド層102 ,p−InGaP活性層103 ,p−Al
GaInP上部クラッド層104 ,p−AlGaAs電極
コンタクト層105 およびp側電極107 から構成されてい
る。n型反転層106 はp−AlGaAs電極コンタクト
層105 内にn型イオンを注入して形成される。p−Al
GaAs電極コンタクト層105 のn型反転層106 が形成
されていない部分が電流通路領域108 となる。
【0004】p側電極107 とn側電極100 との間に順方
向電圧を印加すると,n型反転層106 の下面とp−Al
GaAs電極コンタクト層105 との間のpn接合が逆バ
イアスになるため,p側電極107 からの電流はn型反転
層106 に囲まれた電流通路領域108 にのみ流れる。p−
InGaP活性層103 の電流通路領域108 に対応する部
分(中央部)にのみ電流が流れ,p−InGaP活性層
103 のこの部分が励起されて光を発生する。p−InG
aP活性層103 で発生した光は光取出し口109から外部
へ出射する。
【0005】p−InGaP活性層103 と光取出し口10
9 との間に電流狭窄構造を設けることによって,光取出
し口109 の真下に電流を集中して流すことが可能とな
る。これにより半導体発光素子の発光領域を小さくで
き,p−InGaP活性層103 の発光効率を高めること
ができる。
【0006】一般に半導体発光素子のpn接合面近傍で
再結合発光できるキャリアの数には限度がある。限度を
超えてキャリアを注入した場合は,余ったキャリアは発
光することなく再結合してしまう。すなわち,単位pn
接合面積当りに流れる電流(電流密度)がある一定値を
超えると,それ以上電流を増やしても光出力は増加しな
くなる。
【0007】電流狭窄構造によって電流の通路を非常に
狭くした場合,n−AlGaInP下部クラッド層102
とp−InGaP活性層103 とのpn接合面のうち電流
が通る部分の面積も当然小さくなる。電流をさらに増や
すと,上述した電流密度の限界値をすぐに超えてしま
い,余ったキャリアはp−AlGaInP上部クラッド
層104 の方に溢れてしまう。溢れたキャリアは発光する
ことなく再結合するため,さらに多くの電流を流しても
光出力は増加しなくなる。
【0008】
【発明の開示】この発明は光出力が大きい半導体発光素
子を提供することを目的とする。
【0009】この発明による半導体発光素子は,pn接
合を有する半導体発光素子において,上記pn接合の接
合面のうち少なくとも電流通路にあたる部分に凹凸が形
成されていることを特徴とする。
【0010】pn接合面に凹凸を形成することによって
接合面積を広くすることができる。接合面が平坦である
場合に比べて凹凸を形成したときの方が,発光素子に同
じ量の電流を流したときの電流密度が小さくなる。同じ
電流密度とするためにはさらに多くの電流を流すことが
でき,これによって光出力を増大させることができる。
【0011】好ましくは,電流通路を限定する電流狭窄
構造が上記半導体発光素子内に形成される。
【0012】光取出し口の真下に電流を集中して流すこ
とができるので,半導体発光素子の発光効率を高めるこ
とができる。この電流狭窄構造は,イオン注入による反
転層や,抵抗層,絶縁層等を半導体発光素子内に形成す
ることによってによって実現される。
【0013】この発明はpnホモ接合のみならず,p型
またはn型の活性層をp型およびn型のクラッド層で挟
んだダブルヘテロ接合構造の半導体発光素子にも適用す
ることができる。
【0014】ダブルへテロ接合構造によって電子の閉込
め効果が高まり,発光効率がさらに向上する。
【0015】pn接合面に形成される凹凸には,次のよ
うなものがある。
【0016】その1は,凹凸が平行に延びる複数の凸条
または凹溝によって形成される。
【0017】その2は,凹凸が複数個の六角柱状の凸部
から形成される。この凸部は好ましくは六角形の頂点お
よび中心に相当する位置に配置させる。
【0018】その3は,行,列方向に規則正しく,また
は六角形の頂点および中心の位置に配置された複数個の
円柱または四角柱状の凸部によって形成される。これら
の凸部はその形成が簡単で,その後の半導体層の成長プ
ロセスが行いやすいという利点がある。複数の凸部をラ
ンダムな配置としてもよい。
【0019】大きな光出力を得るためには,多数の凹凸
を密接して形成することが好ましい。また電流狭窄構造
の場合は,必ずしもpn接合面全体に凹凸を形成する必
要はなく,電流が流れる部分にのみ形成すればよい。
【0020】この発明の一実施態様においては,半導体
基板上に凹凸を形成し,この半導体基板上にp層および
n層を積層することによって,上記pn接合面の凹凸が
形成される。
【0021】半導体基板の上面に凹凸が形成されている
ので,この半導体基板の上にp層およびn層を形成する
だけで,pn接合面に凹凸を形成することができる。
【0022】(100)GaAs半導体基板上にInG
aP層を成長する場合に,半導体基板上に凹凸を形成す
ることによって自然超格子の形成が抑制されるので,発
光効率の低下や発光波長の長波長化を未然に防止するこ
とができる。
【0023】この発明による半導体発光素子は発光領域
を小さくすることができる上に光出力が大きいので,距
離測定装置,バーコード・リーダ,フォト・カプラ(光
結合装置),投光器等の光学装置に適用することがで
き,これによって,分解能等の光学的性能が良好とな
る。
【0024】
【実施例】
第1実施例 図1は第1実施例による半導体発光素子を模式的に示す
断面端面図である。第1実施例はpnホモ接合構造の半
導体発光素子の例である。
【0025】図1において,作図の便宜上および分り易
くするために,肉厚がかなり厚く強調して描かれてい
る。このことは後に説明する他の実施例の断面図におい
ても同じである。
【0026】半導体発光素子は,n−GaAs半導体基
板11,n−GaAs成長層12,p−GaAs層13および
p−AlGaAs層14から構成され,n−GaAs半導
体基板11の下面にn側電極10が,p−AlGaAs層14
の上面に中央部(光取出し口18)を除いてp側電極16が
形成されている。さらにp−AlGaAs層14にはn型
反転層(電流狭窄層)15が中央部分を除いて設けられて
いる。
【0027】この半導体発光素子の製造工程について説
明する。まず分子線エピタキシャル(MBE)法や有機
金属気相成長(MOCVD)法などを用いて,n−Ga
As半導体基板11の上面にn−GaAs成長層12をエピ
タキシャル成長させる。次にn−GaAs成長層12の上
面にエッチングで凹凸(凹溝と凸条)を形成する。図2
(A),(B),(C)および(D)はn−GaAs成
長層12の上面に凹凸を形成するプロセスを示す斜視図で
ある。
【0028】まずフォトリソグラフ工程によって,n−
GaAs成長層12の上面に,複数本の細長い線状レジス
ト・パターンを一定間隔をおいて平行に並べて形成する
(図2(A))。硫酸と過酸化水素水を混合したエッチ
ャントにn−GaAs成長層12の上面側を浸漬して,異
方性エッチングを行う。線状レジスト・パターンの幅は
かなり狭いので,n−GaAs成長層12の上面には,凹
溝と凸条が交互に繰返す断面が鋸歯状の凹凸が形成され
る(図2(B))。n−GaAs成長層12の上面からこ
の線状レジスト・パターンを除去する(図2(C))。
最後にn−GaAs成長層12の上面全体を再度軽くエッ
チングすることによって,n−GaAs成長層12の上面
に形成された凹溝と凸条はなめらかな波型の断面になる
(図2(D))。
【0029】図1に戻って,凹凸が形成されたn−Ga
As成長層12の上面にp−GaAs層13およびp−Al
GaAs層14を順次エピタキシャル成長させる。
【0030】p−AlGaAs層14の上面の光取出し口
18を形成すべき領域を含み,それよりも若干広い領域
(中央部)に,レジスト・パターンを形成する。このレ
ジスト・パターンをマスクとして,p−AlGaAs層
14の厚さ方向の中央部にSiイオンを注入する。p型半
導体層にSiイオンを注入すると,注入した部分はn型
になるので,p−AlGaAs層14内にn型の反転層
(電流狭窄層)15が形成される。n型反転層15とその下
部にあるp−AlGaAs層14とによってpn構造がで
きる。n型反転層15が形成されていない部分が電流の通
路領域17となる。
【0031】p−AlGaAs層14の上面からレジスト
・パターンを除去する。p−AlGaAs層14の上面の
電流通路領域17の真上にあたる箇所(光取出し口18とな
るべき部分)にレジスト・パターンを形成する。p−A
lGaAs層14の上面にAuZn等のAu系合金材料を
蒸着して,p側電極16を形成する。この後,レジスト・
パターンを除去する。最後にn−GaAs半導体基板11
の下面にAuGe等のAu系合金材料を蒸着して,n側
電極10を形成する。
【0032】p側電極16とn側電極10との間に順方向電
圧を加えると,n型反転層15の下面とp−AlGaAs
層14との間のpn接合が逆バイアスになるため,p側電
極16から注入された電流はn型反転層15に囲まれた電流
通路領域17にのみ流れる。n−GaAs成長層12とp−
GaAs層13とのpn接合部の電流通路領域17に対応す
る部分(中央部)にのみ電流が流れ,この部分において
光が発生する。発生した光は,光取出し口18から外部へ
出射する。
【0033】図3(A)および(B)は,n−GaAs
成長層とp−GaAs層とのpn接合部における電子の
流れを表わすバンドギャップ図である。図3(A)は接
合面が平坦な場合(従来例)を,図3(B)は接合面に
凹凸が形成されている場合(図1に示す第1実施例)を
それぞれ示している。
【0034】半導体発光素子のpn接合部近傍で再結合
発光できるキャリアの数には限度がある。pn接合部に
おける電流密度がある一定値を超えると,キャリアは発
光しないで再結合してしまうため,光出力はそれ以上増
加しなくなる。n−GaAs成長層12の上面に凹凸を形
成すると,平坦な場合に比べてpn接合部の面積が大き
くなるので,電流密度を同じ値に保ってもより多くの電
流を流すことができるようになる。この結果より高い光
出力を得ることができる。
【0035】第2実施例 図4は第2実施例による面発光型半導体発光素子の構造
を模式的に示す断面端面図である。第2実施例はダブル
ヘテロ接合構造の半導体発光素子の例である。
【0036】第2実施例による半導体発光素子は,n−
GaAs半導体基板21,AlAs/AlGaAs多層反
射膜層22,n−AlGaInP下部クラッド層23,p−
InGaP活性層24,p−AlGaInP上部クラッド
層25およびp−AlGaAs電極コンタクト層26から構
成され,n−GaAs半導体基板21の下面にn側電極20
が,p−AlGaAs電極コンタクト層26の上面に中央
部(光取出し口30)を除いてp側電極28が形成されてい
る。さらにp−AlGaAs電極コンタクト層26には高
抵抗層(電流狭窄層)27が中央部分を除いて設けられて
いる。
【0037】この半導体発光素子の製造工程について説
明する。まずMBE法やMOCVD法などを用いること
によって,n−GaAs半導体基板21の上面に薄いAl
As層と薄いAlx Ga1-x As層とを交互に多数積層
して多層反射膜(DBR)層22を形成する。好ましく
は,x=0.45で30ペア程度積層する。AlAs層
はAly Ga1-y As層(ただし,1>y>x)として
もよい。また積層数が多いほど反射率が高くなるので,
30ペア以上積層してもよいのはいうまでもない。
【0038】次にAlAs/AlGaAs多層反射膜層
22の上面に,n−AlGaInP下部クラッド層23をエ
ピタキシャル成長させる。このn−AlGaInP下部
クラッド層23の上面に,エッチングによって複数の凸部
を形成する。図5はこの凸部の形状を示す斜視図であ
る。
【0039】n−AlGaInP下部クラッド層23の上
面の光取出し口30の真下にあたる箇所(中央部)に,複
数個の六角形のマスクを正六角形の頂点および中心にあ
たる位置に配列で形成する(隣接する六角形マスクの対
応する辺の間の間隔は等しい)。ドライエッチングまた
はウエットエッチングによって,n−AlGaInP下
部クラッド層23の上面からマスクが形成されていない部
分を垂直に削り取る。n−AlGaInP下部クラッド
層23の上面には,複数個の六角柱状の凸部が形成され
る。
【0040】六角柱状の凸部が形成されたn−AlGa
InP下部クラッド層23の上面に,p−InGaP活性
層24,p−AlGaInP上部クラッド層25およびp−
AlGaAs電極コンタクト層26を順次エピタキシャル
成長させる。
【0041】p−AlGaAs電極コンタクト層26の上
面の光取出し口30を形成すべき領域を含み,それよりも
若干広い領域に,レジスト・パターンを形成する。この
レジスト・パターンをマスクとして,p−AlGaAs
電極コンタクト層26の厚さ方向の中央部にHイオンを注
入する。p−AlGaAs電極コンタクト層26内には高
抵抗層(電流狭窄層)27が形成される。p−AlGaA
s電極コンタクト層26の高抵抗層27が形成されていない
部分が電流通路領域29となる。
【0042】p−AlGaAs電極コンタクト層26の上
面からレジスト・パターンを除去する。p−AlGaA
s電極コンタクト層26の上面の電流通路領域29の真上に
あたる箇所(光取出し口30となるべき部分)にレジスト
・パターンを形成する。p−AlGaAs電極コンタク
ト層26の上面にAuZn等のAu系合金材料を蒸着し
て,p側電極28を形成する。この後,レジスト・パター
ンを除去する。最後にn−GaAs半導体基板21の下面
にAuGe等のAu系合金材料を蒸着して,n側電極20
を形成する。
【0043】p側電極28とn側電極20との間に順方向電
圧を印加すると,p側電極28からの電流は高抵抗層27に
囲まれた電流通路領域29にのみ流れる。p−InGaP
活性層24の電流通路領域29に対応する領域(中央部)に
のみ電流が流れ,この部分において光が発生する。発生
した光は光取出し口30から外部へ出射する。
【0044】n−AlGaInP下部クラッド層23の上
面に凸部を形成することにより,平坦な場合に比べてp
n接合部の面積が大きくなるので,電流密度を同じ値に
保ってもより多くの電流を流すことができるようにな
る。この結果より高い光出力を得ることができる。
【0045】n−AlGaInP下部クラッド層23の上
面に形成される凸部は,他の形状のものでもよい。たと
えば図6に示すような四角柱状の凸部や,図7に示すよ
うな円柱状の凸部を複数個形成してもよい。これらの形
状は凹凸の形成が簡単で,その後の再成長プロセスが行
いやすいという利点がある。
【0046】大きな光出力を得るためには,多数の凸部
を密接して配置することが好ましい。凸部が六角形の頂
点およびその中心に位置する図5に示す配列が最も効果
的である。図6および図7に示すように行,列方向に規
則正しく配列したり,ランダムに配列することもでき
る。
【0047】第3実施例 図8は第3実施例による半導体発光素子の構造を模式的
に示す断面端面図である。第3実施例は半導体基板上に
あらかじめ凹凸を形成した例である。
【0048】第3実施例による半導体発光素子は,n−
GaAs半導体基板41,n−AlGaInP下部クラッ
ド層42,p−InGaP活性層43,p−AlGaInP
上部クラッド層44およびp−AlGaAs電極コンタク
ト層45から構成されている。n−GaAs半導体基板41
の下面には,n側電極40が形成されている。p−AlG
aAs電極コンタクト層45の上面には,中央部を除いて
絶縁層(電流狭窄層)46が設けられている。コンタクト
層45の中央部の光取出し口49の部分を除いて,絶縁層46
の上面全体および光取出し口49の周縁の部分にp側電極
47が形成されている。
【0049】この半導体発光素子の製造工程について説
明する。まず面方位が(100)のn−GaAs半導体
基板41の上面に,エッチングによって凹溝と凸条とが交
互に繰返す断面鋸歯状の凹凸を形成する。図9(A),
(B)および(C)はn−GaAs半導体基板41の上面
に凹凸を形成するプロセスを示す斜視図である。
【0050】まず(100)半導体基板41の上面に,一
定間隔において平行に並ぶ細長い線状レジスト・パター
ンを形成する(図9(A))。硫酸と過酸化水素水を混
合したエッチャントに(100)半導体基板41の上面側
を浸漬して,異方性エッチングを行う。(100)半導
体基板41の上面には,断面鋸歯状の平行に並ぶ複数の鋸
歯凹溝が形成される(図9(B))。最後に(100)
半導体基板41の上面からレジスト・パターンを除去する
(図9(C))。
【0051】図8に戻って,凹凸が形成されたn−Ga
As半導体基板41の上面に,MBE法やMOCVD法な
どを用いることによって,n−AlGaInP下部クラ
ッド層42,p−InGaP活性層43,p−AlGaIn
P上部クラッド層44およびp−AlGaAs電極コンタ
クト層45を順次エピタキシャル成長させる。n−GaA
s半導体基板41の上面に形成された凸条の頂点と凹溝の
底との間の高低差が比較的大きいため,この上に積層さ
れたn−AlGaInP下部クラッド層42の上面にも凹
凸が形成される。
【0052】p−AlGaAs電極コンタクト層45の上
面全体にSiO2 絶縁層46を形成する。光取出し口49を
形成すべき領域を含み,それよりも若干広い領域を残し
て,SiO2 絶縁層46の上面にマスクを形成する。エッ
チングによってSiO2 絶縁層46のマスクが形成されて
いない部分を削り取り,光取出し口49を形成する。Si
2 絶縁層46の上面からマスクを除去する。
【0053】p−AlGaAs電極コンタクト層45の上
面の光取出し口49を形成すべき領域にレジスト・パター
ンを形成する。このレジスト・パターンおよびSiO2
絶縁層46を含むp−AlGaAs電極コンタクト層45の
上面にAuZn等のAu系合金材料を蒸着して,p側電
極47を形成する。この後,レジスト・パターンを除去す
る。p側電極47の光取出し口49の周囲にあたる部分はp
−AlGaAs電極コンタクト層45の上面に電気的に接
続される。最後にn−GaAs半導体基板41の下面にA
uGe等のAu系合金材料を蒸着して,n側電極40を形
成する。
【0054】n−GaAs半導体基板41の上面に凹溝と
凸条が交互に繰返しを形成しているので,この半導体基
板41の上にn−AlGaInP下部クラッド層42および
p−InGaP活性層43を順次エピタキシャル成長させ
るだけで,pn接合面の面積を広くすることができる。
【0055】n−GaAs半導体基板41の上面に形成さ
れる凹溝または凸条は,図9に示したものに限らず,た
とえば断面が台形状のものであってもよい。平行に並ぶ
台形状の凸条を形成するためには,巾の広い線状レジス
ト・パターン形成し,これをマスクとしてエッチングす
ればよい。
【0056】n−GaAs半導体基板41の上面には,図
10に示すように四角錐状の凸部を規則正しく(または
ランダムに)配置してもよい。四角錐状の凸部を形成す
るためには,小さなマスクを規則正しくn−GaAs半
導体基板41の上に形成し(図10(A) ),塩酸と過酸化水
素水とを混合したエッチャントを用いてエッチングを行
い(図10(B) ),最後にマスクを除去すればよい(図10
(C) )。
【0057】第4実施例 図11は第4実施例による半導体発光素子の構造を模式
的に示す断面端面図である。第4実施例は半導体基板の
上面に多数のランダムな大小の突起を形成した例であ
る。
【0058】第4実施例による半導体発光素子は,n−
GaAs半導体基板51,n−AlGaInP下部クラッ
ド層52,p−InGaP活性層53,p−AlGaInP
上部クラッド層54,p−AlGaAs電流拡散層55およ
びp−GaAs電極コンタクト層57から構成され,n−
GaAs半導体基板51の下面にn側電極50が,p−Ga
As電極コンタクト層57の上面に中央部(光取出し口6
0)を除いてp側電極58が形成されている。さらにp−
AlGaAs電流拡散層55にはn−AlGaAs電流阻
止層(電流狭窄層)56が中央部分を除いて設けられてい
る。
【0059】この半導体発光素子の製造工程について説
明する。まずリン酸と過酸化水素水の混合液や,水酸化
ナトリウムと過酸化水素水の混合液などの非鏡面エッチ
ャントを用いて,n−GaAs半導体基板51の上面をエ
ッチングする。鏡面だったn−GaAs半導体基板51の
上面には,ランダムな大小の突起(およびその周囲に凹
部)が形成される。多数の突起は種々な面方位を持って
いる。
【0060】突起が形成されたn−GaAs半導体基板
51の上面に,MBE法やMOCVD法などを用いること
によって,n−AlGaInP下部クラッド層52,p−
InGaP活性層53,p−AlGaInP上部クラッド
層54,p−AlGaAs電流拡散層55,n−AlGaA
s電流阻止層56およびp−GaAs電極コンタクト層57
を順次エピタキシャル成長させる。n−GaAs半導体
基板51の上面に形成される突起とその周囲の凹部との高
低差は比較的大きいため,この上に成長されるn−Al
GaInP下部クラッド層52,p−InGaP活性層5
3,p−AlGaInP上部クラッド層54,p−AlG
aAs電流拡散層55,n−AlGaAs電流阻止層56お
よびp−GaAs電極コンタクト層57の全ての表面に凹
凸が形成される。
【0061】p−GaAs電極コンタクト層57の上面の
光取出し口60を形成すべき領域を含み,それよりも若干
広い領域から,n−AlGaAs電流阻止層56に達する
ように厚さ方向にZnを拡散する。n型領域にZnを拡
散すると,拡散した部分のみがp型になるので,p−A
lGaAs電流拡散層55のn−AlGaAs電流阻止層
56が形成されていない部分(Znを拡散した部分)が電
流通路領域59となる。
【0062】p−GaAs電極コンタクト層57の上面の
電流通路領域59の真上にあたる箇所(光取出し口60を形
成すべき部分)にレジスト・パターンを形成する。p−
GaAs電極コンタクト層57の上面にAuZn等のAu
系合金材料を蒸着してp側電極58を形成する。この後,
レジスト・パターンを除去する。最後にn−GaAs半
導体基板51の下面にAuGe等のAu系合金材料を蒸着
して,n側電極50を形成する。
【0063】p側電極58とn側電極50との間に順方向電
圧を加えると,n−AlGaAs電流阻止層56の下面と
p−AlGaAs電流拡散層55との間のpn接合が逆バ
イアスになるため,p側電極58から注入された電流はn
−AlGaAs電流阻止層56に囲まれた電流通路領域
(Znを拡散した領域)59にのみ流れる。p−InGa
P活性層53の電流通路領域59に対応する領域にのみ電流
が流れ,この部分において光が発生する。発生した光は
光取出し口60から外部へ出射する。
【0064】非鏡面エッチャントを用いてエッチングす
ることにより,n−GaAs半導体基板51の上面に多数
のランダムな大小の突起および凹部を容易に形成するこ
とができる。またp−GaAs電極コンタクト層57の上
面の光出射面(光取出し口60に対応する部分)にまで凹
凸が形成されているため,光出射面での戻り反射光が低
減され,光出力が向上する。
【0065】(100)GaAs基板上にInGaP層
を成長した場合,InGaP層は自然にGaPとInP
の超格子に分かれてしまい,発光効率の低下や発光波長
の長波長化が生じることが知られている。上述した第3
実施例および第4実施例のように(100)GaAs基
板41,51上に凹凸を形成することによって,この現象の
発生を未然に防止することができる。
【0066】半導体材料はAlGaAs系にとらわれな
いのはいうまでもない。またp,n導電型は上記実施例
のものと逆でもよい。
【0067】応用例 面発光型半導体発光素子は,上述のようにほぼ均一な光
強度を有しかつ高出力の光を出射することができ,さら
に小さな光取出し口を形成することにより発光径を小さ
くすることができる。このため,この発明による面発光
型半導体発光素子を種々の光学機器,光検出装置,光情
報処理装置等に応用することができる。
【0068】図12は,面発光型半導体発光素子を用い
た投光器を示している。
【0069】半導体発光素子61はリードフレーム62の取
付片に固定されている。発光素子60の下面電極がリード
フレーム62に電気的に接続されている。発光素子60の上
面電極は別のリードフレーム63にワイヤによって電気的
に接続されている。半導体発光素子61,リードフレーム
62の取付片,リードフレーム63の上部およびワイヤはモ
ールド樹脂64内に封止されている。モールド樹脂64の前
面にはフレネル・レンズ65が形成され,このフレネル・
レンズ65によって半導体発光素子61の出射光が集光され
る,またはコリメートされる。
【0070】モールド樹脂64のフレネル・レンズ65が形
成されている前面の両側部分には,突部64aが設けられ
ている。突部64aは,フレネル・レンズ61を保護するた
めのものであり,フレネル・レンズ65の円環状突部と同
じ高さまたはそれよりも少し突出するように形成されて
いる。
【0071】半導体発光素子60は,ほぼ均一な光強度を
有しかつ高い出力の光を出射することができる。このた
め半導体発光素子61を用いた投光器も同様に,ほぼ均一
な強度をもつ,高出力の光を出射する。
【0072】図13は面発光型半導体発光素子を備えた
バーコード・リーダを示している。
【0073】このバーコード・リーダは,半導体発光素
子70,投光側集光レンズ71,回転多面鏡72,モータ73,
走査レンズ74,受光側レンズ75および受光素子76を備え
ている。
【0074】半導体発光素子70の出射光は,投光側集光
レンズ71によって集光され,回転多面鏡72に入射する。
回転多面鏡72からの反射光は,走査レンズ74を通って投
射される。回転多面鏡72はモータ73によって一方向に一
定速度で回転駆動される。鏡面が多面体であって一方向
に一定速度で回転しているので,走査レンズ74からの投
射光はバーコードa上を走査する。
【0075】バーコードaからの反射光は,受光側集光
レンズ75によって集光され,受光素子76に入射する。受
光素子76の受光信号が信号処理装置(図示略)に与えら
れる。信号処理装置はバーコードaの認識,その他の信
号処理を行う。
【0076】面発光型半導体素子70は発光径の小さい高
出力の光を出射することができる(約10μm)。発光
径がバーコードの線幅の最小値(0.2mm)よりも小
さいので,どのような幅のバーコードも高精度に読み取
ることができる。
【0077】図14は面発光型半導体発光素子を備えた
光学式距離センサの概略図を示している。
【0078】この光学式距離センサは,面発光型半導体
発光素子80およびコリメートレンズ81からなる投光部
と,受光側レンズ82および位置検出素子83からなる受光
部とから構成されている。投光部と受光部はケース85内
に収められている。投光部からの投射光はケース85にあ
けられた出射窓86から被測定物bに向けて投射される。
被測定物bからの反射光はケース85にあけられた受光窓
87から受光部の位置検出素子83に入射する。
【0079】ケース85から被測定物までの距離または被
測定物bの変位量は三角測量の原理を用いて測定され
る。すなわち,被測定物bからの反射光が位置検出素子
83に入射する位置が被測定物bの位置に応じて変化する
ので,位置検出素子83の出力信号に基づいて距離または
変位量が算出される。
【0080】半導体発光素子80は,発光径の小さい,高
出力の光を出射する。被測定物bに投射されるビームス
ポットの径が小さくなることにより分解能が向上し,精
度のよい距離検出を行うことができる。また高い出力の
光が出射されるので,長い距離にわたる検出を行うこと
が可能となる。
【0081】図15は,面発光型半導体発光素子を備え
たフォトカプラを示している。(A)はケースの一部を
欠除して示す斜視図,(B)はケースの水平断面図であ
る。
【0082】半導体発光素子90はリードフレーム92の取
付片に取付けられ,その下面電極がリードフレーム92に
電気的に接続されている。発光素子90の上面電極は別の
リードフレーム91とワイヤによって電気的に接続されて
いる。フォト・ダイオード98はリードフレーム93の取付
片に取付けられ,その下面電極がリードフレーム93に電
気的に接続されている。フォト・ダイオード98の上面電
極は別のリードフレーム94とワイヤによって電気的に接
続されている。半導体発光素子90,フォト・ダイオード
98,リードフレーム92および93の取付片,リードフレー
ム91および94の上部ならびにワイヤはケース95内に封止
されている。リードフレーム91,92,93および94の下端
部がケース95の外部に出ている。
【0083】ケース95は楕円球状に形成され,その内面
には反射膜96が形成されている。好ましくは,ケース95
の材料には透明エポキシ樹脂が用いられる。半導体発光
素子90とフォト・ダイオード98とは,ケース95によって
形成された楕円の焦点位置にそれぞれ配置されている。
【0084】リードフレーム91および92に与えられる電
気信号によって半導体発光素子90が駆動され,半導体発
光素子90が発光する。半導体発光素子90から出射された
光は,ケース95の内面の反射膜96によって反射される。
その反射光はフォト・ダイオード98の受光面に入射す
る。フォト・ダイオード98は,光信号を再び電気信号に
変換し,リードフレーム93および94を通して外部に出力
する。
【0085】このように半導体発光素子90に入力された
電気信号は,光信号に変換されたのち,再び電気信号に
変換され外部に出力されるので,入力信号と出力信号は
電気的に絶縁される。このようなフォトカプラは高圧回
路の制御等に用いられる。
【0086】フォトカプラにおいて,発光素子とフォト
・ダイオードとの光結合効率は発光素子の発光径と光強
度に強く依存する。半導体発光素子90は,上述したよう
に,発光径を小さくすることができ,高出力の光を出射
することができるので,高い結合効率を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による半導体発光素子を模式的に示
す断面端面図である。
【図2】(A),(B),(C)および(D)はn−G
aAs成長層の上面に凸条と凹溝を形成するプロセスを
示す斜視図である。
【図3】pn接合面における電子の流れを表わすバンド
ギャップ図で,(A)は接合面が平坦に形成されている
場合を,(B)は接合面に凹凸が形成されている場合を
それぞれ示す。
【図4】第2実施例による半導体発光素子を模式的に示
す断面端面図である。
【図5】n−AlGaInP下部クラッド層の上面に形
成される凸部の例を示す斜視図である。
【図6】n−AlGaInP下部クラッド層の上面に形
成される凸部の他の例を示す斜視図である。
【図7】n−AlGaInP下部クラッド層の上面に形
成される凸部のさらに他の例を示す斜視図である。
【図8】第3実施例による半導体発光素子を模式的に示
す断面端面図である。
【図9】(A),(B)および(C)はn−GaAs半
導体基板の上面に凸条と凹溝を形成するプロセスを示す
斜視図である。
【図10】(A),(B)および(C)はn−GaAs
半導体基板の上面に凸部を形成する他のプロセスを示す
斜視図である。
【図11】第4実施例による半導体発光素子を模式的に
示す断面端面図である。
【図12】面発光型半導体発光素子を用いた投光器を示
す。
【図13】面発光型半導体発光素子を備えたバーコード
・リーダを示す。
【図14】面発光型半導体発光素子を備えた光学式距離
センサの概略図である。
【図15】面発光型半導体発光素子を備えたフォトカプ
ラを示し,(A)はケースの一部を欠除して示す斜視
図,(B)はケースの水平断面図である。
【図16】(A)は従来の半導体発光素子の一例を示す
平面図,(B)は(A)のXVI −XVI 線に沿う断面の端
面図である。
【符号の説明】
10,20,40,50 n側電極 11,21,41,51 n−GaAs半導体基板 12 n−GaAs成長層 13 p−GaAs層 14,26,45,55 p−AlGaAs層 15,27,46,56 電流狭窄層 16,28,47,58 p側電極 17,29,48,59 電流通路領域 18,30,49,60 光取出し口 22 AlAs/AlGaAs多層反射膜層 23,42,52 n−AlGaInP下部クラッド層 24,43,53 p−InGaP活性層 25,44,54 p−AlGaInP上部クラッド層 57 p−GaAs層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pn接合を有する半導体発光素子におい
    て,上記pn接合の接合面のうち少なくとも電流通路に
    あたる部分に凹凸が形成されていることを特徴とする半
    導体発光素子。
  2. 【請求項2】 電流通路を限定するための電流狭窄構造
    が設けられていることを特徴とする,請求項1に記載の
    半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 上記pn接合の接合面が,p型またはn
    型の活性層をp型およびn型のクラッド層で挟んだダブ
    ルヘテロ接合の一方の接合面であることを特徴とする,
    請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 上記凹凸が,平行に延びる複数本の凸条
    または凹溝によって形成されている,請求項1から3の
    いずれか一項に記載の半導体発光素子。
  5. 【請求項5】 上記凹凸が,六角形の頂点およびその中
    心に配置された複数個の六角柱状の凸部によって形成さ
    れている,請求項1から3のいずれか一項に記載の半導
    体発光素子。
  6. 【請求項6】 上記凹凸が,行,列方向に規則正しく,
    または六角形の頂点およびその中心に配置された複数個
    の円柱または四角柱状の凸部によって形成されている,
    請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体発光素
    子。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に凹凸を形成し,この半導
    体基板上にp層およびn層を積層することによって,上
    記pn接合面に上記凹凸が形成されていることを特徴と
    する,請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体発
    光素子。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか一項に記載の
    半導体発光素子光源口を備えた光学装置。
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DE102021109960A1 (de) 2021-04-20 2022-10-20 OSRAM Opto Semiconductors Gesellschaft mit beschränkter Haftung Strahlungsemittierender halbleiterchip und verfahren zur herstellung eines strahlungsemittierenden halbleiterchips

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