JPH10218908A - テトラヒドロピラニルメタノールのアルキルエーテルの存在下での共役ジエンとビニルアレーンのアニオン共重合 - Google Patents
テトラヒドロピラニルメタノールのアルキルエーテルの存在下での共役ジエンとビニルアレーンのアニオン共重合Info
- Publication number
- JPH10218908A JPH10218908A JP9135504A JP13550497A JPH10218908A JP H10218908 A JPH10218908 A JP H10218908A JP 9135504 A JP9135504 A JP 9135504A JP 13550497 A JP13550497 A JP 13550497A JP H10218908 A JPH10218908 A JP H10218908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monomer
- butadiene
- lithium
- styrene
- diene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F36/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F36/06—Butadiene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F36/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F236/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F236/02—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F236/04—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F236/10—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with vinyl-aromatic monomers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F36/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/02—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
- C08F36/08—Isoprene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F4/00—Polymerisation catalysts
- C08F4/42—Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors
- C08F4/44—Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides
- C08F4/46—Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides selected from alkali metals
- C08F4/48—Metals; Metal hydrides; Metallo-organic compounds; Use thereof as catalyst precursors selected from light metals, zinc, cadmium, mercury, copper, silver, gold, boron, gallium, indium, thallium, rare earths or actinides selected from alkali metals selected from lithium, rubidium, caesium or francium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerization Catalysts (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
ー及びコポリマーの製造。 【解決手段】 不活性溶剤中、下記の(a)及び(b)
からなる触媒系の存在下で下記の(A)と(B)とを重
合させることによりポリマーを製造する方法。 (A)少なくとも一種のジエンモノマー50〜100重
量%と、 (B)少なくとも一種のエチレン性不飽和モノマー0〜
50重量% (a)実質的にリチウム誘導体からなる少なくとも一種
のアニオン系開始剤と(b)テトラヒドロピラニルエー
テル群に属する少なくとも一種の重合調節剤
Description
で、より詳しくはテトラヒドロピラニルメタノールのア
ルキルエーテルの存在下で、共役ジエンを(共)重合さ
せる方法に関するものである。
触媒の存在下で、共役ジエンを(共)重合させると、
1,4−ミクロ構造を約90%と1,2−ミクロ構造を
約10%含む、ポリブタジエンや関連コポリマー(特に
スチレンとのコポリマー)のようなポリマーが生成す
る。
ーやコポリマーは、タイヤ、ゴム成形品、塗料、及びそ
れらに類する製品等の特殊な用途用として、広く関心が
もたれている。
常、いわゆる「調節剤」、すなわち1,2−ミクロ構造
の含有率を調節することのできる物質、の存在下で
(共)重合を行う。
トラヒドロフラン(THF)がありTHFは、通常、重
合の段階で不活性溶剤中に添加する。しかしながら、T
HFは、回収の段階や、溶剤を再循環させる際に問題を
生じる。
には、環状、及び/又は線状のオキソラニルアルカンか
ら本質的になる調節剤が記載されている。この調節剤を
用いると、THFを用いた時よりも高い1,2−ミクロ
構造含有率が得られる。
には、テトラヒドロフルフリルエーテルを用いてスチレ
ンとイソプレンを共重合させることにより得られる、エ
ラストマー状ポリマーの合成方法が記載されている。
には、ビニル含有率が少なくとも70%のスチレン−ブ
タジエンランダムコポリマーを得る為に、メトキシアル
キルテトラヒドロフランやその他のエーテル類を用いる
ことが開示されている。米国特許第4,367,325
号の明細書に記載されている方法は、もっぱら、重合時
間が約2時間の断熱プロセスである。
モポリマー、及びコポリマーを製造するのに用いる、上
述の欠点を克服できる触媒系が見出された。この触媒系
は、1,2−ミクロ構造の含有率の高いポリマーを高収
率で、しかも高温で製造するのに有効である。
溶剤中、下記(a)及び(b)を含んでなる触媒系の存
在下で、下記(A)と(B)とを重合させることにより
ポリマーを製造する方法に関する。
好ましくはイソプレンもしくは1,3−ブタジエン、よ
り好ましくは1,3−ブタジエン50〜100重量%
と、 (B)少なくとも一種のエチレン性不飽和モノマー、好
ましくは芳香族ビニルモノマー、より好ましくはスチレ
ン0〜50重量% (a)実質的にリチウム誘導体からなる少なくとも一種
のアニオン系開始剤と(b)エーテルの群に属する少な
くとも一種の調節剤 ただし、上記調節剤(b)は、一般式(I)を有するエ
ーテルの類から選ばれたものである。
H2 −O−R1 (ここでR1 は、炭素数1〜10、好ま
しくは1〜5の炭化水素基であり、より好ましくはメチ
ルおよびエチルから選ばれたものである)であり、その
他のRは−Hである) 特に有効なのは、一般式(I)中の五つのRのうち、テ
トラヒドロピラン環の2位にあるRの一つだけが−CH
2 −O−R1 (R1 はメチルおよびエチルから選ばれた
ものであり、好ましくはメチルである)であって、その
他の四つのRはHであるような調節剤である。別の言い
方をすれば、最も好ましい調節剤は、2−メトキシメチ
ルテトラヒドロピランである。
リマーを高温で、従って非常に短い重合時間で、もたら
すことができるので、極めて有効である。本発明の調節
剤は、調節剤/リチウム比が低くても有効である。
ら、リチウム開始剤と本発明の調節剤を用いて得られる
ポリマーは、通常、エラストマー状である。用いること
のできるジエンモノマーは、炭素原子を4〜12個、好
ましくは4〜8個、有するものである。このようなジエ
ンは、通常、共役ジエンである。最も一般的なジエン
は、イソプレンとブタジエンである。その他に使用する
ことができるジエンは、2,3−ジメチル−1,3−ブ
タジエン、ピペリレン、3−ブチル−1,3−オクタジ
エン、2−フェニル−1,3−ブタジエン等の、単独、
もしくは混合物である。
ンの一種、もしくは二種以上からなる混合物も、本発明
の方法に用いることができる。このような混合物は、ジ
エン含有率の低いストリームと呼ばれるものであるが、
これは、ナフサや軽油のクラッキングのような様々な石
油精製の際のストリームから得られる。或いは、このよ
うな混合物は、適切に調製された混合物であってもよ
い。ジエンと混合できる低分子量の炭化水素の例として
代表的なものは、プロパン、プロピレン、イソブタン、
n−ブタン、1−ブテン、イソブチレン、トランス−2
−ブテン、シス−2−ブテン、シクロヘキセン、エチレ
ン、プロピレン等、である。
の製造にだけではなく、高いビニル含有率をもつ、一種
又は二種以上のジエンのコポリマーの製造にも用いるこ
とができる。例えば、イソプレンとブタジエンからな
る、ビニル含有率の高いコポリマーを製造することがで
きる。
マーと、ジオレフィンモノマーと共重合可能な少なくと
も一種のエチレン性不飽和モノマーとからなる、ビニル
含有率の高いエラストマーコポリマーもしくはターポリ
マーを製造するのに用いることができる。上記のエチレ
ン性不飽和モノマーの例として代表的なものは、CH2
=CH−鎖末端基を一又はそれより多く有するビニリデ
ンモノマーである。即ち、ビニル芳香族炭化水素(例え
ば、スチレン、α−メチルスチレン、ブロモスチレン、
クロロスチレン、フルオロスチレン等)、及びエチレ
ン、プロピレン、1−ブテンのようなα−オレフィン類
である。
も一種のエチレン性不飽和モノマーとのコポリマーであ
る、エラストマー状コポリマーは、一般的に、ジエンモ
ノマーを50〜99重量%と、その他のオレフィン性不
飽和モノマーを1〜50重量%含む。
のコポリマーは、様々な用途に用いることができる。こ
のようなコポリマーの代表的な例としては、ジエンモノ
マー50〜95重量%と、芳香族ビニルモノマー5〜5
0重量%とからなるスチレン−ブタジエンゴム(SB
R)が挙げられる。
リマーを製造する際に、恐らく最も広く用いられるエチ
レン性不飽和モノマーであろう。このような芳香族ビニ
ル化合物は当然のことながら、ジエンモノマーと共重合
するものを選択する。アルキルもしくはアリールリチウ
ム誘導体からなる開始剤の存在下で、重合可能ないずれ
の芳香族ビニル化合物も使用できる。芳香族ビニル化合
物は、通常、炭素原子を8〜20個、好ましくは8〜1
4個含むものであり、より好ましくはスチレンである。
芳香族ビニル化合物の代表的な例としては、スチレンの
他に、1−ビニル−ナフタレン、2−ビニル−ナフタレ
ン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン、4−
シクロヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2−
エチル−4−ベンジルスチレン、4−(フェニルブチ
ル)スチレン、が挙げられる。
量は、広い範囲で変えることができる。エラストマー状
ポリマーを製造する際の、芳香族ビニル化合物に対する
ジエンの割合は、エラストマー状コポリマーがもたらさ
れるような割合でなければならない。ジエン/芳香族ビ
ニルモノマーの比については、この比を越えるとエラス
トマー状ポリマーは得られないといった明確な範囲はな
いが、通常、エラストマー状コポリマーは、ジエンを少
なくとも50重量部含む。本発明の方法に従ってエラス
トマーを得るには、ジエンと芳香族ビニル化合物の重量
比は、通常(50:50)〜(95:5)の範囲であ
る。ジエンの混合物、及び芳香族ビニル化合物の混合物
も、勿論使用することができる。
系、パラフィン系、もしくはシクロパラフィン系の炭化
水素溶剤中で行うことができる。これらの溶剤は、通
常、1分子につき炭素原子を4〜10個含んでいて、重
合条件下で液状のものである。このような溶剤の例とし
て代表的なものは、ブタン、ペンタン、イソオクタン、
シクロヘキサン、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、
キシレン、エチルベンゼン等、であり、これらは単独で
も、混合物としても用いることができる。
開始される塊状重合にも使用することができる。
は、反応混合物中のモノマーの量は5〜50重量%であ
る。反応混合物とは、当然のことながら、有機溶剤、モ
ノマー、リチウム開始剤、及び調節剤を含んでなるもの
である。好ましい態様に於いては、反応混合物中に含ま
れるモノマーの量は、30重量%以下である。
は、単官能誘導体と多官能誘導体の両方が含まれる。
は、重合させようとするモノマー、及び得ようとする分
子量により変えることができる。しかしながら一般的に
は、0.01〜0.2phm(以下、phmは、モノマ
ー100部に対する部を示す)、好ましくは0.01〜
0.1phm、より好ましくは0.025〜0.07p
hm、のリチウム開始剤を用いる。
いや弾性、供給原料のタイプ等により選択することがで
きる。使用する供給原料のタイプについて言えば、スト
リーム中のジエン濃度が低い場合には、多官能開始剤が
好ましい。実際、ジエンの未精製ストリーム中に存在す
る不純物は全て、炭素−リチウム結合と反応可能であっ
て、この反応により開始剤が不活性化される。
官能化合物と、ポリビニルホスフィンもしくはポリビニ
ルシランとの反応により得られるものである。この反応
は、炭化水素のような不活性な希釈剤中で、且つ極性有
機化合物の存在下で行うのが好ましい。有機リチウム化
合物とポリビニルシラン(もしくはポリビニルホスフィ
ン)との反応により沈殿物を形成することができるが、
この沈殿物は、所望ならば、共役ジエンや芳香族ビニル
化合物のような可溶化モノマーを添加することにより溶
解できるものである。或いは、上記の反応を、最少量の
可溶化モノマーの存在下で行ってもよい。
なものは、エチルリチウム、イソプロピルリチウム、n
−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert
−ブチルリチウム、tert−オクチルリチウム、n−
エイコシルリチウム、フェニルリチウム、2−ナフチル
リチウム、4−ブチルフェニルリチウム、4−トリルリ
チウム、シクロヘキシルリチウム、である。
は、テトラビニルシラン、メチルトリビニルシラン、ジ
エチルジビニルシラン、ジ−n−ドデシルジビニルシラ
ン、シクロヘキシルトリビニルシラン、フェニルトリビ
ニルシラン、ベンジルトリビニルシラン、である。
ものは、トリビニルホスフィン、メチルジビニルホスフ
ィン、ドデシルジビニルホスフィン、フェニルジビニル
ホスフィン、シクロオクチルジビニルホスフィン、であ
る。
ビニル化合物と、共役ジエン、もしくは芳香族モノビニ
ル化合物、もしくはその両方とを用いて、モノ有機リチ
ウム誘導体から調製することができる。これらの成分
は、通常、希釈剤としての炭化水素、もしくは炭化水素
の混合物と、極性有機化合物の存在下で、初めから仕込
むことができる。或いは、モノ有機リチウム誘導体を共
役ジエン、もしくは芳香族モノビニル化合物と反応さ
せ、その後で芳香族ポリビニル化合物を添加する二段階
法により、多官能重合開始剤を調製してもよい。前記の
共役ジエン、及び芳香族モノビニル化合物のうちのいず
れを用いてもよい。
2−ジビニルベンゼン、1,3−ジビニルベンゼン、
1,4−ジビニルベンゼン、1,2,4−トリビニルベ
ンゼン、1,3−ジビニルナフタレン、1,8−ジビニ
ルナフタレン、1,3,5−トリビニルナフタレン、
2,4−ジビニルビフェニル、3,5,4′−トリビニ
ルビフェニル、m−ジイソプロペニルベンゼン、p−ジ
イソプロペニルベンゼン、からなる。炭素原子を18個
以下含む芳香族ジビニル炭化水素が好ましく、オルト、
メタ、もしくはパラの形のジビニルベンゼン、又はそれ
らの混合物が特に好ましい。
機リチウム化合物を用いてもよい。このような有機リチ
ウム化合物は、式R1 (Li)X で表すことのできるも
のである。(式中、R1 は、炭素原子を1〜20個含む
炭化水素基を表し、xは1〜4の整数である)。このよ
うな有機リチウム化合物として代表的なものには、メチ
ルリチウム、エチルリチウム、イソプロピルリチウム、
n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、ter
t−ブチルリチウム、tert−オクチルリチウム、n
−デシルリチウム、フェニルリチウム、1−ナフチルリ
チウム、4−ブチルフェニルリチウム、シクロヘキシル
リチウム、4−ブチルシクロヘキシルリチウム、ジリチ
ウム−メタン、1,4−ジリチウム−ブタン、1,10
−ジリチウム−デカン、1,4−ジリチウム−シクロヘ
キサン、がある。
ゾーンに導入してもよい。例えば、この調節剤を有機金
属開始剤と共に、もしくは別々に重合ゾーンに仕込むこ
とができる。
ル含有率に応じて変えることができる。例えばビニル含
有率の低いポリマーを希望するのであれば、調節剤は、
開始剤の金属1モルにつき約0.1モル用いる。ビニル
含有率の高いポリマーを希望するのであれば、それより
多い量の調節剤を用いる。しかしながら、調節剤を開始
剤の金属1モルにつき40モルより多く用いるのは意味
がない。調節剤をリチウム1モルにつき0.2〜10モ
ル、好ましくは0.5〜5モル、用いるのが好ましい。
は、少量でも驚くほど効果的である。
ム比で用いた場合、重合触媒を不活性化させ、その結
果、分子量分布曲線、及び分子量の値そのものが変化し
てしまうことが当業者に知られている。従って、(コ)
ポリマーのビニル含有率が同じであるならば、公知技術
の調節剤よりも少ない量で、すなわち低エーテル/リチ
ウム比で用いることのできる、本発明の調節剤のような
調節剤を用いることが重要である。
変えることができる。殆どの場合、重合温度を10〜1
25℃とするのが好ましい。重合は、恒温、且つ断熱の
条件下で行うことができる。先行技術の調節剤を用いた
場合、ジエンと芳香族ビニル化合物との統計的な重合
は、高温では完了しないという点に注目すべきである。
一方、本発明の調節剤を用いた場合には、高温であって
も、ジエンと芳香族ビニル化合物がより良くランダム化
される。
的に液相が保てれば充分である。
るのに充分な時間行う。言い換えれば、重合は高転化率
で行う。
非カップリング停止剤、もしくはカップリング停止剤を
用いるといった標準的な方法で停止させることができ
る。
のは、ポリビニル芳香族炭化水素、ポリエポキシド、ポ
リイソシアネート、ポリイミン、ポリアルデヒド、ポリ
ケトン、ポリハライド、ポリ酸無水物、ポリエステル
(ポリヒドロキシアルコールと単官能カルボン酸とのエ
ステル)、ジエステル(単官能アルコールとジカルボン
酸とのエステル)、である。
より得られたポリマーは、通常の方法を用いて回収する
ことができる。多くの場合、残っている炭素−リチウム
結合を切断してから生成したポリマーを回収するのが好
ましい。酸素との有害な接触からポリジエンを保護する
為に、ポリマー溶液に酸化防止剤を添加するのもまた有
効である。生成したポリマーをポリマー溶液中に沈殿さ
せてもよく、また残っている可能性のあるリチウムは、
イソプロパノールのような低級アルコールを添加して不
活性化させてもよい。ポリマーは、デカント法、ろ過、
遠心分離のような通常の方法で回収することができる。
揮発性の残留物を除去する為に、蒸気の気流中でストリ
ッピングを行ってもよい。
明の方法に用いる調節剤は、比較的高温でも有効であ
る。
場合には、より広い温度範囲を用いることができ、従っ
てモノマー濃度を高くすることができ、また本方法で、
経済的に収率も上げることができる。
が速くなり、その結果、流量が大きくなり滞留時間が短
くなり、従って経済的に良好な収率が得られる。
る。 <THPA−m(メチルテトラヒドロピラニルエーテ
ル)の調製>2−ヒドロキシメチルテトラヒドロピラン
60〜70ミリモル(7〜8グラム)を塩化メチレン1
00〜200ccに入れたものを、機械的に攪拌しなが
ら、1リッターのフラスコに注ぎいれる。その後、Na
OHの50%水溶液を28グラムと、臭化トリエチルベ
ンジルアンモニウムを6〜7グラム添加する。次いで硫
酸ジメチルを100〜150ミリモル(12〜18グラ
ム)添加して、室温で8〜10時間攪拌する。
応を不活性化させ、更に数時間攪拌を続ける。
ポレーターで乾燥させる。未反応のアルコールを留去
し、反応混合物を、シクロヘキサン/エーテル混合物を
用いてシリカゲルクロマトグラフィーにより精製する。 <ブタジエンの重合>実験の手順は、リチウム触媒を用
いた通常の手順である(Morton著「アニオン重合」中の
「原理と実際」(アカデミック・プレス、ニューヨー
ク、1983年)を参照されたい)。
ーの反応器に、溶剤(シクロヘキサン)を700グラ
ム、ブタジエンを15グラム、調節剤を所望量(一般的
に0.6〜0.7ミリモル)、n−ブチルリチウムを
0.05〜0.07グラム仕込む。
又この温度は、希釈度が高く、また用いる反応器の熱容
量が大きい為、重合中、殆ど一定に保たれる。
で10分、25℃で2〜3時間)行う。その後、水(1
〜2ミリモル)を添加して活性中心を不活性化させる。
このようにして得られたポリブタジエンに酸化防止剤
(BHT、0.15phr)を添加し、また蒸気を用い
たストリッピングにより溶剤を除去する。或いは、非溶
剤(エタノール)を添加してポリマーを凝固させる。用
いたエーテル/リチウム比を確認する為にポリマーをG
PCにかけ、またミクロ構造を調べる為にIR分析も行
う。
調節剤の存在下で行った試験データを表1に示す。
中)、「THPA−m」という略語は、2−メトキシメ
チルテトラヒドロピラン(一般式(I)を有する化合物
であって、式中、置換基が2位にあり、R1 が−CH3
であるもの)を表し、「THPA−et」は、2−エト
キシメチルテトラヒドロピラン(一般式(I)を有する
化合物であって、式中、置換基が2位にあり、R1 が−
CH2 CH3 であるもの)を表し、「THFA−m」
は、2−メトキシメチルテトラヒドロフラン(メチルテ
トラヒドロフルフリルエーテルとも呼ばれるもの)を表
し、「THFA−et」は、エチルテトラヒドロフルフ
リルエーテルとしても知られている、2−エトキシメチ
ルテトラヒドロフランを示す。これらのテトラヒドロフ
ラン誘導体は、米国特許第5,231,153号の明細
書に記載されている方法に用いられるものであって、比
較の為に挙げるものである。
ル比、及び生成したポリブタジエンのビニル含有率を示
す。ビニル含有率とは、ポリマー骨格中に存在する全二
重結合に対するビニル二重結合(1,2)のパーセンテ
ージをいう。
はTHFA−mと殆ど同じ性能を示すが、一方、(工業
的な観点から非常に関心のもたれる)これより高い温度
では、調節剤/リチウム比が同じである場合、THPA
−mは、THFA−mの存在下で得られるよりも明らか
に高いビニル含有率をもつポリブタジエンをもたらすこ
とが分かる。
ム比が同じである場合、THFA−etの存在下で得ら
れるのと余り変わらない結果をもたらす。 <ポリイソプレンの合成>ブタジエンについて上で述べ
たのと同様の重合を行う。結果を表1aに示す。 表1a テスト エーテル 温 度 3,4 ユニット エーテル/Li比 (℃) (%) IPR/1 THPA−m 80 31 0.95IPR/2comp THFA−m 80 18 0.95 表1のデータから、ポリイソプレンの場合も、本発明の
エーテルを用いると、先行技術のエーテルを用いた時に
比べて、3,4−ユニットの含有率がいかに高くなるか
が分かる。 <スチレン−ブタジエンコポリマーの合成>ブタジエン
−スチレンコポリマーの合成の手順は、ブタジエンの単
独重合に関して記載したのと同様であって、この手順に
は、ブチルリチウムを導入する前に第二のモノマーを添
加すること、及び初期のモノマー組成をGCにより分析
する為にサンプルを採ることが含まれる。開始剤を添加
した後、転化率が低い(最高10〜15%)うちに別の
サンプルを採り、GCによりモノマー組成の変化を調べ
る。転化終了後、ホモポリマーについて上で述べたのと
同じ手順により、GPC分析、及びIR分析を行う。こ
れらの試験データを表2に示す。
で、THPA−mはTHFA−mに比べて効率が良いこ
とが分かる。特に重要なのは、THPA−mの存在下、
80℃で得られたコポリマーのビニル含有率が、比較の
調節剤を用いた場合の33.2%に対して、40%であ
るという点である。
z, A. T. Giz: Macromol. Chem. Phys., 195, 855 (199
4)を参照のこと)を用い、数値計算法(M. Dube, R. Am
in Sanayel, A. Penlidis, K. F. O'Driscoll, P. M. R
eilly: J. Pol. Sci. Polym.Chem., 29, 703 (1991) を
参照のこと)による確認を行って共重合効率を評価する
為に、反応性比を高精度で測定する(表3)。
は単独重合速度定数であり、Kbsはブタジエニルリチ
ウムからスチリルリチウムへのクロス・オーバー速度定
数である)の値と、r2=Kss/Ksb(Kssはス
チレンの単独重合速度定数であり、Ksbはスチリルリ
チウムからブタジエニルリチウムへのクロス・オーバー
速度定数である)の値を示す。
が、理想的な共重合である。実際、科学文献に明記され
ているように、r1=r2=1の時に、理想的な統計的
なコポリマーが得られる。
(比較)の試験データである。本発明の調節剤(例1
2)は、80℃でのr1の値を1.41とすることがで
きるが、これに対して、先行技術の対応するメチルテト
ラヒドロフルフリルエーテルでは2.18である。この
ことは表4に示されているように、高温でスチレンとブ
タジエンを共重合させることにより、スチレンの統計的
な分布率のより高いコポリマーが得られるということを
意味する。 <スチレン/ブタジエンの断熱共重合>窒素雰囲気下
で、ブタジエン1,125グラムとスチレン375グラ
ムを、20リッターの反応器に仕込む。THPA−mを
0.91グラム(7ミリモル)添加し、また比較例とし
て、THFA−mを0.805グラム(7ミリモル)添
加する。初期温度が26℃に達した時点で、ブチルリチ
ウムを0.704グラム(11ミリモル)添加する。
ら87℃に上昇する。本発明の調節剤、及び比較の調節
剤(THFA−m、及びエチレングリコールジ−ter
t−ブチルエーテル(EGBE))の存在下で行った試
験の結果を、表4に示す。表4の第3カラムには、ブロ
ック中に存在するスチレンの全スチレンに対するパーセ
ンテージを示す。「スチレンブロック」という語は、オ
ゾン反応による分析の結果、10個より多いスチレン単
位からなる連鎖を意味する。
場合、本発明の調節剤は、先行技術の調節剤を用いて得
られるものより非常にビニル含有率の高いスチレン/ブ
タジエンコポリマーをもたらすことが分かる。その上、
ブロックスチレンのパーセンテージは、先行技術の調節
剤を用いて得られるものよりも明らかに低い。
Claims (9)
- 【請求項1】不活性溶剤中、下記(a)及び(b)から
なる触媒系の存在下で、下記(A)と(B)とを重合さ
せることによりポリマーを製造する方法。 (A)少なくとも一種のジエンモノマー50〜100重
量%と、 (B)少なくとも一種のエチレン性不飽和モノマー0〜
50重量% (a)実質的にリチウム誘導体からなる少なくとも一種
のアニオン系開始剤と(b)エーテルの群に属する少な
くとも一種の調節剤 ただし、上記調節剤(b)は、一般式(I)を有するエ
ーテル類から選ばれたものである。 【化1】 (式中、五つのRのうちの一つもしくは二つは、−CH
2 −O−R1 (R1 は炭素数1〜10、好ましくは1〜
5の炭化水素基であり、より好ましくはメチルおよびエ
チルから選ばれたものである)であり、その他のRは−
Hである) - 【請求項2】該ジエンモノマー(A)がイソプレン、も
しくは1,3−ブタジエンであることを特徴とする、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】該ジエンモノマー(A)が1,3−ブタジ
エンであることを特徴とする、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】該エチレン性不飽和モノマー(B)が、芳
香族ビニル化合物から選ばれるものであることを特徴と
する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】該芳香族ビニル化合物(B)がスチレンで
あることを特徴とする、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】五つのRのうちの一つだけが−CH2 −O
−R1 であって、他の四つが−Hであることを特徴とす
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】−CH2 −O−R1 基が、テトラヒドロピ
ランの酸素に関してα位にあることを特徴とする、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項8】R1 が−CH3 、もしくは−C2 H5 であ
ることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】R1 が−CH3 であることを特徴とする、
請求項8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT97A000171 | 1997-01-30 | ||
IT97MI000171A IT1289605B1 (it) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | Copolimerizzazione anionica di dieni coniugati e vinil areni in presenza di alchil eteri del tetraidropiranil metanolo |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10218908A true JPH10218908A (ja) | 1998-08-18 |
JP3877836B2 JP3877836B2 (ja) | 2007-02-07 |
Family
ID=11375787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13550497A Expired - Lifetime JP3877836B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-05-26 | テトラヒドロピラニルメタノールのアルキルエーテルの存在下での共役ジエンとビニルアレーンのアニオン共重合 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5914378A (ja) |
EP (1) | EP0856532B1 (ja) |
JP (1) | JP3877836B2 (ja) |
KR (1) | KR100236844B1 (ja) |
BR (1) | BR9703333A (ja) |
CA (1) | CA2206263C (ja) |
DE (1) | DE69706955T2 (ja) |
ES (1) | ES2160867T3 (ja) |
IT (1) | IT1289605B1 (ja) |
TR (1) | TR199700400A3 (ja) |
TW (1) | TW474951B (ja) |
ZA (1) | ZA974088B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015516014A (ja) * | 2012-05-01 | 2015-06-04 | 株式会社ブリヂストン | オルガノホスフィン官能基を有するポリジエンおよびジエンコポリマー |
WO2017110771A1 (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社クラレ | 共役ジエン系アニオン重合体の製造方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1318479B1 (it) * | 2000-04-20 | 2003-08-25 | Enichem Spa | Procedimento per la preparazione di gomme sbr con miglioratalavorabilita' e minore resistenza al rotolamento. |
IT1402007B1 (it) | 2010-10-06 | 2013-08-28 | Polimeri Europa Spa | Procedimento per la preparazione di polimeri dienici o copolimeri statistici vinilarene-diene |
KR101932166B1 (ko) | 2011-02-14 | 2018-12-24 | 쿠라레이 아메리카 인코포레이티드 | 막 및 시트에 유용한 엘라스토머 제형 |
ITMI20121495A1 (it) | 2012-09-07 | 2014-03-08 | Versalis Spa | Procedimento per la preparazione di polimeri dienici o di copolimeri statistici vinilarene-diene |
CN106661161B (zh) | 2014-08-20 | 2020-03-24 | 维尔萨利斯股份公司 | 用于制备二烯聚合物或无规乙烯基芳烃-二烯共聚物的工艺 |
KR102151855B1 (ko) * | 2018-11-30 | 2020-09-03 | 롯데케미칼 주식회사 | 공액 디엔계 및 방향족 비닐계 공중합체의 제조 방법 및 이로부터 제조된 공액 디엔계 및 방향족 비닐계의 공중합체를 포함하는 타이어 |
CN115785525B (zh) * | 2021-09-10 | 2024-03-26 | 中国石油化工股份有限公司 | 结构调节剂组合物和液体状的三元共聚物及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5231153A (en) * | 1992-04-06 | 1993-07-27 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Anionic polymerization of conjugated dienes modified with alkyltetrahydrofurfuryl ethers |
US5470929A (en) * | 1993-03-29 | 1995-11-28 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for synthesizing styrene-isoprene rubber |
EP0682041B1 (en) * | 1994-05-09 | 1998-09-16 | Shell Internationale Researchmaatschappij B.V. | Process for the preparation of industrially applicable difunctional anionic polymerization initiators and their use |
-
1997
- 1997-01-30 IT IT97MI000171A patent/IT1289605B1/it active IP Right Grant
- 1997-05-06 ES ES97107420T patent/ES2160867T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-06 DE DE69706955T patent/DE69706955T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-06 EP EP97107420A patent/EP0856532B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-07 US US08/852,688 patent/US5914378A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-12 ZA ZA9704088A patent/ZA974088B/xx unknown
- 1997-05-13 CA CA002206263A patent/CA2206263C/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-21 TR TR97/00400A patent/TR199700400A3/tr unknown
- 1997-05-24 TW TW086107207A patent/TW474951B/zh not_active IP Right Cessation
- 1997-05-26 JP JP13550497A patent/JP3877836B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-30 KR KR1019970022057A patent/KR100236844B1/ko active IP Right Grant
- 1997-05-30 BR BR9703333A patent/BR9703333A/pt not_active IP Right Cessation
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015516014A (ja) * | 2012-05-01 | 2015-06-04 | 株式会社ブリヂストン | オルガノホスフィン官能基を有するポリジエンおよびジエンコポリマー |
JP2017222883A (ja) * | 2012-05-01 | 2017-12-21 | 株式会社ブリヂストン | オルガノホスフィン官能基を有するポリジエンおよびジエンコポリマー |
US9868805B2 (en) | 2012-05-01 | 2018-01-16 | Bridgestone Corporation | Polydienes and diene copolymers having organophosphine functionality |
CN109553720A (zh) * | 2012-05-01 | 2019-04-02 | 株式会社普利司通 | 具有有机膦官能的聚二烯和二烯共聚物 |
WO2017110771A1 (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社クラレ | 共役ジエン系アニオン重合体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0856532A1 (en) | 1998-08-05 |
DE69706955T2 (de) | 2002-04-04 |
CA2206263C (en) | 2005-02-01 |
IT1289605B1 (it) | 1998-10-15 |
TW474951B (en) | 2002-02-01 |
ITMI970171A1 (it) | 1998-07-30 |
DE69706955D1 (de) | 2001-10-31 |
JP3877836B2 (ja) | 2007-02-07 |
US5914378A (en) | 1999-06-22 |
BR9703333A (pt) | 1998-09-15 |
KR100236844B1 (ko) | 2000-01-15 |
ES2160867T3 (es) | 2001-11-16 |
EP0856532B1 (en) | 2001-09-26 |
TR199700400A2 (xx) | 1998-08-21 |
KR19980069780A (ko) | 1998-10-26 |
CA2206263A1 (en) | 1998-07-30 |
TR199700400A3 (tr) | 1998-08-21 |
ZA974088B (en) | 1997-12-09 |
MX9703558A (es) | 1998-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100258271B1 (ko) | 음이온성 중합 개질제 | |
JP2003113208A (ja) | IIa族金属含有触媒系 | |
US3992483A (en) | Promoters in the polymerization of monovinyl-aromatic compounds with primary lithium initiators | |
JP2005509066A (ja) | 線状のブロック共重合体及びその製造方法 | |
JPS6348311A (ja) | ビニル基含有ポリマ−の製造法 | |
JP3054132B1 (ja) | カップルポリマーおよびその調製方法 | |
US3959412A (en) | Block polymer preparation | |
JP3877836B2 (ja) | テトラヒドロピラニルメタノールのアルキルエーテルの存在下での共役ジエンとビニルアレーンのアニオン共重合 | |
JPH0352487B2 (ja) | ||
US5700874A (en) | Alkoxysilane-modified polymer and adhesive composition using said polymer | |
US5448003A (en) | Synthesis of rubbery polymer using anionic polymerization modifier | |
US6107408A (en) | Processes for improving linking efficiencies in the synthesis of star polymers | |
US3652456A (en) | Multifunctional polymerization initiators from allyl-substituted tertiary amines | |
US3944528A (en) | Solution diene elastomers by alkyl lithium catalysis | |
JPH05155917A (ja) | 分枝状水素化ブロックコポリマー、その製法及び用途 | |
JPH05247103A (ja) | 末端変性共役ジエン系重合体の製造方法 | |
GB2124228A (en) | Organo-lithium polymerization initiator | |
US4238576A (en) | Orthoesters as coupling agents for producing novel polymers | |
JPH03134008A (ja) | 星形に分枝したコポリマー、その水素化生成物およびリビングポリマー用のカプリング剤 | |
GB2092163A (en) | Selective Polymerization of Butadiene from C4 Fractions | |
JPH1180220A (ja) | 共役ジエン系重合体の製造方法 | |
JP2000230023A (ja) | ポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法 | |
US4297464A (en) | Orthoesters as coupling agents for producing monovinylarene homopolymers | |
JPH0147487B2 (ja) | ||
JPS59142214A (ja) | 分岐重合体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061101 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111110 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121110 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131110 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |