JP2000230023A - ポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法 - Google Patents

ポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 p−t−ブトキシスチレンか
ら穏和な条件下でも、容易に、かつ効率的に、分子量分
布が狭く単分散のポリ(p−t−ブトキシスチレン)を
製造し得る方法を提供する。 【解決手段】重合開始剤として有機金属化合物を用い
て、p−t−ブトキシスチレンを重合せしめることによ
るポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法におい
て、溶媒として、炭化水素系溶媒と(ポリ)アルキレング
リコールのジエーテル類との混合溶媒を用いることを特
徴とするポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリ(p−t−ブ
トキシスチレン)の製造法に関し、詳しくは、重合溶媒
として、(ポリ)アルキレングリコールのジエーテル類と
いう特定のエーテル系化合物と炭化水素系溶媒との混合
溶媒を用いることを特徴とするポリ(p−t−ブトキシ
スチレン)の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】ポリ(p
−t−ブトキシスチレン)は、超LSIの製造に必要な
レジスト材をはじめ種々の機能性樹脂として良く知られ
ており、その製造法としては、重合開始剤として有機金
属化合物を用い、各種の溶媒中でp−t−ブトキシスチ
レンを重合させる方法等が知られている。例えば、重合
開始剤として、アルキルリチウム、ナトリウムナフタレ
ン等の有機金属化合物を用い、溶媒として、芳香族炭化
水素、環状エーテル、脂肪族炭化水素等の溶媒を単独で
用いる方法(特公昭63−36602号公報、特開平6-123970
号公報)が提案されている。しかしながらこの方法で
は、分子量分布の比較的狭いポリマーが得られるものの
−70〜−78℃という超低温の重合設備を必要とするとい
う工業上の難点があった。
【0003】一方この難点を改善するものとして、溶媒
として、炭化水素系溶剤とテトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン、エチルエーテル、N−メチルピロリジン
等の極性溶媒との混合溶媒を用い、重合開始剤としてs
ec−ブチルリチウムを用いる方法(特開平6-298869号
公報)などが提案されている。しかしながら、これの方
法は、目的物の生成速度等の点で十分満足し得るもので
はなく、この点の改善が望まれていた。
【0004】このような状況に鑑み、本発明者等は、目
的物の生成速度等を向上せしめるべく、反応溶媒につい
て、鋭意検討を重ねた結果、(ポリ)アルキレングリコー
ルのジエーテル類という特定のエーテル系化合物と炭化
水素系溶媒との混合溶媒を用いることにより、目的物の
生成速度等が著しく向上し、目的物が効率的に得られる
ことを見出すとともにさらに検討を加えて本発明を完成
した。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、重合
開始剤として有機金属化合物を用いて、p−t−ブトキ
シスチレンを重合せしめることによるポリ(p−t−ブ
トキシスチレン)の製造法において、溶媒として、炭化
水素系溶媒と(ポリ)アルキレングリコールのジエーテル
類との混合溶媒を用いることを特徴とする工業的に優れ
たポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法を提供す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明についてさらに詳細
に説明する。本発明は、重合溶媒として、炭化水素系溶
媒と(ポリ)アルキレングリコールのジエーテル類との混
合溶媒を用いることを特徴とするものであるが、(ポリ)
アルキレングリコールのジエーテル類としては、例えば
下式 R1(OR2)nOR3 (式中、R1、R3は低級アルキル基を、R2は低級アルキ
レン基を、nは1〜5の数値を表す。)で示される化合
物等が挙げられる。
【0007】ここで、低級アルキル基としては、例えば
メチル、エチル、プロピル、i-プロピル、ブチル、i-ブ
チル、sec−ブチル等が挙げられる。低級アルキレン基
としては、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、ペ
ンチレン等が挙げられる。前記の式で示される代表化合
物としては、例えばエチレングリコールジメチルエーテ
ル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレング
リコールジプロピルエーテル、エチレングリコールジブ
チルエーテル、エチレングリコールメチルエチルエーテ
ル、エチレングリコールメチルブチルエーテル、プロピ
レングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコー
ルジエチルエーテル、プロピレングリコールジプロピル
ルエーテル、プロピレングリコールジブチルエーテル等
のアルキレングリコールのジエーテエル類、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコール
ジメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチル
エーテル等のポリアルキレングリコールのジエーテエル
類などが挙げられる。
【0008】また炭化水素系溶媒の代表例としては、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン等の脂肪族炭化水素が挙げられる。好ましい
混合溶媒としては、例えば、ヘキサン/エチレングリコ
ールジメチルエーテル、ヘキサン/エチレングリコール
ジエチルエーテル、ヘキサン/エチレングリコールジブ
チルエーテル、トルエン/エチレングリコールジメチル
エーテル等が挙げられる。
【0009】本発明においては、(ポリ)アルキレングリ
コールのジエーテル類は、炭化水素系溶媒に対し0.05〜
10重量%程度使用することが好ましい。より好ましくは
0.2〜5重量%程度である。10重量%を越えた場合に
は、カップリング反応等の副反応が惹起される傾向があ
り、0.05重量%未満の場合は、反応速度の遅延による収
率の低下や連鎖移動等の副反応が生じる傾向があり、い
ずれの場合にも、分子量分布、分散等が悪化する傾向に
ある。混合溶媒は、p−t−ブトキシスチレンに対し
て、通常5〜20重量倍程度使用される。
【0010】また本発明において使用される重合開始剤
としての有機金属化合物としては、例えば、n-ブチルリ
チウム、sec-ブチルリチウム、i-ブチルリチウム、t-
ブチルリチウム、2-メチルブチルリチウム、リチウムナ
フタレン等の有機リチウム化合物、ナトリウムナフタレ
ン、ナトリウムアントラセン、α−メチルスチレンテト
ラマーナトリウム、ナトリウムビフェニル等有機ナトリ
ウム化合物などの有機アルカリ金属が挙げられる。なか
でもn-ブチルリチウム、sec-ブチルリチウムが好ましく
使用される。有機金属化合物の使用量は、目的とするポ
リ(p−t−ブトキシスチレン)の分子量により変動す
るが、モノマーであるp−t−ブトキシスチレン1g当
たり10-5〜10-3モル程度であることが好ましい。
【0011】重合反応は、通常、高真空下あるいはアル
ゴン、窒素等の不活性ガス雰囲気下で実施される。反応
温度は、通常−50〜0℃、好ましくは−40〜0℃、より
好ましくは−40〜−20℃の範囲である。また反応時間
は、10分〜20時間程度である。
【0012】重合反応は、水、メタノール等の重合反応
停止剤を少量加えることにより、停止させることができ
る。次いで、反応マスを水洗、有機溶媒留去することに
より、目的とするポリ(p−t−ブトキシスチレン)を
単離することができる。得られたポリ(p−t−ブトキ
シスチレン)は、例えば溶媒留去した後、メタノール等
に注入することにより、精製することもできる。分子量
分布は、GPC分析により、ポリスチレン換算の数平均
分子量(Mn)と重量平均分子量(Mw)を求めることによ
り算出し得、またその時のGPC溶出曲線のピーク形状
により、単分散の有無を確認し得る。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらによって限定されるものではない。 実施例1 窒素雰囲気下、水分を除去したヘキサン300ml、sec−
ブチルリチウム4.5mmolを500mlのフラスコに加
え、-20℃まで冷却し、そこにp−t−ブトキシスチレ
ンモノマー60gとエチレングリコールジメチルエーテル
3mlの混合溶液を15分で滴下し、さらに-20℃で20
分重合を行った。次いで少量のメタノールを加え反応を
停止させた。次いで水洗、溶媒留去したところ、60gの
白色固体生成物が得られた。このものは、GPC測定に
より、ポリスチレン換算の数平均分子量Mnは5776で、
分子量分布Mw/Mnは1.10と十分小さく、また溶出曲
線より単分散であることが確認された。また、このもの
のGC分析を行った結果、未反応のモノマーは検出下限
界以下であった。
【0014】実施例2 窒素雰囲気下、水分を除去したヘキサン300ml、およ
びp−t−ブトキシスチレンモノマー30gを500mlの
フラスコに加え、さらにエチレングリコールジメチルエ
ーテル3ml、n−ブチルリチウム6.84mmolを加
え、−20℃で20分重合を行い、メタノールを加えて反応
を停止させた。次いで、水洗、溶媒留去することにより
30gの白色固体生成物を得た。このものは、GPC測定
により、ポリスチレン換算の数平均分子量Mnは5566
で、分子量分布Mw/Mnは1.15と十分小さく、また溶
出曲線より単分散であることが確認された。また、この
もののGC分析を行った結果、未反応のモノマーは検出
下限界以下であった。
【0015】実施例3 窒素雰囲気下、水分を除去したヘキサン150ml、およ
びp−t−ブトキシスチレンモノマー30gを500mlの
フラスコに加え、さらにエチレングリコールジエチルエ
ーテル1.5ml、sec−ブチルリチウム2.3mmolを加
え、−20℃で15分重合を行い、メタノールを加えて反応
を停止させた。次いで、水洗、溶媒留去することにより
29gの白色固体生成物を得た。このものは、GPC測定
により、ポリスチレン換算の数平均分子量Mnは18564
で、分子量分布Mw/Mnは1.19と十分小さく、また溶
出曲線より単分散であることが確認された。また、この
もののGC分析を行った結果、未反応のモノマーは2.3
%であった。
【0016】実施例4 窒素雰囲気下、水分を除去したヘキサン300ml、およ
びp−t−ブトキシスチレンモノマー30gを500mlの
フラスコに加え、さらにエチレングリコールジブチルエ
ーテル3ml、sec−ブチルリチウム7.5mmolを加
え、−20℃で15分重合を行い、メタノールを加えて反応
を停止させた。次いで、水洗、溶媒留去することにより
30gの白色固体生成物を得た。このものは、GPC測定
により、ポリスチレン換算の数平均分子量Mnは4632
で、分子量分布Mw/Mnは1.13と十分小さく、また溶
出曲線より単分散であることが確認された。また、この
もののGC分析を行った結果、未反応のモノマーは検出
下限界以下であった。
【0017】比較例1 窒素雰囲気下、水分を除去したトルエン110ml、1,4−
ジオキサン1.1ml、およびp−t−ブトキシスチレン
モノマー11.2gを500mlのフラスコに加え、さらにsec
−ブチルリチウム1.6mmolを加え、−10℃で1時間
重合を行ない、メタノールを加え反応を停止させた。次
いで水洗、溶媒留去したところ、8gの液状生成物が得
られた。このもののGC分析を行った結果、未反応のモ
ノマーが36%も含まれていた。
【0018】比較例2 窒素雰囲気下、水分を除去したトルエン650ml、1,4−
ジオキサン6.5ml、およびp−t−ブトキシスチレン
モノマー65gを1000mlのフラスコに加え、さらにsec
−ブチルリチウム9.2mmolを加え、−10℃で7時間
重合を行ない、メタノールを加え反応を停止させた。次
いで水洗、溶媒留去したところ、66gの生成物が得られ
た。このものは、GC分析より未反応のモノマーは2.9
%と反応の進行は見られるものの、GPC測定により、
ポリスチレン換算の数平均分子量Mnは9935で、分子量
分布Mw/Mnは1.27と大きく、また溶出曲線より単分
散でなく双峰性のピークであることが確認された。
【0019】比較例3 窒素雰囲気下、水分を除去したトルエン350ml、1,4−
ジオキサン3.5ml、およびp−t−ブトキシスチレン
モノマー35gを1000mlのフラスコに加え、さらにn−
ブチルリチウム6.8mmolを加え、−10℃で1.5時間重
合を行ない、メタノールを加え反応を停止させた。次い
で水洗、溶媒留去したところ、35gの液状生成物が得ら
れた。このもののGC分析を行った結果、未反応のモノ
マーが21%も含まれていた。
【0020】比較例4 窒素雰囲気下、水分を除去したトルエン170ml、sec−
ブチルリチウム3mmolを500mlのフラスコに加え、
-50℃まで冷却し、そこにp−t−ブトキシスチレンモ
ノマー17gとテトラヒドロフラン1.7mlの混合溶液を
10分で滴下し、さらに-50℃で2時間重合を行った。
次いで、メタノールを加え反応を停止させた後、水洗、
溶媒留去したところ、17gの液状生成物が得られた。こ
のもの、GC分析を行った結果、未反応のモノマーが22
%含もまれていた。
【0021】比較例5 窒素雰囲気下、水分を除去したシクロヘキサン200m
l、テトラヒドロフラン2ml、およびp−t−ブトキ
シスチレンモノマー20gを500mlのフラスコに加え、
さらにn−ブチルリチウム4.6mmolを加え、10℃で
1時間重合を行ない、メタノールで反応を停止させた。
次いで水洗、溶媒留去したところ、19gの固体生成物が
得られた。このもののGC分析を行った結果、未反応の
モノマーが11%も含まれていた。また生成物は、そのG
PC溶出曲線から、単分散ではないことが確認された。
【0022】比較例6 窒素雰囲気下、水分を除去したトルエン200ml、ジエ
チルエーテル2ml、およびp−t−ブトキシスチレン
モノマー20gを500mlのフラスコに加え、さらにn−
ブチルリチウム4.6mmolを加え、−20℃で1時間重
合を行ない、メタノールで反応を停止させた。次いで水
洗、溶媒留去したところ、14gの液状生成物が得られ
た。このもののGC分析を行った結果、未反応のモノマ
ーが87%も含まれていた。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、重合溶媒として、(ポ
リ)アルキレングリコールのジエーテル類という特定の
エーテル系化合物と炭化水素系溶媒との混合溶媒を用い
ることにより、目的とするポリ(p−t−ブトキシスチ
レン)を、比較的穏和な条件で効率良くなおかつ容易に
製造し得る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重合開始剤として有機金属化合物を用い
    て、p−t−ブトキシスチレンを重合せしめることによ
    るポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法におい
    て、溶媒として、炭化水素系溶媒と(ポリ)アルキレング
    リコールのジエーテル類との混合溶媒を用いることを特
    徴とするポリ(p−t−ブトキシスチレン)の製造法。
  2. 【請求項2】(ポリ)アルキレングリコールのジエーテル
    類が下式 R1(OR2)nOR3 (式中、R1、R3は低級アルキル基を、R2は低級アルキ
    レン基を、nは1〜5の数値を表す。)で示される化合
    物であることを特徴とする請求項1記載の製造法。
  3. 【請求項3】混合溶媒が、(ポリ)アルキレングリコール
    のジエーテル類を炭化水素系溶媒に対し、0.05〜10重量
    %使用したものであることを特徴とする請求項1〜2記
    載の製造法。
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