JPH10218674A - 窒化ケイ素系セラミックスの成形方法 - Google Patents

窒化ケイ素系セラミックスの成形方法

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JPH10218674A
JPH10218674A JP9021773A JP2177397A JPH10218674A JP H10218674 A JPH10218674 A JP H10218674A JP 9021773 A JP9021773 A JP 9021773A JP 2177397 A JP2177397 A JP 2177397A JP H10218674 A JPH10218674 A JP H10218674A
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直樹 近藤
Fumihiro Wakai
史博 若井
Mamoru Imuda
守 伊牟田
Atsushi Goto
淳 後藤
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窒化ケイ素系セラミックスの各部分毎に、各
部分が受持つ機能に応じた適切な組織を形成する。 【解決手段】 窒化ケイ素系原料粉末を混合して調製し
(a1)、前記混合粉末を型治具に充填してホットプレ
スを行い(a2)、ホットプレスされた焼結体に1段目
の熱間加工を施して、結晶粒を所定の方向に配向させ
(a3)、1段目の熱間加工を施した焼結体の一部分に
さらに2段目の熱間加工を施して、1段目の熱間加工と
は異なる所定方向に結晶粒の配向組織を形成させる(a
4)。これによって焼結体の各部分には、結晶粒を所定
の方向に配向させた結晶粒配向組織が形成されるので、
機械的性質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ケイ素系セラ
ミックスの成形方法に関し、特に窒化ケイ素系セラミッ
クス焼結体の各部分に所定の結晶粒配向組織を形成させ
る多段階成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、窒化ケイ素系(サイアロン系を含
む)セラミックスは、高強度、高耐熱性、低比重、高耐
食性および高耐熱衝撃性等の優れた特性を有しているこ
とから機械構造用材料として注目を集めている。従来か
ら窒化ケイ素系セラミックスから成る機械部品は、原料
粉末を金型成形等によって成形した後、焼結する方法に
よって作製されている。しかしながら、このような方法
では焼結による収縮が伴うので、精度を要求される部品
についてはさらに切削、研削、研磨等の機械加工が必要
であり、生産性およびコスト面で問題が残されている。
したがって、これらの問題を解決できる成形方法の開発
が望まれている。これに対して、最近、窒化ケイ素系セ
ラミックスに関して超塑性を利用した成形方法が提案さ
れている。たとえば、特開平8−104571号公報に
は、窒化ケイ素系セラミックス焼結体について制御され
た温度および歪速度の下で超塑性による成形加工が可能
であることが開示されている。このような超塑性を利用
した塑性加工によれば、従来のような機械加工工程を経
ることなく、窒化ケイ素系セラミックスを所定の形状に
精度よく成形することができるので、窒化ケイ素系セラ
ミックスから成る機械部品の生産性を向上することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、窒化ケ
イ素系セラミックスは超塑性による成形加工が可能であ
るので、焼結後の機械加工を省略することができ、機械
加工に伴う問題を解決することができる。しかしながら
超塑性加工によって作製した機械部品には、成形加工に
よる塑性流動方向に結晶粒の配向が生ずるので、機械的
性質が方向によって異なるいわゆる異方性の問題が存在
する。その結果、前記機械部品の適用範囲は限定された
ものと成っている。本発明者らは、前記問題に関して詳
細な研究を重ねた結果、窒化ケイ素系セラミックス焼結
体に多段階の超塑性成形加工を施し、各成形段階毎に前
記焼結体の各部分の結晶粒を所定の方向に配向させるこ
とによって前記問題を解決できることを見いだした。
【0004】本発明は、前記知見に基づいて完成したも
のであり、本発明の目的は窒化ケイ素系セラミックス焼
結体の各部分に、各部分が受持つ機能に応じた適切な結
晶粒配向組織を形成することのできる窒化ケイ素系セラ
ミックスの成形方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒化ケイ素系
原料粉末を成形、焼結して仮焼結体または焼結体を形成
し、前記仮焼結体または焼結体に多段階の成形加工を施
し、各成形段階毎に前記仮焼結体または焼結体の少なく
とも一部分に塑性流動を生じさせて仮焼結体または焼結
体の各部分の結晶粒の配向方向を所定の方向に制御する
ことを特徴とする窒化ケイ素系セラミックスの成形方法
である。本発明に従えば、前記仮焼結体または焼結体に
は多段階の成形加工が順次施されるので、各成形段階毎
に仮焼結体または焼結体の少なくとも一部分には塑性変
形が生じる。したがって前記仮焼結体または焼結体の各
部分の塑性流動方向を制御することによって、前記各部
分の結晶粒の配向方向を所定の方向にそれぞれ配向させ
ることができる。通常、窒化ケイ素系セラミックスの結
晶粒の配向方向に平行な方向の力に対する引張り強度
と、前記配向方向に垂直な方向の力に対する曲げ強度お
よび靭性とは他の方向の力に対する引張り強度、曲げ強
度および靭性よりも高強度で、かつ高靭性であるので、
前記配向組織を所定部分に形成することによって予め定
める複数の方向における強度および靭性を向上させるこ
とができる。この結果、窒化ケイ素系セラミックスの各
部分毎に、各部分が受持つ機能に応じた特性を付与する
ことができる。
【0006】また本発明の前記窒化ケイ素系原料粉末
は、α窒化ケイ素粉末、αサイアロン粉末、β窒化ケイ
素粉末、βサイアロン粉末および焼結助剤粉末の1種ま
たは多種の組合わせから成ることを特徴とする。本発明
に従えば、前記窒化ケイ素系原料粉末は複数の種類を使
用可能であり、原料粉末の適用範囲が広いので、窒化ケ
イ素系セラミックスの要求特性に応じて適正な原料粉末
を選択して使用することができる。
【0007】また本発明は、前記焼結体の相対密度が9
5%以上であることを特徴とする。本発明に従えば、前
記多段階成形加工前の相対密度95%以上の高密度焼結
体に対して、多段階成形加工時にたとえば超塑性加工を
施すことによって相対密度をさらに増大させることがで
きる。さらに超塑性加工を施すことによって、焼結体内
部の微細な欠陥を消滅させることができる。その結果、
窒化ケイ素系セラミックスの強度および靭性を大幅に向
上させることができる。
【0008】また本発明は、前記仮焼結体の相対密度が
70〜95%であることを特徴とする。本発明に従え
ば、前記多段階成形加工前の仮焼結体の相対密度が70
〜95%の低密度であるので、多段階成形加工時の変形
能が大きくなる。したがって、たとえば超塑性加工を施
すことによって前記仮焼結体の結晶粒の配向度を大幅に
高めることができる。また前記結晶粒の配向度の向上と
同時に相対密度の向上も図ることができる。
【0009】また本発明の前記仮焼結体または焼結体の
成形加工は、熱間圧縮加工、熱間圧延加工、熱間押出し
加工および熱間引張り加工の中から前記成形段階毎に選
ばれた1または複数の加工方法によって行われることを
特徴とする。本発明に従えば、前記仮焼結体または焼結
体の多段階成形加工は複数の加工方法の中から各成形段
階毎に選ばれた1または複数の加工方法によって行われ
る。したがって成形加工を各段階とも全て熱間圧縮加工
によって行ってもよく、第1段階を熱間押出し加工で行
い、第2段階を熱間圧縮加工で行い、第3段階を熱間引
張り加工で行ってもよい。このように前記仮焼結体また
は焼結体の多段階成形加工は、各成形段階毎に複数の加
工方法の中から選択された加工方法を用いて行うことが
できるので、前記仮焼結体または焼結体を様々な形状に
成形加工することができる。その結果、機械部品として
の適用範囲を大幅に拡大することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の第1の形態
である窒化ケイ素系セラミックスの成形方法を示すフロ
ーチャートであり、図2は窒化ケイ素系セラミックスの
熱間圧縮加工による形状推移と、その塑性流動方向とを
示す模式図である。本実施の形態では窒化ケイ素系セラ
ミックスは、次のようにして成形加工される。ステップ
a1では、原料粉末の調製が行われ、窒化ケイ素系粉末
と焼結助剤とが混合される。ステップa2では、前記混
合粉末が型治具に充填され、ホットプレスが行われる。
ステップa3では、ホットプレスされた窒化ケイ素系セ
ラミックス焼結体(以後、「焼結体」と略称することが
ある)に1段目の熱間加工が熱間圧縮超塑性加工によっ
て施され、前記焼結体の結晶粒が塑性流動によって所定
の方向に配向される。ステップa4では、前記焼結体の
一部分に2段目の熱間加工が熱間圧縮超塑性加工によっ
て施され、前記焼結体の一部分に1段目の熱間加工とは
異なる所定方向の結晶粒の配向組織が形成される。
【0011】前記窒化ケイ素系原料粉末は、α窒化ケイ
素粉末、αサイアロン粉末、β窒化ケイ素粉末、βサイ
アロン粉末および焼結助剤粉末の1種または多種の組合
わせから成る。α窒化ケイ素は通常酸素を微量含有し、
組成的にはSi34〜Si11.5150.5と表される。
α窒化ケイ素の結晶粒は等軸であり、高温たとえば15
00℃以上ではβ窒化ケイ素に相転移する。β窒化ケイ
素は、高温および低酸素分圧下で安定であり、組成的に
はSi34と表される。β窒化ケイ素の結晶粒は、棒状
または柱状である。なおα窒化ケイ素とβ窒化ケイ素と
は、粉末合成時混在して合成され、通常合成粉末中のα
窒化ケイ素の含有率は90%以上である。サイアロン
は、Si34のSiとNの一部をAlとOで置換した材
料であり、α型とβ型との2種類の結晶型がある。焼結
助剤は焼結促進剤であり、Mg,Al,Y,Sc,L
a,Ce,Be,Zrの酸化物または窒化物の1または
複数の組合わせから成る。前述のように窒化ケイ素系原
料粉末は複数の種類を使用可能であり、原料粉末の適用
範囲が広いので、窒化ケイ素系セラミックスの要求特性
に応じて適正な原料粉末を選択して使用することができ
る。次に、前記各ステップの処理内容についてさらに具
体的に説明する。
【0012】前記ステップa1で用いられる原料粉末
は、たとえば窒化ケイ素系粉末であるα窒化ケイ素粉末
およびβ窒化ケイ素粉末と、焼結助剤であるY23粉末
およびAl23粉末とから成る。前記αおよびβ窒化ケ
イ素粉末は、金属ケイ素粉末をアンモニアガス中で窒化
させることによって合成される。前記合成粉末中のα窒
化ケイ素の含有率は、たとえば95%である。またステ
ップa1における窒化ケイ素系原料粉末の調製は、前記
合成粉末に5wt%のY23と3wt%のAl23とを
焼結助剤として加え、ボールミルによってメタノール中
で回転数750rpmで3時間混合することによって行
われる。
【0013】前記ステップa2におけるホットプレス
は、前記混合粉末をカーボン製型治具に充填した後、温
度:1600℃、時間:2hr、成形圧力:30MP
a、雰囲気:大気圧窒素の条件下で行われる。ホットプ
レス中、前記焼結助剤と窒化ケイ素粒子の表面に存在す
るSiO2とが反応して加熱によって液相を生成し、α
窒化ケイ素粒子が液相に溶解し、未溶解のβ窒化ケイ素
粒子上に析出して粒成長する。またα窒化ケイ素粒子
は、前記溶解、析出、粒成長の過程でβ窒化ケイ素に相
転移し、生成したβ窒化ケイ素粒子は棒状に成長し、絡
み合い構造を形成して焼結体の機械的性質を向上させ
る。なお前記焼結助剤が原料粉末中に添加されるのは、
前記液相焼結を促進させるためである。
【0014】通常、α粒子が多い場合、αからβへの相
変態を介して焼結が速く進行する。また、粒成長の核に
なるβ窒化ケイ素粒子の量および形状を制御することに
より、焼結後の組織形成を制御することができる。この
ようにα,β粒子の割合や形状を制御することで適切な
焼結体または低密度焼結体である仮焼結体を製造するこ
とができる。
【0015】前記ホットプレスによって焼結体1が形成
される。前記焼結体1の形状は、たとえば図2(1)に
示すように立方体であり、その寸法はたとえば高さH
1:100mm、幅W1:100mm、長さL1:10
0mmである。なお説明の便宜上高さ方向を矢符2で、
幅方向を矢符6で、長さ方向を矢符4でそれぞれ表す。
前記焼結体1の相対密度は、たとえば97%である。ま
た前記焼結体1の相対密度は、後述するように95%以
上であることが好ましい。なお前記ホットプレスに代わ
って圧粉体を成形し、引続き焼結する方法によって前記
焼結体1を形成してもよい。
【0016】前記ステップa3の1段目の熱間加工は、
前記焼結体1を型治具3に挿入し、図2(2)に斜線で
示すように幅方向6の変形を拘束した状態で、超塑性加
工条件下で高さ方向2に熱間圧縮加工することによって
行われる。なお図2(2)および後記図2(4)中の左
側の図は正面図を示し、右側の図は側面図を示す。前記
超塑性加工条件は、成形温度1300〜2300℃、歪
速度10-1/秒以下であることが好ましい。なお180
0℃以上では、窒化ケイ素の昇華分解を防止するために
窒素ガス加圧雰囲気で成形を行う。これは、成形温度が
1300℃未満では成形速度が遅くなり、成形効率が低
下するからであり、成形温度が2300℃を超えると、
窒化ケイ素の昇華分解が生ずる恐れがあるからである。
また歪速度を10-1/秒以下とするのは、それを超える
歪速度では成形中に焼結体1内にキャビティが発生し、
所定の歪量まで超塑性変形させることができないからで
ある。なお好ましい成形温度範囲は、1350〜200
0℃の範囲であり、好ましい歪速度は10-2/秒以下で
ある。
【0017】成形圧力は、成形温度に応じて10-1/秒
以下の歪速度となるように2〜100MPaの範囲内で
適宜コントロールされる。成形の雰囲気は、非酸化性雰
囲気、できれば窒素ガス雰囲気が望ましい。酸化性雰囲
気中での成形は、窒化ケイ素の酸化が生ずるので好まし
くない。型治具の材質は、セラミックス、黒鉛等が好ま
しい。なお本実施の形態の一例として、超塑性加工条件
は、雰囲気:大気圧窒素、成形温度:1750℃、歪
量:50%、加工時間:1.5hrであり、使用した型
治具はSiC製である。
【0018】前記1段目の熱間加工によって、前記焼結
体1には図2(2)に示すように長さ方向4に塑性流動
が生じ、その結果、焼結体1の全体形状は図2(3)に
示すように略長方体に形成される。成形加工後の焼結体
1の寸法は、たとえば高さH2:50mm、幅W1:1
00mm、長さL2:200mmであり、その相対密度
は98%である。また前記塑性流動によって焼結体1の
結晶粒は、塑性流動方向に配向する。前述のように焼結
体1の結晶相は、β窒化ケイ素に相転移しているので、
焼結体1にはβ窒化ケイ素の棒状結晶粒の長手方向を焼
結体1の長さ方向4に平行な矢符5方向に配向させた結
晶粒配向組織が形成される。
【0019】前記ステップa4の2段目の熱間加工は、
1段目の熱間加工後の焼結体1を型治具3に挿入し、図
2(4)に示すように焼結体1を部分的に超塑性加工条
件下で熱間圧縮加工することによって行われる。すなわ
ち2段目の熱間圧縮加工においては、焼結体1は多段成
形部分1aと1段成形部分1bとに区分され、1段成形
部分1bは図2(4)中に斜線で示すように全外周面を
型治具3によって拘束される。また多段成形部分1aは
高さ方向2を拘束され、長さ方向4に熱間圧縮成形され
る。これによって前記焼結体1の多段成形部分1aに
は、図2(4)に示すように幅方向6に塑性流動が生
じ、その結果、焼結体1の全体形状は図2(5)に示す
ように略T字状に形成される。
【0020】2段目の熱間圧縮加工後の焼結体1の寸法
は、たとえば高さH2:50mm、幅W1:100m
m、幅W2:200mm、長さL3:100mm、長さ
L4:50mmであり、多段成形部分1aの2段目の熱
間圧縮加工後の相対密度は99%である。また前記塑性
流動によって焼結体1の多段成形部分1aには、棒状結
晶粒の長手方向を焼結体1の幅方向6に平行な矢符7方
向に配向させた結晶粒配向組織が形成される。これに対
して1段成形部分1bには、前述のように棒状結晶粒の
長手方向を矢符5方向に配向させた結晶粒配向組織が既
に形成されているので、多段成形部分1aと1段成形部
分1bとの境界部分には、図2(5)に示すように曲線
状の矢符8方向の結晶粒配向組織が形成される。
【0021】このように本実施の形態では、前記焼結体
1に多段階の成形加工が施されるので、各成形段階ごと
に焼結体の全体あるいは一部分には、塑性変形が生ず
る。したがって、各成形段階毎に前記焼結体1の各部分
の塑性流動方向を所定の方向に制御すれば、前記焼結体
1の各部分には、結晶粒を所定の方向に配向させた結晶
粒配向組織が形成される。また前記結晶粒の配向方向に
平行な方向の力に対する引張り強度と、前記配向方向に
垂直な方向の力に対する曲げ強度および靭性とは、他の
方向の力に対する引張り強度、曲げ強度および靭性より
も高強度で、かつ高靭性であるので、前記結晶粒配向組
織を焼結体の所定部分に形成することによって、予め定
める複数の方向における焼結体の強度および靭性を向上
させることができる。なお前記結晶粒配向組織の形成に
よって、結晶粒の配向方向に対して垂直方向に進行する
クラックが発生しても、クラックの進行方向が前記結晶
粒配向方向に沿う方向に変化するので、クラックの直進
が妨げられ、クラックの侵入深さが小さくなる。また前
述のようにホットプレス後の焼結体1の相対密度が95
%以上の高密度であるので、後続する多段階の成形加工
によって焼結体1の相対密度がさらに増大する。その結
果、焼結体1の全体的な強度水準が大幅に向上する。
【0022】図3は本発明にかかわる窒化ケイ素系セラ
ミックスから成るタービンブレードの配列状況を示す模
式図であり、図4は図3に示すタービンブレードの取付
状況を示す模式図である。図3および図4を参照して、
図1に示す多段階成形加工を施した窒化ケイ素セラミッ
クスの具体的な適用例について説明する。タービンブレ
ード13は、窒化ケイ素系セラミックスから成り、ター
ビンディスク14の外周面に周方向に等間隔をあけて、
かつ外周面から半径方向外方に突出して放射状に取付け
られている。タービンブレード13は、タービンディス
ク14の周方向に延びる基部15と、タービンディスク
14の半径方向に延びる翼部16とから構成されてお
り、その全体形状および結晶粒配向組織は、大略的に前
記図2(5)に示す焼結体1と同一である。すなわちタ
ービンブレード13の基部15は、図2(5)に示す多
段成形部分1aに相当し、タービンブレード13の翼部
16は、図2(5)に示す1段成形部分1bに相当す
る。したがって、タービンブレード13の基部15に
は、タービンディスク14の周方向に延びる結晶粒配向
組織が形成されており、タービンブレード13の翼部1
6にはタービンディスク14の半径方向に延びる結晶粒
配向組織が形成されている。また前記基部15と翼部1
6との境界部17には、曲線状の結晶粒配向組織が形成
されている。
【0023】前述のように、結晶粒配向組織と平行な方
向の力に対する引張り強度と、前記配向組織に垂直な方
向の力に対する曲げ強度および靭性とは、他の方向の力
に対する引張り強度、曲げ強度および靭性よりも高強度
で、かつ高靭性であるので、前記翼部16は回転時に半
径方向に発生する遠心力に打ち勝つことができる。また
同様の理由で前記基部および境界部17は、回転時に周
方向に発生するふれに打ち勝つことができる。さらに前
述のように結晶粒配向組織の形成によって、結晶粒の配
向方向に対して垂直方向のクラックの侵入深さが小さく
なるので、タービンブレード13の耐久性を向上させる
ことができる。このように、本タービンブレード13は
極めて優れた機械的性質を備えているので、高性能ター
ビン部品として好適に使用することができる。
【0024】以上述べたように窒化ケイ素セラミックス
は、多段階成形加工によってその各部分に所定の結晶粒
配向組織を自在に形成することができるので、各部分が
受け持つ機能に応じた特性を各部分毎に付与することが
できる。その結果、機械部品として広範囲の用途に適用
することができる。
【0025】図5は本発明の実施の第2の形態である窒
化ケイ素系セラミックスの成形方法を示すフローチャー
トであり、図6は窒化ケイ素系セラミックスの成形加工
による形状推移とその塑性流動方向とを示す模式図であ
る。本実施の形態では、窒化ケイ素セラミックスは次の
ようにして成形加工される。ステップb1では、原料粉
末の調製が行われる。ステップb1の処理内容は、前記
図1に示すステップa1の処理内容と全く同一であるの
で説明は省略する。ステップb2では、ホットプレスが
行われる。ステップb2の処理内容は、焼結体の形状を
除いて前記図1に示すステップa2の処理内容と全く同
一である。ホットプレス後の焼結体21の形状は、図6
(1)に示すように円柱状である。ステップb3では、
焼結体21に熱間押出し加工が超塑性加工によって施さ
れる。前記熱間押出し加工によって前記焼結体21には
長さ方向23に塑性流動が生じ、その結果、焼結体21
の全体形状は図6(2)に示すように棒状に形成され
る。また前記塑性流動によって焼結体21の結晶粒は塑
性流動方向に配向するので、焼結体21には結晶粒の長
手方向を前記長さ方向23に配向させた結晶粒配向組織
が形成される。
【0026】ステップb4では、前記焼結体21の一部
分に熱間圧縮加工が超塑性加工によって施される。ステ
ップb4の圧縮加工においては、焼結体21は多段成形
部分21aと1段成形部分21bとに区分され、1段成
形部分21bは型治具24に挿入され、図6(3)中に
斜線で示すように全外周面を型治具24によって拘束さ
れる。これに対して多段成形部分21aは、全く拘束さ
れないフリーな状態で、長さ方向23に熱間圧縮加工さ
れる。これによって、前記焼結体21の多段成形部分2
1aには、図6(4)に示すように半径方向26および
周方向27に塑性流動が生じ、その結果、焼結体21の
全体形状は図6(4)に示すように略平リベット状に形
成される。また前記塑性流動によって焼結体21の多段
成形部分21aの結晶粒は塑性流動方向に配向するの
で、前記多段成形部分21aには結晶粒の長手方向を、
前記半径方向26および周方向27に配向させた結晶粒
配向組織が形成される。これに対して前記1段成形部分
21bには、前記押出し加工によって形成された結晶粒
配向組織がそのまま残留する。このように前記焼結体2
1の多段階成形加工において、1段目の成形加工として
熱間押出し加工を施しても、前記実施の第1の形態と同
様に焼結体の各部分には、結晶粒を所定の方向に配向さ
せた結晶粒配向組織が形成される。
【0027】前記実施の第1の形態および第2の形態か
らあきらかなように、本発明の焼結体の多段階成形加工
は複数の加工方法、たとえば熱間圧縮加工、熱間圧延加
工、熱間押出し加工および熱間引張り加工などの中から
各成形段階毎に選ばれた1または複数の加工方法によっ
て行うことができる。したがって、多段階成形加工を実
施の第1の形態のように各段階とも全て熱間圧縮加工に
よって行ってもよく、実施の第2の形態のように第1段
階を熱間押出し加工で行い、第2段階を熱間圧縮加工で
行ってもよい。さらに必要に応じて第3段階として、熱
間引張り加工あるいは熱間圧延加工を行ってもよい。こ
のように焼結体の多段階成形加工は、各成形段階毎に複
数の成形加工方法の中から選択した加工方法を用いて行
うことができるので、焼結体を様々な形状に成形加工す
ることができる。その結果、機械部品としての適用範囲
を大幅に拡大することができる。
【0028】次に本発明の実施の第3の形態として、低
密度焼結体である仮焼結体を用いて多段階成形加工を行
ってもよい。本実施の形態では、前記仮焼結体の相対密
度が70〜95%の範囲の値に選ばれることが好まし
い。前記相対密度を有する仮焼結体は、後続して行われ
る多段階成形加工時の変形能が大きいので、多段階成形
加工によって形成される焼結体の結晶粒配向組織の配向
度を大幅に高めることができる。また前記結晶粒配向組
織の配向度の向上と同時に相対密度の向上も図ることが
できる。さらに前記相対密度を有する仮焼結体は、相対
密度が低いので、製造が容易であり、生産性およびコス
トの大幅な向上を図ることができる。
【0029】前記仮焼結体の相対密度が70〜95%の
範囲の値に選ばれたのは、95%を超える相対密度では
生産性およびコスト面の有利性が失われるからであり、
70%未満の相対密度では後続する多段階成形加工にお
いて充分な相対密度の向上を図ることが困難であるから
である。前記相対密度を有する仮焼結体の製造は、窒化
ケイ素系原料粉末を型治具に充填してプレス成形し、成
形された成形体を常圧焼結することによって行われる。
常圧焼結の焼結温度は、1450〜1800℃であり、
前記仮焼結体の相対密度は焼結温度と焼結時間とによっ
て調整される。また、窒化ケイ素および焼結助剤の焼結
時の分解を防止するために、窒素ガスの加圧雰囲気下で
焼結を行ってもよい。さらに本実施の形態の多段階成形
加工は、前記実施の第1の形態と同様の方法で行っても
よく、前記実施の第2の形態と同様の方法で行ってもよ
い。
【0030】なお前記実施の第1〜第3の形態におい
て、原料粉末中にウィスカまたはパーティクルを添加し
て前記仮焼結体または焼結体を形成し、結晶粒の成長を
抑制しながら前記仮焼結体または焼結体に多段階成形加
工を施してもよい。この場合、ウィスカとしては、窒化
ケイ素ウィスカまたは炭化ケイ素ウィスカなどを用いる
ことが可能であり、パーティクルとしては炭化ケイ素の
微小結晶粒子などを用いることが可能である。
【0031】次に本発明の実施の第4の形態として、す
でに結晶粒配向組織の形成された仮焼結体または焼結体
(以後、「配向組織焼結体」と略称する)を用いて多段
階成形加工を行ってもよい。前記配向組織焼結体は、窒
化ケイ素系原料粉末に前記パーティクルまたはウィスカ
を添加し、シート成形あるいは射出成形を行って成形体
を成形し、成形された成形体を焼結することによって製
造してもよく、焼結鍛造を行って製造してもよい。本実
施の形態では、前記配向組織焼結体にさらに前記多段階
成形加工が施され、窒化ケイ素系セラミックスが形成さ
れる。これによって、窒化ケイ素系セラミックスの結晶
粒配向組織がさらに多様に形成されるので、窒化ケイ素
系セラミックスの各部分が受け持つ機能に応じた特性
を、各部分毎にさらにきめ細かく付与することができ
る。その結果、窒化ケイ素系セラミックスの適用用途が
さらに拡大する。また前記多段階成形加工を仕上げ加工
として施すことができるので、窒化ケイ素系セラミック
スの結晶粒配向組織を所望の配向組織と一致するように
精度よく制御することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、窒化ケイ
素系セラミックスの各部分の結晶粒の配向方向を所定の
方向に配向させることができるので、前記各部分毎に、
各部分が受け持つ機能に応じた特性を付与することがで
きる。その結果、窒化ケイ素系セラミックスの機械部品
としての適用範囲を大幅に拡大することができる。
【0033】また本発明によれば、窒化ケイ素系原料粉
末は複数の種類を使用可能であり、原料粉末の適用範囲
が広いので、窒化ケイ素系セラミックスの要求特性に応
じて適正な原料粉末を選択して使用することができる。
【0034】また本発明によれば、多段階成形加工前の
相対密度95%以上の高密度焼結体に対して、多段階成
形時に超塑性加工を施すことによって相対密度をさらに
増大させることができる。その結果、窒化ケイ素系セラ
ミックスの強度および靭性を大幅に向上させることがで
きる。
【0035】また本発明によれば、多段階成形加工前の
仮焼結体の相対密度が70〜95%の低密度であるの
で、多段階成形加工時の変形能が大きくなる。したがっ
て、超塑性加工を施すことによって仮焼結体の結晶粒の
配向度を大幅に高めることができる。また前記結晶粒の
配向度の向上と同時に、相対密度の向上も図ることがで
きる。
【0036】また本発明によれば、仮焼結体または焼結
体の多段階成形加工は、各成形段階毎に熱間圧縮加工、
熱間圧延加工、熱間押出し加工および熱間引張り加工の
中から選択された加工方法を用いて行うことができるの
で、仮焼結体または焼結体を様々な形状に成形加工する
ことができる。その結果、機械部品としての適用範囲を
大幅に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態である窒化ケイ素系
セラミックスの成形方法を示すフローチャートである。
【図2】窒化ケイ素系セラミックスの熱間圧縮加工によ
る形状推移とその塑性流動方向とを示す模式図である。
【図3】本発明にかかわる窒化ケイ素系セラミックスか
ら成るタービンブレードの配列状況を示す模式図であ
る。
【図4】図3に示すタービンブレードの取付状況を示す
模式図である。
【図5】本発明の実施の第2の形態である窒化ケイ素系
セラミックスの成形方法を示すフローチャートである。
【図6】窒化ケイ素系セラミックスの成形加工による形
状推移とその塑性流動方向とを示す模式図である。
【符号の説明】
1,21 焼結体 1a,21a 多段成形部分 1b,21b 1段成形部分 3,24 型治具 13 タービンブレード 14 タービンディスク 15 基部 16 翼部 17 境界部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 直樹 愛知県名古屋市西区又穂町二丁目1番地 公団又穂2−219 (72)発明者 若井 史博 岐阜県岐阜市幸ノ町二丁目20番地 (72)発明者 伊牟田 守 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 (72)発明者 後藤 淳 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化ケイ素系原料粉末を成形、焼結して
    仮焼結体または焼結体を形成し、前記仮焼結体または焼
    結体に多段階の成形加工を施し、各成形段階毎に前記仮
    焼結体または焼結体の少なくとも一部分に塑性流動を生
    じさせて仮焼結体または焼結体の各部分の結晶粒の配向
    方向を所定の方向に制御することを特徴とする窒化ケイ
    素系セラミックスの成形方法。
  2. 【請求項2】 前記窒化ケイ素系原料粉末は、α窒化ケ
    イ素粉末、αサイアロン粉末、β窒化ケイ素粉末、βサ
    イアロン粉末および焼結助剤粉末の1種または多種の組
    合わせから成ることを特徴とする請求項1記載の窒化ケ
    イ素系セラミックスの成形方法。
  3. 【請求項3】 前記焼結体の相対密度が95%以上であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の窒化ケイ素
    系セラミックスの成形方法。
  4. 【請求項4】 前記仮焼結体の相対密度が70〜95%
    であることを特徴とする請求項1または2記載の窒化ケ
    イ素系セラミックスの成形方法。
  5. 【請求項5】 前記仮焼結体または焼結体の成形加工
    は、熱間圧縮加工、熱間圧延加工、熱間押出し加工およ
    び熱間引張り加工の中から前記成形段階毎に選ばれた1
    または複数の加工方法によって行われることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の窒化ケイ素系セラミ
    ックスの成形方法。
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