JPH10218510A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JPH10218510A
JPH10218510A JP9024124A JP2412497A JPH10218510A JP H10218510 A JPH10218510 A JP H10218510A JP 9024124 A JP9024124 A JP 9024124A JP 2412497 A JP2412497 A JP 2412497A JP H10218510 A JPH10218510 A JP H10218510A
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JP
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elevator
pattern
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JP9024124A
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Inventor
Hisashi Honda
久 本田
Hiroshi Kikuchi
寛 菊池
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境条件やエレベータ装置の運行状況などに
基づいて、最適な走行パターンでエレベータ装置を運行
できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 温度や時間等の環境情報を計測する環境
情報計測手段15と、エレベータ装置11の運行時間、
運行回数、運行休止時間等の運行情報を記憶する運行情
報記憶手段16と、これらからエレベータ装置の状態を
判別する状態判別手段14と、この手段によって判別さ
れた結果から走行パターンを作成してエレベータ装置へ
供給する走行パターン作成手段13とを備えた。これに
より、低温時に油の粘度が高くなって速度応答性が低下
しても、最適な走行パターンでエレベータ装置を運行す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ装置を
とりまく温度、湿度などの環境条件や、エレベータ装置
の運行状況などに基づいて、エレベータ装置の走行パタ
ーンを選択したり変更するようにしたエレベータ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物に設置されているエレベータ装置
は、油圧式とロープ式とに大別される。油圧式エレベー
タ装置は、タンクから油圧ポンプによって、圧力油をシ
リンダへ送ってプランジャを押し上げることにより、プ
ランジャに支えられているエレベータかごを上昇させ、
シリンダの油をタンクへ戻すことによりかごを下降させ
るものである。一方、ロープ式エレベータ装置は、つる
べ式ロープを減速歯車を介して巻上機で巻き取ったり、
巻き戻したりすることによって、ロープの一方の端に固
定されているエレベータかごを昇降させるものである。
【0003】これらのエレベータ装置には、通常3種類
の走行パターンが設定されている。その1つは、エレベ
ータ装置が普通に乗客を運搬しているときの運転状態を
表わす「通常モード」の走行パターンである。これは、
例えば、図6の(a)あるいは(b)に示したように、
加速開始ジャーク1→加速2→加速終了ジャーク3→定
常走行4→減速開始ジャーク5→減速6→減速終了ジャ
ーク7へと変化する走行パターンであり、定常走行時の
速度はV1 である。また、図6の(b)は、減速終了ジ
ャーク7の後にクリープ8がある場合のパターンを示し
ており、この図1の縦軸は速度V、横軸は時間tであ
る。
【0004】2つ目の走行パターンは、図6の(c)に
示したような「点検モード」の走行パターンである。こ
の走行パターンは、エレベータ装置の保守点検員が、か
ご上などに乗ってエレベータ装置の保守点検を行う場合
に使用するもので、かごの操作部などで、点検運転入力
を行うことにより「通常モード」から「点検モード」に
切り替えられ、低い速度V2 での定速走行を行うもので
ある。
【0005】3つ目の走行パターンは、図示していない
が、エレベータ装置に故障が発生した場合に、エレベー
タ装置を緊急停止させる「故障モード」である。この
「故障モード」の走行パターンは、エレベータ制御装置
の故障保護検出部が動作することにより、エレベータ装
置の駆動部や部品などに故障が検出されたときに、走行
パターンを強制的に「通常モード」から「故障モード」
に切り替えて、乗客等の安全を確保するためにエレベー
タ装置の運転を緊急停止させるもので、最寄り階にかご
を着床させて戸開させ、その後のエレベータ装置の運行
を停止させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧式エレ
ベータ装置には、油圧プランジャを駆動するための圧力
油が使用されており、また、ロープ式エレベータ装置の
ギヤケースなどにはグリースや潤滑油が含まれている。
これらの油は、温度により粘性が変化し、特に低温時に
おいては粘度が高くなる。
【0007】そのため、油圧式エレベータ装置の場合
は、圧力油の温度が低下すると、速度応答性が悪化する
ことになる。従って、気温の低い場合などは、暖気運転
によって油の温度を定格温度域に保持させることが必要
となるが、運行開始時には、圧力油の温度が低下してい
るため、定格温度に上昇するまでの間は、速度応答性の
低いままの状態でエレベータ装置を運転せざるを得ない
という問題があった。この速度応答性が低いと、乗り心
地を低下させたり着床位置の精度を低下させたりすると
ともに、故障保護検出部が動作してエレベータ装置の運
行停止を招くことになっていた。
【0008】同様に、ロープ式エレベータ装置の場合
も、気温が低く、運行し始めの時などは、ギヤケース内
の潤滑油の温度が低下しているため粘度が高くなってお
り、運転効率が低下したり、騒音が増加するなどの問題
があり、さらにこの場合も、故障保護検出部が動作して
エレベータ装置の運行停止を招くことがあった。
【0009】さらに、ロープ式エレベータ装置では、運
行中にモーター等の発熱により、機械室温度が上昇す
る。通常は温度が上がりすぎないように、換気装置等に
より機械室温度を定格範囲に保つようにしているが、建
物の設備において、必ずしも充分な容量の換気装置が設
置されているとは限らないため、気温が高いときにエレ
ベータ装置を連続運行した場合などは、機械室温度が定
格域を越えることがある。このような場合は、故障保護
検出部が動作するまでは「通常モード」による運行を継
続し、故障保護検出部が動作してエレベータ装置の運行
が強制的に停止された後、機械室温度が定格域に復帰す
るまで、エレベータ装置を待機状態にさせるため、乗客
に多大の迷惑を及ぼすことになるなどの問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、温度や時
間等の環境情報を計測する環境情報計測手段と、エレベ
ータ装置の運行時間、運行回数、運行休止時間等の運行
情報を記憶する運行情報記憶手段と、これら環境情報計
測手段および運行情報記憶手段からエレベータ装置の状
態を判別する状態判別手段と、この状態判別手段によっ
て判別された結果から走行パターンを作成してエレベー
タ装置へ供給する走行パターン作成手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】これにより、環境条件や運行条件に合わせ
て、最適な走行パターンでエレベータ装置を運行するこ
とができる。
【0012】第2の発明は、温度や時間等の環境情報を
計測する環境情報計測手段と、エレベータ装置の運行時
間、運行回数、運行休止時間等の運行情報を記憶する運
行情報記憶手段と、これら環境情報計測手段および運行
情報記憶手段からエレベータ装置の状態を判別する状態
判別手段と、複数の走行パターンを記憶する走行パター
ン記憶手段とを備え、前記状態判別手段によって判別さ
れたエレベータ装置の状態に応じて、前記走行パターン
記憶手段に記憶されている走行パターンから適切な走行
パターンを選択してエレベータ装置へ供給するようにし
たことを特徴とする。
【0013】これにより、環境条件や運行条件に合わせ
て、最適な走行パターンでエレベータ装置を運行するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるエレベータ制
御装置の実施の態様について図1ないし図5を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明によるエレベータ制御装置
を説明するために示した系統図である。この図で11は
エレベータ装置であり、このエレベータ装置11は、制
御装置12のパターン作成部13で作成された所定モー
ドの走行パターンに従って走行が制御される。
【0016】パターン作成部13は、状態判別部14に
おいて、温度、湿度、季節(日にち)、時間などの環境
情報を検出する環境情報検出部15と、エレベータ装置
の運行時間、運行回数、運行休止時間などの運行情報を
記録する運行情報記録部16からの情報を基に算出され
た運転係数から、走行パターンを作成する。また、パタ
ーン作成部13は、故障保護検出部17からの故障検出
信号や、かごの操作部18からの点検運転入力信号を受
けて、故障モードの走行パターンや点検モードの走行パ
ターンを作成してエレベータ装置へ走行指令として供給
する。
【0017】なお、パターン作成部13は、状態判別部
14、故障保護検出部17、かごの操作部18などから
の信号を受けて、その都度走行パターンを作成するよう
にしてもよいし、各部から入力された信号に応じて、予
め作成して記憶されている走行パターンの中から、最適
な走行パターンを選択してエレベータ装置へ走行指令と
して供給するようにしてもよい。
【0018】さて、状態判別部14へ環境情報検出部1
5から供給される温度、湿度、季節(日にち)、時間な
どの環境情報が標準範囲であり、かつ運行情報記録部1
6からのエレベータ装置の運行時間、運行回数、運行休
止時間などの運行情報を基に算出された運転係数αが
1.0の場合には、パターン作成部13へ標準モードの
走行パターンの作成を指示し、パターン作成部13にお
いて例えば図2に示すような走行パターンが作成され
て、エレベータ装置4へ走行指令として供給される。な
お、図2において縦軸は速度V、横軸は時間tであり、
V1 は定常走行時の速度、a1 は加速度、b1 は減速度
を示している。
【0019】一方、環境情報検出部15から供給される
環境情報が標準範囲を外れて、例えば冬期で気温が低か
ったり、運行情報記録部16からの運転係数αが1.0
より小さい場合には、状態判別部14はパターン作成部
13へ、標準モードの走行パターンよりも緩やかな走行
パターンの作成を指示し、パターン作成部13において
例えば図3に示すような走行パターンが作成されて、エ
レベータ装置4へ走行指令として供給する。なお、図3
においても図2と同様に縦軸は速度V、横軸は時間tで
あり、V3 は定常走行時の速度、a2 は加速度、b2 は
減速度を示しており、それぞれV1 >V3 、a1 >a2
、b1 >b2 の関係となっている。
【0020】すなわち、温度が低く圧力油や潤滑油など
の粘性が高くなり、速度応答性が低くなっているので、
走行パターンを標準モードよりも加速度a、減速度bと
ともに定常走行速度Vも低くして、指令に対する応答性
の鈍さを補うようにしている。このような走行パターン
をここでは「緩やかモード」と呼ぶこととする。なお、
夏期に気温が高かったり、エレベータ装置の連続運行に
よって、機械室の温度が上昇した場合なども、エレベー
タ装置が正常に運行できる温度領域を越える前に、走行
パターンを標準モードから緩やかモードに切り換えるこ
とにより、加速度、減速度、定常走行速度を低く抑えて
モータなどの発熱による機械室の温度上昇を抑制するこ
とができる。
【0021】この緩やかモードの走行パターンとするこ
とにより、低温時の応答性の鈍さ、および効率の低下に
よる、乗り心地の低下、騒音の増加、着床位置精度の悪
化、故障保護検出部17の動作によるエレベータ装置の
運行停止等を回避させることができる。
【0022】このような判別処理の仕方の一例を図4に
フローチャートで示してある。
【0023】すなわち、ステップ1にて温度(気温)T
が設定範囲か否か(T1 ≦T≦T2)を判断し、設定範
囲以内であれば、標準モードでの走行パターンを与え、
設定範囲外であれば、ステップ2へ進み季節条件が設定
季節Sか否か(季節=S?)を判断する。これはカレン
ダー機能により、例えば日にちが12月1日から3月1
日までを冬期と判断させるようにすればよい。
【0024】ここで、設定季節Sでなければ標準モード
での走行パターンを与え、設定季節であれば、ステップ
3へ進み時刻tが設定範囲か否か(t1 ≦t≦t2 )を
判断する。例えば午前8時(t1 )から午後9時(t2
)の間が設定時間だとすれば、その範囲以内であれば
標準モードでの走行パターンを与え、設定範囲外であれ
ば、ステップ4へ進みエレベータ装置の運行休止時間が
設定値を越えたか否か(t0 ≧tmin )を判断する。そ
して、設定値(t0 )が例えば30分(tmin )だった
として、運行休止時間が30分以上だった場合には、緩
やかモードの走行パターンを与え、30分に満たない時
間であれば標準モードでの走行パターンを与えるもので
ある。
【0025】また、状態判別部14における温度判別条
件を、例えば図6に示すような縦軸を係数α、横軸を温
度Tとしたグラフのような値としておき、環境情報検出
部15からの温度(気温)Tが設定温度T1 、T2 の範
囲以内であれば係数αを1.0とし、設定範囲外であれ
ばそれよりも低くして、このグラフから得られる係数に
よって、標準モードの走行パターンを補正するようにし
てもよい。これは、設定温度Tに限らず、季節判定条
件、時刻判定条件、運行休止時間判定条件などにも同様
に適用できることは言うまでもない。このようにすれ
ば、緩やかモードの走行パターンを、図3に示したよう
な1種類に限らず、設定条件に応じた種々のものとする
ことができる。
【0026】なお、運転係数の算出をグラフにより求め
る場合について述べたが、数式による方法でも、また、
表を用いる方法でもよいことは言うまでもない。
【0027】また、パターン作成部13からエレベータ
装置11へ送られる走行指令は、制御装置12内の記憶
装置に記憶させたり、エレベータ装置の運行を管理して
いる外部の運行管理室へ送り、そこに設置されている記
憶装置などに記憶させて、保守点検時のデータとして活
用することにより、故障情報や部品の寿命などに関する
情報を事前に取得して、効率よくエレベータ装置を運行
することができる。
【0028】次に、上記のような本発明の種々の実施の
形態について説明する。
【0029】すなわち第1に、予め、制御装置12内に
数種類の標準モードの走行パターンを用意しておき、温
度、季節等の環境情報、あるいは運行回数、運行時間等
の運行情報に基づき、その中から1つを選択し、状況に
応じた最適の走行パターンをエレベータ装置へ提供する
ようにしてもよい。例えば、油圧式エレベータ装置等で
は、通常の場合は、制御装置12に記憶されている標準
モードの走行パターンの中から、加速度a、減速度b、
及び定常速度Vが中程度のものを選び出して、走行パタ
ーンとして与え、また、判別条件として、乗客が少な
く、負荷が小さくて、加速時の保護検出に余裕ができる
場合などは、制御装置12に記憶されている走行パター
ンの中から、加速度a、減速度b、及び定常速度Vが大
きいものを選び出し、走行パターンとして与えるように
する。
【0030】第2に、例えば油圧エレベーター等では、
通常の場合は、制御装置12に記憶されている基準とな
る走行パターンをそのまま与え、判別条件として、乗客
が少なく、負荷が小さくて、加速時の保護検出に余裕が
できる場合などは、記憶されている基準となる走行パタ
ーンに対して状況に比例した常数を加算したものを、走
行パターンとして与える。また、判別条件として、冬期
に時刻が午後9時から午前8の間で、エレベータ装置の
休止状態が30分以上継続した場合には、制御装置12
に記憶されている基準となる走行パターンに対して、状
況に比例した常数を減算したものを、走行パターンとし
て与え、速度応答性の悪化に対応させることにより、温
度、季節等の環境、あるいは運行回数、運行時間、運行
休止時間等の運行状況に応じて、エレベータ装置を更に
きめ細かく最適な条件で運行することができる。
【0031】第3に、本発明を例えば、エレベータ装置
のドア開閉制御装置などに適用し、通常は高速で戸開閉
させていて、何らかの障害物により再戸開反転した後の
戸閉時には戸閉速度を遅くして保護検出等に対応させる
ことができる。
【0032】第4に、個人住宅など、機器の定格ぎりぎ
りで使用しているエレベータ装置においては、連続使用
時に、巻き上げ機に対する走行パターン指令や、ドア開
閉速度を低くして熱定格オーバーを回避させたり、過積
載時には加速度、減速度、定常速度を低く抑えて、過電
流などの保護検出を回避させることができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエレベー
タ制御装置によれば、温度、湿度、季節等の環境条件
や、運行時間、運行回数、運行休止時間等の運転状況に
応じて、最適な走行パターンでエレベータ装置を運行す
ることができるので、低温時の運転効率の低下や騒音の
増加を抑制することができる。また不用意に保護モード
が働いたり、エレベータ装置の運行停止状態となるのを
回避することができ、乗客へのサービスを向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータ制御装置の一実施の形
態を説明するために示した系統図である。
【図2】図1に示す装置における標準モードの走行パタ
ーンの一例を示した図である。
【図3】図1に示す装置における緩やかモードの走行パ
ターンの一例を示した図である。
【図4】図1に示す装置における条件判別処理の一例を
示したフローチャートである。
【図5】図1に示す装置における条件判定係数の一例を
示した図である。
【図6】従来のエレベータ装置の走行パターンを説明す
るために示した説明図である。
【符号の説明】
11 エレベータ装置 12 制御装置 13 パターン作成部 14 状態判別部 15 環境情報検出部 16 運行情報記録部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度や時間等の環境情報を計測する環境
    情報計測手段と、 エレベータ装置の運行時間、運行回数、運行休止時間等
    の運行情報を記憶する運行情報記憶手段と、 これら環境情報計測手段および運行情報記憶手段からエ
    レベータ装置の状態を判別する状態判別手段と、 この状態判別手段によって判別された結果から走行パタ
    ーンを作成してエレベータ装置へ供給する走行パターン
    作成手段とを備えることを特徴とするエレベータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 温度や時間等の環境情報を計測する環境
    情報計測手段と、 エレベータ装置の運行時間、運行回数、運行休止時間等
    の運行情報を記憶する運行情報記憶手段と、 これら環境情報計測手段および運行情報記憶手段からエ
    レベータ装置の状態を判別する状態判別手段と、 複数の走行パターンを記憶する走行パターン記憶手段と
    を備え、 前記状態判別手段によって判別されたエレベータ装置の
    状態に応じて、前記走行パターン記憶手段に記憶されて
    いる走行パターンから適切な走行パターンを選択してエ
    レベータ装置へ供給するようにしたことを特徴とするエ
    レベータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記走行パターンは、少なくとも標準的
    な走行パターンと、この標準的な走行パターンに対して
    加速度、減速度、定常速度が小さい緩やかな走行パター
    ンとを有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のエレベータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記緩やかな走行パターンは、標準的な
    走行パターンの加速度、減速度、定常速度のいずれか
    を、前記環境情報計測手段または運行情報記憶手段から
    の情報に基づいて補正して得ることを特徴とする請求項
    3に記載のエレベータ制御装置。
JP9024124A 1997-02-06 1997-02-06 エレベータ制御装置 Pending JPH10218510A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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