JPH10211907A - 製茶包装装置 - Google Patents

製茶包装装置

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JPH10211907A
JPH10211907A JP9049543A JP4954397A JPH10211907A JP H10211907 A JPH10211907 A JP H10211907A JP 9049543 A JP9049543 A JP 9049543A JP 4954397 A JP4954397 A JP 4954397A JP H10211907 A JPH10211907 A JP H10211907A
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JP
Japan
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bag
folding
mouth
tea
sealing
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JP9049543A
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Inventor
Koji Watanabe
康次 渡辺
Kenji Aoki
謙司 青木
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移送手段をオープンスペースとし、機器のメ
ンテナンスが楽に確実にでき、袋口のシワを伸ばしてシ
ールを確実にすると共に、前工程に袋折り手段を併設す
ることで、より確実に窒素シールすること。 【解決手段】 移送手段を内包した対の開閉自在なチャ
ンバー内を真空にする手段と、この真空チャンバー内に
窒素ガスを充填する手段と、袋の口を閉塞と同時に袋口
のシワを伸ばす手段とその状態を押える手段とシールす
る手段とを備えると共に、この窒素シール部の前に、箱
内に袋詰めした袋口を折り畳む袋折り部を備えた製茶包
装装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱内に茶を袋詰した袋
の袋口を折り畳む袋折り機と、この状態で窒素ガス封入
と袋口をシールとができる製茶包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荒茶の出荷形態として、袋サイズ
が20、30、40キログラムの大形袋で紙とビニール
と紙の三重袋(製茶業界では「大海袋」という)にいれ
てそのまま出荷していたが、近年大海袋内に窒素ガスを
充填して出荷したり、又は紙の片面をラミネートした袋
に窒素ガスを充填し、この窒素ガス入れの袋を箱に入れ
て出荷する傾向が増加している。すると、大海袋や紙の
片面をラミネートした袋(以下、これらの両者を「袋」
という)に窒素ガスを充填すると、袋の形状が変形して
しまい、このまま縄掛けや樹脂テープをするさいに、こ
の作業がしにくかったり、時には袋を破損したりとのト
ラブルが発生した。また、箱を組み立て、底にテープを
貼ったり、この組み立てられた箱内に袋を入れたり、干
茶を計量する計量器まで箱を移動させて充填し、これ
を、さらに窒素充填機まで移動させ、袋内に窒素ガス等
を充填し袋口部を溶着(以下、単に窒素シールという)
して、次の縄掛け等の工程へと箱を移動せねばならな
い、この作業は疲れるし、気の抜けない重労働である。
さらに、窒素ガス入りの袋は形が変形した状態になり、
このような袋を箱に入れるのは大変であり、無理に押し
込むと袋を破損することになる。さらに、三番茶のよう
に窒素ガスを入れずに袋口部をシールしたい場合もある
が、窒素ガス封入シール機を袋詰の熱シールのみにも利
用できるものがなかったので専用シール機を用意し、こ
れらの交換等の準備が大変であった。
【0003】ところで、上記の方法等で荒茶を計量、袋
詰め、結束する工程を全て自動化しようとするもの(実
開平4−103492号公報)があるが、このものは、
単に荒茶を計量し、袋詰めし、結束することを自動化し
ただけであって、近年増加してきた窒素ガスを充填する
ものではないので、上記従来技術のもつ袋の形状が変形
してしまう等の問題点は何等解決するものではない。ま
た、真空包装の分野であるが、包装袋の外観上を良くす
るため、或いは貯蔵や運搬に便利にするため、真空包装
された包装袋を平坦化整形することが行われている。例
えば、特開昭63−317430号公報、特開平1−1
24518号公報、特開平1−182218号公報等に
も開示されている。これらのものは、真空包装した包装
袋を真空チャンバ内で振動を与えながら平板により加圧
して平坦化するものであり、これらも窒素ガスを充填す
る際の袋の変形を防止するものでなく、上記問題点はな
んら解決できない。さらに、真空包装等に用いられ、被
包装物を収納した袋内にガスを封入して熱封着するもの
として、特公平3−33571号公報のものもあるが、
このものは、単にガスを充填して熱封着するだけなの
で、上記問題点は何等解決できない。そこで、本願出願
人は、先にこれらの問題を解決するために、特開平7−
315330号公報、特開平7−315328号公報、
特開平7−315329号公報等を提案した。本発明は
さらにこれらを改良し、使い易く、メンテナンスが楽で
確実なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、第1に、窒素
シールの移送手段をオープンスペースとし、かつ対の開
閉自在なチャンバー内を真空にし窒素ガスを袋内に充填
し袋の口をシールすることで、これらの機器のメンテナ
ンスが楽に、確実におこなえるようにすること。第2
に、第1の課題にくわえて、対のチャンバーの開閉を確
実にすること。第3に、第1又は第2のいずれかの課題
にくわえて、袋口のシワを伸ばす手段を付加すること
で、袋口のシールがより確実にできること、、第4に、
第1乃至第3のいずれかの課題にくわえて、シールする
手段の下方にその状態を押える手段とを備えたことで、
そのシワを伸ばした状態を保持しシールがより確実に行
うこと。第5に、第3又は第4の課題にくわえて、シワ
を伸ばす手段をばねの付勢力に抗した簡単な構造を利用
したシワを伸ばす手段とし、安価で確実なシワを伸ばし
手段を提供すること。第6に、第1乃至第5のいずれか
の課題にくわえて、箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む
袋折り部を前工程に備えた二とにより、次の窒素シール
が楽に、より確実にできる製茶包装装置を提供するこ
と。第7に、第6の課題にくわえて、袋折り部を上下動
を行う折込み棒と、上下動と二本のエアシリンダの伸縮
とを行う折込み棒とにより袋口の上部両端の断面を略>
<の字状に折り畳む構成としたことにより、その構造
が簡単でより確実に袋口を略> <の字状の折り畳みを
できること。第8に、第6又は第7の課題にくわえて、
上下動と、その上下の位置でエアシリンダの伸縮で袋の
肩部を整形する袋押え板を備えたことにより、袋への充
填量に応じたより完璧な袋口の折り畳みができること。
第9に、第1乃至第8のいずれかの課題にくわえて、袋
折り部と窒素シール部との間にバッファー部を備えたこ
とにより、生産性をアップさせ、ラインの稼働に支障が
ないようにすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、移送手段を内包した対の開閉自在
なチャンバー内を真空にする手段と、この真空チャンバ
ー内に窒素ガスを充填する手段と、袋の口を閉塞してシ
ールする手段とを備えたことを特徴とする製茶包装装置
である。第2に、上記移送手段を内包した対の開閉自在
なチャンバーは、断面コの字形のチャンバーの上面に対
峙した状態で開閉させる開閉手段と、移送手段を内包し
その下面に案内摺動する手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1に記載の製茶包装装置である。第3に、前記
袋の口を閉塞してシールする手段に、袋の口を閉塞する
際に袋口のシワを伸ばす手段とを備えたことを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の製茶包装装置である。
第4に、前記袋の口を閉塞してシールする手段に、袋の
口を閉塞する際袋口のシワを伸ばす手段と、シールする
手段の下方にその状態を押える手段とを備えたことを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の
製茶包装装置である。第5に、上記シワを伸ばす手段
は、ヒートシールを押圧する空圧シリンダの動作により
押圧されるバーと、その先端に回動自在のスライダー
と、このスライダーがバーに付設されたばねの付勢力に
抗して後退と摺動の動作をすることを特徴とする請求項
3又は請求項4に記載の製茶包装装置である。第6に、
箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り部を前工程に
備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
か1項に記載の製茶包装装置である。第7に、上記袋折
り部は、上下動を行う折込み棒と、上下動と二本のエア
シリンダの伸縮とを行う折込み棒とにより袋口の上部両
端の断面を略> <の字状に折り畳む構成を備えたこと
を特徴とする請求項6に記載の製茶包装装置である。第
8に、上記袋折り部には、上下動と、その上下の位置で
エアシリンダの伸縮で袋の肩部を整形する袋押え板を備
えた請求項6又は請求項7に記載の製茶包装装置であ
る。第9に、箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り
部と窒素シール部との間にバッファー部を備えたことを
特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載
の製茶包装装置である。
【0006】
【実施の形態】以下、本発明の製茶包装装置について、
図1乃至図8の実施例に基づいて説明する。図1は、本
発明の箱内に茶を袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り部
と、この状態で窒素ガス封入と袋口をシールすることが
できる窒素シール部との間にバッファー部を備えた全体
を以下、「窒素シール機」という、この窒素シール機の
一実施例を示す正面図である。図1に示すように、本体
フレーム1は上下の一対の桟1a、1a、1b、1bと
縦の枠1cで枠体を構成し、この枠体の上に縦横の枠1
d〜1eで配管フレームを構成し、桟1b、1b上にコ
ンベア2を構成する回転ローラ2a…をコの字の左右の
フランジ2b外に付設し、このフランジ2b外で歯付ベ
ルト(図示せず)でこの各ローラ先端プーリ2cを回転
させる。下の桟1b上の各コンベア2A、2B、2Cの
駆動を歯付ベルトでしても、滑り板やローラ等の上をフ
ック或いは押出し手段で被包装物を移動させてもよい。
上記コンベア2Cを内在するように対の略断面コの字形
のチャンバー3、4を設け、下の桟1bの裏面の任意の
位置に複数のガイドレール5、5(図示しないが仮設の
レール上を滑る)とレベリングパット6、6…とを設
け、この本体フレーム1は仮設のレール上で移動できる
とともに任意の場所にレベリングパット6を操作して据
付けることができる。
【0007】先ず、窒素シール部について図1乃至図8
に基づいて説明する。この対の略断面コの字形のチャン
バー3、4は、図5に示すように、コンベア2Cの両端
のフランジ2bの下方にフレーム7を取付け、このフレ
ーム7にコンベアブラケット8を取付けてある。図2、
図5に示すように、シャフト10にタップ9を刻設し、
コンベアブラケット8と連結し、このシャフト10は、
メタルスクレーパ11、ダストシール12、ブシュ1
3、Oリング14、ダストシール12、メタルスクレー
パ11とを備えたコンベアホルダー15によってチャン
バー3、4にOリング16を介して取付けられている。
このコンベアホルダー15の内側には前記コンベアブラ
ケット8がタップ9を刻設されシャフト10と連結して
いるので、摺動自在となっている。また、このコンベア
ホルダー15の内外側にはインナーカラー17、アウタ
ーカラー18を備えたスリーブ19によってチャンバー
3、4の対向側面3a、4aが摺動自在で気密的に取付
けられている。そして、図4に示すように、チャンバー
3、4の一方の上面に取付けられたシリンダーブラケッ
ト20にエアシリンダ21と、このエアシリンダ21の
ロッド22と連結したチャンバーの他方の上面に取付け
られたイケールジョイント23とにより、そのエアシリ
ンダの伸縮により対峙されたチャンバー3、4が、一方
の上面に取付けられた対のシャフトホルダー24、24
の対のシャフト25、25と、他方の上面に取付けられ
た該シャフトを案内保持するケースユニット26、26
と、チャンバー3、4の一方の下面に取付けられた前記
コンベアブラケット8とシヤフト10とインナーやアウ
ターカラー間のコンベアホルダー15等により、正確に
図2に示すように実線位置から二点鎖線の位置へと移動
したり実線位置へ戻ったりする。このエアシリンダの伸
縮に代えて筒に刻設した左右ネジと、左右ネジを刻設し
たねじの回転としてもよい。この時チャンバー3、4の
接合面には、図示していないが、一方に面パッキンをね
じ止めされ、他方のチャンバーの接合面を上記パッキン
のねじ止め部位のねじ頭の幅と高さ寸法の段部となるよ
うにしてあり、気密をより確実にするためパッキンを面
接触としてある。なお、図5、図2に示すように、電極
27、エアープラグ28を内外にOリング14、16付
のスリーブ29、30を内外のボルト・ナット31で取
付けてある。また、図4に示すように、側面に図示して
いないOリングを付設したサイトグラスフランジ32に
より内部を観察できるサイトグラスをサイトグラスホル
ダー33で取付けてもよい。
【0008】また、チャンバー3、4の一方の上面に側
面にOリングを付設した真空用のスリーブ34が取付け
られ、他方の上面に側面にOリングを付設した真空用プ
ラグ35とチャンバー3、4の双方の上面に電極36を
内外に前述のようにOリング付のスリーブを介して内外
のボルト・ナットで取付けてある。なお、図2、図5に
示すように、前記コンベア2Cの両端のフランジ2bの
略上端部位でコンベア2Cの上端のチャンバー3、4の
対向側面3a、4aに光電スイッチ37、38が取付け
られ、この光電スイッチが箱を検知すると、図1に示す
ように、コンベア2Cの前後に取付けたガイド付薄形エ
アシリンダ39が作動して、該シリンダに取付けたスト
ッパー40がコンベア2Cの上方まで出て、箱を動かな
いように保持する。
【0009】さらに、上記窒素シール部のシール構造を
説明すると、後述の前工程で箱に装填された袋の上端袋
口部を袋折部で袋口の上部両端の断面を略> <の字状
に折り畳まれたラミネートされた箱詰用の袋(以下、単
に「袋」という)を、図6に示すように、各略断面コの
字形のチャンバー3、4の対向側面3a、4aに支柱4
1、41…とシリンダーブラケット42により取付けら
れたエアシリンダ43…が略等間隔に付設され、該エア
シリンダ43のロッド44の先端にネジ止めされたシャ
フト45が、図8に示すように、前後にそれぞれメタル
スクレーパ11、ダストシール12、Oリング14、ブ
シュ13と外側にOリングとを備えたスリーブ46によ
ってチャンバー3、4の対向側面3a、4aに摺動自在
で気密的に取付けられていて、このシャフト45の先端
に、図7に示すようにシールバーホルダー47がヒンジ
ピン48とスナップピン49とで着脱自在に取付けら
れ、該シールバーホルダー47にはシールバー50が取
付けられ、このシールバー50に粘着テープでラバーパ
ッド51が取付けられ、さらにラバーパッド51の前面
に粘着テープ52でヒータ53が取付けられている。ま
た、図6、図8に示すように、各シールバーホルダー4
7の略中央部位にアームベース54が取付けられ、この
アームベース54に後端部位が回動自在にピン55止め
され先端にスライダー56…が回動自在にピン57止め
されたシワ伸ばしアーム58が八の字形に上記アームベ
ース54に取付けられ、該各シワ伸ばしアーム58は引
張りバネ59でこのアーム先端に取付けられたスライダ
ー56が図6に示す実線の位置するように付勢され、前
記エアシリンダ43が伸びてシールする際にスライダー
56が二点鎖線の位置に引張りバネに抗して後退する時
に袋口部位をスライダー56が摺動してシワを伸ばす働
きをするので、シールがシワのない状態で略完全にシー
ルできる。また、この時に該シールバー50の下方のチ
ャンバー3、4の対向側面3a、4aに好ましくは二個
のエアシリンダ60を略等間隔に上述の取付けと同様に
付設され、該エアシリンダ60のロッドの先端にネジ止
めされたシャフト61が図示していないメタルスクレー
パ、ダストシール、ブシュ、カラー等を備えたスリーブ
によってチャンバー3、4の対向側面3a、4aに摺動
自在で気密的に取付けられていて、このロッド61の先
端に、図2に示すように、折り畳まれた袋の肩部位を保
持するネオスポンジ等のパッド62が取付けられてい
る。
【0010】次ぎに、前工程である箱に装填された袋の
上端袋口部を袋口の上部両端の断面を略> <の字状に
折り畳む袋折り部について図1、図9乃至図12に基づ
いて説明する。上の桟1aに下向きコの字の袋折りサポ
ート63を取付け、この袋折りサポートの上面に二本の
ガイドシャフト64とエアシリンダ65とが取付けら
れ、このガイドシャフト64とエアシリンダのロッド6
6とにより上下動させる袋折りフレーム67が付設さ
れ、この袋折りフレーム67の両端に支柱68が垂下さ
れ、この支柱68にスペーサ69を介して上下のギヤボ
ックス70、71が取付けられ、図12に示すように、
上のギヤボックス70にはエアシリンダベース72をボ
ルト73で取付けることで二本のエアシリンダ74が左
右に伸縮するように取付けられ、その各エアシリンダ7
4のロッドにラック75を連結板89、90で連結され
ている。また図11に示すように、下のギヤボックス7
1には上記各エアシリンダ74によって伸縮されるラッ
ク75、75と、下のギヤボックスに取付けられたそれ
ぞれ対のピニオン76…とローラフォロアー77…とで
対のラック75が案内伸縮される。そして、図10に示
すように、このラック75の両先端にJの字状の折込み
棒78がそれぞれ取付けられている。さらに上記下のギ
ヤボックス71の略中央79の先端に下向きコの字でそ
の両端がそれぞれ内向きに傾斜している折込み棒80が
付設されている。なお、二本のエアシリンダ74が左右
に伸縮する動作を複数(少なくとも2回)すると略折り
畳みが完璧にできる。
【0011】また、図9に示すように、上記下向きコの
字の袋折りサポート63の両側壁の両端にそれぞれエア
シリンダ(2本)81…を取付け、そのロッド82にス
ライドパック84と、横架したエアシリンダ83とその
スライドバック84とを取付け、さらに横架したエアシ
リンダのロッド先端に袋押え板85が取付けてある。図
9の実線位置で、横架したエアシリンダ83が作動し、
袋口上部の肩部位を袋押え板85が押え袋の形を整えて
からいったんもとに戻し、次いで、中間部まで押え板8
5を前進させたのち、この両側壁の両端のそれぞれのエ
アシリンダ81の作動で図9に示す二点鎖線位置に垂下
された時に、さらに、そのロッドに取付けられたエアシ
リンダ83が作動し、袋口中部の肩部位を押えて(二点
鎖線の位置)袋の形を整えるのである(袋に茶を入れる
量によってはこの袋口中部の肩部位を押えが不要になる
こともあるし、押え板の寸法を変えたりすることがあ
る)。なお、チャンバーの上面に側面にOリングを付設
した真空用のスリーブ34が取付けられ、このスリーブ
34を介して真空ポンプとをエアフィルタ(図示せず)
を介在させてホースで連結されており、ホースに流量調
整バルブ、逆止弁、等(図示せず)が設けられていて、
チャンバー内を真空引きされる。さらに、この真空用の
スリーブを利用してチャンバー内にガスを供給できるよ
うにガスボンベにホースで連結されており、ホースに流
量調整バルブ、逆止弁、等(図示せず)が設けられてい
る。
【0012】さらに、図1に示すように、袋折り部と、
この状態で窒素ガス封入と袋口をシールすることができ
る窒素シール部との間にバッファ一部とを備えている。
バッファー部は、桟1b上にコンベア2Bを構成する回
転ローラ2a…をコの字の左右の枠2b外に付設し、こ
の枠2b外で歯付ベルト(図示せず)でこの各ローラ先
端プーリ(図示せず)を回転させる。このコの字の左右
の枠2bの上方に伸びるサイド案内板86が取付けられ
ていると共に、コンベア2の前後に箱の寸法幅の位置
に、ガイド付薄形エアシリンダ87を付設し、このシリ
ンダの動作時にコンベア2の上方に突き出てくるストッ
パー88とを付設し、さらに上述の光電スイッチ37、
38が取付けられ、窒素シール部の工程の所定時間を経
過した後にチャンバー内で箱を検知した時に作動させる
ものであり、生産性をアップさせるストックで、ライン
が稼働し袋折り部が略40秒なのに対して、窒素シール
部が略60秒かかり、非同期の時に袋折り部を通過した
時にこのバッファー部でストックできる。なお、本発明
において必ずしも必要とするものではない。なお、上記
実施例で茶について説明したが、本発明は茶と同様な軽
くて、かさ張るもの或いは粉体、粒状物等に使用でき
る。したがって、本発明は一般の包装装置に適用でき
る。
【0013】次ぎに、動作について説明すると、コンベ
アAで送り込まれた箱に入れられ茶が袋詰された状態の
袋口部を、袋折り部で、先ず、下流側のストッパが上昇
位置になっていて箱の移動が停止して、上流側のストッ
パが上昇し、箱の動きをなくし、エアシリンダ65が動
作することで折込み棒78、80が袋口部まで下降し、
さらに、対のエアシリンダ74が動作することで、折込
み棒78が二点鎖線の位置まで縮み袋口の上部両端の断
面を略> <の字状に折り畳まれると同時に、図9の横
架されたエアシリンダ83も動作することで、二点鎖線
の位置まで袋押え板85が袋口上部の肩部位をおすこと
で袋口の上部両端の断面を略> <の字状に折り畳む、
いったん袋押え板85を後退させたのち、再度前進させ
中間部で停止させてから、図9の2個のエアシリンダ8
1を動作させ、袋押え板85を箱の内部に降下させその
後二点鎖線の位置で横架されたシリンダ83を動作させ
て、袋口中部の肩部位を袋押え板85が押え袋の形を整
えることができる二点鎖線位置まで伸ばす、このように
袋口上中部の肩部位をおすことで袋口の上部と中部との
両端の断面を略> <の字状に折り畳むので略完璧な袋
口上中部が折り畳まれた状態となる。
【0014】次いで、コンベアCにより送り込まれた箱
に入れられ袋口部位の両端の断面を略> <の字状に折
り畳まれた状態の袋口部を、窒素シール部で、先ず、下
流側のストッパが上昇位置になっていて箱の移動が停止
して、上流側のストッパが上昇し、箱の動きをなくし、
対のチャンバー3、4をエアシリンダ21を動作させ
て、チャンバー3、4の一方の面パッキンと他方の凸縁
とで密封し、チャンバー内を真空引きし、次いで窒素ガ
スを封入すると共に、この状態で、図6に示す4基のエ
アシリンダ43が動作すると共に、対の八の字に取付け
られたシワ伸ばしアームも前進し、その先端に取付けら
れたスライダが袋口部位の表面を撫でるように摺動し、
シワが伸ばされた状態となり、上記4基のエアシリンダ
43がシールバー50をも押し続けて袋口部をシールす
る、窒素シール部で袋の形が正規な型崩れのない状態で
整形シールされる。
【0015】
【効果】第1に、窒素シールの移送手段をオープンスペ
ースとし、かつ対の開閉自在なチャンバー内を真空にし
窒素ガスを袋内に充填し袋の口をシールすることで、こ
れらの機器のメンテナンスが楽に、確実におこなえる。
第2に、第1の効果にくわえて、対のチャンバーの開閉
を確実にすること。第3に、第1又は第2のいずれかの
効果にくわえて、袋口のシワを伸ばす手段を付加するこ
とで、袋口のシールがより確実にできる。第4に、第1
乃至第3のいずれかの効果にくわえて、シールする手段
の下方にその状態を押える手段とを備えたことで、その
シワを伸ばした状態を保持しシールがより確実に行うこ
とができる。第5に、第1乃至第4のいずれかの効果に
くわえて、シワを伸ばす手段をばねの付勢力に抗した簡
単な構造を利用したシワ伸ばし手段なので故障も少な
い。第6に、第1乃至第5のいずれかの効果にくわえ
て、箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り部を前工
程に備えたことにより、次の窒素シールが楽に、より確
実にできる製茶包装装置を自動化することができる。第
7に、第1乃至第6のいずれかの効果にくわえて、袋折
り部を上下動を行う折込み棒と、上下動と二本のエアシ
リンダの左右への伸縮とを行う折込み棒とにより袋口の
上部両端の断面を略> <の字状に折り畳む構成とした
ことにより、その構造が簡単でより確実に袋口を略>
<の状の折り畳みをできる。第8に、第7の効果にくわ
えて、上下動と、その上下の位置でエアシリンダの左右
への伸縮で袋の肩部を整形する袋押え板を備えたことに
より、袋への充填量に応じたより完璧な袋口の折り畳み
ができるので略完璧な自動化ができる。第9に、第1乃
至第8のいずれかの効果にくわえて、袋折り部と窒素シ
ール部との間にバッファー部を備えたことにより、生産
性をアップさせ、ラインの稼働に支障がないようにする
こと。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋折り部とパッファー部と窒素シール
部とを備えた一実施例を示す窒素シール機の正面図であ
る。
【図2】本発明の窒素シール部の側面図である。
【図3】本発明の窒素シール部の正面図である。、
【図4】本発明の窒素シール部の平面図である。
【図5】本発明の窒素シール部の図2の一点鎖線の円内
の要部拡大図である。
【図6】本発明の窒素シール部の要部拡大図である。
【図7】本発明の窒素シール部のヒータ部の拡大図であ
る。
【図8】本発明の窒素シール部と押え部とチャンバーの
開閉部のスリーブ内組付け図である。
【図9】本発明の袋折り部の要部正面図である。
【図10】本発明の袋折り部のの側面図である。
【図11】本発明の袋折り部の要部平面図である。
【図12】本発明の袋折り部の図9のA−A線断面の平
面図である。
【符号の説明】
1a〜1e 桟 2A〜2C コンベア 3、4 チャンバー 5 ガイドレール 6 レベリングパット 7 フレーム 8 コンベアブラケット 9 タップ 10、25、45、61 シャフト 11 メタルスクレーパ 12 ダストシール 14、16 Oリング 15 コンベアホルダー 17 インナーカラー 18 アウターカラー 19、29、30、46 スリーブ 20 シリンダーブラケット 21、39、43、60 エアシリンダ 22、44、66、82 ロッド 23 イケールジョイント 24 シャフトホルダー 26 ケースユニット 27、36 電極 28 エアープラグ 34 真空用のスリーブ 35 真空用プラグ 37、38 光電スイッチ 40、88 ストッパー 41、68 支柱 42 シリンダーブラケット 47 シールバーホルダー 48 ヒンジピン 49 スナップピン 50 シールバー 51 ラバーパッド 52 粘着テープ 53 ヒータ 54 アームベース 55、57 ピン 56 スライダー 58 アーム 59 引張りバネ 62 パッド 63 袋折りサポート 64 ガイドシャフト 65、73、81、83 エアシリンダ 67 袋折りフレーム 69 スペーサ 70、71 ギヤボックス 72 エアシリンダベース 73 ボルト 75 ラック 76 ピニオン 77 ローラフォロアー 78、80 折込み棒 84 スライドパック 85 袋押え板 86 サイド案内板 89、90 連結板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移送手段を内包した対の開閉自在なチャン
    バー内を真空にする手段と、この真空チャンバー内に窒
    素ガスを充填する手段と、袋の口を閉塞してシールする
    手段とを備えたことを特徴とする製茶包装装置。
  2. 【請求項2】上記移送手段を内包した対の開閉自在なチ
    ャンバーは、断面コの字形のチャンバーの上面に対峙し
    た状態で開閉させる開閉手段と、移送手段を内包しその
    下面に案内摺動する手段とを備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の製茶包装装置。
  3. 【請求項3】前記袋の口を閉塞してシールする手段に、
    袋の口を閉塞する際に袋口のシワを伸ばす手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の製茶
    包装装置。
  4. 【請求項4】前記袋の口を閉塞してシールする手段に、
    袋の口を閉塞する際袋口のシワを伸ばす手段と、シール
    する手段の下方にその状態を押える手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
    載の製茶包装装置。
  5. 【請求項5】上記シワを伸ばす手段は、ヒートシールを
    押圧する空圧シリンダの動作により押圧されるバーと、
    その先端に回動自在のスライダーと、このスライダーが
    バーに付設されたばねの付勢力に抗して後退と摺動の動
    作をすることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載
    の製茶包装装置。
  6. 【請求項6】箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り
    部を前工程に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項5のいずれか1項に記載の製茶包装装置。
  7. 【請求項7】上記袋折り部は、上下動を行う折込み棒
    と、上下動と二本のエアシリンダの伸縮とを行う折込み
    棒とにより袋口の上部両端の断面を略> <の字状に折
    り畳む構成を備えたことを特徴とする請求項6に記載の
    製茶包装装置。
  8. 【請求項8】上記袋折り部には、上下動と、その上下の
    位置でエアシリンダの伸縮で袋の肩部を整形する袋押え
    板を備えた請求項6又は請求項7に記載の製茶包装装
    置。
  9. 【請求項9】箱内に袋詰した袋の袋口を折り畳む袋折り
    部と窒素シール部との間にバッファー部を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載
    の製茶包装装置。
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