JPH10211716A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH10211716A
JPH10211716A JP9015629A JP1562997A JPH10211716A JP H10211716 A JPH10211716 A JP H10211716A JP 9015629 A JP9015629 A JP 9015629A JP 1562997 A JP1562997 A JP 1562997A JP H10211716 A JPH10211716 A JP H10211716A
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JP
Japan
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medium
tank
liquid
liquid chamber
ink
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9015629A
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English (en)
Inventor
Toshiki Kagami
俊樹 加々美
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US09/013,893 priority patent/US6142597A/en
Publication of JPH10211716A publication Critical patent/JPH10211716A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17513Inner structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
    • B41J2/211Mixing of inks, solvent or air prior to paper contact

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコストを抑え、正確な記録画像の
形成を可能とする。 【解決手段】 内部に液体保持材53が配された第1の
液室52を少なくとも1つ有する第1のタンク51を1
つ以上設け、この第1の液室52に対応するようなノズ
ルを有するプリントヘッドを設け、被記録材の被記録面
上をプリントヘッドと第1のタンク51を共に移動させ
て記録を行う。この第1のタンク51の第1の液室52
に対応する第2の液室を有する第2のタンクを1つ以上
設けて、液室同士を直接接続することが好ましい。吐出
媒体のみを吐出する、或いは定量媒体と吐出媒体を混合
吐出するものの何れにも適用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出媒体を吐出す
る又は定量媒体と吐出媒体を混合吐出するプリンタ装置
に関する。詳しくは、これら吐出媒体及び定量媒体が充
填されるタンクを2つに分けることにより、ランニング
コストを抑え、正確な記録画像の形成を可能とするプリ
ンタ装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特にオフィス等においてデスクト
ップパブリッシングと称されるコンピュータを使用した
文書作成が盛んに行われるようになってきており、最近
では文字や図形だけでなく、写真等のカラーの自然画像
を文字,図形とともに出力するといった要求も増加して
きている。そして、これに伴い、高品位な自然画像をプ
リントすることが要求され、中間調の再現が重要となっ
てきている。
【0003】また、印刷信号に応じて印刷時に必要な時
だけインク液滴をノズルより吐出して紙,フィルム等の
被記録材に印刷する、いわゆるオンデマンド型のプリン
タ装置は、小型化,低コスト化が可能なため、近年急速
に普及しつつある。
【0004】このようにインク液滴を吐出する方法とし
ては、様々な方法が提案されているが、ピエゾ素子を用
いる方法または発熱素子を用いる方法が一般的である。
前者はピエゾ素子の変形によりインクに圧力を加えて吐
出させる方法である。後者は、発熱素子によりインクを
加熱沸騰させて発生する泡の圧力でインクを吐出させる
方法である。
【0005】そして、上記のような中間調を上述のイン
ク液滴を吐出するオンデマンド型のプリンタ装置で再現
する方法としては、様々な方法が提案されている。すな
わち、第1の方法としてはピエゾ素子或いは発熱素子に
与える電圧パルスの電圧やパルス幅を変化させて吐出す
る液滴サイズを制御し、印刷ドットの径を可変として階
調を表現するものが挙げられる。
【0006】しかしながらこの方法によると、ピエゾ素
子或いは発熱素子に与える電圧やパルス幅を下げすぎる
とインクを吐出できなくなるため、最小液滴径に限界が
あり、表現可能な階調段数が少なく、特に低濃度の表現
が困難であり、自然画像をプリントアウトするには不十
分である。
【0007】また、第2の方法としては、ドット径は変
化させずに1画素を例えば4×4のドットよりなるマト
リクスで構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ
法を用いて階調表現を行う方法が挙げられる。なお、こ
の場合には17階調の表現が可能である。
【0008】しかしながらこの方法で、例えば第1の方
法と同じドット密度で印刷を行った場合、解像度は第1
の方法の1/4であり、荒さが目立つため、自然画像を
プリントアウトするには不十分である。
【0009】そこで、本発明者等は、インクを吐出する
際にインクと希釈液を混合することにより、吐出される
インク液滴の濃度を変化させ、印刷されるドットの濃度
を制御することを可能にし、解像度の劣化を発生させる
ことなく自然画像をプリントアウトするプリンタ装置を
提案してきた。
【0010】このようなプリンタ装置のプリントヘッド
としては、吐出媒体が導入される吐出媒体ノズルと定量
媒体が導入される定量媒体ノズルを互いに隣合うように
開口して有し、定量媒体ノズルから所定量の定量媒体を
吐出媒体ノズルに向けて滲み出させて当該吐出媒体ノズ
ル開口近傍にて吐出媒体と混合させ、吐出媒体ノズルか
ら吐出媒体を定量媒体と混合されている吐出媒体と共に
押し出して、定量媒体と吐出媒体を定量媒体ノズル及び
吐出媒体ノズルの面内方向に混合吐出するようなプリン
トヘッドが挙げられる。そして、このようなプリンタ装
置においては、インク或いは希釈液の何れかである定量
媒体の量を変化させて、インクと希釈液の混合比率を変
化させることによりドットの濃度を変化させて自然画像
をプリントアウトする。なお、上記定量媒体及び吐出媒
体は、どちらか一方がインクであり、残りの一方が希釈
液であれば良い。
【0011】そして、このようなプリンタ装置において
は、例えばプリントヘッドを被記録材の被記録面上で移
動させて所定の濃度のドットを所定の位置に形成するこ
とで、記録画像を形成するようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら定量
媒体と吐出媒体を混合吐出するプリントヘッド或いは吐
出媒体であるインクのみを吐出するプリントヘッドを有
するプリンタ装置の何れにおいても、プリントヘッドの
定量媒体ノズル及び吐出媒体ノズルに定量媒体及び吐出
媒体を供給する液室を有するタンクが必要である。
【0013】そこで、これらプリンタ装置においては、
このようなタンクをプリントヘッドと共に被記録材の被
記録面上を移動させるようにしたり、タンクを固定して
設け、これとプリントヘッドをチューブ等の接続手段に
より接続してプリントヘッドのみを被記録材の被記録面
上を移動させるようにしている。
【0014】ところが、前者の方法においては、タンク
の液室内に吐出媒体或いは定量媒体が多量に充填されて
いると、プリントヘッドとタンクの重量が重く、これら
を被記録面上で移動させるためのモーター等の駆動手段
に大きな負荷がかかり、モーターとして駆動力の大きい
ものが必要となってしまい、且つ駆動電力も大きくなる
ことから、ランニングコストが高価になってしまい、好
ましくない。
【0015】また、プリントヘッドとタンクの重量が重
いことから、これらを被記録面上で移動させた場合に移
動位置の位置合わせが難しく、位置合わせ精度が良好で
はなく、正確な記録画像の形成が難しい。
【0016】さらに、タンクの液室内の定量媒体及び吐
出媒体が多量であると、移動した場合に、慣性により、
液室と接続されている定量媒体ノズル或いは吐出媒体ノ
ズルに充填されている定量媒体或いは吐出媒体に変動が
生じ、これらノズル先端のメニスカスの変動が発生し、
定量媒体或いは吐出媒体の量が変動してしまい、所定の
大きさのドットの形成、或いは所定濃度のドットの形成
が困難となり、正確な記録画像の形成が難しくなる。こ
のようなメニスカスの変動が発生すると、ノズル先端か
らノズル内の定量媒体或いは吐出媒体内に気泡が混入し
てしまう可能性も高く、これによっても、定量媒体或い
は吐出媒体の量が変動してしまい、所定の大きさのドッ
トの形成、或いは所定濃度のドットの形成が困難とな
り、正確な記録画像の形成が難しくなる。
【0017】一方、タンクの液室内の定量媒体或いは吐
出媒体が少量であっても、移動した場合に、慣性によ
り、液室内で定量媒体或いは吐出媒体が揺すられること
となり、これにより液室内に気泡が発生してしまい、定
量媒体ノズル或いは吐出媒体ノズルへの定量媒体或いは
吐出媒体の供給を妨げ、これらノズルの吐出安定性を損
ない、正確な記録画像の形成が難しくなる。
【0018】さらに、このタンクの液室の容量が小さい
場合、タンクを頻繁に交換する必要があり、煩雑であ
る。また、このようにタンクの交換により定量媒体或い
は吐出媒体の補充を行うようにすると、タンクの着脱時
にタンクとプリントヘッドの接続部において気泡が生じ
てしまう可能性が高い。このような気泡は、液室内に入
り込み、定量媒体ノズル或いは吐出媒体ノズルへの定量
媒体或いは吐出媒体の供給を妨げ、これらノズルの吐出
安定性を損ない、正確な記録画像の形成が難しくなる。
このような不都合を解消するべく、定量媒体ノズル或い
は吐出媒体ノズル先端を吸引して気泡を外部に吐出させ
ることも考えられるが、この吸引の際に気泡とともに吸
引される定量媒体或いは吐出媒体は無駄となり、ランニ
ングコストが高価となってしまい、好ましくない。
【0019】この一方で、タンクを固定式としてプリン
トヘッドとタンクをチューブにより接続するようにした
り、タンクをプリントヘッドと共に移動する比較的小容
量の第1のタンクとメインとなる比較的大容量の第2の
タンクに分けて第1のタンクと第2のタンクをチューブ
により接続するようにして、プリントヘッドの移動の際
の慣性による不都合を解消することが提案されている。
【0020】しかしながら、この方法においても、上記
チューブを空気が透過してしまい、このチューブ内に気
泡が発生し、これが液室内に混入されて、結果的に上記
のような不都合が発生してしまう。さらには、プリント
ヘッドの移動に合わせて上記チューブは振り回されるた
め、チューブ内の定量媒体及び吐出媒体に慣性による変
動が生じ、これにより定量媒体ノズル或いは吐出媒体ノ
ズルに充填されている定量媒体或いは吐出媒体に変動が
生じ、これらノズル先端のメニスカスの変動が発生し、
定量媒体或いは吐出媒体の量が変動してしまい、所定の
大きさのドットの形成、或いは所定濃度のドットの形成
が困難となり、正確な記録画像の形成が難しくなる。特
に、チューブの長さが長いと、チューブに外乱が加わる
可能性が高く、上記のようなメニスカスの変動が発生し
易くなり、ノズル先端からノズル内の定量媒体或いは吐
出媒体内に気泡が混入してしまう可能性も高く、これに
よっても、定量媒体或いは吐出媒体の量が変動してしま
い、所定の大きさのドットの形成、或いは所定濃度のド
ットの形成が困難となり、正確な記録画像の形成が難し
くなる。
【0021】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、ランニングコストが抑えられ、正確
な記録画像の形成が可能となされるプリンタ装置を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明のプリンタ装置は、内部に液体保持材が配さ
れた第1の液室を少なくとも1つ有する第1のタンクを
1つ以上有し、上記第1のタンクの第1の液室に対応す
るようなノズルを有するプリントヘッドを有し、且つ筐
体に固定されており、第1の液室に対応する第2の液室
を少なくとも1つ有する第2のタンクを1つ以上有し、
被記録材の被記録面上をプリントヘッドと第1のタンク
が共に移動して記録を行うことを特徴とするものであ
る。上記液体保持材は、内部に定量媒体或いは吐出媒体
を含んでこれを保持するものであり、耐定量媒体性及び
耐吐出媒体性を有するもの、例えばポリエーテル、ポリ
ビニルアルコール、メラミン、ポリオレフィン等により
形成すれば良い。
【0023】なお、上記本発明のプリンタ装置において
は、第1のタンクの第1の液室に吐出媒体を充填し、ノ
ズルより吐出媒体を吐出するようにしても良い。このと
き、吐出媒体はインクであることが好ましい。また、第
1のタンクの第1の液室を1つとし、1色のインクが吐
出されようにする、或いは第1のタンクの第1の液室を
複数とし、各液室に異なった色のインクを充填して複数
色のインクが吐出されるようにしても良い。
【0024】また、上記本発明のプリンタ装置において
は、第1のタンクの第1の液室を複数とし、定量媒体用
の第1の液室と吐出媒体用の第1の液室を有するように
し、定量媒体を吐出媒体に定量混合し、これらを吐出す
るようにしても良い。このとき、定量媒体がインクで吐
出媒体が希釈液であることが好ましい。また、定量媒体
用の第1の液室を複数とし、各液室に異なった色のイン
クを充填して複数色のインクが希釈液と混合吐出される
ようにしても良い。
【0025】さらには、上記本発明のプリンタ装置にお
いては、第1のタンクを複数有するようにし、定量媒体
用の第1のタンクと吐出媒体用の第1のタンクを有する
ようにしても良い。このとき、定量媒体がインクで吐出
媒体が希釈液であることが好ましい。また、定量媒体用
の第1のタンクの第1の液室を複数とし、各液室に異な
った色のインクを充填して複数色のインクが希釈液と混
合吐出されるようにしても良い。
【0026】さらにまた、上記本発明のプリンタ装置に
おいては、第1の液室内に液体保持材に保持される液体
の量を検知する検知手段が設けられており、液体の量が
所定の量よりも少量であることが検知されたときに、第
2の液室から液体が供給されるようになされることが好
ましい。
【0027】そして、第1のタンクの第1の液室とこれ
に対応する第2のタンクの第2の液室が直接接続されて
いることが好ましい。ただしここでは、第1の液室と第
2の液室が機械的に接続された形状となされているわけ
ではなく、他の部材を介さずに第2の液室から第1の液
室へ液体が充填可能なようになされている。
【0028】なお、上記本発明のプリンタ装置において
は、第2のタンクの第2の液室に吐出媒体が充填されて
おり、ノズルより吐出媒体を吐出するようになされてい
ても良い。このとき、吐出媒体がインクであることが好
ましい。なお、第2のタンクの第2の液室を1つとして
1色のインクを吐出するようにする、或いは第2のタン
クの第2の液室を複数として各液室に異なった色のイン
クを充填し、複数色のインクを吐出するようにしても良
い。
【0029】また、上記本発明のプリンタ装置において
は、第2のタンクの第2の液室が複数であり、定量媒体
用の第2の液室と吐出媒体用の第2の液室を有し、定量
媒体を吐出媒体に定量混合し、これらを吐出するように
なされていても良い。このとき、定量媒体がインクで吐
出媒体が希釈液であることが好ましい。
【0030】さらに、上記本発明のプリンタ装置におい
ては、第2のタンクの定量媒体用の第2の液室が複数で
あり、各液室に異なった色のインクが充填されており、
複数色のインクを希釈液と混合吐出するようにしても良
い。
【0031】さらにまた、本発明のプリンタ装置におい
ては、第2のタンクを複数有し、定量媒体用の第2のタ
ンクと吐出媒体用の第2のタンクを有するようにしても
良い。このとき、定量媒体がインクで吐出媒体が希釈液
であることが好ましい。なお、定量媒体用の第2のタン
クの第2の液室が複数であり、各液室に異なった色のイ
ンクが充填されて複数色のインクが希釈液と混合吐出さ
れることが好ましい。
【0032】また、本発明のプリンタ装置においては、
プリントヘッドと第1のタンクが一体成形されているこ
とが好ましい。
【0033】本発明のプリンタ装置においては、内部に
液体保持材が配された第1の液室を少なくとも1つ有す
る第1のタンクを1つ以上有し、上記第1のタンクの第
1の液室に対応するようなノズルを有するプリントヘッ
ドを有し、且つ筐体に固定されており、第1の液室に対
応する第2の液室を少なくとも1つ有する第2のタンク
を1つ以上有し、被記録材の被記録面上をプリントヘッ
ドと第1のタンクが共に移動して記録を行うようにして
おり、第1のタンク内の液体保持材が定量媒体或いは吐
出媒体を内部に含んで保持していることから、プリント
ヘッドと接続される第1のタンクがプリントヘッドと共
に移動しても、定量媒体或いは吐出媒体の量に関係なく
安定して保持され、第1の液室と接続されている定量媒
体ノズル或いは吐出媒体ノズルに充填されている定量媒
体或いは吐出媒体の変動が抑えられ、これらノズル先端
のメニスカスの変動も抑えられる。
【0034】また、上記本発明のプリンタ装置において
は、前述のように第1のタンクの第1の液室に対応する
第2の液室を有する第2のタンクを1つ以上有するよう
にしており、第1のタンクを比較的小容量とし、第2の
タンクを比較的大容量とすれば、第1のタンクをプリン
トヘッドと共に移動させても、第1のタンクとプリント
ヘッドの重量が比較的軽量であるため、駆動手段として
は従来よりも駆動力の小さいもので十分であり、駆動電
力も従来よりも小さくて十分である。さらに、第1のタ
ンクとプリントヘッドの重量が比較的軽量であることか
ら、これらを被記録面上で移動させた場合に移動位置の
位置合わせが容易で、位置合わせ精度が確保される。
【0035】さらにまた、上記のようにすれば、定量媒
体或いは吐出媒体の補充は第2のタンクにおいて行わ
れ、プリントヘッドに接続されている第1のタンクを取
り外す必要がないことから、第1のタンクの第1の液室
内に気泡が発生することがなく、ノズルの吐出安定性を
損なうこともない。従って、定量媒体ノズル或いは吐出
媒体ノズル先端を吸引して気泡を外部に吐出させる必要
もない。
【0036】また、第1の液室内に液体保持材に保持さ
れる液体の量を検知する検知手段を設け、液体の量が所
定の量よりも少量であることが検知されたときに、第2
の液室から液体が供給されるようにすれば、第1の液室
内の液体保持材から液体が溢れることもない。
【0037】さらに、第1のタンクの第1の液室とこれ
に対応する第2のタンクの第2の液室を直接接続する、
プリントヘッドと第1のタンクを一体成形するようにす
れば、これらの間をチューブにより接続する必要がな
く、気泡の発生やノズル先端のメニスカスの変動が発生
し難い。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、ここ
では、定量媒体としてインクを使用し、吐出媒体として
希釈液を使用し、これらを混合吐出するプリンタ装置の
例について述べる。
【0039】本発明を適用したプリンタ装置としては、
図1に示すような構成のものが挙げられる。すなわち、
被印刷物であるプリント紙1を支持する筐体2と上記プ
リント紙1に印刷を行うプリントヘッド部3により主に
構成されるものである。
【0040】このとき、筐体2は略L字状をなすものと
なされており、屈曲部の内側面に沿ってプリント紙1が
送り出されるようになされている。より具体的には筐体
1の底面に対して略垂直となされる屈曲部の内側面2a
にはプリント紙1を供給する給紙溝5が形成されてお
り、プリント紙1はこの給紙溝5を介して筐体1の底面
と平行な屈曲部の内側面2b上に送り出されることとな
る。
【0041】そして、この筐体2の屈曲部には円筒状の
給紙ローラー4が屈曲部の長手方向と平行な方向に設け
られてプリント紙1は筐体1の屈曲部近傍に圧着保持さ
れる。この給紙ローラー4は図中矢印m1 で示すように
回転可能となされており、このように回転させることに
よりプリント紙1は給紙ローラー4により筐体1の内側
面2a,2bに押し付けられながら内側面2a上から内
側面2b上へと送り出されることとなる。
【0042】また、筐体1の内側面2b上には一対のプ
ーリー6a,6bが設けられており、このプーリー6
a,6bによりベルト7が楕円形をなすようにして支持
されており、このベルト7はプーリー6a,6bの回転
により内側面2bの面内方向の長手方向に図中矢印m2
で示すように回動するようになされている。上記プリン
トヘッド部3は、このベルト7の所定の箇所に固定され
ており、ベルト7の回動によりプリントヘッド部3は図
中矢印Mで示す内側面2bの面内方向の長手方向に移動
可能となされている。なお、このプーリー6a,6bの
回転とプリントヘッド部3は、プリントヘッドドライ
ブ,プリントヘッド送り制御,プーリー回転制御により
印画データ及び制御信号に基づいて駆動制御される。
【0043】上記の構成においては、プリントヘッド部
3が移動して1行分の印字を行うと、給紙ローラー4を
1行分だけ回転させてプリント紙1を1行分だけ送って
次の印字を行う。プリントヘッド部3が移動し、印画す
る場合は、一方向の場合と往復方向の場合とがある。
【0044】また、このプリンタ装置においては、筐体
2の内側面2aに定量媒体であるインクと吐出媒体であ
る希釈液を内部に保持する第2のタンク8が固定されて
設けられている。
【0045】このようなプリンタ装置における印字及び
制御系のブロック図を図2に示す。印字データなどの信
号入力21は、信号処理制御回路22に入力され、この
信号処理制御回路22において印字順番に揃えられて、
ドライバ23を介してヘッド24(プリントヘッド)に
送られる。印字順番は、ヘッド24や印字部の構成で異
なり、また印字データの入力順番との関係もあり、必要
に応じてラインバッファメモリや1画面メモリなどのメ
モリ25に一旦記録してから取り出す。ヘッド24に
は、階調信号や吐出信号を入力する。
【0046】なお、マルチプリントヘッドでノズル数が
非常に多い場合には、ヘッド24にICを搭載してヘッ
ド24に接続する配線数を減らすようにする。また、信
号処理制御回路22には、補正26が接続されており、
γ補正、カラーの場合の色補正、各プリントヘッドのば
らつき補正などを行う。補正26には、予め決められた
補正データをROMマップ形式で格納しておき、外部条
件、例えばノズル番号、温度、入力信号などに応じて取
り出すようにするのが一般的である。
【0047】信号処理制御回路22は、CPUやDSP
構成としてソフトウエアで処理することが一般的であ
り、処理された信号は各種制御モータ駆動その他27に
送られる。各種制御モータ駆動その他27では、給紙ロ
ーラー及びプーリーを回転駆動するモータの駆動、同
期、プリントヘッドのクリーニング、プリント紙の供
給、排出などの制御を行う。また、信号には、印字デー
タ以外の操作部信号や外部制御信号が含まれることは言
うまでもない。
【0048】このプリンタ装置のプリントヘッド部3
は、図3ないし図5に示すように、主としてプリントヘ
ッドベース31と、圧電素子32と、振動板33とを有
したプリントヘッドを有する。
【0049】プリントヘッドベース31は、2種類の液
の供給路を有し、プリントヘッドの補強をするものであ
る。このプリントヘッドベース31には、定量媒体及び
吐出媒体が水性または油性である場合に、これらの液に
侵食等されないようにすべく、耐水性、耐油性がある材
料を用いることが望ましい。例えば、ステンレス等が好
ましい。
【0050】そして、このプリントヘッドベース31の
一主面31aには、図6に示すように、定量媒体が導入
される定量媒体圧力室34と、吐出媒体が導入される吐
出媒体圧力室35がそれぞれ独立して設けられている。
【0051】定量媒体圧力室34は、例えばインクを定
量するに足る液量を収容する大きさとして形成されてい
る。この定量媒体圧力室34は、圧電素子32が設けら
れる部分が平面略長方形状とされるとともに、ノズルが
形成されるプリントヘッドベース31の他側面31b側
である先端側が幅狭とされた形とされている。そして、
その幅狭とされた定量媒体圧力室34の先端であるプリ
ントヘッドベースの他側面31bには、定量した定量媒
体を滲み出させるための定量媒体ノズル36が形成され
ている。
【0052】一方、定量媒体ノズル36とは反対側の定
量媒体圧力室34には、この定量媒体圧力室34に定量
媒体を導入するための流路37が接続されている。かか
る流路37は、溝幅の狭い流路を形成するようにストレ
ート溝として形成され、毛管現象によって定量媒体を定
量媒体圧力室34に供給する役目をする。
【0053】一方、吐出媒体圧力室35は、定量媒体圧
力室34と同様、圧電素子32が設けられる部分が平面
略長方形状とされ、ノズルが形成されるプリントヘッド
ベース31の他側面31b側である先端側が幅狭とされ
た形とされている。そして、その幅狭とされた吐出媒体
圧力室35の先端であるプリントヘッドベースの他側面
31bには、吐出媒体を吐出させるための吐出媒体ノズ
ル38が形成されている。この吐出媒体ノズル38とは
反対側の吐出媒体圧力室35には、この吐出媒体圧力室
35に希釈液である吐出媒体を導入するための流路39
が接続されている。
【0054】これら定量媒体圧力室34、吐出媒体圧力
室35、定量媒体ノズル36、吐出媒体ノズル38、流
路37,39は、いずれもプリントヘッドベース31の
一主面31aにエンドミル等の機械加工、或いはエッチ
ング技術等によって、断面凹状をなすへこみとして形成
されている。
【0055】定量媒体ノズル36と吐出媒体ノズル38
は、いずれもインクまたは希釈液の表面張力により球形
になろうとするので、出口形状は丸形または長方形のど
ちらでもよい。これら定量媒体ノズル36と吐出媒体ノ
ズル38の開口形状を長方形とした場合には、溝幅を5
〜200μmとし、好ましくは20〜80μmとする。
溝深さは、5〜100μmとし、好ましくは15〜50
μmとする。但し、ノズルの幅と深さが増すと、吐出さ
れる液滴サイズが大きくなってしまうため、所望のドッ
トサイズに合わせてノズルの幅と深さを選ぶことにな
る。これら定量媒体ノズル36と吐出媒体ノズル38の
面積は、共に同じである必要はなく、異なるようにして
もよい。
【0056】また、図7(a)に示す定量媒体ノズル3
6と吐出媒体ノズル38間の距離dは、吐出待機時にお
いてインクと希釈液が自然混合しないようにするため
に、5〜200μmとすることが望ましい。また、定量
液となる定量媒体を吐出液である吐出媒体に近づきやす
くするために、定量媒体圧力室34の先端部を吐出媒体
圧力室35の先端部に対し、5゜〜90゜の傾斜角度θ
を持って傾斜させる。より好ましくは、10゜〜75゜
とする。この傾斜角度θは、定量媒体ノズル36の中心
と定量媒体圧力室34の中心を結んだ線S1 と、吐出媒
体ノズル38の中心と吐出媒体圧力室35の中心を結ん
だ線S2 とのなす角度である。
【0057】このように形成された定量媒体圧力室34
と吐出媒体圧力室35は、これら2つで一つのプリント
ヘッドを構成するようになっている。そして、これら定
量媒体圧力室34と吐出媒体圧力室35を一組とするプ
リントヘッド群が、プリントヘッドベース31の同一平
面内において所望の間隔を隔てて配列されている。本実
施例では、図6中上から定量媒体圧力室34、吐出媒体
圧力室35、定量媒体圧力室34、吐出媒体圧力室35
と交互に配列されている。このときの定量媒体圧力室3
4は、吐出媒体圧力室35に対して向かって右側に配置
されていてもよく、或いは左側に配置されていてもよ
い。
【0058】これら定量媒体圧力室34と吐出媒体圧力
室35のピッチは、任意のピッチで構わない。同じく、
吐出媒体圧力室35のピッチも任意でよい。
【0059】一方、振動板33は、圧電素子32の変位
を定量媒体圧力室34および吐出媒体圧力室35に伝え
る役目をすると共に、これら定量媒体圧力室34および
吐出媒体圧力室35に収容されたインクと希釈液の流出
を防止する役目をする。このため、かかる振動板33と
しては、圧電素子32の変位を定量媒体圧力室34と吐
出媒体圧力室35に効率よく伝達するために、その厚み
をなるべく薄くすることが望ましい。これらの要求を満
たす材質としては、例えばガラスまたはNiが好適であ
る。これらの材料を使用することについては、定量媒体
及び吐出媒体が水性または油性であっても、これらの材
料が耐水性、耐油性を有することから問題はない。
【0060】そして、この振動板33は、図示しない接
着フィルムを介して、プリントヘッドベース31の一主
面31aに対して密着するようにして設けられている。
この振動板33とプリントヘッドベース31との接着に
は、液状接着剤を用いることも考えられるが、定量媒体
圧力室34及び吐出媒体圧力室35や定量媒体ノズル3
6及び吐出媒体ノズル38等に接着剤が流れ込まないよ
うに接着するのは容易でないことから、ドライフィルム
等の接着フィルムを用いることが好ましい。ここでの接
着フィルムは、圧電素子32の変位を効率よく伝達する
ために、その厚みをなるべく薄くすることが望ましい。
【0061】一方、圧電素子32は、図3及び図6に示
すように、定量媒体圧力室34と吐出媒体圧力室35に
満たされる定量媒体または吐出媒体を定量または吐出さ
せるためのもので、定量媒体圧力室34と吐出媒体圧力
室35に対応する位置に振動板33を介してそれぞれ設
けられている。この圧電素子32には、印字データに基
づいて、定量用パルス又は吐出用パルスが印加されるよ
うになされている。すなわち、定量媒体圧力室34に対
応して設けられる圧電素子32には、定量用パルスが印
加され、吐出媒体圧力室35に対応して設けられる圧電
素子32には、吐出パルスが印加されるようになされて
いる。
【0062】この圧電素子32は、例えば焼成したセラ
ミックスの相対向する上下面に電極を形成した長方体と
して形成され、これをダイシングによって各定量媒体圧
力室34及び吐出媒体圧力室35にそれぞれ1対1で対
応するようにカッティングすることにより形成したもの
である。かかる圧電素子32は、振動板33を変位させ
易くするために、その幅を狭くすることが望ましい。例
えば、ダイシング加工に用いるブレードの切刃を200
μmとし、このブレードを使用して300μmのピッチ
で圧電素子32を切れば、振動板33を押す圧電素子3
2の幅は100μmとなる。
【0063】以上のようにして構成されたプリントヘッ
ドにおいて、定量媒体圧力室34にインク40を導入
し、吐出媒体圧力室35に水等の希釈液41を導入した
場合、混合液を吐出するには、次のようにして行う。初
めに、図8(b)に示すような略台形状をなす定量用パ
ルスを、定量媒体圧力室34と対応する位置に設けられ
た圧電素子32に与える。すると、表面張力によって2
液がそれぞれのノズルより出ることなくメニスカスを形
成した図7(a)の初期状態から、同図(b)に示すよ
うに定量媒体ノズル36より定量されたインク40が溢
れ出す。このとき、定量媒体ノズル36が吐出媒体ノズ
ル38に向かって傾いていることから、インク40は吐
出側の吐出媒体ノズル38に近づく。
【0064】続いて、吐出媒体圧力室35に対応する位
置に設けられた圧電素子32に、図8(a)に示すよう
な矩形波状の吐出用パルスを与える。すると、定量され
たインク40が希釈液41と混合され、図7(c)に示
すように、これらインク40と希釈液41の混合液体4
2によるドットが吐出媒体ノズル38より記録媒体に向
かって吐出される。
【0065】そして、インクである定量媒体の量を変化
させて、インクと希釈液の混合比率を変化させることに
よりドットの濃度を変化させ、プリントヘッド部を被記
録材の被記録面上で移動させて所定の濃度のドットを所
定の位置に形成することで、記録画像を形成する。
【0066】なお、インク及び希釈液としては、以下に
示すような組成のものが挙げられる。
【0067】 〈インク組成〉 染料(C.I.ダイレクトイエロー87) 3重量部 イソプロピルアルコール 5重量部 グリセリン 2重量部 ジエチレングリコール 6重量部 純水 84重量部 〈希釈液組成〉 純水 60重量部 ジエチレングリコール 20重量部 イソプロピルアルコール 20重量部 本例のプリンタ装置においては、プリントヘッド部が上
記のようなプリントヘッドの他に、プリントヘッドの定
量媒体圧力室と定量媒体ノズル、吐出媒体圧力室と吐出
媒体ノズルに定量媒体及び吐出媒体を供給するための第
1のタンクにより構成されている。
【0068】例えば図9に示すように、この第1のタン
ク51は、上面となる一主面51aに臨んで開口する凹
部である液室52を有するものであり、その底面となる
一主面51bには定量媒体圧力室或いは吐出媒体圧力室
に接続される供給路と接続するための供給口50が形成
されている。
【0069】そして、液室52内には定量媒体或いは吐
出媒体を内部に含んで保持する液体保持材53が配され
ている。この液体保持材53は、耐定量媒体性及び耐吐
出媒体性を有するもの、例えばポリエーテル、ポリビニ
ルアルコール、メラミン、ポリオレフィン等により形成
すれば良い。この液体保持材53は、必要とされる量の
定量媒体或いは吐出媒体を含むことが可能な仕様とす
る。なお、この仕様は、使用される定量媒体或いは吐出
媒体の粘度,表面張力,組成等によって決定され、定量
の周期や吐出の周期によって決定されるものである。
【0070】さらに、供給口50の液体保持材53側に
は、液体保持材53に含まれる定量媒体或いは吐出媒体
が供給口50を通じて供給路に供給される際に気泡やゴ
ミが混入しないようにフィルター54が設けられてい
る。このフィルター54としては、通常フィルターとし
て使用されているものが使用可能であるが、これ自体が
ほつれると、ゴミとなってしまうため、ほつれないもの
を使用するようにする。
【0071】また、液体保持材53の開口側には液体保
持材53の大気との接触面を軽減するべく、プレート5
5を配するようにしている。このプレート55は耐定量
媒体性及び耐吐出媒体性を有する材料、例えばステンレ
ス等により形成することが好ましい。
【0072】さらに、この第1のタンク51は、1つの
液室52を有するものであり、例えば、図10、図1
1、図12に示すように、比較的小径の円筒状の液体保
持材収納部56とこの上部に形成される比較的大径の円
筒状の液体受け部57により液室52を構成するように
している。そして、液体保持材収納部56の深さと液体
保持材の高さが同一となるようにしている。この第1の
タンク51は、耐定量媒体性及び耐吐出媒体性を有する
もの、例えばポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ート等により形成すれば良い。そして、プレート55は
液体保持材53と必ずしも接触する必要がないことか
ら、プレート55を液体受け部57と略同径の円板状と
すれば、液体受け部57と液体保持材収納部56間の段
差にプレート55が引っかかり、プレート55が液体保
持部53を必要以上に押圧することもない。また、この
プレート55は、液体保持材53の上に載置されても特
に問題はなく、はめ込む或いは接着して配するようにし
ても特に問題はない。
【0073】なお、この第1のタンク51においては、
図13に示すように、凹部52の開口部を蓋する蓋部5
8を設けるようにしても良い。
【0074】さらに、本例のプリンタ装置は、上記第1
のタンク51に定量媒体及び吐出媒体を供給し、前述の
ように筐体に固定されてプリントヘッド部と共に動かな
い第2のタンクを有する。この第2のタンクは、1つ以
上の第2の液室を有し、この第2の液室は第1のタンク
の第1の液室に定量媒体及び吐出媒体を繰り返し供給す
ることが可能な容積を有するものとなされている。すな
わち、第1のタンク51の液室52を比較的小容量と
し、第2のタンクの第2の液室を比較的大容量としてい
る。
【0075】この第2のタンクも耐定量媒体性及び耐吐
出媒体性を有するもの、例えばポリプロピレン、ポリエ
チレンテレフタレート等により形成すれば良い。
【0076】そして、この第2のタンクの第2の液室と
第1のタンクの第1の液室は直接接続されている。すな
わち、例えば第2のタンクが1つの第2の液室を有する
ものとなされており、第1のタンクに応じた数で設けら
れている場合、プリントヘッド部と第2のタンクの位置
を合わせると、これら第1のタンクの第1の液室の液体
受け部上に第2のタンクの第2の液室が位置するような
構成とされており、第2のタンクの第2の液室の底部に
も供給口を設けるようにして第2のタンクの第2の液室
から第1のタンクの第1の液室にチューブ等の他の部材
を介することなく、定量媒体及び吐出媒体を直接供給で
きるようにしている。なお、この供給方法については後
で詳細に説明する。
【0077】従って、図9中に示した液体保持材53の
上部に配されるプレート55には、図14に拡大して示
すように、第2のタンクの第2の液室から供給される定
量媒体或いは吐出媒体を第1のタンクの第1の液室の液
体受け部から液室保持材収納部へ供給するためのこれら
液体が十分通過可能な大きさの孔部59を形成したり、
図15に拡大して示すように、これら液体が十分通過可
能な大きさの複数の孔部60を形成したりするようにし
ている。
【0078】この第2のタンクの形状としては、内部に
定量媒体及び吐出媒体が充填された瓶状のものが挙げら
れ、出荷時には栓をしておき、第1のタンク上に逆さま
に配した後に栓を外し、底部に供給口が形成された状態
とすれば良い。
【0079】この場合、第2のタンクには開閉自在な蓋
部を設けておく必要があり、第1のタンクの第1の液室
内に液体保持材の液体保持量を検知する手段を設け、液
体保持量が規定量よりも少量となった場合に第2のタン
クの蓋部を開け、当該第2のタンクの第2の液室から定
量媒体或いは吐出媒体を第1のタンクの第1の液室に供
給するようにすれば良い。この規定量は、例えば液体保
持材の最大保持量の50%とし、これよりも少ない場合
には、液体保持材の液体保持量が最大保持量の50%以
上となるように定量媒体或いは吐出媒体を第1のタンク
の第1の液室に供給するようにすれば良い。一方、液体
保持材の液体保持量が最大保持量の50%以上である場
合には、第2のタンクの第2の液室から定量媒体或いは
吐出媒体を第1のタンクの第1の液室に供給しないよう
にすれば良い。後述するように、第1のタンクに第1の
液室を複数有する場合には、これら第1の液室のうちの
1つの液体保持材の液体保持量が最大保持量の50%未
満となった時点で第2のタンクの第2の液室から定量媒
体或いは吐出媒体を第1のタンクの第1の液室に供給す
るようにする。
【0080】さらに、第2のタンクとしては、複数の第
2の液室を有するものを使用しても良く、第2の液室を
第1のタンクに応じた数で設け、これら第1のタンクの
第1の液室の液体受け部上に第2のタンクの各液室が位
置するような構成とし、第2のタンクの各液室の底部に
も供給口を設けるようにして第2のタンクの第2の液室
から第1のタンクの第1の液室に定量媒体及び吐出媒体
を直接供給できるようにしても良い。
【0081】上述の例においては、第1のタンク51と
して第1の液室52が比較的小径の円筒状の液体保持材
収納部56とこの上部に形成される比較的大径の円筒状
の液体受け部57により構成されている例について述べ
たが、第1のタンクとしては、図16に示すように上部
から底部まで径が変化しない円筒状の第1の液室62を
有する第1のタンク61や、図17に示すように、比較
的大径の円筒状の液体保持材収納部76とこの上部に形
成される比較的小径の円筒状の液体受け部77により構
成される第1の液室72を有する第1のタンク71も挙
げられる。
【0082】なお、上記第1のタンク71の第1の液室
72に、液体保持部材を挿入するには、液体保持材を圧
縮して液体受け部77を通し、液体保持材収納部76に
配するようにすれば良い。これが困難である場合には、
図18に示すように、第1のタンク71を液体保持材収
納部76を有する第1の部材73と液体受け部77を有
する第2の部材74により構成するようにし、第1の部
材73の液体保持材収納部76内に液体保持材を収納し
た後に第1の部材73と第2の部材74を接合するよう
にすれば良い。
【0083】上述の例においては、図19に示すよう
に、第1のタンク51の第1の液室52の液体保持材収
納部56の深さd1 と液体保持材53の高さh1 が同一
となされているが、これらの関係は、図20に示すよう
に、第1のタンク81の第1の液室82の液体保持材収
納部86の深さd2 が液体保持材83の高さh2 よりも
深い、或いは図21に示すように、第1のタンク91の
第1の液室92の液体保持材収納部96の深さd3 が液
体保持材93の高さh3 よりも浅くなされていても良
い。
【0084】さらに、上述の例においては、図22
(a)に示すように、第1のタンク51の底面51b側
に形成されている供給口50を液室52の底面52a側
に突出した形状となされていることから、図22(b)
(c)に示すように、液体保持材53の底面53a側の
供給口50に対応する位置に凹部63を設け、液体保持
材53を液体保持材収納部56内に変形させずに収納す
ることを可能とし、液体保持材53を液体保持材収納部
56内に常に安定して収納することを可能としている。
【0085】しかしながら、液体保持材は必ずしもこの
形状とする必要はなく、図23(b)に示すように直方
体の液体保持材103とし、図23(a)に示すように
第1のタンク101の液体保持材収納部106内に収納
した時に底面103aの供給口100に対応する位置が
圧縮変形するようにしても良く、このようにすれば、毛
細管力が上がり、液体保持材103中の定量媒体及び吐
出媒体の供給口100への供給が容易となる。
【0086】さらに、図24に示すように直方体の液体
保持材113の底面113a側を供給口110により支
持させるようにしても良い。このようにすれば、液体保
持材113に凹部等を形成する必要がなく、液体保持材
113の保持可能な量を越えた分の定量媒体及び吐出媒
体が液体保持材113の下部から供給口110に回り込
んでしまう虞れもない。
【0087】さらにまた、図25に示すように第1のタ
ンク121の底面121b側の供給口120を液室12
2の底面122a側に突出していない形状とすれば、直
方体の液体保持材に凹部等の加工を行う必要がなく、こ
れを変形させることもなく、液体保持材を液体保持材収
納部126内に安定して保持することが可能である。
【0088】上述の例においては、図10中に示すよう
に、第1の液室52を比較的小径の円筒状の液体保持材
収納部56と比較的大径の円筒状の液体受け部57によ
り構成するようにしたが、図26及び図27に示すよう
に、第1のタンク131の第1の液室132を構成する
液体保持材収納部136と液体受け部137のうちの上
側に配され、第2のタンクの第2の液室から定量媒体及
び吐出媒体が供給される液体受け部137の側面137
aにスロープ138を形成するようにしても良く、この
スロープ138を介して第2のタンクの第2の液室から
定量媒体及び吐出媒体を供給するようにしても良い。
【0089】なお、上述の例においては、第1のタンク
の第1の液室として略円筒状をなすものを例示したが、
この第1の液室は、図28及び図29に示すように、平
面四角形をなし平面面積が比較的小さい液体保持材収納
部146と、この上部に配されて平面四角形をなし平面
面積が比較的大きい液体受け部147により形成される
第1の液室142とされていても良い。
【0090】上述の例においては、第1のタンクとして
第1の液室を1つ有する例について述べてきたが、この
第1のタンクには複数の第1の液室が形成されていても
良い。すなわち、例えば図30及び図31に示すよう
に、第1のタンク151を平面四角形で平面面積が比較
的小さい液体保持材収納部156aと平面四角形で平面
面積が比較的大きい液体受け部157aにより構成され
る第1の液室152aと、これと同様に液体保持材収納
部156bと液体受け部157bにより構成される第1
の液室152bの2つの第1の液室を有するものとして
も良い。また、第1の液室152aの底面側には供給口
150aが形成され、第1の液室152bの底面側にも
供給口150bが形成されている。
【0091】そして、これら第1の液室152a,15
2bを例えば各ノズル群の定量媒体圧力室、吐出媒体圧
力室にそれぞれ接続するようにしても良い。なお、この
場合においても、第1の液室152a,152bに必要
に応じてフィルターやプレート、蓋部等を設けても良
い。
【0092】このように第1のタンクに複数の第1の液
室が形成されている場合においても、前述のように第2
のタンクとして1つの第2の液室が形成されているもの
を使用し、第1のタンクの各液室に応じて第2のタンク
を配する、或いは複数の第2の液室を有する第2のタン
クを使用し、第1のタンクの各液室に応じて第2のタン
クの第2の液室を配するようにしても良い。
【0093】第1のタンクとしては、上記のように2つ
の第1の液室を有するものの他、図32及び図33に示
すような同様の形状の第1の液室162a,162b,
162cの3つの第1の液室を有する第1のタンク16
1、図34及び図35に示すような同様の形状の第1の
液室172a,172b,172c,172dの4つの
第1の液室を有する第1のタンク171等の多数の第1
の液室を有するものが使用可能である。これら第1のタ
ンク161,171においても各液室を各ノズル群の定
量媒体圧力室や吐出媒体圧力室にそれぞれ接続すれば良
い。
【0094】また、第1のタンクとして、多数の第1の
液室を有するものを用意し、1つの第1の液室を吐出媒
体用とし、他の第1の液室を定量媒体用としても良い。
さらには、複数の第1のタンクを用意し、1つの第1の
タンクを吐出媒体用とし、他の第1のタンクを定量媒体
用としても良い。
【0095】ところで、第2のタンクの第2の液室から
第1のタンクの第1の液室へ定量媒体或いは吐出媒体を
供給する方法であるが、以下に示すようにすれば良い。
すなわち、本例のプリンタ装置においては、図36に模
式的示すように、第2のタンク8が図示しない筐体に対
して固定されているのに対して、プリントヘッド部3は
ベルト7により図中矢印Mで示すように移動可能であ
る。そして、第2のタンク8はプリントヘッド部3に対
して上方となる位置に設けられていることとなる。
【0096】そこで、図36中に示すように第2のタン
ク8の底面となる一主面8aに図示しない第2の液室か
ら定量媒体或いは吐出媒体を供給するための供給口9を
設けるようにする。すなわち、底面側から見た平面図で
あり模式的に示される図37に示すように、第2のタン
ク8の底面となる一主面8a側に吐出媒体を供給する供
給口9aと定量媒体を供給する供給口9bを形成する。
これら供給口9a,9bは、プリントヘッド部3の図示
しない第1のタンクの第1の液室の液体受け部に対応す
る位置に形成される。
【0097】そして、図38に示すように、プリントヘ
ッド部3が第2のタンク8の下に移動して来たときに供
給口9より定量媒体或いは吐出媒体を図中矢印m3 で示
すようにプリントヘッド部3の図示しない第1のタンク
の第1の液室の液体受け部に供給すれば良い。
【0098】なお、ここでは、定量媒体として使用され
るインクの色を一色とした例について述べているが、各
定量媒体用ノズルから押し出されるインクの色を異なる
ものとする、すなわち、第1のタンクの定量媒体用とさ
れる各液室に充填されるインクを異なった色のインクと
すれば、多色による印刷が可能となる。このような多色
の場合においても、上述したような第1のタンクの組合
わせの何れもが適用可能である。さらには、上述したよ
うな第2のタンクの組合わせの何れもが適用可能であ
る。
【0099】さらに、ここでは、定量媒体と吐出媒体が
吐出直前に混合される例について述べたが、本発明が定
量媒体と吐出媒体を吐出して被記録材に被着する直前に
混合する方式のプリンタ装置、定量媒体と吐出媒体を被
記録材上にて混合する方式のプリンタ装置の何れの方式
のプリンタ装置についても適用可能であることは言うま
でもない。
【0100】さらにまた、ここでは定量媒体としてイン
クを使用し、吐出媒体として希釈液を使用する例につい
て述べたが、定量媒体として希釈液を使用し、吐出媒体
としてインクを使用しても良いことは言うまでもない。
【0101】また、定量媒体及び吐出媒体の両方をイン
クとすれば、インクを混色したドットを形成することも
可能である。
【0102】すなわち、本例のプリンタ装置において
は、内部に液体保持材が配された第1の液室を少なくと
も1つ有する第1のタンクを1つ以上有し、上記第1の
タンクの第1の液室に対応するようなノズルを有するプ
リントヘッドを有し、且つ筐体に固定されており、第1
の液室に対応する第2の液室を少なくとも1つ有する第
2のタンクを1つ以上有し、被記録材の被記録面上をプ
リントヘッドと第1のタンクが共に移動して記録を行う
ようにしており、第1のタンク内の液体保持材が定量媒
体或いは吐出媒体を内部に含んで保持していることか
ら、プリントヘッドと接続される第1のタンクがプリン
トヘッドと共に移動しても、定量媒体或いは吐出媒体の
量に関係なく安定して保持され、第1の液室と接続され
ている定量媒体ノズル或いは吐出媒体ノズルに充填され
ている定量媒体或いは吐出媒体の変動が抑えられ、これ
らノズル先端のメニスカスの変動も抑えられ、定量媒体
或いは吐出媒体の量の変動が抑えられ、所定濃度のドッ
トが形成され、正確な記録画像の形成が可能である。
【0103】また、上記本例のプリンタ装置において
は、前述のように第1のタンクの第1の液室に対応する
第2の液室を有する第2のタンクを1つ以上有してお
り、第1のタンクを比較的小容量とし、第2のタンクを
比較的大容量とすれば、第1のタンクをプリントヘッド
と共に移動させても、第1のタンクとプリントヘッドの
重量が比較的軽量であるため、駆動手段としては従来よ
りも駆動力の小さいもので十分であり、駆動電力も従来
よりも小さくて十分であり、ランニングコストが抑えら
れる。
【0104】さらに、第1のタンクとプリントヘッドの
重量が比較的軽量であることから、これらを被記録面上
で移動させた場合に移動位置の位置合わせが容易で、位
置合わせ精度が確保され、正確な記録画像の形成が可能
である。
【0105】さらにまた、上記のようにすれば、定量媒
体或いは吐出媒体の補充は第2のタンクにおいて行わ
れ、プリントヘッドに接続されている第1のタンクを取
り外す必要がないことから、第1のタンクの第1の液室
内に気泡が発生することがなく、ノズルの吐出安定性を
損なうこともなく、正確な記録画像の形成が可能とな
る。
【0106】さらには、上述のようなことから、定量媒
体ノズル或いは吐出媒体ノズル先端を吸引して気泡を外
部に吐出させる必要もなく、ランニングコストが抑えら
れる。
【0107】また、第1の液室内に液体保持材に保持さ
れる液体の量を検知する検知手段を設け、液体の量が所
定の量よりも少量であることが検知されたときに、第2
の液室から液体が供給されるようにすれば、第1の液室
内の液体保持材から液体が溢れることもない。
【0108】さらにまた、第1のタンクの第1の液室と
これに対応する第2のタンクの第2の液室を直接接続す
るようにする、言い換えれば、第1の液室と第2の液室
が機械的に接続された形状とせず、他の部材を介さずに
第2の液室から第1の液室へ液体を充填可能なようにし
ていることから、これらの間をチューブにより接続する
必要がなく、気泡の発生やノズル先端のメニスカスの変
動が発生し難く、正確な記録画像の形成が可能である。
【0109】さらにまた、本例のプリンタ装置におい
て、プリントヘッドと第1のタンクを一体成形するよう
にすれば、これらの間をチューブにより接続する必要が
なく、気泡の発生やノズル先端のメニスカスの変動が発
生し難く、より正確な記録画像の形成が可能となる。
【0110】上述の例においては、定量媒体と吐出媒体
を混合して吐出するプリンタ装置の例について述べた
が、本発明は、吐出媒体のみを吐出するプリンタ装置に
も適用可能である。
【0111】すなわち、この場合においてもプリントヘ
ッドとともに移動し、吐出媒体圧力室に対応する第1の
液室を有する1つ以上の第1のタンクを有するように
し、さらには第1のタンクの第1の液室に対応する第2
の液室を有する1つ以上の第2のタンクを有するように
して、第1のタンクと第2のタンクを直接接続する、言
い換えれば、第1の液室と第2の液室を機械的に接続さ
れた形状とせず、他の部材を介さずに第2の液室から第
1の液室へ液体が充填可能なようにようにすれば良い。
【0112】第1のタンク及び第2のタンクに関して
は、定量媒体と吐出媒体を混合吐出するプリンタ装置と
同様の変更が可能である。
【0113】そして、本例のプリンタ装置においても、
内部に液体保持材が配された第1の液室を少なくとも1
つ有する第1のタンクを1つ以上有し、上記第1のタン
クの第1の液室に対応するようなノズルを有するプリン
トヘッドを有し、且つ筐体に固定されており、第1の液
室に対応する第2の液室を少なくとも1つ有する第2の
タンクを1つ以上有し、被記録材の被記録面上をプリン
トヘッドと第1のタンクが共に移動して記録を行うよう
にしており、第1のタンク内の液体保持材が吐出媒体を
内部に含んで保持していることから、プリントヘッドと
接続される第1のタンクがプリントヘッドと共に移動し
ても、吐出媒体の量に関係なく安定して保持され、第1
の液室と接続されている吐出媒体ノズルに充填されてい
る吐出媒体の変動が抑えられ、これらノズル先端のメニ
スカスの変動も抑えられ、吐出媒体の量の変動が抑えら
れ、正確な記録画像の形成が可能である。
【0114】また、上記本例のプリンタ装置において
は、第1のタンクの第1の液室に対応する液室を有する
第2のタンクを1つ以上有しており、第1のタンクを比
較的小容量とし、第2のタンクを比較的大容量とすれ
ば、第1のタンクをプリントヘッドと共に移動させて
も、第1のタンクとプリントヘッドの重量が比較的軽量
であるため、駆動手段としては従来よりも駆動力の小さ
いもので十分であり、駆動電力も従来よりも小さくて十
分であり、ランニングコストが抑えられる。
【0115】さらに、第1のタンクとプリントヘッドの
重量が比較的軽量であることから、これらを被記録面上
で移動させた場合に移動位置の位置合わせが容易で、位
置合わせ精度が確保され、正確な記録画像の形成が可能
である。
【0116】さらにまた、上記のようにすれば、吐出媒
体の補充は第2のタンクにおいて行われ、プリントヘッ
ドに接続されている第1のタンクを取り外す必要がない
ことから、第1のタンクの第1の液室内に気泡が発生す
ることがなく、ノズルの吐出安定性を損なうこともな
く、正確な記録画像の形成が可能となる。
【0117】さらには、上述のようなことから、吐出媒
体ノズル先端を吸引して気泡を外部に吐出させる必要も
なく、ランニングコストが抑えられる。
【0118】また、第1の液室内に液体保持材に保持さ
れる液体の量を検知する検知手段を設け、液体の量が所
定の量よりも少量であることが検知されたときに、第2
の液室から液体が供給されるようにすれば、第1の液室
内の液体保持材から液体が溢れることもない。
【0119】さらにまた、第1のタンクの第1の液室と
これに対応する第2のタンクの第2の液室を直接接続す
る、言い換えれば、第1の液室と第2の液室を機械的に
接続された形状とせず、他の部材を介さずに第2の液室
から第1の液室へ液体が充填可能なようにすれば、これ
らの間をチューブにより接続する必要がなく、気泡の発
生やノズル先端のメニスカスの変動が発生し難く、正確
な記録画像の形成が可能である。
【0120】さらにまた、本例のプリンタ装置におい
て、プリントヘッドと第1のタンクを一体成形するよう
にすれば、これらの間をチューブにより接続する必要が
なく、気泡の発生やノズル先端のメニスカスの変動が発
生し難く、より正確な記録画像の形成が可能となる。
【0121】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のプリンタ装置においては、内部に液体保持材が配さ
れた第1の液室を少なくとも1つ有する第1のタンクを
1つ以上有し、上記第1のタンクの第1の液室に対応す
るようなノズルを有するプリントヘッドを有し、且つ筐
体に固定されており、第1の液室に対応する第2の液室
を少なくとも1つ有する第2のタンクを1つ以上有し、
被記録材の被記録面上をプリントヘッドと第1のタンク
が共に移動して記録を行うようにしており、第1のタン
ク内の液体保持材が定量媒体或いは吐出媒体を内部に含
んで保持していることから、プリントヘッドと接続され
る第1のタンクがプリントヘッドと共に移動しても、定
量媒体或いは吐出媒体の量に関係なく安定して保持さ
れ、第1の液室と接続されている定量媒体ノズル或いは
吐出媒体ノズルに充填されている定量媒体或いは吐出媒
体の変動が抑えられ、これらノズル先端のメニスカスの
変動も抑えられ、これらノズル先端のメニスカスの変動
も抑えられ、定量媒体或いは吐出媒体の量の変動が抑え
られ、所定の大きさのドット或いは所定濃度のドットが
形成され、正確な記録画像の形成が可能である。
【0122】また、上記本発明のプリンタ装置におい
て、前述のように第1のタンクの第1の液室に対応する
第2の液室を有する第2のタンクを1つ以上有するよう
にしており、第1のタンクを比較的小容量とし、第2の
タンクを比較的大容量とすれば、第1のタンクをプリン
トヘッドと共に移動させても、第1のタンクとプリント
ヘッドの重量が比較的軽量であるため、駆動手段として
は従来よりも駆動力の小さいもので十分であり、駆動電
力も従来よりも小さくて十分であり、ランニングコスト
が抑えられる。
【0123】さらに、第1のタンクとプリントヘッドの
重量が比較的軽量であることから、これらを被記録面上
で移動させた場合に移動位置の位置合わせが容易で、位
置合わせ精度が確保され、正確な記録画像の形成が可能
である。
【0124】さらにまた、上記のようにすれば、定量媒
体或いは吐出媒体の補充は第2のタンクにおいて行わ
れ、プリントヘッドに接続されている第1のタンクを取
り外す必要がないことから、第1のタンクの第1の液室
内に気泡が発生することがなく、ノズルの吐出安定性を
損なうこともなく、正確な記録画像の形成が可能とな
る。
【0125】さらには、上述のようなことから、定量媒
体ノズル或いは吐出媒体ノズル先端を吸引して気泡を外
部に吐出させる必要もなく、ランニングコストが抑えら
れる。
【0126】また、第1の液室内に液体保持材に保持さ
れる液体の量を検知する検知手段を設け、液体の量が所
定の量よりも少量であることが検知されたときに、第2
の液室から液体が供給されるようにすれば、第1の液室
内の液体保持材から液体が溢れることもない。
【0127】さらにまた、第1のタンクの第1の液室と
これに対応する第2のタンクの第2の液室を直接接続す
る、プリントヘッドと第1のタンクを一体成形するよう
にすれば、これらの間をチューブにより接続する必要が
なく、気泡の発生やノズル先端のメニスカスの変動が発
生し難く、より正確な記録画像の形成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタ装置を模式的に示す
要部概略斜視図である。
【図2】本発明を適用したプリンタ装置の印字及び制御
系のブロック図である。
【図3】本発明を適用したプリンタ装置におけるプリン
トヘッドの平面図である。
【図4】本発明を適用したプリンタ装置におけるプリン
トヘッドの正面図である。
【図5】本発明を適用したプリンタ装置におけるプリン
トヘッドの側面図である。
【図6】本発明を適用したプリンタ装置における圧力室
部分を拡大して示す要部拡大平面図である。
【図7】本発明を適用したプリンタ装置における吐出動
作を示す要部拡大平面図である。
【図8】定量側に設けられる圧電素子と吐出側に設けら
れる圧電素子にそれぞれ印加されるパルス波形図であ
り、(a)は吐出用パルス波形を示し、(b)は定量用
パルス波形を示す。
【図9】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタンク
の一例を示す要部概略断面図である。
【図10】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クの一例を示す断面図である。
【図11】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クの一例を示す平面図である。
【図12】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クの一例を示す側面図である。
【図13】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クに蓋部を設けた例を一部破断して示す側面図である。
【図14】本発明を適用したプリンタ装置のプレートの
一例を示す断面図である。
【図15】本発明を適用したプリンタ装置のプレートの
他の例を示す断面図である。
【図16】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クの他の例を示す断面図である。
【図17】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図18】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図19】本発明を適用したプリンタ装置の液体保持材
収納部の深さと液体保持材の高さの関係の一例を示す断
面図である。
【図20】本発明を適用したプリンタ装置の液体保持材
収納部の深さと液体保持材の高さの関係の他の例を示す
断面図である。
【図21】本発明を適用したプリンタ装置の液体保持材
収納部の深さと液体保持材の高さの関係のさらに他の例
を示す断面図である。
【図22】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クを示す断面図と液体保持材を示す断面図及び平面図で
ある。
【図23】本発明を適用したプリンタ装置の液体保持材
とこれを収納した第1のタンクの他の例を示す断面図で
ある。
【図24】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図25】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図26】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す平面図である。
【図27】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図28】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す平面図である。
【図29】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図30】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す平面図である。
【図31】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図32】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す平面図である。
【図33】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図34】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す平面図である。
【図35】本発明を適用したプリンタ装置の第1のタン
クのさらに他の例を示す断面図である。
【図36】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘ
ッド部と第2のタンクの位置関係を模式的に示す側面図
である。
【図37】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘ
ッド部と第2のタンクの位置関係を模式的に示す底面図
である。
【図38】本発明を適用したプリンタ装置において第2
のタンクから第1のタンクへ定量媒体或いは吐出媒体を
供給する様子を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】 2 筐体、3 プリントヘッド部、8 第2のタンク、
51,61,71,81,91,101,111,12
1,131,151,161,171 第1のタンク、
52,62,72,82,92,122,132,14
2,152a,152b,162a,162b,162
c,172a,172b,172c,172d 第1の
液室 53,83,93,103 液体保持材、56,
76,86,96,126,136,156a,156
b 液体保持材収納部、57,77,137,147,
157a,157b 液体受け部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に液体保持材が配された第1の液室
    を少なくとも1つ有する第1のタンクを1つ以上有し、
    上記第1のタンクの第1の液室に対応するようなノズル
    を有するプリントヘッドを有し、且つ筐体に固定されて
    おり、第1の液室に対応する第2の液室を少なくとも1
    つ有する第2のタンクを1つ以上有し、被記録材の被記
    録面上をプリントヘッドと第1のタンクが共に移動して
    記録を行うことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 第1のタンクの第1の液室に吐出媒体が
    充填されており、ノズルより吐出媒体を吐出することを
    特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 吐出媒体がインクであることを特徴とす
    る請求項2記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 第1のタンクの第1の液室が1つである
    ことを特徴とする請求項3記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 第1のタンクの第1の液室が複数であ
    り、各液室に異なった色のインクが充填されていること
    を特徴とする請求項3記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 第1のタンクの第1の液室が複数であ
    り、定量媒体用の第1の液室と吐出媒体用の第1の液室
    を有し、定量媒体を吐出媒体に定量混合し、これらを吐
    出することを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 定量媒体がインクで吐出媒体が希釈液で
    あることを特徴とする請求項6記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 定量媒体用の第1の液室が複数であり、
    各液室に異なった色のインクが充填されていることを特
    徴とする請求項7記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 第1のタンクを複数有し、定量媒体用の
    第1のタンクと吐出媒体用の第1のタンクを有すること
    を特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 定量媒体がインクで吐出媒体が希釈液
    であることを特徴とする請求項9記載のプリンタ装置。
  11. 【請求項11】 定量媒体用の第1のタンクの第1の液
    室が複数であり、各液室に異なった色のインクが充填さ
    れていることを特徴とする請求項10記載のプリンタ装
    置。
  12. 【請求項12】 第1の液室内に液体保持材に保持され
    る液体の量を検知する検知手段が設けられており、液体
    の量が所定の量よりも少量であることが検知されたとき
    に、第2の液室から液体が供給されることを特徴とする
    請求項1記載のプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 第1のタンクの第1の液室とこれに対
    応する第2のタンクの第2の液室が直接接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  14. 【請求項14】 第2のタンクの第2の液室に吐出媒体
    が充填されており、ノズルより吐出媒体を吐出すること
    を特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  15. 【請求項15】 吐出媒体がインクであることを特徴と
    する請求項14記載のプリンタ装置。
  16. 【請求項16】 第2のタンクの第2の液室が1つであ
    ることを特徴とする請求項15記載のプリンタ装置。
  17. 【請求項17】 第2のタンクの第2の液室が複数であ
    り、各液室に異なった色のインクが充填されていること
    を特徴とする請求項15記載のプリンタ装置。
  18. 【請求項18】 第2のタンクの第2の液室が複数であ
    り、定量媒体用の第2の液室と吐出媒体用の第2の液室
    を有し、定量媒体を吐出媒体に定量混合し、これらを吐
    出することを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  19. 【請求項19】 定量媒体がインクで吐出媒体が希釈液
    であることを特徴とする請求項18記載のプリンタ装
    置。
  20. 【請求項20】 第2のタンクの定量媒体用の第2の液
    室が複数であり、各液室に異なった色のインクが充填さ
    れていることを特徴とする請求項19記載のプリンタ装
    置。
  21. 【請求項21】 第2のタンクを複数有し、定量媒体用
    の第2のタンクと吐出媒体用の第2のタンクを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  22. 【請求項22】 定量媒体がインクで吐出媒体が希釈液
    であることを特徴とする請求項21記載のプリンタ装
    置。
  23. 【請求項23】 定量媒体用の第2のタンクの第2の液
    室が複数であり、各液室に異なった色のインクが充填さ
    れていることを特徴とする請求項22記載のプリンタ装
    置。
  24. 【請求項24】 プリントヘッドと第1のタンクが一体
    成形されていることを特徴とする請求項1記載のプリン
    タ装置。
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