JP2013059971A - 液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】別途駆動源を設ける必要がなく、簡単に圧力室内の液体を攪拌することができる液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズルプレート17に開設したノズル29に連通する圧力室23に液体を充填し、当該圧力室23内の液体に圧力変動を付与することによりノズル29から液滴を噴射可能な液体噴射ヘッド2であって、圧力室23は、底面の少なくとも一部に、当該圧力室23内の液体の圧力変動に基いて変形する変形部31を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクジェット式記録装置などの液体噴射ヘッド、および、その液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に関し、特に、顔料等の粒子を含む液体をノズルから噴射する液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置に関するものである。
圧力室内の液体に圧力変動を生じさせることでノズル開口から液滴として吐出させる液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられるインクジェット式記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材噴射ヘッド、バイオチップ(生物化学素子)の製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等がある。
上記のような液体噴射ヘッドに用いられる液体の中には、溶媒中に粒子を含有したものがある。例えば、色素として顔料を用い、この顔料をインク溶媒内に分散させた顔料分散系のインク(以下、顔料インクという)がある。この顔料インクは、長期間に亘って放置すると顔料が沈降(沈殿)してしまうという問題を有している。特に金属系の顔料は沈降しやすい。そして、顔料が沈降すると、吐出した液滴内の顔料濃度がばらつく虞があるだけでなく、ノズルを目詰まりさせる虞がある。
このような問題を解決すべく、記録ヘッド内に循環流路を設け、圧力室内のインクを循環させたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、沈降した顔料を攪拌することが出来る。
特開2008−284739号公報
しかしながら、上記のような記録ヘッドでは記録ヘッド内に循環流路を設けているため、構造が複雑であった。また、インクを循環させる駆動源を別途用意する必要があった。このため、記録ヘッドの製造の観点からコストアップや装置の大型化につながっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、別途駆動源を設ける必要がなく、簡単に圧力室内の液体を攪拌することができる液体噴射ヘッド、および、液体噴射装置を提供することにある。
本発明の液体噴射ヘッドは、上記目的を達成するために提案されたものであり、ノズルに連通する圧力室に液体を充填し、当該圧力室内の液体に圧力変動を付与することにより前記ノズルから液滴を噴射可能な液体噴射ヘッドであって、
前記圧力室は、底面の少なくとも一部に、当該圧力室内の液体の圧力変動に基いて変形する変形部を有することを特徴とする。
本発明の液体噴射ヘッドによれば、圧力室内の液体の圧力変動により、底面の変形部が変動するため、この変形部の変動により圧力室内の液体が攪拌される。これにより、別途駆動源を設けることなく顔料等の沈降を防止することができる。また、顔料等が底面に沈降していた場合でも、沈降した顔料等を攪拌することができる。
上記構成において、前記圧力室の底面は、前記ノズルが開口したノズルプレート、および、該ノズルプレートと圧力室の間において少なくとも一部に積層された可撓性を有する振動板により構成され、
前記ノズルプレートにおいて、前記圧力室に対応する少なくとも一部に凹部が形成され、
前記変形部は、前記振動板によって前記凹部を封止することによって形成されていることが望ましい。
この構成によれば、底面に沈降した顔料等を攪拌するための構成を簡単に実現することができる。
また、前記圧力室の底面は、前記ノズルが開口したノズルプレートにより構成され、
前記変形部は、該ノズルプレートの板厚が他の部分よりも薄い部分から成る構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、従来の液体噴射ヘッドに新たな部材等を加えて変形部を構成する必要がないため、底面に沈降した顔料等を攪拌するための構成を更に簡単に実現することができる。
そして、本発明の液体噴射装置は、上記各構成の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする。
プリンターの斜視図である。 記録ヘッドの構成を説明する分解斜視図である。 第1の実施形態における記録ヘッドの(a)要部断面図、(b)A−A線断面図である。 顔料の攪拌を表す模式図である。 第2の実施形態における記録ヘッドの要部断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施の形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、以下においては、本発明の液体噴射装置として、インクジェット式記録装置1(以下、プリンター)を例に挙げて説明する。
図1はプリンター1の構成を示す斜視図である。このプリンター1は、液体噴射ヘッドの一種である記録ヘッド2が取り付けられると共に、液体供給源の一種であるインクカートリッジ3が着脱可能に取り付けられるキャリッジ4と、記録動作時の記録ヘッド2の下方に配設されたプラテン5と、キャリッジ4を記録紙6(記録媒体および着弾対象の一種)の紙幅方向、即ち、主走査方向に往復移動させるキャリッジ移動機構7と、主走査方向に直交する副走査方向に記録紙6を搬送する搬送機構8と、を備えている。
キャリッジ4は、主走査方向に架設されたガイドロッド9に軸支された状態で取り付けられており、キャリッジ移動機構7の作動により、ガイドロッド9に沿って主走査方向に移動する。キャリッジ4の主走査方向の位置は、位置情報検出手段の一種であるリニアエンコーダー10によって検出され、その検出信号、即ち、エンコーダーパルス(位置情報の一種)をプリンター1の制御部に送信する。
また、キャリッジ4の移動範囲内における記録領域よりも外側の端部領域には、キャリッジ4の走査の基点となるホームポジションが設定されている。本実施形態におけるホームポジションには、記録ヘッド2のノズル形成面(ノズルプレート17:図2、図3参照)を封止するキャッピング部材11と、ノズル形成面を払拭するためのワイパー部材12とが配置されている。そして、プリンター1は、このホームポジションから反対側の端部へ向けてキャリッジ4が移動する往動時と、反対側の端部からホームポジション側にキャリッジ4が戻る復動時との双方向で記録紙6上に文字や画像等を記録する所謂双方向記録を行う。
次に記録ヘッド2について説明する。
図2は、本実施形態の記録ヘッド2の構成を示す分解斜視図であり、図3(a)は、記録ヘッド2の要部断面図、図3(b)は、A−A線断面図である。本実施形態における記録ヘッドは、流路形成基板15、下側振動板16、ノズルプレート17、上側振動板18、圧電素子20、及び、保護基板21等を積層して構成されている。
流路形成基板15は、本実施形態ではシリコン単結晶基板からなり、この流路形成基板15には、複数の圧力室23がその幅方向に並設されている。各圧力室23は、ノズル列に直交する方向に長尺な空部である。この圧力室23の上部は上側振動板18によって封止される一方、圧力室23の下部は下側振動板16によって封止される(何れも後述する。)。そして、この圧力室23の容積は、後述する圧電素子20の駆動により上側振動板18が変形することで増減される。また、流路形成基板15の圧力室23の長手方向外側の領域には連通部24が形成され、連通部24と各圧力室23とが、圧力室23毎に設けられたインク供給路25を介して連通されている。インク供給路25は、圧力室23よりも狭い幅で形成されており、連通部24から圧力室23に流入するインクの流路抵抗を一定に保持している。なお、連通部24は、後述する保護基板21の共通室36と連通して各圧力室23の共通のインク室となるリザーバー26の一部を構成する。
流路形成基板15の開口面側(下側)には、圧力室23の底面を構成する下側振動板16(本発明における振動板に相当)、および、ノズルプレート17が、この順に積層されて接合されている。下側振動板16は、可撓性を有する薄手のシート材(膜材)であり、本実施形態では、例えば、厚さが約1.0μmの二酸化シリコン(SiO)により形成されている。この下側振動板16は、ノズルプレート17の圧力室23側の全面に積層されている。なお、下側振動板16の形成範囲に関し、ノズルプレート17の全面には限られず、ノズルプレート17の圧力室23側の面の少なくとも一部(圧力室23に対応する部分)に設けられていれば良い。また、下側振動板16のノズル29(後述)に対応する部分には、連通孔28が開設され、この連通孔28を介して圧力室23とノズル29を連通している。
ノズルプレート17は、厚さが例えば、0.1〜1mm程度のシリコン単結晶基板やステンレス鋼等などからなり、各圧力室23に対応したノズル29が開設されている。各ノズル29は、それぞれ圧力室23のインク供給路25とは反対側の端部に連通する。また、図3(a)に示すように、ノズルプレート17には、下側振動板16側の面における各圧力室23に対応する部分の一部に、圧力室23とは反対側に窪んだ空部30が形成されている。本実施形態の空部30は、図3(b)に示すように、インク供給路25とノズル29との間において、平面視で圧力室23の長手方向に沿った長方形状(すなわち、直方体状の凹部)に形成されている。そして、この空部30の開口部を封止する下側振動板16により変形部31が構成されている。空部30は、圧力室23内の液体の圧力変動に応じて下側振動板16が変動(変形)し得る形状、寸法(容積)に設計されている。そして、圧力室23内の液体の圧力変動に応じて下側振動板16が変動することで、圧力室23の底部に沈降した顔料を攪拌することができる。なお、変形部31による顔料の攪拌については、後述する。また、空部30は、一部又は全部をノズルプレート17の板厚方向に貫通させて形成しても良い。さらに、ノズル29および空部30は、例えば、ノズルプレート17をシリコン単結晶基板で作製する場合には、エッチングにより形成され、ノズルプレート17をステンレス鋼で作成する場合には、プレス加工により形成される。
流路形成基板15の開口面とは反対側(上側)には、上側振動板18が形成されている。本実施形態の上側振動板18は、例えば、厚さが例えば約1.0μmの二酸化シリコン(SiO)からなる弾性膜32と、この弾性膜32上に積層された厚さが例えば、約0.4μmの酸化ジルコニウム(ZrO)からなる絶縁体膜33と、から構成されている。また、この絶縁体膜33上には、圧電素子20が各圧力室23に対応して複数設けられている。本実施形態における圧電素子20は撓み振動モードの振動子であり、駆動電極と共通電極とによって圧電体を挟んで構成されている(図示を省略)。そして、圧電素子20の駆動電極に駆動信号が印加されると、駆動電極と共通電極との間には電位差に応じた電場が発生する。この電場は圧電体に付与され、圧電体が付与された電場の強さに応じて変形する。
また、流路形成基板15上の圧電素子20側の面には、圧電素子20に対向する領域にその変位を阻害しない程度の大きさの空間となる圧電素子保持部35を有する保護基板21が、上側振動板18を挟んで接合されている。圧電素子20は、この圧電素子保持部35内に収容されるため、外部環境の影響を殆ど受けない状態で保護されている。さらに、図2に示すように、保護基板21には、流路形成基板15の連通部24に対応する領域に共通室36が設けられている。この共通室36は、保護基板21を厚さ方向に貫通して圧力室23の並設方向に沿って設けられており、上述したように流路形成基板15の連通部24と連通されて各圧力室23の共通のインク室となるリザーバー26を構成している。
さらに、保護基板21上には、封止膜37及び固定板38とからなるコンプライアンス基板39が接合されている。封止膜37は、剛性が低く可撓性を有する材料(例えば、厚さが6μmのポリフェニレンサルファイドフィルム)からなり、この封止膜37によって共通室36の一方面が封止されている。また、固定板38は、金属等の硬質の材料(例えば、厚さが30μmのステンレス鋼等)で形成される。この固定板38のリザーバー26に対向する領域は、厚さ方向に完全に除去された固定板開口部40となっているため、リザーバー26の一方面は可撓性を有する封止膜37のみで封止されている。
そして、上記構成の記録ヘッド2では、インクカートリッジ3からのインクを図示しないインク導入路から取り込み、リザーバー26からノズル29に至るまで内部をインクで満たした後、図示しないプリンタコントローラー側からの駆動信号の供給により、圧力室23に対応する圧電素子20を駆動させることにより各圧力室23内のインクの圧力が変動し、この圧力変動を制御することで、ノズル29からインク滴が噴射(吐出)される。
ここで、圧電素子の駆動により圧力室23内のインクに圧力変動が生じると、図4に示すように、変形部31が上下に振動する。これにより、例えば、圧力室23内に流れFを発生させることができ、底面に沈降した顔料pi(例えば、白色の顔料として用いられる二酸化チタン(TiO)、光輝性顔料として用いられるアルミニウム等の金属から成る金属片など)を攪拌することができる。これにより、顔料piが分散し、その結果、吐出したインク滴内の顔料濃度のばらつきを抑えることができる。なお、圧力室23内のインクの攪拌は、ノズル29からインク滴を噴射する場合に限らず、ノズル29からインク滴を噴射しない場合にも起すことができる。例えば、圧電素子20を駆動して、ノズル29からインク滴を噴射しない程度の微振動を発生させることにより、変形部31を振動させる。
このように、圧力室23の底面の少なくとも一部に、当該圧力室23内のインクの圧力変動に応じて変形する変形部31を有するように構成したので、圧力室23内のインクの圧力変動により、変形部31が変動して、圧力室23内のインクが攪拌される。これにより、顔料piの底面への沈降を防止することができる。また、顔料piが底面に沈降していた場合でも、沈降した顔料piを攪拌することができる。さらに、本実施形態の変形部31は、ノズルプレート17の圧力室23に対応する部分の一部に形成した空部30の開口部が下側振動板16により封止された構成を採用したので、底面に沈降した顔料piを攪拌するための構成を簡単に実現することができる。
ところで、圧力室23の底面の少なくとも一部に、当該圧力室23内のインクの圧力変動に応じて変形する変形部を有する構成は、上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、図5に示す第2の実施形態では、下側振動板16を設けず、ノズルプレート17自体に変形部31′を形成している。
具体的に説明すると、ノズル29が開口したノズルプレート17により圧力室23の底面を構成し、該底面の一部に他の部分よりも板厚が薄い部分を変形部31′として形成している。例えば、ノズルプレート17が板厚100μm程度のシリコン単結晶基板である場合には、変形部31′に相当する部分の板厚を、圧力室23とは反対側からエッチング等により窪ませて40μm程度にすることで、当該部分を変形部31′とすることができる。なお、この変形部31′は、第1の実施形態と同じようにインク供給路25とノズル29との間において、平面視で圧力室23の長手方向に沿った長方形状に形成されている。
このように、変形部31′は、ノズルプレート17の板厚が他の部分よりも薄い部分から成るので、従来の記録ヘッドに新たな部材等(下側振動板16)を加えて変形部31′を構成する必要がなく、底面に沈降した顔料等を攪拌するための構成を更に簡単に実現することができる。なお、その他の構成等は第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
ところで、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて種々の変形が可能である。例えば、変形部は、平面視で圧力室の長手方向に沿った長方形状(直方体状の凹部)に形成したが、これには限らず、任意の形状にすることができる。また、1つの圧力室内に複数の変形部を設けることもできる。要は、圧力室内の底面に変形部があればよく、この変形部の形状は、圧力室の形状に応じて攪拌し易い形状に設定することができる。
また、上記実施形態では、圧力発生手段として、所謂撓み振動型の圧電振動子を例示したが、これには限られず、例えば、所謂縦振動型の圧電振動子を採用することも可能である。さらに、圧力発生手段としては圧電振動子には限らず、圧力室内に気泡を発生させる発熱素子や静電気力を利用して圧力室の容積を変動させる静電アクチュエーター等の各種圧力発生手段を用いる場合にも本発明を適用することができる。
そして、本発明は、圧力発生手段を用いて液体の噴射制御が可能な液体噴射装置の液体噴射ヘッドであれば、プリンターに限らず、プロッター、ファクシミリ装置、コピー機等、各種のインクジェット式記録装置や、記録装置以外の液体噴射装置、例えば、ディスプレイ製造装置、電極製造装置、チップ製造装置等に用いられる液体噴射ヘッドにも適用することができる。そして、ディスプレイ製造装置では、色材噴射ヘッドからR(Red)・G(Green)・B(Blue)の各色材の溶液を噴射する。また、電極製造装置では、電極材噴射ヘッドから液状の電極材料を噴射する。チップ製造装置では、生体有機物噴射ヘッドから生体有機物の溶液を噴射する。
1…プリンター,2…記録ヘッド,15…流路形成基板,16…下側振動板,17…ノズルプレート,23…圧力室,25…インク供給路,28…連通孔,29…ノズル,30…空部,31…変形部,

Claims (4)

  1. ノズルに連通する圧力室に液体を充填し、当該圧力室内の液体に圧力変動を付与することにより前記ノズルから液滴を噴射可能な液体噴射ヘッドであって、
    前記圧力室は、底面の少なくとも一部に、当該圧力室内の液体の圧力変動に基いて変形する変形部を有することを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 前記圧力室の底面は、前記ノズルが開口したノズルプレート、および、該ノズルプレートと圧力室の間において少なくとも一部に積層された可撓性を有する振動板により構成され、
    前記ノズルプレートにおいて、前記圧力室に対応する少なくとも一部に凹部が形成され、
    前記変形部は、前記振動板によって前記凹部を封止することによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 前記圧力室の底面は、前記ノズルが開口したノズルプレートにより構成され、
    前記変形部は、該ノズルプレートの板厚が他の部分よりも薄い部分から成ることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1から請求項3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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