JPH10208101A - 機械式販売機 - Google Patents

機械式販売機

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JPH10208101A
JPH10208101A JP1061497A JP1061497A JPH10208101A JP H10208101 A JPH10208101 A JP H10208101A JP 1061497 A JP1061497 A JP 1061497A JP 1061497 A JP1061497 A JP 1061497A JP H10208101 A JPH10208101 A JP H10208101A
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JP
Japan
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coin
product
lever
coins
return
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JP1061497A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Kurihara
良英 栗原
Motohiro Sugawara
基博 菅原
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Shinko Seisakusho KK
Original Assignee
Shinko Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨がジャムした場合、硬貨保留部に余剰硬
貨がある場合のいずれの場合にも、客が一つの硬貨返却
要求レバーを操作するだけで、ジャム硬貨又は余剰硬貨
の返却を受け得るようにする。 【解決手段】 硬貨鑑別器(24)にジャム硬貨排出レバ
ー(24b )を設け、そのジャム硬貨排出レバーに客が操
作可能な硬貨返却要求レバー(20)を固着し、硬貨鑑別
器で正貨と鑑別された硬貨を一時保留する硬貨保留部
(25)の底部に、保留硬貨を販売機内の金庫(18)側に
落下させる収納フラップ(26)と、接客面に開口させた
硬貨返却口(22)側に落下させる返却フラップ(27)と
を設け、ジャム硬貨排出レバーと返却フラップとをリン
ク(31)で連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購買者の硬貨投入
と商品排出要求操作により、商品収容部より商品を商品
受取口に排出する機械式販売機に関し、とくに、投入し
た硬貨がジャムした場合、又は、商品金額よりも多い額
の硬貨を投入した場合に、その硬貨を返却するための機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】商品代金として硬貨を投入する機械式販
売機では、硬貨の径寸法や磁性の有無に基づいて鑑別す
る硬貨鑑別器及び正貨と鑑別された硬貨を一時保留する
硬貨保留部の構造簡単化及びコスト低減化を図るため、
使用可能な金種をできるだけ少なくしている。そのた
め、かえって、所定金種以外の硬貨を誤って投入される
可能性が高く、所定金種以外の硬貨が投入されたとき
は、これを偽貨と鑑別して排除し、硬貨返却口に自動的
に返却するように構成されている。ところが、投入され
た偽貨を排除する際に、その硬貨が鑑別器内にジャムす
ることがあるので、これを排除するため、ジャム硬貨排
除レバーが設けられている。このジャム硬貨排除レバー
は、通常は、保守員のみが操作可能な位置に設けてあ
る。
【0003】また、単一金額の商品を販売する販売機に
おいては、1個の商品金額以上の硬貨が投入された場合
は、その余剰硬貨を自動的に返却口に返却するように構
成されている。しかし、販売機に複数個の商品金額の硬
貨を保留しうる硬貨保留部を備えた場合は、商品排出要
求動作に伴い、商品金額と同額の硬貨を受領した後に、
余剰硬貨がある時は、客の硬貨返却要求操作に基づいて
その余剰硬貨を硬貨返却口に返却するように構成される
必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車載型販売機、とくに
バス等に搭載される販売機の場合は、投入された硬貨が
ジャムしても、運転手がその都度停車して、ジャム硬貨
排除レバーを操作することは事実上不可能である。従っ
て、客自身が操作して、ジャム硬貨を回収することがで
きるようにするためには、ジャム硬貨排除レバーを操作
するための硬貨返却要求レバーを接客面に設ける必要が
ある。そうすると、一つの販売機に、鑑別器にジャムし
た硬貨を排除して返却するための硬貨返却要求レバー
と、硬貨保留部に保留された余剰硬貨を返却するための
別の硬貨返却要求レバーを設けなければならないことと
なり、客はどのような場合にどちらの硬貨返却要求レバ
ーを操作すればよいか分らず、操作が面倒であるため、
販売機使用率の向上の妨げになると考えられる。まし
て、移動中の車両内等では、購入動作を迅速に終了する
ことが要求されるが、このような要望に応えることがで
きない。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、機械式販売機において、投入硬貨
がジャムした場合、また、硬貨保留部に余剰硬貨がある
場合のいずれの場合にも、客は一つの硬貨返却要求レバ
ーを操作するだけで、ジャム硬貨又は余剰硬貨の返却を
受けることができるようにした硬貨返却機構を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る機械式販売機は、硬貨鑑別器にジャム
した硬貨を排出するためのジャム硬貨排出レバーを設け
るとともに、その硬貨排出レバーに、販売機の接客面に
おいて操作可能な硬貨返却要求レバーを固着し、前記硬
貨鑑別器により正貨と鑑別された硬貨を保留する硬貨保
留部の底部に、その硬貨保留部に保留された硬貨を販売
機内に設けた金庫側に落下させる硬貨収納フラップと、
接客面に開口させた硬貨返却口側に落下させる硬貨返却
フラップとを設け、前記ジャム硬貨排出レバーと前記硬
貨返却フラップとをリンクで連結したことを特徴として
いる。
【0007】上記構成により、投入した硬貨が硬貨鑑別
器内にジャムしたため、商品排出要求動作をしても商品
が排出されない時は、硬貨返却要求レバーを操作する
と、ジャム硬貨排出レバーが硬貨鑑別器を開放して、ジ
ャム硬貨が硬貨返却口に放出される。また、正貨と鑑別
され、硬貨保留部に保留されている硬貨は、同じ硬貨返
却要求レバーを操作すると、返却フラップが開放して、
その保留硬貨が硬貨返却口に放出される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例に基づいて、説明する。図1は本実施
例の機械式販売機の正面図、図2は図1のX−X線に沿
った一部省略断面図、図3は図1のY−Y線に沿った一
部省略断面図、図4及び図5は商品排出機構と商品検出
機構の構成及び作用を説明する要部断面図であり、図4
は商品排出要求ボタン押下前の状態を示し、図5は商品
排出要求ボタン押下後の状態を示す。図示の例は、バス
等の客室に搭載して、乗客の利用に供するように製作さ
れた車載型販売機である。
【0009】この販売機は、概略的には、接客面の硬貨
投入口19aから所定金額の硬貨を所定枚数投入した
後、商品排出要求ボタン(以下、購入ボタンという)2
0を所定位置まで押し下げた時に、投入された硬貨を金
庫18に収納するとともに、内部に設けてある商品収容
部4に縦一列にストックされている商品の中から1個
を、商品受取口8に排出するようにしたものである。
【0010】以下に、各構成要素について、順次詳細に
説明する。販売機は、正面側に開口する収容空間を備え
た箱状の本体1と、その本体の開口面の一側に蝶番2に
より開閉自在に取付けられ、背面側及び下面側に開口す
る収容空間を備えた箱状の扉3とからなる筐体Hを有し
ている。本体1の収容空間1aには、主として、商品収
容部4が収容され、商品排出機構を構成する商品排出レ
バー5及び商品保持レバー6が共通の支軸7により独立
して回動自在に支持されている。
【0011】商品収容部4は、横断面コ字形の樋状に形
成され、開口面を本体の正面側に向けた状態で取付けら
れ、本体の上部付近から底部付近まで延長している。そ
して、開口面を観音開き状に開閉する商品保持部材4a
が設けてあり、扉3を開けた後、商品保持部材4aを開
放して、商品を商品収容部4に積載することができるよ
うになっている。
【0012】また、商品収容部4の下端部には、商品収
容部の最下位置の商品を受け止めるテーブル(商品テー
ブル)4bが設けてあり、商品テーブル4bの前端部と
商品保持部材4aの下端部との間に、本体1の下部のお
いて正面方向に開口する商品排出口4cが設けてある。
さらに、商品収容部の下部には、商品テーブル4b上に
存在する商品を商品排出口4cから本体1の底部正面に
開口している商品受取口8に排出するための商品排出レ
バー5が設けられている。
【0013】商品排出レバー5は、左右一対の側面ほぼ
L字形の腕部5aと、その両腕部の下端部同志を連結す
る水平な排出部5bとを有して、正面から見た場合は上
方に開口するコ字形に形成されており、腕部5aの中間
の屈曲部において、支軸7により回動自在に支持されて
いる。支軸7は、筐体の本体1に固定しても良いし、本
体の内側に設けた別のフレームF(図4,5,15参
照)に固定しても良い。排出部5bは、腕部5aの回動
とともに、商品排出口5cを遮閉する位置(遮閉位置)
と、商品収容部の下端部を背後方向に通過して退避した
位置(退避位置)との間を移動可能である。そして、後
述されるように、購入ボタン19の押下により退避位置
に移動された排出部5bは、購入ボタン21から押下力
を解除すると、支軸7に巻装されたトルクバネ等の付勢
部材(図示省略)により、遮閉位置に復帰するように付
勢されている。腕部5aの自由端5cは、金庫18の側
面に設けてある空隙まで延び、図3、図4示すように、
自由端5cが上昇位置に存在するときは排出部5bは遮
閉位置に位置され、図5に示すように、自由端5cが下
降位置に移動された時は排出部5bは後退位置に移動さ
れる。
【0014】また、商品保持レバー6は、左右一対の腕
部6aと、その両腕部の下端部を連結する連結部6b
と、その連結部の中央に設けられた当接部6cとを有し
て、正面から見た場合は、上方に開口するコ字形に形成
されており、両腕部6aの上端部において、前記支軸7
により回動可能に支持されている。この商品保持レバー
6も、別の付勢部材(図示省略)により、当接部6cが
商品収容部4の商品テーブル4c上に載置される商品よ
りも一つ上の商品を商品排出口4cを形成しているゲー
ト4dに押し当てるように付勢されている。従って、商
品収容部4に一つでも商品がある場合は、図4に示すよ
うに、商品保持レバー6の当接部6cが商品をゲート4
dに押し当てる状態で保持されるが、商品が売切れて、
商品収容部に商品がなくなったときは、図2に一点鎖線
(6´)で示すように、商品保持レバー6の当接部6c
が最前方位置まで前進する。また、図5に示すように、
商品排出レバー5の排出部5bが商品排出口4cから後
退される時は、その排出部5bが商品保持レバー6の連
結部6bに当たるため、商品保持レバー6の当接部6c
が一緒に後退位置に回動されるようになっている。
【0015】商品収容部4の下部の前方であって、商品
受取口8の上側には、金庫装填部1bが設けられてい
る。金庫装填部1bには、所定の鍵で解錠して扉3を開
けた状態で、金庫18を装填し又は取出すことができる
ようになっている。
【0016】他方、扉3には、正面上部に硬貨投入部1
9が設けてある。硬貨投入部19は、硬貨投入口19a
と、販売中止(又は売切れ。以下同じ。)を表示するた
めの表示窓19bが設けられている。また、扉3の正面
には、硬貨返却要求レバー(以下、取消ボタンという)
20及び購入ボタン21がいずれも昇降自在に設けてあ
り、中間部右側に硬貨返却口22が開口されている。ま
た、扉の正面下部には、上記商品受取口8が開口されて
いる。 商品収容部の商品テーブル4bは、商品受取口
8を形成する壁体8aに一体的に結合されている。図
4,5において、40は商品脱落防止機構であるが、こ
れについては、後述される。
【0017】また、扉3の収容空間3aには、硬貨投入
口19aから投入される硬貨を硬貨鑑別器24に向けて
案内する案内通路23と、投入された硬貨を磁性の有無
及び径寸法に基づいて鑑別する周知の前記硬貨鑑別器2
4と、その硬貨鑑別器により正貨と鑑別された硬貨を、
購入ボタン21の押下による商品排出要求動作又は取消
ボタン20の押下による硬貨返却要求動作がされるま
で、一時保留する硬貨保留部25とが、それぞれ取付部
材23a,24a,25aを介して固定部材29に取付
けられている。また、硬貨返却口22の内側に返却硬貨
容器22aが取付けられている。
【0018】図6及び図7は、硬貨処理機構の硬貨鑑別
器24から硬貨保留部25を経て金庫18又は硬貨返却
口22に至るまでの硬貨の行程を示す断面図、図8は主
として硬貨保留部及び硬貨検出機構の構成及び購入ボタ
ン押下前の状態を示す要部断面図、図9は同じく購入ボ
タンを押下した時の状態を示す要部断面図である。硬貨
鑑別器24において正貨と鑑別された硬貨は、硬貨保留
部25の保留通路25a中に収容され、保留通路の底部
を金庫18方向に対して開閉するように設けられ、いず
れも後述される硬貨収納フラッパ(以下、単に収納フラ
ッパという。)26及び硬貨返却口22方向に対して開
閉するように設けられた硬貨返却フラッパ(以下、単に
返却フラッパという。)27により止められる。しか
し、所定金種以外の硬貨(偽貨と鑑別された硬貨)は、
硬貨保留部25の保留通路25aの背面側に設けられた
返却通路25bを経て、硬貨返却口22に落下放出され
るようになっている。
【0019】保留通路25aは、図8に示すように、一
例として100円硬貨、その他の所定金種の硬貨Cを6
枚まで収容することができる。そして、扉3には、購入
動作と連動して硬貨保留部25の収納フラッパ26が下
降するとともに、収容された硬貨の間に突出して、下か
ら所定枚数の硬貨を金庫側に落下させ、所定枚数を超え
る余剰硬貨を保留する硬貨分離手段28が備えてある。
硬貨分離手段28は、固定部材29に支点28aにより
回動自在に支持され、コイルバネなどの付勢部材28b
により下方に付勢されたレバー28cと、そのレバーに
固着され、図8のように、レバー28cが上位に存する
時は保留通路25aに保留されている2枚目と3枚目の
硬貨の間の停止位置に突出して3枚目以上の硬貨を停止
し、図9のように、レバー28cが下位に移動されたと
きは保留通路から退避した退避位置に移動して、停止さ
れていた硬貨を落下させる係止部材28dとを有してい
る。
【0020】硬貨投入後、購入ボタン21が押下された
ときに、これと連動して、前記商品排出レバー5を回動
させて商品収容部4より商品を商品受取口8に排出さ
せ、かつ、同時に収納フラッパ26と硬貨分離手段28
を駆動して、所定枚数の硬貨を金庫18に収納させるた
めに、扉3の収納空間には、扉の正面板と案内通路2
3、硬貨鑑別器24及び硬貨保留部25との間におい
て、前記固定部材29が設けられ、この固定部材に連動
機構が取付けられている。連動機構は、固定部材29に
昇降自在に保持された作動部材30を有している。
【0021】これら固定部材29と作動部材30につい
て、主として図10ないし図12を用いて説明する。図
10は、固定部材の正面形状を示す正面図、図11は硬
貨処理機構すなわち硬貨案内通路、硬貨鑑別器、硬貨保
留部、硬貨分離手段、収納フラッパ及び返却フラッパが
取付けられた状態の固定部材29の正面図、図12は硬
貨検出機構を備えた作動部材30の正面図である。固定
部材29は、扉の上部から返却硬貨容器22aの取付位
置まで連続する平板状をなし、上端部右側には、硬貨案
内通路23を通すための切欠29aが、取消ボタン20
と硬貨鑑別器24のジャム硬貨排除レバー24bとを連
結する部材を通し、かつ、取消ボタン20と連結部材の
昇降を可能にするための孔29bが設けられている。固
定部材29の下半部中央には、上下二つの案内孔29
c,29dと、その上側の案内孔の両側に設けられた孔
29eと、下側の案内孔のそれぞれ反対側に設けられた
挿通孔29f,29gとが形成されている。また、下端
部右側には、返却硬貨容器22aを取付けるための切欠
29hが形成されている。
【0022】硬貨鑑別器24のジャム硬貨排除レバー2
4bの先端には、上端部が固定部材29に結合されたコ
イルバネ24cの下端部が結合されていて、ジャム硬貨
排除レバー24bが常時は鑑別器内の硬貨通路を閉塞す
るように付勢されているが、取消ボタン20を押下する
と、ジャム硬貨排除レバー24bが支点24dを中心に
回転し、かつ、図示されていないテーパガイドにより正
面方向に離間されるため、鑑別器内にジャムしている硬
貨が硬貨保留部25の返却通路25bに落下されるよう
になっている。
【0023】ジャム硬貨排除レバー24bにはリンク3
1の上端部が枢着されており、そのリンク31は固定部
材29の背面側を下方に延長して、下端部は返却フラッ
パ27の一端部に枢着されている。返却フラッパ27
は、固定部材29に中間において枢支されている。従っ
て、取消ボタン20を押下すると、ジャム硬貨排除レバ
ー24bと返却フラッパ27の双方が開放駆動され(図
11において、一点鎖線位置に移動されて)、硬貨鑑別
器24のジャム硬貨と硬貨保留部25の保留硬貨が、硬
貨返却容器22aに排出されるようになっている。
【0024】購入ボタン21は、これが押下された時
に、収納フラッパ26と商品排出レバー5とを一緒に下
降させて、硬貨保留部25の保留通路25aの下端部を
金庫方向に開放させ、かつ、商品排出口4cの商品を商
品受取口8に排出させるための作動部材30に結合され
ている。作動部材30は、図8,9,12に示すよう
に、固定部材29と平行な面に沿って延在する連結部3
0aと、連結部の左右両端において連結部の正面側に突
出し、かつ、その連結部から下方に等距離延長する側部
30bと、側部の下端部間を連結するように設けられた
第1作動部30cと、連結部30aの中央から下方に延
長する取付部30dと、その取付部の下端部に設けられ
たほぼJ字形の第2作動部30eとを有している。そし
て、作動部材30は、連結部30aを固定部材29の背
面に近接するとともに、左右の側部30bで固定部材2
9の両側部を挟み込んで昇降自在に案内され、固定部材
29の正面側から案内孔29c,29dの幅よりも径が
大きいワッシャ状の止め部材32a,32bを固着した
ネジを案内孔29c,29dに貫通し、これを作動部材
30にねじ込むことにより、作動部材30は固定部材2
9の高さ方向に昇降自在に支持されている。
【0025】連結部30aの上部には正面方向に突出す
る二つの突起30f,30gが設けられ、これらが固定
部材の縦孔29eから固定部材の正面側に昇降自在に突
出され、一方の突起30fには購入ボタン21が結合さ
れ、他方の突起30gに下端部を結合したコイルバネな
どの付勢部材30hの上端部を固定部材29の上部に結
合することにより、常時上方に付勢されている。
【0026】第1作動部30cは、側部の僅かに背面方
向に変異した位置に設けてあるため、付勢部材30hに
よる上向きの付勢により、第1作動部30cが図6に示
すように、固定部材29の下端部29iに当接して、作
動部材が所定の上限位置に停止される。作動部材30が
定位に存在する時は、図8に示すように、第2作動部3
0cの上辺が硬貨分離手段のレバー28cをその先端
の、縦孔29fに挿入されたピン28c´を介して付勢
部材28bに抗して上方に回動させるため、停止部材2
8dが保留通路25aから退避した位置に保持される。
また、第2作動部30eの下辺は、収納フラッパ26の
中間部の正面側に突設されているピン26bに対応して
おり、収納フラッパ26は、図11に示すように、トル
クバネなどの付勢部材26bにより常時上向きに付勢さ
れているため、図9に示すように、作動部材30が定位
に存在する時は、収納フラッパ26は、保留通路の下端
部を閉鎖する状態に保持される。
【0027】図8は、購入ボタン21が押下されない時
の作動部材30の固定部材29に対する位置(上昇位
置)並びに硬貨分離手段28及び収納フラッパ26の状
態を示している。また、図3,4は、作動部材30が上
昇位置に存在する時の商品排出レバー5の定常位置を示
している。
【0028】上記の構成により、購入ボタン21を押下
した時は、図9に示すように、作動部材30がこれに連
動して下降し、第1作動部30c及び第2作動部30e
も下降する。第1作動部30cが、所定位置まで下降し
た時は、図5に示すように、商品排出レバー5が時計方
向に回動され、排出部5bが退避位置に移動される。退
避位置に移動する商品排出レバー5により商品保持レバ
ー6が背後方向に押される。従って、それまで商品保持
レバー6により押圧保持されていた、商品収容部内の最
下位の商品Mが商品テーブル4b上に落下し、その前端
部が商品排出口4cに対向する。
【0029】また、第2作動部30cが所定位置まで下
降した時は、硬貨分離手段のレバー28cが図9に示す
ように、時計方向に回動するため停止部材28dが停止
位置に移動するとともに、第2作動部30eがピン26
aを押下するため収納フラッパ26が開放位置まで回動
される。従って、保留通路25aに保留されている2枚
目までの硬貨が金庫方向に落下され、3枚目以上の余剰
硬貨がある場合は、停止部材28dにより停止される。
【0030】購入ボタン21から押下力を解除すると、
作動部材30が付勢部材30hにより上昇復帰される。
これに伴い、商品排出レバー5が付勢部材により図4に
示す初期位置に復帰され、購入ボタン押下時に商品テー
ブル4bに落下した商品Mが商品排出口4cから商品受
取口8に押し出して排出される。
【0031】なお、商品が小型の場合は、商品保持レバ
ー6の退避位置への移動に伴い、商品が落下する際に商
品収容部4の底部で転倒し、その勢いで商品受取口8に
転げ落ちる恐れがある。これを防止するため、好ましい
実施例では、商品排出部に脱落防止機構40が設けられ
ている。この機構は、図4,5に示すように、商品排出
口4cの外側の左右いずれか一方側に軸41bにより回
転自在に取付けられ、付勢部材(図示省略)により下端
部が商品排出口の方向に付勢されたラッチレバー41
と、商品収容部4の下端部の側部外側に支軸43により
回転自在に支持された商品シャッタレバー42と、一端
部が商品シャッタレバーの一端部に枢着(44)され、
他端部に長孔45を有して、商品収容部4の背後に備え
られた案内軸47を長孔45に挿入されたリンク46と
からなっている。図13はラッチレバー41の形状を示
す図、図14は商品シャッタレバー42の形状を示す
図、そして、図15は商品排出機構、商品検出機構及び
商品脱落防止機構を示す要部の正面図である。
【0032】そして、商品排出レバー5が通常位置に存
在する時は、図4に示すように、ラッチレバー41を付
勢部材に抗して退避位置に移動させるため、図示されて
いない付勢部材により図4において反時計方向に回転さ
れるように付勢されている商品シャッタレバー42は、
同方向に回転し、その閉鎖部42aが商品排出口4cの
商品排出レバー5による閉鎖位置の下側部分を閉鎖す
る。そして、購入ボタン21を介して作動部材30が下
降される時は、図5に示すように、商品排出レバー5の
下端部がリンク46の後端部を押すまでは、商品シャッ
タレバー42が閉鎖位置に維持される。従って、商品排
出レバー5の退避位置への移動に伴って商品保持レバー
6が後退されて、これに保持されていた商品が商品テー
ブル4bに落下する際に転倒したとしても、商品排出口
4cから外転げ出ることが阻止される。
【0033】そして、後退した商品排出レバー5の下端
部がリンク46の後端部を押すと、リンク46が後方に
移動されて、商品シャッタレバー42が支軸43を中心
として時計方向に回転し、商品シャッタレバー42の閉
鎖部42aが商品テーブル4bよりも下方に退避され
る。また、ラッチレバー42も反時計方向に回転復帰し
て、係止部41aが商品シャッタレバー42の前端部の
被係止部42bに係合して、その状態が保たれる。
【0034】従って、その後、購入ボタン21から押下
力を解除したことに伴い、商品排出レバー5が当初位置
に復帰する際は、商品テーブル4bに落下した商品が商
品排出レバー5の排出部5bに押されて、商品受取口8
に排出される。また、商品排出レバー5が当初位置に復
帰すると、ラッチレバー41を付勢部材に抗して退避さ
せるので、商品シャッタレバー42が再び図4の初期位
置に復帰して、商品排出口4cを閉鎖する。こうして、
商品収容部4の商品の大小に関わりなく、購入ボタンを
操作した時は、所定位置まで押下した後、その購入ボタ
ンから手を放した時のみ、商品が排出されるようになっ
ている。
【0035】ところで、上記の構成では、所定枚数の硬
貨を投入せずに、購入ボタンを押した場合にも、商品が
排出される。このような事態が発生しないように、本実
施例では、所定枚数の硬貨の投入後にのみ、購入ボタン
の押下を有効にするための硬貨検出機構50が付加され
ている。
【0036】以下に、この機構50について、図6〜図
9に基づいて説明する。図6は、購入ボタン押下前の状
態を示し、かつ、硬貨保留部25に所定枚数の硬貨が保
留されているときの動作説明図であり、図7は、所定枚
数の硬貨が保留されていない状態で購入ボタンが押下さ
れた時の動作説明図である。
【0037】作動部材30の取付部30dには、ほぼU
字形の取付部材51が固着され、その取付部材51に設
けた支軸52により硬貨有無チェックレバー53が回転
自在に支持され、その硬貨有無チェックレバーは、支軸
52に巻装されたトルクバネ等の付勢部材54により、
その下端部が硬貨保留部25側に付勢されている。硬貨
有無チェックレバー53の上端部には係止部53aが、
下端部には検出部53bが設けられ、また、中間部に
は、固定部材29側に突出するローラ55が回転自在に
取付けられている。硬貨保留部25には、保留通路25
aに保留される硬貨のうち下から所定枚数目の硬貨、す
なわち、販売される商品の価格に対応する金額になる
数、図示の例では2枚目の硬貨に対応する範囲であっ
て、作動部材30の下降途中において検出部53bに対
応する位置に、検出孔25cが設けられている。そし
て、固定部材29には、作動部材30が、硬貨有無チェ
ックレバー53の検出部53bが硬貨保留部の検出孔2
5cに対向する位置まで下降された時にローラ55が嵌
合して、硬貨有無チェックレバー53の図7,8におい
て時計方向の回転を可能にする凹部29j、及び硬貨有
無チェックレバー53が時計方向に回転したとき、係止
部53aが進入して係止される係止孔29kが形成され
ている。
【0038】上記の構成により、購入ボタン21の押下
により作動部材30が下降する際に、硬貨保留部25に
所定枚数の硬貨、図示の例では、2枚目の硬貨がある場
合は、硬貨有無チェックレバー53の下端部はその2枚
目の硬貨により検出孔25cへの進入が阻止されるの
で、ローラ55が凹部に嵌合しない。従って、硬貨有無
チェックレバー53の係止部53aが固定部材29の係
止孔29kに係止されることがない。従って、作動部材
30を所定位置まで下降することができるので、上述し
たように、第1作動部30c及び第2作動部30eがそ
れぞれ商品排出レバー5、収納フラッパ26及び硬貨分
離手段28を作動するため、所定枚数の硬貨が金庫に収
納されるのに引き換え、商品収容部4から商品が排出さ
れる。
【0039】ところで、購入ボタン19の押下時に、商
品収容部4に一つでも商品が存在するときは、商品保持
レバー6がその商品をゲート4dに押圧して保持し、作
動部材30が所定位置まで下降されて、排出部5bが退
避位置まで移動するときに、商品保持レバー6も所定位
置に後退するため、その最後の商品が商品テーブル4c
上に落下する。そして、次の購入ボタン押下により最後
の商品が商品排出口8に排出されて、商品が売切れた時
は、商品保持レバー6が最前方位置まで前進移動する。
【0040】本発明の好ましい実施例では、この最後の
商品の排出時の商品保持レバー6の最前方移動に連動し
て、硬貨投入部19の硬貨投入口19aを閉鎖し、好ま
しくは、さらに表示窓19bに「中止」の文字を表示す
るようにした中止制御機構60が設けてある。図16,
17は中止制御機構60の主要構成を示す要部断面図で
あり、図16は商品があるときの、図17は商品がなく
なったときのそれぞれの状態を示す。図3も、商品があ
るときの状態を示している。商品保持レバー6に、一方
の腕部6aから突出する連結部6dを設けるとともに、
商品収容部4の側面に沿って本体1の上部まで延長する
リンク61の下端部を連結部6dに枢着し、また、その
リンクの上端部に、本体1の上部に設けた軸62により
回転自在に支持した伝動レバー63の一端部に枢支して
いる。リンク61と伝動レバー63の枢支部には、リン
ク61に設けた長孔61aに、伝動レバー63の一端部
に設けたピン63aを挿通して、リンク61がある一定
の範囲で昇降しても伝動レバー63は回動されないが、
その一定の範囲を超えて昇降したときには、伝動レバー
63が回動するようにしてある。そして、伝動レバー6
3の下端部は、前方に屈曲されている。
【0041】また、扉3の硬貨投入部19の背面側に
は、伝動レバー63と係合して硬貨投入口19aを開閉
するシャッタレバー64が設けられている。シャッタレ
バー64はほぼ横転L字形に形成され、その屈曲部にお
いて、硬貨案内通路23の背面に固着された支持アーム
65に軸66により回転自在に支持されており、前端部
にシャッタ部64aを有している。また、好ましい実施
例では、シャッタ部64aの下側に表示部64bが一体
に設けられ、その表示部64bの表面に「中止」の文字
が記載されている。さらに、シャッタレバー64の軸6
6から下方に延びる下端部64cは、扉3を閉めた状態
で、伝動レバー63の下端部63bに対向されている。
【0042】上記中止制御機構60の構成により、商品
収容部4に商品がある間は、購入ボタン押下により商品
排出レバー5が退避位置に移動する度に、商品保持レバ
ー6が商品をゲート4dに押圧する位置から後退する際
にリンク61が前記一定範囲で昇降する。しかし、その
昇降運動は長孔61aに吸収されるので、伝動レバー6
3は回動せず、シャッタレバー64も開閉動作をしな
い。図16はこの状態を示している。これに対して、商
品が売切れると、商品保持レバー6が図3において時計
方向に回転し、当接部6cが前進して、連結部6cが図
2に一点鎖線(6´)で示す最前方位置まで移動したと
きは、図17に示すように、リンク61が一定の範囲を
越えて下降されるため、伝動レバー63が時計方向に回
転して、その下端部63bがシャッタレバー64を同図
において同じく時計方向に回転させるので、シャッタ部
64aが硬貨投入口19aを閉鎖し、かつ、表示部64
bが表示窓19bに「中止」の文字を表示させる(図1
参照)。
【0043】上述のように、商品収容部4の商品が売切
れたときは、商品保持レバー6の当接部6cが、図2に
鎖線(6´)で示すように、商品テーブル4cの前部上
方を遮断する位置に存在する。この状態のままでは、商
品補給の際に、補給される商品が不安定な状態で積載さ
れるので、迅速な補給ができない恐れがある。これを防
止するため、本発明のさらに好ましい実施例では、図1
8に示すように、好ましくは、扉3を開放する前に、扉
3を本体1に施錠している錠71の鍵による解錠動作に
より、錠板72が図18において時計方向に回転されて
扉3に設けてある係止金具73から離間する際に、錠板
72に一体に形成されているカム74が本体1の側面に
枢支75されている伝動レバー76を、図18において
反時計方向に回転させ、その伝動レバー76により、商
品収容部4の側面外を上下方向に延長する前記リンク6
1に設けた係止部材77を押し上げるようにしてある。
【0044】上記構成により、商品補給のために、鍵で
錠71を解錠動作する度に、伝動レバー76を介して、
リンク61が引き上げられ、商品保持レバー6が支軸7
を中心に図18において反時計方向(図3〜図5におい
ては時計方向)に回転され、連結部6b及び当接部6c
が商品収容部4の背面側に退避されるため、商品収容部
4の保持部材4aを開けて、商品保持レバー6に邪魔さ
れることなく、安定迅速に商品を商品収容部4に積載
し、補給することができる。
【0045】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、硬貨鑑
別器にジャムした硬貨を排出するためのジャム硬貨排出
レバーに、販売機の接客面において操作可能な硬貨返却
要求レバーを固着し、硬貨保留部の底部に、その硬貨保
留部に保留された硬貨を金庫側に落下させる硬貨収納フ
ラップと、硬貨返却口側に落下させる硬貨返却フラップ
とを設け、ジャム硬貨排出レバーと硬貨返却フラップと
をリンクで連結したので、第一に、接客面には一つの硬
貨返却要求レバーが設けられるので、投入した硬貨が鑑
別器にジャムした場合、購買動作の中止あるいは余剰硬
貨の返却要求を行う場合のいずれの場合にも、客は一つ
の硬貨返却要求レバーを操作すれば、ジャム硬貨又は投
入硬貨あるいは余剰硬貨の返却を受けることができるか
ら、操作性が良好である。第二に、余剰硬貨の返却ばか
りでなく、ジャム硬貨の返却も客自身の操作により実現
されるので、車載型販売機の場合、ジャムしても運転手
等の手を煩わすことがなく、販売機能を維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る機械式販売機の正面図で
ある。
【図2】図1のX−X線に沿った一部省略断面図であ
る。
【図3】図1のY−Y線に沿った一部省略断面図であ
る。
【図4】商品排出機構と商品検出機構の構成及び作用を
説明する、購入ボタン押下前の状態を示す要部断面図で
ある。
【図5】同じく、購入ボタン押下後の状態を示す要部断
面図である。
【図6】硬貨処理機構の構成と投入された硬貨の行程を
示す断面図であり、購入ボタン押下前の状態を示す。
【図7】同じく、購入ボタン押下前の状態を示す断面図
である。
【図8】主として硬貨保留部及び硬貨検出機構の構成及
び購入ボタン押下前の状態を示す要部断面図である。
【図9】同じく、購入ボタンを押下した時の状態を示す
要部断面図である。
【図10】固定部材の正面形状を示す正面図である。
【図11】硬貨処理機構が取付けられた状態の固定部材
の正面図である。
【図12】硬貨検出機構を備えた作動部材の正面図であ
る。
【図13】ラッチレバーの形状を示す図である。
【図14】商品シャッタレバーの形状を示す図である。
【図15】商品排出機構、商品検出機構及び商品脱落防
止機構を示す商品収容部の下端部周辺の正面図である。
【図16】中止制御機構の非中止状態を示す要部断面図
である。
【図17】中止制御機構の中止状態を示す要部断面図で
ある。
【図18】商品補給時に商品保持レバーを後退位置に保
持する機構を示す一部省略断面図である。
【符号の説明】
H 筐体 1 本体 3 扉 4 商品収容部 4b 商品テーブル 4c 商品排出口 4d ゲート 5 商品排出レバー 6 商品保持レバー 7 支軸 8 商品受取口 18 金庫 19a 硬貨投入口 20 取消ボタン(硬貨返却要求レバー) 21 購入ボタン(商品排出要求ボタン) 22 返却硬貨受取口 24 硬貨鑑別器 24b ジャム硬貨排除レバー 25 硬貨保留部 26 収納フラップ 27 返却フラップ 28 硬貨分離手段 29 固定部材 30 作動部材 31 リンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨投入口に投入された硬貨を鑑別する
    硬貨鑑別器にジャムした硬貨を排出するためのジャム硬
    貨排出レバーを設けるとともに、そのジャム硬貨排出レ
    バーに、販売機の接客面において操作可能な硬貨返却要
    求レバーを固着し、前記硬貨鑑別器により正貨と鑑別さ
    れた硬貨を保留する硬貨保留部の底部に、その硬貨保留
    部に保留された硬貨を販売機内に設けた金庫側に落下さ
    せる硬貨収納フラップと、接客面に開口させた硬貨返却
    口側に落下させる硬貨返却フラップとを設け、前記ジャ
    ム硬貨排出レバーと前記硬貨返却フラップとをリンクで
    連結したことを特徴とする機械式販売機。
JP1061497A 1997-01-23 1997-01-23 機械式販売機 Pending JPH10208101A (ja)

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JP1061497A JPH10208101A (ja) 1997-01-23 1997-01-23 機械式販売機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310348B1 (ko) * 1999-11-03 2001-11-02 윤학범 동전 일시 저장 장치
CN100440261C (zh) * 2005-08-10 2008-12-03 中国电信股份有限公司 投币机构防盗装置
CN107833352A (zh) * 2017-10-30 2018-03-23 高新现代智能***股份有限公司 票卡分拣装置

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CN100440261C (zh) * 2005-08-10 2008-12-03 中国电信股份有限公司 投币机构防盗装置
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