JPH10207581A - 電源制御方式 - Google Patents

電源制御方式

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JPH10207581A
JPH10207581A JP9007436A JP743697A JPH10207581A JP H10207581 A JPH10207581 A JP H10207581A JP 9007436 A JP9007436 A JP 9007436A JP 743697 A JP743697 A JP 743697A JP H10207581 A JPH10207581 A JP H10207581A
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JP
Japan
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power supply
power
transmission
line
supplied
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JP9007436A
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English (en)
Inventor
Satoyuki Naemura
悟之 苗村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、DTE/DCEインタフェースが
適用された回線終端装置やデータ端末装置において、信
号シーケンスに適応して駆動電力の供給を断続する電源
制御方式に関し、効率的に節電することを目的すとす
る。 【解決手段】 DTE/DCEインタフェースを介して
対向する装置に接続され、その装置との間に形成される
べき物理的なコネクションの設定と解放との双方または
一方にかかわるハンドシェーク信号を送受するコネクシ
ョン制御手段11と、装置に向けて送信されるべき伝送
情報があるか否かを判別し、その判別の結果が真である
ときに限定して電力を供給する電力供給手段12と、駆
動電力の一部または全てが電力供給手段12によって電
力として供給され、かつDTE/DCEインタフェース
を介して装置宛に伝送情報を送信する送信手段13とを
備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DTE/DCEイ
ンタフェースが適用されたデータ端末装置や回線終端装
置において、信号シーケンスに適応して局部的に駆動電
力の供給を断続する電源制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータその他の
データ端末装置(DTE)の多くは、アナログ方式の通
信ポートを有し、かつ網制御装置(NCU)、回線接続
装置(DSU)等(以下、これらの総称を「回線終端装
置」という。)を介して公衆電話網やディジタルデータ
交換網に対するアクセスが可能なものとなりつつある。
【0003】また、このようなデータ端末と回線終端装
置との間には、OSI参照モデルの最下位層として信号
の機能名称、タイミング条件、制御シーケンスを規定す
る論理的条件と、信号線のインピーダンス、電源電圧、
信号の論理値や閾値等を規定する電気的条件と、適用さ
れるコネクタの形状、寸法および信号ピンの配列を規定
する機械的条件とを含む標準の規格を満たすDTE/D
CEインタフェースが適用されている。
【0004】図9は、従来のデータ端末装置の構成例を
示す図である。図において、主プロセッサ130(MP
U)は、ROM131、RAM132、通信制御部(S
CC)133-1、133-2および入出力ポート134-
1、134-2、134-3、134-4のバス端子にバス1
35を介して接続される。通信制御部133-1のライン
出力には図示されない回線終端装置(以下、単に「回線
終端装置」という。)に向けて送信データSDが出力さ
れる。通信制御部133-2のライン入力には回線終端装
置から受信データRDが与えられる。通信制御部133
-1、133-2のクロック端子はラインドライバ・バッフ
ァ136の対応する端子に接続され、そのラインドライ
バ・バッファ(DB)136のライン入力には回線終端
装置から受信クロックRTが与えられる。ラインドライ
バ・バッファ136のライン入出力には、送信クロック
STが回線終端装置から入力され、または回線終端装置
に向けて出力される。入出力ポート134-1の出力には
ラインバッファ(S)137-1を介して回線終端装置に
向けてデータ端末レディ信号ERが出力され、かつ入出
力ポート134-1の入力にはラインレシーバ(R)13
8-1を介して同様の回線終端装置からデータセットレデ
ィ信号DRが与えられる。入出力ポート134-2の出力
にはラインバッファ(S)137-2を介して回線終端装
置に向けて送信要求信号RSが出力され、かつ入出力ポ
ート134-2の入力にはラインレシーバ(R)138-2
を介して同様の回線終端装置から送信可信号CSが与え
られる。入出力ポート134-3の入力には、ラインレシ
ーバ(R)138-3を介して回線終端装置からキャリア
検出信号CDが与えられる。
【0005】このような構成のデータ端末装置では、主
プロセッサ130は、ROM131に予め格納された通
信制御用のプログラムを実行することにより、RAM1
32の記憶領域の領域管理を行い、かつその領域管理に
基づいて送信用バッファおよび受信用バッファを割り付
ける。さらに、主プロセッサ130は、このようにして
割り付けられた送信用バッファのアドレスを通信制御部
133-1に内蔵されたDMAコントローラ(図示されな
い。)に与え、かつ同様にして割り付けられた受信用バ
ッファのアドレスを通信制御部133-2に内蔵されたD
MAコントローラ(図示されない。)に与えると共に、
これらのDMAコントローラの動作モード(DMA転送
の方向、情報量等)を設定する。
【0006】また、主プロセッサ130は、同様の通信
制御用のプログラムを実行することにより、入出力ポー
ト134-1およびラインバッファ137-1を介してデー
タ端末レディ信号ERのレベルをアクティブレベルに設
定する(図10(1))。ラインレシーバ138-1は対向す
る回線終端装置から送出されるデータセットレディ信号
DRを受信し、主プロセッサ130は、入出力ポート1
34-1を介してそのデータセットレディ信号DRのレベ
ルを監視する。
【0007】さらに、主プロセッサ130は、そのデー
タセットレディ信号DRのレベルがアクティブレベルと
なったことを認識する(図10(2))と、同様の回線終端
装置から送出されるキャリア検出信号CDをラインレシ
ーバ138-3および入出力ポート134-3を介して監視
する。主プロセッサ130は、そのキャリア検出信号C
Dのレベルがアクティブレベルとなったことを認識する
(図10(3))と、回線終端装置から受信される受信デー
タの受信を通信制御部133-2に要求する。
【0008】通信制御部133-2は、このような要求を
認識すると共に、何らかの受信データRDが回線終端装
置から受信される(図10(4))と、その受信データRD
を直−並列変換すると共に、上述したように内蔵された
DMAコントローラを介して受信バッファ(RAM13
2の記憶領域に配置される。)の空いている領域に順次
書き込む。
【0009】一方、回線終端装置は、所望のデータにつ
いて送信を完了すると上述した受信データRDの送出に
供されるモデムに対してキャリアの送出を停止すること
を要求する。主プロセッサ130は、受信データRDが
受信されている期間には、ラインレシーバ138-3およ
び入出力ポート134-3を介してキャリア検出信号CD
のレベルを監視し、そのレベルが上述したように回線終
端装置においてキャリアの送出が停止したことに起因し
て非アクティブレベルとなったことを認識する(図10
(5))と、入出力ポート134-1およびラインバッファ1
37-1を介してデータ端末レディ信号ERのレベルを非
アクティブレベルに設定する(図10(6))。
【0010】回線終端装置は、このようにして非アクテ
ィブレベルとなったデータ端末レディ信号ERのレベル
を認識すると、対向するデータ端末(主プロセッサ13
0が行う通信制御の下で作動する。)がキャリア検出信
号CDを認識して受信状態から脱却したことを認識す
る。また、主プロセッサ130は、送信する場合には、
既述の通信制御用のプログラムを実行することにより、
入出力ポート134-1およびラインバッファ137-1を
介してデータ端末レディ信号ERのレベルをアクティブ
レベルに設定する(図11(1))。
【0011】ラインレシーバ138-1は対向する回線終
端装置から送出されるデータセットレディ信号DRを受
信し、主プロセッサ130はそのデータセットレディ信
号DRのレベルがアクティブレベルとなったことを認識
する(図11(2))と、ラインレシーバ138-2および入
出力ポート134-2を介して送信可信号CSのレベルを
監視する。
【0012】さらに、主プロセッサ130は、その送信
可信号CSのレベルがアクティブレベルとなったことを
認識する(図11(3))と、先行して送信バッファに格納
された伝送情報について、送信すべき旨の要求を通信制
御部133-1に発する。通信制御部133-1は、このよ
うな要求が与えられると、その伝送情報を内蔵されたD
MAコントローラを介して取得して並−直列変換するこ
とにより、所定の形式の送信データSDに変換しつつ対
向する回線終端装置に向けて送出する(図11(4))。
【0013】また、主プロセッサ130は、このように
して伝送情報の全てが回線終端装置に向けて送信された
ことが通信制御部133-1によって通知される(例え
ば、割り込み要求やステータス情報として与えられ
る。)と、入出力ポート134-2およびラインバッファ
137-2を介して送信要求信号RSのレベルを非アクテ
ィブレベルに設定し(図11(5))、かつラインレシーバ
138-2および入出力ポート134-2を介して送信可信
号CSのレベルを監視する。
【0014】さらに、回線終端装置が上述した非アクテ
ィブレベルの送信要求信号RSを認識して送信可信号C
Sのレベルを非アクティブレベルに設定すると、主プロ
セッサ130は、その状態を上述した監視の下で認識し
(図11(6))、かつ入出力ポート134-1およびライン
バッファ137-1を介してデータ端末レディ信号ERの
レベルを非アクティブレベルに設定する(図11(7))。
【0015】回線終端装置は、このような非アクティブ
レベルのデータ端末レディ信号ERを認識すると、対向
するデータ端末が送信状態から脱却したことを認識す
る。なお、主プロセッサ130は、入出力ポート134
-4を介して既述の通信制御プログラムにより、同期/非
同期のモードSYM、および送信クロック信号STを回
線終端装置から入力するか回線終端装置に向けて出力す
るかを選択する送信クロックモードCKMをラインドラ
イバ・バッファ136に指示する。ラインドライバ・バ
ッファ136は、SYMにより送信クロック信号ST、
および受信クロック信号RTを通信制御部133-1、1
33-2に与えるか否かを選択し、また、CKMにより、
送信クロック信号STを回線終端装置から入力するか回
線終端装置に向けて出力するかを選択する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例では、通信制御部133-1、133-2、入出力ポ
ート134-1〜134-3、ラインドライバ・バッファ1
36、ラインバッファ137-1、137-2およびライン
レシーバ138-1〜138-3には、回線終端装置との間
で何ら情報の送受がされていない状態であっても、その
回線終端装置の状態の如何にかかわらず定常的に駆動電
力が供給されていたために、無用に電力が消費されてい
た。
【0017】しかし、パーソナルコンピュータその他の
データ端末装置には運用の形態や環境の多様化に応じて
消費電力の節減が要望され、特に、ノート型のパーソナ
ルコンピュータにはバッテリによる連続運転時間の拡大
や所要電力の削減による低廉小型化が技術的に重要な課
題であり、かつデスクトップ型のパーソナルコンピュー
タについても普及の拡大と共に節電設計が強く要望され
ている。
【0018】本発明は、ハードウエアの基本的な構成に
変更を来すことなく運用の形態や環境に柔軟に適応しつ
つ効率的に節電ができる電源制御方式を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、3〜
5に記載の発明の原理ブロック図である。
【0020】請求項1に記載の発明は、DTE/DCE
インタフェースを介して対向する装置に接続され、その
装置との間に形成されるべき物理的なコネクションの設
定と解放との双方または一方にかかわるハンドシェーク
信号を送受するコネクション制御手段11と、装置に向
けて送信されるべき伝送情報があるか否かを判別し、そ
の判別の結果が真であるときに期間に限定して電力を供
給する電力供給手段12と、駆動電力の一部または全て
が電力供給手段12によって電力として供給され、かつ
DTE/DCEインタフェースを介して装置宛に伝送情
報を送信する送信手段13とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】図2は、請求項2〜5に記載の発明の原理
ブロック図である。請求項2に記載の発明は、DTE/
DCEインタフェースを介して対向する装置に接続さ
れ、その装置との間に形成されるべき物理的なコネクシ
ョンの設定と解放との双方または一方にかかわるハンド
シェーク信号を送受するコネクション制御手段11と、
コネクション制御手段11によってハンドシェーク信号
が送受される手順に基づいて装置から伝送情報が受信さ
れるべき期間を識別し、その期間に限定して電力を供給
する電力供給手段21と、駆動電力の一部または全てが
電力供給手段21によって電力として供給され、かつ装
置からDTE/DCEインタフェースを介して与えられ
る伝送情報を受信する受信手段22とを備えたことを特
徴とする。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の電源制御方式において、特定のハンド
シェーク信号のレベルがアクティブレベルであるか否か
を判別し、その判別の結果が真である期間に限定して電
力を供給する局部電力供給手段31を備え、コネクショ
ン制御手段11は、特定のハンドシェーク信号の送信ま
たは受信に供され、かつその他の機能を具備する回路に
対する駆動電力の供給路とは分離されてなる供給路を介
して局部電力供給手段31によって電力が供給される回
路を有することを特徴とする。
【0023】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の電源制御方式において、第一のハンド
シェーク信号のレベルがアクティブレベルであるか否か
を判別し、その判別の結果が真である期間に限定して電
力を供給する局部電力供給手段41を備え、コネクショ
ン制御手段11は、第二のハンドシェーク信号の送信ま
たは受信に供され、かつその他の機能を具備する回路に
対する駆動電力の供給路とは分離されてなる供給路を介
して局部電力供給手段41によって電力が供給される回
路を有することを特徴とする。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の電源制御方式において、通信手順およ
び伝送方式の双方あるいは何れか一方に基づいて特定の
ハンドシェーク信号の送信または受信が行われるべき期
間を判別し、その期間に限定して電力を供給する局部電
力供給手段51を備え、コネクション制御手段11は、
特定のハンドシェーク信号の送信または受信に供され、
かつその他の機能を具備する回路に対する駆動電力の供
給路とは分離されてなる供給路を介して局部電力供給手
段51によって電力が供給される回路を有することを特
徴とする。
【0025】請求項1に記載の発明にかかわる電源制御
方式では、コネクション制御手段11は、DTE/DC
Eインタフェースを介して接続された装置との間に形成
されるべき物理的なコネクションの設定と解放との双方
または一方にかかわるハンドシェーク信号を送受する。
電力供給手段12はその装置に向けて送信されるべき伝
送情報があるか否かを判別し、その判別の結果が真であ
るときに電力を供給するが、反対に偽であるときにはそ
の電力の供給を停止する。送信手段13は、このような
電力供給手段12によって駆動電力の一部または全ての
供給が行われ、かつDTE/DCEインタフェースを介
して上述した装置宛に伝送情報を送信する。
【0026】すなわち、送信手段13には伝送情報を送
信している期間に限って電力供給手段12によって駆動
電力が供給されるので、送信手段13が伝送情報を送信
している期間であるか否かにかかわらず定常的にその駆
動電力が供給されていた従来例に比べて、確実に消費電
力の節減がはかられる。請求項2に記載の発明にかかわ
る電源制御方式では、コネクション制御手段11は、D
TE/DCEインタフェースを介して接続された装置と
の間に形成されるべき物理的なコネクションの設定と解
放との双方または一方にかかわるハンドシェーク信号を
送受する。電力供給手段21は、コネクション制御手段
11によってハンドシェーク信号が送受される手順に基
づいて上述した装置から伝送情報が受信される期間を識
別し、その期間に限定して電力の供給を行う。受信手段
22は、このような電力供給手段21によって駆動電力
の一部または全ての供給が行われ、かつ上述した装置か
らDTE/DCEインタフェースを介して与えられる伝
送情報を受信する。
【0027】すなわち、受信手段22には伝送情報を受
信され得る期間に限って電力供給手段21によって駆動
電力が供給されるので、受信手段22が伝送情報を受信
している期間であるか否かにかかわらず定常的にその駆
動電力が供給されていた従来例に比べて、確実に消費電
力の節減がはかられる。請求項3に記載の発明にかかわ
る電源制御方式では、請求項1、2に記載の電源制御方
式において、局部電力供給手段31は、特定のハンドシ
ェーク信号のレベルがアクティブレベルであるか否かを
判別し、その判別の結果が真である期間に限定して電力
を供給する。また、コネクション制御手段11は特定の
ハンドシェーク信号の送信または受信に供される回路を
有し、その回路には、このような回路とは異なる機能を
具備する回路に対する駆動電力の供給路とは分離された
供給路を介して局部電力供給手段31によって電力が供
給される。
【0028】すなわち、特定のハンドシェーク信号の送
信や受信に供される回路に対する駆動電力の供給がその
特定のハンドシェーク信号のレベルに応じて適宜断続さ
れるので、その駆動電力が定常的に供給されていた従来
例に比べて、確実に消費電力の節減がはかられる。請求
項4に記載の発明にかかわる電源制御方式では、請求項
1、2に記載の電源制御方式において、局部電力供給手
段41は、第一のハンドシェーク信号のレベルがアクテ
ィブレベルであるか否かを判別し、その判別の結果が真
である期間に限定して電力を供給する。また、コネクシ
ョン制御手段11は第二のハンドシェーク信号の送信ま
たは受信に供される回路を有し、その回路には、このよ
うな回路とは異なる機能を具備する回路に対する駆動電
力の供給路とは分離された供給路を介して局部電力供給
手段41によって電力が供給される。
【0029】すなわち、第二のハンドシェーク信号の送
信や受信に供される回路に対する駆動電力の供給が第一
のハンドシェーク信号のレベルに応じて適宜断続される
ので、その駆動電力が定常的に供給されていた従来例に
比べて、確実に消費電力の節減がはかられる。請求項5
に記載の発明にかかわる電源制御方式では、請求項1、
2に記載の電源制御方式において、局部電力供給手段5
1は、通信手順および伝送方式の双方あるいは何れか一
方に基づいて特定のハンドシェーク信号の送信または受
信が行われるべき期間を判別し、その期間に限定して電
力を供給する。また、コネクション制御手段11は特定
のハンドシェーク信号の送信または受信に供される回路
を有し、その回路には、このような回路とは異なる機能
を具備する回路に対する駆動電力の供給路とは分離され
た供給路を介して局部電力供給手段51によって電力が
供給される。
【0030】すなわち、特定のハンドシェーク信号の送
信や受信に供される回路に対する駆動電力の供給が通信
手順あるいは伝送方式の双方あるいは一方に基づいて適
宜断続されるので、その駆動電力が定常的に供給されて
いた従来例に比べて、確実に消費電力の節減がはかられ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0032】図3は、請求項1〜5に記載の発明に対応
した第一の実施形態を示す図である。図において、図9
に示すものと機能および構成が同じものについては、同
じ符号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
本実施形態と図9に示す従来例との構成の相違点は、図
3に細線、破線および一点鎖線の枠とこれらの枠に終点
が一致する矢印とで示すように、各部に対して供給され
る駆動電力の供給路が、主プロセッサ130、ROM1
31、RAM132、通信制御部133-1、133-2、
入出力ポート134-4およびバス135からなる制御部
91に共通に接続された供給路92-1と、入出力ポート
134-1およびラインバッファ137-1からなる被制御
部93-1に共通に接続された供給路92-2と、入出力ポ
ート134-1およびラインレシーバ138-1からなる被
制御部93-2に共通に接続された供給路92-3と、入出
力ポート134-2およびラインバッファ137-2からな
る被制御部93-3に共通に接続された供給路92-4と、
入出力ポート134-2およびラインレシーバ138-2か
らなる被制御部93-4に共通に接続された供給路92-5
と、入出力ポート134-3およびラインレシーバ138
-3からなる被制御部93-5に共通に接続された供給路9
2-6と、ラインドライバ・バッファ136と通信制御部
133-2に内蔵されたライン側のインタフェース回路か
らなる被制御部93-6に共通に接続された供給路92-7
と、ラインドライバ・バッファ136と通信制御部13
3-3に内蔵されたライン側のインタフェース回路からな
る被制御部93-7に共通に接続された供給路92-8とに
分割され、かつ入出力ポート134-1〜134-3とライ
ンバッファ137-1、137-2およびラインレシーバ1
38-1〜138-3との接続点と、上述した供給路92-1
〜92-6との間に電源制御部94が配置された点にあ
る。
【0033】なお、本実施形態と図1、2に記載の発明
に対応した実施形態との対応関係については、主プロセ
ッサ130、ROM131、RAM132、入出力ポー
ト134-1〜134-4、バス135ラインバッファ13
7-1、137-2およびラインレシーバ138-1〜138
-3はコネクション制御手段11に対応し、電源制御部9
4は電力供給手段12、21および局部電力供給手段3
1、41、51に対応し、主プロセッサ130、ROM
131、RAM132、通信制御部133-2、入出力ポ
ート134-4、バス135およびラインドライバ・バッ
ファ136は送信手段13に対応し、主プロセッサ13
0、ROM131、RAM132、通信制御部133-
1、入出力ポート134-4、バス135およびラインド
ライバ・バッファ136は受信手段22に対応する。
【0034】図4は、本実施形態の動作を説明する図
(1) である。図において、主プロセッサ130が行う処
理については、従来例と同様であるから、図10に示す
番号(1)〜(6)と同じ番号を付与して示し、ここではその
説明を省略する。
【0035】図5は、本実施形態の動作を説明する図
(2) である。図において、主プロセッサ130が行う処
理については、従来例と同様であるから、図11に示す
番号(1)〜(7)と同じ番号を付与して示し、ここではその
説明を省略する。以下、図3〜図5を参照して請求項1
〜5に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明す
る。
【0036】電源制御部94は、始動時には、供給路9
2-1を介して制御部91に、かつ供給路92-2を介して
被制御部93-1にそれぞれ駆動電力を供給するが、その
他の供給路92-3〜92-8には何ら駆動電力を供給しな
い。主プロセッサ130は、このような状態において従
来例と同様の手順に基づいて処理を行い、その処理の手
順に基づいてデータセットレディ信号DR、送信可信号
CSおよびキャリア検出信号CDのレベルを監視する。
なお、以下では、このような監視の対象となる信号の
内、駆動電力が供給されていない被制御部によって与え
られるもののレベルについては、簡単のため、被アクテ
ィブレベルで与えられると仮定する。
【0037】また、電源制御部94は、主プロセッサ1
30が通信制御プログラムを実行することにより、入出
力ポート134-1およびラインバッファ137-1を介し
てデータ端末レディ信号ERのレベルがアクティブレベ
ルに設定される(図4(1))と、供給路92-3を介して被
制御部93-2に駆動電力を供給する(図4(a))。ライン
レシーバ138-1はこのような駆動電力の供給の下で作
動して対向する回線終端装置から送出されたデータセッ
トレディ信号DRを受信する。電源制御部94は、その
データセットレディ信号DRのレベルがアクティブレベ
ルとなったことを認識する(図4(2)、(b))と、供給路9
2-6を介して被制御部93-5に駆動電力を供給する(図
4(c))。
【0038】さらに、ラインレシーバ138-3および入
出力ポート134-3はその駆動電力の供給の下で作動し
て対向する回線終端装置から送出されたキャリア検出信
号CDを受信する。電源制御部94は、そのキャリア検
出信号CDのレベルがアクティブレベルとなったことを
認識する(図4(3)、(d))と、供給路92-7を介して被制
御部93-6に駆動電力を供給する(図4(e))。
【0039】ラインドライバ・バッファ136および通
信制御部133-2はこのような駆動電力の供給の下で作
動し、かつ対向する回線終端装置から送出されたデータ
は主プロセッサ130と連係しつつ受信バッファに順次
格納される(図4(4))。また、回線終端装置が所望のデ
ータの送信を完了してそのデータの送信に供されたモデ
ムによるキャリアの送出を停止すると、その状態は、駆
動電力の供給が続行されているラインレシーバ138-3
および入出力ポート134-3を介して非アクティブレベ
ルのキャリア検出信号CDとして、主プロセッサ130
と電源制御部94とによって認識される(図4(5)、
(f))。電源制御部94は、供給路92-7を介して行われ
ていた被制御部93-6に対する駆動電力の供給を停止す
る(図4(g))。
【0040】さらに、主プロセッサ130が上述した認
識を行った後に、データ端末レディ信号ERのレベルを
非アクティブレベルに設定する(図4(6))と、電源制御
部94はその状態を認識し、かつ供給路92-2、92-
3、92-6を介して行われていた被制御部93-1、93-
2、93-5に対する駆動電力の供給を停止する(図4
(h)、(i))。
【0041】また、主プロセッサ130が搭載されたデ
ータ端末装置が送信する場合には、電源制御部94は、
上述した処理に代えて以下の処理を行う。なお、主プロ
セッサ130が送出するアクティブレベルのデータ端末
レディ信号ERと、対向する回線終端装置によって与え
られるアクティブレベルのデータセットレディ信号DR
とに応じて行われる電源制御部94の動作については、
受信が行われる際と同様であるので、ここでは、図4に
示す記号(a)〜(c)と同じ記号(a)〜(c)を図5に付して説
明を省略する。
【0042】電源制御部94は、このようなアクティブ
レベルのデータセットレディ信号DRを認識する(図5
(b))と、供給路92-6を介して93-5に駆動電力を供給
する(図5(c))と共に、供給路92-4、92-5を介して
被制御部93-3、93-4に駆動電力を供給する(図5
(d)、(e))。このような状態では、ラインレシーバ138
-2はその駆動電力の供給の下で対向する回線終端装置か
ら与えられるアクティブレベルの送信可信号CSを検出
し、かつ電源制御部94は、その送信可信号CSを認識
する(図5(f))と、供給路92-8を介して93-7に駆動
電力を供給する(図5(g))。
【0043】主プロセッサ130は、上述したアクティ
ブレベルの送信可信号CSを認識し(図5(3))、かつ通
信制御部133-1を介して所望の伝送情報の全てを送信
データSDとして対向する回線終端装置に向けて送出し
た(図5(4))後には、送信要求信号RSのレベルが入出
力ポート134-2およびラインバッファ137-2を介し
て非アクティブレベルに設定される(図5(5))。
【0044】電源制御部94は、このような非アクティ
ブレベルの送信要求信号RSを認識すると、供給路92
-4、92-5、92-8を介して被制御部93-3、93-4、
93-7に対して行われている駆動電力の供給を停止する
(図5(h))。さらに、電源制御部94は、対向する回線
終端装置によって与えられる非アクティブレベルの送信
可信号CSを認識し(図5(i))、かつ主プロセッサ13
0によってデータ端末レディ信号ERのレベルが非アク
ティブレベルに更新された(図5(7))ことを認識する
(図5(j))と、供給路92-2、92-3、92-6を介して
被制御部93-1、93-2、93-5に対して行われている
駆動電力の供給を停止する(図5(k)、(l))。
【0045】このように本実施形態によれば、データ端
末レディ信号ER、データセットレディ信号DR、送信
要求信号RS、送信可信号CSおよびキャリア検出信号
CDのようなハンドシェーク信号については、レベルの
変化点に着目して送受信に供される回路の駆動電力の供
給が断続される。また、送信データや受信データについ
ては、このような断続が行われる時点を基準とし、かつ
予め決められた手順に基づいて行われるモデムインタフ
ェースに適応すると共に、実際に送受されるべき期間に
精度よく一致した期間に限定されて送受に供される回路
に駆動電力が供給される。
【0046】したがって、このような駆動電力が定常的
に供給されていた従来例に比べて、性能の低下を来すこ
となく効率的に消費電力の節減がはかられる。図6は、
請求項1〜5に記載の発明に対応した第二の実施形態を
示す図である。図において、図3に示すものと構成が同
じものについては、同じ符号を付与して示し、ここでは
その説明を省略する。
【0047】本実施形態と図3に示す実施形態との構成
の相違点は、バス135にはバス100がバス間インタ
フェース部(MINTF)101を介して接続され、通
信制御部133-1、133-2はバス135に代えてバス
100に接続され、そのバス100にはプロセッサ(C
PU)102およびメモリ103が接続され、これらの
バス間インタフェース部101、プロセッサ102およ
びメモリ103に対する駆動電力の供給路(図示されな
い。)は供給路92-7、92-8によって並列に形成され
た点にある。
【0048】なお、本実施形態と図1および図2に示す
ブロック図との対応関係については、主プロセッサ13
0、ROM131、RAM132、入出力ポート134
-4およびバス135がバス100、バス間インタフェー
ス部101、プロセッサ102およびメモリ103によ
って機能分散された点を除いて、図3に示す実施形態に
おける対応関係と同じであるから、ここではその説明を
省略する。
【0049】以下、図4〜図6を参照して請求項1〜5
に記載の発明に対応した本実施形態の動作を説明する。
プロセッサ102は、メモリ103に予め格納された通
信制御用のプログラムを実行することにより、バス間イ
ンタフェース部101を介して主プロセッサ130やR
AM132と相互にデータを交換すると共に、主プロセ
ッサ130に代わって通信制御部133-1、133-2を
制御する。なお、このような制御の手順については、従
来例および図3に示す実施形態と同じであるから、ここ
ではその説明を省略する。また、バス間インタフェース
部101には、上述したデータの送受に供されるデータ
バッファが内蔵されると仮定する。
【0050】バス間インタフェース部101、プロセッ
サ102およびメモリ103には、上述したように電源
制御部94によって被制御部93-6、93-7の何れかに
駆動電力が供給されている期間(図4(e)〜(g)、図5
(g)〜(h)) に並行して駆動電力が供給される。このよう
に本実施形態によれば、通信制御の処理の機能分散が複
数のプロセッサによってはかられた場合にも、性能が低
下することなく効率的に消費電力が節減される。
【0051】なお、本各実施形態では、通信制御の処理
の機能分散が主プロセッサ130とプロセッサ102と
によってはかられているが、本発明は駆動電力を断続す
べき時点が確実に与えられるならば、同様の処理につい
て負荷分散が複数のプロセッサによってはかられてもよ
く、かつこれらの機能分散や負荷分散の形態は如何なる
ものであってもよい。
【0052】また、上述した各実施形態では、データ端
末装置に請求項1〜5に記載の発明が適用されている
が、これらの発明は、このようなデータ端末装置に限定
されず、例えば、回線終端装置(DSU)、網制御装置
(NCU)、モデム、パケット組立・分解装置(PA
D)、フレームリレー組立・分解装置(FRAD)、パ
ケット交換機やフレームリレー交換機の通信制御ユニッ
トにも同様に適用可能である。
【0053】さらに、上述した各実施形態では、請求項
1〜5に記載の発明の全てが適用されているが、例え
ば、これらの発明は所望の組み合わせで適用されてもよ
い。また、上述した各実施形態では、適用可能なモデム
インタフェースの詳細な内容が示されていないが、既述
のDTE/DCEインタフェースに該当するものであれ
ば、ISO、ITU−T、JIS、EIAその他の如何
なる規格(コネクタの機種、ピン配置、電気的条件、信
号名称等の論理的条件、信号シーケンス等々について規
定されている。)に準拠するものであってもよい。
【0054】さらに、上述した各実施形態では、OSI
の最下位層である物理層に関連した事項のみが記述され
ているが、本発明は、データリンク層を含む上位の論理
層には何ら関係がないので、適用されるキャラクタ同期
方式および通信手順と、通信方式、変調方式および誤り
訂正方式とこれらの有無とについては如何なるものであ
ってもよい。
【0055】また、上述した各実施形態では、送信およ
び受信の速度を決定するクロックが対向する回線終端装
置によって与えられているが、本発明はこのような構成
に限定されず、例えば、フレーム同期方式が適用された
場合には受信されたフラグシーケンスに位相同期したク
ロックが生成されてもよく、調歩同期方式が適用された
場合にはこのようなクロックは対向する回線終端装置に
対して非同期に生成されてもよい。
【0056】さらに、上述した各実施形態では、バス1
35(100)には駆動電力の供給が適宜断続される通
信制御部133-1、133-2が接続され、かつその駆動
電力の供給の断続が行われる過程で主プロセッサ130
やプロセッサ102が正常に動作するために適用される
べき技術が何ら開示されていないが、このような技術に
ついては、公知であり、例えば、図7(a)、(b) に示すよ
うに、主プロセッサ130(プロセッサ102)が主導
的に行う制御に応じてトライステート状態に移行し、か
つこれらの通信制御部133-1、133-2または主プロ
セッサ130(プロセッサ102)の何れか一方と駆動
電力の供給路が共通に設けられた双方向のバスバッファ
110に併せて、バスレシーバ111が備えられてもよ
い。
【0057】また、上述した各実施形態では、駆動電力
が供給されていない状態に出力されるレベルが非アクテ
ィブレベルとなるラインバッファ137-1、137-2の
構成と、同様の状態において認識されるレベルが非アク
ティブレベルとなるラインレシーバ138-1〜138-3
の構成とが示されていないが、このような構成について
は、公知であり、例えば、図8(a)、(b) に示すように、
ラインバッファ137-1、137-2にはオープンコレク
タ回路やオープンドレイン回路が適用され、かつライン
レシーバ138-1〜138-3の最終段には、駆動電力が
定常的に供給されていることを示すゲートイネーブル信
号に応じてトライステートから脱却するトライステート
ゲートが適用されてもよい。
【0058】さらに、上述した各実施形態では、バス間
インタフェース部101にデータバッファが一体化さ
れ、かつこれらの駆動電力が一括して断続されている
が、このような駆動電力は、供給路が分離されている場
合には、電源制御部94によって個別に断続されてもよ
い。また、上述した各実施形態では、送信用バッファと
受信用バッファとの駆動電力が共通の供給路を介して与
えられているが、これらの駆動電力は、供給路が分離さ
れている場合には、電源制御部94によって個別に断続
されてもよい。
【0059】さらに、上述した各実施形態では、ライン
ドライバ・バッファ136への駆動電力の供給が、主プ
ロセッサ130によって指示されたSYM、CKMの各
モードによらず一括して断続されているが、SYMを電
源制御部94に接続するように構成することにより、S
YMが非同期モードを示した場合には、ラインドライバ
・バッファ136への駆動電力を供給しなくてもよい。
【0060】また、CKMを電源制御部94に接続する
ように構成することにより、ラインドライバ・バッファ
136内の送信クロック信号STの入力バッファと出力
バッファの駆動電力供給路が分離されている場合には、
CKMの状態により各バッファの駆動電力供給を個別に
断続してもよい。
【0061】さらに、同期/非同期モードSYM、また
は送信クロックのモードCKM、またはその両方のモー
ドを指示する必要がない固定のモードで用いられる装置
においては、入出力ポート134-4、およびラインドラ
イバ・バッファ136内の不必要な構成要素は省略して
もよい。また、上述した各実施形態では、通信制御部1
33-1、133-2に個別にDMAコントローラが内蔵さ
れ、かつそれぞれ駆動電力が一括して断続されている
が、これらの駆動電力は、供給路が分離されている場合
には、電源制御部94によって個別に断続されてもよ
い。
【0062】さらに、上述した各実施形態では、データ
端末レディ信号ER、データセットレディ信号DR、送
信要求信号RS、送信可信号CSおよびキャリア検出信
号CDの送受が通信制御部133-1、133-2とは分離
して備えられた入出力ポート134-1、134-2を介し
て行われているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、これらの信号が通信制御部133-1、13
3-2に内蔵されたレジスタを介して送受される場合に
は、対応するラインバッファ137-1、137-2やライ
ンレシーバ138-1〜138-3の単位に駆動電力の供給
が断続されてもよい。
【0063】また、このような構成の通信制御部133
-1、133-2が入出力ポート134-1、134-2に代え
て備えられた場合には、これらの通信制御部133-1、
133-2は、上述したレジスタに対する駆動電力の定常
的な供給を可能とする供給路を有してもよい。
【0064】
【発明の効果】上述したように請求項1に記載の発明で
は、送信手段が伝送情報を送出している期間であるか否
かにかかわらず定常的に駆動電力が供給されていた従来
例に比べて、確実に消費電力の節減がはかられる。
【0065】また、請求項2に記載の発明では、受信手
段が伝送情報を受信している期間であるか否かにかかわ
らず定常的に駆動電力が供給されていた従来例に比べ
て、確実に消費電力の節減がはかられる。さらに、請求
項3〜5に記載の発明では、ハンドシェーク信号の送信
や受信に供される回路に対する駆動電力の供給が送信手
段や受信手段と同様に適宜断続されるので、その駆動電
力が定常的に供給されていた従来例に比べて確実に消費
電力の節減がはかられる。
【0066】したがって、これらの発明が適用された装
置やシステムでは、性能や信頼性が低下することなくラ
ンニングコストの低減がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、3〜5に記載の発明の原理ブロック
図である。
【図2】請求項2〜5に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図3】請求項1〜5に記載の発明に対応した第一の実
施形態を示す図である。
【図4】本実施形態の動作を説明する図(1) である。
【図5】本実施形態の動作を説明する図(2) である。
【図6】請求項1〜5に記載の発明に対応した第二の実
施形態を示す図である。
【図7】通信制御部とバスとのインタフェースの方式を
示す図である。
【図8】入出力ポートの構成の一例を示す図である。
【図9】従来のデータ端末装置の構成例を示す図であ
る。
【図10】従来例の動作を説明する図(1) である。
【図11】従来例の動作を説明する図(2) である。
【符号の説明】
11 コネクション制御手段 12,21 電力供給手段 13 送信手段 22 受信手段 31,41,51 局部電力供給手段 91 制御部 92 供給路 93 被制御部 94 電源制御部 100,135 バス 101 バス間インタフェース部(MINTF) 102 プロセッサ(CPU) 103 メモリ 110 バスバッファ 111 バスレシーバ 130 主プロセッサ(MPU) 131 ROM 132 RAM 133 通信制御部(SCC) 134 入出力ポート 136 ラインドライバ・バッファ(DB) 137 ラインバッファ(S) 138 ラインレシーバ(R)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DTE/DCEインタフェースを介して
    対向する装置に接続され、その装置との間に形成される
    べき物理的なコネクションの設定と解放との双方または
    一方にかかわるハンドシェーク信号を送受するコネクシ
    ョン制御手段と、 前記装置に向けて送信されるべき伝送情報があるか否か
    を判別し、その判別の結果が真であるときに期間に限定
    して電力を供給する電力供給手段と、 駆動電力の一部または全てが前記電力供給手段によって
    前記電力として供給され、かつ前記DTE/DCEイン
    タフェースを介して前記装置宛に前記伝送情報を送信す
    る送信手段とを備えたことを特徴とする電源制御方式。
  2. 【請求項2】 DTE/DCEインタフェースを介して
    対向する装置に接続され、その装置との間に形成される
    べき物理的なコネクションの設定と解放との双方または
    一方にかかわるハンドシェーク信号を送受するコネクシ
    ョン制御手段と、 前記コネクション制御手段によって前記ハンドシェーク
    信号が送受される手順に基づいて前記装置から伝送情報
    が受信されるべき期間を識別し、その期間に限定して電
    力を供給する電力供給手段と、 駆動電力の一部または全てが前記電力供給手段によって
    前記電力として供給され、かつ前記装置から前記DTE
    /DCEインタフェースを介して与えられる伝送情報を
    受信する受信手段とを備えたことを特徴とする電源制御
    方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電源制
    御方式において、 特定のハンドシェーク信号のレベルがアクティブレベル
    であるか否かを判別し、その判別の結果が真である期間
    に限定して電力を供給する局部電力供給手段を備え、 コネクション制御手段は、 前記特定のハンドシェーク信号の送信または受信に供さ
    れ、かつその他の機能を具備する回路に対する駆動電力
    の供給路とは分離されてなる供給路を介して前記局部電
    力供給手段によって前記電力が供給される回路を有する
    ことを特徴とする電源制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の電源制
    御方式において、 第一のハンドシェーク信号のレベルがアクティブレベル
    であるか否かを判別し、その判別の結果が真である期間
    に限定して電力を供給する局部電力供給手段を備え、 コネクション制御手段は、 第二のハンドシェーク信号の送信または受信に供され、
    かつその他の機能を具備する回路に対する駆動電力の供
    給路とは分離されてなる供給路を介して前記局部電力供
    給手段によって前記電力が供給される回路を有すること
    を特徴とする電源制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の電源制
    御方式において、 通信手順および伝送方式の双方あるいは何れか一方に基
    づいて特定のハンドシェーク信号の送信または受信が行
    われるべき期間を判別し、その期間に限定して電力を供
    給する局部電力供給手段を備え、 コネクション制御手段は、 前記特定のハンドシェーク信号の送信または受信に供さ
    れ、かつその他の機能を具備する回路に対する駆動電力
    の供給路とは分離されてなる供給路を介して前記局部電
    力供給手段によって前記電力が供給される回路を有する
    ことを特徴とする電源制御方式。
JP9007436A 1997-01-20 1997-01-20 電源制御方式 Withdrawn JPH10207581A (ja)

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