JP3465637B2 - サーバ及びその制御方法 - Google Patents

サーバ及びその制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異常時に遠隔地から
の復旧制御が可能なサーバ及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】Windows NTなどのOS(Oper
ating System)を備えたクライアント用のコンピュー
タ(以下、クライアントPCと称す)は、RAS(Remo
te Access Service)によって遠隔地からサーバにダ
イヤルアップ接続することが可能である。
【0003】しかしながら、何らかの原因によりサーバ
の動作が停止したときには、サーバが応答できないた
め、遠隔地からのサーバへのアクセスが不能になる。そ
こで、サーバの動作が停止したときでも、遠隔地からサ
ーバに接続可能にして、サーバを復旧させることが求め
られている。
【0004】このような問題を解決するために、従来、
遠隔地にあるネットワークマネジメント用のコンピュー
タ(以下、マネージメントPCと称す)からサーバに内
蔵されたBMC(Baseboard Management Controlle
r)にアクセスし、サーバの制御装置であるプロセッサ
を備えたBMCによりサーバを復旧させる工夫が試みら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
サーバでは、BMCに緊急時専用のCOM(Communicat
ion)ポート(例えば、RS232Cインタフェース)
が接続され、そこに専用のモデムが接続されている。マ
ネージメントPCは、公衆回線、緊急用のモデム及びC
OMポートを介してBMCにアクセスし、サーバを復旧
させるための所定のコマンドを送信する。
【0006】したがって、クライアントPCとの間で通
常のデータ通信を行うためのCOMポート及びモデムに
加えて緊急用のCOMポート及びモデムが必要になるた
め、システムの構成が冗長であり、効率的とは言えない
問題点があった。
【0007】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、冗長な
COMポートやモデムを不要にして、クライアントPC
やマネージメントPCとのデータ通信を効率よく行える
サーバ及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のサーバは、公衆回線を介して接続されたマネー
ジメントコンピュータにより異常時の復旧動作が可能な
サーバであって、前記マネージメントコンピュータと前
記サーバの通常のデータ通信相手であるクライアントコ
ンピュータとに前記公衆回線を介して接続するためのモ
デムに対するインタフェースであるCOMポートと、前
記クライアントコンピュータとのデータ通信時に前記モ
デムとのデータの送受信を制御するためのI/O制御部
と、前記COMポートと前記I/O制御部との間を切断
可能に接続するセレクタと、前記マネージメントコンピ
ュータから自装置宛ての所定のメッセージを受信した場
合に、前記セレクタを制御して前記COMポートと前記
I/O制御部との間の接続を切断し、前記マネージメン
トコンピュータからのコマンドにしたがって処理を実行
する制御装置と、を含むことを特徴とする。
【0009】このとき、前記制御装置は、前記モデムか
ら送出される、呼び出し信号の送出タイミングに一致す
るパルス信号であるRI信号が、予め決められたしきい
値数以上のパルスを出力したときにサーバの異常と判定
してもよく、サーバが動作を休止しているスリープ状態
であるか否かを監視し、前記スリープ状態であるとき
に、サーバの異常を判定するための前記RI信号のパル
スのしきい値数を変更してもよい。
【0010】一方、本発明のサーバの制御方法は、公衆
回線を介して接続されたマネージメントコンピュータに
より異常時の復旧動作を可能にするためのサーバの制御
方法であって、予め、前記マネージメントコンピュータ
と前記サーバの通常のデータ通信相手であるクライアン
トコンピュータとに前記公衆回線を介して接続するため
のモデムに対するインタフェースであるCOMポート
と、前記クライアントコンピュータとのデータ通信時に
前記モデムとのデータの送受信を制御するためのI/O
制御部との間をセレクタによって切断可能に接続してお
き、前記マネージメントコンピュータから所定のメッセ
ージを受信した場合に、前記セレクタを制御して前記C
OMポートと前記I/O制御部との間の接続を切断し、
前記マネージメントコンピュータからのコマンドにした
がって処理を実行することを特徴とする。
【0011】このとき、前記モデムから送出される、呼
び出し信号の送出タイミングに一致するパルス信号であ
るRI信号が、予め決められたしきい値数以上のパルス
を出力したときにサーバの異常と判定してもよく、サー
バが動作を休止しているスリープ状態であるか否かを監
視し、前記スリープ状態であるときに、サーバの異常を
判定するための前記RI信号のパルスのしきい値数を変
更してもよい。
【0012】上記のようなサーバ及びその制御方法で
は、COMポートとI/O制御部との間をセレクタによ
って切断可能に接続しておき、サーバの異常時、または
マネージメントコンピュータから所定のメッセージを受
信したときに、セレクタを制御してCOMポートとI/
O制御部の接続を切断することで、サーバの通常動作時
だけでなくサーバの異常時も、クライアントコンピュー
タとの通常のデータ通信に使用しているモデム及び回線
を利用して、マネジメントコンピュータから制御装置
に所定のコマンドを送信することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本発明のサーバの構成を示すブロッ
ク図であり、図2は図1に示したサーバが備えるBM
C、I/O制御部部、及びCOMポート間の詳細な接続
を示す接続図である。
【0015】図1において、サーバ1にはモデム2が取
り付けられ、モデム2及び公衆回線5を介してクライア
ントPC3及びマネージメントPC4とのデータ通信を
可能にしている。
【0016】サーバ1は、CPU11と、CPU11の
処理に必要なデータを記憶するメインメモリ12と、キ
ャッシュメモリやメインメモリ12などの制御を行うシ
ステムコントローラを含むNorth Bridge1
3と、ハードディスクや拡張用装置などに対するバス制
御機能を含むSouth Bridge14と、クライ
アントPC3とのデータ通信時にモデム2とのデータの
送受信を制御するための制御機能を含むI/O制御部1
5と、サーバ1の異常時(停止時や動作不良時)に対処
するための機能を備えたBMC16と、モデム2に対す
るインタフェースであるCOMポート17と、COMポ
ート17に対するI/O制御部またはBMCの接続を切
り換えるためのセレクタ18とを有する構成である。
【0017】South Bridge14にはIOバ
ス19を介してI/O制御部15及びBMC16がそれ
ぞれ接続されている。また、COMポート17にはモデ
ム2が接続される。CPU11は、不図示のハードディ
スクなどの記憶装置からOSをメインメモリ12に読み
出し、読み出したOSにしたがってクライアントPC3
との間でデータ通信を行うための処理を実行する。
【0018】ここで、以降の説明の理解を助けるため、
図2に示す各装置や信号について簡単に説明する。
【0019】・BMC(Baseboard Management Contr
oller):プロセッサを備えたサーバの制御装置であ
り、サーバ内の電源電圧や内部温度の監視、サーバ内に
格納されたログ情報や構成情報(保守に必要な情報。例
えば、サーバ内蔵機器の品名やシリアルNo.等)の管
理、サーバの強制リセットや強制電源OFFなどの緊急
時の制御を行う。 ・I/O制御部:モデム、プリンタ、マウスやキーボー
ド等の各種I/O機器とのデータの送受信を制御する回
路。 ・COM(Communication)ポート:例えば、RS23
2C規格のインタフェース装置からなり、各種I/O機
器をサーバに接続するためのインタフェース。
【0020】・RXD(Receive Data):クライアン
トPCまたはマネージメントPCからの受信データ。
【0021】・RI(Ring Indicate)信号:モデムか
らBMC及びI/O制御部に送出される、電話のベルが
鳴る(呼び出し信号の送出)タイミングでON/OFF
が繰り返されるパルス信号。
【0022】・CTS(Clear to Send)信号:モデ
ムからBMC及びI/O制御部に送信される、データの
送信許可を通知する信号。
【0023】・DCD(Data Carrier Detect)信
号:モデムからBMC及びI/O制御部に送信される、
公衆回線と接続されたことを示す信号。I/O制御部と
公衆回線が接続された場合、及びBMCと公衆回線が接
続された場合にそれぞれアサート(Assert)される。ま
た、公衆回線と切断された場合はデアサート(Deasser
t)される。
【0024】・DSR(Data Set Ready)信号:モデ
ムからI/O制御部に送信される、データの送信許可を
要求する信号。
【0025】・TXD:クライアントPCまたはマネー
ジメントPCへの送信データ。
【0026】・DTR(Data Transmit Ready)信
号:I/O制御部からモデムに送信される、データの送
信開始を通知する信号。
【0027】・RTS(Request to Send)信号:I
/O制御部からモデムにデータの送信を要求する信号。
【0028】・SIO ISOLATE信号:第1のセ
レクタ及び第2のセレクタを切り換えるための信号。
【0029】図2に示すように、BMC16とI/O制
御部15は、第1のセレクタ181及び第2のセレクタ
182から成るセレクタ18を介してCOMポート17
と接続されている。
【0030】COMポート17からは、モデム2からの
受信データ(RXD)、RI信号、CTS信号、及びD
CD信号がそれぞれBMC16に直接送信される。
【0031】また、COMポート17からは、上記モデ
ム2からの受信データ、RI信号、CTS信号、及びD
CD信号の他に、DSR信号が第1のセレクタ181
介してI/O制御部15に送信される。
【0032】一方、COMポート17には、BMC16
からクライアントPC3、またはI/O制御部15から
マネージメントPC4に送信する送信データ(TX
D)、DTR信号、RTS信号が、第2のセレクタ18
2を介してそれぞれ送信される。
【0033】第1のセレクタ181及び第2のセレクタ
182は、BMC16から出力されるSIO ISOL
ATE信号で制御される複数のスイッチによって構成さ
れ、クライアントPC3との通常の通信時にはI/O制
御部15とCOMポート17間を接続し、サーバ1の異
常時、またはマネージメントPC4からBMC16宛て
のメッセージを受け取った場合に、I/O制御部15と
COMポート17間の接続を切断する。なお、BMC1
6は、RI信号であるパルス出力を監視し、予め決めら
れた所定の回数(しきい値)だけ電話のベルが鳴ってい
るにもかかわらずI/O制御部15が回線との接続処理
を行わないときに、サーバ1で異常が発生していると判
定する。
【0034】次に、図1に示した本発明のサーバの動作
について図3を用いて説明する。
【0035】図3は図1に示したBMCの処理手順を示
すフローチャートである。
【0036】図3において、BMC16は、通常、第1
のセレクタ181及び第2のセレクタ182により、I/
O制御部15とCOMポート17間を接続し、モデム2
からのRI信号出力待ち状態で待機している(ステップ
S1)。
【0037】サーバ1が正常な動作状態にあるとき、I
/O制御部15はRI信号がモデム2から出力されると
直ぐに回線公衆5に対する接続処理を開始するため、R
I信号は数パルスしか出力されない。しかしながら、サ
ーバ1が動作停止状態にあるときやサーバ1の電源が入
っていないときは、モデム2からRI信号が出力され続
けることになる。BMC16は、RI信号のパルス出力
数を監視し、予め決められたしきい値の数以上のパルス
が出力されたか否かを判定する(ステップS2)。
【0038】しきい値以上のRI信号のパルス出力が検
出された場合、BMC16は、第1のセレクタ181
び第2のセレクタ182を制御し、I/O制御部15と
COMポート17間の接続を切断して、モデム2にコマ
ンドを発行し、回線との接続処理を行う(ステップS
3)。BMC16からモデム2に発行するコマンドは、
例えば、ATAコマンド等の強制着信コマンドが用いら
れる。ATAコマンドによって公衆回線5と接続された
後、BMC16は、ステップS5の処理に移行し、自装
置宛てのメッセージが公衆回線経由で送信されてくるか
否かを判定する。
【0039】例えば、BMC16宛てのメッセージが、
A5hのキャラクタで始まり、A9hのキャラクタで終
了すると決められている場合、BMC16は受信したA
5hのキャラクタまでのデータを読み捨て、A5hのキ
ャラクタからA9hのキャラクタまでのデータを受信バ
ッファに格納する(ステップS5)。
【0040】これらのメッセージには、チェックサムデ
ータが含まれ、チェックサムの計算を行うことで、受信
したデータがBMC16宛てのメッセージであるか否か
を確認することができる。チェックサムの計算結果が所
定の値と一致しないときは、サーバ1のCPU11に対
するメッセージである可能性が高いため、それらのデー
タを読み捨て、次のA5hのキャラクタから始まるメッ
セージが送信されてくるのを待つ。
【0041】一方、ステップS2でしきい値以上のRI
信号のパルス出力が検出されない場合、BMC16はD
CD信号がアサートされたか否かを判定する(ステップ
S4)。なお、モデム2から出力されるDCD信号は、
BMC16と公衆回線5が接続されたときだけでなくI
/O制御部15と公衆回線5が接続されたときもアサー
トされる。
【0042】DCD信号がアサートされない場合、BM
C16はステップS2の処理に戻ってRI信号の監視を
続ける。また、DCD信号がアサートされた場合は、ス
テップS5に移行して、上記と同様に自装置宛てのメッ
セージを受信バッファに格納する。
【0043】続いて、BMC16は、回線が切断されて
DCD信号がデアサートされたか否かを判定し(ステッ
プS6)、DCD信号がデアサートされた場合は、ステ
ップS1の処理に戻って第1のセレクタ181及び第2
のセレクタ182を制御し、I/O制御部15とCOM
ポート17間を接続してモデム2からのRI信号出力待
ち状態で待機する。
【0044】また、DCD信号がデアサートされない場
合、受信バッファに格納されたデータがマネージメント
PC4からのコマンドであるか否かを判定し(ステップ
S7)、マネージメントPC4からのコマンドでない場
合はステップS5の処理に戻ってステップS5〜S7の
処理を繰り返す。
【0045】受信バッファに格納されたデータがマネー
ジメントPC4からのコマンドである場合、BMC16
はそのコマンドにしたがって処理を実行する(ステップ
S8)。
【0046】マネージメントPC4からBMC16に送
信されるコマンドには、例えば、サーバ1が異常状態の
場合は、サーバ1の強制リセット指示、メモリダンプ指
示、サーバ1の強制電源OFF指示等がある。また、サ
ーバ1が正常に動作している場合は、サーバ1内のログ
情報や構成情報の転送要求などがある。このとき、BM
C16は、第1のセレクタ181及び第2のセレクタ1
2を制御し、I/O制御部15とCOMポート17間
の接続を切断してマネージメントPC4に要求されたデ
ータを公衆回線5経由で送信する。なお、このような場
合、第1のセレクタ181及び第2のセレクタ182がI
/O制御部15とCOMポート17間の接続を切断する
と、サーバ1のCPU11からは、モデム2の電源がO
FFし、公衆回線5と切断されたように見える。
【0047】しかしながら、マネージメントPC4とB
MC16の通信が終了し、マネージメントPC4がBM
C16との回線を切断すると、BMC16は第1のセレ
クタ181及び第2のセレクタ182によりI/O制御部
15とCOMポート17間を再び接続する。
【0048】したがって、サーバ1の動作が正常であれ
ば、CPU11はモデム2の電源が回復したと判断し、
モデム2に対する初期化を行うため、以降、クライアン
トPC3とのデータ通信を正常に行うことができる。
【0049】よって、BMC16専用の冗長なCOMポ
ートやモデムが無くても、動作停止時にサーバ1を遠隔
地から復旧させることが可能であり、サーバ1の動作を
停止させることなくBMC16とマネージメントPC4
間でデータの送受信を行うことが可能になるため、クラ
イアントPC3やマネージメントPC4とのデータ通信
を効率よく行うことができる。
【0050】なお、近年のサーバやパーソナルコンピュ
ータは、省電力化をサポートするためにRI信号によっ
て電源をONにしたり、SLEEP状態からWORKI
NG状態に変化させる機能を有している。そのような場
合、RI信号を受信し、I/O制御部が公衆回線との接
続処理を開始するまでの時間が遅れるため、BMCから
モデムに強制着信コマンドを送出するタイミングを遅ら
せる必要がある。
【0051】そこで、BMCによってサーバがSLEE
P状態にあるか否かを監視し、その状態に応じてサーバ
が異常であるか否かを判定するためのRI信号のパルス
カウント数のしきい値を変更してもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0053】COMポートとI/O制御部との間をセレ
クタによって切断可能に接続しておき、サーバの異常
時、またはマネージメントコンピュータからの所定のメ
ッセージを受信した場合に、セレクタを制御してCOM
ポートとI/O制御部の接続を切断することで、サーバ
の通常動作時だけでなくサーバの異常時も、クライアン
トコンピュータとの通常のデータ通信に使用しているモ
デム及び回線を利用して、マネジメントコンピュータ
からサーバが有する制御装置に所定のコマンドを送信す
ることができる。
【0054】したがって、制御装置専用の冗長なCOM
ポートやモデムが無くても、動作停止時にサーバを遠隔
地から復旧させることが可能であり、サーバの動作を停
止させることなく制御装置とマネージメントコンピュー
タ間でデータの送受信を行うことが可能になる。
【0055】よって、クライアントコンピュータやマネ
ージメントコンピュータとのデータ通信を効率よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサーバの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示したサーバが備えるBMC、I/O制
御部部、及びCOMポート間の詳細な接続を示す接続図
である。
【図3】図1に示したBMCの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 サーバ 2 モデム 3 クライアントPC 4 マネージメントPC 5 公衆回線 11 CPU 12 メインメモリ 13 North Bridge 14 South Bridge 15 I/O制御部 16 BMC 17 COMポート 18 セレクタ 181 第1のセレクタ 182 第2のセレクタ 19 IOバス

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を介して接続されたマネージメ
    ントコンピュータにより異常時の復旧動作が可能なサー
    バであって、 前記マネージメントコンピュータと前記サーバの通常の
    データ通信相手であるクライアントコンピュータとに前
    記公衆回線を介して接続するためのモデムに対するイン
    タフェースであるCOMポートと、 前記クライアントコンピュータとのデータ通信時に前記
    モデムとのデータの送受信を制御するためのI/O制御
    部と、 前記COMポートと前記I/O制御部との間を切断可能
    に接続するセレクタと、前記マネージメントコンピュータから自装置宛ての所定
    のメッセージを受信した場合に、 前記セレクタを制御し
    て前記COMポートと前記I/O制御部との間の接続を
    切断し、前記マネージメントコンピュータからのコマン
    ドにしたがって処理を実行する制御装置と、 を含むことを特徴とするサーバ。
  2. 【請求項2】 前記制御装置は、サーバの異常時にも前
    記セレクタを制御して前記COMポートと前記I/O制
    御部との間の接続を切断し、前記マネージメントコンピ
    ュータからのコマンドにしたがって処理を実行するもの
    であって、前記モデムから送出される、呼び出し信号の
    送出タイミングに一致するパルス信号であるRI信号
    が、予め決められたしきい値数以上のパルスを出力した
    ときにサーバの異常と判定することを特徴とする請求項
    1記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、サーバが動作を休止し
    ているスリープ状態であるか否かを監視し、前記スリー
    プ状態であるときに、サーバの異常を判定するための前
    記RI信号のパルスのしきい値数を変更することを特徴
    とする請求項2記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 公衆回線を介して接続されたマネージメ
    ントコンピュータにより異常時の復旧動作を可能にする
    ためのサーバの制御方法であって、 予め、前記マネージメントコンピュータと前記サーバの
    通常のデータ通信相手であるクライアントコンピュータ
    とに前記公衆回線を介して接続するためのモデムに対す
    るインタフェースであるCOMポートと、前記クライア
    ントコンピュータとのデータ通信時に前記モデムとのデ
    ータの送受信を制御するためのI/O制御部との間をセ
    レクタによって切断可能に接続しておき、前記マネージメントコンピュータから所定のメッセージ
    を受信した場合に、 前記セレクタを制御して前記COM
    ポートと前記I/O制御部との間の接続を切断し、 前記マネージメントコンピュータからのコマンドにした
    がって処理を実行することを特徴とするサーバの制御方
    法。
  5. 【請求項5】 サーバの異常時にも前記セレクタを制御
    して前記COMポートと前記I/O制御部との間の接続
    を切断し、前記マネージメントコンピュータからのコマ
    ンドにしたがって処理を実行するものであって、前記モ
    デムから送出される、呼び出し信号の送出タイミングに
    一致するパルス信号であるRI信号が、予め決められた
    しきい値数以上のパルスを出力したときにサーバの異常
    と判定することを特徴とする請求項4記載のサーバの制
    御方法。
  6. 【請求項6】 サーバが動作を休止しているスリープ状
    態であるか否かを監視し、前記スリープ状態であるとき
    に、サーバの異常を判定するための前記RI信号のパル
    スのしきい値数を変更することを特徴とする請求項5記
    載のサーバの制御方法。
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