JPH1020602A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JPH1020602A
JPH1020602A JP8197062A JP19706296A JPH1020602A JP H1020602 A JPH1020602 A JP H1020602A JP 8197062 A JP8197062 A JP 8197062A JP 19706296 A JP19706296 A JP 19706296A JP H1020602 A JPH1020602 A JP H1020602A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
shaft
process cartridge
main body
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JP8197062A
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English (en)
Inventor
Toshiji Kawai
利治 川合
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体とプロセスカートリッジを
軸継手で連結する場合の、カートリッジと装置本体間の
スムーズな駆動伝達と装置本体に対する正確な軸継手部
材の位置決めを両立させる。 【解決手段】 プロセスカートリッジBと装置本体間の
駆動伝達を三角柱形状等を用いることにより駆動時に感
光体ドラム7とドラム駆動ギア34の位置決めがなされ
る構成において、従来感光体ドラム7がギア34になら
って位置決めされていたのを、感光体ドラム7を装置本
体に正確にならうように位置決めし、側板39が感光体
ドラム7軸線に直交する平面上で動けるようにしておく
ことで駆動軸18を感光体ドラム7に対して位置決めを
行う。感光体ドラム7の位置が変らず光学系1等と感光
体ドラム7の関係位置が一定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジを着脱可能で電子写真画像形成方式を用いて記録媒体
に画像を形成する電子写真画像形成装置に関する。そし
て、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写
真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプ
リンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置および
ワードプロセッサー等が含まれる。
【0002】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。お
よび帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくと
も1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し
て画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更
に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをい
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述の従来の
技術を更に発展させたものである。
【0004】本発明は画像形成装置本体に着脱可能なプ
ロセスカートリッジを備えた画像形成装置であって、画
像形成装置本体にプロセスカートリッジを装着した状態
で画像形成装置本体とプロセスカートリッジ間が軸継手
で連結されるものにおいて、プロセスカートリッジ側お
よび画像形成装置本体側の軸継手部材が自在に同軸心と
なり得る電子写真画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明はプ
ロセスカートリッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形
成する画像形成装置において、プロセスカートリッジと
画像形成装置本体との間に配された係脱自在で自動調心
作用のある軸継手の画像形成装置本体側軸継手部材と、
前記軸継手の係脱手段と、を有し、プロセスカートリッ
ジが画像形成装置本体に位置決めされる位置決め手段を
画像形成装置本体に備えると共に、前記画像形成装置本
体側の軸継手部材が浮動支持されていることを特徴とす
る電子写真画像形成装置である。
【0006】本発明の第2の発明は前記画像形成装置本
体側の軸継手部材は同軸の回転軸の先端に軸継手部が設
けられ、前記回転軸は軸継手部の近い側と遠い側で支持
部材により回転自在に支持され、遠い側で回転軸を支持
する支持部材は回転軸と交叉方向に移動自在に支持され
ていることを特徴とする第1の発明に記載の電子写真画
像形成装置である。
【0007】本発明の第3の発明はプロセスカートリッ
ジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装
置において、プロセスカートリッジと画像形成装置本体
との間に配された係脱自在で自動調心作用のある軸継手
の画像形成装置本体側軸継手部材と、前記軸継手の係脱
手段と、を有し、前記軸継手が半径方向に移動自在にな
るように、画像形成装置本体側軸継手部材及びプロセス
カートリッジが画像形成装置本体に浮動支持されている
ことを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0008】本発明の第4の発明はプロセスカートリッ
ジの反軸継手側を画像形成装置本体に傾動可能に位置決
め支持すると共に画像形成装置本体側の軸継手部材の反
軸継手側が傾動可能で且つ回転自在に支持されているこ
とを特徴とする第3の発明に記載の電子写真画像形成装
置である。
【0009】本発明の第5の発明は遠い側で回転軸を支
持する支持部材は、画像形成装置本体の枠体に設けた座
部に回転軸の軸方向に対して交叉する方向に移動可能に
取り付けられている第2の発明に記載の電子写真画像形
成装置である。
【0010】本発明の第6の発明は遠い側で回転軸を支
持する支持部材は回転軸と嵌合する軸受穴を有し、回転
軸と軸受穴とは支持部材の移動による回転軸と支持部材
の交角の変化を吸収し得る軸受隙間を有する第2の発明
に記載の電子写真画像形成装置である。
【0011】本発明の第7の発明は遠い側で回転軸を支
持する支持部材は画像形成装置本体の枠体に設けた座部
に植設されたねじ部材に移動自在に嵌合する支持部材の
移動方向に長い長穴を有する第5の発明に記載の電子写
真画像形成装置である。
【0012】本発明の第8の発明は遠い側で回転軸を支
持する支持部材は軸方向に移動しないように取り付けら
れている第2の発明に記載の電子写真画像形成装置であ
る。
【0013】本発明の第9の発明は遠い側で回転軸を支
持する支持部材は直線方向に移動可能である第2の発明
に記載の電子写真画像形成装置である。
【0014】本発明の第10の発明は前記画像形成装置
本体側の軸継手部材は同軸の回転軸に設けられ、前記回
転軸は前記軸継手部材から離れた位置において軸承され
ている第3の発明に記載の電子写真画像形成装置であ
る。
【0015】本発明の第11の発明は前記回転軸は前記
軸承位置を中心として傾動可能に支持されている第10
の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0016】本発明の第12の発明は前記回転軸は静止
時前記軸承位置以外において傾動範囲を限定する部材に
支持されている第10の発明に記載の電子写真画像形成
装置である。
【0017】本発明の第13の発明はプロセスカートリ
ッジの反軸継手側をプロセスカートリッジが傾動自在と
なるように支持するU溝を有する第10の発明に記載の
電子写真画像形成装置である。
【0018】本発明の第14の発明は前記U溝はプロセ
スカートリッジを画像形成装置へ取り外し可能に装着す
るための装着ガイドの末端に設けられている第13の発
明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0019】本発明の第15の発明はプロセスカートリ
ッジの装着方向に対して交叉方向に前記U溝に対向して
軸継手側のU溝が設けられ、軸継手側のU溝はプロセス
カートリッジの傾動を許すように設けられている第13
の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0020】本発明の第16の発明は軸継手側のU溝は
プロセスカートリッジを画像形成装置へ取り外し可能に
装着するための装着ガイドの末端に設けられている第1
5の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0021】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体および前記
電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカー
トリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0022】このようなプロセスカートリッジにあって
は、画像形成装置本体側に設けた駆動源から動力伝達装
置でプロセスカートリッジを駆動している。この動力伝
達装置とプロセスカートリッジを結合するのに係脱可能
な軸継手を画像形成装置本体とプロセスカートリッジ間
に配設したものが知られている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0024】なお、実施の形態の説明において用いられ
る長手方向とはプロセスカートリッジの装置本体への装
着方向に交叉し、記録媒体の表面に平行な方向をいう。
【0025】〔実施の形態1〕まず実施の形態1に係る
プロセスカートリッジおよびこれを取り外し可能に装着
可能な電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置とい
う)について、図1乃至図10を参照して具体的に説明
する。ここでは説明の順序として、まず図1乃至図6を
参照してプロセスカートリッジおよびこれを装着して用
いる画像形成装置の全体構成を説明し、次に図3、図6
から図10を参照してプロセスカートリッジと画像形成
装置本体との駆動力伝達機構である軸継手の構成につい
て説明する。
【0026】{全体構成}図1はプロセスカートリッジ
を取り外し可能に装着した画像形成装置Aの模式図であ
り、図2はプロセスカートリッジBの側断面図、図3お
よび図4はプロセスカートリッジBの外観斜視図、図5
および図6はプロセスカートリッジを装置本体に装着す
るための装着構成の説明図である。
【0027】この画像形成装置(実施の形態ではレーザ
ービームプリンタ)Aは、図1に示すように、光学系1
から画像情報に基づいたレーザー光をドラム形状の電子
写真感光体(以下感光体ドラムという)7に照射して前
記感光体ドラム7に潜像を形成し、この潜像をトナーを
用いて現像してトナー像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、記録媒体2(記録用紙等)を給送
カセット3aからピックアップローラ3bおよび給送ロ
ーラ対3c、搬送ローラ対3d、レジストローラ対3e
等からなる搬送手段3で搬送する。そして、前記感光体
ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ロ
ーラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転写す
る。そして、その記録媒体2をガイド板3fでガイドし
て定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ロー
ラ5aおよびヒーター5bを内蔵する定着ローラ5cか
らなり、通過する記録媒体2に熱および圧力を印加して
転写トナー像を記録媒体2に定着する。そしてこの記録
媒体2を排出ローラ対3g,3hで搬送し、反転搬送経
路を通して排出部6へ排出する。尚、この画像形成装置
Aは、手差しトレイ3iおよびローラ3jによって手差
し給送も可能となっている。
【0028】一方、前記プロセスカートリッジBは、既
に述べたように電子写真感光体と、少なくとも1つのプ
ロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段と
しては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手段、
電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像手段、
電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニングす
るためのクリーニング手段等である。
【0029】本実施の形態のプロセスカートリッジBは
図1および図2に示すように、感光体ドラム7、帯電ロ
ーラ8、露光開口9、現像手段10、クリーニング手段
11を有するものである。そして、このプロセスカート
リッジBは装置本体13の駆動源から後述する軸継手を
介してその感光体ドラム7を回転される。そして、その
表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によっ
て一様帯電し、前記光学系1からの情報光を露光開口9
を介して感光体ドラム7に露光して潜像を形成し、この
潜像を現像手段10によって現像する。
【0030】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーをトナー送り部材10bの回転によって送り
出し、固定磁石10cを内蔵した現像ローラ10dを回
転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電
電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形
成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ
転移させることによってトナー像を形成して可視像化す
るものである。そして、画像形成装置の装置本体13に
設けられた転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧
を印加してトナー像を記録媒体2に転写する。転写後の
感光体ドラム7は、クリーニング手段11によって残留
トナーを除去される。即ち、クリーニングブレード11
aによって残留したトナーを掻き落とされる。尚、掻き
落とされたトナーは、スクイシート11bによって廃ト
ナー溜11cへ集められる。
【0031】尚、前記帯電ローラ8は感光体ドラム7に
当接しており、感光体ドラム7に従動回転する。また、
クリーニングブレード11aは感光体ドラム7に当接し
ている。
【0032】また、前記プロセスカートリッジBは、ト
ナーを収納するトナー収納部10aを有するトナーフレ
ーム12aと、現像ローラ10d等の現像部材を支持す
る現像フレーム12bとを溶着(本実施の形態では超音
波溶着)して現像ユニットを構成する。そして、この現
像ユニットを感光体ドラム7、帯電ローラ8、およびク
リーニング手段11等を支持するクリーニングフレーム
12cと互いに揺動可能に結合している。この結合によ
って感光体ドラム7と現像ローラ10dの両端に設けた
スペースリング(不図示)が圧接し、感光体ドラム7と
現像ローラ10d間に現像用のすきまが生ずる。そし
て、このプロセスカートリッジBは使用者によって装置
本体13に設けたカートリッジ装着手段に対して感光体
ドラム7の長手方向に交叉する方向から取り外し可能に
装着される(図5、図6参照)。尚、クリーニングフレ
ーム12cには図9に示す軸受12c2の近傍に図4に
示すように装着ガイド12c4が設けられている。さら
に、クリーニングフレーム12cに取り付けられた軸受
24(図9参照)には図3に示すように装着ガイド24
cが設けられている。なおこの軸受24、凸部24a、
および、ガイド部24cは一体成形されている。そして
この装着ガイド12c4,24cはプロセスカートリッ
ジBを装着する際に図5、図6に示すガイド15a,1
5cにガイドされる。
【0033】前記カートリッジ装着手段として、図5、
図6に示すように、装置本体13内に設けられたカート
リッジ装着スペースの左右両側面にカートリッジ装着ガ
イド部材15が対向して取り付けてあり(図5は一方側
面、図6は他方側面を図示)、この左右ガイド部材15
にはプロセスカートリッジBを押入れするときのガイド
となるガイド部15a,15cが対向して設けてある。
このガイド部15a,15cにカートリッジ枠体の長手
方向両側に突出成形した後述するボス等をガイドさせて
挿入する。尚、前記装置本体13にプロセスカートリッ
ジBを装着するには、図1に示す支点14aを中心にし
て装置本体13に対して開閉可能な開閉カバー14を開
いて行う。そして、開閉カバー14を閉じることによっ
てプロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着す
る。尚、プロセスカートリッジBを装置本体13から取
り出す際にも、前記開閉カバー14を開く。
【0034】前記プロセスカートリッジBを画像形成装
置Aに装着すると、後述するように、前記開閉カバー1
4の閉じ動作に連動してカートリッジ側軸継手部材と装
置本体側軸継手部材とが結合し、感光体ドラム7および
感光体ドラム7に歯車列により結合される現像ローラ1
0d、トナー攪拌部材10b、転写ローラ4等は装置本
体13から駆動を受けて回転可能となる。
【0035】{軸継手および駆動構成}次に画像形成装
置本体13からプロセスカートリッジBへ駆動力を伝達
する駆動力伝達機構である軸継手の構成について説明す
る。
【0036】図7は凸軸17が一体的に形成された駆動
力伝達部品としてのドラムフランジ16の斜視図、図8
は前記ドラムフランジ16を取り付けた感光体ドラム7
の一部切断斜視図、図9は図8に示した感光体ドラム7
をプロセスカートリッジBに取り付けた状態を示す断面
図、図10は図9に示したプロセスカートリッジBの凸
軸17の付近の拡大斜視図、図11は軸継手部材として
の、凸軸17(プロセスカートリッジBに設けられてい
る)と、凹軸18(装置本体13に設けられている)と
の関係説明図である。
【0037】さて、図8乃至図11に示すように、プロ
セスカートリッジBに取り付けられた感光体ドラム7の
長手方向一方端部にはカートリッジ側軸継手部材が設け
てある。この軸継手部材は、感光体ドラム7の一方端部
に固着したドラムフランジ16にカップリング凸軸17
(円柱形状)を設けたものであり、前記凸軸17の先端
面に凸部17aが形成してある。尚、凸部17aの端面
17a2は凸軸17の端面と平行である。また、この凸
軸17は軸受24に嵌合して、ドラム回転軸として機能
する。そして、本実施の形態では、ドラムフランジ16
とカップリング凸軸17および凸部17aは一体に設け
てある。そして、ドラムフランジ16にはプロセスカー
トリッジB内部の現像ローラ10dに駆動力を伝達する
ため、はす歯ギア16aが一体に設けてある。従って、
図7に示す通り、前記ドラムフランジ16は、はす歯ギ
ア16a、嵌合部16b、凸軸17および凸部17aを
有する一体成型品であって、駆動力を伝達する機能を有
する駆動力伝達部品である。
【0038】そして、前記凸部17aの形状は、ねじれ
多角柱であって、詳しくは略正三角柱で軸方向に次第に
回転方向にねじれた形状である。また、前記凸部17a
と嵌合する凹部18aは、断面が多角形の軸の回転方向
にねじれた穴である。尚、前記凹部18aは、軸直角断
面が略正三角形である。そして、この凹部18aは、図
12に示す装置本体13に設けられたギア34と一体的
に回転する。そこで、本実施の形態の構成においては、
プロセスカートリッジBが装置本体13に装着されて、
凸部17aと装置本体13に設けられた凹部18aとが
嵌合して、凹部18aの回転力が凸部17aに伝達され
る際に、略正三角柱の凸部17aの各稜線17a1と凹
部18aの内面18a1とが等しく当接するため互いに
軸芯が合致する(図18(a),(b)参照)。更に、
そのねじれ形状によって凹部18aと凸部17aを引き
寄せる方向に力が作用して、カップリング凹軸18が移
動して凸部端面17a2が凹部の底18a2と当接す
る。そこで、前記凸部17aと一体の感光体ドラム7
は、画像形成装置本体13内で軸方向の位置が安定して
決まる。即ち、感光体ドラム7に備えるはす歯ギア16
aのスラストは、軸受24に加わるように、感光体ドラ
ム7の回転方向とはす歯ギア16aのねじれ方向が決め
られており、このはす歯ギア16aのスラストとカップ
リング凸軸17に加わるスラストは同方向となってい
る。
【0039】尚、本実施の形態において、感光体ドラム
7の側からみて、感光体ドラム7の回転方向に対して、
前記凸部17aのねじれ方向は凸部17aの根元から先
端に向かって反対方向、また、凹部18aのねじれ方向
は凹部18aの入口から内部へ向かって反対方向、ま
た、後述するドラムフランジ16のはす歯ギア16aの
ねじれ方向は前記凸部17aのねじれ方向と反対方向で
ある。
【0040】そして、前記凸部17aと凹部18aは、
図18に示すように、前記凸部17aとしての三角柱の
外接円R0の直径=d0、凹部18aとしての断面が三
角形の空間の内接円R1の直径=d1、その外接円R2
の直径=d2としたとき、d1<d0<d2の関係を有
する。
【0041】具体的に数値範囲の好適な一例を挙げる
と、d0=約3mm〜70mm、d1=約3mm〜70
mm、またd2=約3mm〜70mm程度が好ましく、
この数値範囲の内から前述した関係を満たすサイズを適
宜選択すればよい。そして、本実施の形態では特に、d
0=約16mm、d1=約9.5mm、また、d2=約
17.5mmとした。また、凸部17aの稜線17a1
のねじれ角は、展開した状態で軸線に対しての角度が1
°〜15°の割合でねじれている。具体的には、本実施
の形態では、軸線に対して約7.5°ねじれている。
【0042】但し、本発明は前記数値および数値範囲に
限定されるものではなく、適宜選択すればよい。
【0043】ここで、理論上の立体の断面位置が決まる
ための当接点は3点であり、本実施の形態のような凸部
17aと凹部18aの形状が略正三角柱の場合には、凸
部17aの略正三角柱の稜線17a1は凹部18aの断
面が略正三角形の柱状空間の内面18a1部に等しい条
件で当接する。このことから、プロセスカートリッジB
の回転時の負荷変動ににより、当接点のガタつきや軸継
手駆動の回転むらを最小限に抑えることが可能となり、
感光体ドラム7の回転精度を向上させることができた
(図18参照)。ここで、前記カップリング凸軸17お
よび凸部17aは、前記ドラムフランジ16が感光体ド
ラム7の一端部に取り付けられた際に、感光体ドラム7
の軸心と同軸上に位置するようにドラムフランジ16に
設けられている。尚、16bは嵌合部であって、ドラム
フランジ16を感光体ドラム7に取り付ける際に、ドラ
ムシリンダ7aの内面に嵌合する部分である。このドラ
ムフランジ16は感光体ドラム7に”かしめ”或いは”
接着”等によって取り付けられる。また、ドラムシリン
ダ7aの周囲には、感光層7bが被覆されている(図8
および図9参照)。
【0044】また、この感光体ドラム7の他端側には、
ドラムフランジ25が固定されている。そして、このド
ラムフランジ25には、ドラム軸25aと平歯ギア25
bと、ドラムシリンダ7aへの嵌合部25cとが一体的
に成型されている(図9参照)。
【0045】尚、プロセスカートリッジBを装置本体1
3に装着すると、前記ドラム軸25a(軸受12c2)
の部分が装置本体13のU形の位置決め溝15b(図5
参照)に嵌合して位置決めされ、且つ、フランジ25と
一体的に成型した平歯ギア25bが転写ローラ4に駆動
力を伝達するギア(図示せず)と噛合する。
【0046】また、前記ドラムフランジ16,25の材
質としては、ポリアセタール(polyaceta
l)、ポリカーボネイト(polycarbonat
e)、ポリアミド(polyamide)、および、ポ
リブチレンテレフタレート(polybutylene
terephthalate)等の樹脂材料を用いてい
る。但し、他の材質を適宜選択して用いても構わない。
【0047】また、プロセスカートリッジBのカップリ
ング凸軸17の凸部17aの回りには、凸軸17と同芯
円の円形の凸部24aを有する軸受24がクリーニング
フレーム12cに固定されている(図3、図9参照)。
この凸部24aによって、プロセスカートリッジBを着
脱する際等にカップリング凸部17aは保護され、外力
による傷や変形等から守られる。そこで、凸部17aが
損傷することによるカップリング駆動時のガタつきや振
動を防止することができる。
【0048】更に、この凸部24aはプロセスカートリ
ッジBを画像形成装置本体13に着脱する際のガイド部
材を兼ねているが、ガイド部材を別に設けてもよい。即
ち、プロセスカートリッジBを装置本体13に装着する
際には、凸部24aと本体側ガイド部15cとが当接し
て、前記凸部24aはプロセスカートリッジBを装着位
置に装着する際のガイド部材の役目をなし、プロセスカ
ートリッジBの装置本体13への着脱を容易にする。ま
た、プロセスカートリッジBが装着位置に装着された際
には、前記凸部24aはガイド部15cの終端に設けら
れた位置決め溝15dに不動に支持される。尚、前記位
置決め溝15bと対向してカップリング凹部18aを有
するカップリング凹軸18が設けられている。また、前
記凸部24aの形状は、本実施の形態に示す円形に限定
されることはなく、前記ガイド部15cにガイドされる
こと、また、前記位置決め溝15bに不動に支持される
ことができればよく、例えば円弧形状であっても構わな
い。また、本実施の形態では、凸軸17を回転可能に支
持するための軸受24とプロセスカートリッジBの位置
決めのための円形凸部24aとを一体成型してクリーニ
ングフレーム12cにねじ留め(図示せず)した例を示
したが(図9)、軸受24と凸部24aは別体であって
も構わない。
【0049】また、本実施の形態では、クリーニングフ
レーム12cに設けられた軸受12c2に前記ドラム軸
25aが回転自在に嵌合し(図4、図9参照)、また、
前記クリーニングフレーム12cに取り付けられた軸受
24の内面に前記凸軸17が回転自在に嵌合した状態
で、前記感光体ドラム7はプロセスカートリッジBのク
リーニングフレーム12cに取り付けられている。そこ
で、感光体ドラム7は軸17,25aを中心として回転
する。尚、本実施の形態では、感光体ドラム7はクリー
ニングフレーム12cに軸方向に移動可能に取り付けら
れている。これは、取り付け公差を考慮したためであ
る。しかしながら、これに限定されるものでなく、感光
体ドラム7はスライド方向に移動できなくても構わな
い。
【0050】また、更に感光ドラム7およびドラムフラ
ンジ16、カップリング凸軸17との間には図9に示す
ような関係がある。即ち、感光体ドラム7の外径(ドラ
ムシリンダ7aの外径)=D1、はす歯ギア16aの歯
元円径=G、感光体ドラム軸受け径(軸部17の外径、
軸受24の内径)=F、カップリング凸部17aの外接
円径=d0、感光体ドラム7のドラムフランジ16との
嵌合部径(ドラム内径)=D2としたとき、D1>F≧
d0およびG>D2の関係がある。
【0051】前記D1>Fによって軸受け部での摺動負
荷トルクを低減でき、F≧d0の関係によりフランジ部
を成形する際には通常図中矢印H方向に成形型の型割を
行うが、アンダーカット部がなくなるため型構成を簡略
化できる。
【0052】さらには、G>D2の関係により、ギア部
の型形状が図9の左側の型上に設けられるため、カップ
リング形状を持ち、型構成が複雑になった右側の型を簡
素化し、型の耐久性を向上させるなどの効果がある。
【0053】尚、前記寸法関係は、凸軸17と凹軸18
の関係を逆にした場合、即ち感光体ドラム7側に凹部1
8aを設け、装置本体13側に凸部17aを設け、凹部
18aの多角形の外接円径=d0とした場合も同様の関
係に設定することにより、同様の効果を得ることができ
る。
【0054】具体的に数値範囲の好適な一例を挙げる
と、D1=約10mm〜60mm、G=約10mm〜7
0mm、F=約5mm〜70mm、d0=約3mm〜7
0mm、D2=約9mm〜59mm程度が好ましい。そ
して、この数値範囲から前述関係を満たすサイズを適宜
選択すればよい。そして、本実施の形態では特に、D1
=約30mm、G=約31mm、F=約16mm、d0
=約14mm、D2=約28mmとした。但し、本発明
は前述数値および数値範囲に限定されるものではなく、
適宜選択すればよい。
【0055】一方、画像形成装置本体13には、装置本
体側軸継手部材が設けてある。この装置本体側軸継手部
材は、プロセスカートリッジBを装置本体13に装着し
たときの感光体ドラム7の軸線とカップリング凹軸18
(円柱形状)の回転中の軸線が一致するようにカップリ
ング凹軸18が配設してある(図6、図13、図14参
照)。このカップリング凹軸18は図12に示すよう
に、モータ30の駆動力を感光体ドラム7へと伝える大
ギア34と一体になった駆動軸である。(そして、この
凹軸18は、大ギア34の回転中心であって、大ギア3
4の側端から突出して設けられている(図13、図14
参照)。本実施の形態では、前記大ギア34とカップリ
ング凹軸18は、一体成型で形成してある。
【0056】前記装置本体13側の大ギア34は、はす
歯ギアによって構成されており、このはす歯ギアはモー
タ30の軸30aに固定、又は一体成形されたはす歯の
小ギア20から駆動力が伝達されたときに、カップリン
グ凹軸18を凸軸17方向へ移動させる推力を発生させ
るようなねじれ方向と傾斜角の歯を有している。これに
より、画像形成に際してモータ30を駆動すると、前記
推力によってカップリング凹軸18が凸軸17方向へ移
動して凹部18aと凸部17aとが係合する力が働く。
前記凹部18aは、前記カップリング凹軸18の先端で
あって、前記凹軸18の回転中心に設けられている。
【0057】尚、この実施の形態ではモータ軸30aに
設けた小ギア20から大ギア34へ直接駆動力を伝達し
ているが、更に多くのギアを用いた歯車列による減速お
よび駆動伝達装置、或いはモータと小ギア間にベルト装
置、摩擦車装置、タイミングベルトとプーリなどを用い
てもよい(図21参照)。
【0058】このカップリング凸部17aとカップリン
グ凹部18aとの係脱するための装置は図13、図14
においては図略してあるが、次に、開閉カバー14の閉
鎖動作に連動して凹部18aと凸部17aを係脱させる
構成について図15乃至図17を参照して説明する。
【0059】図17に示すように装置本体13に設けら
れた側板39と大ギア34を間にして側板40が固設さ
れており、これらの側板39,40に大ギア34の中心
に一体に設けた軸支部34a、カップリング凹軸18が
夫々回転自在に支持されている。大ギア34と側板40
間には、外カム35と内カム36が密に間挿されてい
る。内カム36は側板40に固定されていて、外カム3
5はカップリング凹軸18に回転自在に嵌合している。
外カム35と内カム36の軸方向の対向面はカム面であ
り、このカム面はカップリング凹軸18を中心とする互
いに接するねじ面となっている。大ギア34と側板39
との間に圧縮コイルばね38が圧縮して軸支部34aに
挿入されている。
【0060】図15に示すように外カム35の外周から
半径方向にアーム35aが設けられ、このアーム35a
の先端と、開閉カバー14の支点14aから、開閉カバ
ー14を閉めた状態で図15において左斜め下方へ向っ
て半径方向の開閉カバー14の開放側の端とは反対側の
端の位置をピン37aで、一つのリンク37の一端に結
合している。リンク37の他端はピン37bでアーム3
5aの先端と結合している。
【0061】図16は図15を右方向からみた図であ
り、開閉カバー14が閉じているときはリンク37、外
カム35等は図示の位置にあり、カップリング凸部17
aおよび凹部18aが噛み合って大ギア34の駆動力が
感光体ドラム7へ駆動伝達可能の状態にある。そして、
開閉カバー14を開くとピン37aは支点14aを中心
に回動して上昇し、リンク37を介してアーム35aが
引上げられ外カム35が回転し、外カム35と内カム3
6との対向カム面が摺動して大ギア34が感光体ドラム
7より離れる方向へ移動する。その際、大ギア34が外
カム35に押されて、側板39と大ギア34との間に取
り付けられた圧縮コイルばね38を押しつつ移動し、図
17に示すようにカップリング凹部18aがカップリン
グ凸部17aから離れて、軸継手が解除されプロセスカ
ートリッジBが着脱可能な状態になる。
【0062】逆に開閉カバー14を閉じると、開閉カバ
ー14とリンク37を結合しているピン37aは支点1
4aを中心に回転して下り、リンク37は下方へ移動し
てアーム35aを押し下げ、外カム35が逆に回転し、
圧縮コイルばね38に押されることにより、図17から
大ギア34が左行して図16の位置に到達し大ギア34
が再び図16の位置にセットされカップリング凹部18
aがカップリング凸部17aに嵌合し、駆動伝達可能な
状態に戻る。このような構成をとることにより、プロセ
スカートリッジBを開閉カバー14の開閉に応じて着脱
および駆動可能な状態にすることが可能になる。尚、開
閉カバー14を閉じることによって外カム35が逆に回
転して大ギア34が図17の位置から左行して、カップ
リング凹軸18とカップリング凸軸17の端面が当たっ
てカップリング凸部17aとカップリング凹部18aが
噛合わなくても後述のように画像形成装置Aの始動後す
ぐ噛合う。
【0063】このように、本実施の形態ではプロセスカ
ートリッジBを装置本体13に着脱する際には、開閉カ
バー14を開放する。そして、この開閉カバー14の開
閉に連動して、カップリング凹部18aが水平方向(矢
印j方向)に移動する。そこで、プロセスカートリッジ
Bを装置本体13に着脱する際には、プロセスカートリ
ッジBと装置本体13の軸継手部材(17a,18a)
は連結することはない。また、連結してはいない。従っ
て装置本体13に対するプロセスカートリッジBの着脱
を円滑に行うことができる。また、本実施の形態ではカ
ップリング凹部18aが圧縮コイルばね38によって大
ギア34が押されることにより、プロセスカートリッジ
Bの方向へ押圧されている。そこで、カップリング凸部
17aと凹部18aとが噛み合う際に、カップリング凸
部17aと凹部18aがぶつかってうまく噛み合わなか
ったとしても、プロセスカートリッジBを装置本体13
へ装着後初めてモータ30が回転し、これによってカッ
プリング凹部18aが回転することによって両者は瞬時
に噛み合う。
【0064】装置本体13にプロセスカートリッジBが
装着されると、図17の状態となり、プロセスカートリ
ッジBは既に述べたように軸受12c2,24が夫々装
置本体13のカートリッジ装着部の位置決め溝15b,
15dに嵌合し、つき当て部12c1が装置本体13の
つき当て部13aに当接し、位置が定まる。
【0065】開閉カバー14の閉じ動作により、カップ
リング凹部18aと凸部17aが嵌合するか、または軸
方向に嵌合しないで突き当たる。
【0066】先ず、本体駆動モータ30が回転すると、
カップリング凹部18aとカップリングの凸部17aが
突き当たって嵌合しない場合、凸部17aと凹部18a
の位相があった時点(本実施の形態では凸部17aと凹
部18aが略正三角形であるために、120°毎に両者
の位相が合う)で両者が係合し、装置本体13からプロ
セスカートリッジBに回転力が伝達される(図17に示
す状態から図16に示す状態となる)。
【0067】この軸継手の結合に際し、凸部17aが凹
部18aに入り込むときは、図18(a)に示すよう
に、両者の略正三角形のサイズに差があり、即ち凹部1
8aの断面が略正三角形の穴が凸部17aの略正三角形
よりも大きいから、隙間を有した状態でスムーズに入り
込む。このように、カップリング凸軸17とカップリン
グ凹軸18の位置決め精度はラフな状態でよい。
【0068】尚、本実施の形態では、前述円形凸部24
aの突出量を前記凸部17aの突出量よりも大きくして
ある(図9参照)。そこで、前記凸部17aと凹部18
aとが係合する際に、前記円形凸部24aの内面が前記
カップリング凹軸18の外周面と嵌合して、前記両者が
係合する際のガイドの機能を果たす。
【0069】そして、画像形成時に凸部17aが凹部1
8aに入り込んだ状態でカップリング凹軸18が図示矢
印方向にカップリング凸軸17に図示した矢印のトルク
に抗して回転すると、図18(b)に示すように、凹部
18aの内面18a1と凸部17aの略正三角柱の三つ
の稜線17a1とが当接して駆動力が伝達される。そし
てこの時、凹部18aの三つの内面18a1と凸部17
aの三つの稜線17a1とが夫々等しく当接するように
カップリング凸軸17が瞬時に軸直角方向に移動する
(図18(a))に示す状態から図18(b)に示す状
態となる)。そして、凸部17aと凹部18aとは略正
三角形であるから、稜線17a1と内面18a1の当接
力が均一となった状態で、凸軸17と凹軸18との軸芯
は合致するのである。即ち、凸部17aが凹部18aに
入り込んだ状態では、凸部17aの回転中心X1と凹部
18aの回転中心X2は位置がずれている(図18
(a))。そして、凹部18aが回転を始めて凸部17
aの三つの稜線17a1と当接すると前記回転中心X
1,X2は実質的に合致する。この場合カップリング凸
部17aの稜線17a1を結ぶ包絡円の直径は小さいの
で、この稜線17a1と凹部18aの内面18a1との
間には接線力が働くと共に大きな半径方向の力が働く、
従って回転中心がずれているときの調心作用は強い力で
達成される。この調心作用における求心力は大ギア34
の直径に比べてカップリング凸部17aの外接円がきわ
めて小さいことからも明らかであり、これによって大ギ
ア34に加わる歯荷重の影響は小さいものとなる。
【0070】以上のような構成により、モータ30の駆
動時にはカップリング凸軸17および凹軸18が自動的
に調心が行われる。さらに、感光体ドラム7に駆動力が
伝わることによりプロセスカートリッジBに回転力が生
まれ、この回転力によりプロセスカートリッジBのクリ
ーニングフレーム12cの上面に設けられたつき当て部
12c1(図3、図4参照)が画像形成装置本体13に
固設されたつき当て部13a(図1、図5、図6参照)
に対する当接力が強まり、画像形成装置本体13に対す
るプロセスカートリッジBの位置がきまる。
【0071】また、非駆動時(非画像形成時)には、凸
部17aと凹部18aとの半径方向(ラジアル方向)に
は隙間を設けられるので、カップリング同士の装着や画
像形成装置本体13に対するプロセスカートリッジBの
着脱が容易になる。また、駆動時には前述の軸継手部分
での調心作用力が強いので、この部分でのガタつきや振
動を押さえることができる。
【0072】尚、本実施の形態ではカップリング凸部お
よび凹部の形状を略正三角形としたが、略正多角形形状
であれば同様の効果が得られることはいうまでもない。
また、略正多角形形状であれば位置決めをより一層正確
に行うことができるが、これに限定されずに引き寄せて
噛み合うことのできる形状であれば、例えば多角形形状
等であってもよい。
【0073】上述において、図12に示すようにモータ
30から一組のギアでもってカップリング凹軸18を駆
動する場合または、図21に示すようなモータ30から
多数のギアをつらねた歯車列90でもってカップリング
凹軸18を駆動する場合、カップリング凸軸17と凹軸
18はカップリング凸部17aと凹部18a間に自動調
心作用力が生ずるのでプロセスカートリッジBまたはカ
ップリング凹軸18の何れかは、軸心が異なる場合軸交
叉方向に移動しなければ、軸継手に無理が生じ或は等速
度で回転が伝達されない。
【0074】そこで本発明では図19に示すようにカッ
プリング凸軸17を浮動支持している。図19は図21
のA−A断面図である。なお、図19及び後述の図20
では開閉カバー14と連動してカップリング凸軸17と
凹軸18を係脱するための外カム35、内カム36、リ
ンク37、圧縮コイルばね38等は図略してあるが、図
15、図16、図17と同様に設けられている。このA
−A断面線はカップリング凸軸17の中心O17と、大
ギア34と噛合っている歯車列90の終段ギア91の中
心O91を結ぶ直線に交叉し、且つ中心O17をとおっ
ている。このA−A断面線と中心O17と中心O91を
結ぶ線の交角は直角に近いことが望ましい。
【0075】図19に示すように、側板39は側板40
に一体に設けた座部13aにカップリング凹軸18の軸
方向に対して交叉方向に移動可能に取り付けられてい
る。即ち、側板39には、図19に矢印Cで示す方向に
長い長穴が設けられ、この長穴を挿通して段付小ねじ4
1が座部13aにねじ込んである。この段付小ねじ41
は首下に側板39の板厚よりもわずかに大きい軸方向長
さを有する円筒形段部に続いて、この円筒形段部よりも
小径で座部13aにねじ込まれるねじ部を有するもので
ある。
【0076】また側板40に設けた軸受穴40aはカッ
プリング凹軸18を回転自在に支持するが、この軸受穴
40aとカップリング凹軸18間の隙間はカップリング
凹軸18が調心の際に半径方向に移動したり、軸受穴4
0aを中心にして微小に傾動可能な程度としてある。そ
して、側板39とカップリング凹軸18と同心の軸支部
34aとは回転自在に支持されるか、軸受隙間によって
カップリング凹軸18、軸支部34aの軸線は側板39
に対して傾き得るようになっている。
【0077】既に述べたようにカップリング凸軸17が
図14に示すように軸受24の中心にあるカップリング
凹軸18に向って進み、凸部17aが凹部18aに嵌入
していてモータ30が回転すると、カップリング凹軸1
8が回転してカップリング凸軸17に回転を伝える。こ
こで自動調心作用が生じカップリング凹軸18とカップ
リング凸軸17は中心線が一致する方向に力が働く。す
ると軸継手に近い側の側板40の軸受穴40aとカップ
リング凹軸18間には軸受隙間があるので、図19にお
ける紙面上で軸受穴40aを中心にしてカップリング凹
軸18が傾いた場合、軸継手に遠い側の側板39は図示
矢印C方向に移動するので、カップリング凸部17aと
凹部18aの自動調心作用が円滑に行われる。また、上
記自動調心作用の際にカップリング凸軸17が軸受穴4
0aを中心に矢印Cと直角方向に傾く力が働くときは、
前述した側板39を段付小ねじ41が挿通する穴はこの
段付小ねじ39の段部がゆるく挿通する丸穴としておい
てもよい。
【0078】〔実施の形態2〕図20に実施の形態2の
要部を示す。軸継手および開閉カバーと連動して係脱す
る装置および作用は、前実施の形態1と同様である。
【0079】プロセスカートリッジBの反軸継手側の軸
受12c2は装置本体13のカートリッジ装着部の位置
決め溝15bに密に嵌合しており、プロセスカートリッ
ジBのこの軸受12c2は感光体ドラム7の中心と一致
する。プロセスカートリッジBは装置本体13に装着状
態で感光体ドラム7を中心として重力により働くモーメ
ントがトナーフレーム12a側がクリーニングフレーム
12c側よりも大きいので、プロセスカートリッジBの
つき当て部12c1は装置本体13のつき当て部13a
に当接している。プロセスカートリッジBは位置決め溝
15bの中心(軸受12c2の中心)を支点として傾動
可能に支持されている。即ち、プロセスカートリッジB
の軸継手側の軸受24は前記実施の形態1における装置
本体13のカートリッジ装着部の位置決め溝15dとは
半径方向に隙間を有する。そして、カップリング凹軸1
8は側板40の穴40bをゆるく挿通している。側板3
9は不動に装置本体13に固定されていて、大ギア34
を間にしたカップリング凹軸18と同軸の軸支部34a
は側板39の軸受穴39aに回転自在に支持されてい
る。
【0080】図20において、開閉カバー14を閉めた
状態ではガイド部15c上に軸受24の下側が当接して
おり、カップリング凹軸18は穴40bの下側と接近し
て、プロセスカートリッジBは位置決め溝15b側を中
心に感光体ドラム7は軸継手側が下り、カップリング凹
軸18は軸継手側が下って感光体ドラム7の中心(カッ
プリング凸軸17の中心)とカップリング凹軸18の中
心は交叉している。
【0081】モータ30が駆動され、カップリング凹軸
18、カップリング凸軸17、感光体ドラム7が回転す
る。この回転により、カップリング凹軸18の多角形の
凹部18aの凹面18a1と、カップリング凸部17a
の稜線17a1が接して調心作用が生じ、感光体ドラム
7の中心線とカップリング凹軸18の中心は一直線とな
る。ここで位置決め溝15bと側板39の軸受穴39a
の位置を正確に作っておくことにより、プロセスカート
リッジBは光学系1に対して正確な位置に位置される。
【0082】
【実施例】実施の形態に併記した。
【0083】
【発明の効果】本発明の第1の発明はプロセスカートリ
ッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成
装置において、プロセスカートリッジと画像形成装置本
体との間に配された係脱自在で自動調心作用のある軸継
手の画像形成装置本体側の軸継手部材と、前記軸継手の
係脱手段と、を有し、プロセスカートリッジが画像形成
装置本体に位置決めされる位置決め手段を画像形成装置
本体に備えると共に、前記画像形成装置本体側の軸継手
部材が浮動支持されていることにより、光学系とプロセ
スカートリッジとの位置決めが正確に行える共に軸継手
の自動調心作用が円滑に行われる。本発明の第2の発明
は第1の発明において、前記画像形成装置本体側の軸継
手部材は同軸の回転軸の先端に軸継手部が設けられ、前
記回転軸は軸継手部の近い側と遠い側で支持部材により
回転自在に支持され、遠い側で回転軸を支持する支持部
材は回転軸と交叉方向に移動自在に支持されていること
により、簡単な構成により、自動調心作用における装置
本体側の軸継手部材の軸に対する交叉方向の調心を可能
とできる。
【0084】本発明の第3の発明はプロセスカートリッ
ジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する画像形成装
置において、プロセスカートリッジと画像形成装置本体
との間に配された係脱自在で自動調心作用のある軸継手
の画像形成装置本体側の軸継手部材と、前記軸継手の係
脱手段と、を有し、前記軸継手が半径方向に移動自在に
なるように、画像形成装置本体側の軸継手部材およびプ
ロセスカートリッジが画像形成装置本体に浮動支持され
ていることにより、光学系とプロセスカートリッジとの
位置決めが正確に行えると共に軸継手の自動調心作用が
円滑に行われる。
【0085】本発明の第4の発明は第3の発明におい
て、プロセスカートリッジの反軸継手側が画像形成装置
本体に傾動可能に位置決め支持されると共に画像形成装
置本体側の軸継手部材の反軸継手側が傾動可能で且つ回
転自在に支持されていることにより、軸継手部の位置精
度を正確にしなくても、プロセスカートリッジおよび装
置本体の軸継手部材の夫々の反軸継手側の支持部間の精
度のみ確保すればよい。
【0086】本発明の第5の発明は第2の発明におい
て、遠い側で回転軸を支持する支持部材は、画像形成装
置本体の枠体に設けた座部に回転軸の軸方向に対して交
叉する方向に移動可能に取り付けられていることによ
り、回転軸を容易に調心可能な方向へ移動できる。
【0087】本発明の第6の発明は第2の発明におい
て、遠い側で回転軸を支持する支持部材は回転軸と嵌合
する軸受穴を有し、回転軸と軸受穴とは支持部材の移動
による回転軸と支持部材の交角の変化を吸収し得る軸受
隙間を有することにより、回転軸の傾動を許す構成が簡
単となる。
【0088】本発明の第7の発明は第5の発明におい
て、遠い側で回転軸を支持する支持部材は画像形成装置
本体の枠体に設けた座部に植設されたねじ部材に移動自
在に嵌合する支持部材の移動方向に長い長穴を有するこ
とにより、簡単な形状の2部材で回転軸の調心のための
移動ができる。
【0089】本発明の第8の発明は第2の発明において
遠い側で回転軸を支持する支持部材は軸方向に移動しな
いように取り付けられていることにより、調心作用の軸
心移動量は小さく、回転軸の軸継手よりも遠い側の移動
量が小さいので、回転軸の傾斜角と軸受の移動量はほぼ
比例し、円滑な調心作用が行われる。
【0090】本発明の第9の発明は第2の発明におい
て、遠い側で回転軸を支持する支持部材は直線方向に移
動可能であることにより、実質上充分な回転軸の調心の
ための移動量が得られる。
【0091】本発明の第10の発明は第3の発明におい
て、前記画像形成装置本体側の軸継手部材は同軸の回転
軸に設けられ、前記回転軸は前記軸継手部材から離れた
位置において軸承されていることにより、一つの固定し
た軸受のみですみ、調心のための構成が簡単である。
【0092】本発明の第11の発明は第10の発明にお
いて、前記回転軸は前記軸承位置を中心として傾動可能
に支持されていることにより、回転軸が一点支持のた
め、調心作用が円滑に行われる。
【0093】本発明の第12の発明は第10の発明にお
いて、前記回転軸は静止時前記軸承位置以外において傾
動範囲を限定する部材に支持されていることにより、静
止時に軸継手に無理な力が加わらない。
【0094】本発明の第13の発明は第10の発明にお
いて、プロセスカートリッジの反軸継手側をプロセスカ
ートリッジが傾動自在となるように支持するU溝を有す
ることにより、プロセスカートリッジ内の軸継手により
駆動される回転部材はプロセスカートリッジに対して固
定の軸受支持でよく、プロセスカートリッジを格別なも
のとする必要がない。
【0095】本発明の第14の発明は第13の発明にお
いて、前記U溝はプロセスカートリッジを画像形成装置
へ取り外し可能に装着するための装着ガイドの末端に設
けられていることにより、画像形成装置本体にプロセス
カートリッジのガイド手段と別にU溝を設ける必要がな
い。
【0096】本発明の第15の発明は第13の発明にお
いて、プロセスカートリッジの装着方向に対して交叉方
向に前記U溝に対向して軸継手側のU溝が設けられ、軸
継手側のU溝はプロセスカートリッジの傾動を許すよう
に設けられていることにより、プロセスカートリッジを
傾動可能に支持できる。
【0097】本発明の第16の発明は第15の発明にお
いて、軸継手側のU溝はプロセスカートリッジを画像形
成装置へ取り外し可能に装着するための装着ガイドの末
端に設けられていることにより、プロセスカートリッジ
の画像形成装置本体への着脱に影響を与えることなく、
プロセスカートリッジを傾動可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る電子写真画像形成
装置の側断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジの側断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係る電子写真画像形成
装置本体のプロセスカートリッジ装着部の斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態1に係る電子写真画像形成
装置本体のプロセスカートリッ装着部の斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るドラムフランジ
(駆動力伝達部品)の斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係る感光体ドラムの斜
視図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係るプロセスカートリ
ッジ側軸継手部材の縦断面図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係るプロセスカート
リッジの軸継手部材の斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態1に係る電子写真画像形
成装置本体及びプロセスカートリッジの軸継手の斜視図
である。
【図12】本発明の実施の形態1に係る電子写真画像形
成装置本体の駆動系を示す縦断面図である。
【図13】本発明の実施の形態1に係る装置本体に設け
られた軸継手部材とプロセスカートリッジに設けられた
軸継手部材の斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態1に係る装置本体に設け
られた軸継手部材とプロセスカートリッジに設けられた
軸継手部材の斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態1に係る装置本体の開閉
カバーと軸継手部の連動部の構成を表す縦断面図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態1に係る装置本体のプロ
セスカートリッジ駆動時のカップリング凹軸周りの構成
を表す側面図である。
【図17】本発明の実施の形態1に係る本体のプロセス
カートリッジ着脱時のカップリング凹軸周りの構成を表
す側面図である。
【図18】(a),(b)は本発明の実施の形態1を示
すカップリング凸部と凹部の断面図である。
【図19】本発明の実施の形態1の要部を示し、図21
のA−Aの断面図である。
【図20】本発明の実施の形態2の要部を示し、図21
のA−Aの断面図である。
【図21】本発明の実施の形態に係る電子写真画像形成
装置本体の他の駆動系を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給送カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…給送ローラ対 3d…搬送ローラ対
3e…レジストローラ対 3f…ガイド板 3g,3h
…排出ローラ対 3i…手差しトレイ 3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒーター 5
c…定着ローラ 6…排出部 7…感光体ドラム 7a…ドラムシリンダ 7b…感光
層 8…帯電ローラ 9…露光開口 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b…ト
ナー送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ
10e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー溜 12a…トナーフレーム 12b…現像フレーム 12
c…クリーニングフレーム 12c1…つき当て部 1
2c2…軸受 12c4…装着ガイド 13…装置本体 13a…つき当て部 14…開閉カバー 14a…支点 15…ガイド部材 15a…ガイド部 15b…U溝
15c…ガイド部 15d…凹部 16…ドラムフランジ 16a…はす歯ギア 16b…
嵌合部 17…凸軸 17a…凸部 17a1…稜線 17a2
…凸部端面 18…凹軸 18a…凹部 18a1…凹部内面 18
a2…凹部端面 20…小ギア 24…軸受 24a…凸部 24c…装着ガイド 25…ドラムフランジ 25a…ドラム軸 25b…平
歯ギア 25c…嵌合部 30…モータ 30a…軸 34…大ギア 34a…軸支部 35…外カム 35a…アーム 36…内カム 37…リンク 37a…ピン 37b…ピン 38…圧縮コイルばね 39…側板 40…側板 90…歯車列 O17…中心 O91…中心

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 プロセスカートリッジと画像形成装置本体との間に配さ
    れた係脱自在で自動調心作用のある軸継手の画像形成装
    置本体側軸継手部材と、 前記軸継手の係脱手段と、を有し、プロセスカートリッ
    ジが画像形成装置本体に位置決めされる位置決め手段を
    画像形成装置本体に備えると共に、前記画像形成装置本
    体側の軸継手部材が浮動支持されていることを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置本体側の軸継手部材は
    同軸の回転軸の先端に軸継手部が設けられ、前記回転軸
    は軸継手部の近い側と遠い側で支持部材により回転自在
    に支持され、遠い側で回転軸を支持する支持部材は回転
    軸と交叉方向に移動自在に支持されていることを特徴と
    する請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 プロセスカートリッジと画像形成装置本体との間に配さ
    れた係脱自在で自動調心作用のある軸継手の画像形成装
    置本体側軸継手部材と、 前記軸継手の係脱手段と、を有し、前記軸継手が半径方
    向に移動自在になるように、画像形成装置本体側軸継手
    部材及びプロセスカートリッジが画像形成装置本体に浮
    動支持されていることを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 プロセスカートリッジの反軸継手側を画
    像形成装置本体に傾動可能に位置決め支持すると共に画
    像形成装置本体側の軸継手部材の反軸継手側が傾動可能
    で且つ回転自在に支持されていることを特徴とする請求
    項3に記載の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 遠い側で回転軸を支持する支持部材は画
    像形成装置本体の枠体に設けた座部に回転軸の軸方向に
    対して交叉する方向に移動可能に取り付けられている請
    求項2に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 遠い側で回転軸を支持する支持部材は回
    転軸と嵌合する軸受穴を有し、回転軸と軸受穴とは支持
    部材の移動による回転軸と支持部材の交角の変化を吸収
    し得る軸受隙間を有する請求項2に記載の電子写真画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 遠い側で回転軸を支持する支持部材は画
    像形成装置本体の枠体に設けた座部に植設されたねじ部
    材に移動自在に嵌合する支持部材の移動方向に長い長穴
    を有する請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
  8. 【請求項8】 遠い側で回転軸を支持する支持部材は軸
    方向に移動しないように取り付けられている請求項2に
    記載の電子写真画像形成装置。
  9. 【請求項9】 遠い側で回転軸を支持する支持部材は直
    線方向に移動可能である請求項2に記載の電子写真画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像形成装置本体側の軸継手部材
    は同軸の回転軸に設けられ、前記回転軸は前記軸継手部
    材から離れた位置において軸承されている請求項3に記
    載の電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記回転軸は前記軸承位置を中心とし
    て傾動可能に支持されている請求項10に記載の電子写
    真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記回転軸は静止時前記軸承位置以外
    において傾動範囲を限定する部材に支持されている請求
    項10に記載の電子写真画像形成装置。
  13. 【請求項13】 プロセスカートリッジの反軸継手側を
    プロセスカートリッジが傾動自在となるように支持する
    U溝を有する請求項10に記載の電子写真画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記U溝はプロセスカートリッジを画
    像形成装置へ取り外し可能に装着するための装着ガイド
    の末端に設けられている請求項13に記載の電子写真画
    像形成装置。
  15. 【請求項15】 プロセスカートリッジの装着方向に対
    して交叉方向に前記U溝に対向して軸継手側のU溝が設
    けられ、軸継手側のU溝はプロセスカートリッジの傾動
    を許すように設けられている請求項13に記載の電子写
    真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 軸継手側のU溝はプロセスカートリッ
    ジを画像形成装置へ取り外し可能に装着するための装着
    ガイドの末端に設けられている請求項15に記載の電子
    写真画像形成装置。
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