JPH10200958A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH10200958A
JPH10200958A JP9004297A JP429797A JPH10200958A JP H10200958 A JPH10200958 A JP H10200958A JP 9004297 A JP9004297 A JP 9004297A JP 429797 A JP429797 A JP 429797A JP H10200958 A JPH10200958 A JP H10200958A
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communication device
communication
mobile phone
stop
unit
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JP9004297A
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English (en)
Inventor
Atsushi Mitoro
篤志 美登路
Tetsuhisa Morita
哲央 森田
Masao Nemoto
昌穂 根本
Koichi Muraishi
浩一 村石
Takeshi Akiyama
健 秋山
Itsuki Nakajima
厳 中嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等の無線通信装置において使用者
が携帯電話機の使用が禁止されている場所であることを
判断できない場合でも使用の停止を可能とする優れた無
線通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 携帯電話機4に副通信部24を設け使用
禁止場所に設置された送信機3から送出された音波を携
帯電話機4が受信すると、通信部23と空中線25の接
続を開放または携帯電話機4の電源供給の停止を行い、
携帯電話機4と基地局1の通信を停止させることができ
る。したがって、携帯電話機4より電磁波が送出される
ことはないので、医療機器などは影響をうけない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機等の無線
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機等の無線通信機器の普
及が著しく、使用可能場所の拡大が図られている。しか
しながら、使用可能場所が拡大していく上で課題となる
のが、通信機器の発する電磁波の影響である。特に、医
療機器に対する影響について考慮する必要がある。
【0003】以下に従来の携帯電話機等の無線通信装置
の構成について説明する。図5は従来の携帯電話機の構
成図である。図5において1は携帯電話機の基地局、2
は携帯電話機である。
【0004】次に携帯電話機2の構成を示す。21は携
帯電話機2を構成する各部に電源供給を行う電源部、2
2は携帯電話機2を構成する各部の動作状態を遷移する
制御部、23は基地局との通信を確立し情報の送受を行
う通信部、25は通信部23に接続され電磁波と電流変
化の変換を行う空中線、26は携帯電話機2の使用者が
発した情報を通信部23または制御部22に伝達する入
力部、27は通信部23または制御部22から入力され
た情報を使用者に伝達する出力部である。
【0005】次に携帯電話機2の動作状態について説明
する。基地局1より発せられた電磁波は空中線25によ
り電流変化に変換され通信部23に入力され、通信部2
3によって復調され出力部27を通して情報として使用
者に伝達される。
【0006】また、使用者より発せられた情報は入力部
26を通して通信部23に入力され、通信部23により
変調され電流変化として空中線25に入力される。そし
て、空中線25によって電流変化は電磁波に変換されて
送出され基地局1にて受信される。
【0007】携帯電話機2の各部の動作状況は制御部2
2より発せられ、出力部27を通して情報として使用者
に伝達される。また、使用者は入力部26より操作指示
を入力することにより、制御部22が操作指示の解釈を
行い、各部動作状態を遷移させることで携帯電話機2の
操作を行う。
【0008】携帯電話機2が基地局1の送出する電磁波
の到達範囲内に進入した場合、携帯電話機2は基地局1
に対し自己の存在する位置を登録する位置登録を行うた
め自動的に電磁波の送出を行う。以後、携帯電話機2が
基地局1の送出する電磁波の到達する範囲内に存在する
間、携帯電話機2の発信、着信および通話は基地局1を
経由して行われる。基地局1から着信があった場合、携
帯電話機2は基地局1に対して着信応答を行うため自動
的に電磁波の送出を行う。すなわち携帯電話機2の使用
者が発信を意図した場合でなくとも、位置登録又は着信
が可能な場所に携帯電話機2が存在するならば、携帯電
話機2から電磁波の送出が行われる可能性がある。
【0009】そのため、携帯電話機の使用が禁止されて
いる場所では、使用者は入力部より電源切断の指示を与
えることにより、この指示が制御部にて解釈され、電源
部の動作状態を遷移し、通信部に供給される電源を切断
する。このことで使用者は携帯電話機の使用を停止し電
磁波の送出を禁止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線通信装置においては、使用者が無線通信装置の
使用を禁止されている場所であることを判断し、使用の
停止を行う必要があるという問題を有していた。本発明
は、上記従来の問題を解決するものであり、使用者が使
用を禁止されている場所であることを判断できない場合
でも使用の停止を行うことを可能とした、優れた無線通
信装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明は、電磁波または音波による単信または複信の通
信を行う第1の通信手段を用いる第1の通信装置と、こ
の第1の通信装置と単信または複信の通信を行う第1の
通信手段と、電磁波による複信の通信を行う第2の通信
手段とを具備する第2の通信装置と、第2の通信手段を
用いて第2の通信装置と通信を行う第3の通信装置と、
第2の通信装置に具備される第2の通信手段の停止また
は起動を行う停止起動手段とからなり、第1の通信装置
と第2の通信装置が通信を行うことにより、停止起動手
段を動作させることとしたものである。これにより、停
止起動手段によって無線通信装置の使用が禁止されてい
る場所であることを使用者に通知することと、自動的に
使用の停止を行うことが可能となる。
【0012】また、停止起動手段は、第2の通信機に具
備され、第1の通信機と第2の通信機の通信状態に応じ
て第2の通信機が表示の変化または鳴動または振動を行
うことにより第2の通信機の使用者に使用の停止または
許可を促すことを特徴とし、第2の通信機が第1の通信
機による電磁波または音波が到達する範囲内に存在する
か否かを判断することを特徴とする。
【0013】さらに、上記第1の通信手段として上記第
2の通信手段を具備する第4の通信機と、第1の通信手
段として第2の通信手段を用いる第5の通信機とが、第
2の通信手段を用いて行う通信の状態を、停止起動手段
が判断し、第2の通信機と第3の通信機の間で行われる
通信の停止を行うことを特徴とし、上記停止起動手段
は、第4の通信機に接続される警報手段に具備され、こ
の警報手段が鳴動することにより第5の通信機の使用者
に使用の停止を促すことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電磁波または音波による単信または複信の通信を行
う第1の通信手段を用いる第1の通信機と、前記第1の
通信機と単信または複信の通信を行う前記第1の通信手
段及び電磁波による複信の通信を行う第2の通信手段を
具備する第2の通信機と、前記第2の通信手段を用いて
前記第2の通信機と通信を行う第3の通信機と、前記第
1の通信機と前記第2の通信機の通信状態を判断し、前
記第2の通信機に具備される前記第2の通信手段の停止
または起動を行う停止起動手段とからなり、前記第1の
通信機と前記第2の通信機の通信状態により前記停止起
動手段が動作し、前記第2の通信機と前記第3の通信機
の間で行われる通信の停止または起動を行うこととした
ものであり、無線通信機器の使用が禁止されている場所
において、使用者が使用を禁止されている場所であるこ
とを判断できない場合でも使用の停止を行うことができ
るという作用を有する。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、前記停止
起動手段は、前記第2の通信機に具備され、前記第1の
通信機と前記第2の通信機の通信状態に応じて第2の通
信機が表示の変化または鳴動または振動を行うことによ
り第2の通信機の使用者に使用の停止または許可を促す
こととしたものであり、無線通信機器の使用が禁止され
ている場所では使用者に対して使用の停止を促し、使用
が許可された場所では使用許可を促すことができ、さら
に、使用者が禁止されている場所から禁止外の場所へ移
動した場合でも使用禁止が解除されたことを使用者に知
らせることができるという作用を有する。
【0016】また、請求項3記載の発明は、前記停止起
動手段は、前記第2の通信機が第1の通信機による電磁
波または音波が到達する範囲内に存在するか否かを判断
しているので、医療機器などに影響を与えることなく無
線通信機器の場所を検出することができるという作用を
有する。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、前記停止
起動手段は、前記第2の通信機に具備され、前記第2の
通信機の電源供給の停止または開始を行うこととしたも
のであり、無線通信機器の使用が禁止されている場所に
おいて自動的に無線通信機器の電源供給の停止または停
止解除を行うことができるという作用を有する。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、前記第1
の通信手段として前記第2の通信手段を具備する第4の
通信機と、前記第2の通信手段として前記第2の通信手
段を用いる第5の通信機とが、前記第2の通信手段を用
いて行う通信の状態を前記停止起動手段が判断し、前記
第2の通信機と前記第3の通信機の間で行われる通信の
停止または起動を行うこととしたものであり、前記第2
の通信機に前記第1の通信手段を具備せずに、使用者が
使用を禁止されている場所であることを判断できない場
合でも使用の停止を行うことができるという作用を有す
る。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、前記停止
起動手段は、前記第4の通信機に接続される警報手段に
具備され、前記警報手段が鳴動することにより前記第5
の通信機の使用者に使用の停止を促すこととしたもので
あり、無線通信機器の使用が禁止されている場所におい
て、使用者が無線通信機器の状態を確認できない場合で
も、使用者に対して使用の停止を促すことができるとい
う作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明における送信機により携
帯電話機の存在場所を検出する場合の無線通信装置の構
成を示すものである。
【0021】図1において1は携帯電話機の基地局(第
3の通信機)、3は不可聴帯域の音波を送出する送信機
(第1の通信機)、4は携帯電話機(第2の通信機)で
ある。
【0022】次に携帯電話機4の構成を示す。21は携
帯電話機4を構成する各部に電源供給を行う電源部、2
2は携帯電話機4を構成する各部の動作状態を遷移する
制御部、23は基地局1との通信を確立し情報の送受を
行う通信部(第2の通信手段)、24は送信機3より送
出される音波を受信する副通信部(第1の通信手段)、
25は通信部23に接続され電磁波と電流変化の変換を
行う空中線、26は携帯電話機4の使用者が発した情報
を通信部23または制御部22に伝達する入力部、27
は通信部23または制御部22から入力された情報を使
用者に伝達する出力部である。
【0023】次に携帯電話機4の動作状態について説明
する。携帯電話機4が基地局1の送出する電磁波の到達
範囲内に進入した場合は、従来の技術と同様に、携帯電
話機4は基地局1に対し自己の存在する位置を登録する
位置登録を行うため自動的に電磁波の送出を行うが、携
帯電話機4の使用者が発信を意図した場合でなくとも、
位置登録又は着信が可能な場所に携帯電話機4が存在す
るならば、携帯電話機4から電磁波の送出が行われる可
能性がある。
【0024】図2は、携帯電話機を自動的に切断する場
合の動作手順について示すフロー図である。
【0025】図2において、送信機3が携帯電話機4に
音波を送出し(ステップ1、以下「S1」という。)、
携帯電話機4が音波の到達範囲の内に存在する場合(S
2のYES)、送信機3の送出する音波は副通信部24
において受信され、副通信部24から制御部22に対し
て検出信号が出力される(S3)。検出信号を入力され
た制御部22は通信部23の状態遷移を行い(S4)、
通信部23と空中線25の接続を開放する(S5)。こ
こでは、送信機3の送出する媒体として音波を使用した
が、医療機器などに影響を及ぼさない程度の微弱電波な
どの媒体を使用してもよい。
【0026】送信機3は携帯電話機4の使用が禁止され
ている場所に設置され、送信機3の出力する音波の到達
範囲が携帯電話機4の使用を禁止する場所となる。携帯
電話機4の使用が禁止されている場所では携帯電話機4
の通信部23と空中線25の接続が開放されているた
め、基地局1から発せられた電磁波を携帯電話機4で受
信することができない(S6)。そのため、携帯電話機
4から基地局1への位置登録を行うことができず(S
7)、携帯電話機4と基地局1との通信は停止し、携帯
電話機4より電磁波が送出されることはない。また、既
に基地局1に位置登録が完了している場合でも、基地局
1から送出された着信信号を受信することができないた
め、着信動作を行わず、携帯電話機4より電磁波が送出
されることはない。したがって、使用者が携帯電話機使
用禁止の場所に進入すれば、自動的に基地局との通信を
停止させることができる。
【0027】一方、携帯電話機4が送信機3の送出する
音波の到達範囲の外に存在する場合(S2のNO)、副
通信部24から制御部22に対する検出信号は出力され
ず(S8)、通信部23と空中線25の接続の開放が行
われない(S9)。このとき、使用者は携帯電話機を通
常どおり使用をすることができる。
【0028】なお、送信機3を携帯電話機4の使用を禁
止する場所の入口付近に設置しているが、コンサートホ
ールや電車などの天井に設置して同様に携帯電話機4の
使用の停止を促し、携帯電話機4の電源を切断させるよ
うにしてもよい。
【0029】また、上記実施の形態1では、制御部22
が空中線25と通信部23の接続を開放しているが、電
源部21の状態を遷移し、携帯電話機4の各部への電源
供給を停止する構成であってもよい。この場合、送信機
3を携帯電話機4の使用を禁止する場所の進入口にのみ
設置することで、送信機3の近傍を通過した後は、携帯
電話機4の電源供給が停止しているため、携帯電話機4
からの電磁波が送出されることがない。
【0030】(実施の形態2)図3は、使用禁止の場所
・使用許可の場所間を移動したとき携帯電話機を手動的
に切断する場合動作を示すフロー図である。
【0031】図3において、送信機3が携帯電話機4に
音波を送出し(S10)、通信部23と空中線25が接
続している場合に(S11のYES)、携帯電話機4が
送信機3の送出する音波の到達範囲の内に存在し音波を
検出すると、(S12のYES)、副通信部24から制
御部22へ検出信号を出力して(S13)、制御部22
は出力部27の状態を遷移し(S14)、携帯電話機4
の使用者に対して鳴動または表示または振動により、携
帯電話機4の使用が禁止されている場所であることを促
す(S15)。使用者はキー操作などを行うことによ
り、携帯電話機4の入力部26から制御部22に対して
送信停止信号を出力し(S16)、送信停止信号を入力
された制御部22は通信部23の状態を遷移し(S1
7)、通信部23と空中線25の接続を開放する(S1
8)。ここでは、送信機3の送出する媒体として音波を
使用したが、医療機器などに影響を及ぼさない程度の微
弱電波などの媒体を使用してもよい。この場合、送信機
3を携帯電話機4の使用を禁止する場所の入口ゲート等
の進入口にのみ設置することにより、携帯電話機4の使
用者に対し、携帯電話機4の使用の停止を促し、その電
源を手動的に切断させるので、携帯電話機4からの電磁
波が送出されることがなくなる。
【0032】一方、通信部23と空中線25が開放して
いる場合(S11のNO)、すなわち使用者が携帯電話
機4の使用を禁止する場所から進入口を通って使用可能
な場所に出た場合、音波の到達範囲の外に存在し、音波
を検出すると(S19のYES)、副通信部24から制
御部22へ検出信号を出力して(S20)、出力部27
の状態を遷移し(S21)、鳴動、表示または振動する
ことによって携帯電話機4の使用者に対して使用が可能
であることを知らせる(S22)。使用者はキー操作な
どを行うことにより、携帯電話機4の入力部26から制
御部22に対して送信停止解除信号を出力し(S2
3)、送信停止解除信号を入力された制御部22は通信
部23の状態を遷移し(S24)、通信部23と空中線
25を接続する(S25)。
【0033】なお、送信機3を携帯電話機4の使用を禁
止する場所の入口付近に設置しているが、コンサートホ
ールや電車などの天井に設置して同様に携帯電話機4の
使用の停止を促し、携帯電話機4の電源を切断させるよ
うにしてもよい。
【0034】また、上記実施の形態2では、制御部22
が空中線25と通信部23の接続を開放しているが、電
源部21の状態を遷移し、携帯電話機4の各部への電源
供給を停止または停止解除する構成であってもよい。こ
の場合、送信機3を携帯電話機4の使用を禁止する場所
の進入口にのみ設置することで、送信機3の近傍を通過
した後は、携帯電話機4の電源供給が停止しているた
め、携帯電話機4からの電磁波が送出されることがな
い。また、携帯電話機4が使用許可の場所へ移動した場
合は、携帯電話機4の電源供給を開始する。
【0035】(実施の形態3)図4は本発明における疑
似基地局により携帯電話機の存在場所を検出する場合の
無線通信装置の構成を示すものである。第3の実施形態
では上記第1の実施形態の構成に対し送信部3に替え
て、基地局1と同様に携帯電話機2の位置登録および通
信を行うことができる疑似基地局(第4の通信機)5が
存在する。また携帯電話機(第5の通信機)2には、副
通信部24が存在しない、すなわち従来の携帯電話機と
同一の構成である。
【0036】疑似基地局5の送出する電磁波の電界強度
が、基地局1の送出する電磁波の電界強度を超える場所
に携帯電話機2が進入した場合、携帯電話機2は疑似基
地局5に対して位置登録を行う。携帯電話機2からの位
置登録を受信した疑似基地局5は携帯電話機2に対し着
信を行う。携帯電話機2は出力部より鳴動または表示ま
たは振動により着信があることを使用者に伝達する。こ
のことにより携帯電話機2の使用者は携帯電話機2の使
用を禁止されている場所であることを判断することがで
き、携帯電話機2の使用者に対し携帯電話機2の使用の
停止を促すことが可能となる。ここで、実施の形態2の
ように携帯電話機2の使用停止を使用者に促すことなく
自動的(強制的)に行なうようにしてもよい。
【0037】なお、上記実施の形態2の構成に疑似基地
局5に接続された警報装置(図示しない)、または疑似
基地局5と警報装置を具備した入口ゲートを追加した構
成であっても良く、その入口ゲート自体が携帯電話機2
の使用の停止を促す警告を鳴らしてもよい。ここで、基
地局1の送出する電磁波の電界強度を超える場所に携帯
電話機2が存在する場合、携帯電話機2は疑似基地局5
に対して位置登録を行う。携帯電話機2からの位置登録
を受信した疑似基地局5は警報装置5を鳴動させること
で携帯電話機2の使用者に対し、携帯電話機2の使用が
禁止されている場所であることを伝達し、携帯電話機2
の使用を停止することを促すことが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、携帯電話機等の
無線通信機器の使用が禁止されている場所またはその入
口ゲート等の進入口に送信機を設置し、この送信機が送
出する信号を受信する手段を無線通信機器に搭載するこ
とで、無線通信機器の使用が禁止されている場所におい
て、使用者が使用を禁止されている場所であることを判
断できない場合でも使用の停止を行うことができる。ま
た、無線通信機器の使用が許可される場所へ移動した場
合には使用を開始することができるという効果を有す
る。また、送信機に替えて疑似基地局を設置すること
で、無線通信装置に送信機が送出する信号を受信する手
段を特に搭載することなく、無線通信機器の使用が禁止
されている場所において、使用者が使用を禁止されてい
る場所であることを判断できない場合でも使用の停止を
行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における送信機により携帯電話機の存在
場所を検出する場合の無線通信装置の構成図
【図2】本発明における携帯電話機を自動的に切断する
場合の動作手順について示すフロー図
【図3】上記携帯電話機が使用禁止場所、禁止解除場所
間を移動したとき手動的に切断する場合の動作手順につ
いて示すフロー図
【図4】本発明における疑似基地局により携帯電話機の
存在場所を検出する場合の無線通信装置の構成図
【図5】従来の無線通信機器の構成図
【符号の説明】
1 基地局 3 送信機 4 携帯電話機 5 疑似基地局 21 電源部 22 制御部 23 通信部 24 副通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村石 浩一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 秋山 健 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中嶋 厳 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波または音波による単信または複信
    の通信を行う第1の通信手段を用いる第1の通信機と、
    この第1の通信機と単信または複信の通信を行う前記第
    1の通信手段及び電磁波による複信の通信を行う第2の
    通信手段を具備する第2の通信機と、前記第2の通信手
    段を用いて前記第2の通信機と通信を行う第3の通信機
    と、前記第1の通信機と前記第2の通信機の通信状態を
    判断し、前記第2の通信機に具備される前記第2の通信
    手段の停止または起動を行う停止起動手段とからなり、
    前記第1の通信機と前記第2の通信機の通信状態により
    前記停止起動手段が動作し、前記第2の通信機と前記第
    3の通信機の間で行われる通信の停止または起動を行う
    ことを特徴とした無線通信装置。
  2. 【請求項2】 前記停止起動手段は、前記第2の通信機
    に具備され、前記第1の通信機と前記第2の通信機の通
    信状態に応じて第2の通信機が表示の変化または鳴動ま
    たは振動を行うことにより第2の通信機の使用者に使用
    の停止または許可を促すことを特徴とした請求項1記載
    の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記停止起動手段は、前記第2の通信機
    が第1の通信機による電磁波または音波が到達する範囲
    内に存在するか否かを判断することを特徴とした請求項
    1または2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記停止起動手段は、前記第2の通信機
    に具備され、前記第2の通信機の電源供給の停止または
    停止解除を行うことを特徴とした請求項1または2記載
    の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の通信手段として前記第2の通
    信手段を具備する第4の通信機と、前記第1の通信手段
    として前記第2の通信手段を用いる第5の通信機とが、
    前記第2の通信手段を用いて行う通信の状態を、前記停
    止起動手段が判断し、前記第2の通信機と前記第3の通
    信機の間で行われる通信の停止を行うことを特徴とした
    請求項1記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記停止起動手段は、前記第4の通信機
    に接続される警報手段に具備され、この警報手段が鳴動
    することにより前記第5の通信機の使用者に使用の停止
    を促すことを特徴とした請求項2記載の無線通信装置。
JP9004297A 1997-01-14 1997-01-14 無線通信装置 Pending JPH10200958A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087399A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Toshiba Electronic Systems Co Ltd 無線送受信装置及び無線送受信システム
KR100641427B1 (ko) 2005-02-16 2006-10-31 엘지전자 주식회사 Rfid 시스템 및 이동 단말기의 사용 제한 방법
JP2016031645A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 株式会社東芝 電子機器、セキュリティ処理方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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