JPH10196445A - 内燃機関を制御する方法 - Google Patents

内燃機関を制御する方法

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JPH10196445A
JPH10196445A JP9005095A JP509597A JPH10196445A JP H10196445 A JPH10196445 A JP H10196445A JP 9005095 A JP9005095 A JP 9005095A JP 509597 A JP509597 A JP 509597A JP H10196445 A JPH10196445 A JP H10196445A
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JP
Japan
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water temperature
ecu
temperature sensor
predetermined threshold
bank
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JP9005095A
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Koji Endo
浩二 遠藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右バンクの制御のタイミングがずれること
を回避する。 【解決手段】 内燃機関を制御する方法は、第1の運転
状態データと所定のしきい値との比較結果に基づいて左
バンク13aを制御するステップと、ECU11aとE
CU11bとの間で、第2の運転状態データを通信する
ステップと、第2の運転状態データとその所定のしきい
値との比較結果に基づいて右バンク13bを制御するス
テップとを包含する(ステップS106)。第2の運転
状態データのビット幅は第1の運転状態データのビット
幅より小さい。その所定のしきい値は、第2の運転状態
データの変化に適合するように予め設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関を制御す
る方法に関し、特に、複数の電子制御装置間での通信に
基づいて内燃機関を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関を制御する方法として
は、特開平6−146990号公報に記載の方法が知ら
れている。上記公報に記載の方法では、V型エンジンに
取り付けられた1個の水温センサの出力に基づいてエン
ジンの制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報は、V型エン
ジンの各バンクのそれぞれに水温センサを設けること、
V型エンジンの各バンクを異なる電子制御装置によって
独立に制御することについては何ら言及していない。
【0004】V型エンジンの左バンクに設けられた水温
センサの出力を左バンク用電子制御装置に入力し、V型
エンジンの右バンクに設けられた水温センサの出力を右
バンク用電子制御装置に入力する場合には、水温センサ
ごとの個体差や水温センサの取り付け位置に起因して、
左バンクに設けられた水温センサの出力と右バンクに設
けられた水温センサの出力との間に差が生じる可能性が
ある。このように左右バンクの水温センサの出力に差が
生じた場合には、左右バンクについて異なる制御が行わ
れることになる。このことは、エンジンを振動させ、車
両の走行安定性を損なう原因になり得る。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、左右バンクの制御のタイミングがず
れることを回避する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関を制御
する方法は、第1の気筒群を制御する第1の電子制御装
置と第2の気筒群を制御する第2の電子制御装置とを有
する内燃機関を制御する方法であって、該方法は、第1
のビット幅を有する第1の運転状態データと所定のしき
い値との比較結果に基づいて、該第1の気筒群を制御す
るステップと、該第1の電子制御装置と該第2の電子制
御装置との間で、該第1のビット幅より小さい第2のビ
ット幅を有する第2の運転状態データを通信するステッ
プと、該第2の運転状態データと該所定のしきい値との
比較結果に基づいて、該第2の気筒群を制御するステッ
プとを包含し、該所定のしきい値は、該第2の運転状態
データの変化に適合するように予め設定される。これに
より上記目的が達成される。
【0007】以下、作用を説明する。
【0008】本発明の内燃機関を制御する方法によれ
ば、第1の気筒群は、第1の運転状態データと所定のし
きい値との比較結果に基づいて制御され、第2の気筒群
は、第1の運転状態データより小さいビット幅を有する
第2の運転状態データとその所定のしきい値との比較結
果に基づいて制御される。その所定のしきい値は、第2
の運転状態データの変化に適合するように予め設定され
る。これにより、第1の気筒群および第2の気筒群の制
御を同一のタイミングで行うことが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0010】図1は、内燃機関(エンジン)10の動作
を制御する制御装置1の構成を示す。制御装置1は、電
子制御装置(ECU)11aと電子制御装置(ECU)
11bとを含んでいる。ECU11aとECU11bと
は、通信線12を介して互いに通信可能なように接続さ
れている。
【0011】本実施の形態では、エンジン10がV型エ
ンジンである場合について説明する。V型エンジン10
は、第1の気筒群に対応する左バンク13aと、第2の
気筒群に対応する右バンク13bとを有している。左バ
ンク13aは、ECU11aによって制御される。右バ
ンク13bはECU11bによって制御される。このよ
うに、左バンク13aと右バンク13bとは、互いに独
立に制御される。
【0012】左バンク13aには、水温センサ14aが
設けられている。水温センサ14aは、左バンク13a
の水温を検出し、水温を示す検出信号を通信線15aを
介してECU11aに出力する。
【0013】右バンク13bには、水温センサ14bが
設けられている。水温センサ14bは、右バンク13b
の水温を検出し、水温を示す検出信号を通信線15bを
介してECU11bに出力する。
【0014】図2は、制御装置1によって実行される処
理の手順を示す。以下、図2を参照しながら、処理の手
順を各ステップごとに説明する。
【0015】ステップS100:ECU11aとECU
11bとの間の通信状態が安定であるか否かが判定され
る。例えば、ECU11aとECU11bとが互いに通
信状態を監視し、ECU11aおよびECU11bのそ
れぞれにおいて通信の可否を示すフラグを設定する場合
には、両方のフラグがいずれも通信可を示している場合
に通信状態が安定であると判定される。
【0016】あるいは、制御装置1は、バッテリ21か
ら制御装置1に供給されるバッテリ電圧が所定の電圧以
上である場合に通信状態が安定であると判定するように
してもよい。バッテリ電圧が十分に高くない場合には、
通信異常が発生する確率が高いからである。
【0017】あるいは、ECU11aとECU11bと
の間の通信状態が安定であるか否かの判定は、「エンジ
ン10の始動時」か「エンジン10の始動後」かを判定
することによって行われてもよい。エンジン10の始動
時は、ECU11aとECU11bとの間の通信状態が
安定ではないとみなすことができ、エンジン10の始動
後は、ECU11aとECU11bとの間の通信状態が
安定であるとみなすことができるからである。従って、
図2に示されるステップS100は、「エンジン10の
始動時かエンジン10の始動後かが判定される」に置換
され得る。
【0018】「エンジン10の始動時」か「エンジン1
0の始動後」かの判定は、例えば、エンジン10の回転
数が所定の回転数以下であるか否かによって行われる。
制御装置1は、エンジン10の回転数が所定の回転数
(例えば、400回転/分)以下である場合には「エン
ジン10の始動時」であると判定し、そうでない場合に
は「エンジン10の始動後」であると判定する。エンジ
ン10の回転数は、エンジン回転数センサ(図示せず)
によって検出され得る。
【0019】あるいは、「エンジン10の始動時」か
「エンジン10の始動後」かの判定は、スタータ22の
オンオフを検出することによって行われてもよい。制御
装置1は、スタータ22がオンである場合には「エンジ
ン10の始動時」であると判定し、そうでない場合には
「エンジン10の始動後」であると判定する。
【0020】ステップS100において、ECU11a
とECU11bとの間の通信状態が安定であると判定さ
れた場合には、処理はステップS105に進む。そうで
ない場合には、処理はステップS101に進む。
【0021】ステップS101:水温センサ14a、1
4bが異常であるか否かが判定される。例えば、水温セ
ンサ14aの出力が所定の範囲を越えている場合には、
ECU11aは水温センサ14aが異常であると判定す
る。水温センサ14bについても同様である。なお、水
温センサ14a、14bが異常であるか否かを判定する
ために公知の任意の方法が適用され得る。
【0022】ステップS101において、水温センサ1
4a、14bのいずれもが正常であると判定された場合
には、処理はステップS102に進む。そうでない場合
には、処理はステップS103に進む。
【0023】ステップS102:ECU11aは、水温
センサ14aの出力に基づいて左バンク13aを制御す
る。ECU11bは、水温センサ14bの出力に基づい
て右バンク13bを制御する。このことは、ECU11
aとECU11bとの間の通信状態が安定でない場合に
は、左バンク13aと右バンク13bとが独立に制御さ
れることを意味する。しかし、このような独立制御は、
エンジン10を振動させ、車両の走行安定性を損なう原
因にはなり得ない。その理由としては、このような独立
制御は、ECU11aとECU11bとの間の通信状態
が安定するまでの過渡的な制御であるため短期間で終了
すること、エンジン10の始動時には左バンク13aと
右バンク13bの水温差はほとんどないためほとんど同
一の制御とみなせることが挙げられる。
【0024】ステップS103:ECU11a、11b
のそれぞれは、異常が検出された水温センサの出力の代
わりに、デフォルト値に基づいて各バンクを制御する。
そのデフォルト値は、例えば、初期値として80℃に設
定される。そのデフォルト値は、相手バンクから通信さ
れた水温の値に更新される。このようにして、通信状態
が不安定の場合には、通信状態が不安定となる直前に相
手バンクから通信された水温の値によって水温センサが
異常となったバンクを制御する。例えば、ステップS1
01において、水温センサ14aが異常であると判定さ
れたと仮定する。この場合、ECU11aは、水温セン
サ14aの出力を無視し、デフォルト値に基づいて左バ
ンク13aを制御する。ステップS101において、水
温センサ14bが異常であると判定された場合も同様で
ある。
【0025】ステップS104:異常が検出された水温
センサについてダイアグノーシスが出力される。
【0026】ステップS105:水温センサ14aが異
常であるか否かが判定される。異常判定方法は、ステッ
プS101で述べた方法と同様である。
【0027】ステップS105において、水温センサ1
4aが正常であると判定された場合には、処理はステッ
プS106に進む。そうでない場合には、処理はステッ
プS107に進む。
【0028】ステップS106:ECU11aは、水温
センサ14aの出力に基づいて左バンク13aを制御す
る。さらに、ECU11aは、水温センサ14aの出力
を通信線12を介してECU11bに送信する。ECU
11bは、通信線12を介して水温センサ14aの出力
を受信し、その受信した水温センサ14aの出力に基づ
いて右バンク13bを制御する。
【0029】このように、ECU11aとECU11b
との間の通信状態が安定した後には、左バンク13aお
よび右バンク13bは、水温センサ14aの出力に基づ
いて共通に制御される。
【0030】ステップS107:異常が検出された水温
センサ14aの出力の代わりに、水温センサ14bの出
力が左バンク13aの制御と右バンク13bの制御とに
共通に使用される。すなわち、ECU11bは、水温セ
ンサ14bの出力に基づいて右バンク13bを制御す
る。さらに、ECU11bは、水温センサ14bの出力
を通信線12を介してECU11aに送信する。ECU
11aは、通信線12を介して水温センサ14bの出力
を受信し、その受信した水温センサ14bの出力に基づ
いて左バンク13aを制御する。
【0031】このように、ECU11aとECU11b
との間の通信状態が安定した後において、水温センサ1
4aに異常が発生した場合には、左バンク13aおよび
右バンク13bは、水温センサ14bの出力に基づいて
共通に制御される。これにより、左バンク13aおよび
右バンク13bの制御が不可能となることを回避するこ
とができる。
【0032】ステップS108:異常が検出された水温
センサについてダイアグノーシスが出力される。
【0033】ステップS109:イグニッションスイッ
チがオフされたか否かが判定される。「Yes」の場合
には処理は終了し、「No」の場合にはステップS10
0〜S108を繰り返す。
【0034】なお、上述した実施の形態では、ステップ
S105において水温センサ14aが異常であるか否か
を判定した。その代わりに、ステップS105において
水温センサ14bが異常であるか否かを判定してもよ
い。ステップS105において水温センサ14bが正常
であると判定された場合には、ステップS106におい
て左バンク13aおよび右バンク13bを水温センサ1
4bの出力に基づいて制御するようにすればよい。ま
た、ステップS105において水温センサ14bが異常
であると判定された場合には、ステップS107におい
て左バンク13aおよび右バンク13bを水温センサ1
4aの出力に基づいて制御するようにすればよい。単一
の水温センサの正常な出力に基づいて、左バンク13a
および右バンク13bを共通に制御するようにすればよ
いからである。
【0035】以下、上述したステップS106における
ECU11aおよびECU11bによる制御と、ECU
11aとECU11bとの間の通信とについて詳述す
る。
【0036】水温センサ14aの出力は、例えば、2バ
イトの水温データによって表される。以下、このような
2バイトの水温データを水温データTHWLという。水
温データTHWLは、水温センサ14aの出力をECU
11aに入力し、ECU11aにおいてアナログ/デジ
タル変換を行うことによって得られる。水温データTH
WLは、運転状態を示すデータの1つである。本明細書
では、運転状態を示すデータを運転状態データという。
【0037】ECU11aは、水温データTHWLと所
定のしきい値THとを比較し、その比較結果に基づいて
左バンク13aを制御する。例えば、ECU11aは、
水温が80℃を越えたか否か(すなわち、水温データT
HWLが80℃に対応するしきい値THより大きくなっ
たか否か)を判定し、水温が80℃を越えた後にアイド
ル回転数制御(ISC制御)のフィードバック制御を開
始する。
【0038】ステップS106において、ECU11a
は、2バイトの水温データTHWLの上位1バイトを水
温データTHWRとしてECU11bに送信する。この
ように、ECU11aからECU11bに送信される水
温データTHWRのバイト数(ビット幅)は、ECU1
1aにおいて所定のしきい値THとの比較に使用される
水温データTHWLのバイト数(ビット幅)より小さ
い。ECU11aとECU11bとを接続する通信線1
2のバス幅を最小化するためである。
【0039】ECU11bは、ECU11aから受信し
た水温データTHWR(すなわち、水温データTHWL
の上位1バイト)と所定のしきい値THとを比較し、そ
の比較結果に基づいて右バンク13bを制御する。
【0040】所定のしきい値THは、水温データTHW
Lより粗い精度を有する水温データTHWRの変化に適
合するように予め設定される。
【0041】次に、図3を参照して、所定のしきい値T
Hをどのように設定するかを説明する。
【0042】図3において、実線は、時間が経過するに
つれて水温が上昇する場合の水温データTHWLの変化
を示し、破線は、時間が経過するにつれて水温が上昇す
る場合の水温データTHWRの変化を示す。
【0043】実際には、水温データTHWLは水温デー
タTHWRと同様に階段状に変化する。しかし、図3で
は、便宜上、水温データTHWLを直線で表している。
水温データTHWLのLSB(Least Significant Bit)
の大きさは、水温データTHWRのLSB(Least Signi
ficant Bit)の大きさの1/256であるので、水温デ
ータTHWLの変化を直線で近似することができるから
である。また、図3では、便宜上、1バイトの水温デー
タTHWRに下位1バイト(00)16を追加して、水温
データTHWRを2バイトの形式で表記している。ここ
で、(xx)16という表記は、データの値を4ビットご
とに16進表記で表したものである。xは0〜Fのうち
任意の記号である。後述する(xxxx)16という表記
も同様である。
【0044】図3に示す実施の形態では、水温80℃
に、水温データTHWLの値(C000)16と水温デー
タTHWRの値(C000)16とが対応する。また、水
温80.6℃に、水温データTHWLの値(C100)
16と水温データTHWRの値(C100)16とが対応す
る。水温データTHWLは、値(C000)16から値
(C100)16に至るまで256段階に変化する。一
方、水温データTHWRは、値(C000)16から値
(C100)16に至るまで1段階にしか変化し得ない。
【0045】ISC制御におけるフィードバック制御の
開始条件の1つが「水温>80℃」という水温条件が満
たされることであると仮定する。この場合、所定のしき
い値THを水温80℃に対応する値(C000)16に設
定すると、不都合が生じる。左バンク13aでは水温デ
ータTHWLが値(C001)16に到達した時点で水温
条件が満たされるのに対し、右バンク13bでは水温デ
ータTHWRが値(C100)16に到達するまで水温条
件が満たされないこととなり、左バンク13aと右バン
ク13bとの間でフィードバック制御の開始のタイミン
グがずれてしまうからである。図3において、矢印A
は、左バンク13aにおけるフィードバック制御の開始
のタイミングを示し、矢印Bは、右バンク13bにおけ
るフィードバック制御の開始のタイミングを示す。
【0046】このような不都合を解決するために、本実
施の形態では、所定のしきい値THを値(C0FF)16
に設定する。このように所定のしきい値THを設定する
ことにより、左バンク13aおよび右バンク13bのい
ずれにおいても水温データが値(C100)16に到達し
た時点で水温条件が満たされることとなる。その結果、
左バンク13aと右バンク13bとの間でフィードバッ
ク制御の開始のタイミングを同一にすることが可能とな
る。図3において、矢印Cは、左バンク13aおよび右
バンク13bにおけるフィードバック制御の開始のタイ
ミングを示す。
【0047】なお、値(C0FF)16は、厳密には、温
度80℃には対応しない。しかし、所定のしきい値TH
を値(C0FF)16に設定することによって生じる温度
誤差は無視できる程小さい。従って、この温度誤差によ
ってエンジン10の制御に不都合が生じることはない。
【0048】なお、上述した実施の形態では、水温セン
サ14aの出力をECU11aからECU11bに送信
する場合を説明した。しかし、本発明は、水温センサの
出力を使用することに限定されない。水温センサの出力
の代わりに、運転状態を示す任意のデータを使用するこ
とができる。すなわち、本発明は、複数の電子制御装置
の間で運転状態を示す任意のデータを通信する場合に適
用され得る。
【0049】
【発明の効果】本発明の内燃機関を制御する方法によれ
ば、第1の気筒群は、第1の運転状態データと所定のし
きい値との比較結果に基づいて制御され、第2の気筒群
は、第1の運転状態データより小さいビット幅を有する
第2の運転状態データとその所定のしきい値との比較結
果に基づいて制御される。その所定のしきい値は、第2
の運転状態データの変化に適合するように予め設定され
る。これにより、第1の気筒群および第2の気筒群の制
御を同一のタイミングで行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置1の構成を示す図である。
【図2】制御装置1によって実行される処理の手順を示
すフローチャートである。
【図3】所定のしきい値THをどのように設定するかを
説明する図である。
【符号の説明】
1 制御装置 10 エンジン 11a、11b 電子制御装置(ECU) 12 通信線 13a 左バンク 13b 右バンク 14a、14b 水温センサ 15a、15b 通信線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の気筒群を制御する第1の電子制御
    装置と第2の気筒群を制御する第2の電子制御装置とを
    有する内燃機関を制御する方法であって、 該方法は、 第1のビット幅を有する第1の運転状態データと所定の
    しきい値との比較結果に基づいて、該第1の気筒群を制
    御するステップと、 該第1の電子制御装置と該第2の電子制御装置との間
    で、該第1のビット幅より小さい第2のビット幅を有す
    る第2の運転状態データを通信するステップと、 該第2の運転状態データと該所定のしきい値との比較結
    果に基づいて、該第2の気筒群を制御するステップとを
    包含し、 該所定のしきい値は、該第2の運転状態データの変化に
    適合するように予め設定される、方法。
JP9005095A 1997-01-14 1997-01-14 内燃機関を制御する方法 Pending JPH10196445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018070113A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 スズキ株式会社 船外機の表示制御装置および表示制御方法

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JP2018070113A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 スズキ株式会社 船外機の表示制御装置および表示制御方法

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