JPH1019289A - 壁掛け式空気調和装置 - Google Patents

壁掛け式空気調和装置

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Publication number
JPH1019289A
JPH1019289A JP8169662A JP16966296A JPH1019289A JP H1019289 A JPH1019289 A JP H1019289A JP 8169662 A JP8169662 A JP 8169662A JP 16966296 A JP16966296 A JP 16966296A JP H1019289 A JPH1019289 A JP H1019289A
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JP
Japan
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casing
air
flow fan
pipe
heat exchanger
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8169662A
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English (en)
Inventor
Toru Inazuka
徹 稲塚
Takahiro Takenaka
崇博 竹中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP8169662A priority Critical patent/JPH1019289A/ja
Publication of JPH1019289A publication Critical patent/JPH1019289A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】円弧状部分で仕切られない広い配管収容スペー
スを形成し、配管収容スペースへの冷媒配管およびドレ
ン配管の収容作業、並びに配管をケーシング外に導出さ
せる場合の配管同士の接続作業をそれぞれ簡単に行える
ようにする。 【解決手段】ケーシング2 内に、クロスフローファン7
と、吸込口8aから吸込んだ空気流を空気吹出口5 に対し
て真直ぐに案内するようにクロスフローファンの外周囲
より大きな曲率半径でクロスフローファンに沿って円弧
状に膨らむ円弧状部分8cを有する空気流案内部8 とを備
える。クロスフローファンの回転中心o よりも前面2b側
に円弧状部分8cを位置させる。熱交換器よりも下方でか
つ空気吹出口よりも後方に対応するケーシング内の下面
側背面寄り位置に、冷媒配管12およびドレン配管13を収
容する配管収容スペース14を設ける。配管収容スペース
を、ケーシングに対して脱着可能なカバー15により外方
から覆う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風手段としてク
ロスフローファンを備えた壁掛け式空気調和装置に関
し、特に、この装置のケーシング外に導出される冷媒配
管などの配管収容対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、特公平7−5201
6号公報に開示されるように、壁掛け式空気調和装置の
室内機として、クロスフローファンにより送風を行うも
のが知られている。この種の室内機は、図10に示すよ
うに、ケーシング(a) の前面中央部から上端に亘る部分
に空気吸込口(b) が、ケーシング(a) の前面下端部に空
気吹出口(c) がそれぞれ設けられている。そして、ケー
シング(a) 内には、空気吸込口(b) に対向して熱交換器
(d) が、熱交換器(d) の奥側(空気流通下流側)にクロ
スフローファン(e) がそれぞれ配置されている。さら
に、クロスフローファン(e) と空気吹出口(c) との間に
空気流案内部(f) が設けられている。この空気流案内部
(f) は、クロスフローファン(e) の外周囲より大きな曲
率半径でクロスフローファン(e) に沿って円弧状に膨ら
む環状の円弧状部分(h) と、該円弧状部分(h) の上流端
に形成され、空気吹出口(c) に通ずる吸込口(g) とを備
え、該吸込口(g) からクロスフローファン(e) の作動に
より吸込んだ空気流を上記空気吹出口(c) に対して真直
ぐに案内するようにしている。また、空気吹出口(c) に
は、吹出し空気の風向を調整する羽根(i) が設けられて
いる。この場合、空気流案内部(f) は、ケーシング(a)
の背面側に円弧状部分(h) が位置するように配されてお
り、その円弧状部分(h) 側で風速分布を高めるようにク
ロスフローファン(e) が上側から下側へ向かってケーシ
ング(a) の背面側回りで回転している。
【0003】そして、クロスフローファン(e) の駆動に
伴って空気吸込口(b) からケーシング(a) 内に導入した
室内空気を熱交換器(d) の冷媒管を流れる冷媒との間で
熱交換を行うことで温度調整して空調空気とした後、ク
ロスフローファン(e) より空気流案内部(f) 内に吸込ん
で空気吹出口(c) から室内に向かって吹出すようになっ
ている。
【0004】また、熱交換器(d) よりも下方でかつ空気
流案内部(f) よりも後方(背面側)に対応するケーシン
グ(a) 内の下面側背面寄り位置には、配管収容スペース
(m)が設けられ、この配管収容スペース(m) 内に、冷媒
の循環に供される冷媒配管(j) と、熱交換器(d) で発生
した結露水などを排出するためのドレン配管(k) とが円
弧状部分(h) と干渉しないように収容されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
配管収容スペース(m) は、ケーシング(a) 内の下面側背
面寄りにおいて円弧状部分(h) により仕切られた狭いス
ペースとなるので、冷媒配管(j) およびドレン配管(k)
を収容するのが非常に困難であった。
【0006】しかも、このように狭い配管収容スペース
(m) 内の各配管(j,k) に別の配管などを接続してケーシ
ング(a) 外に導出させる場合には、その接続作業が非常
に困難かつ煩わしいものとなる。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、空気流案内部の円弧状部
分に影響されない広い配管収容スペースを形成すること
で、配管収容スペースへの冷媒配管およびドレン配管の
収容を簡単に行えるようにするとともに、これらの配管
をケーシング外に導出させる場合の別の配管との接続作
業を簡単に行えるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、背面(2a)
が壁面(Z) に取り付けられるケーシング(2) と、該ケー
シング(2) に設けられ、室内の空気をケーシング(2) 内
に吸込む空気吸込口(3,4,11,42) と、上記ケーシング
(2) に設けられ、温度調整された空気を室内に吹出す空
気吹出口(5) と、上記空気吸込口(3,4,11,42) と空気吹
出口(5) との間に設けられた空気通路(A) と、上記空気
吸込口(3,4,11,42) に対応するように配置された熱交換
器(6,31)と、該クロスフローファン(7) の外周囲より大
きな曲率半径でクロスフローファン(7) に沿って円弧状
に膨らむ環状の円弧状部分(8c)を有し、該円弧状部分(8
c)の上流端に上記空気吹出口(5) に通ずる吸込口(8a)が
形成され、該吸込口(8a)からクロスフローファン(7) の
作動により吸込んだ空気流を上記空気吹出口(5) に対し
て真直ぐに案内する空気流案内部(8) とを備え、上記空
気吸込口(3,4,11,42) からケーシング(2) 内に導入した
空気を熱交換器(6,31)において温度調整した後、クロス
フローファン(7) より空気流案内部(8) 内に吸込んで空
気吹出口(5) から吹出す壁掛け式空気調和装置を前提と
する。さらに、上記空気流案内部(8) を、クロスフロー
ファン(7) の回転中心(o) よりもケーシング(2) の前面
(2b)側に円弧状部分(8c)を位置せしめるように配し、上
記吸込口(8a)をケーシング(2) の背面(2a)側向きに開口
させる一方、上記空気吹出口(5) をケーシング(2) の下
面(2d)前側寄りに開口させる。そして、上記熱交換器
(6,31)よりも下方でかつ上記空気吹出口(5) よりも後方
に対応するケーシング(2) 内の下面側背面寄りに、配管
収容スペース(14)をケーシング(2) の左右両側面(2e,2
f) 間に亘って設け、この配管収容スペース(14)に、冷
媒の循環に供される冷媒配管(12)と、熱交換器(6,31)で
発生した結露水などを排出するドレン配管(13)とを収容
する構成としたものである。
【0009】これにより、請求項1記載の発明では、配
管収容スペース(14)は、クロスフローファン(7) の回転
中心(o) よりもケーシング(2) の前面(2b)側に円弧状部
分(8c)が位置する空気流案内部(8) によって、ケーシン
グ(2) 内の空気吹出口(5) 後方の下面側背面寄り位置で
円弧状部分(8c)に仕切られない広いスペースが確保さ
れ、冷媒配管(12)およびドレン配管(13)が容易に収容さ
れる。
【0010】しかも、配管収容スペース(14)内の各配管
(12,13) に別の配管などを接続してケーシング(2) 外に
導出させる場合においても、その広い配管収容スペース
内で配管が容易に取り回されて、配管同士の接続作業が
簡単に行える。
【0011】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の構成要件に加えて、ケーシング
(2) に対して脱着可能なカバー(15)により配管収容スペ
ース(14)を外方から覆う構成としたものである。
【0012】これにより、請求項2記載の発明では、各
配管(12,13) がカバー(15)により遮蔽されて外観の見栄
えが良好に保たれる。しかも、各配管(12,13) への接続
作業が、カバー(15)をケーシング(2) から取り外した状
態で行われ、接続作業がさらに簡単に行える。
【0013】さらに、請求項3記載の発明が講じた解決
手段は、請求項2記載の発明の構成要件に加えて、ケー
シング(2) の左右両側面(2e,2f) の一方に対応するカバ
ー(15)側面(15a) に、冷媒配管(12)およびドレン配管(1
3)をケーシング(2) 外に導出する導出孔(16)を形成する
構成としたものである。
【0014】これにより、請求項3記載の発明では、配
管収容スペース(14)内の各配管(12,13) に接続した別の
配管などは、導出孔(16)を介してケーシング(2) 外に導
出され、管同士の接続部分をケーシング内に隠すことも
可能となって、外観の見栄えがより良好に保たれる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】(第1の実施の形態)この第1の実施の形
態では、壁掛け式空気調和装置の室内機に本発明を適用
した場合について説明する。図1は、本形態に係る室内
機(1) の内部構造を示す断面図である。この室内機(1)
は、ケーシング(2) の背面(2a)が垂直な壁面(Z) に対し
て取り付けられるようになっている。また、室内機(1)
は、ケーシング(2)の前面(2b)の中央部から上端部に亘
って前面側空気吸込口(3) が、ケーシング(2) の上面(2
c)に上面側空気吸込口(4) がそれぞれ設けられている。
さらに、ケーシング(2) の下面(2d)の前端部には、空気
吹出口(5) が設けられている。この空気吸込口(3,4) と
空気吹出口(5) との間に空気通路(A) が形成されてい
る。
【0017】ケーシング(2) 内には、各空気吸込口(3,
4) に対応するように熱交換器(6) が配置されている。
この熱交換器(6) は、前面側空気吸込口(3) の下端部に
対向して直立配置された第1熱交換器(6a)と、前面側空
気吸込口(3) の上端部および上面側空気吸込口(4) に対
向して側面視で逆V字状となるよう互いに異なる方向に
傾斜配置された第2および第3熱交換器(6b,6c) とを備
えている。該第2および第3熱交換器(6b,6c) は、互い
の上端部同士つまり第2熱交換器(6b)の後端部と第3熱
交換器(6c)の前端部とが連結されている一方、第2熱交
換器(6b)の前端部(下端部)は第1熱交換器(6a)の上端
部に連結されている。
【0018】この熱交換器(6) よりも空気流通方向の下
流側にはクロスフローファン(7) が配置されている。該
クロスフローファン(7) は、水平軸方向(図1の紙面鉛
直方向)に延びる回転軸(o) を備え、その回転軸(o) 方
向に所定間隔を存して配置されたリング状の複数枚のプ
レート(7a,7a, …) 同士の間に、水平方向に延びる複数
枚の翼(7b,7b, …) が円環状に配列された状態で架設さ
れている。そして、図4に示すように、クロスフローフ
ァン(7) の回転軸(o) の一端は、ケーシング(2) 内の一
側面側(図4では右側)に収容されたファンモータ(M)
の出力軸(Ma)に回転一体に連結されている。
【0019】また、熱交換器(6) よりも空気流通方向の
下流側には、空気吹出口(5) に通ずる吸込口(8a)を有
し、その吸込口(8a)からクロスフローファン(7) の作動
により吸込んだ空気流を空気吹出口(5) に対して真直ぐ
に案内する空気流案内部(8) が設けられている。該空気
流案内部(8) は、その前面(2b)側において空気吹出口
(5) に向かって真直ぐ直線状に延びる前面側直線部分(8
b)を空気流通方向の下流側に有しているとともに、その
前面側直線部分(8b)の上端(上流端)よりクロスフロー
ファン(7) の外周囲に向かって円弧状に突出する環状の
円弧状部分(8c)を上流側に有している。この円弧状部分
(8c)は、クロスフローファン(7) の回転軸(o) (回転中
心)よりもケーシング(2) の前面(2b)側に配され、クロ
スフローファン(7) より大きな曲率半径でクロスフロー
ファン(7) に沿うように円弧状に膨らんで、前面側直線
部分(8b)と一体的に形成されている。また、空気流案内
部(8)は、その反円弧状部分(8c)側となる背面(2a)側に
おいて空気吹出口(5) に向かってほぼ真直ぐ直線状に延
びる背面側直線部分(8d)を有しているとともに、該背面
側直線部分(8d)の上端よりクロスフローファン(7) の略
接線方向に沿って背面(2a)側に突出する突起部分(8e)を
有している。そして、空気流案内部(8) は、円弧状部分
(8c)が上側に、突起部分(8e)が下側にそれぞれ位置する
ように配され、この突起部分(8e)の上流端と円弧状部分
(8c)の上流端との間に上記吸込口(8a)を形成している。
【0020】さらに、図3にも示すように、クロスフロ
ーファン(7) は、ファンモータ(M)の駆動に伴って、図
3における上側から下側へ向かってケーシング(2) の前
面(2b)側回りで回転つまり反時計回り方向に回転するよ
うになっており、吸込口(8a)から空気吹出口(5) に向か
う空気流の風速分布を円弧状部分(8c)側で高めるように
している。また、吸込口(8a)からクロスフローファン
(7) により吸込んだ空気流は、円弧状部分(8c)に沿って
円弧を描いて流れた後、両直線部分(8b,8d) 間において
直線流に変換されて空気吹出口(5) に対して真直ぐに案
内される。
【0021】そして、熱交換器(6) は、第1ないし第3
熱交換器(6a 〜6c) の他に、第4ないし第6熱交換器(6
d 〜6f) を備えている。第4熱交換器(6d)は直立配置さ
れ、その上端部が第3熱交換器(6c)の後端部(下端部)
に連結されている。第5熱交換器(6e)は、クロスフロー
ファン(7) の略接線方向に傾斜して配置され、その上端
部(後端部)が第4熱交換器(6d)の下端部に連結されて
いる。第6熱交換器(6f)は、略水平配置され、その後端
部が第5熱交換器(6e)の下端部(前端部)に連結されて
いる。これら第4ないし第6熱交換器(6d 〜6f) は、第
1ないし第3熱交換器(6a 〜6c) と共に一体的に形成さ
れている。第1熱交換器(6a)の下端部は空気流案内部
(8) の前面側直線部分(8b)の上端付近に、第6熱交換器
(6f)の前端部は空気流案内部(8) の背面側直線部分(8d)
の上端付近にそれぞれ連結され、熱交換器(6) (第1な
いし第6熱交換器(6a 〜6f) )は、空気流案内部(8) を
除いてクロスフローファン(7) の周囲を囲むように配置
されている。そして、クロスフローファン(7) の回転中
心(o) は、ケーシング(2) の中心(n) よりも上側に位置
している。これにより、ケーシング(2) を側面視でより
正方形状に近付けることが可能となり、熱交換器(6) が
ケーシング(2) 内に効率良くコンパクトに収容でき、ケ
ーシング(2) の上下高さ方向の寸法を短縮化させること
ができる。
【0022】また、ケーシング(2) の左右両側面(2e,2
f) には、熱交換器(6) より空気流通方向の上流側にお
いてケーシング(2) 内にその左右両側面(2e,2f) から空
気が導入されるよう側面側空気吸込口(11)(図1に示す
右側面(2f)のもののみ示す)が設けられている。この側
面側空気吸込口(11)は、第4ないし第6熱交換器(6d 〜
6f) の上流側において該第4ないし第6熱交換器(6d 〜
6f) の配置形状に沿って略J字状に切欠いてなる。つま
り、各空気吸込口(3,4,11)は、熱交換器(6) より空気流
通方向の上流側において、空気流案内部(8) を除くクロ
スフローファン(7) の周囲全域からケーシング(2) 内に
空気が導入されるようにケーシング(2) の前面(2b)、上
面(2c)および左右両側面(2e,2f) に開口している。この
場合、ケーシング(2) の左右両側面(2e,2f) からも空気
が吸込まれて、空気流案内部(8) を除くクロスフローフ
ァン(7) の周囲全域からの空気の導入が可能となり、吸
込空気の導入抵抗を効果的に低減させることができる。
【0023】ここで、室内機(1) 作動時の空気の流れに
ついて説明する。
【0024】クロスフローファン(7) の駆動に伴って各
空気吸込口(3,4,11)からケーシング(2) 内に導入されて
熱交換器(6) との熱交換により温度調整された空調空気
は、クロスフローファン(7) を挟んで上下に対向する円
弧状部分(8c)および突起部分(8e)の上流端間の吸込口(8
a)より、空気流案内部(8) 内に背面側向きの吸込口(8a)
を介して円滑に吸込まれた後、ケーシング(2) の前面(2
b)側においてクロスフローファン(7) の外周囲より大き
な曲率半径でクロスフローファン(7) に沿って円弧状に
膨らむ円弧状部分(8c)により、ケーシング(2) の下面(2
d)側で開口する空気吹出口(5) に対して真直ぐ下方向き
に案内されて室内に吹出される。
【0025】その場合、クロスフローファン(7) が上側
から下側へ向かってケーシング(2)の前面(2b)側回りで
回転して、吸込口(8a)から空気吹出口(5) に向かう空気
流の風速分布が円弧状部分(8c)側で高められるようにな
っているので、空気吹出口(5) から吹出す空調空気の吹
出風速も前面(2b)側に行くに従い速くなる。このため、
冬季などの暖房運転時に、この空気吹出口(5) から吹き
出す暖かい空調空気を下方に吹出す上で空気吹出口(5)
の羽根などによって空調空気の吹出し方向を強制的に調
整する必要がなく、空調空気の吹出し風速および吹出し
風量に影響を与えることなく暖かい空調空気を下方に円
滑に吹き出すことができる。しかも、羽根などへの空調
空気の衝突も大幅に減少して騒音の発生を防止すること
ができる。
【0026】また、空気流案内部(8) からの空調空気が
ケーシング(2) の下面(2d)の空気吹出口(5) に対して真
直ぐに案内される上、空気吹出口(5) からの空調空気の
吹出風速も前面(2b)側に行くに従い速くなっていること
から、空調空気は、その前面(2b)側での風速の速い空調
空気によって壁面(Z) との間で押え込まれて該壁面(Z)
に沿って下方に効果的に導かれ、この空気吹出口(5) か
ら真下に吹き出す暖かい空調空気の一部が空気吸込口
(3,4,11)に直ちに吸込まれることが防止されてショート
サーキットの発生を抑制でき、室内機(1) のエネルギ効
率を向上させることができる。
【0027】そして、図2にも示すように、上記熱交換
器(6) よりも下方でかつ上記空気吹出口(5) よりも後方
に対応するケーシング(2) 内の下面側背面寄り位置に
は、断面略矩形状の配管収容スペース(14)がケーシング
(2) の左右両側面(2e,2f) 間に亘って設けられている。
この配管収容スペース(14)には、冷媒の循環に供される
冷媒配管(12,12) と、熱交換器(6) で発生した結露水な
どを排出するドレン配管(13)とがそれぞれ下方に突出し
ている。この冷媒配管(12,12) の突出端(下端)には、
図示しない室外機との間で冷媒を循環可能に接続する冷
媒接続配管(17,17) の各一端がフレアナット(N,N) によ
り接続され、この冷媒接続配管(17,17) を介して冷媒配
管(12,12) がケーシング(2) 外(配管収容スペース(14)
外)に導出されるようになっている。一方、ドレン配管
(13)の突出端(下端)には、室外に結露水を排出可能に
接続するドレン接続配管(18)の一端がフレアナット(N)
により接続され、このドレン接続配管(18)を介してドレ
ン配管(13)がケーシング(2)外に導出されるようになっ
ている。この場合、冷媒接続配管(17,17) は前後で纏め
られて配管収容スペース(14)の後側に、ドレン接続配管
(18)は配管収容スペース(14)の前側にそれぞれ収容され
ている。
【0028】この配管収容スペース(14)は、ケーシング
(2) に対して脱着可能なカバー(15)により外方から覆わ
れている。該カバー(15)は、上方および壁面(Z) 側に開
口する断面略L字状に形成されている。そして、カバー
(15)は、その左右両側面(15a) を側面視でケーシング
(2) の左右両側面(2e,2f) に対して一部オーバラップさ
せた状態でビス(図示せず)により共締めされてケーシ
ング(2) に対して締結されるようになっている。
【0029】また、カバー(15)の左右両側面(15a) に
は、冷媒配管(12,12) およびドレン配管(13)つまり冷媒
接続配管(17,17) およびドレン接続配管(18)をケーシン
グ(2)外に導出させるための導出孔(16)が形成されてい
る。この導出孔(16)は、カバー(15)の左右両側面(15a)
に周縁を残して上方に開口するよう略U字状に切欠かれ
てなる。そして、左右両側面(15a) の導出孔(16)のう
ち、室内機(1) の据付位置に応じてケーシング(2) の左
側面(2e)に対応する一側面(15a) 側(図2では右側)の
導出孔(16)のみが開口するように、他方の側面(15a) 側
(図2では左側)の導出孔(16)は、側面(15)と同一形状
の目隠し板(19)により目隠しされて遮蔽されている。こ
の目隠し板(19)は、左右両側面(15a) のいずれに対して
も脱着自在に取り付けられるようになっている。
【0030】したがって、本実施の形態では、クロスフ
ローファン(7) の回転中心(o) よりもケーシング(2) の
前面(2b)側に空気流案内部(8) の円弧状部分(8c)を位置
せしめ、熱交換器(6) よりも下方でかつ空気吹出口(5)
よりも後方に対応するケーシング(2) 内の下面側背面寄
り位置に配管収容スペース(14)を設けているので、配管
収容スペース(14)は、ケーシング(2) 内の空気吹出口
(5) 後方の下面側背面寄り位置で円弧状部分(8c)に仕切
られない広いスペースが確保され、冷媒配管(12,12) お
よびドレン配管(13)を容易に収容することができる。
【0031】しかも、配管収容スペース(14)内の冷媒配
管(12,12) およびドレン配管(13)に冷媒接続配管(17,1
7) およびドレン接続配管(18)を接続してケーシング(2)
外に導出させる場合に、その広い配管収容スペース(1
4)内で各接続配管(17,18) が容易に取り回される上、カ
バー(15)をケーシング(2) から取り外した状態では、配
管(12,17),(13,18) 同士のフレアナット(N) による接続
作業がさらに簡単に行え、配管(12,17),(13,18) 同士の
接続作業の簡単化を図ることができる。
【0032】さらに、配管収容スペース(14)がカバー(1
5)によって外方から覆われていることにより、各配管(1
2,13) が遮蔽されて外観の見栄えを良好に保つことがで
きる。
【0033】また、カバー(15)の左右両側面(15a) に導
出孔(16)が形成されているので、配管収容スペース(14)
内の各配管(12,13) に接続した冷媒接続配管(17,17) お
よびドレン接続配管(18)が導出孔(16)を介してケーシン
グ(2) 外に導出され、配管(12,17),(13,18) 同士の接続
部分(フレアナット(N) )が配管収容スペース(14)内に
隠されて、外観の見栄えをより高めることができる。し
かも、ケーシング(2)の左側面(2e)に対応する一方の側
板(15a) 側の導出孔(16)を開口させた場合に、ケーシン
グ(2) の右側面(2f)に対応する他方の側板(15a) 側の不
要な導出孔(16)が目隠し板(19)により遮蔽されるので、
不要の導出孔(16)を目隠し板(19)で目隠しして、室内機
(1) の据付位置に応じた効果的な外観の見栄えの向上を
図ることができる。
【0034】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を図5ないし図7に基づいて説明する。
【0035】この第2の実施の形態では、上記第1実施
の形態の空気流案内部の構成を変更している。
【0036】すなわち、本形態では、図5に示すよう
に、空気流案内部(8) および空気吹出口(5) は、クロス
フローファン(7) の回転中心(o) とほぼ同軸回りにケー
シング(2) に対して前後に揺動する揺動部材(21)に備え
られている。この場合、揺動部材(21)により空気流案内
部(8) および空気吹出口(5) を揺動させることで、空気
流案内部(8) より空気吹出口(5) を介して吹出す空気の
吹出し方向が、空調空気の吹出抵抗を増加させることな
く前後方向に変更されるようになっている。
【0037】この揺動部材(21)(空気流案内部(8) )の
円弧状部分(8c)と対向するケーシング(2) の前面(2b)の
略中央部には、前側延出部(23)が一体的に形成されてい
る。この前側延出部(23)と、円弧状部分(8c)の外周面と
の間には、揺動部材(21)の前方揺動を可能とする前側揺
動隙間(22)(揺動隙間)が設けられており、該前側延出
部(23)は、前側揺動隙間(22)を存して円弧状部分(8c)の
外周囲に沿ってケーシング(2) 内側に延出されてなる。
一方、揺動部材(21)の背面側直線部分(8d)と対向するケ
ーシング(2) の下面(2d)の略中央部には、後側延出部(2
5)が一体的に形成されている。この後側延出部(25)と背
面側直線部分(8d)との間には、揺動部材(21)の後方揺動
を可能とする後側揺動隙間(24)(揺動隙間)が設けられ
ており、該後側延出部(25)は、後側揺動隙間(24)を存し
て上方向きでケーシング(2) 内側に延出されてなる。後
側延出部(25)は、ケーシング(2) の下面(2d)としての配
管収容スペース(14)の下面前端より上方に延びる下側延
出部分(25a) と、該下側延出部分(25a) の上端に連設さ
れて上方へ延びる上側延出部分(25b) とからなる。そし
て、前側および後側揺動隙間(22,24) には、揺動部材(2
1)の揺動に追随して揺動隙間(22,24) を閉塞する前側お
よび後側閉塞部材(26,27) が各揺動隙間(22,24) の幅方
向に亘って設けられ、該前側および後側揺動隙間(22,2
4) は、揺動部材(21)の揺動を許容するように閉塞部材
(26,27) により閉塞されている。
【0038】前側閉塞部材(26)は、一端が前側延出部(2
3)の先端(後端)に取り付けられている一方、他端側が
揺動部材(21)の円弧状部分(8c)の外周面に摺接するよう
になっている。また、後側閉塞部材(27)は、一端が後側
延出部(25)(上側延出部分(25b) )の先端(上端)に取
り付けられている一方、他端側が揺動部材(21)の背面側
直線部分(8d)の上端付近に摺接するようになっている。
【0039】該各閉塞部材(26,27) は、揺動部材(21)の
揺動時に追随して変形するような硬質ゴムよりなり、そ
の各揺動隙間(22,24) に対応する部分がそれぞれ熱交換
器(6) より空気流通方向の下流側での空気流によって撓
む方向に湾曲していて、この空気流により各閉塞部材(2
6,27) 他端側でのシールが確実に行えるようになってい
る。これにより、揺動部材(21)の揺動時に、前側および
後側揺動隙間(22,24)が前側および後側閉塞部材(26,27)
により閉塞されて空調空気の洩れをなくし、室内機(1)
のエネルギ損失を確実に防止できる。
【0040】また、図7に示すように、ケーシング(2)
内におけるファンモータ(M) とは反対側の他側面側(図
7では左側)には、揺動部材(21)の他側端に回転一体に
連結された揺動モータ(29)が収容されている。この揺動
モータ(29)とファンモータ(M) とは、互いの出力軸(29
a,Ma)を回転軸(o) の軸心上に一致させた状態で配され
ている。揺動モータ(29)は、揺動部材(21)の前後への揺
動を可能とするよう正逆回転可能に構成されている。
【0041】そして、図6にも示すように、上記熱交換
器(6) よりも下方でかつ揺動部材(21)(空気流案内部
(8) )よりも後方に対応するケーシング(2) 内の下面側
背面寄り位置に、略矩形状の配管収容スペース(31)が設
けられている。該配管収容スペース(31)は、後側延出部
(25)の基端(下端)と背面(2a)の下端との間の前後間を
幅方向に延びて形成されている。尚、揺動部材を除くそ
の他の構成は上記実施の形態の場合と同じであり、同一
の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を
省略する。
【0042】したがって、本実施の形態においては、上
記第1の実施の形態の作用・効果に加えて、揺動部材(2
1)を前方側に揺動させて後側揺動隙間(24)を大きく確保
しておくことで、配管収容スペース(14)内の冷媒配管(1
2,12) およびドレン配管(13)に冷媒接続配管(17,17) お
よびドレン接続配管(18)を接続する接続作業をより簡単
に行うことができる。
【0043】尚、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、その他種々の変形例を包含するもので
ある。例えば、上記各実施の形態では、第1ないし第6
熱交換器(6a 〜6f) を順に連結して熱交換器(6) を構成
したが、図8に示す第1変形例のように、クロスフロー
ファン(7) の回転中心(o) をほぼ中心にして該クロスフ
ローファン(7) の周囲を円状に囲むように配置する熱交
換器(31)が構成されていても良い。この場合には、熱交
換器(31)がケーシング(2) 内で周方向に整然と並んで、
さらにコンパクトに配置できる。また、上記熱交換器(3
1)の構成を第2の実施の形態の室内機(1) に適用しても
良いのは勿論である。
【0044】また、上記各実施の形態では、カバー(15)
を断面略L字状に形成したが、配管収容スペースの周囲
に対応するケーシングの後側直線部分(または後側延出
部分)、背面および左右両側面を下方に延長させること
で、配管収容スペースの下面のみを覆う平板状のカバー
であっても良い。
【0045】さらに、上記各実施の形態では、ケーシン
グ(2) の背面(2a)を壁面(Z) に沿う真直ぐなものとした
が、図9に示す第2変形例のように、ケーシング(2) の
背面(2a)を、その上下両側が壁面(Z) から離れるように
湾曲させ、その背面(2a)の湾曲部分(41)に、熱交換器
(6) より空気流通方向の上流側においてケーシング(2)
内にその湾曲部分(41)からも空気が導入されるような背
面側空気吸込口(42)が設けられていても良い。この場合
には、ケーシング(2) の背面(2a)の湾曲部分(41)からも
背面側空気吸込口(42)を介してケーシング(2) 内に空気
が吸込まれて、吸込空気の導入抵抗をさらに低減でき
る。また、ケーシングの背面は、その上下両側のうちの
少なくとも一方のみが壁面から離れるように湾曲してい
ても良く、この場合には、一方の湾曲部分にのみ背面側
空気吸込口が設けられる。さらにまた、この湾曲部分(4
1)(背面側空気吸込口(42))の構成を第2の実施の形態
または第1変形例に適用しても良いのは勿論である。
【0046】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る壁掛け式空気調和装置によれば、クロスフローファン
の回転中心よりも前面側に円弧状部分を位置させたの
で、ケーシング内の空気吹出口後方の下面側背面寄り位
置に円弧状部分に仕切られない広い配管収容スペースを
確保でき、冷媒配管およびドレン配管を容易に収容でき
るとともに、配管収容スペース内での別の配管との接続
作業を簡単に行うことができる。
【0047】請求項2記載の発明における壁掛け式空気
調和装置によれば、配管収容スペースを脱着可能なカバ
ーにより外方から覆うので、各配管を遮蔽して外観の見
栄えを良好に保つことができるとともに、カバー取り外
した状態で各配管への接続作業を行えて接続作業のさら
なる簡単化を図ることができる。
【0048】さらに、請求項3記載の発明における壁掛
け式空気調和装置によれば、ケーシングの左右両側面の
一方に対応するカバーの側面に導出孔を形成したので、
配管収容スペース内での別の配管との接続部分をケーシ
ング内に隠すことができ、外観の見栄えをより良好に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る室内機の縦断
側面図である。
【図2】同じくケーシングからカバーを取り外した状態
の室内機の斜視図である。
【図3】同室内機内部を流れる空気の流線を示す図であ
る。
【図4】同室内機の正面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る図1相当図で
ある。
【図6】同じく図2相当図である。
【図7】同じく図3相当図である。
【図8】第1の実施の形態の第1変形例に係る図1相当
図である。
【図9】第1の実施の形態の第2変形例に係る室内機の
側面図である。
【図10】従来例に係る図1相当図である。
【符号の説明】
(1) 室内機(空気調和装置) (2) ケーシング (2a) 背面 (2b) 前面 (2d) 下面 (2e,2f) 側面 (3) 前面側空気吸込口(空気吸込口) (4) 上面側空気吸込口(空気吸込口) (5) 空気吹出口 (6,31) 熱交換器 (7) クロスフローファン (8) 空気流案内部 (8a) 吸込口 (8c) 円弧状部分 (11) 側面側空気吸込口(空気吸込口) (12) 冷媒配管 (13) ドレン配管 (15) カバー (15a) 側面 (16) 導出孔 (42) 背面側空気吸込口(空気吸込口) (A) 空気通路 (Z) 壁面 (n) ケーシングの中心 (o) クロスフローファンの回転軸の中心(回転中
心)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面(2a)が壁面(Z) に取り付けられるケ
    ーシング(2) と、 該ケーシング(2) に設けられ、室内の空気をケーシング
    (2) 内に吸込む空気吸込口(3,4,11,42) と、 上記ケーシング(2) に設けられ、温度調整された空気を
    室内に吹出す空気吹出口(5) と、 上記空気吸込口(3,4,11,42) と空気吹出口(5) との間に
    設けられた空気通路(A) と、 上記空気吸込口(3,4,11,42) に対応するように配置され
    た熱交換器(6,31)と、 該熱交換器(6,31)より空気流通下流側に配置されたクロ
    スフローファン(7) と、 該クロスフローファン(7) の外周囲より大きな曲率半径
    でクロスフローファン(7) に沿って円弧状に膨らむ環状
    の円弧状部分(8c)を有し、該円弧状部分(8c)の上流端に
    上記空気吹出口(5) に通ずる吸込口(8a)が形成され、該
    吸込口(8a)からクロスフローファン(7) の作動により吸
    込んだ空気流を上記空気吹出口(5) に対して真直ぐに案
    内する空気流案内部(8) とを備え、 上記空気吸込口(3,4,11,42) からケーシング(2) 内に導
    入した空気を熱交換器(6,31)において温度調整した後、
    クロスフローファン(7) より空気流案内部(8)内に吸込
    んで空気吹出口(5) から吹出す壁掛け式空気調和装置に
    おいて、 上記空気流案内部(8) は、クロスフローファン(7) の回
    転中心(o) よりもケーシング(2) の前面(2b)側に円弧状
    部分(8c)が位置するように配され、上記吸込口(8a)がケ
    ーシング(2) の背面(2a)側向きに開口している一方、上
    記空気吹出口(5) がケーシング(2) の下面(2d)前側寄り
    に開口しており、 上記熱交換器(6,31)よりも下方でかつ上記空気吹出口
    (5) よりも後方に対応するケーシング(2) 内の下面側背
    面寄りには、配管収容スペース(14)がケーシング(2) の
    左右両側面(2e,2f) 間に亘って設けられ、 この配管収容スペース(14)には、冷媒の循環に供される
    冷媒配管(12)と、熱交換器(6,31)で発生した結露水など
    を排出するドレン配管(13)とが収容されていることを特
    徴とする壁掛け式空気調和装置。
  2. 【請求項2】 上記配管収容スペース(14)は、ケーシン
    グ(2) に対して脱着可能なカバー(15)により外方から覆
    われている請求項1記載の壁掛け式空気調和装置。
  3. 【請求項3】 上記ケーシング(2) の左右両側面(2e,2
    f) の一方に対応するカバー(15)側面(15a) には、冷媒
    配管(12)およびドレン配管(13)をケーシング(2) 外に導
    出する導出孔(16)が形成されている請求項2記載の壁掛
    け式空気調和装置。
JP8169662A 1996-06-28 1996-06-28 壁掛け式空気調和装置 Withdrawn JPH1019289A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104949198A (zh) * 2014-03-28 2015-09-30 三菱电机株式会社 空调机
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KR20200126139A (ko) * 2019-04-29 2020-11-06 주식회사 교원 설치위치 및 토출구의 방향성에 따라 조작버튼 위치변경이 가능한 공기청정기 시스템

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