JPH10191128A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH10191128A
JPH10191128A JP8351255A JP35125596A JPH10191128A JP H10191128 A JPH10191128 A JP H10191128A JP 8351255 A JP8351255 A JP 8351255A JP 35125596 A JP35125596 A JP 35125596A JP H10191128 A JPH10191128 A JP H10191128A
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JP8351255A
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Kenji Abe
健志 安部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置の操作性及び携帯性を向上させると
ともに、小型化を可能にする。 【解決手段】 分離合体可能な画像入力部7001と、
記録再生部7002と、表示部7102とにより構成さ
れる撮像装置において、上記分離合体可能な各部に、分
離している時に各々の信号の授受をワイヤレスで行うよ
うにするためのワイヤレス通信手段を設けるとともに、
合体している時に各々の信号の授受を有線で行うための
有線通信手段を設け、かつ上記有線通信手段を構成する
通信端子と、電源供給を行うための電源端子とを同一面
に設けることにより、匡体の内部において、バッテリィ
から電源の供給を受ける電源基板と本体側へ信号を供給
する画像入力基板とを相互に接近させて設けることがで
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に係わり、
特に、ビデオ一体型VTRなどの撮像装置において、画
像入力部、表示部および記録再生部を分離可能に構成
し、分離時における信号の授受をワイヤレスで行うよう
にした装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤレス撮像装置の概略構成の
外観を、図13(a)および(b)に示す。図13にお
いて、5001はワイヤレスカメラ本体、5002はワ
イヤレス信号を受信する本体部、5011、5012は
ワイヤレス信号を伝送するためのアンテナ、5010は
カメラレンズである。
【0003】図14は、従来のワイヤレス撮像装置の回
路ブロックの他の例を説明するための図である。図14
において、5201はカメラ部、5202は表示部及び
記録再生部を含む本体部である。
【0004】また、5211はカメラの撮像部、521
2は撮像部5211からのアナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換回路、5213はA/D変換回路
5212のデジタル信号を処理するカメラ信号処理回
路、5217はカメラ信号処理回路5213を制御する
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)であ
る。5232はカメラ部電源スイッチで、不図示のバッ
テリィからカメラ部5201の各電気回路へ供給する電
源をオン/オフするためのものである。
【0005】5216はカメラ部操作キーであり、この
カメラ部操作キー5216が操作されると上記マイコン
5217がその情報を読み取る。マイコン5217は、
上記カメラ部操作キー5216の操作状態を読み取る
と、操作状態に対応する信号を制御信号として、ワイヤ
レス送信回路5231を介して送信アンテナ5233か
ら本体部5202へ送信する。
【0006】また、A/D変換回路5212からの映像
信号も変調回路5230及びワイヤレス送信回路523
1を介して送信アンテナ5233から本体部5202へ
と送信される。
【0007】カメラ部5201の送信アンテナ5233
から送信された電波は、本体部5202の受信アンテナ
5234により受信され、ワイヤレス受信回路5235
及び復調回路5236に供給されて元の映像信号に復調
される。そして、受信アンテナ5234で受信された信
号のうち、カメラ部5201のマイコン5217から出
力された制御信号は、ワイヤレス受信回路5235より
第1のマイコン5220に送出される。
【0008】なお、上記本体部5202には、2つのマ
イコン5220及び5221が設けられており、第2の
マイコン5221はVTR全体のシステムコントロール
を主に行っており、第1のマイコン5220と第2のマ
イコン5221はお互いに通信している。
【0009】5237は本体部電源スイッチで、不図示
のバッテリィから本体部の各電気回路へ供給する電源の
オンオフを行うためのものである。5219は本体部の
操作キーで、第1のマイコン5220がその操作状況を
読み取るようになされている。復調回路5236からの
デジタル信号は、D/A変換回路5214によりアナロ
グ信号に戻されてファインダー部5215に供給され
る。
【0010】ファインダー部5215は、カメラ部52
01の撮像部5211で撮像した画像を表示するための
ものであり、撮像中の映像を不図示の観察者がモニタで
きるようにするために設けられているものである。52
22はVTRのメカ部であり、このメカ部5222の動
作を、上記第2のマイコン5221が上記第1のマイコ
ン5220と通信しながら制御している。
【0011】5223はレコーダ信号処理回路であり、
D/A変換回路5214から出力される映像信号を処理
して電磁変換ブロック5224に供給し、記録媒体52
25(カセットテープ)に記録させるためのものであ
る。記録媒体5225は、VTRのメカ部5222によ
って駆動される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように構成さ
れた従来の撮像装置においては、ワイヤレス通信をしな
い場合、ワイヤレスカメラ部5201と受信側本体52
02との間の通信を行うために有線で接続しなければな
らなかった。また、受信側本体5202からワイヤレス
カメラ部5201へ電源供給を行うためには、通信用の
ケーブルとは別のケーブルを接続しなければならなかっ
た。このため、従来の撮像装置は操作性及び携帯性が悪
く、また、小型化を行うことが困難であった。
【0013】また、ワイヤレス通信をしない場合、ワイ
ヤレスカメラ部5201のバッテリィを装着したまま受
信側本体5202に取り付けるようにしていた。しか
し、受信側本体5202もバッテリィを装着しているの
で、この状態ではワイヤレスカメラ部5201及び受信
側本体5202の両方でバッテリィを持つことになる問
題があった。すなわち、ワイヤレスカメラ部5201及
び受信側本体5202が重複してバッテリィを持つこと
になるので、撮像装置の重量および体積が大きくなって
携帯性が悪くなるとともに、小型化の妨げになってい
た。
【0014】また、従来の撮像装置の場合には、ワイヤ
レス通信のためのアンテナが筐体の外部に突出している
ため、使用していないときにアンテナが邪魔になり、携
帯性を悪くする問題があった。また、ワイヤレス通信を
行わないときに、アンテナが突出しているので、撮像装
置の意匠性を低下させる問題もあった。
【0015】本発明は上述の問題点にかんがみ、撮像装
置の操作性及び携帯性を向上させるとともに、小型化を
可能にすることを第1の目的とする。
【0016】また、ワイヤレス通信を行わないときの操
作性及び意匠性を向上させることを第2の第1の目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、互
いに分離合体可能な画像入力部と、記録再生部と、表示
部とにより構成される撮像装置において、上記分離合体
可能な画像入力部、記録再生部及び表示部のそれぞれ
が、分離時における信号の授受をワイヤレスで行うため
のワイヤレス通信手段と、合体時における信号の授受を
有線で行うための有線通信手段とを具備し、上記有線通
信手段を構成する通信端子と、電源供給を行うための電
源端子とが同一面に設けられていることを特徴としてい
る。
【0018】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記通信端子と電源端子とが、上記画像入力部、記録再
生部及び表示部にそれぞれ設けられている各取り付け部
と同一面に配設されていることを特徴としている。
【0019】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記通信端子と電源端子とが、上記画像入力部、記
録再生部及び表示部にそれぞれ設けられているバッテリ
ィ取付部と同一面にに設けられていることを特徴として
いる。
【0020】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、互いに分離合体可能な画像入力部と、記録再生部
と、表示部とにより構成される撮像装置において、上記
画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離合体状態の
検出手段と、分離時にワイヤレスで信号の授受を行うた
めのワイヤレス通信手段と、合体時に有線で信号の授受
を行うための有線通信手段とをそれぞれ具備し、上記画
像入力部、記録再生部及び表示部は、分離時にはワイヤ
レスで通信を行い、合体時には有線で通信を行うことを
特徴としている。
【0021】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、互いに分離合体可能な画像入力部と、記録再生部
と、表示部とにより構成される撮像装置において、上記
画像入力部、記録再生部及び表示部が、動作用電源を供
給するためのバッテリィと、電源の授受を行うための電
源端子とをそれぞれ具備し、上記画像入力部、記録再生
部及び表示部は、分離時にはそれぞれが具備するバッテ
リィより電源供給を行い、合体時には何れか一方から他
方へと電源供給を行うことを特徴としている。
【0022】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、互いに分離合体可能な画像入力部と、記録再生部
と、表示部とにより構成される撮像装置において、上記
画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離時にワイヤ
レスで信号の授受を行うためのワイヤレス通信手段と、
合体時に有線で信号の授受を行うための有線通信手段
と、上記ワイヤレス通信手段と有線通信手段とを選択す
る切替手段とをそれぞれ具備することを特徴としてい
る。
【0023】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、互いに分離合体可能な画像入力部と、記録再生部
と、表示部とにより構成される撮像装置において、上記
画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離合体状態の
検出手段と、分離時にワイヤレスで信号の授受を行うた
めのワイヤレス通信手段と、合体時に有線で信号の授受
を行うための有線通信手段と、上記ワイヤレス通信手段
と有線通信手段とを選択する切替手段とをそれぞれ具備
し、上記分離合体状態の検出手段の出力信号により上記
切替手段を制御してワイヤレス通信と有線通信との切替
を行うようにしたことを特徴としている。
【0024】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、少なくとも画像入力部と表示部とが分離合体可能に
構成されていて、分離時に上記画像入力部と表示部との
信号の授受をワイヤレスで行うためのワイヤレス通信手
段を各々が有する撮像装置において、上記ワイヤレスで
信号の授受を行うために使用する送受信アンテナの収納
部を具備することを特徴としている。
【0025】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記送受信アンテナの収納部がバッテリィ取り付け
面に設けられていることを特徴としている。
【0026】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記送受信アンテナの収納部が、上記画像入力部と
表示部とを取り付ける側の面に設けられていることを特
徴としている。
【0027】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、画像入力部と、記録再生部と、表示部とが分離合体
可能に構成されていて、上記画像入力部、記録再生部及
び表示部における相互の信号の授受をワイヤレスで行う
ためのワイヤレス通信手段を各々が有する撮像装置にお
いて、上記ワイヤレスで信号の授受を行うための送受信
アンテナの収納部を具備することを特徴としている。
【0028】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記送受信アンテナの収納部がバッテリィ取り付け
面に設けられていることを特徴としている。
【0029】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記送受信アンテナの収納部が、上記画像入力部あ
るいは記録再生部、あるいは表示部の取り付け側の面に
設けられていることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮像装置の実施形
態を図面を参照して説明する。 (第1の実施例)図1(a)〜(d)は、本発明の第1
の実施形態の概略構成を示す外観図である。図1におい
て、7001は画像入力部、7002は記録再生部であ
り、7102は表示部である。図1(a)〜(c)で
は、画像入力部7001、記録再生部7002及び表示
部7102を分離した状態で示している。この状態にお
いては、画像入力部7001、記録再生部7002及び
表示部7102は、それぞれのアンテナ7033、70
34、7134を介してワイヤレス通信を行っている。
【0031】記録再生部7002に示されている700
2a、7002b、7002c、7002dはロック穴
であり、これらのロック穴7002a〜7002dは、
後述するように、記録再生部7002と表示部7102
とを合体させるときに用いるために設けられている。
【0032】また、表示部7102に示されている71
15はファインダー部であり、画像入力部7001より
送信される画像を表示するために設けられているもので
ある。これにより、上記ファインダー部7115を見れ
ば、画像入力部7001で撮影している画像を使用者が
モニタすることができる。
【0033】次いで、7041、7043、7143は
バッテリィである。また、7050及び7150は取付
部、7052及び7152はコネクタ、7055及び7
155は電源供給端子である。
【0034】図1(d)は、画像入力部7001、記録
再生部7002及び表示部7102を合体した状態を示
す斜視図である。この状態においては、画像入力部70
01はバッテリィ7041が取り外されており、記録再
生部7002の取付部7050に取り付けられて、画像
入力部7001と記録再生部7002とが一体的に合体
している。
【0035】また、記録再生部7002に設けられてい
るロック穴7002a、7002b、7002c、70
02dと、表示部7102に設けられているロック爪
(図示せず)とが嵌合することで、記録再生部7002
と表示部7102とが一体的に合体している。なお、こ
れらを取付る構造の詳細は、図8を参照しながら後述す
る。
【0036】本実施形態の撮像装置においては、このよ
うに合体した場合は、画像入力部7001側のコネクタ
(図2中のコネクタ8051)と、記録再生部7002
のコネクタ7052とを介して信号の授受を行う。すな
わち、合体した状態ではワイヤレスの信号伝送ではな
く、有線により信号の伝送を行うようにしている。な
お、合体時など、アンテナを使用しない時は後述するア
ンテナ収納部にアンテナ7033、7034及び713
4を収納して合体するようになっている。
【0037】また、記録再生部7002側のコネクタ7
053と、表示部7102側のコネクタ(図示せず)と
が接続されることにより、これらの記録再生部7002
と表示部7102との間の伝送が有線で行われる。
【0038】以上のようにして画像入力部7001、記
録再生部7002及び表示部7102が一体的に結合さ
れるこれにより、画像入力部7001で撮影した画像を
記録再生部7002経由で表示部7102のファインダ
ー部7115に表示したり、記録再生部7002での再
生画像をファインダー部7115に表示したりすること
が可能となる。
【0039】また、画像入力部7001側の電源供給端
子(図2中の7141)と記録再生部7002側の電源
供給端子7055を介して、画像入力部7001に電力
が供給される。なお、図1に示した例では、画像入力部
7001を記録再生部7002へ取り付けたが、画像入
力部7001は記録再生部7002へ取り付ける代わり
に表示部7102に取り付けても良い。
【0040】また、記録再生部7002と表示部710
2とを合体し、これらと画像入力部7001とをワイヤ
レスで通信するようにしても良い。また、画像入力部7
001と記録再生部7002とを合体し、表示部710
2とはワイヤレスで通信するようにしても良いし、ある
いは画像入力部7001と表示部7102とを合体し、
記録再生部7002とはワイヤレスで通信するようにし
ても良い。なお、図1には示していないが、アンテナ7
033、7034及び7134には、図3、図4及び図
5で説明するものと同様なアンテナ収納部に収納される
ようになされている。
【0041】図2は、本発明の第1の実施形態に係わる
撮像装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、図1に示した構成部材と同じ構成部材については同
じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】画像入力部7001中の8011は撮像
部、8012は撮像部8011から出力されるアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路、801
3はA/D変換回路8012から入力されるデジタル信
号を処理する信号処理回路、8017は信号処理回路8
013の動作を制御するマイクロコンピュータ(以下、
マイコンと略す)である。上記マイコン8017は、撮
像部8011とも通信を行っていて、撮像部8011の
撮像動作を制御している。
【0043】8032は画像入力部の電源スイッチで、
電源供給端子7141を介して入力されるバッテリィ7
041からの電源供給を、マイコン8017を介して各
電気回路へ供給する電源のオンオフ制御を行う。また、
マイコン8017はバッテリィ7041の残量などの情
報を受け取っている。
【0044】8016は画像入力部操作キーであり、そ
の操作状態をマイコン8017が読み取るようになされ
ている。マイコン8017は、読み取った情報を制御信
号としてワイヤレス送信回路8031を介して、アンテ
ナ7033から記録再生部7002及び表示部7102
へ送信する。
【0045】また、画像入力部の信号処理回路8013
から出力される映像信号が変調回路8030及びワイヤ
レス送信回路8031を介してアンテナ7033に供給
され、このアンテナ7033から記録再生部7002及
び表示部7102へと送信される。
【0046】アンテナ7034により受信された電波
は、ワイヤレス受信回路8035及び復調回路8036
に与えられて映像信号に復調される。また、アンテナ7
034入力される信号のうち、画像入力部7001のマ
イコン8017から出力された制御信号は、ワイヤレス
受信回路8035より第1のマイコン8020に供給さ
れる。
【0047】なお、この記録再生部7002には、第1
のマイコン8020の他に第2のマイコン8021が設
けられており、第2のマイコン8021は、主にVTR
全体のシステムコントロールを行う。なお、これらの第
1のマイコン8020及び第2のマイコン8021は、
お互いに情報をやり取りするようにしている。
【0048】8037は記録再生部7002の電源スイ
ッチで、本体バッテリィ7043から記録再生部700
2の各電気回路へ供給される電源のオン/オフを行うた
めのものである。8019は操作キーで、第1のマイコ
ン8020がその情報を読み取る。そして、操作キー8
019の操作が画像入力部7001の操作に係わる操作
の場合(例えば、撮像部のレンズの焦点距離を変えるズ
ーム操作や、ピントを変えるフォーカス操作)、第1の
マイコン8020からの制御信号がワイヤレス送信部8
045を介してアンテナ7034へ供給され、アンテナ
7034から画像入力部7001へ送信される。
【0049】画像入力部7001においては、アンテナ
7033を介して入力される信号のうち、記録再生部7
002の第1のマイコン8020から送信された制御信
号は、ワイヤレス受信部8042よりマイコン8017
に供給される。マイコン8017は、記録再生部700
2からの制御信号に応じて、画像入力部7001の種々
の制御を行う。
【0050】次いで、8022はVTRのメカ部であ
り、その動作は第2のマイコン8021により制御され
る。第2のマイコン8021は第1のマイコン8020
と通信しながらメカ部8022の動作を制御する。
【0051】8023はレコーダ信号処理回路であり、
復調回路8036及びD/A変換回路8014から供給
される映像信号を処理し、電磁変換ブロック8024を
介して記録媒体8025(カセットテープ)に記録させ
る。記録媒体8025は、VTRのメカ部8022によ
って駆動される。
【0052】再生の際は、記録時とは逆の信号の流れで
映像信号が再生される。すなわち、記録媒体8025か
ら読みだされた信号は、電磁変換ブロック8024、レ
コーダ信号処理回路8023、A/D変換回路806
1、変調回路8026を経てワイヤレス送信部8045
に送られる。そして、このワイヤレス送信部8045か
らアンテナ7034に出力され、アンテナ7034から
表示部7102へ送信される。
【0053】なお、上述の説明では、記録部あるいは再
生部をVTRとしているが、半導体などの固体メモリ
ー、ハードディスク、光記録媒体などの記録媒体を用い
ても構わない。
【0054】図2中、7051、7052、7053は
コネクタであり、画像入力部7001と記録再生部70
02とが合体した場合には、アンテナ7033及び70
34を介して行うワイヤレス通信ではなく、これらのコ
ネクタ7051〜7053を介して行う有線通信に用い
る。
【0055】表示部7102では、アンテナ7134に
より受信された電波が、ワイヤレス受信部8135及び
復調回路8136に与えられて映像信号に復調される。
なお、アンテナ7134を介して入力される信号のう
ち、画像入力部7001のマイコン8017から出力さ
れた制御信号は、ワイヤレス受信部8135よりマイコ
ン8120に伝送される。8137は表示部7102の
電源スイッチであり、本体バッテリィ7143から表示
部7102の各電気回路へ供給する電源をオン/オフす
るためのものである。
【0056】7155は、電源供給端子であり、画像入
力部7001が合体されたときに本体バッテリィ714
3の電力を動作電源として画像入力部7001に供給す
るために用いられる。
【0057】8119は操作キーであり、その操作状況
をマイコン8120が読み取る。そして、操作キー81
19の操作状況が画像入力部7001の操作に係わる操
作の場合(例えば、撮像部のレンズの焦点距離を変える
ズーム操作や、ピントを変えるフォーカス操作)には、
マイコン8120から制御信号が出力され、ワイヤレス
送信部8145を介してアンテナ7134に与えられ、
アンテナ7134から送信される。
【0058】そして、アンテナ7134から送信された
電波が画像入力部7001のアンテナ7033により受
信される。受信された電波のうち、表示部7102のマ
イコン8120から出力された制御信号は、ワイヤレス
受信部8042よりマイコン8017に供給される。こ
れにより、マイコン8017は、表示部7102から出
力された制御信号に応じて、画像入力部7001の種々
の制御を行う。
【0059】復調回路8136から出力されたデジタル
信号は、D/A変換回路8114によりアナログ信号に
変換される。そして、このアナログに変換された映像信
号がファインダー部8115に与えられて表示される。
これにより、画像入力部7001の撮像部8011で撮
像された画像を、不図示の観察者がモニタすることがで
きるようになる。
【0060】次いで、8144は表示回路であり、マイ
コン8120から出力された制御信号によりファインダ
ー部8115へ種々の表示を行う。7152、8153
はコネクタであり、画像入力部7001と記録再生部7
002と表示部7102とが合体した際に、アンテナを
介して行うワイヤレス通信ではなく、これらのコネクタ
7152、7153を介し有線通信を行うためのもので
ある。
【0061】以上説明したように、画像入力部7001
が記録再生部7002あるいは表示部7102のそれぞ
れの取付部7050あるいは7150に取り付けられる
ことにより一体的に合体することができる。これによ
り、本実施形態の撮像装置は出っ張りをなくすことがで
きる。また、記録再生部7002と画像入力部7001
とを必要に応じて一体化することができるので、携帯性
に優れたものとなる。また、よけいな出っ張りがないの
で、意匠的に見ても外観形状を向上させることができ
る。
【0062】図3は、撮像装置の画像入力部2001の
概略構成の一例を示す図であり、(b)は画像入力部2
001からバッテリィ2041を取り外した状態を示す
図である。
【0063】図3において、2051は電源端子であ
り、バッテリィ2041を装着している時はバッテリィ
2041側から電源供給を受け、また、記録再生部ある
いは表示部と合体した時には、記録再生部あるいは表示
部側から電源供給を受けるためのものである。
【0064】2055は通信端子で記録再生部あるいは
表示部と合体した時には、記録再生部あるいは表示部と
有線通信を行うためのものである。2061はバッテリ
ィ収納部であり、図3(b)は、アンテナ2033をバ
ッテリィ収納部2061に収納した状態を示している。
【0065】図4は、撮像装置のアンテナ収納部の構成
の一例を示す図である。図4において、3100は撮像
装置の匡体、3033はアンテナで、使用する時には伸
ばすことができ、収納する時は縮めることができる。3
061はアンテナ収納部であり、アンテナ3033を不
使用時、及び合体時に収納するためのものである。この
ような構成により、アンテナ3033は、アンテナ収納
部3061が設けられている匡体側面3100aから飛
び出さないように収納される。
【0066】図5は、撮像装置の画像入力部4100の
内部構成の一例を示す図である。図5において、401
1は撮像レンズ、4111は撮像素子、4013は画像
入力基板、4010は電源基板、4030はトランシー
バ基板、4033はアンテナ、4051はコネクタ、4
054は電源供給端子である。
【0067】また、4201、4202、4203及び
4204は基板間コネクタ、4211、4212は電気
的接続を行うフレキシブルケーブルである。さらに、4
100b及び4100cはバッテリィ取付部、4061
はアンテナ収納部である。
【0068】このような構成において、レンズ4011
から取り込まれた画像は、撮像素子4111により電気
信号に変換され、画像入力部基板4013で画像処理さ
れ、トランシーバ基板4030、アンテナ4033を介
して無線送信される。
【0069】図6は、撮像装置の取付部の構成の一例を
説明する図である。図6において、4101は取付部匡
体、4052はコネクタ、4055は電源供給端子であ
る。また、4071、4072はリード線である。
【0070】図7は、撮像装置に用いられるバッテリィ
の構成の一例を説明する図である。図7において、41
02はバッテリィ匡体、4300はバッテリィセル、4
056は電源供給端子、4075はリード線である。
【0071】図1(d)に示したように、画像入力部と
本体部とが合体した状態では、図5のコネクタ4051
と、図6のコネクタ4052とが接続され、相互の信号
伝送はワイヤレスではなく有線で行われる。また、図5
の電源供給端子4054と図6の電源供給端子4055
を介して、画像入力部に電力が供給されるようになる。
【0072】図1(a)のように、画像入力部7001
とバッテリィ7041とを合体させた状態においては、
図5の電源供給端子4054と図7の電源供給端子40
56を介して、画像入力部7001に電力が供給され
る。
【0073】図8は、本実施形態の撮像装置の結合手段
の一例を説明する図であり、上述した実施形態に係わる
撮像装置の画像入力部7001と記録再生部7002と
を分離した状態に対応する図である。図8(a)におい
て、101は画像入力部、102は本体部である。ま
た、631はロック爪、603aは位置決めピンであ
る。
【0074】図8の(b)、(c)、(d)は、画像入
力部101と本体部102との着脱機構の一例を説明す
る図である。図8(b)は、画像入力部101と本体部
102とが取り付けられた状態を示している。図8
(b)、(c)、(d)において、603は本体部匡
体、632はばね、604は画像入力部匡体、604a
は位置決め穴、604bはロック穴である。
【0075】画像入力部匡体604は、位置決め穴60
4aと位置決めピン603aとにより本体部匡体603
に対して位置決めされる。そして、位置決めされた状態
でロック爪631が、ロック穴604bに引っかかり、
画像入力部104が本体部103に対して固定される。
【0076】画像入力部101を本体部102から取り
外す場合には、図8(c)のように、本体部102を矢
印方向に押すと、ロック爪631がロック穴604bか
ら外れる。これにより、図8(d)に示すように、画像
入力部101を本体部102から取り外すことが可能と
なる。
【0077】以上説明したように、本実施形態の撮像装
置においては、電源供給端子と通信端子とが、匡体上の
同じ面にあるので、バッテリィから電源の供給を受ける
電源基板、本体側へ信号を供給する画像入力基板を匡体
の内部で近接して配置することができ、しかも片側に空
間的に効率よく実装することが可能となるので、画像入
力部の小型化に有効である。また、同時に、基板間の配
線引き回しを効率良く行うことができるので、低価格化
及び高性能化を図ることができる。
【0078】また、本発明の他の特徴によれば、電源供
給端子と通信端子が、画像入力部、記録再生部、表示部
の各々の取付部と同じ面、あるいはバッテリィ取付部と
同じ面にあるので、バッテリィから電源の供給を受ける
電源基板と、本体側へ信号を供給する画像入力基板とを
匡体の内部で近接して配置することができ、しかも片側
に空間的に効率よく実装することが可能となるので、画
像入力部の小型化に有効である。また、同時に、基板間
の配線引き回しを効率良く行えるので、低価格化及び高
性能化を図ることができる。
【0079】画像入力部と記録再生部、あるいは画像入
力部と表示部とを一体化したときに、ケーブル接続を行
うことなく記録再生部あるいは表示部と画像入力部とを
一体化することができ、携帯性に優れた撮像装置を構成
することができる。また、意匠的に見ても優れた形状の
撮像装置を構成することができる。
【0080】また、電源供給端子と通信端子とが、画像
入力部、記録再生部、表示部の各々のバッテリィ取付部
と同一面に設けためので、画像入力部と記録再生部ある
いは、画像入力部と表示部を一体化したときに、画像入
力部のバッテリィを装着せずに合体することが可能とな
る。これにより、画像入力部のバッテリィを携帯せずに
済むので、合体時における撮像装置の小型化を図ること
ができるとともに、携帯性を向上させることができる。
【0081】次に、図9〜図12を参照しながら本発明
の撮像装置の第2の実施形態を説明する。図9は、第2
の実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図である。
図9において、図2に示した構成と同一の部分は同一の
符号を付して詳細な説明を省略する。また、図9中の8
001は図2中の画像入力部7001に対応する。以
下、同様に、8033は7033に対応、8041は7
041に対応、8051は7051に対応する。
【0082】また、8002は7002に対応、803
4は7034に対応、8052は7052に対応、80
53は7053に対応する。さらに、8102は710
2に対応、8134は7134に対応、8152は71
52に対応している。
【0083】図9において、8041は、画像入力部8
001に設けられているバッテリィであり、画像入力部
8001の各部に動作電源を供給するためのものであ
り、画像入力部8001に内蔵または外付けされてい
る。8048は、画像入力部8001の分離合体状態を
検出するための検出手段であり、画像入力部8001が
記録再生部8002または表示部8102と合体したと
きにそれを検出する。
【0084】8043は、記録再生部8002に設けら
れているバッテリィであり、記録再生部8002の各部
に動作電源を供給するためのものであり、記録再生部8
002に内蔵または外付けされている。8058及び8
059は、記録再生部8002の分離合体状態を検出す
るために設けられている第1および第2の検出手段であ
り、第1の合体検出手段8058は画像入力部8001
と合体しているか否かを検出し、第2の合体検出手段8
059は表示部8102と合体しているか否かを検出す
る。
【0085】8143は、表示部8102に設けられて
いるバッテリィであり、表示部8102の各部に動作電
源を供給するためのものであり、表示部8102に内蔵
または外付けされている。また、8158は、表示部8
102の分離合体状態を検出するための検出手段であ
り、表示部8102と画像入力部8001とが合体して
いるか否かを検出するためのものである。
【0086】上述のように構成された本実施形態の撮像
装置の動作を、図10を参照しながら説明する。なお、
以下の説明では、記録再生部8002の動作を中心に説
明する。図10に示したように、本実施形態の撮像装置
は、最初のステップS101で電源を投入する。
【0087】次に、ステップS102に進み、合体検出
手段8058、8059により画像入力部8001ある
いは、表示部8102と合体しているか否かを検出す
る。この検出の結果、合体している場合にはステップS
103に進み、コネクタ8052あるいは8053を介
して有線通信を行う。次に、ステップS104に進み、
無線通信に係わる回路をオフにし、ステップS105で
処理を終了する。
【0088】一方、ステップS102の判断の結果、合
体検出手段8058、8059により画像入力部800
1あるいは、表示部8102と分離している場合には、
ステップS102からステップS106に進み、無線通
信に係わる回路をオンにする。次いで、ステップS10
7に進み、アンテナ8034と8033、あるいは81
34を介して無線通信を行う。
【0089】以上説明したように、本実施形態の撮像装
置は、従来の撮像装置の欠点であった、ワイヤレス通信
を行わないで有線通信を行う場合に、ケーブルをいちい
ち接続しなくてもよくなり、操作性及び携帯性を向上さ
せることができるとともに、小型化を図ることができ
る。
【0090】また、分離時に無線通信を行うとともに、
合体時に有線通信を行うので、撮像装置の使用形態に応
じて、無線通信と有線通信とが適宜切り替わるので、撮
像装置の操作性を大幅に向上させることができる。
【0091】次に、図11のフローチャートを参照しな
がら別の動作例を説明する。なお、この場合も、記録再
生部8002の動作を中心に説明する。まず、ステップ
S201で電源を投入する。
【0092】次に、ステップS202に進み、合体検出
手段8058により、画像入力部8001と合体してい
るか否かを検出する。この検出の結果、記録再生部80
02と画像入力部8001とが合体している場合には、
ステップS203に進み、合体する相手側の画像入力部
8001に、記録再生部8002より電源供給を行う。
【0093】次に、ステップS204に進み、合体検出
手段8059により、表示部8102と合体しているか
否かを検出する。この検出の結果、表示部8102と合
体している場合には、ステップS205に進む。また、
ステップS204の判断の結果、表示部8102と合体
していない場合には、ステップS208に進み、電源供
給をオフにする。
【0094】ステップS205では、表示部8102に
バッテリィが装着されているか否か、及びバッテリィ残
量が十分にあるか否かを調べて、記録再生部8002か
ら表示部8102に電源供給が必要であるか否かを判断
する。これは、コネクタ8053及び8153を介し
て、マイコン8020と8121とで通信を行い、バッ
テリィ8143の状況を検出して行う。
【0095】この判断の結果、電源供給が必要である場
合には、ステップS206に進み、記録再生部8002
から表示部8102に電源供給を行い、ステップS20
7において処理を終了する。また、ステップS205の
判断の結果、電源供給の必要がなければ、ステップS2
08に進んで電源供給をオフにする。
【0096】以上により、本実施形態の撮像装置は、従
来の撮像装置の欠点であった、ワイヤレス通信を行わな
い場合、機器の間の電源供給を完全に行えなかったり、
あるいは容易に行えなかったりする問題を解消すること
ができる。また、接続ケーブルを用いることなく電源供
給を行うことができるので、操作性及び携帯性を向上さ
せることができるとともに、小型化を図ることができ
る。
【0097】次に、図12を参照しながら、図9に示し
た記録再生部8002の無線と有線の信号の流れを説明
する。図12において、9003は無線回路であり、ア
ンテナ9001を介して入力される信号を処理するため
のものである。
【0098】9004は、有線回路であり、コネクタ9
002を介して入力される信号を処理する。9005
は、無線/有線切替スイッチで、不図示の使用者が、無
線回路9003からの信号と有線回路9004からの信
号を任意に切替可能なスイッチである。不図示の使用者
によって選択された信号は、信号処理回路9006に与
えられ、ここで所定の処理が行われる。
【0099】以上説明したように、本実施形態において
は、アンテナ9001を介して行う無線通信、コネクタ
9002を介して行う有線通信を、不図示の使用者が任
意に選択することができるようになる。また、無線/有
線切替スイッチ9005を、不図示の使用者が任意に選
択することができるようにしたので、回路構成を簡素化
することができ、撮像装置を小型及び安価に構成するこ
とが可能となる。
【0100】
【発明の効果】本発明は上述したように、電源端子と通
信端子とを匡体上の同じ面に設けたので、匡体の内部に
おいて、バッテリィから電源の供給を受ける電源基板と
本体側へ信号を供給する画像入力基板とを相互に接近さ
せ、かつ筐体の片側に効率よく実装することが可能とな
り、画像入力部を小型化するために有効である。また、
基板間の配線引き回しを効率良く行うことができるの
で、製造が容易となるとともに配線を長く引き回すこと
によって生じる故障や雑音の増加を抑制することがで
き、低価格化及び高性能化を実現することができる。
【0101】また、本発明の他の特徴によれば、電源端
子と通信端子を、画像入力部、記録再生部及び表示部の
各々の取付部と同じ面、あるいは電源端子と通信端子
が、バッテリィ取付部と同じ面に設けたので、バッテリ
ィから電源の供給を受ける電源基板及び本体側へ信号を
供給する画像入力基板を、匡体の内部において、相互に
接近させ、かつ片側に空間的に効率よく実装することが
可能となり、画像入力部の小型化に有効である。また、
同時に、基板間の配線引き回しも効率良く行えるので、
低価格化及び高性能化を実現することができる。
【0102】また、本発明のその他の特徴によれば、電
源端子と通信端子とを、画像入力部、記録再生部及び表
示部の各取り付け部と同じ面に設けたので、画像入力部
と記録再生部とを一体化したとき、あるいは画像入力部
と表示部とを一体化したときに、ケーブルを介して相互
に接続しなくても済むようにすることができ、携帯性を
向上させることができる。また、接続ケーブルが外部に
露出させることなく各部を一体化することができるの
で、意匠的にも優れた撮像装置を構成することができ
る。
【0103】また、本発明のその他の特徴によれば、電
源端子と通信端子とを、画像入力部、記録再生部及び表
示部の各々のバッテリィ取付部と同一面に設けたので、
画像入力部と記録再生部、あるいは画像入力部と表示部
とを一体化するときに、画像入力部のバッテリィを装着
せずに合体することが可能となる。これにより、合体時
における撮像装置の小型化が図れ、携帯性を向上させる
ことができる。
【0104】また、本発明のその他の特徴によれば、従
来の撮像装置の欠点であった、ワイヤレス通信を行わな
い場合に、機器の間の通信を行うためにケーブルをいち
いち接続しなくても済むので、操作性及び携帯性を向上
させることができるとともに、小型化を図ることができ
る。
【0105】また、本発明のその他の特徴によれば、撮
像装置の使用形態に応じて、無線通信と有線通信とが適
宜切り替わるので、撮像装置の操作性を大幅に向上させ
ることができる。
【0106】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、アンテナを介して行う無線通信及びコネクタを介し
て行う有線通信の何方かを、使用者が無線/有線切替ス
イッチを操作して任意に選択できるので、回路構成を簡
素化することができ、撮像装置の小型化及び低価格化を
良好に達成することができる。
【0107】また、本発明のその他の特徴によれば、信
号の授受をワイヤレスで行うために使用する送受信アン
テナの収納部を設けたので、ワイヤレス通信を行わない
ときの操作性及び意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す撮像装置の概略
構成を示す外観図である。
【図2】第1の実施形態に係わる撮像装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】撮像装置の画像入力部の概略構成を示す外観図
である。
【図4】撮像装置のアンテナの収納部を説明する図であ
る。
【図5】撮像装置の画像入力部の内部構成の一例を示す
図である。
【図6】撮像装置の取付部の一例を示す図である。
【図7】撮像装置に用いられるバッテリィの一例を示す
図である。
【図8】撮像装置の締結機構の一例を示す図である。
【図9】第2の実施形態に係わる撮像装置の構成を示す
ブロック図である。
【図10】撮像装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】撮像装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】無線通信及び有線通信における信号の流れを
示すブロック図である。
【図13】従来のワイヤレス撮像装置の概略構成を示す
外観図である。
【図14】従来のワイヤレス撮像装置の回路の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
7001 画像入力部 7002 記録再生部 7102 表示部 8011 撮像部 8012 A/D変換回路 8013 画像入力部信号処理回路 8017、8020、8021、8022 マイコン 8014 D/A変換回路 8015 ファインダー部 8016、8019 操作キー 8023 レコーダ信号処理回路 8024 電磁変換回路 8025 記録媒体 8030 変調回路 8031、8045 ワイヤレス送信部 8032 電源スイッチ 7033、7034 アンテナ 8035、8042 ワイヤレス受信部 8036 復調回路 7041、7043、7143 バッテリィ 8044 表示回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに分離合体可能な画像入力部と、記
    録再生部と、表示部とにより構成される撮像装置におい
    て、 上記分離合体可能な画像入力部、記録再生部及び表示部
    のそれぞれが、分離時における信号の授受をワイヤレス
    で行うためのワイヤレス通信手段と、合体時における信
    号の授受を有線で行うための有線通信手段とを具備し、 上記有線通信手段を構成する通信端子と、電源供給を行
    うための電源端子とが同一面に設けられていることを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 上記通信端子と電源端子とが、上記画像入力部、記録再
    生部及び表示部にそれぞれ設けられている各取り付け部
    と同一面に配設されていることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の撮像装置において、 上記通信端子と電源端子とが、上記画像入力部、記録再
    生部及び表示部にそれぞれ設けられているバッテリィ取
    付部と同一面にに設けられていることを特徴とする撮像
    装置。
  4. 【請求項4】 互いに分離合体可能な画像入力部と、記
    録再生部と、表示部とにより構成される撮像装置におい
    て、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離合体状
    態の検出手段と、分離時にワイヤレスで信号の授受を行
    うためのワイヤレス通信手段と、合体時に有線で信号の
    授受を行うための有線通信手段とをそれぞれ具備し、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部は、分離時には
    ワイヤレスで通信を行い、合体時には有線で通信を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 互いに分離合体可能な画像入力部と、記
    録再生部と、表示部とにより構成される撮像装置におい
    て、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部が、動作用電源
    を供給するためのバッテリィと、電源の授受を行うため
    の電源端子とをそれぞれ具備し、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部は、分離時には
    それぞれが具備するバッテリィより電源供給を行い、合
    体時には何れか一方から他方へと電源供給を行うことを
    特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 互いに分離合体可能な画像入力部と、記
    録再生部と、表示部とにより構成される撮像装置におい
    て、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離時にワ
    イヤレスで信号の授受を行うためのワイヤレス通信手段
    と、合体時に有線で信号の授受を行うための有線通信手
    段と、上記ワイヤレス通信手段と有線通信手段とを選択
    する切替手段とをそれぞれ具備することを特徴とする撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 互いに分離合体可能な画像入力部と、記
    録再生部と、表示部とにより構成される撮像装置におい
    て、 上記画像入力部、記録再生部及び表示部が、分離合体状
    態の検出手段と、分離時にワイヤレスで信号の授受を行
    うためのワイヤレス通信手段と、合体時に有線で信号の
    授受を行うための有線通信手段と、上記ワイヤレス通信
    手段と有線通信手段とを選択する切替手段とをそれぞれ
    具備し、 上記分離合体状態の検出手段の出力信号により上記切替
    手段を制御してワイヤレス通信と有線通信との切替を行
    うようにしたことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも画像入力部と表示部とが互い
    に分離合体可能に構成されていて、分離時に上記画像入
    力部と表示部との信号の授受をワイヤレスで行うための
    ワイヤレス通信手段を各々が有する撮像装置において、 上記ワイヤレスで信号の授受を行うために使用する送受
    信アンテナの収納部を具備することを特徴とする撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 上記送受信アンテナの収納部がバッテリ
    ィ取り付け面に設けられていることを特徴とする請求項
    8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 上記送受信アンテナの収納部が、上記
    画像入力部と表示部とを取り付ける側の面に設けられて
    いることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 画像入力部と、記録再生部と、表示部
    とが互いに分離合体可能に構成されていて、上記画像入
    力部、記録再生部及び表示部における相互の信号の授受
    をワイヤレスで行うためのワイヤレス通信手段を各々が
    有する撮像装置において、 上記ワイヤレスで信号の授受を行うための送受信アンテ
    ナの収納部を具備することを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 上記送受信アンテナの収納部がバッテ
    リィ取り付け面に設けられていることを特徴とする請求
    項11に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 上記送受信アンテナの収納部が、上記
    画像入力部あるいは記録再生部、あるいは表示部の取り
    付け側の面に設けられていることを特徴とする請求項1
    1に記載の撮像装置。
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