JPH10187708A - かな漢字変換システムを有する情報処理装置 - Google Patents

かな漢字変換システムを有する情報処理装置

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JPH10187708A
JPH10187708A JP8357121A JP35712196A JPH10187708A JP H10187708 A JPH10187708 A JP H10187708A JP 8357121 A JP8357121 A JP 8357121A JP 35712196 A JP35712196 A JP 35712196A JP H10187708 A JPH10187708 A JP H10187708A
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JP
Japan
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key
application
kana
conversion system
kanji conversion
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JP8357121A
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Shuji Ichikawa
修治 市川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かな漢字変換システムが使用しているキーと
アプリケーションが使用しているキーとの重複を容易に
認識可能とすることにより操作性の向上を図ったかな漢
字変換システムを有する情報処理装置を提供する 【解決手段】 中央演算装置1は、アプリケーションの
起動時にかな漢字変換システムからアプリケーションに
対してアプリケーションが使用しているキー情報を要求
し、アプリケーションからかな漢字変換システムに対し
てアプリケーションが使用しているキー情報を通知し、
アプリケーションが使用しているキーとかな漢字変換シ
ステムが既に使用しているキーとが重複しているか否か
を判定し、キーが重複している場合に重複している旨を
表示装置5に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かな漢字変換シス
テムを有する情報処理装置に係り、特に、かな漢字変換
システムが使用するキーとアプリケーションが使用する
キーとの重複を防止する場合に好適なかな漢字変換シス
テムを有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かな入力あるいはローマ字入力で
入力した文章を漢字かな交じり文章に変換するかな漢字
変換システムは、情報処理装置等に搭載され広範に利用
されている。ところで、操作者が前記かな漢字変換シス
テムとアプリケーションとを使用して作業を行う場合、
かな漢字変換システムが使用しているキーとアプリケー
ションが使用しているキーとが重複することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のかな漢字変換システムを備えた情報処理装置に
おいては、下記のような問題があった。即ち、情報処理
装置において、かな漢字変換システムとアプリケーショ
ンとを使用して作業を行う場合に、情報処理装置の操作
者は、かな漢字変換システムが使用しているキーとアプ
リケーションが使用しているキーとが重複していること
を認識することができないため、かな漢字変換システム
が使用しているキーとアプリケーションが使用している
キーとが重複しているか否かを操作者自身が調べなけれ
ばならないという煩雑さがあった。このため、操作性が
悪いという不具合があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、かな漢字変換システムが使用しているキーとア
プリケーションが使用しているキーとの重複を容易に認
識可能とすることにより操作性の向上を図ったかな漢字
変換システムを有する情報処理装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、シフトキー・コントロールキー
等の入力手段を具備し、アプリケーションとの間でデー
タの受け渡しが可能なかな漢字変換システムを有する情
報処理装置において、アプリケーションの起動時にかな
漢字変換システムからアプリケーションに対して当該ア
プリケーションが使用しているキー情報を要求する要求
手段と、アプリケーションからかな漢字変換システムに
対して当該アプリケーションが使用しているキー情報を
通知する通知手段と、アプリケーションが使用している
キーとかな漢字変換システムが既に使用しているキーと
が重複しているか否かを判定する判定手段と、キーが重
複している場合に重複している旨を表示手段に表示する
表示制御手段とを具備することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、前記請求項1記載のか
な漢字変換システムを有する情報処理装置において、複
数のアプリケーションを起動して操作対象となるアプリ
ケーションを切り替えながら作業を行うことが可能であ
ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0008】(1)第1の実施の形態 先ず、第1の実施の形態に係るかな漢字変換システムを
適用した情報処理システムの構成を図1のブロック図に
基づき説明する。本情報処理システムは、中央演算装置
1と、記憶装置2と、キーボード3と、マウス4と、表
示装置5とを備える構成となっている。
【0009】上記各部の構成を詳述すると、中央演算装
置1は、システム全体を制御するものであり、図2〜図
3に示すかな漢字変換システムプログラムのフローチャ
ート及びアプリケーションのフローチャートを実行す
る。記憶装置2は、図4〜図6に示す各記憶領域を備え
ており、中央演算装置1の制御に基づき各種データを記
憶する。キーボード3は、文字キー・Shiftキー(シフ
トキー)・Controlキー(コントロールキー)等の各種
キーを備えており、操作者が各種コマンドやデータを入
力するためのものである。マウス4は、キーボード3と
同様に操作者が各種コマンドやデータを入力するための
ものである。表示装置5は、例えばCRTあるいは液晶
等で構成されており、中央演算装置1の制御に基づき文
書データや図形データあるいは図7に示す画面を表示す
る。
【0010】次に、第1の実施の形態に係る記憶装置2
におけるアプリケーション使用キー情報、かな漢字変換
使用キー情報,重複キー情報の記憶領域を図4〜図6に
基づき説明する。
【0011】図4において符号10は、アプリケーショ
ン使用キー情報の記憶領域であり、記憶領域10は、第
1記憶領域11と第2記憶領域12と第3記憶領域13
とに分割されている。第1記憶領域11にはキーデータ
が格納され、第2記憶領域12にはShiftキーの状態が
記憶され、第3記憶領域13にはControlキーの状態が
記憶される。本例では、Shiftキーが押下されている状
態を“1”、Shiftキーが押下されていない状態を
“0”、Controlキーが押下されている状態を“1”、
Controlキーが押下されていない状態を“0”とする。
上記のようにして、アプリケーション使用キー情報は全
て記憶される。
【0012】図5において符号14は、かな漢字変換シ
ステムで使用しているキー割り当て状態を表すかな漢字
変換システム使用キー情報の記憶領域であり、記憶領域
14は、第1記憶領域15と第2記憶領域16と第3記
憶領域17とに分割されている。第1記憶領域15には
キーデータが格納され、第2記憶領域16にはShiftキ
ーの状態が記憶され、第3記憶領域17にはControlキ
ーの状態が記憶される。本例では、Shiftキーが押下さ
れている状態を“1”、Shiftキーが押下されていない
状態を“0”、Controlキーが押下されている状態を
“1”、Controlキーが押下されていない状態を“0”
とする。上記のようにして、かな漢字変換システム使用
キー情報(割り当て済みキー情報)は全て記憶される。
【0013】図4において符号18は、かな漢字変換シ
ステムとアプリケーションとの間で重複しているキーを
表す重複キー情報の記憶領域であり、記憶領域18は、
第1記憶領域19と第2記憶領域20と第3記憶領域2
1とに分割されている。第1記憶領域19にはキーデー
タが格納され、第2記憶領域20にはShiftキーの状態
が記憶され、第3記憶領域21にはControlキーの状態
が記憶される。本例では、Shiftキーが押下されている
状態を“1”、Shiftキーが押下されていない状態を
“0”、Controlキーが押下されている状態を“1”、
Controlキーが押下されていない状態を“0”とする。
上記のようにして、重複キー情報は全て記憶される。
【0014】図7は、かな漢字変換システムとアプリケ
ーションとの間で重複キーが存在していた場合に重複キ
ーの一覧を表示する重複キー一覧表示画面を示す説明図
であり、当該重複キー一覧表示画面は上述した表示装置
5に表示される。操作者は表示装置5に表示される重複
キー一覧表示画面を目視することにより、かな漢字変換
システムとアプリケーションとの間で重複しているキー
を確認することができるようになっている。
【0015】次に、第1の実施の形態に係る情報処理シ
ステムの中央演算装置1により実行されるかな漢字変換
システムプログラムのフローチャートを図2(a)に基
づき説明する。
【0016】先ず、中央演算装置1は、アプリケーショ
ンが起動したか否かを判定する(ステップS1)。アプ
リケーションが起動したと判定した場合は、起動したア
プリケーションに対してアプリケーションが使用するキ
ーをかな漢字変換システムに渡すように通知し(ステッ
プS2)、上記ステップS1へ戻る。他方、アプリケー
ションが起動していないと判定した場合は、アプリケー
ションからかな漢字変換システムに対してデータの受け
渡しが有るか否かを判定する(ステップS3)。
【0017】アプリケーションからかな漢字変換システ
ムに対してデータの受け渡しが無いと判定した場合は、
操作者により入力されたデータの入力処理を行い(ステ
ップS9)、上記ステップS1へ戻る。他方、アプリケ
ーションからかな漢字変換システムに対してデータの受
け渡しが有ったと判定した場合は、アプリケーションか
らの通知がアプリケーション使用キーの通知に関するも
のか否かを判定する(ステップS4)。
【0018】アプリケーションからの通知がアプリケー
ション使用キーの通知に関するものでは無いと判定した
場合は、その他通知処理を実行し(ステップS10)、
上記ステップS1へ戻る。他方、アプリケーションから
の通知がアプリケーション使用キーの通知に関するもの
で有ると判定した場合は、かな漢字変換システムが使用
しているキーの情報を図5に示す形式で記憶装置2の記
憶領域14に記憶することにより、かな漢字変換システ
ム使用キー情報を作成する(ステップS5)。この場
合、アプリケーションから通知される使用キーは図4に
示す形式で記憶装置2の記憶領域10に記憶されてい
る。
【0019】次いで、記憶装置2の記憶領域10に記憶
されているアプリケーション使用キー情報と、記憶領域
14に記憶されているかな漢字変換システム使用キー情
報とに基づき、かな漢字変換システムとアプリケーショ
ンとの間で重複しているキーを抽出し、重複キーの情報
を図6に示す形式で記憶装置2の記憶領域18に記憶す
ることにより、重複キー情報を作成する(ステップS
6)。
【0020】この後、上記ステップS6で作成した重複
キー情報に基づき、かな漢字変換システムとアプリケー
ションとの間で重複しているキーが存在するか否かを判
定する(ステップS7)。重複キーが存在しないと判定
した場合は、上記ステップS1へ戻る。他方、重複キー
が存在すると判定した場合は、図7に示す重複キー一覧
表示画面を表示装置5に表示させ(ステップS8)、操
作者が表示装置5の表示内容を確認しキーボード3ある
いはマウス4を操作して重複キー一覧表示画面を終了さ
せるまで待機する。操作者が重複キー一覧表示画面を終
了させた時点で、上記ステップS1へ戻る。
【0021】次に、第1の実施の形態に係る情報処理シ
ステムの中央演算装置1により実行されるアプリケーシ
ョンのフローチャートを図3に基づき説明する。
【0022】先ず、中央演算装置1は、かな漢字変換シ
ステムからアプリケーションに対してデータの受け渡し
が有るか否かを判定する(ステップS11)。かな漢字
変換システムからアプリケーションに対してデータの受
け渡しが無かったと判定した場合は、操作者により入力
されたデータの入力編集処理を行い(ステップS1
5)、上記ステップS11へ戻る。他方、かな漢字変換
システムからアプリケーションに対してデータの受け渡
しが有ると判定した場合は、かな漢字変換システムから
の通知がアプリケーション使用キーの通知に関するもの
か否かを判定する(ステップS12)。
【0023】かな漢字変換システムからの通知がアプリ
ケーション使用キーの通知に関するものでは無いと判定
した場合は、その他通知処理を実行し(ステップS1
6)、上記ステップS11へ戻る。他方、かな漢字変換
システムからの通知がアプリケーション使用キーの通知
に関するもので有ると判定した場合は、アプリケーショ
ンが使用しているキーを図4に示す形式で記憶装置2の
記憶領域10に記憶することにより、アプリケーション
使用キー情報を作成する(ステップS13)。
【0024】この後、上記ステップS13で作成したア
プリケーション使用キー情報をかな漢字変換システムに
通知し(ステップS14)、上記ステップS11へ戻
る。
【0025】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、中央演算装置1は、アプリケーションの起動時にか
な漢字変換システムからアプリケーションに対してアプ
リケーションが使用しているキー情報を要求し、アプリ
ケーションからかな漢字変換システムに対してアプリケ
ーションが使用しているキー情報を通知し、アプリケー
ションが使用しているキーとかな漢字変換システムが既
に使用しているキーとが重複しているか否かを判定し、
キーが重複している場合に重複している旨を表示装置5
に表示させるため、操作者はかな漢字変換システムが使
用しているキーとアプリケーションが使用しているキー
とが重複していることを容易に認識することができ、こ
れにより、従来のようにかな漢字変換システムが使用し
ているキーとアプリケーションが使用しているキーとが
重複しているか否かを操作者自身が調べなければならな
いといった煩雑性を解消することができ、操作性の向上
を図ることが可能となる。
【0026】(2)第2の実施の形態 第2の実施の形態に係るかな漢字変換システムを適用し
た情報処理システムは、第1の実施の形態と同様に、上
記図1に示す如く、中央演算装置1と、記憶装置2と、
キーボード3と、マウス4と、表示装置5とを備える構
成となっている。
【0027】上記各部の構成を詳述すると、中央演算装
置1は、システム全体を制御するものであり、図8〜図
9に示すかな漢字変換システムプログラムのフローチャ
ート及びアプリケーションのフローチャートを実行す
る。記憶装置2は、図10〜図13に示す各記憶領域を
備えており、中央演算装置1の制御に基づき各種データ
を記憶する。キーボード3は、文字キー・Shiftキー
(シフトキー)・Controlキー(コントロールキー)等
の各種キーを備えており、操作者が各種コマンドやデー
タを入力するためのものである。マウス4は、キーボー
ド3と同様に操作者が各種コマンドやデータを入力する
ためのものである。表示装置5は、例えばCRTあるい
は液晶等で構成されており、中央演算装置1の制御に基
づき文書データや図形データあるいは図14に示す画面
を表示する。
【0028】第2の実施の形態は、複数のアプリケーシ
ョンを起動して操作対象となるアプリケーションを切り
替えながら作業を行うことができるオペレーティングシ
ステム上で動作する場合の例である。
【0029】次に、第2の実施の形態に係る記憶装置2
におけるアプリケーション使用キー情報、かな漢字変換
使用キー情報,重複キー情報,アプリケーション別かな
漢字変換システム使用キー情報の記憶領域を図10〜図
13に基づいて説明する。
【0030】図10において符号30は、アプリケーシ
ョン使用キー情報の記憶領域であり、記憶領域30は、
第1記憶領域31と第2記憶領域32と第3記憶領域3
3とに分割されている。第1記憶領域31にはキーデー
タが格納され、第2記憶領域32にはShiftキーの状態
が記憶され、第3記憶領域33にはControlキーの状態
が記憶される。本例では、Shiftキーが押下されている
状態を“1”、Shiftキーが押下されていない状態を
“0”、Controlキーが押下されている状態を“1”、
Controlキーが押下されていない状態を“0”とする。
上記のようにして、アプリケーション使用キー情報は全
て記憶される。
【0031】図11において符号34は、かな漢字変換
システムで使用しているキー割り当て状態を表すかな漢
字変換システム使用キー情報の記憶領域であり、記憶領
域34は、第1記憶領域35と第2記憶領域36と第3
記憶領域37と第4記憶領域38とに分割されている。
第1記憶領域35にはかな漢字変換システムの機能毎に
各機能に対応した固有の値である機能IDが格納され、
第2記憶領域36にはキーデータが格納され、第3記憶
領域37にはShiftキーの状態が記憶され、第4記憶領
域38にはControlキーの状態が記憶される。本例で
は、Shiftキーが押下されている状態を“1”、Shift
キーが押下されていない状態を“0”、Controlキーが
押下されている状態を“1”、Controlキーが押下され
ていない状態を“0”とする。上記のようにして、かな
漢字変換システム使用キー情報(割り当て済みキー情
報)は全て記憶される。
【0032】図12において符号39は、かな漢字変換
システムとアプリケーションとの間で重複しているキー
を表す重複キー情報の記憶領域であり、記憶領域39
は、第1記憶領域40と第2記憶領域41と第3記憶領
域42とに分割されている。第1記憶領域40にはキー
データが格納され、第2記憶領域41にはShiftキーの
状態が記憶され、第3記憶領域42にはControlキーの
状態が記憶される。本例では、Shiftキーが押下されて
いる状態を“1”、Shiftキーが押下されていない状態
を“0”、Controlキーが押下されている状態を
“1”、Controlキーが押下されていない状態を“0”
とする。上記のようにして、重複キー情報は全て記憶さ
れる。
【0033】図13において符号43は、アプリケーシ
ョン毎(アプリケーションA,B・・・)のかな漢字変
換システムで使用しているキー割り当て状態を表すかな
漢字変換システム使用キー情報の記憶領域であり、記憶
領域43は、第1記憶領域44と第2記憶領域45と第
3記憶領域46と第4記憶領域47とに分割されてい
る。第1記憶領域44にはかな漢字変換システムの機能
毎に各機能に対応した固有の値である機能IDが格納さ
れ、第2記憶領域45にはキーデータが格納され、第3
記憶領域46にはShiftキーの状態が記憶され、第4記
憶領域47にはControlキーの状態が記憶される。本例
では、Shiftキーが押下されている状態を“1”、Shi
ftキーが押下されていない状態を“0”、Controlキー
が押下されている状態を“1”、Controlキーが押下さ
れていない状態を“0”とする。上記のようにして、ア
プリケーション別かな漢字変換システム使用キー情報は
全て記憶される。
【0034】図14は、キー設定変更確認画面を示す説
明図であり、当該キー設定変更確認画面は上述した表示
装置5に表示される。操作者は表示装置5に表示される
キー設定変更確認画面を目視することにより、情報処理
を確認することができるようになっている。また、図1
4は、かな漢字変換システムとアプリケーションとの間
で重複キーが存在していた場合に重複キーの一覧を表示
する重複キー一覧表示画面を示す説明図であり、当該重
複キー一覧表示画面は上述した表示装置5に表示され
る。操作者は表示装置5に表示される重複キー一覧表示
画面を目視することにより、かな漢字変換システムとア
プリケーションとの間で重複しているキーを確認するこ
とができるようになっている。
【0035】次に、第2の実施の形態に係る情報処理シ
ステムの中央演算装置1により実行されるかな漢字変換
システムプログラムのフローチャートを図8に基づき説
明する。
【0036】先ず、中央演算装置1は、アプリケーショ
ンが起動したか否かを判定する(ステップS17)。ア
プリケーションが起動したと判定した場合は、起動した
アプリケーションに対してアプリケーションが使用する
キーをかな漢字変換システムに渡すように通知し(ステ
ップS28)、上記ステップS17へ戻る。他方、アプ
リケーションが起動していないと判定した場合は、操作
者が操作対象としているアプリケーションが変更された
か否かを判定する(ステップS18)。
【0037】操作者が操作対象としているアプリケーシ
ョンが変更されたと判定した場合は、図14に示すキー
設定変更確認画面を表示装置5に表示させる(ステップ
S29)。次いで、表示装置5のキー設定変更確認画面
において操作者によりキー設定を変更するように指定さ
れたか否かを判定する(ステップS30)。
【0038】操作者によりキー設定を変更しないと指定
されたと判定した場合は、上記ステップS17へ戻る。
他方、操作者によりキー設定を変更するように指定され
たと判定した場合は、図13に示す記憶装置2の記憶領
域43から新たに操作対象となったアプリケーションに
対応するキー設定情報に基づき、かな漢字変換システム
のキー割り当てを変更し(ステップS31)、上記ステ
ップS17へ戻る。
【0039】上記ステップS18において操作者が操作
対象としているアプリケーションが変更されなかったと
判定した場合は、アプリケーションからかな漢字変換シ
ステムに対してデータの受け渡しが有るか否かを判定す
る(ステップS19)。アプリケーションからかな漢字
変換システムに対してデータの受け渡しが無いと判定し
た場合は、操作者により入力されたデータの入力処理を
行い(ステップS32)、上記ステップS17へ戻る。
他方、アプリケーションからかな漢字変換システムに対
してデータの受け渡しが有ったと判定した場合は、アプ
リケーションからの通知がアプリケーション使用キーの
通知に関するものか否かを判定する(ステップS2
0)。
【0040】アプリケーションからの通知がアプリケー
ション使用キーの通知に関するものでは無いと判定した
場合は、その他通知処理を実行し(ステップS33)、
上記ステップS17へ戻る。他方、アプリケーションか
らの通知がアプリケーション使用キーの通知に関するも
ので有ると判定した場合は、かな漢字変換システムが使
用しているキーの情報を図11に示す形式で記憶装置2
の記憶領域34に記憶することにより、かな漢字変換シ
ステム使用キー情報を作成する(ステップS21)。こ
の場合、アプリケーションから通知される使用キー情報
は図10に示す形式で記憶装置2の記憶領域30に記憶
されている。
【0041】次いで、記憶装置2の記憶領域30,34
に記憶されているアプリケーション使用キー情報と,か
な漢字変換システム使用キー情報とに基づき重複してい
るキーを抽出し、図12に示す形式で記憶装置2の記憶
領域39に記憶することにより、重複キー情報を作成す
る(ステップS22)。更に、前記作成した重複キーが
存在するか否かを判定する(ステップS23)。
【0042】重複キーが存在しないと判定した場合は、
図13に示すアプリケーション別のキー割り当て情報に
おいて作業対象となっているアプリケーションに対応す
るキー割り当て情報を、上記ステップS21で作成した
かな漢字変換システム使用キー情報に基づき更新するこ
とにより、アプリケーション別のキー割り当て情報を作
成し(ステップS27)、上記ステップS17へ戻る。
【0043】他方、重複キーが存在すると判定した場合
は、上記ステップS22で作成した重複キー情報に基づ
き、図14に示す重複キー一覧表示画面を表示装置5に
表示させる(ステップS24)。次いで、操作者に対し
てキー割り当て変更を行わせる(ステップS25)。
【0044】この後、図13に示すアプリケーション別
のキー割り当て情報において作業対象となっているアプ
リケーションに対応するキー割り当て情報を、上記ステ
ップS25で変更されたキー割り当てに基づき更新する
ことにより、アプリケーション別のキー割り当て情報を
作成し(ステップS26)、上記ステップS17へ戻
る。
【0045】次に、第2の実施の形態に係る情報処理シ
ステムの中央演算装置1により実行されるアプリケーシ
ョンのフローチャートを図9に基づき説明する。
【0046】先ず、中央演算装置1は、かな漢字変換シ
ステムからアプリケーションに対してデータの受け渡し
が有るか否かを判定する(ステップS34)。かな漢字
変換システムからアプリケーションに対してデータの受
け渡しが無かったと判定した場合は、操作者により入力
されたデータの入力編集処理を行い(ステップS3
8)、上記ステップS34へ戻る。他方、かな漢字変換
システムからアプリケーションに対してデータの受け渡
しが有ると判定した場合は、かな漢字変換システムから
の通知がアプリケーション使用キーの通知に関するもの
か否かを判定する(ステップS35)。
【0047】かな漢字変換システムからの通知がアプリ
ケーション使用キーの通知に関するものでは無いと判定
した場合は、その他通知処理を実行し(ステップS3
9)、上記ステップS34へ戻る。他方、かな漢字変換
システムからの通知がアプリケーション使用キーの通知
に関するもので有ると判定した場合は、図10に示す形
式でアプリケーションが使用しているキーを記憶装置2
の記憶領域30に記憶することにより、アプリケーショ
ン使用キー情報を作成する(ステップS36)。
【0048】この後、上記ステップS36において作成
したアプリケーション使用キー情報を、かな漢字変換シ
ステムに通知し(ステップS37)、上記ステップS3
4へ戻る。
【0049】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、中央演算装置1は、アプリケーションの起動時にか
な漢字変換システムからアプリケーションに対してアプ
リケーションが使用しているキー情報を要求し、アプリ
ケーションからかな漢字変換システムに対してアプリケ
ーションが使用しているキー情報を通知し、アプリケー
ションが使用しているキーとかな漢字変換システムが既
に使用しているキーとが重複しているか否かを判定し、
キーが重複している場合に重複している旨を表示装置5
に表示させるため、複数のアプリケーションを起動して
操作対象となるアプリケーションを切り替えながら作業
を行う場合においても、操作者はかな漢字変換システム
が使用しているキーと複数のアプリケーションが使用し
ているキーとが重複していることを容易に認識すること
ができ、これにより、従来のようにかな漢字変換システ
ムが使用しているキーと複数のアプリケーションが使用
しているキーとが重複しているか否かを操作者自身が調
べなければならないといった煩雑性を解消することがで
き、操作性の向上を図ることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、かな漢字変換システムを有する情報処理装置
は、アプリケーションの起動時にかな漢字変換システム
からアプリケーションに対してアプリケーションが使用
しているキー情報を要求する要求手段と、アプリケーシ
ョンからかな漢字変換システムに対してアプリケーショ
ンが使用しているキー情報を通知する通知手段と、アプ
リケーションが使用しているキーとかな漢字変換システ
ムが既に使用しているキーとが重複しているか否かを判
定する判定手段と、キーが重複している場合に重複して
いる旨を表示手段に表示する表示制御手段とを具備して
いるため、操作者はかな漢字変換システムが使用してい
るキーとアプリケーションが使用しているキーとが重複
していることを容易に認識することができ、これによ
り、従来のようにかな漢字変換システムが使用している
キーとアプリケーションが使用しているキーとが重複し
ているか否かを操作者自身が調べなければならないとい
った煩雑性を解消することができ、操作性の向上を図る
ことが可能となる。
【0051】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
かな漢字変換システムを有する情報処理装置において、
複数のアプリケーションを起動して操作対象となるアプ
リケーションを切り替えながら作業を行うことが可能し
ているため、請求項1の発明と同様に、操作者はかな漢
字変換システムが使用しているキーと複数のアプリケー
ションが使用しているキーとが重複していることを容易
に認識することができ、これにより、従来のようにかな
漢字変換システムが使用しているキーと複数のアプリケ
ーションが使用しているキーとが重複しているか否かを
操作者自身が調べなければならないといった煩雑性を解
消することができ、操作性の向上を図ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るかな漢字変換
システムを適用した情報処理システムの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るフローチャートであ
り、(a)はかな漢字変換システムプログラムのフロー
チャートである。
【図3】第1の実施の形態に係るアプリケーションのフ
ローチャートである。
【図4】第1の実施の形態に係る記憶装置の各記憶領域
を示すものであり、(a)はアプリケーション使用キー
情報の記憶領域を示す説明図である。
【図5】第1の実施の形態に係るかな漢字変換使用キー
情報の記憶領域を示す説明図である。
【図6】第1の実施の形態に係る重複キー情報の記憶領
域を示す説明図である。
【図7】第1の実施の形態に係るかな漢字変換システム
とアプリケーションとの間における重複キーの一覧を表
示する重複キー一覧表示画面を示す説明図である。
【図8】第2の実施の形態に係るかな漢字変換システム
プログラムのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態に係るアプリケーションのフ
ローチャートである。
【図10】第2の実施の形態に係る記憶装置のアプリケ
ーション使用キー情報の記憶領域を示す説明図である。
【図11】第2の実施の形態に係るかな漢字変換使用キ
ー情報の記憶領域を示す説明図である。
【図12】第2の実施の形態に係る重複キー情報の記憶
領域を示す説明図である。
【図13】第2の実施の形態に係るアプリケーション別
かな漢字変換システム使用キー情報の記憶領域を示す説
明図である。
【図14】第2の実施の形態に係る表示画面を示すもの
であり、(a)はキー設定変更確認画面を示す説明図、
(b)は重複キー一覧表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 中央演算装置(要求手段、通知手段、判定手段、表
示制御手段) 2 記憶装置 3 キーボード 4 マウス 5 表示装置(表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトキー・コントロールキー等の入力
    手段を具備し、アプリケーションとの間でデータの受け
    渡しが可能なかな漢字変換システムを有する情報処理装
    置において、 アプリケーションの起動時にかな漢字変換システムから
    アプリケーションに対して当該アプリケーションが使用
    しているキー情報を要求する要求手段と、アプリケーシ
    ョンからかな漢字変換システムに対して当該アプリケー
    ションが使用しているキー情報を通知する通知手段と、
    アプリケーションが使用しているキーとかな漢字変換シ
    ステムが既に使用しているキーとが重複しているか否か
    を判定する判定手段と、キーが重複している場合に重複
    している旨を表示手段に表示する表示制御手段とを具備
    することを特徴としたかな漢字変換システムを有する情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載のかな漢字変換システ
    ムを有する情報処理装置において、複数のアプリケーシ
    ョンを起動して操作対象となるアプリケーションを切り
    替えながら作業を行うことが可能であることを特徴とし
    たかな漢字変換システムを有する情報処理装置。
JP8357121A 1996-12-25 1996-12-25 かな漢字変換システムを有する情報処理装置 Pending JPH10187708A (ja)

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